百夜

  

  

九十九の物語があり、

九十九の想いを綴った。

その後、彼は、彼女は、どうしたのだろう・・・

彼は、彼女は、どういった選択をしたのだろう・・・

九十九の一時は、無限に広がる枝葉の ほんの一時に過ぎず、

過去となりし影に過ぎず

それでも 尚 翻弄され、迷わされ、引き戻される想いから、

人は いつ、解放されるのだろうか

 

そして、また、多くの想いが 広がって行く

  

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