全てがやめた日

  

      地は叫び 海は狂い、
      空は空である事をやめ、
      太陽は責め  皆がそれである事を忘れた


私は何も産みだすまい
私は何も育てまい
私は何も守るまい
私は何も育まい
      全てが 本来の姿を見失った


                     人は 何だったろうか
                       何をすべきだったろうか
                         何を しまいと思ったろうか
                           生きる事をも 否定する


   それでも 破滅にひた走るのをやめない
   それでも 目を背け、
   「私は知らない」と 同じ事を吐き、
   「そんな まさか」 と、
   それでも 「私の目は開けている」と言う


                                                   滅に 幸あれ
  

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