妖精が舞い降りる
  絶え間なく 次々と
街が 妖精に覆われる
  覆いつくす妖精達
私の上にも 降りたつ

「私は あなたが留まるような者ではないわ」

フッ と、掌の上から消える
涙を残して

  何故 泣くの?
   何を 泣くの?

やがて妖精達は涙となる
涙となって 覆いつくす
やめて・・・
私まで 悲しくなる・・・・・・

  

もくじへ   まえへ   つぎへ   Go Back