史上最低のクソゲー: 「ファイナルファンタジー15」 / やり込み in FF

管理人の日記
「やり込みinFF」の管理人として、ケジメを付けるために書きました。

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俺の人生最悪クラスの作品です


 この11月29日に発売したPS4/「ファイナルファンタジー15」(Pro&SSD/DL版)、仕事の都合で少々遅れてしまいましたが、先日からプレイを開始しており、本日やっと本編シナリオ部分をクリアーできました。というわけで、本日はその感想を述べてみたいと思います。
 …と言っても、その感想は上記の通り「糞」というものである。しかも、ただのフレッシュうんちではなく、「史上最低」「人生最悪」と派手な形容付きだ。今回やたらと話題になったAmazon式評価で言えば、当然のごとく★1である。それ以外の採点は不可能だ。というわけで、今回はその理由を3つの段落に分けて、じっくりと書いてみることにしたい。
 ――ちなみに。本作は、「PS4で発売される初めての超大作RPG」であり、PS4を応援する人間としては表立った批判が行いづらい。また、当サイトはあくまでも「FFシリーズ中心」であるため、その最新作であるFF15を厳しく批判するというのはやはり立場上難しくなる。が、それらの点を考えたとしても、この「FF15の批評」という問題からは絶対に目を逸らすことができないのである。それくらい、俺にとっては大切なタイトル“だった”…のだ。


1 体験版から変わらない微妙グラにシステム


 まず挙げるべきはここであろう。まずFFシリーズと言えば、皆さまご存じの通り、美しいグラフィックと斬新なシステムが特徴となるRPGである。そして本作は、PS4でも中期に発売されるタイトルであるため、そのクオリティには大きな期待が寄せられていた。が、本作はまずここが駄目なのである。
 …というのも、PS4時代によく話題になるグラフィック品質の話として、「画素数」(一般には「解像度」とも。画面のきめ細やかさを表す数値)、そして「fps」(1秒間に表示する画像の枚数を表し、動画のなめらかさを表す数値)が挙げられる。具体的な数値としては、今世代では1080p/60fpsという品質が基準とされており、これにどこまで近づけられるかが大きな焦点の一つとなっている。実際、2015年に発売した「メタルギアソリッドV:ザ・ファントムペイン」などは、常時1080p/60fpsを実現しており、その高度な映像表現がゲームの面白さを大きく高めていたものだった(関連:【2015/11/2】

 が、FF15ではそのどちらの数値も基準に達してはいないのである。FF15の“それ”は可変とされているが、恐らく安定しているのは900p/30fps程度であり、「ティアリング」(フレームの切り替わりがスムーズに行われず、歪んだ画像が表示されること)も発生していると推測されることから、純粋な画像クオリティはPS4の上位水準に遠く達していないのだ。
 …では、スペックではなく、「モデリング」(3Dポリゴンの形状データー)「テクスチャ」(ポリゴン表面に貼り付けられる画像ファイル)などの映像表現で特別に優れているのかというと、そういうわけでもない。唯一、「カメラワーク」(3Dモデルを描写する視点の動き)「プリレンダリングムービー」(いわゆる「CGムービー」、あらかじめ他の高性能コンピューターで編集された、見るだけの映像部分)のクオリティに関しては、さすがにFFシリーズとしての意地を感じるものであるが、『FF13』などのシリーズに比べて、本作はそれらのムービー要素を感じられる部分が圧倒的に少ないのである。
 ――と。ここまで、カタカナ用語を使って細かく書いてきたのだが、要は「FF15は、俺のようなコアゲーマーが求める映像クオリティに、遠く達していない」ということなのである。しかも、PS4proを使っていてコレなのだ。もはや、PS4水準に達していないことはもちろんとして、前作『13』と比べても大きく進化しているとは言えない。これはもう、PS3.5レベルと表現するしか無いであろう。

 また、システム面に関しても。本作は、ボタンを押すと自動的に攻撃を繰り出してくれ、ボタンで回避を行うといったアクションRPGのようなシステムを採用しているが、そのバトルシステム自体が、残念ながら著しく微妙なのである。
 …やれ。これに関しては、体験版の時点においても「○ボタンを押すと勝手に画面の中のキャラクターが操り人形のようにフラフラ剣を振っている」【2016/4/18】などと厳しく非難したものであったが、本編においてもそれは大きく変わっているということは無い。相変わらず、キャラクターの動作はモッサリしており、回避ボタンを押してからも、少し遅れたタイミングでローリングを行う。それだけなのである。
 ――更に、本作では乱戦が多いうえに、カメラワークも悪いことが多いため、もはや何をやっているのかサッパリ分からないという状況も少なくない。総合して、アクションゲームとRPGの悪いとこ取りをしたような感が強く、バトルシステムについては全く面白みを感じないものである。これならば、割り切って完全アクションにしてしまうか、はたまた『FF12』のような独自性の高いシステムを採用したほうが良かったのではないだろうか。

 と、いうわけで。これらの「グラフィック・システム面」に関しては、体験版の時点で俺は大きな失望を寄せていたのであるが、それが製品版で大きく変わったということはなく、全体的に俺の求める水準には達していなかったのである。
 ――とはいえ。これだけならば、所詮は「俺の好みには合わなかった」で済む話であるし、皆さまの側としても(;・∀・)「体験版で分かっていたのに、なぜ購入した?」という反論もできることであろう。また、この「グラフィック」「システム」の両面に関しても、完全に体験版と同じというわけでもなく、ある程度の改善が為されていた。というわけで、これだけであれば、“体験版より改善はされたが微妙”くらいの評価で済んだのであるが…。


2 終盤に向けて加速的に崩壊する物語


 まず。前作『13』のように、本作FF15は全15章立ての物語となっており、主として前半部ではオープンワールド(広いマップを用意し、ストーリーを進めるメインミッション+それに関係の無いサブミッションという形式で構成された方式)、そして後半部ではストーリー描写を重視した一本道形式で話が進んでいく…のであるが、本作においては、この後半部が致命的なまでに壊滅しているのである。
 …まず。本作における「後半部」と言えるのは、恐らくはリヴァイアサン戦が終わったのちの10章以降を述べるのであろうが、そこから先はもう何と言うか酷いのである。1章辺りが、酷い時には数十分で終わり、内容的にも見せ場となるような点が少ない。
 ――とりわけ。噂で聞いていた「13章」の出来に関しては、まったくもってゲーム史上においても歴代最悪クラスとしか言いようがないのである。プレイヤーは、仲間と引き離され、陰鬱な暗い道を、バトルや成長のシステムがほぼ完全に封じられた状態で、2時間以上に渡って歩き回らせられる。それはもう、「不愉快」以外の言葉で形容しようが無い。俺は、攻略サイトを見ながら進めたのであるが、次々と現れる広大なだけのマップを相手に、(;^o^)「まだ続くのかよ…」と幾度なく溜め息をつかされるものであった。既存のゲームで表現するのであれば、FF13-2の4章前半のシ骸地獄がちょうど数倍の長さになったかのような感じである。実質的にバトルが回避不可能なことや、遠距離の敵によってアイテムが回収不可能になることなども含めて、まさしくあれの再現といって過言ではない。人はまた、同じ過ちを繰り返そうとしているのか…。

 また、それ以外の序盤:“オープンワールド”部に関しては、一般に「好評」とされることが多いが、俺はそれに関しても満足をしてはいないのである。
 …まず、俺はそもそも「オープンワールド」というシステム自体が好きではない。それは、“あそこにいってこれをやってきて”といういわゆる「おつかい形式」で進められることが多く、結局は攻略を見て一番効率の良いルートで回るようなやり方になることがほとんどであるからだ。もちろん、「メタルギアソリッドV」のように、求めるゲーム性とオープンワールドの方向性が一致していて高い評価を得る場合もあるが、少なくとも『FF15』の場合はそうではなく、俺もメインシナリオ以外のほぼ全てを無視して物語のみを進めたものであった。
 ――また、その道中のメインシナリオに関しても、ハッキリ言ってガバガバである。例えば、本作の主人公は、外遊(※公的な外国訪問)中に自国が侵略によって滅ぼされるわけであるが、「自国民の避難状況はどうか」「王家の一族はみな死んでしまったのか」「国家の行政は機能しているのか」「帝国の目的や編成はどうか」「反乱軍は立ち上がっているか」などという当然起こる疑問を無視して、“ファントムソード”という歴代王の剣を集めるための旅に出る。そして、そのファントムソードは全て集めなくてもラスボスを倒すことができるのである。ソードマスターノクトかな?
 さらにその後も、帝国軍の基地を打倒するために「深夜に侵入しよう!」と計画を立てるも、駐屯地からたった200mの位置で堂々と火を焚いてキャンプをし、果たして潜入をするも結局は見つかって全面戦争を挑み4人で基地を全滅させるという「だったら最初から正面攻撃しろよ」などという疑問をいだかだるを得ない状況が発生する。その他にも、路面がいくら荒れていようと地面の起伏にピッタリ張り付いて進む粘着車両などグラフィック上の表現から、やたらと小さな文字・白背景だと読みづらい字幕・プレイヤーの視点とボタン上の操作が一致しないUIなどシステム面まで、とにもかくにもイラッとさせられる点が多い。言うまでも無く、これらは「作り込み不足」によってもたらされた産物であるというしか無いのである。

 その他、シナリオとしての物語面に関しても、もはや言うまでもなく崩壊してしまっている。
 …まず、本作の物語は、ネタバレとなるがある黒幕の個人的な復讐心によってもたらされたものなのであるが、その手段があまりにも回りくどいせいで、結局のところ無意味に世界を巻き込んだあげく、その復讐さえ果たされたかどうか微妙になってしまっている。PS4の性能で実現できる世界感からするとあまりにちっぽけな物語であり、黒幕に感情移入ができない人にとっては、(;・∀・)「は?」以外の何物でもないであろう。
 ――また、その他に関しても。とにもかくにも物語面に関しては描写不足が目立つ。例えば、主人公とその同行者に関しては、結局のところ「仲の良い友達」という悪い意味での大学サークルクラスの関係性しか感じることしかできないし、サブキャラクターに関しても、少し登場してすぐ離脱するために、もはや解釈をする材料すら不足している始末である。特に、メインヒロインであるかのように触れられていたルーナ(ルナフレーナ)が、中盤のあるシーンで少し活躍するだけで物語から脱落してしまう始末に関して、俺は(;^o^)「例えるならばホープのオヤジ」などと思ったものであった。そういえば、あそこのリヴァイアサン戦は、作中屈指の名シーンであるかのように見せかけて、結局はただ派手なだけのイベントバトルであり、「これを作るのにどれだけの金と時間を費やしたんだろう…」という乾いた感想しか持てないものだったな…。


3 スタッフの大言壮語・約束破り


 とまあ。そんな感じで、純粋なゲーム的クオリティに関しても、「PS4レベルに及ばないグラフィック・システム」「崩壊したストーリー」などと評価のできないFF15なのであるが、極めつけて嫌悪感をいだかせているのが、製作スタッフによる大言壮語・約束破りなのである。
 …まず、本作に関しては、当初2016年9月30日に発売予定と、イベントを開いてまで発表が為されていたが、その後に11月29日へと発売が延期され、その理由をスタッフは「オフラインの方にも“極上クオリティ”をお届けするため」と説明していた。
 ――ところがどっこい、結局のところ、11月29日の発売当日に、合計で7GBにもなるアップデートパッチが配信されることが決定された。しかもである、そのパッチをもってしても、同年11月10日に発売されたPS4proには対応していないのである。さらにさらに! 当初そのPS4proに対応した画質向上パッチは、12月中に配信予定とされていたが、今年も残り4日となった現在においてもそれは配信されてはいないのだ。オフラインでの“極上クオリティ”どころか、その後の約束においても、既に守られてはいないのである。これを「約束破り」以外の何だと言うのだろうか。

 その他にも、本作では、歴代シリーズ愛好家(スタッフ含む)「FF病」と称するなどといった罵倒行為、ネットネタに対する馴れ合いや作品の出来に対する大言壮語などがやたらと目立った。代表的なものは、「モーグリを登場させて欲しいですか?」であろう【該当ツイート】そんなもん自分で決めろ。
 …まあ、いくらこんな戯れ言を抜かしたところで、結局のところ作品が面白ければそれは全て正の方向で評価されるものである。そして、今回に関しては、その逆の現象が起こっているのだ。つまり、作品が面白くないから、スタッフの発言全てがマイナスの方向に受け取られてしまっているのである。
 ――やれ。本作のスタッフ、特にディレクターの…あえて呼び捨てにさせて貰うが、「田畑」に関しては、俺は2011年発売の『零式』の時点から、信頼をしていないものであった【2011/10/29】。その当時から、「アップデートを前提とした未完成商法」「ネットを介した一部ユーザーとの馴れ合い」など、「田畑作品」の悪い面は見えており、今作の出来はある程度までは予想できていたのである。

 ちなみに。本作に関しては、「アップデートロードマップについて(笑)と称して、今後の中長期的な追加要素の計画が公式サイトにて示されている。それによると、まずは短期的な目標として、件の13章の「満足度をさらに高めます」という処置を施すらしく、その後の中・長期的な目標としては、説明不足が嘆かれた各種キャラのエピソードを追加(各言語版のボイス付き)、さらにはサブキャラクターの戦闘加入などの更新を予定しているらしい。
 ――が、言うまでもなく、そんな追加は遅すぎるのである。そもそも、発売から1ヶ月が経っている現在において改善されていない時点で、今さらどうにもすることができない。そもそも、本作に関しては、構想から言えば10年以上、ハードがPS4に変更されてからも3年半、さらに当初の発売日からも2ヶ月が延期されており、開発時間に関しては十分だったはずだ。それを今さら、「アップデートで改善する」と言うのである。一体、これのどこが“極上クオリティ”だと言うのだろうか…。もはや、名誉挽回には遅すぎるのである。そもそも、12月中に出すとしていたPS4pro対応のパッチでさえ未登場という現実から、この「アップデートで改善!」というスタッフの大言壮語に関しては、その内容を察するべきであろう。遅えよ。もうクリアしたわ。


「全てのFF族に告げる――」
 
は?(威圧)


 そんなわけで。この『FF15』は、グラフィック・システム面がPS4クオリティに達していないことを始めとし、後半に向けて雪崩のように瓦解していくストーリー、そして吐き気のするようなスタッフの大言壮語など、まったくFFシリーズ正統続編として満足できるものではない。それどころか、単体のゲームとしても特にクオリティが高いと言うことはなく、様々な面を考慮すれば、シリーズ最低の駄作と呼んでも過言では無いだろう。
 …まったく。俺は、ここまで予算とスタッフを無駄遣いしたゲームを見たことが無い。しかも、『13』から数えれば7年振りとなる正統続編において、こんなものが出て来てしまったのである。それを考慮すれば、もはや俺の人生において「ファイナルファンタジー10-2」「Newスーパーマリオブラザーズ」にも匹敵しうる、人生レベルのクソゲーとさえも形容できてしまうのである。評価点は…冗談抜きで「発売したこと」くらいかな?
 ――やれ。俺が、このようにF…『某15』をクソゲーと評価することに関しては、もはや覚悟のできていた範疇である。だが、今作は仮にも、かつて「国民的ゲーム」と呼ばれた作品だ。だから、普段ゲームをやらない人たちが、この某15によって(;・∀・)「PS4のゲームなどこの程度か…」と思ってしまうのが残念で仕方が無いのだ。俺がやったゲームに限ってみても、「メタルギアソリッドV:ザ・ファントムペイン」や「アンチャーテッド:海賊王と最後の秘宝」など、グラフィック・ゲーム性の両面でPS4の新時代を感じさせる作品が登場しているというのに…。

 というわけで。「やり込みinFF」などというFFサイトを運営している俺の『某15』の感想は、「史上最低。シリーズ失格。」以外の何物でもない。メインストーリーだけを追って足早にクリアしたが、もう二度と触れることは無いであろう。そして購入したのはDL版であるため売ることもできない。それどころか、( ^o^)「FFだから、結局は面白くなるだろう!」という信頼の元、限定版サウンドトラック・攻略本2冊・シーズンパスまで予約購入してしまった大馬鹿者である。本作に費やしたお金は、ざっと25000円というところだろうか。まあ、既にプレイした分・届いた分は返せとは言わないから、せめてシーズンパス(今後の有料DLCが全て遊べるようになる先行チケット)だけは払い戻ししてほしいものだ。お前に費やす季節はねえよ。
 …ちなみに、本作が、俺が長きに渡って育ててきたFFシリーズ全体に対する信頼にまで影響を与えるということは、さすがに無い。が、もし今後もFFシリーズの続編を「田畑」が担当するようであれば、二度と買うことは無いであろう。まあ、タヒねとまでは言わないから、もう永遠にシリーズに関わらないでくれるかな。よくもまあ、優秀なスタッフを何年も使って、ここまでの糞を捻り出してくれたものであるよ。
 ――そんなこんなで、当サイト的には、もう少しだけ『13』のライトニングさんに頑張ってもらうことになる。そしてそれが終われば、今度は『ワールド・オブ・ファイナルファンタジー』の出番だろう。申し訳無いが、某15の舞台は永遠に無いのである。でも、俺――いえ。私は、覚悟をしてプレイをしてきました。けれど、何かこうして感想を書いてみると…すみません。やっぱり、辛いです。

登録タグ/ FFシリーズ これはひどい

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2016年12月27日の記事を表示しています。


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