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管理人の日記 - 2022年8月の記事 / やり込みinFF

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管理人の日記ログ
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2022年8月1日(月)
「dアニメストア」に加入をしました…


 
私が好きな初期3作だけでも約550話あります。1日1話ずつ見ていっても1年半が掛かるぞ…


 本日から私は、動画配信系の“サブスク”
(定額サービス)である、「dアニメストア」と契約をしてみたのである。
 …まず、映像配信系のサブスクは、
インターネット時代における娯楽の花形となりつつある。月額500円〜1000円程度という安価な料金で、誰もが知っているような名作も含め、一生かかっても見きれないような莫大な動画コンテンツを、オンラインで視聴可能となる。単純な有料テレビ放送と比べた場合、利用料金が安いというのもそうだが、配信作品を、インターネットを通して自由に選んで見られるという利便性も魅力である。
 ――最近では、旧作だけでなく、新作まで、これらのサブスクサービスで配信するというパターンも出てきた。時代は変わったのだ。もはや、映画館やレンタルビデオ屋どころか、地上波テレビですら撃ち落とす勢いである。まさに、インターネット時代ならではというものだ。

 さて。私が、その動画配信サブスクの中で、「dアニメストア」を選んだ理由について、説明をしていこう。まず私は、
正式なインターネットが開通したら、映像系サブスクを何か一つ契約しようと、前々から考えていた。私の主要な娯楽は、ゲームとインターネットなのであるが、さすがにそれだけで、世の中の娯楽全てを網羅できるわけではない。「動画配信サービス」を自らの生活に取り込むことで、新風をひとつまみ加えてみようと思っていたのだ。
 …また、その中で、あえて私が「dアニメストア」を選んだ理由は、
遊戯王が見たかったからである。dアニメストアは、日本のアニメに特化した映像配信サブスクであり、月額440円と、同系統のサービスの中で最安クラスである。もっとも、「amazonプライム」であれば、主要なアニメ作品に加え、実写映画からドラマやドキュメントまで幅広く網羅されている。そして、本家である通信販売の特典なども得られるうえ、月額500円と安いため、一般的にはこちらのほうが良いであろう。しかし、dアニメストアでは、遊戯王シリーズの全てが配信されている。この差は、私にとって、天と地ほどに大きいのだ。

 やれ、私が、遊戯王シリーズの中で、全てテレビ放送に合わせて視聴をしたのは、2008年4月〜2011年3月の「5D's(ファイブディーズ)」のみである。それ以外は、歯抜けであったり、切り抜き動画を見たり、はたまたネットの感想まとめを読んで視聴したことにするなど、中途半端な状態が続いていた。
その遊戯王シリーズを、全て1からちゃんと見てみたいと思ったのだ。
 ――まあ、「dアニメストア」には、本当の初代である
テレ朝版こそ無い(どのサービスにも無く、ついでに再放送やDVD・Blu-rayでの再販も無い)。だが、それ以外は、第1作の「デュエルモンスターズ」を皮切りに、劇場版作品なども含みつつ、最新/第8作の「ゴーラッシュ!」ですら、現行放送の1話前までが配信対象となっていた。遊戯王アニメを満喫するのに、これ以上の動画配信サービスは無いというものであろう。

モンハンワールド、7リメイク第1弾、地球防衛軍5と活躍しつづけ、最後はアニメ視聴用に…


 ちなみに、細かい点として、インターネットの完全開通が7月24日
【日記:2022/7/24】なのに対し、「dアニメストア」との契約が8月1日となった理由であるが、これは、dアニメストアの最初の無料期間こそ「31日間」で固定であるものの、そこから先は、1ヶ月ごとに料金が請求される形であるため、「7月24日」で契約をすると、2ヶ月目は1週間ぶんだけで料金が請求されてしまう。そういった事態を避け、無料期間をフル活用しつつ、その次の月からも、しっかり1ヶ月の利用に対して料金を支払っていきたいと思ったからだ。まあ、お金は私が労働という苦役を乗り越えて得た、極めて大切な物なので、その利用には、微細な部分にまでこだわっていきたいと思ったのだ。
 …また、「dアニメストア」は、現状、
PS4では利用できるが、PS5にはアプリケーションが存在しないという、怪しい状況になっている。よって、先月のPS5の購入【日記:2022/7/9】以来、私の中では役目を終えていたはずのPS4proにも、「dアニメストアの視聴用」という奇妙な存在意義が生まれた。そう言えばPS3も、FF13のやり込みプレイが終わったにも関わらず、torne用【日記:2022/3/27】という役割があり、未だに片付けられないでいる。古い物にも、微妙に存在意義があり、そういうところが私みたいな人間には刺さったりするのだ…。
 ――そして、dアニメストアにおける遊戯王アニメの視聴環境についてだが、もともと古い作品が多いということで、画質については決して良くない。なにせ、第1作の「デュエルモンスターズ」は20年前、初めてデジタル放送に対応した「5D's」ですら15年近く昔なのだから。まあ、それは仕方ないとしても、
字幕機能に対応していないのは痛恨である。基本的に、私は遊戯王シリーズを初見ではないということで、“ながら視聴”のようなものが中心となるが、それに役立つ字幕表示ができないというのは残念である。加えて、遊戯王シリーズには、画像レスで使えるような便利なセリフも多いため、そういった“素材集め”の用途にも使えないというのも、悲しいものだ。
 その他、私は、既に次世代機であるPS5にゲーム環境をまとめつつあるので、
PS4でしかアプリを起動できないというのも、普通にデメリットである。もはや、ゲーム機を乗せている棚は、物理的にパンパンとなっている。本体もDL版にしたいものだ…。

 そういうわけで。色々と問題点は少なくないものの、とりあえず、「dアニメストア」と契約をしていれば、遊戯王シリーズの第1作/
「デュエルモンスターズ」から、放送中の第8作/「ゴーラッシュ!」まで、全てを見ることができる。
 ――もちろん、その他のアニメについても、例えば
「エロマンガ先生」【日記:2022/6/8】なども、安価な月額を払い続ける限り、その全話が、インターネットを通していつでも視聴可能である。様々な作品で見識を広げ、より人生を楽しめるようにしていきたい。

(2022年8月25日)

登録タグ/ 機械一般
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2022年8月4日(木)
【再】WiiU&3DSストアへの課金は、この8月末まで!


 
「最終セール」の告知は、PS3/Vita/PSPでもやってほしかった…


 1ヶ月を切ったので、忘れずに告知をしておきたい。
旧任天堂ハードである「WiiU&3DS」のDL版ストアは、この2022年8月30日の13時30分にて終了である【任天堂公式の告知】
 …厳密に言うと、その8月30日に終了するのは、「残高の追加」であり、購入自体は来年3月28日まで可能ということである。しかし、その半年の間で、何か新しいソフトを買おうと思い立ったところで、ウォレットへの追加課金ができないため、新たに購入をすることは不可能である。よって、基本的には、
この8月末にて、WiiU&3DSのDL版のソフト/追加コンテンツ購入は終了となると考えておいたほうが良いであろう。
 ――なお、関連記事として、以前にもこの話題が発表された頃に、私の日記で触れたことがある
【日記:2022/2/18】。該当記事では、WiiU&3DSのストア終了によって遊べなくなるタイトルについて、FFシリーズを中心に、その他の作品についてもまとめてある。よって、その記事についても、併せてご覧いただけると、理解が深まるであろう。


 訂正(2022/8/5):8月30日に残高の追加が不可能になったのちも、スイッチ等で使用する「ニンテンドーアカウント」を利用すれば、ウォレットへの課金ができ、来年3月まではDL版の新規購入が可能となります【任天堂公式告知】のQ7)。お詫びして、訂正いたします。



 さて。WiiUと3DSは、既に、その大半の機能を後継機であるニンテンドースイッチに譲った。ということで、基本的には、その役目を終えたと言える。しかしながら、WiiUと3DSだけに存在する魅力の一つとして、
両者ともに、過去ハードのアーカイブス機能が豊富である。スイッチは、一応は有料オンラインサービスへの加入で、過去ハードのタイトルを遊ぶことはできるが、率直に言って、WiiU&3DSと比べれば、遥かに劣ると表現せざるを得ない。特に、HDMI画質で過去ハードのタイトルを出力可能なWiiUの存在意義は、今もってなお、極めて大きいと、私は考える。
 ――具体的に述べてみよう。FFシリーズについて、WiiU&3DSでは、『FF1』『2』『3』『4』『5』『6』の、
FC/SFCで発売された“オリジナル版”を、それぞれ遊べるという特徴がある(※3DSにおけるSFCソフトはNew3DS限定)。これらの作品は、後のハードにおける移植によって、存在意義が薄くなったパターンも多い。しかしながら、「多数のバージョンを遊び比べたい!」という場合に、FC&SFCソフトが動くWiiU/3DSの意義は、非常に大きかったと言える。まあ、今となっては、某○ミュを使うということも考えられなくもないが、私はあくまで公式の環境というものにこだわりたいので…。

 ちなみに。ライバルハードである
プレイステーションについては、かつて一度、PS3/Vita/PSPという旧ハードのDL版ストア閉鎖が発表されたことがあるのだが【日記:2021/3/30】【2021/3/31】その後に撤回が為され、2022年8月現在でも、それらのDL版ストアは利用可能となっている。
 …ただ、私が思うに、根本的な問題は、旧ハードのストアが終了してしまうことではなく、
新ハードに引き継がれないことだと思うのだ。例えば、PS5でFF13シリーズが動くようになれば、私はようやくPS3を片付けられるだろうし、Vita/PSPの使用法を補完するPS5用の周辺機器が出るならば、私は喜んで、それら2種のハードを押入れにしまうであろう。「過去作のプレイ」という重要な機能が、それら旧ハードでしか果たせないからこそ、未だに私はそれらの機器を必要としているし、代替機能が無いままに、DL版ストアが終了してしまうのには、悲しみを感じてしまうのである。

実際、スイッチでFC&SFC&GBAソフトがDL配信されれば、WiiU/3DSは即不要になるのだが?


 というわけで。WiiU&3DSのストア終了まで、
残り1ヶ月を切った。
 …まあ、過去ハードのタイトルというと、
実際のプレイ以上に、コレクション用という意味合いが強いため、今からそれらを全て網羅しておくというのは、難しいというものであろう。私も、正直、長期的なFFやり込みとなると、どういう状況になるかは予測不能である。よって、閉店となるWiiU/3DSストアにて、過去タイトルをどこまで買っておけば良いかということは、もはや分からないと言わざるを得ない。
 ――そして、中古屋や個人取引でも購入可能なパッケージ版とは異なり、
DL版は公式が販売を停止すれば永久にプレイ不可能となるため、喪失感も大きい。重ね重ね、WiiU/3DSのDL版ソフトが、スイッチや、その更なる次世代機に引き継がれなかったのは、残念である。もちろん、これは任天堂陣営だけに限った話ではない。PS陣営の旧ハードへのソフト配信だって、いつ終わるかは分からない。だが、「歴史を忘れた民族に未来は無い」のである…。

(2022年8月25日)

登録タグ/ ゲーム一般 FFシリーズ
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2022年8月8日(月)
【呪】新型コロナウイルス感染症にかかりました…


 
3回組だけどキツい。みんなワクチン打て


 この土曜日から、私は発熱をしており、月曜日を迎えても熱が下がらなかったので、本日は仕事を休んで病院の発熱外来を受診した。そしてそこで、予想通り、
新型コロナウイルス感染症のPCR検査が陽性であったことが発覚したのである。
 …まあ、私としては、
もはや検査するまでも無いと思っていた。発熱前日の金曜夜の時点で、体調がおかしいと思っていたのだが、ただの風邪や疲れなら、一晩寝ればバッチリ回復できる。それが、次の日になっても、治るどころか、38.0℃前後の発熱・咳・喉の痛み・頭痛・筋肉痛などが重くのしかかって来ていた。しかも、その症状が、土日の2日中、ずっと続いていた。この症状は、尋常ではない。
 ――また、時間を振り返ってみると、何かヤバいものを食べたとか、新しい行動をしたとか、そういう明らかな原因は見当たらなかった。そのため、
普段通りの日常の中で罹ったとしか思えない。この「常軌を逸した感染力」と、「やや重めの風邪のような症状」、そして「症状の持続時間」から、私はもはや自分が新型コロナウイルス感染症であると断定をしていた。職務の都合上、どうしても陽性/陰性をハッキリさせる必要があったため発熱外来を受診したのだが、本当なら私ごときのために医療リソースを割いている場合ではないのだ…。

 さて。新型コロナウイルスに感染しやすい環境と言うと、代表的な場面として挙げられているのが「宴会・会食」である。では、私が、先週1週間の間に、そのような迂闊な行動をしたかというと、
全くしていないのだ。
 …まず、私は普段から、「週末に週1回の買い物」というペースを守っており、先週の月〜金においても、アパートと職場の間を往復しただけである。その移動手段は
徒歩であるため、通勤途中で貰った可能性もゼロであろう。電車を使った長距離の移動などは、1ヶ月前にPS5を買った日【日記:2022/7/9】が最後である。まあ、その理由は、“こんな時代だから”というわけでなく、そもそも私が自転車圏内で生活が完結している人間だからなのだが。現在は1人暮らしなので、同居人からうつされたというルートも考えられない。会食なんて、するわけがない。会食をする相手が居ない。
 ――というわけで、感染場所としては、
まず間違いなく職場なのだが、そこでの行動にも、大きな穴があったとは思えない。職場では、社員食堂こそ使っていたが、そこでマスクを外してペチャクチャ会話しながら食べる…などという穴だらけの行動をしていたわけでもなく、一人で黙々と食事をしていた。まあ、これは、そもそも私が、休憩時間くらいは仕事の人間関係から離れたいと思っていて、別に感染対策というわけではなかったのだが…。その他のマスク・消毒などについても、周りと比べて、むしろしっかりやっていたほうの人間だと思う。皆さまご存じの通り、人々の“感染対策”にはかなりの温度差が有り、私の周りでも、常時鼻出しマスクであったり、「何週間ヒゲ剃ってないの?」みたいな人(ヒゲが伸びるとマスクの密着度が下がる)や、隙あらばマスクを外そうとする人、消毒もせず目や口をペタペタ触る人、お菓子を片手に仕事をする人などが普通に居るのだが、私はそういうことはしていなかった。ちなみに、最近は行っていないが、減量のためのランニングの時ですらマスクを着けていたというくらいの、感染対策過激派が私である。

 では、いったいどこでウイルスを貰ったのかというと、恐らく曜日としては水曜であると考えており、ルートとして3つの可能性があると推測している。しかし、
そのどれもが、一般的な感染対策を守っており、国が決めた「濃厚接触者」の定義には入らないのだ。
 ――つまるところ、
そんな人間側の分類などは無視して、ウイルスは感染を拡大していくのである。改めて思うが、とんでもない感染力だ。さすが、たったこれだけの期間で、世界を恐怖で覆っただけのことはある。すげぇよ、こいつは…。

症状自体はもちろん、持続時間もまたこれが


 さて。私は普段、こういう社会問題を全くネット上で話題に出さないため、どうしても“後出しジャンケン”っぽい言い方になってしまうのだが、この1ヶ月くらいは、従業員の間でもポツポツと感染者が出てきており、週間予定を定めた勤務表が、何度も書き換えられるようなことが常態化していた。だから、私にも、そろそろ順番が来るのではないかと思っていたのだ。
 …いっぽうで、私自身は感染対策をしっかりしており、自分がそう簡単に罹るようなことは無いであろうとも思っていた。
まあ、その自信はアッサリ突破されたのだが、だからといって、やっていることが間違いだったとも思えない。
 ――正直、普段行かない場所に遠出したとか、分かりやすく居酒屋で馬鹿騒ぎしたとか、そういうのが有れば分かりやすい。だが、必要な感染対策をやっていて、しかも職場でウイルスを貰ったとなると、もはやどうにもならない。
コロナウイルスの感染能力が高すぎる。逆に、どうすれば良かったの…?

 ただ。私が確実に言えることは、
ワクチン3回組になっておいて良かったということである。私は過去に、インフルとかいう雑魚ウイルスで40.3℃を発熱して病院送りにされたことがある【日記:2014/12/24】。もし、私がコロナウイルスに対するワクチンを未接種だったら、まあ、間違いなく、こんな文章を書いている余裕は無かったであろう。私の症状は、「38.0℃程度の、やや重めの風邪」という程度であるが、現状で3日も続いており、なかなかつらい。これに比べれば、ワクチンの副反応など、ちょっとしたお遊びである。もう少し耐えていれば、4回組にもなれていたのだが…。
 ――また、もうひとつ言えるのが、
私から他人にうつさなかったことは良かったという点だ。発熱前日の金曜日の時点で、コロナウイルスの性質上、私は既に他人にうつす能力を持っていたと思われるが、その金曜日に隣で働いていた人は、発熱することは無かった。まあ、その人の感染対策が良かったか、はたまた免疫力が高かったのかもしれない。ただ、私は、「被ウイルス側の対策」よりも「与ウイルス側の対策」のほうが重要であると考えている(もちろん、組み合わせれば、更に効果が高まる)。私がしっかりブロックをして、この苦しみを更に他の人へと拡散させなかったことは、不幸中の幸いであった。

 というわけで。PCR検査による陽性が発覚し、会社からもしばらくの出勤停止を正式に言い渡された。ただ、
「休みだワーイ!」という気分でないことは言うまでもない。前述の通り、「やや重めの風邪」という感じの症状が何日も連続し、体力の消耗が激しいため、ゲームや創作に没頭するような空気ではない。椅子に座ってパソコンやテレビに向かっているだけで、いつもより遥かに早く疲れ果ててしまうのだ。
 …よって、私は、できるだけ寝ていたい
(欲を言えば1週間くらい瞬間移動をしたい)のだが、不注意に早寝をしてしまうと、夜中に目が覚めて眠れなくなる。私は、症状の一つとして寒気がするので、季節に合わない厚着をしているのだが、そのためか、睡眠中にぐっしょりと汗をかいてしまい、かなり気持ちが悪い。この状態で夜中に何度も目が覚めてしまうのは大変に不快なので、文化的な行動をほとんど取れないにも関わらず、ふだん寝る24時近くまで起きていなければならない。無力感が果てしない。いつも通り、働いた後の余暇時間や、土日を普通に使ったほうが、遥かに有益に過ごせるだろう。
 ――まあ、私の行動で振り返ってみると、
駄目だった点は特に思い付かない。ただ、良かった点は、「ワクチンを必要回数打っていたこと」「自分が感染した後、それを他人にうつさなかったこと」である。それ以外、何も言えない。とんでもねぇよ、このウイルスは…。

(2022年8月25日)

登録タグ/ 社会一般 これはひどい
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2022年8月16日(火)
新型コロナ 陰性になりました


 
風邪薬を飲みつつ、また明日から仕事に行きます


 前回の記事
【日記:2022/8/8】から1週間が経過し、発熱開始を1日目とした場合の“11日目”における本日の検査にて、ようやく新型コロナウイルス感染症の陰性判定が出た。また、同時に、都道府県が定める“療養期間”も本日で終了であり、明日から仕事などの社会的活動を再開可能である。
 …まあ、個人的には
もう少し休みたいという気持ちはあったのだが、ただやはり、私は過去数年間、働いていなかった実績があるので、自分の中にサボり癖を付けてしまうのは好ましくない。やはり、全ての基本は、「時間と労力を費やして世の中に貢献し、その対価としての給料を得る」という、つまるところの労働である。また、体の調子が更に悪くなって、いわゆる後遺症が残るようなことも好ましくない。まあ、しっかり療養できたということで、ここらで切り替えて、明日からは普段通りの生活を再開していく所存である。

 さて。まず、症状についてだが、前の記事を書いた時点では、発熱3日目
(8/6[土]に発熱)と、苦しい時期であった。熱は38℃前後を行き来し、頭痛や咳に悩まされる。夜間は喉の痛みが酷く、唾液を飲み込むだけで苦痛が走った。寒気を感じるが、厚着でぐっしょり汗をかくという矛盾した状況であり、体力が大きく奪われていた。この症状が永久に続くのではないかと、恐怖していたのである。
 …しかしその後、5日目を迎えた頃から、熱が引いていき、その他の症状も回復していく状況に入った。そして発熱開始から1週間ほどで、主要な症状は消えていった。今回のコロナウイルスは、「後遺症」が多く話題になるが、私の場合は、大きな障害が残るということは無かったようだ。結果的に、
病院に通わなければならないほどではないため、軽症で終わってくれた。私ごときのために医療資源を使っている場合ではない…。

 ただ、「完治して、完全に前までの状態に戻ったか」というと、
そういうわけでもない。発熱11日目となる本日でも、軽い咳や倦怠感など、風邪症状のようなものが残っている気がする。また、昨日は体調が悪く、37.0℃を少し超える程度の発熱と、咳が再発し、あわや症状がぶり返すかと思った。しかし、本日の検査で陰性が出たので、この病気は終了であり、残った症状は、風邪薬でも飲んでごまかす他にない。ひょっとしたら、更に時間を掛ければ、残ったコロナウイルスを免疫が焼き尽くしてくれるかもしれないし、そうでないかもしれない。もはや、私にはどうすることもできない。
 ――まあ、振り返ってみると、この4月から、体が本当に健全だった状況は1回も無かったので、今回の症状も、その一環として、許容せざるを得ないだろう。逆に、許容しなかったら何なのだ。
火炎放射器で世界中の洞窟に住んでいるコウモリを燃やしに行くとか、そういうのしか思いつかないが…。

もうさすがにパージでは無理ですね…(最初から無理だった?)


 ちなみに。感染経路について、その後に分かったのだが、どうも私がウイルスを貰ったと思われる「8月第1週の真ん中あたり」では、私が肩を並べて仕事をしていた人から、1人ではなく、複数人の発熱者が出ていたという。私が、それらの人から貰ったのかもしれないし、実はそれらの人に私がうつしていたのかもしれない。このウイルス、「最初の1匹が入り込んでから2.5日で発症する」くせに、「発症の2日前から与感染力がある」という
バグった状況になっているため、もはや何が何だか分からない。職場の人間関係を考えると、あまりハッキリさせるべきでも無いだろう…。
 ――ただし、私の認識として、
運悪く隣の人がウイルス持ちであった場合、もはや感染の回避は困難である。そして、基本的には、あらゆる仕事は、人と人との関係で成り立っている以上、もはやこの経路の感染を100%避けることはできない。よって、「感染対策」はもはや現時代のエチケットであり、当然やるとして、その他にも、自分が発熱をした場合のオプションを持っておくべきだと思うのである。

 さて、その“オプション”は、具体的には、
まずはワクチン接種である。私は3回組であり、恐らくそのおかげで、雑魚インフルで40℃の発熱をするような虚弱体質【日記:2014/12/24】であっても、軽症で済ませられた。タイミングの都合上、間に合わなかったのだが、もし4回組になれていたら、無症状のまま終わっていたかもしれない。ワクチン接種は、残念ながら100%安全とはならないが、最も効果的なウイルス対策の一つだと考える。
 ――やれ、何やら、このワクチンを巡って、世間では色々と議論があるようだ。しかし、私は、
実際に発症した身として、打っておいて本当に良かったと思う。体質上、どうしても打てない人は仕方ない。しかしながら、“ただ単に打たないだけ”という人は、まあ、最悪の事態も覚悟しておくべきであろう。

 あとは、
物の準備なのだが、私は普段から、買い物を週1回しかしない人間【日記:2022/4/20】であるため、10日間の療養も何とかなった。
 …ただ、さすがに後半戦では物不足が起こり、牛乳やジュースなどの飲み物は、制限せざるを得なくなった。また、野菜についても、レタスが底をついたため、2種類の冷凍野菜を解凍したビショビショの物を、「サラダ」と呼ばざるを得なくなった。やれ、療養中だというのに、なに贅沢を言っているんだ…と思う方もいるかもしれないが、
である。病気を治すためには睡眠と栄養くらいしか無いので、食事は普段以上にしっかり取らなければならないのだ。
 ――とりわけ、今回の私の症状として、「味覚・嗅覚の異常」
無かった。また、私はこの療養期間で色々と食べまくったが、体重は増えるどころか減ったため、体はウイルス退治に莫大なエネルギーを要求するようだ。そしてもちろん、普段通りの食事が、病気の苦しみをいくらか楽にしてくれるということもある。「食事の質」は、もしコロナウイルスを貰ってしまって療養をする場合の、重要なポイントであると感じた。

 ちなみに。今の時代、通販などが発達しているから大丈夫! と私は思っていたのだが、結論から言うと、
「ネットスーパー」などの類は、使えなかった。これは、「不便だが、利用自体はできる」という意味ではなく、「使用できず、何の役にも立たなかった」である。
 …まず、私の住んでいる場所は、都会ではないが、「徒歩で駅まで行くことができ、コンビニや商業施設もある」といった感じの、普通の規模の町である。しかし、オンラインでスーパーマーケットやコンビニの機能が使えるサービスを幾つか調べたところ、
提供地域外となっていた。また、地域内となっているネットストアについても、こんな時代だからということか、配送枠が全て埋まっていて、注文ができない。ただでさえ、品の値段が高いうえに、少なくない配送料まで取るということで、満足度の低いサービスなのだが、物が届かないというのは論外である。結果的に、自分が感染者になるという苦しい状況において、サービスの利用ができなかったということで、評価としては0点だ。
 ――というわけで。もし自分が感染者となってしまった場合の物資面の準備として、普段から「米・味噌・カップ麺」などの保存が効くものは、溜めておくべきであろう。私は、未開封の10kgの米があり、大量のレトルト味噌汁を持っていて、電気・水道も通っていたため、飢え死にをするような状況は最初から考えていなかった。ただ、前述の通り、
病気を治すためには栄養が重要なため、やはりそこからワンランク上の食事を維持したい。そういう状況を、どうすれば維持できるのか、よく考えておいたほうが良いであろう。

ゲームの中なのにマスクを付けていて、偉い!


 ということで。まとめると、「運悪く周囲に感染者が出た場合、自らの感染を確実に避けることは不可能」「対策として、ワクチン接種は重要」「療養中に食事の質を維持するための策を考えておくべき」という程度だろうか。
 …まあ、私も前までは、自らの感染は避けられると思っていたのだが、
無理だった。正直、周囲に感染者が何人も居て、そこから十字砲火を喰らう状況になってしまっては、どうしようもならない。皆さまの職場や学校が、本日この状態で無かったとは、誰にも言い切れないのだ。また、このウイルスのぶっ飛んだ感染能力を考えると、2人以上で暮らしている場合、同居人の誰か1人が持ち込んだら、その他の全員がアウトとなるであろう。
 ――もちろん、感染対策として、マスクや消毒、会食の回避、ワクチン接種などは、重要である。しかしながら、
もはや感染自体を100%の確率で避けることは、私は不可能だと思うので、その先のオプションについても、当然のごとく考えておくべきだと思うのだ。

 ちなみに。私は明日から労働を再開するが、感染前と比較して、対策を変えるつもりはない。
 ――やれ、これは、
既にしっかり対策をしていて、もはや何も変えられないからである。仕事に行かなければ罹らないが、そりゃ無理だ。そういうわけで、場合によっては、2回以上の感染をすることも考えられるだろう。今回は軽症で終わったが、次こそ命を取られるか、はたまた重い障害が残ったりもするかもしれない。だが、そういうものも、もはや自然災害ということで、どうにもならないのである。とんでもない時代になったものだ…。

(2022年8月25日)

登録タグ/ 社会一般
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2022年8月21日(日)
Appleがりんごを売ると1000円になる


 
質は1番、値段も1番


 この週末は、新しい携帯電話
(スマートフォン)について検討をしていた。結果、サムスンの「Galaxy A22 5G」新品購入することに至ったのである。
 …まず、私が携帯電話を改める理由については、
約1年前に買った中古品が既に限界を迎えていたからだ。動作が重く、頻繁に小規模なフリーズ(“プチフリ”)を起こし、円滑な利用に支障をきたしていた。その機種は、2017年製の「Xperia XZ1 compact」という物であり、その更に1年前に購入した中古品が劣化して使い物にならなくなったことが購入理由であった【日記:2021/8/11】【2020/9/29】だが、結果的に、今回も1年くらいで使い物にならなくなってしまった。やはり、中古の携帯電話という物は、長持ちを期待して買ってはいけないのであろう…。
 ――その反省から、私は、今年5月にも述べていたように
【日記:2022/5/5】、次は新品の携帯電話を買おうと決めていた。そして、先月にはインターネットが開通して、新生活の態勢作りも一段落した【日記:2022/7/24】。さらに、今月頭には、流行り病を職場で喰らうという悲惨な目に遭った【日記:2022/8/8】【2022/8/16】ものの、今のところ就業意欲に大きな影響は見られていない。さすがに、ここから急に仕事を辞めるということは想定しづらいと判断し、お金を少し出して、老朽化が進んでいる私の身の回りの機器を、少しずつ更新していこうと決めたのである。

 さて。この話が、題名に書いた米アップルコンピューターの話へと、どう繋がっていくかと言うと…
実は、私が純粋に欲しかった機種は、アップルの「iPhone 13 mini」だったからである。まず、私は、携帯電話に要求する性能として、軽さや小ささというものを重視しており、最近の“何でも巨大化”という流れは、好きではなかったりするのだ(関連…【日記:2021/2/6】
 …しかし、この土曜日に、8月になって初めての
行動制限の無い週末として外出をした際、電器屋へと足を運んでみたときに、私は「iPhone 13 mini」の小ささに対し、大きな好感を持った。それは、私が10年ほど前に、初めて手に取ったスマートフォン型の携帯電話である“iPhone5”に近いサイズであり、私の用途ならば、これくらいのサイズが一番良いと感じたのである。重さについても、140gと、一般的な携帯電話の質量である200g程度と比べ、2回り程度は軽い。あと、「13」というのは、私にとって縁起の良い数値である(で? っていう)
 ――ところがどっこい、私がiPhone13miniを買わなかった理由は、
本体価格が高いからだ。その価格は、驚くべきことに、約10万円である。一方、iPhoneブランドの小型モデルとして、「iPhone SE」というシリーズも存在するが、こちらも5万円程度と、決して安くはない。この、5〜10万円という価格は、私が“携帯電話”に出せる額を、大幅に超えている。サイズ感は非常に気に入っているが、残念ながら、iPhoneシリーズの購入は見送ることにした。

 さて。iPhone13miniのサイズ感を諦めたうえで、Androidに目を移したとき、実は、
小型モデルでまともな物というのは非常に少ない。一応、前述の実店舗で紹介されたのが、「Xperia Ace iii」「AQUOS wish2」というモデルなのだが、重さとしてはどちらも160g程度であり、私が考える“小型”よりは、1回りほど大きい。だが、これらのモデルは、2〜3万円程度で新品を購入できるため、私の金銭感覚とも合っている。それらに、同じく低価格帯かつ、世間的には“小型”とされるモデルとして、「arrows We」「Galaxy A22 5G」を検討対象に加え、最終的には「Galaxy A22 5G」に決定したということである。一番の決め手は、値段であった。
 …やれ、これらの機種は、どれも値段に対する性能のバランスが良く、甲乙つけがたい。だが、「Galaxy A22 5G」は、2021年末のモデルにも関わらず、
新品が1万5000円で買えるという驚異的なコストパフォーマンスが魅力である。実に、「Xperia Ace iii」の半分、「iPhone SE」の1/4の値段である。そもそも私には、大前提として「新品を買いたい」という理由があった。それがこれくらいの価格ならば、1年程度で満足度低めで壊れたとしても、そこまで損した気持ちにはならないだろう。その他、私は、海外製品を敬遠するという気持ちも特に存在せず、むしろ、海を渡って日本にやってきてくれたものを安物扱いする一部の風潮に嫌悪感をいだいていたため、1回くらいは“ギャラクシー”を試してみたいという気持ちもあった。その到着は、今週の火曜日である。果たしてどういう物がやってきてくれるのか、今から楽しみだ。

Q:いちばん気に入っているのは?


 そういうわけで。新しい物を購入するにあたって、私が最も重要視しているのは、
「値段」である。もちろん、安いだけではなく、一定の性能を誇っていることも重要だ。しかし、どんなものにも“お金”というコストを要するという都合、「値段」という評価基準は、決して避けては通れないのだ。
 …やれ、そう思うようになった理由は、ここ数年、
預金がひたすら減っていくだけという恐怖の時間を過ごしたからであろう。まあ、完全に自分の責任なのだが、私は20代後半〜30代前半という、普通の人ならば身を固めていてもおかしくないような年代を、収入ゼロにて、数年間を過ごすハメになった。今でこそ、無事に労働をして人並みの給料を貰える身分となったものの、過去の認識というのは、そう簡単に変えられるものではない。そういう経験から私は、お金を使うことに、根本的な嫌悪感…いや、恐怖感をいだくようになったのだ。
 ――更に言うと、世間の認識と異なり、
私は携帯電話を最高の娯楽とは考えていない。どうも世間では、“何でもスマホ”という時代であり、通信機能以外にも、ゲームや映像分野まで、全てスマートフォンで済ませるという時代になっているようだ。なるほどそれなら、確かに10万円を超えるような額を払ったとしても、損をしたと感じることは無いだろう。私にとっての「ゲーム機&テレビ&ノートパソコン」が、世間の人にとっての「携帯電話」なのである。

 まあ、そういうわけで。世間一般の“スマートフォン”に対する認識と、私の“携帯電話”についてのそれが、そもそも異なるということが分かった。
 …しかし、それにしたって、
アップル製品の高さは驚異的である。もちろん、私も、アップル製品として、「アイドルマスター シンデレラガールズ:スターライトステージ」のプレイ用に、iPad Pro(2016)を今なお使っているため、その質の高さは理解しているつもりだ。だが、いま新たにアップル製品を買うとなると、あまりにもその値段の高さがネックとなってしまう。ここ最近は、いわゆる“円安”の影響により、更に1割程度の値上がりをしたようで、絶望的なまでの高価格となってしまった。もちろんそれは、私のような一般人にも、決して出資できない額というわけではない。だが、他社の同程度の製品と比べて、2倍以上というのは異様であり、私には手が出せない物となってしまった。
 ――そんなこんなで。私にとって、アップル製品は、今や、「数万円もする金属製のネックレス」だとか、「数十万円のロゴ入りバッグ」だとか、そういう物たちと同じカテゴリに位置するようになってしまった。“ただのワイヤレスイヤホン”に4万円近くを払わせる後継は、もはや私には異様にしか思えない。アレか、
「円安だから仕方ないな! 糞ジャップ共!」的なノリなのか。

 さて。もしアップルが、現代の時代において、その名の通り、果物の「リンゴ」を販売したとしたら、恐らくその値段は、円安の影響もあって、
1個1000円だとか、異様な価格となることだろう。もちろん、その品質は良く、人によっては、値段以上の満足感を得られるという評価になるかもしれない。
 ――だが、残念ながら、私は
「そのお金で、安いリンゴを10個買ったほうが良い」という身分になってしまった。金銭感覚というのは、その人自体の金銭感覚を形作るものだ。それは、短期的には、どうにも変えがたい…。

(2022年8月25日)

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2022年8月25日(木)
【呪】PS5本体、5000円値上げへ…


 
給料上げるか税金下げてくれ…(ちなみにこの画像の元ネタは【こちら】


 今日は、待ちに待ったPS4/PS5
「地球防衛軍6」の発売日であるが、どうしてもこの話題には触れておかなければならない。ソニー最新ゲーム機の「プレイステーション5」が、9月15日から、5000円値上げされることになったのだ。ディスクドライブあり版の税込み価格は、60478円と、あのPS3初期型と同等クラスの値段にまで化してしまう。値上げは、アメリカを除いた世界各国で行われるという。
 ――やれ、PS5は、もうすぐ発売から2年が経つのだが、未だに実店舗で容易に買える気配は見えてこない。さらに、「2年弱」と言うと、歴代ハードなら値下げをしているような時期である。多くの人にとって、
1回も実物を見ないうちに値上げというのは、単純な値段以上のインパクトがあるだろう。

 もっとも、
今の社会情勢は、PS4発売の頃と比べて、厳しすぎる。まず、「数年前から続く半導体不足」に、「世界的な物価高」「ウイルス災害による混乱」「円安」「いきなりアホになって周囲の国を侵略し始める輩」など、様々な社会経済における悪影響は、皆さま理解していただいている通りだ。
 …それに加えて、携帯電話が普及し、インターネット端末が完全に一人一台の時代となった結果、
ネットを介した転売の嵐が吹き荒れることになった。今や、生活必需品から娯楽商品まで、ありとあらゆるものが、買い占めからの値段吊り上げに遭っている。それらへの対策や法規制は、全く間に合っておらず、「転売は、やったもん勝ち」の悪習が完全に定着してしまった。特に、円安の影響から、最近では「日本で買って海外で売ると利益が出る」という状況になっており、それによって、組織的な犯罪まがいのグループにも狙われていたとか、そういう話すらあるくらいだ。
 ――やれ、あのニンテンドースイッチも、普通に買えるまでは、かなりの時間が掛かったという。
今度は、PS5がその被害に遭っているのだ。恐らく、以降の人気ゲーム機も、全て同じ運命を辿ることだろう。この先を生きる子供たちに、こんな情けない社会を遺してしまったのは、実に忍びない…。

 さて。そのような社会情勢の中、ついにはPS5の値上げに踏み切ったソニー側の販売事情は、決して理解できないわけではない。
 …だがやはり、
庶民の娯楽であるはずのゲーム機まで値上げをしなければならないというのは、悲しいものである。私は、少し前に、何とか“ヨドバシ作戦”で購入ができた【日記:2022/7/9】が、いま思えば、片道2時間などというのは、まだ恵まれているほうであろう。様々な制約により、定価ぶんのお金は持っていて購入意欲があるにも関わらず、買えていない人が山ほど居る。該当記事でも書いたが、PS5は「プレイステーション」であって、「ヨドバシステーション」ではない。普通のゲーム屋の店頭で買えない現状は、おかしいのだ。
 ――正直、PS5の物自体は、本当に良い。これだけ性能・価格・サービスのバランスが優れており、統一感のあるハードは、他には無いであろう。それだけに、
手に入らないというところだけが玉に瑕であった。そして、「手に入らないまま値段だけが上がる」という今回の事態は、まだ買えていない大勢の人たちの意欲に、単純な値段以上の影響を与えることであろう。もちろん、業界側にも、「大手を振ってPS5時代へと移行ができなくなる」という悪循環となってしまう。なぜ、PS4からPS5で、こんな酷い社会情勢へと変わり果ててしまったのか…。

PS3初期型の悲劇の再来…いや、それを超える異常事態になっている


 さて、こんな状況なのだが、私としては、PS5を後から買う人への不平等感を少しでも減らすために、
今こそ「アンバサダープログラム」を蘇らせるべきだと思うのだ。
 …やれ、ゲーム業界で「アンバサダープログラム」と言えば、あの3DSが、
たった半年で25000円→15000円と値下げされたことに対し、先行購入者に10本のファミコンソフト&10本のGBAソフトを配信するという、正真正銘の黒歴史である。正直、早期に3DSを買った人は、“これから発売されるソフト”に期待をして買ったわけであるため、必要な補填は「新品ソフト×2本無料」などであったと思うが…。
 ――しかし。今回のPS5における「発売から2年弱が経っての値上げ」も、
3DS値下げに匹敵する黒歴史となりうる。ならば、今こそ、先駆者兄貴の「アンバサダープログラム」を真似ていくべきだ。もちろん、“旧作20本の配信”などではなく、「PSplusエクストラの無料券×1年ぶん」だとか、「準新作のDL版×2本無料」だとか、そんな感じの改良版を、である。PS5本体の値上げを避けられないとしても、“値上げ感”だけは無いようにしてほしいのだ。

 そんなわけで。私は、この記事を書き終わったあとに、PS5のコントローラーを握って、待ちわびた
「地球防衛軍6」をプレイしはじめる。しかし、その裏で、このような物を売るというレベルではない事態が繰り広げられていることを考えると、どうにも素直に楽しめる感じがしない。
 ――やれ、前述の通り、
PS5自体は、本当に良いゲーム機だ。だが、それが凄惨な社会情勢によって、多くの人に届くどころか、逆に、更に手に取って貰いづらい事態になってしまった。プレイステーションが、子供はもちろん、大人にも遊べないゲーム機になっていってしまう…。

(2022年8月25日)

登録タグ/ ゲーム一般 これはひどい
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