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[DQ8/3DS] 負けヒロインが多すぎる! / やり込みinFF

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管理人の日記
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2025年5月6日(火)
[DQ8/3DS] 負けヒロインが多すぎる!


 
ヤンガス「!!!」


 ラスボスである「暗黒神ラプソーン」の撃破により、無事にエンディングを迎えることができた。
 …さて、3DS版の大きな追加要素として、
エンディングにゼシカルートが追加されたということがある。その仕様について、詳しく述べてみよう。まず、PS2版においては、主人公とミーティア(馬姫さまの人間形態)が結ばれる展開となり、それが、「ラスボス初回撃破時」と、裏ボスを倒しての「『アルゴンリング』入手後」の、2パターンへ分岐する。そして、追加されたゼシカルートについても、同じ条件で、2通りが用意されている。つまり、3DS版においては、「@ミーティア通常END」「Aミーティア真END」「Bゼシカ通常END」「Cゼシカ真END」4種類が存在するという、お得感満載の状況になっているのだ。
 ――ちなみに、それぞれのルートは、エンディングにおける一連のイベント中の選択肢だけで決定する
(2人のうちどちらを選ぶかはもちろん、通常と真で同じ相手を選択する必要も無い。また、アルゴンリング入手後も、通常ENDを見ることが可能)。やれ、「エンディング後に、ラスボス撃破前まで時間が戻される」という方式は、謎に批判の槍玉とされることがあるが、そのおかげで、馬姫さま→ゼシカなどと乗り換えても、罪悪感を覚える必要が無いというのは嬉しい(?)

 さて。今回は、私は3DS版の新要素を味わっていきたいということで、追加された「ゼシカ通常END」を見てみることにした。
 …その内容は、次の通りだ。リーザス村での条件
【日記:2025/5/2】を満たすと、スタッフロール後に、ミーティアとの馬車の中で会話シーン(これも追加要素)が発生し、そこではまず、主人公の近衛隊長としての任を解かれるという人事権の行使が為された後に、「あなた自信の信じる道を進んでください」というセリフが登場し、それに対して「はい / いいえ」の選択ができる。そこで「はい」を選んだ後、続いて、「あなたには、ミーティア以外に守るべき人ができたのですね?」という問いかけが来るので、更に「はい」と答えることで、ゼシカルートへと分岐する。やれ、“守るべき人”と言っただけであり、ヤンガスルートやククールルートの可能性もあったのだが、あまりその辺りが議論されることは無いようだ。
 ――ちなみに、リーザス村での条件を満たしていなかった場合は、この馬車のシーンがまるっとカットされ、PS2版と同じ展開になる。また、選択肢により、ミーティアルートを選ぶこともできるが、2回の選択肢で、あえて茶化すような答え方をすると、
最初からやり直しになる。さすがにゲームの中でも、女性に対してそういう扱いをするのは気が引けるが、それでもという人は、色々と試してみよう。

 ちなみに。ゼシカルートを選ぶことで、ミーティアは晴れて
負けヒロインと化してしまうわけであるが、ミーティアの返事は、「これからは、その人のことを、しっかり守ってあげてくださいね」「ミーティアも、あなた方の幸せを祈っていますから」と、爽やかなものだ。
 …さて、どこかで似たようなセリフを聞いたことがあると思ったら、FF6のレイチェルであった
(関連記事?【日記:2024/5/25】。ロックの元恋人だが、ゲーム本編開始前に死亡をしている。ロックは、その魂を蘇らせるために、フェニックスの秘宝を探しており、それは最終的に見つかったのだが、ヒビが入っていて、一時的に話すことしかできなかった。それでも、レイチェルは、ロックに対して、最後の力で「あなたの心の中の、その人を愛してあげて」と告げるのであった。「俺のことは忘れて、新しい恋に生きろ」という意味である。イケメンか?

ゼシカのEND、気持ち良すぎだろ!


 ちなみに。鳴り物入りの「ゼシカ通常END」だが、あくまで真ENDの前置き、かつ、既にスタッフロール後ということもあって、
この時点では、非常にあっさりした作りである。内容は、道の近くで腰を降ろして休んでいる主人公に対し、草むらの奥の方から走ってきたゼシカが、「お〜い、[主人公]」「あんまりのんびりしていると、日が暮れちゃうよ」「ほら、早く次の町に行きましょう」と語りかけるというものだ。
 …やれ、なんと、
3つしかセリフが無い。ネオエクスデスですら、5つも喋っているというのに! そして、ほとんどの人は、綺麗な映像に圧倒され、ゼシカと主人公の立ち位置が逆では? ということに気付かない。花摘みに行ってきたゼシカが茶化してきているのだろうか。

 しかし、そんな細かいツッコミなどどうでもよく、
これに続く終わり方がカッコよすぎた。ゼシカとの会話後、画面が暗転し、視点が急に、空を飛ぶ2羽の鳥に移る。そして、その鳥が、主人公とゼシカのすぐ頭上を横切っていく。何かと思えば、ゲーム起動時のオープニングと同じである。そして、そのまま、鳥たちが、空と海の方向へ旅立っていくのが映され、レティス柄の羽ペンで「The End」と書かれて終了だ。ああ…神!!(語彙力)
 ――ちなみに、オープニングでは、DQシリーズの序曲と共にこのシーンが展開されたが、エンディングでは、と、そして鳥が羽ばたく音だけで演出されるというのも、また渋い。
「平和が戻った」「美しい世界が広がっている」「俺たちの冒険はこれからだ」ということを、どんな言葉よりも雄弁に伝えてくれるというものだ。この爽やかすぎる終わり方を見れただけで、ゼシカルートを選んだ価値があった…!

(2025年5月6日)

登録タグ/ ゲーム一般 ドラゴンクエスト
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