『混黒が制限復帰する、そんな噂も流れていた時期がありました』

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パラダイムシフトなしクリアー (倉坂式)

 

《クイックリンク》 仲間モンスター集め / アロアダイ戦

■シンクロ・イグニッション

 アトラス撃破後、シンクロドライブを考慮してモンスターを揃える事にしました。
 皆様の方が詳しいとは思いますが、モンスターの必殺技である『シンクロドライブ』の中には、ロールの枠を超えた効果を発揮するものがあります。[BLA]ネクトンの『スロウネット』、[DEF]ゴブリンチーフ[BLA]ブッカブーエースの『キアイをいれろ!』が有名でしょうか。
 特にパラダイムシフトを行わない本プレイでは、この「ロールをまたぐ効果を持つシンクロドライブ」は非常に有用です。4人編成で戦えるようなものですし、これを使いこなすことで新たな戦術を見出すことも可能なはず。
 それを考えたときに、この段階で欲しかったのは [BLA]ワサビガエル」。素の能力は頼りないですが、どうやらHPの伸び・魔法攻撃力の伸びに優れているようで、しかもシンクロドライブ『ヒーリングレイン』は、HLR無しにHPを回復できる可能性を秘めています。更にリジェネ&ベールの追加効果もあるので、最終的にはそこそこの数値を回復できるのではないでしょうか。ノエルの『リジェネガード』と合わせれば、かなりのスピードでHPを回復できるし。
 ……このときは、そう思っていました。

 Episode 3で先に攻略するのは、side A「ヤシャス山AF010年」です。適当にゲートを開けて飛び込んだら3Aだったも言いますが……。
 ここでは光のない場所をウロウロしているとベヒーモスと遭遇してしまいます。ここのモーグリクロックの殺す気としか思えない減りと、ノエルをリジェネガードの上から潰すベヒーモスの驚異的攻撃力におののきながら歩を進め、アロアダイ戦直前まで進めることに成功しました。ここまで単発打点が高い敵がいるとなると、今後も成長させたDEFモンスターは重要になりそうですね。


■仲間を求めて

 ……が、アロアダイに勝てない。元々、『ヒーリングレイン』の回復に当て込んでワサビガエルを使うつもりでいたのですが、実際の回復量は最大HPのたった15%(実数値にして100前後)、頼みの綱のリジェネも効果時間15秒では50程度――つまり、回復量は驚きの150、ベールがなければポーションの方がマシなレベル。これでは、『ルインガ』『摩天掌』、そして『天地鳴動』による激しい攻撃には耐えられません。ワサビを成長させた時のHPの伸びは悪くありませんでしたが、モンスター側で火力を上げようにも、人間の方が先に死んでしまっては意味がありません。
 そこで、いくらかモンスターを集めてみました。

ロールモンスター名 雑感
BLAワサビガエル 使うつもりでいたBLA。シンクロドライブは全体回復+ベールであり有用なのだが…。
HPが低い今の状態では、その性能を十分活かせないことが発覚。
DEFイェニチェリ 育てることで『HP+25%』まで修得し、驚異的な硬さを誇るようになるDEF。
『リジェネガード』『エリアバリア』によって、安定したDEF業務を実現する。
ENHガホンガス 脅威のシンクロドライブ『熱情の踊り』を持つ、初加入のエンハンサー。
が、○ボタン連打プレイである今回は、「ENH」という部分で難があるか。
HLRニジリバナ ケットシーよりも魔法攻撃力が高いものの、『ケアル系回復量UP』を持たない。
どちらが優れているかは、使っていない今は結論を出せない…。
ATKベヒーモス 高い攻撃力と『スマッシュアッパー』により、物理ATKとしての貫禄は十分。
シンクロドライブも「ブラッド回復&ブレイガ+プロテガ+シェルガ」と強力。
ATKマンドレイク 高い魔法攻撃力を誇る魔法ATK。
アロアダイ戦では使用しなかったが、役に立つ日がくるかもしれない。

 ベヒーモスについては、セラのJAMで『デシェル』『バイオ』をかけて、『ブラッド』で削り殺すのが楽でしょう。そのための壁役には、思い切ってレベルMAXまで育てたイェニチェリを起用しました。反則っぽい気もしますが、半端なDEFではむしろガードの上から瞬殺されるので、徹底的に強化しないと却って死にます。残ったノエルにはBLAを担当してもらい、パラダイムは「[W] JAM+BLA+DEF
 チューン:ワイドの場合、DEFと他のメンバーは距離を離すように動く、という挙動を示すらしく、実際に試したところ確かにノエルが巻き込まれることが減ったため、確かに効果があります。この事は配信中に視聴者の方から教えていただきました。この場を借りて、再度お礼申し上げます。


■勝利への咆哮

 モンスターを仲間にし、アロアダイに再挑戦します。
 ヤツの基本性能はHP52990、チェーン耐性は80。さらに、基本的に全てのJAM魔法を無効化します。この時点でJAM採用への道は絶たれました。相手は回復してこないから、『ブラッド』だけだと微妙だしなあ。
 何度か戦い、問題は高火力の範囲攻撃をガシガシと撃ってくることだと判断しました。そのためセラのクリスタリウムを育てて2回目のレベルアップを果たし、HLRを解禁します。ノエルはCP消費を自重しているので、まだ2回目のレベルアップにはなっていません。
 また、ブラッドダメージも深刻です。度重なるブラッドダメージによって、最終的に『天地鳴動』で一撃死というところまで最大HPを減らされてしまったケースがあったため、数少ないブラッドダメージの回復手段、ベヒーモスのシンクロドライブ『おたけび』を使います。回復量は本来の最大HPの5%程度(推測)(実数値だと50未満でした)と心許ないですが、これによって全員がブレイブ・プロテス・シェルの効果を得て敵から受けるダメージを減らし、与えるダメージを増やすこともできます。ベヒーモス自身は魔法攻撃力が低いのと、攻撃インターバルが若干気になるのが欠点でしょうか。
 この戦闘ではモンスターの『たたかう』は届かないものの、その一方でノエルの『○○ブロウ』は問題なく届き、相変わらず凄まじいアクロバット機動で斬りかかります。やはり空中にいる常識外れの敵を仕留めるには、常識にとらわれてはいけないのですね!
 しかしベヒーモスLv.1ではあとわずかというところで耐えきれなくなり撃沈したので、ベヒーモスの火力とHPを高めるために、適当に魔法系の成長アイテムを突っ込んでみました。

 というわけで、パラダイムは「[N] HLR+BLA+ATKに決定。操作キャラはいつも通りセラで。

セラ HLR Lv.2 ATK Lv.8 BLA Lv.15 DEF Lv.11 JAM Lv.9
HP 668物攻 67魔攻 90ATB Lv.3
ルナスティンガー(+23/+34)
ルーンブレス
ノエル BLA Lv.13 ATK Lv.15 DEF Lv.10 ------ ------
HP 750物攻 89魔攻 67ATB Lv.4
エクスプローダ(+34/+23)
シルバーバングル
召喚 ATK Lv.7ベヒーモス
HP 992物攻 121魔攻 61ATB Lv.3
編成 [N] HLR+BLA+ATK (ドライブゲージほぼMAX)


 アロアダイは『デプロガ』『デシェガ』を定期的に使用し、それに対応する範囲攻撃『摩天掌』『ルインガ』で攻撃してきます。『ルインガ』であれば何らかの行動をしていれば打ち上げられずに済むので、こちらを優先してほしいところですが、こればかりは運なので難しいところですね。『ルインガ』であればタイミングを合わせて『ケアル』を○or△で実行し、打ち上げをキャンセルします。『摩天掌』の場合は、諦めてダメージを受けた後、迅速に『ケアル』×1を連発してHPを補充していきます。例によって瀕死のセラが後ろに下がることも考えましたが、今回はどう考えても『天地鳴動』で殺されるのでボツ。
 今回のHLRも前作と同じく、基本的には上から順に、HPが70%以下のメンバーを優先して回復していきます。リーダーとして操作する分にはいわゆる「7割ルール」を無視できるのですが、今回はHP全回復までに必要な『ケアル』をストックしてくれました。FF13ではHLR操作なんてしなかったのですが、こういうルーチンだったかな…。
 まだルーチンを厳密に調査したわけではないのですが、なんと瀕死のベヒーモスを無視してHP70%以下のノエルを回復すると言う暴挙をかましてくれたせいで『デシェガ』のダメージでベヒーモス死亡という強烈に悔しい事がありました。この時のチューンはワイドだったのですが、何だったんだアレ。

 首尾よく1回目のブレイクに成功したら、シンクロドライブ『おたけび』ブレイブ付与&ブラッド回復を行います。ベヒーモスの高い攻撃力を活かせないのは残念ですが、物理で殴り続けるノエルに恩恵があり、ここまでに掛けられた『デプロガ』『デシェガ』を打ち消せるので良しとしましょう。
 ブレイクが終了すると、アロアダイは『因果結界』を展開し、物理/魔法耐久・チェーン耐性90にパワーアップします。ブレイク値が150%と遠いのですが、地道に耐えていけばそのうちブレイクできます。まだこの段階では『天地鳴動』を使う条件に突入していなかったので、安心してケアルを回していきます。セラがベヒーモスを回復するため、かなりの速度でドライブゲージが回復し、次のブレイク前後には再び『おたけび』が使用できます。
 2回目のブレイクに合わせて、ドライブゲージが回復次第2回目の『おたけび』! 再びブラッドを気持ち回復し、ノエルの与えるダメージを増やします。
 これ以後、HP条件を満たしたアロアダイが『天地鳴動』を使用してきます。デプロテ・デシェルが無くても約300ダメージ&ブラッドダメージ100程度と極めて凶悪です。プロテスが入っていればかなりのダメージを軽減できるようなのですが、プロテスを維持するのは現実的ではないので、軽減できればラッキーという気持ちで臨みました。また、このあたりからブラッドダメージの蓄積によって最大HPがイエローゾーンとなってしまいます。こうなると人間2人のHPを全回復しないとベヒーモスが回復できなくなるので苦しくなってきますが、何とかキアイで回復を間に合わせていきます。
 しかしこれでは倒しきれなかったので、3ブレイク目を狙うことになりました。2回目の『天地鳴動』によって危うく全滅しかけたものの、再び『おたけび』で火力を引き上げ、何とか3ブレイクでの撃破に成功!
 3回目の『おたけび』は、『天地鳴動』対策のため、早めに使っておくと良いと思います。デプロテ・デシェル両方が入った状態で食らうと死ねる。
 セラが『デプロガ』のダメージで死んで終了したり、因果結界中にBLAのノエルが死んで「詰んだ\(^o^)/」り、そもそもここでHLR解禁とかレベル上げすぎたんじゃないかと後ろ向きに考えたり思うところは色々とあったのですが、無事にこの強敵を倒せてほっとしました。
 しかしブラッドダメージはヤバい。FF12のウイルスとは違って「HP満タン」とは扱われないようなのでHLRの7割基準で回復が滞るし、『天地鳴動』のような大技によって即死する圏内まで最大HPを削られることも考えられます。もしかすると、『死の宣告』の方がマシという局面がやってくるかもしれない…。


<動画>


ニコニコ動画版はこちらから



 さて、次は……ちょっとカイアスに勝てそうにないので、side Bに移って仲間を集めます。
 ゴブリンチーフ、ブッカブーエース、サモヴィーラ等、クリスタリウム封印条件下でも極めて有用とされるモンスターを仲間に出来るside Bで、うまい事戦力を増強できると良いのですが…。

 ライブラ情報「1. HPを回復する能力があります。」に対するJAMの行動に絶望を覚えつつ、今回も締めとさせていただきます。たかだか1回だけブラッド撃つぐらいなら最初からバイオ×3なりデプロテ×3を入れてくれよ…。
 本記事をご読了いただき、ありがとうございました。

 

(2012年2月22日) 36 PV

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