崩壊後のゆとり旅プレイ日誌

 



◆オープニング◆



荒れ果てた大地に乾いた風が吹いていた・・・。



時折吹く強い風が少し傷んだ金色の髪を揺らすたび、彼女の体も揺れている様に見えた・・・。



周囲には生命を感じない、一人だけの世界を彼女は力なく歩いていた・・・。



ゆっくり・・・。


ゆっくりと歩いていく・・・。



無造作に転がる岩に足を取られながらも、登りきった崖の上に彼女は辿り着いていた・・・。



灰色の薄い雲に覆われた空の下では、濁った海が岸壁にぶつかって砕け散る・・・。



セリスは虚ろな瞳で、まっすぐ正面を見据えていた・・。



乾いた風が吹いていた・・・。



ふと、足元に一羽の鳥が絶命している事に気づく。



その瞬間、互いに励まし合いながらも、無念の死を遂げてしまったシドの言葉が頭の中で繰り返し流れていく・・・。




シド
「ゴーホッ・・ゲホッ!
セリス・・・ありがゲーホッ・・まだガッホッ・・・・わしがしゃべれるうちにゲホッ・・ゲホッ!!」



シド
「もうだめじゃ・・」





『・・・・。』


・・・違う・・・




シド
「何人か生き残った島の人も次々と希望を失い、北の岬の崖から身投げしよった・・・。」



セリスの瞳から1リットルの涙が溢れる・・・。



崖の先端に立ち、目を閉じて空を見上げながらセリスは思い出していた。



本当の仲間と呼べる掛け替えのない人たちと苦楽を共にした冒険の日々を・・・。



そして・・・。


自分を救い出してくれた、あの人の事を・・・。



たった一人だけになった世界に希望を失い、絶望に押し潰されたセリスは、冷たい涙を流しながら宙に身をあずけた・・・。




誰もいない崖の上・・・。



乾いた風が吹く・・。




岸壁にぶつかった海が悲しく砕け散った・・・。





『・・・・。』



◆砂浜◆



・・・ザザーン・・・



セリスは奇跡的に一命を取り留めていた。



細く開けた瞳に白い鳥が映った・・。


セリスはハッとする。


鳥に巻かれたバンダナを見付けたからだ。



セリス
「あの人は・・・生きているのね・・ロック。」




セリスはシドと過ごした廃屋へ戻っていた・・。



シドの傍らに手紙が置かれていた事に気づく。



「外の世界に出ろ。
仲間はきっと、お前の事を待っている。」



錆び付いたストーブの横から階段を、渇れたと思っていた涙を流しながら下りていく。




セリス
「おじいちゃんの分も、精一杯いきるわ・・・」



セリスは、前を向いた。



シドと過ごした思い出を胸にしまい、シドの残した不格好なイカダで大海原へと漕ぎ出すのだった・・。



【セリス】
・レベル6
・HP118
・MP50
(以下、無装備時)
・力34
・素早さ34
・体力31
・魔力37


・白魔法6種
・黒魔法11種
・灰魔法17種


・アイテム141種


〜プレイ時間〜
『27時間17分』


〜資金〜
『2136ギル』
(大地の衣を50個も所持しており、これは換金用と思われる?)


〜歩数〜
『70908歩』




なんとか、沈没せずに辿り着いた大地で目を覚ますと、セリスは不安に襲われた・・。



忘れてはならない、セリスはレベル6と、かなり衰弱しきっている!



バックアタック対策の『アラームピアス』、モンスターの出現を弱める『退魔の腕輪』を身に付けて、祈るような気持ちで慎重に歩いていく。



◆アルブルグの町◆



たった一人だけの世界だと絶望していたセリスは目を疑った!



半壊している建物はあるものの、以前に見た町の面影はしっかり残っており、
なによりも、こんなにも生き残っていた人々がいるだなんて・・・。



しかし・・・。



「世界は引き裂かれた・・・
もう、すべて終わったんだよ・・」



「あの瓦礫でできた塔を見たか?
塔の上には、三闘神の力を持ったケフカ様がいる・・・この世界の神だ・・」



など、絶望する者、あのケフカを神などと崇め、ひれ伏す者、多くの人々の心はセリスと同じく荒んでいた・・・。



だが、セリスにとって希望が持てる話をしてくれた人も居たのだ!



「あら?あなた・・・、
ごめんなさい・・
この前、ここに立ち寄ったモンク僧が探していた人に似ていたものだから・・・」



モンク僧・・・。
(間違いなくマッシュの事だわ!)



「その人なら、北のツェンに向かうと言って町を出ていったわ」



希望が湧いてきたセリスはアルブルグの町を後にし、北のツェンを目指すのだった。



セリスがツェンの町を目指して力強く歩みを進めている時、
黒紅は別の事を考えていた・・。



もうすぐツェンの町に着くという所で、黒紅はセリスの進路を変え、ツェンの町の北西に位置する森の中に案内した。



◆隠しチョコボ屋◆



店主
「世界が引き裂かれようとも、チョコボ屋は我が命!やめるもんですか!」


1回100ギルでチョコボを借りた。



一度、瓦礫の塔まで戻り、そこから東の方角へ進む事で、海底が隆起して海上に姿を現した『蛇の道』に抜ける事ができ、その蛇の道を北上していく。



◆港町・ニケア◆



町に入ると、復興が進んでいるのか、さほど被害を受けた様子はみられなかった。


やはり人々はケフカを恐れていたが、それよりも気になったのはフィガロ城が地中を進行中に事故に遇い、止まってしまった、という話だ。


(エドガーは大丈夫なのだろうか・・)



まずは情報を集めるべくパブに入ってみる事にした。


パブの中では盗賊を生業としている一団がガヤガヤと酒を酌み交わしている様で、彼等だけが知ってる秘密の洞窟を使ってフィガロ城に乗り込むのだとか・・・。



港へ通じる広場では様々な露店が展開されていて、セリスは気分を紛らせるため、そんな露店を見ながら歩いていると・・・。



セリス
「も、もしかして・・・・エドガーじゃない!?」



ジェフ
「訳の分からない事を・・・」



セリス
「とぼけないでよ!
・・・レディなんて言うのはエドガーさんだけよ!」



幻覚や見間違いじゃない、セリスは確信を持ってエドガーだと見抜いていた・・・。



ジェフと名乗った彼を追って、フィガロ行きの船に密航したのだった・・・。



◆サウスフィガロの町◆



「盗賊のボスが2階の宿屋にいるよ」



親切な御老人に教えてもらった通りに宿屋へと向かうセリスの足は急いでいた・・。



ジェフ
「人違いだ。あきらめな。」



だが、セリスは諦めない。


気が付くと、セリスは町のすぐ西側に大きく口を開けた洞窟の中に入っていた・・・。



そう、わずか十数歩という距離をチョコボを借りて・・・。



◆サウスフィガロの洞窟◆



洞窟に入るとジークフリードが得意気に話しかけてきた。



ジークフリード
「俺様が先に行ってモンスター共を残らず片付けて来てやる!
ここで待ってな。」



・・バカ正直に待っている訳がない・・・



レベル6セリス1人・・・・・あまりにも心細い・・・。



セリスは少し怯えながらも自分を鼓舞して洞窟を進んでいった。



洞窟の泉では、盗賊達が亀を手懐け、その亀を足蹴にして向こう側の洞穴に入っていくのが見えたが、なぜにジークフリードまでもが付いて行くのだろうか?



◆フィガロ城◆



城に居る誰もが苦しみを訴えていた・・・。



そんな中、セリスは煙り玉を撒き散らしながら城内の宝箱を物色しながら巡っていく!



◆機関室◆



機関室に入ると、エンジン?の様な動力源に触手が絡まっていた・・・。



盗賊のボスであるジェフは、その触手を重く見ている一方で、下っぱ盗賊はお宝の事で頭が一杯の様だった・・。



セリス
「エドガー!!」



エドガー
「何ボケっと突っ立ってる!!
セリス!手伝ってくれよ!」




★ボス・触手★


・HP5000(右上)
・HP7000(右下)
・HP4000(左上)
・HP6000(左下)



【セリス】
・レベル6
・HP118
・MP50
・フレイムタン
・ゴールドシールド
・三角帽子
・ホワイトドレス
・リフレクトリング
・エルメスのくつ



〜解説〜


リフレクトリングとエルメスの靴で、敵からの攻撃をほぼ無力化できるのは有名な話。



それらを無力化できないエドガーには、最初の行動でバイオブラストを使ってもらって敵を毒状態にして、あとはお役目御免でお休みしてもらう。



それからはセリス1人になるが、敵の通常攻撃はギリギリで耐えられる為(約100ダメージ)、
攻撃を受けたらハイポーションで回復し、暇になったら魔法で攻撃する。
(その為に魔力補正の強い装備をさせている)



なぜか左上の触手だけ毒にならないので、そいつはファイラ(約300ダメージ)で削りきる!



どうしても通常攻撃が怖いので、敵が行動した後にセリスの行動を入力する事で『ハイポーションなのか』『エーテルなのか』
『エリクサーなのか』
『ファイラなのか』
を、見極める。



そして、撃破!
(それなりの時間が掛かった・・)




下っぱ盗賊達はジェフが殉職したと思って静かに立ち去っていった・・。




【エドガー】
・レベル6
・HP123
・MP41
(以下、無装備時)
・力39
・素早さ30
・体力34
・魔力29


・白魔法5種
・黒魔法9種
(サンダラ60%)
・灰魔法17種





〜挨拶〜



どうも、黒紅です(^^)



ほぼ無計画に始めたFF6の第一話です!



なんで『世界崩壊後』からなんだ!?



と、思われるのも無理はありません。


最初は『あるFF6企画』を思い立ち、それを少し書いていたのだが、



『全く面白くない!』



・・で、将来FF6最強育成をやり直す目的でキープしていたセーブデータがあった事から、
あえて世界崩壊後からの日誌になってしまった訳です。



黒紅のFF6低レベル経歴は前提に【最強育成】があった為、
基本的にバニシュデスに溺れた簡単な攻略1回ポッキリしか経験した事がなかった。
(その時に残していたデータが今回のデータなのだが)


まぁ、バニシュデスがあれば、大半のボスは終わりますから・・・。



だが、装備や魔法が揃ってくる後半だけなら、何とか黒紅の足りない頭で、不器用ながらに戦術を組めるのではないだろうか??
(恐らく無理に等しい)



FF6はFF5に負けず劣らず数多のプレイヤー様によって、しらみ潰しに解析され、
アレやコレやの戦術を駆使して攻略されてきた歴史があり、
それは現在においても進化し続けている・・・!



そんなゲームで『ゆとり』が新たな戦術を生み出せるはずもないので、
『これは厳しい』と思ったボス軍団は、
何かしらのインチキで倒します!
(もちろん、他人様の攻略には頼りません)




〜頼れる情報〜



@自作攻略本。
(通常プレイ前提の宝箱の位置や中身が書かれてるノート)



AFF6裏技集。
(過去に集めたバグ技・小ネタ・裏技など)



BPS版FF6の『おまけ』。
(全モンスターの情報、コロシアムの景品などが一覧できる)



C最悪、最初からプレイして世界崩壊後のボスの行動を調べる・・・。
(こうなったら更新が滞る)




では、長くなりましたが、皆様の『暇潰し』くらいには、なればと頑張りますので宜しくお願いします。



ここまで観て下さった皆様、ありがとうございました。
m(__)m



 

(2018年11月30日)

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System: Mahatmya Ver.1.14