クリスタリウムなしクリアー2 プレイ日誌 - やり込みinFF

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クリスタリウムなしクリアー2 プレイ日誌

 

【第5話 怒りプルプル!】

 


 次の3章/Side-Bの最初の舞台は、「サンレス水郷AF300」である。ここでは、クリスタルの柱を蝕むプリンたちを相手に、前作FF13で活躍したスノウと共に戦うことになる。
 ・・・まったく、「スノウ」と言えば、一部のユーザーからは「弱い」「ウザい」などという散々な評価であったが、しかしやり込みプレイヤーたちにとっては、スノウは最高性能のDEFを使いこなせることなどから、まさに必須キャラクターとなっていた。その証拠に、前作の「クリスタリウムなしクリアー:おまけ」シリーズでも、非常に多くの戦いにスノウは参戦している。そもそも、DEFというのは「自分の戦力よりも強い相手を倒すためのロール」であり、その最大のポイントは「DEFはHLRよりも強い」ということである。「ATK+DEF+BLA」「JAM+DEF+BLA」といったパラダイムを使いこなせるかどうかで、その人の腕が分かってくるというものだ。
 ――ちなみに、今回のスノウはゲストキャラクター扱いとして登場し、基本的には打撃か「ルイン」で相手を攻撃してくれる。ただし、一応は味方側のキャラクターとして認識されているようで、プレイヤーが「ポーション」を使うと、スノウまで一緒にHPが回復したりもする。ちなみに回復量は12000。今回のポーションの回復量は最大HPの12%程度(?)であるため、つまるところ設定上のスノウのHPは10万である。鉄壁すぎる・・・。


 そんなこんなで、ヒストリアクロスから「サンレス水郷AF300」に入ると、いきなりボス:「完熟大王」と戦うことになる。何故か、ここからしばらくボス戦の音楽が世界観ガン無視のヘビーメタルとなってしまう・・・。
 さて、この「完熟大王」戦は、「章の入り口という登場場所」と「コミカルな外見」からお笑いバトルと思われがちであるが、その実は全体攻撃を使いこなし、そして「活性化」によってものすごいスピードでHPを回復していく強敵である。まあ、攻撃力のほうは大したことが無いのだが、しかし回復力ペースのほうは問題で、クリスタリウム封印下の火力ではブレイクさせてやっとHPを減らせるかどうかというレベルになっている。ここも、前話の「カイアス」戦ほどでは無いが、13-2のクリスタリウム封印プレイヤーたちにとっては静かな難所として知られているようだ。
 ・・・ちなみに、この日誌を書いている2012年1月6日現在では、どうやら13-2の無成長プレイでは「カイアスは強くて倒せないので、先にサンレス水郷に行きましょう」というパターンが主流となっているようだ。まあ俺はカイアスを普通にしばき倒してしまったので、特に何の意識もすることなくシナリオを進めていくことにしよう。ネクトン可愛いよネクトン可愛いよネクトン。

 では、いつも通り、「完熟大王」のスペックを説明してみる。最大HPは102160で、自分のHPを回復する能力を持っている。チェーン耐性は75でブレイク値は200.0%。有効ステータスは「デプロテ」「デシェル」のみで、炎吸収・風弱点という特性を持っている。また、相手の攻撃は全てが全体攻撃であり、その他にもHPが残り僅かになると、「怒りプンプン!」を使って自身の能力を強化したりもする。
 ・・・さて、まず俺が注目したのは、相手のHPが102160で、そして「デシェル」が有効だという点である。これは1ブレイクで仕留められるのではないだろうか。例えば、前回戦ったカイアスはHPが34560であったが、物理・魔法ともに半減の能力を持っていたため、実質的には70000ほどを1ブレイクで削ったということになる・・・ことにしよう。だから、今回の完熟大王も、上手くパラダイム切り替えと相手の行動パターンがハマれば、1ブレイクで相手を倒せるかもしれないと考えたのである。
 そのために利用するのは、お馴染み「スロウネット」「デシェル」を掛けられるBLA/「ネクトン」に、「熱情の踊り」で一気にパーティ全員を強化できるENH/「ガホンガス」に、残り1体は誰でも良かったのだが、魔法攻撃力の高さからATK/「マンドレイク」を投入していった。そして戦法としては、セラのBLA「ファイア」を吸収されてしまうため、セラをATKとした「ATK+BLA+BLA」でチェーンボーナスを伸ばしていく。そしてブレイクに成功したら、ネクトンの「スロウネット」とガホンガスの「熱情の踊り」で弱体・強化を行い、後は「ATK+ATK+ATK」で攻撃である。これが、一番の最善策というものであろう。

 が、結論から言うと、上記の速攻戦法は通用しなかった。その理由は、まずはHPの高さと回復能力もあるが、それ以上に問題だったのが、バトル中にシネマティックアクションが挟まれることである。
 ・・・というのも、このバトルでは、相手のHPを2割ほど減らすと、あのトレイラームービーでお馴染みの「スノウがノエルとセラをかばう」というシーンが挿入される。まあ特段長くて鬱陶しいわけでもないし、むしろDEFであるスノウのキャラクター性を活かした良イベントだと思うのだが、問題はどうやらこのシネマティックアクション中にもステータス異常の効果時間が経過しているらしいということである。「スロウネット」「熱情の踊り」も、共に約1分続くステータス効果であり、ブレイク直後に使えば間違いなくブレイク終了まで保つはずである。ところが実際に戦ってみると、相手のブレイク時間がまだ残っているうちに弱体&強化が切れてしまう。もう、シネマティックアクション中に時間が経過しているとしか考えられない。もちろんそれでは、ブレイク終了間際という一番オイシイ時間を攻撃に活かすことができず、与ダメージは大幅に減ってしまうのだ。
 ――それを避けるための手段として、「@ブレイクさせずにHPを8割以下に減らす」「Aシネマティックアクションが終わってからステータス効果を入れる」の2つが考えられるが、@は相手のHP回復ペースが速すぎて実行不可能、またAもフェイス・デシェルが無ければ火力不足で困難を極めるため、どうしてもブレイク直後にステータス効果を掛けなければならない。どうにもこの問題は上手く解決できそうにない感じである・・・。とはいえ、シネマティックアクションの開始時に相手が攻撃を入力していた時には、それがキャンセルされてくれるため、一応はデメリットだけというわけでも無いのだが。



 ただ、それでも1ブレイクで相手のHPを半分以下にまで減らせるため、全体の流れとしては2ブレイクで相手を倒しきることに決まった。
 ――ではいつも通り、装備&パラダイムを紹介していくことにしよう。お馴染みの、13の時から使い回してるデザインで・・・っ!

戦闘メンバー
セラ
・ルナスティンガー
・マジシャンサイン軽式 / マジシャンサイン軽式

HP385 / 物理攻撃51 / 魔法攻撃74
・強化防御8%延長
初期レベル
ノエル
・エクスプローダ
・マジシャンサイン軽式 / マジシャンサイン軽式

HP404 / 物理攻撃68 / 魔法攻撃61
・強化防御8%延長
初期レベル
モンスター
ENH
/ガホンガス Lv.1 HP637 物理19 魔法76
BLA/ネクトン Lv.1 HP351 物理21 魔法32
ATK/マンドレイク Lv.1 HP425 物理47 魔法100
平均レベル:1
合計の平均レベル:初期レベル
パラダイム(セラ+ノエル+モンスター)

1

ATK+BLA+ENH

2

ATK+BLA+BLA

3

ATK+BLA+BLA

4

ATK+ATK+ATK

5

ATK+ATK+ATK

6

DEF+DEF+ATK


第3章:サンレス水郷
「完熟大王」戦


( ゚皿゚) < プリンEDのBGMってFF12っぽいよね


 まず、見ていただいて分かるように、今回から使用しているアクセサリが「マジシャンサイン軽式」というものに変化した。これは、FF13-2ではアクセサリの装備システムに「重量性」が採用されており、初期状態では合計50ポイントまでしか装備することができない。そして、今まで使っていた「マジシャンサイン」は、装備コストが「30」であったため、1つまでしか装備することができなかった。それが、「マジシャンサイン軽式」になると、効果は少々下がるもののコストが25に下がるため、同時に2つまで装備できるようになり、総合的な効果が上がってくれるのだ。
 ・・・さて、元々の「マジシャンサイン」は「コスト30 / 魔法攻撃+10%」であったが、それを「マジシャンサイン軽式」に変えると、「コスト25 / 魔法攻撃+8%」に変化する。つまり、「軽式」を2つ装備すると、効果は+16%となり、元々の効果を上回ってくれるのである! では、「軽式」を2つ装備した場合の差は・・・驚くことなかれ、魔力換算でセラが+4 & ノエルが+3である!!!
 ――いやあ。この「マジシャンサイン軽式」を作るためには「落ちた涙」というアイテムが必要で、そのために俺はヲルバ郷でシ骸狩りをやったりもしたのだが、その結果がコレなのである。まあ確かに、やり込みプレイにおいては僅かなステータスの変化も見逃せないし、今後の事も考えれば決して無駄にはならないのだろうが・・・しかし、さすがに1時間以上掛けて+4と+3ではねえ。

 さて、「完熟大王」戦の実際の戦略としては、まあ「戦略」と言えるほど特別なことは何も行わない。普通にAB「ATK+BLA+BLA」で相手をブレイクさせ、ネクトンが「スロウネット」を打ち込み、@「ATK+BLA+ENH」でカホンガスが「熱情の踊り」を使って一気に味方を強化する。さて、相手は「ゲップ」「全体攻撃」「全体攻撃」という順番に行動し、そして「ゲップ」にはこちらの強化ステータスを解除する効果があるため、それを使われたすぐ後にブレイクできるよう時間を調整していくと良いだろう。その後は、適度にチェーンボーナスを伸ばし、CD「ATK+ATK+ATK」でダメージを与えていき、最後にはシンクロ技を使って時間を稼ぎながらダメージを増やしていく。ダメージの回復は今まで通り「ポーション」で、そして必要に応じてE「DEF+DEF+ATK」も使いダメージを軽減する。これだけで十分なのである。
 ・・・そんな感じで、初回はシネマティックアクションを挟みつつも約半分のHPを削ることができる。続いて、2回目のブレイクにまで持っていくのだが、そのブレイクさせるまでの時間で各モンスターのシンクロゲージが回復するため、再び「スロウネット」「熱情の踊り」の流れで弱体&強化を行うことができる。そしてダメージを与えていくと、相手は残りHP3割ほどで「怒りプルプル!」を宣言し、自身の悪性ステータス効果を解除したうえで「ヘイスト」状態を掛け、さらに「攻撃回数の増加」「ブラッドダメージの追加」「デスペル効果の追加」という強化を行ってしまう。さすがにここまで来ると、かなり厄介な相手となってしまう。
 ――ただし、その「怒りプルプル!」「攻撃」という流れは非常に緩慢としており、全ステータスが解除されるまでにはかなりの時間があるため、その間に一斉攻撃を仕掛けていく。そして最後は、相手の攻撃と重なるような形になりながらも、「ATK+ATK+ATK」で強引に押し切ってしまう。それでまあ、2ブレイクで勝ててしまうのである。

 と、そんな感じで。あまりにも締め方がデタラメだったため、なんと初回の撃破時は最後のシネマティックアクションを成功させた後にゲームオーバー画面が表示されるという奇跡のグダグダ感を演出したりしてしまったが、無事に2回目の撃破時に突破することに成功した。戦闘タイムは4分24秒で、評価は★5である。その他、HPを回復する「ポーション」は、適当に必要量を使用した。
 ――やれ、先行している人のプレイ日誌には「回復量を押し切れない」とか書いてあったから、どうなることかと思っていたが・・・計画通り、無事に2ブレイクで倒すことができたぜ。安心安心。


動画



 さて、完熟大王を倒したということで、次はプリンたちを追って、スノウと共に「サンレス水郷AF300」の探索を進めていく。
 ・・・さて、ここでの戦闘中、ゲストキャラクターのスノウは「たたかう」を行ってくれるのだが、無成長プレイでは味方の火力が極小であるため、スノウの攻撃力がなかなかに役立ってくれる。まあ、できればDEFをやってほしかったというのが本音なのであるが、しかしさすがにHP10万のDEFが居ては超絶ヌルゲーとなってしまうため、この調整は仕方ないというものであろう。
 ――ということで、戦力が増強されているうちに、さっそく今回も新しいモンスターたちを仲間にする。特に重要視しているのはENHとJAMとDEFである。ENHJAMはキャラクター側では補えないし、DEFはノエルとセラも使えるものの、HPが低いうえにガード系が無いという糞ディフェンダーの見本市であるため、できればHPが1000以上ある仲間モンスターに任せてしまいたいという感じである。さあ、今回のモンスターたちはっ!?

「サンレス水郷AF300」で仲間にしたモンスター
名前 ロール パラメーター コメント
オアンネス ENH HP721 / 物理33 / 魔法31 念願の「フェイス」が使えるENH。それだけで評価に値する。
ジイリッハ ENH HP529 / 物理33 / 魔法46 こちらも念願の「プロテス」が使える。オススメ。
プチネロ ATK HP558 / 物理44 / 魔法65 えっ・・・弱くね・・・?
ケラトラプトル BLA HP467 / 物理27 / 魔法57 氷属性の攻撃が使えるけど、その枠には強敵のネクトンが。
ハバネロ BLA HP503 / 物理37 / 魔法89 「ファイア」。サンレス水郷は炎が効きづらい敵ばかりです。効く場合もセラが。
ウンサーガナシ JAM HP534 / 物理35 / 魔法45 「デプロテ」は便利ですがプリン系統は物理に強い。
ケラトサウルス JAM HP434 / 物理24 / 魔法47 「デプロテ改」ねえ・・・微妙。
ドロタボー DEF HP624 / 物理40 / 魔法57 × 出ない。仲間にならない。
そして肝心の実力はと言うと、またしてもガード系の無い糞ディフェンダー。
どうしても仲間にしたい場合もサンレス水郷AF400で。


 今回仲間になった中で強いと言えるのは、それぞれ「フェイス」「プロテス」が使えるENH/「オアンネス」ENH/「ジイリッハ」だろうか。まあ、その効果自体はガホンガスの「熱情の踊り」で引き出せるのだが、しかし雑魚戦でも全てシンクロ技を使っていくというのは不可能、というかむしろ雑魚戦でこそゲージを溜めていきたいという感じなので、今回のようにいつでも使える「フェイス」「プロテス」は大変嬉しいものである。
 ・・・逆に、その他のモンスターには微妙なメンツが多く、あまり戦力強化にはなってくれなさそうな感じだ。ATKBLAはノエルとセラでも使えるから相当な能力を持っていないと起用する意味が無いし、新たな2体のJAM「デプロテ」はサンレス水郷の環境と上手く噛み合わない。そして、出現率の低いDEF/「ドロタボー」は、レアなだけにどんな強力な能力なんだと楽しみにしていたが、またしても「挑発」しか使えない糞ディフェンダーでガッカリしてしまった。敵にすると強いのに味方になると弱いという恒例のアレである。

 ということでシナリオを進め、モンスターが1体も出ない無意味なコロシアムなども経由しながら、いよいよ「アルカキルティ大平原」へと向かっていく。
 ・・・そしてそこでは、全編を通して使えるような強力なモンスターたちが数多く登場するのである。さあ、戦力を強化するぞ〜!!

 

(2012年1月6日) 94 PV

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