FF13/ボス戦タイムアタック - やり込みinFF

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ボス戦タイムアタック

 



そ…そんなシステムがあったなんて…。全然知らなかった〜〜〜っ!!


 前回からの続きである。まずは、2章での稼ぎを終わらせておく。
 …当初、お金稼ぎの予定は30万ギルで、これでも十分多いくらいであったのだが、久々のFF13ということで張り切りすぎて、
35万ギルも稼いでしまった(手持ち26万ギル+スモーク90個×2種)。プレイ時間は、あらかじめ流用データーの4時間半のぶんもプラスして、約10時間である。まあ、多く稼ぐぶんには良いと思うかもしれないが、本プレイでは9章で再び過去のプレイからデーターを流用する予定なので、不要だった分は丸々無駄になってしまう…。
 ――その後、2章から3章の部分を、通常プレイの感覚で進めていく。道中は、アイテムだけは回収しつつ適当に行き、ボスのファルシ=アニマも、有名な放置作戦を使わずに、あえて普通に戦ってみる。1回目は敵の攻撃力を甘く見ていてライトニング死亡で失敗、2回目は「触肢×2を撃破」「本体を攻撃」の3セット+αでやっと撃破でき、時間も2分13秒と散々なものになった。
サッズ放置作戦のほうがマシじゃないか!

 そして、3章では、まずは
CP稼ぎを行うことになる。今回プレイでは、クリスタリウム成長により使用できるアビリティを増やせる&常時パラメーターを底上げできるという超絶強化が可能なため、まずはタイムアタック記録を狙うにあたり、キャラクターをその時点での限界まで成長させておくのだ。なお、今後も特に断りが無ければ、クリスタリウムについてはMAXの状態まで進めてあると考えてほしい。
 …さて。この3章の時点では、最初のクリスタリウムLv1が解禁されており、それがLv2に上がるのは3章のクリア時
(正確には、戦闘爆撃騎カルラを撃破した時)である。というわけで、3章丸々の成長ぶんが解禁されているため、序盤のボス戦までにCPが余ることは無い。よって、この時点で、意図的なCP稼ぎが必要となってくるのだ。敵パーティとして、序盤はシ骸モンスターが、中盤は魚系の敵が、後半は聖府軍の兵士・兵器が登場する。このうち、聖府軍はCPが1桁と薄給すぎるので、1個目と2個目のセーブポイントの間を往復し、シ骸と魚モンスターたちを倒していく。稼ぐ量としてはそれほどでもなく、何度か行き来をすることで、次のバトルで使用するライトニング・スノウ・ヴァニラの3名が成長限界に達した。なお、スノウだけ何故か異様に早く限界が来るが、これはマナスヴィン戦の後に離脱することが考慮されているのだろう。
 ――そうして、キャラクターたちをクリスタリウムで成長させ終えたら、最後にショップから、物理攻撃力+20の
「パワーリスト」と、魔法攻撃力+20の「マジシャンサイン」を人数分購入する。これで、現時点で準備できることは全てであるため、いよいよボス戦へと挑んでいくことにしよう!


Part.1
まずは「普通」に戦ってみる


 
今回も、意図が伝わりやすいように、静止画は編集をしていきます(上の図では技名を貼り付けている)


 それでは、3章序盤のボスにして、本プレイの最初のタイムアタック相手として、
「重攻撃騎マナスヴィン」と戦っていくことにしよう。ちなみに、こいつとは1章冒頭でも2回戦っているため、攻略本での正確な表記は「重攻撃騎マナスヴィン(3回目)となっている。
 …さて。こいつに関しては、序盤のボスということで、
タイムの基準となるような先駆者兄貴が全くと言って良いほど存在しない。一応調べてみたが、早めに倒して50秒ちょっとというくらいであり、何秒で倒せれば速いと言えるのか分からなった。
 ――やれ、FF13の時代には、もう“タイムアタック”と言うと
RTA(リアルタイムアタック:主に通しプレイで、ゲーム外での実時間を計測するタイプの早解き攻略)が主流となっており、そこではセーブ&リセットの繰り返しがロスとなってしまうため、極端に成功率の低い攻略法は採用されない。しかも、RTAではキャラクターを成長限界まで育てることもない。よって、RTAでのタイムは今回プレイの比較対象にはならないのである(※ただし「タイム」でなく「戦法」は、大いに参考になるだろう)。一方で、バトル単体を取り上げるタイプの短時間攻略にしても、これまで扱われてきたのはロングイ・アダマンタイマイと言った稼ぎモンスターに、ウェルキンゲトリクス・ラクタヴィージャ・スパルタクスといったミッション系の強敵ばかりであり、こんな序盤のボスがタイムアタックの対象として取り扱われることは無かったのだ。驚くべきことに、10年以上、である。

 そんなわけで。まず今回は、基準とすべき「普通のタイム」を作る必要があると感じたのだ。
 …さて。私も、それなりの年になった今、
「何をもって“普通”と定義するか」というのは、凄く難しいことであると感じる。それはゲームという限られた環境でも同じであって、私が「普通」だと思っているFF13の戦い方は、恐らく普通ではない。しかし、それでは基準としての意味が無いので、今回は「できる限りゲーム制作者の意図を汲み取ったうえで、かつ成功率がそれなりにある作戦」を“普通”であると考えてみることにしよう。

 それでは。今回の「重攻撃騎マナスヴィン」は、開幕に
「波動砲」(ゲーム中では名無しの薙ぎ払いレーザー)を発射し、その後に「クリスタルレイン」を使用する。クリスタルレインは、ターゲットとした相手に特大のダメージを与える範囲攻撃であり、しかもリーダーのライトニングを狙いやすいため、無策だと一撃死も有り得る、というか一撃死する。よって、これをスノウのDEFで引きつけるというのが、通常攻略で想定されている内容であろう。
 …そんなわけで。今回プレイでの「普通の」戦い方としては、
まずは「パワースモーク」を使用する。これは、まあ通常のプレイでは使わないのだが、これを未使用となると、タイムアタックの基準として掛け離れすぎてしまうからだ。なお、スニークスモークは意味が無く、バリアスモークはこの時点では手に入らない。また、事前の装備としては、ライトニングとスノウの装備を物理特化に、ヴァニラを魔法特化にする。こんなもので十分だろう。
 ――そして、バトルが始まったら、まずはライトニングが「ライブラ」を使う。これにより、
ATK「ルイン→たたかう→たたかう」と言った無駄な行動をしなくなるうえ、敵の弱点である雷・水を優先的に突いてくれるようになる。そして、開幕の「波動砲」を受けたら、次は大ダメージの「クリスタルレイン」であるため、オプティマを「ATK+DEF+HLR」に変えて、ポーションで回復をしつつ、スノウがDEFで攻撃を引きつける。するとクリスタルレインは僅かなダメージに抑えられるため、「BLA+BLA+BLA」で一気に敵をブレイクさせ、「ATK+ATK+BLA」で攻撃である。
 以上、ブレイク時間半分を残し、
44秒で相手を撃破できた。まあ、それなりにスムーズに戦い、1ブレイクで撃破をしたが、もちろんこれが最速のわけが無い。果たして、これからどれだけ縮められるかが、腕の見せどころであるな。


Part.2
いざ、タイムアタック!


 
最終的には、いかにブレイクキャンセルをスムーズに行えるかが重要となる。ぶっちゃけ★運★


 それでは、タイムアタック的な攻略を進めていこう。
 …まず、私が行ったのは、
敵の「クリスタルレイン」への対策である。これは、kurata氏の【回復禁止クリアー:第1話】などで触れられているように、ブレイクキャンセルが可能である。敵が「クリスタルレイン」を宣言して技が発動するまでの間にブレイクをすれば、クリスタルレインの使用は中止となり、行動ルーチンが次に移行する。すると、「DEFで引きつける」という手順を丸々無しにでき、大幅にタイムを短縮可能なのだ。
 ――また、敵は雷と水属性を弱点としている。そして、ライトニングの
BLAでは「サンダー」「ウォータ」を唱えられるため、ブレイク後もATKよりBLAで攻撃をしたほうが良くなる。と言っても、実際はかなり微妙なところであり、まずこの時点でのライトニング物理特化の物理攻撃は93、魔法特化の魔法攻撃は83である。また、初代FF13では、「たたかう」の倍率が1.2倍で「ルイン」は1.0倍、かつ乱数も考慮する(たたかうは×0.96〜1.00、ルインは×0.91〜1.00)と、「たたかう」のほうが約1.24倍のダメージを与えられることになる。そこに、元々のパラメーターの差やモーション時間も存在するので、実際のところは、弱点を突くBLA魔法か、それともATKでの物理攻撃か、どちらが強いかはやってみなければ分からないという感じであったが、実際のプレイでは魔法のほうが良いタイムが出たので、そちらを最終的に採用した。この物理特化か魔法特化かという問題は、これから何度も考えていく必要があるだろう。なお、スノウはBLAにすると「ブリザド」「フロストブロウ」を交互に使ううえに弱点を突けるわけでもないので、物理特化にして終始ATKが安定である。

 そういうわけで。これらの改善で、戦闘時間を
34秒にまで短縮することができた。なお、本バトルの展開では、実はライトニングのHPがギリギリであり、これよりバトルが長引くと、ブレイク中の敵のレーザー攻撃によってライトニングが死んでしまう。そのため、どちらにせよバトルは短期決着としなければならない。序盤から異様にピーキーな相手だな…。
 ――そして、戦っていくうちに、変なことにも気付いたの。FF13では、初回のオプティマチェンジを行う際に長い演出が入るという特徴があり、バトルを早期に終わらせたい今回プレイではこの扱いも無視できなくなる。ところが、このバトルでは、
敵が「波動砲」を放っているうちにオプティマチェンジを行うと、その初回演出を省略でき、以降も長い演出が含まれることは無いという特徴があるようだ。もともと、この「波動砲」は、カット値50という大きなひるみ効果を味方全体に複数回与えるという厄介な効果を持つため、それをオプティマチェンジの演出でキャンセルできれば良いかな…と思っていたのだが、初回演出まで省略できるとは嬉しすぎる助け舟である。
 最後に、ブレイク後には、基本的にはライトニングを
BLAとした「BLA+ATK+BLA」で攻めていくのだが、途中でオートコマンドでなく、「ウォータ×3」を手動で入力する。そして、ウォータの3発目を放った瞬間に「ATK+ATK+BLA」に変えるのである。すると、弱点を突く「ウォータ」のダメージをATKで適用でき、「ルイン」の2倍のダメージを与えられるようになる。小技だが、恐らくこれでも攻撃1発分、0.5秒くらいは短縮できるはずだ。

 そんなわけで。
バトルが短すぎるため、工夫できる要素というとこれくらいである。
 …そして何度も繰り返すうち、タイムを縮める鍵は、
「クリスタルレイン」のブレイクキャンセルのタイミングに集約できることが分かった。当然、クリスタルレインが来る前にブレイクしてしまえばアウトだが、タイムを突き詰めるのであれば、「クリスタルレイン」と表示されてからコマンドを入力するようでは遅すぎる。よって、先読みが重要…というか、実際に最速タイムを記録したときは、「クリスタルレイン」と表示すらされていないのにキャンセルした扱いとなったようだ。当然、そこまで厳密なタイミングでコマンドを入力するのは不可能であるし、敵の行動ペースの揺らぎもあるだろうから、つまるところ★運ゲー★ということである。開幕からこの用語を使うことになるとは…。
 ――そんなわけで。ここまで来ると、後は回数を重ねるだけとなる。最終的に、2時間近くやって、最も良いタイムが
32秒であったため、これを今回の私の記録としたい。ちょっと、基準が無いので何とも言えないが、本気でやれば、あと1秒くらいは縮められるのかな? または、私の気付かなかった、まったく新しい戦法が存在するか…。しかし、実質的な開幕戦から予想よりキツくなってしまったため、ここは例の名言を残して、とりあえずは先に進めることにしたい。多分これが一番早いと思います!!(分からない人は検索しよう!)

動画


 そんなわけで、あとはいつも通り動画を掲載して終わりだが、今回は2つほどいつもと違う要素があるので、説明をしてみる。
 …まず、動画に関しては、サムネイルに
「タイムアタックであること」「その記録」デカデカと表示してみることにした。やれ、個人的には、この形式に抵抗感が無いわけではなかったのだが、こういう動画が世間で受け入れられていることを考えると、時代の変化というものなのだろう。今回、実験的にこういう表示を試してみて、それで今後どうするかということを考えていきたいと思っている。
 ――また。今回は、FF13企画ということで、
セーブデーターの配布を行ってみたいと思っている。今回、私が出した記録は32秒というものであるが、もちろんこれには更新の余地がある。だが、そのためにゲーム冒頭からプレイをしろというのは、稼ぎの手間などもあって、なかなか面倒である。そのため、ここで私がセーブデーターを配布することで、少しでもその手間を減らし、多くの人がタイムアタックに挑戦できるようにしたいのだ。これで私の記録が追い抜かれるなら大いに結構である。なお、いつも通り、他者のセーブデーターを使用した場合、「そこから新たなデーターを作成できない」「トロフィーを獲得できない」という制限が加えられるため、その点はご注意していただきたい。詳しい注意事項や使用方法は、【セーブデーターのページ】をどうぞ。


Part.3 - TA編そのA
やっぱり縮まるじゃないか!(2020/3/25)


 
FF12の「目の前の敵」とカメラ操作の関係みたいな意外性がある


 タイムアタック編そのAである。冒頭から順番に読んできた方は何が何やらという感じであろうが、この第2話を投稿してから約1ヶ月が経った3月25日になって、「ターゲット選択方法を『画面上で直接選択』にして、△ボタンでリーダーのコマンドを実行すると、通常よりもリーダーが早く行動できる」という事実が発覚し、
タイムアタックを最初からやり直すことになったのである。その辺りの詳しい経緯や内容は、【第15話】を先んじてご覧いただきたい。
 …ということで、最初のやり直しの戦いは、この3章の重攻撃騎マナスヴィン戦となった。まあ、やり直しと言っても、
戦法自体はまったく同じであり、変更点は本当に「画面上で直接選択」を選び、ボタンでリーダーのコマンドを決定するだけである。ただ、それだけで確かにリーダーの行動効率は向上し、完全に同じ戦い方で、タイムを32秒から31秒に縮めることができた。記録が縮まったことも大きいし、何より「画面上で直接選択+△ボタン」で、実際にタイムを縮められると証明できたことも重要である。
 ――やれ。この結果は、たった30秒につき1秒の短縮という数値であるが、決して侮るなかれ、
20分のバトルであれば40秒も多く行動ができる。ラスボスのオーファン第1形態であれば、モードチェンジの2分30秒までに5秒多く攻撃ができ、それはだいたい行動1セット分にも相当し、それだけでも勝負の行方は変わってくる。もう限界に達していたと思ったFF13のバトルであったが、意外なところに改善の余地があったのだ。

 そんなわけで。今回は、実際に31秒の新記録を出した動画を掲載してみよう。やり直し編も、初戦から幸先よくタイムを縮められたということで、今後の戦いも調子良く進めていきたい。また、それに従い、セーブデーターも新しく「画面上で直接選択」の状態にしたものに書き換えている。

動画




記録
「重攻撃機マナスヴィン」戦:
31秒

編成
戦闘メンバー   オプティマ
ライトニング HP405 / 物理63 / 魔法83
ブレイズエッジLv.1 / マジシャンサインLv.1
1 ATK+ATK+BLA
2 BLA+ATK+BLA
スノウ HP640 / 物理93 / 魔法43
エナジーサークルLv.1 / パワーリストLv.1
「物理ダメージ5軽減」
3 BLA+ATK+BLA
4 BLA+BLA+BLA
ヴァニラ HP430 / 物理41 / 魔法87
パールウィングLv.1 / マジシャンサインLv.1
「魔法ダメージ5軽減」
5 BLA+BLA+BLA
6 ATK+DEF+HLR
 

戦い方
TPアビリティの「ライブラ」を使う

敵の「波動砲」
薙ぎ払いレーザー)のタイミングでA「BLA+ATK+BLA」にオプティマチェンジ(初回演出を省略できる)

敵の「クリスタルレイン」をブレイクキャンセルし、どんどんダメージを与えていく

適切なタイミングで、ライトニングが「ウォータ×3」をセットし、タイミング良く@「ATK+ATK+BLA」に変えてトドメ

(セーブデーターは【こちら】



ん?


 そんなわけで。これにて、実質的な初戦であった「重攻撃騎マナスヴィン」戦は突破である。開幕から、
★運ゲー★感の強い戦いとなってしまった。戦術面での選択肢がほとんど無い段階でこれだと、終盤のほうの戦いとか、どうなってしまうのだろうか…。
 ――そして、次なる戦いは、3章ラストの
「戦術爆撃騎カルラ」戦である。なんか、またよく分からない奴が出てきたなあ。果たして、どんな戦いになることやら。まあ、どのようなバトルになるにせよ、これまでのように「倒せる/倒せない」というハッキリした明暗が出るわけではないうえ、多くの戦いで比較対象が自分自身の限界となるため、何度もやり直す必要がある。そこが、タイムアタックの辛いところであり、面白いところでもあるのかな。

 

(2020年2月14日) 101 PV

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