最強キャラ決定戦 2nd - やり込みinFF

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最強キャラ決定戦 2nd

 

【第2回 ガイセリック&ヴェーターラ戦】

 

標的その2:ガイセリック
HP:702000 チェーン耐性:50 ブレイク値:200.0%
属性:
全属性弱点 物理:耐久 魔法:半減
有効ステータス:デプロテ・
デシェル・スロウ・カーズ

標的その3:ヴェーターラ
HP:480209 チェーン耐性:50 ブレイク値:200.0%
属性:
火氷雷水風半減/土無効 物理:無効 魔法:耐久(バリア破壊時は火氷雷水風:「標準」、物理:「標準」に)
有効ステータス:バイオ・
ウィーク(バリア破壊時はデプロテも)


 唐突な連載再開である。第2回では、予告通り「ガイセリック&ヴェーターラ」戦をテーマとしてみることにしよう。
 …やれ、この2体を標的として選び出した理由は、皆さまピンと来るというものだろう。かつて、クリスタリウム封印・改造禁止プレイにおいて、これらの敵が大きな難関とされてきたからである。もちろん、現在においては様々な人のプレイによって“完璧”とでも呼ぶべき戦略が生み出されており、もはや難関とは言えない場面になっているのも事実である。それでも、過去に多くのプレイヤーを苦しめてきた功績は大きいものと認め、今回の「最強キャラ決定戦 2nd」の攻略ターゲットとして取り扱うことにしたのだ。
 ――というわけで。「最強キャラ決定戦」のテーマ的なものから考えると、このバトルは特徴が非常にハッキリしているため、キャラクターの特性が分かりやすく数値として出てくるものだと思われる。具体的に言えば、ガイセリック戦なら「エンファイ」「デシェル」を使えるか、ヴェーターラ戦なら「ウィーク」を入れて素早くチェーンボーナスを蓄積し、召喚獣の力も借りて1ブレイクで倒しきれるかどうかがカギとなるだろう。なんかだいたい結果が読めてきた気がするが、果たして実戦では…??

 ところで。前回のレインズ戦をクリアしたことで、クリスタリウムレベルは11章水準の「8」へと上昇し、更なる成長が可能となった。となると、もちろん必要になるのはCP稼ぎである。前回は、10章ではさすがに稼ぎの効率が悪いということでストックの999999で妥協することになったが、さすがに今回は複数回のバトルを経験するということで、稼ぎを行わないわけにはいかない。必要とされるCPは…うむ。ざっと250万くらいか!
 …というわけで、ストック分の999999を全て使ったとしても全く足りないのだが、今回は10章と違って効率の良いCP稼ぎを行うことができる。場所は、マハーバラ坑道序盤・道が二手に分かれているところの行き止まりになっているエリアだ。このエリアに出現する敵は「ホプリタイ」「アバランチ」の2体で、どちらもHPが低く弱点属性まで持っていて簡単に倒せるうえに、トンネル部の辺りまで行って戻ってくれば簡単に復活するため、ここを往復するだけでかなり効率良くCPを稼ぐことができるのだ。
 ――やれ。今回プレイでは、1人ずつキャラクターの検証を行う都合、どうしても「無成長状態の控えキャラ2人」が必要となり、セーブデーターを2つ作る必要がある。そのため、稼がなければならないCPは倍の300万なのであるが、今回はこの稼ぎ場を用いることにより、10時間と掛からずに2データーぶんの稼ぎを終わらせることができた。さすが、攻略本にも載っている稼ぎ場は伊達じゃないぜ!!


 
皆さまこれが基準ですよ
〜ガイセリック&ヴェーターラ戦その@:サッズ編〜
 
エントリーNo.1:サッズ
HP5585 / 物理662 / 魔法694 ATB:5
シリウスLv.★ / チャンピオンベルトLv.★ / チャンピオンベルトLv.★ / チャンピオンベルトLv.★
「強化系持続UP改」「物理耐性+66%」「物理ダメージ10軽減」

ENH
/ブレイブ・フェイス・ヘイスト・ガッツ・エン系*4・(属性バリア*4)
JAM
/デプロテ・デシェル・バイオ・ウィーク・カーズ・デスペル
メイン:
ATK/BLA/ENH サブ:DEF/JAM/HLR


 というわけで、さっそく本編を始めていこう。まずは、M12の「ガイセリック」戦である。本プレイでは、敵の情報も重要な戦力となるため、戦う順番は「直前のバトルで成績が良かった順」としている。つまり、前回のレインズ戦で1位のスコアを記録したサッズは、先陣を切らなければならないのだ。
 …の前に、まずはガイセリックの基礎的データーについて復習をしておこう。HPは702000と大きめであるが、全属性を弱点としておりダメージは与えやすい。敵の攻撃で主力となるのは、巨大な左手を叩き付ける「侵略の拳」である。そのダメージは1600と強力であるが、バトル開始からしばらくすると「暴虐の力」で使い魔の「巨拳」が召喚され、更に強力な「征服の鉄拳」2600もの大ダメージを与えてくるようになる(巨拳自体は何の行動もしない)
 ――のだが! これらの攻撃には各種の軽減手段が有効であるため、実際に受けるダメージはカタログスペックよりかなり小さくなってしまうのである。例えば、今回のサッズは「物理耐性+30%」の効果を持つ「チャンピオンベルトLv.★」を3つ装備しているため、総合的な物理耐性は66%である。この時点で受けるダメージは1/3になってしまうし、キャラクターによっては「プロテス」(+「征服の鉄拳」なら「シェル」も)も使うことができる。それでも心配なら、更にDEFを使って受けてしまえば良い。ハッキリ言って、今回バトルでは速攻を仕掛けることも相まって、敵から受けるダメージに関しては無視してしまって良いのである! 一応、使い魔の巨拳を倒せば「征服の鉄拳」の使用を中断させることができるのだが、その必要は一切無いと言って良い。あれだな、ロングイの「アルテマ」が最大60000ダメージとビビらせてきたところで、咆哮とのコンボで無ければ恐るるに足らないのと同じだな。

 そんなこんなで、このガイセリック戦におけるサッズでの攻略を考えていく。まず、敵は「物理:耐久 / 魔法:半減」の特性を持っているということで、全ての攻撃は魔法で行うことになる。また、敵はデフォルトで全属性を弱点としているということで、エン系を持っているキャラクターは非常に有利であるし、無ければBLAで攻めていくことになるだろう。また、敵はチェーン耐性50&ブレイク値200.0%と脆弱で、簡単にブレイクを行うことができる。加えて、今回は事実上の1人プレイとなるわけで、召喚獣を呼ぶと単純な戦力UPと考えることができる。
 …よって、このバトルで重要となるのは2点だ。すなわち、「@どれだけ手早くブレイクに持って行けるか」「A召喚獣の力も借りて、1ブレイクで相手を倒しきれるか」である。@もAも言うまでも無いことであるが、特に重要なのはAであり、1ブレイクで倒せるか否かには雲泥の差が存在するのだ。
 ――そんなわけで、サッズを使う場合について考えていく。サッズは、行動モーションが遅いうえに召喚獣も弱めであり、さらに素のパラメーターも全キャラクター中最低であるため、このバトルでは不利な部類に入る。しかしながら、「デシェル」「エンファイ」に加えてブリュンヒルデも上手に使えば、際どいところであるが1ブレイクで倒せるだろうということも分かった。そうなれば、攻撃力の低さはスコア計算で有利な点になってくるのだ。

 ということで、頑張って攻めていく。開幕は、ENHで素早く「ヘイスト+ガッツ」「フェイス+エンファイ」を発動させる。すぐさま敵の「侵略の拳」が飛んでくるが、そのダメージは「チャンピオンベルトLv.★」*3によって541にまで軽減できてしまった。
 ――その後は、ATKでチェーン持続時間を確保したのちに、BLAで2セット攻撃してチェーンボーナスを170%程度にまで伸ばし、JAM「デシェル」を発動させつつ相手をブレイクする。そうしたら、1セットだけBLAで攻撃したのちにブリュンヒルデを召喚、あとは「フェイス」「エンファイ」「デシェル」で強化した「ルイン」でひたすら攻撃である。これで、ルイン1発につき20000以上のダメージを与えることができ、あっという間に相手のHPを削っていけるのだ。そしてラスト、今回はドライビングモードを使うよりもサッズが攻撃したほうが効率が良いため、ブレイク終了ギリギリまで「ルイン」で粘り、最後は「ムスペルフレイムLv.3」を放ってフィニッシュである。

 そんな感じの、サッズ編でのバトルタイムは1分32秒、スコアは18244点である。
 …やれ、このスコアをどう評価すべきは今後の展開次第であるが、とりあえずは「必要なステータスを発動させて手早くブレイクする」「召喚獣の力も用いて1ブレイクで撃破する」という2点が、今回バトルにおける最重要点となることは言うまでも無いだろう。
 ――ちなみに反省点としては、「敵の攻撃面に関しては一切考慮しなくて良いことが分かったので、アクセサリ枠を防御目的以外で使うこと」「DEF・HLRを外して、ATK・BLAなどの攻撃系ロールを2つずつ用意すること」「ラスト、召喚時間については大幅に余ってしまったため、もう少し早いタイミングで召喚獣を呼ぶこと」などが挙げられる。これらのポイントを活かし、後続のキャラでは更なるハイスコアを狙えるようにしたい。うむ。後のキャラクターほど有利になって、ランキングがかき回されると面白いな。

サッズ編そのA:ヴェーターラ戦
シリウスLv.★ / メーガスブレスLv.★ / メーガスブレスLv.★ / リボンLv.★
「強化系持続UP改」「魔法耐性+51%」「各種異常耐性+25%」「魔法ダメージ5軽減」


 続いては、テージンタワーにおける「ヴェーターラ」戦である。こいつもガイセリックと同じく、クリスタリウム封印・改造禁止プレイにおいて難関とされてきたバトルだ。当サイトほどの界隈となると、実際に苦労した経験があるという人も少なくないであろう。
 …というわけで、そんなヴェーターラの「最強キャラ決定戦」的な特性を考えてみると、まずは「ウィーク」が有効であるということが挙げられる。敵は、バリア発生中は全属性を半減(土属性は無効化)し、チェーンボーナスの上昇値を半分にカットしてしまうため、手早くブレイクするためには「ウィーク」が必須となってくるのである。そしてその後であるが、敵はブレイクしてバリアを消滅させると「デプロテ」が有効となるため、手早くそれを決めたのちは、またまた召喚獣の力を借りて攻めていけば良い。今回、敵はブレイク中であってもバリアを復活させるという不愉快極まりない特性を持っているが、その発生によってチェーンボーナスがリセットされることは無く、召喚獣の攻撃は敵の各種耐性を貫通するため、そこまで来たらあとはドライビングモードでトドメを刺してしまえば良いだろう。
 ――その他、敵の攻撃への対策であるが、まず敵の行動は全てが魔法攻撃であるため、アクセサリの「メーガスブレスLv.★」を必要な数だけ装備する。そして敵は、各種のステータス異常魔法も使ってくるため、余裕があれば「リボンLv.★」で発生確率を0.75倍にまで下げておくと良いだろう。

 そんなこんなで、サッズを用いて戦っていく。まずはいつも通り、ENH「ヘイスト+ガッツ」「ブレイブ+フェイス」を発動させ、その後は「バイオ」「ウィーク」の順にステータス異常を発生させて、さっさとブリュンヒルデの「召喚」を用いていくことにする。そうしてBLAを使えば、一気に相手をブレイク直前にまで持っていくことができるのだ。
 …さて、敵はブレイクをさせると、属性耐性を「半減→標準」へと変化させ、ついでに物理タイプは「無効→標準」となるほか、「デプロテ」の無効化状態も解除される。ここで重要なのは、属性耐性が「半減→標準」になるということは、である。つまり、「ウィーク」を決めていれば、敵は全属性が弱点となるため、「エンファイ」とのコンボ攻撃が成立するということである! そんなわけで、今回はブレイクした瞬間に「デプロテ」を決める…というかむしろ「デプロテ」でブレイクをさせるくらいの気持ちで攻めていくのである。
 ――そうしてブレイクに成功したら、あとは「たたかう」でひたすら攻撃をしていく。そのダメージは、全ての強化態勢が整っているということで、サッズの物理攻撃力ですら40000にも達し、たったの2セットで相手のHPを削りきることができた。一応、最後はドライビングモードに変形して「ムスペルフレイムLV.3」でトドメを刺してみたりもしたが、これはもう使っても使わなくても同じであろう。

 そんな感じで。撃破タイムは1分11秒、スコアは18480点であった。
 …というわけで。ガイセリック編と合わせた合計のスコアは36724点である。このスコアをどう扱うかは他のキャラクターの成績次第なのであるが、基本的に20000点が満点とされるFF13のスコアにおいて、2戦連続で18000点台を繰り出すというのは並大抵の業ではないであろう。やれ、今回の「2nd」でも、またサッズが最強キャラの看板をかっさらっていくのであろうか…!?

ガイセリック&ヴェーターラ戦 サッズ編
36724点
18244+18480



 
光速の(略)女騎士
〜ガイセリック&ヴェーターラ戦そのA:ライトニング編〜
 
エントリーNo.2:ライトニング
HP5185 / 物理957 / 魔法954 ATB:5
イグナイトブレードLv.★ / ダッシューズLv.1 / 閃光のスカーフLv.★ / みかわしブーツLv.1
「攻撃してATB回復」「オートヘイスト」「開始時ATB完全」「回避UP」「ATB20%加速」

ENH
/ブレイブ・フェイス・エン系*4・プロテス・シェル
JAM
/デプロテ・デプロガ・デシェル・バイオ・ウィーク
メイン:
ATK/BLA/HLR サブ:DEF/JAM/ENH


 今回プレイの2番手は、ご存じkousokuno imyouwomoti zyuuryokuwo zizainiayaturu koukinaru onnnakisiことライトニングさんである。
 …さて、今回の「最強キャラ決定戦」においては、ENH「ブレイブ&フェイス」「エンサンダ」「プロテス&シェル」JAM「デプロテ&デシェル」「ウィーク」「バイオ」など、この時点から既に必要とされる全魔法を自在に操ることができ、武器のアビリティである「攻撃してATB回復」も極めて優秀、そして召喚獣のオーディンも屈指の強キャラであることから、ライトニングさんは上位進出へ大いに期待することができるのだ。
 ――やれ、唯一の弱点と言えば、「ヘイスト」が無いことであるが、今回の2バトルはどちらも短期決戦となるため、「ダッシューズ」の使用で補っていくことができる。やれ、スモークやENHの万能さから、『13』のステータス系アクセサリは影が薄いものの、こういう使い方も無いわけではないのだ。

 では、ライトニングを用いた場合の編成について考えていこう。まず、武器は「アクセルブレード」系統のランク2武器である。これ、実は改造に「アダマンタイト」が必要と、地味に「特殊マテリアル研究所を使わない範囲を基準に改造を行う」という条件に反してしまっているのだが、この「攻撃してATB回復」がライトニングの大きな魅力なため、致し方ないというものであろう。ちなみに「メーガスブレス」の製作にもアダマンタイトは使ってます。
 …と、その他のアクセサリに関しては、サッズ編の結果から防御に関しては全く考える必要が無いということが分かったため、攻撃重視で固めていく。ただし、FF13のスコア計算式の問題上、直接的に魔法攻撃力を上げてしまうとスコアが下がってしまうため、ここはライトニングのキャラ特性に合わせ、「ATB○○%加速」の連鎖アビリティを発動させていくことにしたい。というわけで、武器の「イグナイトブレード」にアクセサリ枠*3つ全てを組み合わせ、「ATB20%加速」の効果を得ていく。これで、ヘイスト状態と合わせ、ATBの蓄積速度は通常の1.7倍にまで上昇してくれるのだ。
 ――そして更に。ライトニングは、「攻撃してATB回復」によって合計1.0スロット分のゲージを回復できるため、それも考慮すれば実質的なATB速度は5/4を掛けて2.215倍「ヘイスト」のみの他のキャラクターと比べても、約1.4倍の速度となってくるのである。さすが光速(以下略)だわ……。

 そんなわけで戦っていく。ライトニングでの戦い方も、サッズの時と同じく、まずはENHでスタートして、ダッシューズによる「ヘイスト」に加えて「フェイス+エンサンダ」「プロテス+シェル」を発動させる。その後は、ATKBLAJAMを用いて「デシェル」を発動させつつ、一気に相手をブレイクまで持っていく。ライトニングの動作スピードをもってすれば、それは造作も無いことなのだ。
 …そしてブレイク後は、いつも通りオーディンを召喚して攻めていく。全ての条件を整えたうえでのライトニングの「ルイン」30000ダメージと強力で、それを全キャラクター中屈指のスピードで放つことができるのだ。そんなこんなで、あっという間に敵のHPを削っていき…最後は一応ドライビングモードにも入り、いつもの「斬鉄剣Lv.3」でフィニッシュである。
 ――そんなこんなの撃破タイムは1分7秒、スコアは18789点である。これはなんと、タイム・スコアともにサッズを上回っているのだ。特にタイムにおいては25秒も早い。さすがのライトニングさん…FF13の圧倒的主人公だわ!!

ライトニング編そのA:ヴェーターラ戦
イグナイトブレードLv.★ / ダッシューズLv.1 / リボンLv.★ / メーガスブレスLv.★
「攻撃してATB回復」「オートヘイスト」「各種異常耐性+25%」「魔法耐性+30%」「ATB10%加速」


 続いてはヴェーターラ戦だ。基本的な戦い方はサッズと同じで、ENHでステータスを発生させたのちにJAM「ウィーク」「バイオ」を掛け、その後は召喚獣の力も借りてブレイク、するとウィークによって全属性が弱点となるため、あとは「デプロテ」とエン系で攻めるだけである。
 …いや。言いたいのはそんなことではなく、だ。なんというかライトニング強くね? ということである。本バトルで必要とされるステータスを全て使える「ヘイスト」はアクセサリで補えば良いし)のはもちろんとして、行動モーションも早く、オーディンも使いやすくて強力である。全ての状態を整えたのちに「たたかう」によって与えられるダメージは55000にも達する。いやー…これがATKが貧弱とされるキャラクターだとはー…。
 ――そんな感じの、ライトニングにおけるヴェーターラの撃破タイムは1分5秒、スコアは18492点であった。際どいところであるが、タイムでは6秒・スコアでは12点サッズを上回っている。うん。今回はそこまでギリギリのタイムアタックを狙っているというわけではないけれども、やはりバトルの内容が良かっただけに、それが数字に表れてくるというのは嬉しいものだ。ライトニングさんは早さで魅せる!!

 そんなこんなで。ガイセリック&ヴェーターラ戦におけるライトニングの合計スコアは37281点であった。この両バトルでサッズを上回ったということで、当然のことながら合計スコアに関してもサッズより上となっているのだ。
 ――やれ、その差は僅か557点であり、第1回で記録したスコア差を全て埋めるには至っていない。しかしながら、こういう細かな積み重ねが、最終的な順位に大きな影響を与えてくるのだ。やれ、今回の結果により、サッズの築く牙城は決して盤石とは言えないことが分かったが、果たしてライトニングはそれを攻め落とすことができるのだろうか…??

ガイセリック&ヴェーターラ戦 ライトニング編
37281点
18789+18492



 
ヘカトンケイルスフィア
〜ガイセリック&ヴェーターラ戦そのB:ヴァニラ編〜
 
エントリーNo.3:ヴァニラ
HP5100 / 物理816 / 魔法1134 ATB:5
モルボルワンドLv.★ / ダッシューズLv.1 / 魔神のタリスマンLv.1 / チャンピオンベルトLv.★
「弱体系成功率UP改」「オートヘイスト」「オートフェイス」「物理耐性+30%」

ENH
/ガッツ・プロテダ・属性バリア*4・ベール
JAM
/デプロテ・デプロガ・デシェル・デシェガ・バイオ・バイオガ・ウィーク・ウィーガ・フォーグ・ペイン・デスペル
メイン:
BLA/JAM/HLR サブ:ATK/DEF/ENH


 続いてはヴァニラ編だ。ヴァニラが、これまでの2人と大きく異なっている点は、ENHが非常に貧弱だということである。「ガッツ」「プロテダ」「属性バリア」「ベール」このラインナップで何をしろと言うのだ。「ガッツ」は、敵の大技はカット値が「50」であるため無意味、「ベール」「属性バリア」は敵が対応する行動を取らない。「プロテダ」に関しても、効果は通常の「プロテス」に対して+17%しか変わらないくせに基本持続時間は5分の1…と。すみませんこれで何するの(´・ω・`)
 ――と。ここで諦めてはならない。上記のような圧倒的マイナス要素を切り抜け、3位という勝ち越し点を残してきたのが、これまでのヴァニラだったではないか。全ロールが得意のキャラクターなど居ない。死力を尽くして戦えば、きっと数値という形でその成果が現れてくれるはずなのである。

 というわけで戦っていこう。まず、ヴァニラのENHについては上記の通り非常に貧弱であるため、もはや強化魔法に関しては完全に無視し、アクセサリで「ヘイスト」「フェイス」を発動させるのみとしていった。いやだって、一番役に立ちそうな「プロテダ」ですら、持続時間が約57秒しか無いんだよ?
 …そんなわけで、いつも通りATKBLAJAMを使って敵をデシェル状態にしつつブレイクまで持っていくのであるが、今回は敵の弱点を突けるエン系が無いため、攻撃はBLAを使って行うことになる。まあ、ヘカトンケイルの火力はクリスタリウム封印プレイで実証されてるし、1ブレイクで倒しきれるだろ! …と思うところであるが、残念ながら今回は「バスターフォース」→「ガイアサルヴォーLv.3」を撃ち込む時間が足りないということで、非常に微妙なところであるが1ブレイク撃破は無理そうな感じであった。
 ――というわけで、狙うは2ブレイク撃破である。まず、1度目のブレイクでは、普通にBLAを使って攻め、そのブレイクが終わる直前のタイミングでヘカトンケイルを召喚する。これで、ガイセリックのHPを約半分にまで削ることができる。その後は再びチェーンボーナスを伸ばしていくのだが、ヘカトンケイルは敵の弱点を突く「クエイク」でせっせと持続時間を延ばしてくれるので、その間にBLAを使って攻めていけば良い。そうしてブレイクに成功したら、適当なタイミングでドライビングに入り、あとはいつも通り打ち上げて「テトラミサイル」でチェーンを伸ばしてからの「バスターフォース」「ガイアサルヴォーLv.3」でフィニッシュである。

 そんな感じで。ヴァニラでの撃破タイムは2分22秒、スコアは17140点であった。
 …やはり。2ブレイクが必要と言うことで、これまでのサッズ&ライトニングに比べるとかなり劣った結果になってしまったが、まあヴァニラが最も得意とするロールはJAMだから仕方あるまい。むしろ、その差を1000点台に抑えたことは評価できるのだ。まだまだ、ここから逆転できるよっ!

ヴァニラ編そのA:ヴェーターラ戦
モルボルワンドLv.★ / ダッシューズLv.1 / リボンLv.★ / メーガスブレスLv.★
「弱体系成功率UP改」「オートヘイスト」「各種異常耐性+25%」「魔法耐性+30%」


 ということで、ヴェーターラ戦へと足を進めていこう。ポイントは、何と言ってもヴァニラの貧弱な「たたかう」を用いなければならないことである。
 …やれ。ヴァニラの「たたかう」と言うと、普通は2章で使って終わり(いや実はあの時点でもヴァニラは魔法を使えたんだけどね…)である。ヴァニラはメインロールとしてATKを持っていないうえに、そのモーション速度や能力値も他の主力キャラたちと比べて見るべき点は無く、使うとしても「ルイン」で攻める場合がほとんどだ。そんな中でヴァニラの「たたかう」となると、もう本当にこういう一人プレイ系統のやり込みしか有り得なくなってしまうのである。だからこそ魅力が映える…というわけでもなく、普通に弱いし遅い。Oh…。

 そんな感じで戦っていく。とりあえず開幕は、敵は一応ステータス攻撃を使ってくるということで「ガッツ+ベール」を入れ、ダッシューズで得たヘイスト状態と共にブレイクを狙っていく。今回、ENHはともかくとして、JAMは一通り揃っているため、その点は特に問題が無いだろう。
 …そうしてブレイクに成功したら、ライトニングのようにエン系とのコンボ攻撃…! と行きたいところであるが、残念ながらそんなものは無く、しかも「ブレイブ」すら存在しないため、元々の物理攻撃力の低さも相まって、与ダメージは1/3以下である。それでも頑張ってダメージを与えていき、ブレイク時間が半分あたりになったらドライビングモードに変形、時間ギリギリまで「バスターフォース」を撃ち込み、「ガイアサルヴォーLv.3」でトドメである。非常に際どいところであったが、何とか1ブレイクで倒しきることができた。
 ――そんなわけで。撃破タイムは1分37秒、スコアは17225点であった。そして2戦の合計スコアは34365点である。やはり、18000点台を2回叩き出したサッズ&ライトニングには敵わなかったが、それでもENHの圧倒的貧弱さを背負ったうえでのこのスコアは、立派というべきものであろう。今回も、ヴァニラは中間層で強さを発揮しそうな感じだね。

ガイセリック&ヴェーターラ戦 ヴァニラ編
34365点
17140+17225



 
おう!バイクで行くぜ!!
〜ガイセリック&ヴェーターラ戦そのC:スノウ編〜
 
エントリーNo.4:スノウ
HP6740 / 物理972 / 魔法750 ATB:5
仁義エンブレムLv.★ / ダッシューズLv.1 / チャンピオンベルトLv.★ / 閃光のスカーフLv.1
「ガード系効果UP改」「オートヘイスト」「物理耐性+30%」「開始時ATB完全」「ATB10%加速」

ENH
/ブレイブ・フェイス・ガッツ・プロテス・シェル
JAM
/スロウ・フォーグ・ペイン・カーズ・カーズガ・ダル・ダルガ
メイン:
ATK/BLA/DEF サブ:JAM/ENH/HLR


 お次の挑戦者は、5番目→4番目と1つ順位を上げてきたスノウである。既に文章が長くなってきたのでサクっと行こう。今回バトル的な特性としては、まずはJAMが妨害系に偏っており、攻めの基本である「デシェル」が使えないというのが痛い。ENHブレイブ・フェイス・プロテス・シェル・ガッツと基本的な物は揃っているが、これまた要となるエン系が存在しない。そして、実は素の魔法攻撃力もサッズより多少はマシという程度であり、召喚獣も貧弱な部類に入る。総合して、「最強キャラ決定戦」的にはかなり苦しいキャラクターだと言って良いだろう。
 …というわけで戦っていくのだが、スノウの場合、召喚獣強力だったヴァニラと比べても更に悲惨であり、どうも撃破には3ブレイクが必要となりそうな感じである。まあだからと言って難しいということは一切無いのだが…。一応、使えるJAMの魔法のうち、有効である「スロウ」「カーズ」は入れておき、ブレイクしたらBLAの魔法でひたすら攻撃である。これまでの経験により、本バトルではHLRDEFを一切使う必要が無いことが分かっているため、代わりにATKBLAのオプティマを2つずつ用意して行動ペースを上げていった。
 ――そんな感じで。今回はバトルが長引くため、大技の「征服の鉄拳」を普通に何度か受けてしまったのだが、それでも装備アビリティとプロテス&シェルの効果で約800ダメージにまで軽減できるため、全く恐るるに足らない。というわけで2ブレイクで相手のHPを4割ほどまで削れたので、最後はシヴァを呼び、3ブレイク目へと突入である。適当に攻撃し、ラストは「ダイヤモンドダストLv.3」で約12万のダメージを出してトドメだ。う〜ん、火力には割と余裕があったし、ちょっと頑張れば2ブレイクでも行けたかな…??

 そんな感じで。3ブレイクが必要となったスノウの撃破タイムは3分42秒、スコアは16001点であった。
 ――うーむ、18000点台のサッズ&ライトニング、そして17000点台のヴァニラに比べ、また一つランクが落ちる形となってしまった。とはいえ、まだ1000点であり、食らいついている部類であると言えよう。これから先、スノウは各種のダメージを増やすタイプの弱体化魔法が無いことで、何度も何度も苦しい思いをすることになるだろうからなあ…。

スノウ編そのA:ヴェーターラ戦
仁義エンブレムLv.★ / ダッシューズLv.1 / リボンLv.★ / メーガスブレスLv.★
「ガード系効果UP改」「オートヘイスト」「各種異常耐性+25%」「魔法耐性+30%」


 続いて、第2戦のヴェーターラである。これまでのバトルでは、敵の有効ステータスである「バイオ」「デシェル」「ウィーク」を決めて殴り倒してきたが、スノウはそのどれも覚えていないため、JAMは全くの無意味である。特に、「ウィーク」が無いのは痛く、敵の属性半減によって、BLAのチェーンボーナスの上昇値が半分に軽減されてしまうのだ。
 …それでも、他に良さげな戦略も見つからないということで、正攻法を仕掛ける他は有るまい。ATKでチェーン持続時間を積み、BLAでひたすら攻撃である。そしてブレイク直前になったらシヴァ姉妹を召喚し、ブレイク成功と同時にATK「たたかう」で攻撃を仕掛けていく。そのダメージは20000前後と標準的なものであるため、とにかく回数を積んでダメージを増やしていくしか無い。そうこうしているうちに、敵は「物理障壁」でバリアを張ってしまった。こうなるともう通常攻撃でのダメージは期待できないため、あとはドライビングモードに全てを掛ける。時間ギリギリまでひたすら「ウィリーラッシュ」を入力し、最後は「ダイヤモンドダストLv.3」を使用。約60000ダメージを与え、ギリギリで1ブレイク撃破をすることができた。ふう…。
 ――そんなこんなの撃破タイムは1分46秒、スコアは17458点である。「ウィーク」が使えないのは痛かったが、このバトルの結果のみで言えば3位のヴァニラすら上回っているものだ。うーん、やっぱり何でもステータスをいっぱい発生させることだけが正義じゃないんだな。

 以上、2戦の合計スコアは、33459点であった。ここまでの暫定順位だと、ライトニング・サッズ・ヴァニラに次ぐ4位である。
 …やれ。スノウは「バイオ」が使えず、今後が非常に心配なキャラクターの1人なのだが、とりあえず現段階においては、まだまだ上位陣に食らいついている部類というところだろうか。今現在の立ち位置をキープし続ければ、ひょっとしたら今回はファングを上回ることができるかも…?

ガイセリック&ヴェーターラ戦 スノウ編
33459点
16001+17458



 
これがホントの「サバサバ系」「強い女」
〜ガイセリック&ヴェーターラ戦そのD:ファング編〜
 
エントリーNo.5:ファング
HP5695 / 物理1132 / 魔法936 ATB:5
カラミティシャフトLv.★ / ダッシューズLv.1 / チャンピオンベルトLv.★ / 閃光のスカーフLv.1
「妨害系成功率UP改」「オートヘイスト」「物理耐性+30%」「開始時ATB完全」「ATB10%加速」

ENH
/ブレイダ・フェイダ・ヘイスト・プロテダ・シェルダ・ベール
JAM
/デプロテ・デシェル
・スロウ・スロウガ・フォーグ・フォーガ・ペイン・ペインガ・カーズ・カーズガ・ダル・ダルガ・デスペル
メイン:
ATK/DEF/JAM サブ:BLA/ENH/HLR


 5人目のチャレンジャーはファングである。かつては“FF13最強キャラクター”などとよく呼ばれたものであったが、研究が進んだ今となっては、他との連携によって初めて真価を発揮するキャラクターとして認識されている。というか、FF13は6人全員が強キャラだからな。せーの、みんなでゴール!!
 …というわけで。ファングのこの時点での特性を挙げてみると、まずはENHサッズ以外では唯一「ヘイスト」を使えることがある。また、防御系が「プロテダ」「シェルダ」なのは残念であるが、「ブレイダ」「フェイダ」(それぞれ物理・魔法を1.8倍)は短期決戦となる今回バトルでは実に都合が良い。また、JAMでは新たに「デプロテ」「デシェル」を使えるようになり、火力面でも大幅な補強が為されている。そして、召喚獣のバハムートも、使いやすく強力な部類に入ると言って良いだろう。
 ――まあ欠点としては、言うまでも無くENHでエン系が無いこと、そしてこのガイセリック戦では関係ないが、各種のバトルで重要な役割を果たす「バイオ」「ウィーク」が使えないことだろうか。とはいえ、総合するとやはり比較的使いやすいキャラクターであることは間違いないだろう。ファングは、初回のレインズでまさかの0点という大失態を犯してしまったため、ここで少しでも立て直しておきたいところなのだ。

 それでは、早速ガイセリックと戦っていこう。ファングに関してはENH「ヘイスト」が唱えられるからダッシューズは不用…と言いたいところであるが、枠が余ったからブレイク直前に「フェイダ」と同時に発動させるために、今回もダッシューズを装備していく。戦い方は、いつも通りATKBLAJAMで必要なステータスを発動させながらブレイクし、召喚獣のバハムートを呼ぶだけである。
 …そしてその後の戦い方としては、今回もエン系が無いためBLAを使って攻めていくのであるが、スノウと違ってファングには「デシェル」「フェイダ」もあるため、元々の能力値の高さも相まって3倍近いダメージを与えることができる。そのまま猛スピードでガイセリックのライフを削っていき、ブレイク終了目前でドライビングに変形、必殺技の「メガフレアLv.3」を放ってフィニッシュである。うむ。無事に1ブレイクで終わらせることができたな!
 ――というわけで。撃破タイムは1分34秒、スコアは18120点であった。久々の1ブレイク撃破とあって、スコアはライトニング・サッズに次ぐ3位である。うむ。やっぱりこのバトルでは、1ブレイクで撃破できるかどうかが最大のカギになるんだな。

ファング編そのA:ヴェーターラ戦
カラミティシャフトLv.★ / リボンLv.★ / メーガスブレスLv.★ / メーガスブレスLv.★
「妨害系成功率UP改」「各種異常耐性+25%」「魔法耐性+51%」「魔法ダメージ5軽減」


 続いては、テージンタワーでのヴェーターラ戦である。今回バトルのファングにおける最大のポイントは、やはり「ウィーク」が使えないことであろう。元々、ファングはENHのエン系を使えないのでブレイク後のコンボ攻撃には利用できないのであるが、BLAのチェーンボーナス上昇値が半減されてしまうのはかなり痛い。バイオは正直このバトルではどうでもいいです。
 …さて、戦闘開始である。開幕、まずはENH「ヘイスト+ベール」だけを発動させ、ATKBLAを使って地道にチェーンを伸ばしていき、ブレイク直前になったら「ブレイダ+フェイダ」を使い、JAMに変えてから「召喚」を使い、「デプロテ」でブレイクさせてバリア消滅直後に弱体化を決める。ここまで、もう何度も戦ってきた通りのパターンだ。そして全ての準備が整ったら、あとは「たたかう」でダメージを与えていくのみ。その「たたかう」によって与えられるダメージは約50000。あの、エン系で強化したライトニングにも匹敵する威力である。さすが、物理アタッカー最強の名はびくともしないぜ!
 ――というわけで。撃破タイムは1分44秒、スコアは17075点であった。やはり「ウィーク」が無いということで多少は手間取ってしまったものの、そこを除けばやはり火力は特級というものである。そして2戦の合計スコアは35195点であった。この数値は、これまでの5人の中ではヴァニラを抜いて3位である。やれ、敵の内容次第ではあるし、やはりレインズ戦0点というハンデが苦しすぎるが、まだまだファングは上位進出を狙っていける…??

ガイセリック&ヴェーターラ戦 ファング編
35195点
18120+17075



 
その「真実」、異議あり!!
〜ガイセリック&ヴェーターラ戦そのE:ホープ編〜
 
エントリーNo.6:ホープ
HP4135 / 物理695 / 魔法1221 ATB:5
フレスヴェルグLv.★ / ダッシューズLv.1 / チャンピオンベルトLv.★ / チャンピオンベルトLv.★
「防御系持続UP改」「物理耐性+51%」「物理ダメージ5軽減」

ENH
/ブレイブ・フェイス・エン系*4・プロテス・シェル・属性バリア*4・ベール
JAM
/デプロガ・デシェガ・バイオガ・スロウガ・カーズガ・デスペル
メイン:
BLA/ENH/HLR サブ:ATK/DEF/JAM


 というわけで。ラストは、例によってオチ担当のホープ君である。
 ――が。今回バトルに限って言えば、実はそこまで悪くは無いのでは? という気もしてくる。例えば、ホープは11章からブレイブ・フェイスを使えるようになるため、本職ENHでエン系が使えるということもあり、火力不足に関しては特に考える必要は無いだろう。また、命中率の低さがネックとなっていたJAMのガ系魔法であるが、今回はチェーンを伸ばしやすいうえに敵に弱体化を解除する手段が無く、これまた大きな足かせとはなってこない。また、アレキサンダーの召喚も、敵に弱点属性があるということで、悪くないダメージを与えることができる。これは…行けるのではないだろうか…??

 そんな感じで戦ってみる。まず開幕は、ダッシューズのヘイストに加え、「フェイス+エンファイ」を掛けたのちにすぐATKへと変えて「ルイン」で持続時間を稼ぎ、「侵略の拳」で転倒させられている間にBLAへと変えてチェーンボーナスを伸ばしていく。そして、どうせ時間が余ることは既に分かっているので、敵の2回目の行動である「通常攻撃」を避ける形でアレキサンダーの召喚を使い、ブレイク直前でJAMを使って「デシェガ」を使っていく。運良く、1回の使用でデシェル状態を掛けることに成功した。
 …そして、ブレイク中の行動であるが、これはもう既に全ての準備が整っているため、ひたすらアレキサンダーと共に「ルイン」を撃ち込んでいくのみである。その与ダメージは30000前後と、火力最強のライトニングにも匹敵しうる勢いである。そんなこんなで、一気に相手のHPを削っていき、最後は「聖なる審判Lv.3」で1ブレイク撃破を行うことができた。
 ――さて。気になる撃破タイムであるが、それはなんと1分8秒とライトニングより1秒遅いだけ、スコアに関しても18358点とライトニングに次ぐ2番手となってしまっている。嘘だろ、あのホープが、まさかのサッズを凌駕する…だと…っ!?!?

ホープ編そのA:ヴェーターラ戦
フレスヴェルグLv.★ / リボンLv.★ / メーガスブレスLv.★ / メーガスブレスLv.★
「防御系持続UP改」「各種異常耐性+25%」「魔法耐性+51%」「魔法ダメージ5軽減」


 いよいよ、6人目のヴェーターラ戦である。今回の特性としては、物理攻撃を苦手とするホープであり、召喚獣も弱い部類に入るということで、恐らく1ブレイク撃破は不可能であろう。というわけで、大きな流れとして、まず1ブレイク目では必要なステータス異常を敵に発動させ、そして2ブレイク目でアレキサンダーと共に撃破を狙うという流れを考えた。
 …のだが。なんと、驚くべきことに、である。ホープのJAMがガ系魔法しか使えないことなどは既に百も承知なのであるが、なんとこの時点では「ウィーガ」すら唱えることすらできないのである!! Oh…このバトルの他にも、多くのバトルで切り札と成り得るウィーク状態を発生させることができないとは…。つくづく思うけど、ホープのJAMって一体…。
 ――それでも、めげずに戦っていくことにする。いつも通り、ATKBLAを使って相手をブレイクまで持っていき、その後にまずはバイオ、そしてデプロテを入れていく。FF13でのステータス異常の成功率は確率制なのであるが、そのシステムは「基本命中率に耐性とロールボーナス(Lv.1なら1.2倍)とチェーン値を掛ける」方式となっており、しかも持続時間も『13-2』の「『チェーンボーナスの上昇値』の100.0%を0.1倍としてプラスする」パターンとは異なり、『13』では「チェーン倍率をそのまま持続時間に掛ける(200.0%の時、『13-2』なら1.1倍だが『13』なら2倍)形となっているため、1ブレイクで倒せない相手に対しては、ブレイク中に弱体化を掛ける戦術が非常に有用なのである。
 そんなこんなで、バトルが長引く今回はバイオ状態によるダメージも無視できないものとなるため、それによる支援も受けつつ戦っていく。1ブレイク目のバリア復活までに削れたHPは2割ほどであるが、そこから2ブレイク目を決めるまでに更に2割強のHPを毒で削ることができた。そのまま、アレキサンダーを召喚して「デプロテ」を決め(ブレイク後のチェーンボーナス300.0%で「デプロガ」が決まる確率は、計算上約76%)、あとは適当に「たたかう」で攻撃しつつ「聖なる審判Lv.3」でフィニッシュである。ダメージ・ブレイク時間ともに、余裕をもって撃破することができた。

 そんなこんなの、ヴェーターラ撃破タイムは3分44秒、スコアは13699点である。うーむ…バトル内容は、個人的にはかなり満足が行くものだったのであるが、やはりというか全キャラクター中で唯一2ブレイクが必要になったということで、スコアもそれなりの数値にまで落ちてしまった。
 ――そんなこんなの、2戦合計のスコアは32057点である。残念ながらこのスコアも、6人で最低というものだ。ううーむ、ガイセリック戦において、あのサッズすら上回り総合2位に付けたときには、ある種の可能性を感じてしまったものだが…。やはりホープはこの立ち位置が限界なのだろうか…??

ガイセリック&ヴェーターラ戦 ホープ編
32057点
18358+13699





(ファミチキください)


順位表 〜第2回:ガイセリック&ヴェーターラ戦〜
項目 ライトニング スノウ サッズ ホープ ヴァニラ ファング
ガイセリック 18789 16001 18244 18358 17140 18120
ヴェーターラ 18492 17458 18480 13699 17225 17075
小計 37281 33459 36724 32057 34365 35195
順位 1 5 2 6 4 3
 
暫定合計点 51826 45277 52044 32057 48370 35195
暫定順位 2 4 1 ↓6 3 5


 そんなわけで。第2話に関しては、全員が平均スコア16000〜18000点で争うというハイレベルな戦いとなったが、そこで一足お先をしたのは光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なるライトニングさんであった。サッズとのスコアも200点にまで詰め、次にでも抜いてしまおうという勢いである。
 …その他、他のキャラクターに関しても、なかなかに健闘をしていると言えるが、残念な方面で目立っているのが、やはり第1回のレインズ戦で出遅れてしまったファングとホープである。今後も様々なバトルが展開されるのであるが、1つ落とすと万単位でスコアが変わってきてしまうので、そこからの挽回というのは非常に難しい。しかも、ファング・ホープともに、大きな弱点を持ったキャラクターだというのが、ますます事態を難しくしている。
 ――やれ、こういう企画を行っている者としては、「前回プレイと順位が同じ」というのは、やはり一番つまらないものである。それでは、新たにプレイした意味が無いというものではないか。やれ、これから台風の目が現れて、大きく順位をかき回してくれれば面白いのであるが…。

 そんなこんなの。次の戦いは、いよいよと言える「ファルシ=ダハーカ」である。ご存じ、本編屈指の強敵と言える存在であり、各種やり込みプレイでも大いに苦しめてくる。やれ、今回の「最強キャラ決定戦 2nd」を行った理由は、本編シナリオ中に登場する強敵たちとも一人クリアーの条件下で戦ってみたいという点が大きかったのだが、その「戦ってみたい強敵」の代表格が、この「ファルシ=ダハーカ」だったのである。
 ――さあ、そのようなFF13を象徴する強敵の一体に対して、果たして今回プレイの6人はどのように戦っていくのだろうか。やれ、始める前にはサッズがまた最強になると思っていたが、なにやらまた一波乱ありそうな気がしてきたぞ…!?

 

(2016年5月4日) 127 PV

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