アビリティのみクリアープレイ日誌

【第6話 邀撃】


 邀撃〔ようげき〕
 「敵を迎え撃つ」という意味。
 「迎撃」と同義。


 飛空艇。
 会話をすすめ、スフィア波検索装置とか言うよく分からない装置を使ってユウナを探索。
 
いったい何を探知するんだ? プライバシーもへったくれもないですよ。

 一行はベベルへと向かう。
そこで迎え撃つのはベベル最強の守護龍、エフレイエ。
 『ポイズンブレス』や『接近攻撃』、『石化にらみ』などを使用し、怒りモードに突入すると『ヘイスト』を使用した後ラッシュをかけてくる強敵だ。
 飛空艇の上で戦い、シドに接近、あるいは距離を置くことを頼むことで立ち位置を調整できる。それらを利用することもこのバトルでは必要。
 スフィア盤なしクリアではこいつはかなり関門らしいが…。
しかしこのプレイにはある秘策が存在する。それを使えば…。

 エフレイエとの戦闘。こいつはスロウ状態にできるのでさきがけて行動できるティーダが銀の砂時計を使用。
 スロウ状態にはなったが、直後のエフレイエの通常攻撃でティーダが死ぬ。すぐさま蘇生させ敵の攻撃に耐える準備をしておく。

 まず、エフレイエの行動パターンだが、お互いとの距離が近い場合は「当意行動→当意行動→ブレス準備→『ポイズンブレス』→…」というサイクルをとる。
 当意行動は基本的に通常攻撃を使用するが、物理攻撃か魔法攻撃を3〜5回受けていた場合は『石化にらみ』を使用する。(厳密には、物理攻撃で2のカウント、魔法攻撃で1のカウントを刻む。カウントが合計で5以上になったら『石化にらみ』を使用)
 お互いとの距離が遠い場合はひたすら『光弾』で遠距離攻撃を使用してくる。事前にブレス準備を行なっていた場合は、『ポイズンブレス』を使ってから以降は『光弾』を使用。
 これらの行動パターンは怒りモードに突入する以前のもの。怒りモードでの行動パターンは後述。
 
どうでもいいけど、アルティマニアには『ポイズンブレス』も『光弾』も射程は「遠」。なのになぜ『光弾』はこちらに届くのに、『ポイズンブレス』は届かないのだろうか…。これに限らないがアルティマニアには射程に関して正確さが欠けてるのがいくつかあるんだよね…。

 さて、エフレイエの攻撃に対してこちらが準備することだが、まず通常攻撃のダメージを減らすため敵に『パワーブレイク』を仕掛けておく。さらに『プロテス』『シェル』『ヘイスト』『はげます』『集中』の各状態に。
 これらの準備を終わらせる前に、エフレイエに『パワーブレイク』以外のダメージを与える手段は使わないこと(『石化にらみ』を使われると『はげます』と『集中』以外の効果がすべて消えてしまうため)。
 シェル+集中状態によって、『ポイズンブレス』は600程度までダメージを軽減できる。基本的に『ポイズンブレス』は受けないことを前提にするが、万一やむをえない場合はHPが600以上あるキャラで食い止める。ワッカ、アーロン、キマリが受ける、彼らでないと死ぬ。

 これらの準備を行なっている間に敵はブレス準備を行なうので、その間は敵との距離をとって『ポイズンブレス』を不発に終わらせる。
 敵との距離を遠く保ったら、後はここからキマリとリュックの『竜剣』とワッカの通常攻撃でとにかく攻撃。こちらが与えるダメージは微微たるものだ…ルールーの魔法でも攻撃できるが、敵は属性攻撃を半減してしまう。また魔法はMPを消費してしまうため効率が悪い。
 
『竜剣』による攻撃は、HPとMPを吸収できる、MPを消費しない、射程がどこまでも届く、動作時間が2と、いいこと尽くめ。
 『光弾』によるダメージは一発40程度、『竜剣』の回復で充分カバーできる。敵が『光弾』を使ってから次にまた使ってくる前に『竜剣』を3〜4回使用できる。ワッカは回復手段がないのでハイポーションなどで自分を回復。
 また、敵との距離が遠い時に限り、シドが三回まで援護射撃を行なってくれる。200前後x10回を三セット。だいたいトータルで6000程度のダメージを与えてくれるわけだ。
キマリの『竜剣』が130前後、リュックの『竜剣』が60程度、ワッカの通常攻撃が220前後、というダメージ。
 敵のHPは36000。敵が怒りモードに突入してしまう10700程度まで減らすにはかなり心細い数字だ。
ま、この辺はとにかく根気で。

 これらが非常に疲れる場合は、敵に前述のダメージを与える前なら、敵との距離を近くしてアイテムによる攻撃を行なうのも可。
 アイテムによる攻撃ならば、敵が通常攻撃の代わりに『石化にらみ』を使う、という条件を満たさない。
 通常攻撃はプロテス状態のアーロンに『かばう』を使用させて耐えさせればよい。そして敵が二回通常攻撃を使用して、ブレス準備を行なってきたら敵との距離を遠くする。『ポイズンブレス』を不発に終わらせたら再び距離を近くして、アイテムによる攻撃を繰り返す…というのでもいける。
 アイテム以外による攻撃を与えてしまうと『石化にらみ』を使われるので、必ずアイテムで攻撃すること。
 ただ、アイテムの所持数にやや不安があったので、今回は距離を遠くしたまま、ちまちまとダメージを与えていった。もっとたくさん回収しておけばよかったな…。


 ………敵にダメージをちまちま与えている最中。しばらくお待ちください……


 こうして敵のHPを11000近くまで減らしてきた。
 
ここである秘策をついに登場させる。これこそが、ここから先のエフレイエの怒りモードを乗り切る秘策である。
 
その名は『リフレク』。

 まず、怒りモードに突入した際のエフレイエの行動パターンを紹介しよう。
 怒りモードに突入すると自身に『ヘイスト』をかけた後、以下の行動パターンに移行する。
 敵との距離が近い場合は、怒りモード突入時とかわらないが、距離が遠い場合は『光弾』から『接近攻撃』へと行動パターンが変わる。
 『接近攻撃』はその名のとおり、接近してきて強制的にこちらとの距離を近くしてくる。これはこちらが何かしらの行動を仕掛けたときのカウンターとしても使用。結果的に怒りモード突入後は距離を遠くすることはほぼ無意味になってくる。
 
近距離のときは、自身がスロウ状態であるか、もしくはスロウ状態であるときに何かしらの行動を受けた時にカウンターで『ヘイスト』を使用。

 
ここがミソ。『ヘイスト』は自分自身に使うので、リフレク状態になっていた場合はこちら側に跳ね返ってくる。結果、エフレイエはずっとスロウ状態のままなのだ。
 これは通常プレイでも、『リフレク』を習得さえすれば非常に使えるテクニックである。ただし、この時点で『リフレク』をスフィア盤で最も簡単に習得するにはユウナとリュックのエリアを隔てるロックを解除する必要がある。

 さて、エフレイエをリフレク状態にしたら敵との距離を近く戻す。
 次のエフレイエの行動は、今まで散散『竜剣』などで攻撃してきたため、『石化にらみ』。キマリが石化するのですぐさま解除。
 リュックとティーダ、キマリでスモークボムを連発。次に使ってくる通常攻撃はアーロンと交替させて『かばう』を実行することで余裕で耐えられる。
 エフレイエは怒りモードに突入して『ヘイスト』を連発するが、全部こっちに跳ね返ってくる。
 
こちらが何かするたびにいちいち『ヘイスト』を使ってくるのがうっとうしいが…。
 敵が体をのけぞらせてきた! 次に来るのは『ポイズンブレス』…。
 しかし大丈夫だ、敵が『ポイズンブレス』を使ってくる前に、リュックとティーダあわせて数回行動できるぞ!『使う』は動作時間が若干短い、敵のHPは残り3000程度!
 スモークボムを四個投げれば勝てる!! 

 
食らえスモークボム!! ぽいぽいぽい!! ぼきゃぼきゃぼきゃ!!

 
撃破!!!

 うう、一時間近くに及ぶ死闘は幕を閉じた…。エフレイエとの戦闘の文章長いな…。
 だが、まだ戦いは終わっていない。
 エフレイエを倒しても、次にセーブできるその前にザコ敵との五連戦がある。FFXのやりこみのエフレイエ戦が難関とされる理由はここにもあるといえる。
 ロープをつたって
(これ、いろいろとむちゃくちゃなような気がする)、ベベルへ。
 僧兵はさきがけのティーダが『使う』を利用することで、二回連続で行動することが可能。
 スリープパウダーかスモークボムを使うことで簡単に勝てる。
 火炎放射器僧兵x2と鉄騎67型に対してはティーダがさきがけてスリープパウダーを使用した後、ワッカに交替し、鉄騎67型に『ブラインバスター』を使用。スモークボムなどを使用して、火炎放射器僧兵を倒してしまうと敵は鉄騎67型一匹になってしまため。鉄騎67型は自分ひとりになると回しげりを使用するようになり、こちらをバトルから除外してしまう。
 全員がバトルから除外されてしまうと全滅してしまうため、回しげりは使わせないようにするのが基本。よって、暗闇で敵が攻撃をはずし、次の攻撃を繰り出すまでの間にボムの魂を二回使う。その後スモークボムなどを使って一掃。
 最後の岩竜99型はこちらとの距離を最初は「中」に設定する能力を持っている。距離が離れているときは全体攻撃の射撃を使用。これは甚大な被害を受けるため、スモークボムを二回使用してすぐさま手前の僧兵を消し去る。
 僧兵を倒すと、岩竜99型との距離を近くすることができる。距離が近づいたときは単体攻撃に切り替わるので、いきなり全滅させられる心配はなくなる。単体攻撃はプロテス状態のアーロンがかばうことでぎりぎり耐えられる。岩竜99型に対してはボムの魂などで攻撃。

 ふう、そんなに苦労することもなく五連戦は切り抜けた。その過程で、清めの塩を一個だけ盗むことができた。今後使えるかも。
 これでイベントを済ました後セーブができるので問題なし。さて、イベント。
 偽りの結婚式に乗り込んだ一行だが…。ふう、やっぱりキノックのオヤジがイカしてるぜ。時と場合によるのだよ。
このハゲたまらねー。
 私は飛べるとか言って落ちていくユウナ。
 
ヴァルファーレを召喚していたからいいものの、他の召喚士がヴァルファーレを召喚中だったらどうするつもりだったんだ?

 さて、先に進んで試練の間。ここの試練の間は面倒くさすぎる…。やたら失敗しうんざり…。
 何とか切り抜け、最強の召喚獣バハムートを入手して、エボン最高法廷へ。スピラは死にとらわれた螺旋。悲しい世界だな。
 優れた死者は、愚かなる生者に勝る…まぁそれは正しいかもしれない。なにしろアーロンが(略)

 そのまま話を進めて、浄罪の路へ。
 ここではさきがけを持ったティーダがいないため、モンスターに先に行動されてしまう可能性が高い。特にケイブシュメルケ、サハギン、バットアイにはほぼ確実に先手を取られる。ここでの戦闘はできるだけ避けなくてはならない。とにかく逃げるのが無難。全滅してしまっては意味がないからな。
 せめてもの救いとして、進撃の太刀を装備したアーロンを一目散に仲間にしておく。これで少なくとも先制攻撃をされることはなくなり、先制攻撃の確率が上がるので、全滅を防ぐ手段にはなりうる。かなり危ない場面が多かったが、なんとか全滅することもなく浄罪の路を回る。
 …柵の向こうの宝箱ってどうやって取るんだっけ?

 赤い通路では数回メイズラルヴァとの強制戦闘がある(メイズラルヴァはなぜか逃走できない。通路を通るのに二回ぐらいエンカウントしてしまう)。
 まぁ『ウォタラ』を連発してくるだけなので、『バウォタ』を使えば攻撃を防ぐことはたやすい。

 
そしてイサールとの召喚獣三連戦。
 最初のコブシ。
 シヴァを呼び出し、『バファイ』で最初の『地獄の火炎』を無効化したら、シヴァを戻し、代わりにイクシオンを召喚。『サンダラ』でHPを回復しつつ通常攻撃でダメージを与えていけば特に問題もなく勝てる。
 
二戦目のツバサ。
 バハムートを召喚して対抗。バハムートには回復手段がないが、敵の使ってくる攻撃のダメージは微微たるもの。
 『シューティング・レイ』のダメージは120程度とか…。
お笑いですよ。 通常攻撃を繰り返すことでHPが尽きる前に倒すことができる。次のツルギ戦ではバハムートが召喚できないので、残りHPを気にする必要はない。
 
三戦目、ツルギ。
 こいつにはシヴァで対抗。シヴァは今いる召喚獣の中で一番すばやさがたかく、『ブリザラ』による自身のHPの回復手段も持っている。
 敵は五ターンかけて『メガフレア』の準備をし、六ターン目に『メガフレア』による強力な攻撃を仕掛けてくる。
 『メガフレア』は『まもる』を実行中であれば500程度にダメージを軽減できる。シヴァのHPは1400程度。基本的な行動パターンとしては次のターンに『メガフレア』を使われるときは『まもる』を、それ以外のときは通常攻撃を行なう。『メガフレア』を二回受けたら『ブリザラ』による回復を行なえば、勝つことができる。
 
(無論、イサールとの召喚獣戦は、強制的に召喚獣を召喚しなくてはならないので制限解除)
 それほど苦労することもなく召喚獣三連戦は終了。イサールにアーロンが冷たく言い放って浄罪の路を抜ける。
 そしてここから、ティーダ、ワッカ、リュックの三人がいる浄罪の水路へと移行する。

 

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