アビリティのみクリアープレイ日誌

【第17話 続・参差】


 前の話を書き終わってから、約三週間ほど間を空けた。
 その間、もしかしたら他のオリジナルモンスターも倒せる可能性はないだろうか、ということで挑戦していた。

 前回は9体倒した、と言っていたが、訂正します。

 
単純に倒した、という結果だけを見るならば、倒したオリジナルモンスターは14体に増えました。5体も増やしたんです。
 まぁちょっと反則を使ったりしたんだけど、アルティマニアとにらめっこしながらじっくり戦略を練って、もしかしたら、他のやり込みをやる方にとって非常に有益な情報を提供できるのではないかな、というぐらいの情報は得たつもりです。
 ということで、このチャプターは考察も含めて、オリジナルモンスターに対しての文章をまとめてみました。

 モンスターの名前のカラーリングは「このアビリティーのみクリアーでの制限内で、撃破の可能性」を示しています。
 簡単に言うと、初期能力値でも勝てるのかどうか、という目安。
 なお、このプレイで出現していないオリジナルモンスターに関しても考察は入れてあります。

 
緑色:制限を遵守、もしくは例外的に認めた制限解除によって倒すことができる、もしくはその可能性がある。
 
赤色:この制限では無理だが、一応何かしらの対策は講じられる。また、理論上は勝つことができる要素がある。
 
灰色:初期能力値では無理。



・ヨルムンガンド

 敵は通常攻撃、石化効果を持つ『不動の視線』、全体魔法攻撃の『時空震』の三つの攻撃をランダムに使用する。
 ただし、こちら側に石化状態の味方がいると、そのキャラクターに向けて通常攻撃を使用する、という行動パターンに固定することができる。
 そして、通常攻撃は回避カウンターで回避できる。
 
上記のことをまとめると、石化攻撃などがセットされた武器で味方を一人石化状態にし、あとは回避カウンターを持ったワッカかキマリが『かばう』か『鉄壁』をずっと行えばOK、ということ。
 実戦ではルールーが
ケットシー&ストーン(石化攻撃改・空き・空き)を用いてティーダを石化、キマリがドラグーンスピア(魔法カウンター・回避カウンター・見破る・空き)を装備して以降は『かばう』を使用させて、あとは敵を死の宣告状態にして200ターン耐える。
 敵は石化状態になっているティーダに対して通常攻撃を繰り返すのみだが、その攻撃はキマリが代わりに受け、しかもそれは回避するので、まったくリスクがなくなる。
 
敵をヘイスト状態、こちら側をスロウ状態にしてさらに効率よくバトルを運ばせ、30分弱程度で撃破。
 戦利品は至高の魔石と
ケットシー&マスター(ルールー武器:暗闇攻撃改・睡眠攻撃改・毒攻撃改・スロウ攻撃改)



・ドン・トンベリ

 四ターンかけて前進をしたのち、『ほうちょう』で攻撃してくる。
 四ターン前進する前に何かしらの行動を仕掛けるとカウンターで『みんなのうらみ』を使用。
 ドン・トンベリは単体攻撃しか仕掛けてこないので、いきなり全滅させられることはない。
 こちら側の人員をすばやさの高いティーダ、ユウナ、リュックの三人にしておくと、ドン・トンベリのすばやさの関係で、こちら側が動作時間が3よりも大きい行動をとらない限り、ドン・トンベリは三回連続で行動してくることは絶対にない。
 ただし、これは『ほうちょう』によって戦闘不能になったキャラクターをすぐさま残りのキャラクターで復活させた、という礎の上に成り立っている。
 戦闘不能になったキャラクターをフェニックスの尾、メガフェニックス、『レイズ』などですぐさま蘇生させれば、全滅させられる前にきちんとキャラクターが行動を起こせる戦いを成り立たせることができるので、あとは命のロウソクで敵を死の宣告状態にして200ターン耐える。
 蘇生手段を偏らせないように、うまく使い分けた方がよい。
 
約80分ほどかかって撃破。敵の攻撃モーションがやたら長いのと、自分も慣れていなかったので少し時間が掛かってしまった。
 
このバトルでフェニックスの尾は71個、メガフェニックスは41個消費している。
 戦利品は異界の風が三個と
ケットシー&アバドン(ルールー武器:即死攻撃改・石化攻撃改・睡眠攻撃改)

 
しかし、アイテムの消費が激しすぎるので残念ながらドン・トンベリを倒した記録はリセットしている。



・ジャガーノート

 まずは「『チャージ』(『サルヴォ!』の準備)→『サルヴォ!』」を行なう。
 以降は『たたかう』(通常攻撃)と『クラッシュスパイク』のどちらかを使用するが、『クラッシュスパイク』を四回使用した後は、最初の行動パターンから再びスタートする。
 『サルヴォ!』は全体攻撃だが炎属性を持つため、「炎吸収」などがセットされた防具を装備することで無効化できる。
 ジャガーノートに対してはドン・トンベリと同じ戦法で倒すことができる。ドン・トンベリとすばやさによる付加が同じであるため。
 最初に死の宣告状態にした後、あらかじめ「炎吸収(無効)」のセットされた防具を装備させて、あとはドン・トンベリの項で述べた蘇生を繰り返していく。
 「炎吸収(無効)」は、ユウナとリュックはシナリオ上の宝箱から入手、ティーダはピュロボルスから入手している。
 
約35分程度で撃破。
 
フェニックスの尾の消費量は82個、メガフェニックスは20個消費。
 ジャガーノートの攻撃モーションは早く、『チャージ』と『サルヴォ!』は無駄なターンになるので、ドン・トンベリよりも格段に効率良く戦うことができた。
 戦利品はダークマター1個と
アイアンクロー(リュック武器:物理攻撃+20%・物理攻撃+10%・物理攻撃+5%・空き)

 
だが、やっぱりアイテムの消費が激しすぎるのでリセット。



・フェンリル

 2/3の確率で、混乱のステータス変化を引き起こす『混乱の牙』(混乱状態のキャラクターがいる場合は、代わりに『撃滅の牙』という名の通常攻撃を使用)を、1/3の確率で、防御不能の即死効果をもたらす『地獄の牙』を使用。
 『混乱の牙』は残りHPの15/16の割合ダメージなので死ぬことはない(ただしクリティカルヒットすることがあり、その場合は死んでしまう)うえ、必ず最も攻撃力の高いキャラクターを狙ってくる。プロテス状態になっていればこの攻撃で死ぬことはなくなる。
 そしてそのキャラクターが混乱状態でない限り、戦闘不能必至の攻撃、『撃滅の牙』を使われることはない。
 防御不能の即死効果がある『地獄の牙』は回避カウンターで回避することが可能。
 
以上の事項から、回避カウンターを持っているワッカかキマリが「完全混乱防御」がセットされた防具を装備し、プロテス状態になった上で『かばう』か『鉄壁』を使用させれば、こちら側が斃れる事はまったくなくなる。
 「完全混乱防御」はデスフロートから根性で手に入れることが可能。改造なしでは唯一の入手手段である。

 しかし、恐ろしく入手確率が低い。よって今回は改造で「完全混乱防御」を手に入れることにする。
 
(相当頑張らなければならないが、いずれは完全混乱防御を入手できるので、入手したという想定で例外的に改造を許可する)
 キマリに
まどわざる小手(完全混乱防御・空き・空き)を装備させ、『鉄壁』を使用させたら、あとは敵を死の宣告状態にして200ターン耐えることで勝利できる。
 キマリのカウンター攻撃はことごとく回避されるが、どうせ当たっても焼け石に水なので問題はない。
 敵をヘイスト状態に。
約30分ほどかかって撃破。
 戦利品はダークマター1個と
ケットシー&ネクロ(ルールー武器:即死攻撃改・石化攻撃改・ゾンビ攻撃改・空き)



・モルボルワースト

 必ず最初に先制攻撃をし、『とてもくさい息』による複数のステータス異常とダメージを与えてくる。
 そのあとは『いただきます』と『すごい消化液』(どちらも単体攻撃)のどちらかを繰り返す。
 HPが減ってくると全体攻撃の『みだれ消化液』も使ってくるようになるほか、何かしらの行動を7回ほど受けると再び『とてもくさい息』を使うようになる。
 モルボルワーストはすばやさが低いので、基本は上記のドン・トンベリやジャガーノートで行なっている蘇生で充分間に合う。
 
なので最初の『とてもくさい息』さえ耐えることができれば、あとは死の宣告で理論上は勝つことが可能。
 しかし、召喚獣に対しては『とてもくさい息』を使用しないため、召喚獣に盾になってもらうことができない。
 なのでキャラクターたちだけで対処しなくてはならないが、『とてもくさい息』は「完全混乱防御」がセットされた防具をデスフロートから根性で手に入れ、その上でプロテス+防御状態ならばダメージは600強に抑えることができ、アーロンなら耐えることは可能。
 『とてもくさい息』で暗闇+沈黙+毒+スロウ状態にはなるが、混乱状態にさえならなければよい。
 ステータス異常は放っておき、メガフェニックスで戦闘不能になったキャラクターを蘇生させ、あとは敵を死の宣告状態にして200ターン耐える。

 実戦では、必ず先制攻撃をしてくるため、さきがけをもったティーダしか先手を取って動けない。
 
…のだが、モンスター訓練場を解禁してモンスターの捕獲を行い、アーロンの七曜の武器を第三段階まで強化することが可能になったため、アーロンもさきがけて行動できる。
 
(七曜の武器はこのプレイでは特に禁止はしていない。サブイベントを禁止している関係で使えないものが多いが)
 「完全混乱防御」は上記のフェンリルと同様の理由で改造を例外的に許可。
 アーロンは
正宗(ダメージ限界突破・トリプルドライブ・さきがけ・カウンター)まどわざる腕輪(完全混乱防御・空き・空き)を装備。スターティングメンバーはティーダ、アーロン、リュック。
 さきがけてティーダがアーロンに光のカーテンを使用し、次に動くアーロンは防御。
 そのあとモルボルワーストが『とてもくさい息』を使用し、アーロン以外が死亡。アーロンは暗闇などになっているが、かまわずメガフェニックスで二人を蘇生。毒のダメージを受けるが何とか生き残っている。
 あとは敵はこちらから何かしらの行動を過剰に仕掛けない限り、単体攻撃を繰り返すのみなので、ドン・トンベリ戦などで行った蘇生方法で充分間に合う。敵を死の宣告状態にして、あとは200ターン耐えるのみ。

 しかし、カウントを120程度まで減らしたところで、
家のブレーカーが落ちるという事故が発生し、撃破はしてない。
 ホットプレートと電子レンジと給湯ポットを同時に稼動させるなというのに。
馬鹿者!!
 ちなみにこの事故によって、上記のフェンリルを倒した記録も死んだ。



・一つ目

 3/4の確率で単体攻撃の『黒の視線』、1/4の確率で『ショックウェーブ』を使用。
 ただし、5ターン連続で『黒の視線』を使用した場合、次の攻撃は『ショックウェーブ』に固定される。
 
オリジナルモンスターの中で唯一ディレイが有効。『ディレイバスター』などで行動を遅らせまくればよい。
 ただし命中するかどうかが運なので、『ねらう』や『幸運』、『不幸』を使用して命中率を上げる。
 あとは『ディレイバスター』を使用しつつ、死の宣告のカウントが減るのを待つだけ。

 …………。

 
ちょっと待て。相手にターンが回らなければ死の宣告のカウントは減らないだろ。

 
考えてから2分41秒後にボツ界送りとなった。
 ダメージを与え続ければ…とも思ったが、敵は常にリジェネ状態。
 多少のダメージなどあっという間に回復されてしまう。
よってこいつを倒すことは不可能。
 せめてリジェネさえ無ければ勝てる可能性はあるんだが…。残念。
 敵の攻撃はステータス異常が付属する上、威力も高いのでまず耐え切れない…。



・クァールレギナ

 防御不能の即死効果のある『ハイパーブラスター』と、混乱+カーズ+死の宣告の効果を与える『カオス』を使用する。
 どちらもダメージ自体は無いが、即死に結びつく効果があり、主に戦闘不能の解除が中心となる。
 ただし、敵はすばやさがかなり高いため、蘇生が間に合わない。
 『カオス』による混乱効果は、一応上記で紹介しているデスフロートから入手する、ということが可能だが、結果は目に見えている。
 
初期能力値ではこいつを倒すことはほぼ不可能と見てよい。



・ホーネット

 睡眠+沈黙+暗闇+即死効果のある通常攻撃、毒効果のある『毒の一刺し』、混乱効果のある『迷いの一刺し』をランダムに使い分ける。
 ステータス異常以前に、敵の攻撃に耐えることが難しい(防御+プロテス状態と、敵をパワーブレイク状態にすることでダメージは1000弱程度まで減らせる。はげますも併用すればさらに減らせる)。
 一応、アーロンならば攻撃を耐え切れないこともないので、「完全毒防御」などをもって、敵が『毒の一刺し』ばかり使ってくれれば…などというのもあるが、そんなことは理論上は可能でもやっぱり無理なのでダメ。
 敵はすばやさが高いのでこちらの行動もなかなか回らないだろう。



・ファヴニル

 「プロテスや防御状態を無視する通常攻撃(一段目)→各属性の『ブレス』(二段目)→通常攻撃(三段目)」…という、一ターンの間に三回も行動し、おまけに動作時間も1という、『3段攻撃』があまりにも鬼畜である(ただし、一段目の攻撃でこちらが戦闘不能になると、三段目の通常攻撃は使用しない)。
 二段目の『ブレス』は属性を持つので、対応するバリアで防ぐことは可能だが、
あまりにも敵の行動が早すぎるので、初期値では絶対に無理。



・カトブレパス

 通常攻撃、『打ち上げ』、『フレア』の三種類を使用してくる。また、自分が戦闘不能になった直後に『アルテマ』で道連れにしようとする。
 基本的にはドン・トンベリの項で紹介した戦法が流用できる。
 だが、すばやさが若干高いため、動作時間が3の行動をとった場合には回らなくなってくる可能性がある。
 リフレク状態で反射できる上に動作時間が5の『フレア』を多く使ってくれるパターンが来れば、勝てる可能性は充分にある。
 実際に戦ってみたが、敵の死の宣告のカウントが80程度であえなく失敗してしまったものの、決して無理ではない。
 死に際に使ってくる『アルテマ』は、召喚獣に盾になってもらうことで耐える。



・アバドン

 常にリフレク状態となっており、各属性の魔法と『フレア』を反射してこちらにダメージを与えてくる。
 また『グラビデ』や、沈黙+暗闇+カーズ+毒効果のある『ファラオの呪い』も使ってくるほか、何かしらの行動を受けたり、自身が『フレア』、『グラビデ』、『ファラオの呪い』を使用することによって増えたカウントが6以上になると『魔力集中』を行なったのち、必殺の全体魔法攻撃『エンブレム・オブ・コスモス』を使用。
 一応、各属性の魔法はバリアで無効化できるほか、『グラビデ』と『ファラオの呪い』は死に至ることはない。
 しかし敵はすばやさが高いため、ラッシュをかけられると厳しい。
理論上ならば勝てないことはないが、非常に厳しいので無理。
 『エンブレム・オブ・コスモス』は召喚獣に盾になってもらうか…。



・ヴォーバン

 通常攻撃と、全体攻撃の『ボディプレス』を使うほか、何かしらの行動に対して1/2の確率で全体攻撃の『シュトルムフレイム』をカウンターで使用。
 
…全体攻撃で死は免れないので無理。



・プテリクス

 最初に必ずカーズ効果を持つ『悲しみのクチバシ』をこちら側全員に使ってきたのち、以降はカーズ状態でないキャラクターに向けて『悲しみのクチバシ』を使ってくる(全員カーズ状態になっている場合は、ディレイ効果のある『クチバシ』という名の通常攻撃を使用)。
 最初にこちら側を全員攻撃してくるため、ダメージに耐え切ることができないが、召喚獣に盾になってもらうことで乗り切ることは可能。
 あとはドン・トンベリなどの戦法が流用できそうなのだが、『悲しみのクチバシ』は動作時間が2であるため、間に合わない。
 
よって初期能力値ではこいつに勝つのは無理だといえる。
 HPが10万しかないが、リジェネ状態となっているため多少のダメージは回復されてしまう。
 
ただ、このプレイでは禁止しているが、もしカルテット99などでダメージ9999状態になり、複数回攻撃できる手段によって攻撃すれば、一応ごり押しで勝つことはできる。



・サポテンダー

 必ず99999のダメージを与えてくる『はり99999ほん』と、10000の固定ダメージの『はりまんぼん』を使い分ける(稀に何もしないこともある)。
 何かしらの行動を受けるたびにカウンターで『はりまんぼん』を使ってくるほか、自身が16ターン回ってくると、いずれは逃げる。
 サポテンダーは逃げてしまうため、死の宣告による撃破が不可能。
 幸いHPが10万しかないため、ダメージ蓄積で倒すことは狙えなくはない。
 だがカウンターで死亡するため、蘇生が追いつかない。追いついてももたもたしているうちに逃げられる。
 
ただし、あくまでこのプレイの制限において無理なだけであり、召喚獣のオーバードライブ技(ただしイフリート、イクシオン、シヴァの各オーバードライブ技は無効化されてしまうため使えない)やカルテット99などを併用すれば、ごり押しで勝つことは可能。



・ネムリダケ

 最初に睡眠+毒+バーサク+パワーブレイク+アーマーブレイクの効果を与える全体魔法攻撃『オヤスミナサイ』を使用。
 以降は各種属性魔法、『フレア』、『アルテマ』をランダムに使用するが、物理攻撃を受けると『オヤスミナサイ』でカウンターしてくる。
 HPは98000しかないが、常にリジェネ状態となっている。

 
ネムリダケは結論から言うと倒しました。ただ、召喚獣を使用しています。
 最初に使ってくる『オヤスミナサイ』を召喚獣に盾になってもらえれば、あとは魔法を連発してくるだけ。
 『アルテマ』さえ使われなければいきなり全滅させられることはなく、リフレク状態になることで反射もできる。
 実戦では複数の属性攻撃を吸収・無効化できるユウナ、リュック、ルールーの三人で挑戦(スターティングメンバーはユウナの代わりにティーダをおき、さきがけてユウナと交替)し、ターンの最初にバハムートを召喚して『オヤスミナサイ』を耐える。
 以降は魔法を繰り返してくるので、隙を見てルールーはティーダに交替し、リフレク状態になった後で至高の魔石を連発する。
 『アルテマ』さえ使われなければそれ以外の魔法はリフレク状態で反射できるのでダメージを受けないばかりか、若干のダメージを向こうにも与えられるので、至高の魔石のダメージを後押しできる。
 敵はリジェネ状態となっているので回復しているが、至高の魔石ならばそれを超えるダメージを叩き出せる。
 
結果、『アルテマ』を使われることなく運よく撃破。召喚獣を利用したが、盾になってもらっただけで切り抜けた。
 戦利品はテレポスフィア一個と
ケットシー・マスター(ルールー武器:暗闇攻撃改・沈黙攻撃改・毒攻撃改・スロウ攻撃改)

 
なんかもう、ルールーの武器がすさまじいことになってるんですけど。
 なんでステータス異常を引き起こす武器がルールーにばかり集中しているんだ?



・エスパーダ

 何かしらの行動を受けるたびに即死+毒効果のある『死神のツメ』でカウンターを仕掛けてくる。
 基本行動でも『死神のツメ』を使用するが、カウンターも含めて四回以上『死神のツメ』を使用していた場合は威力の高い『ブレード乱舞』を使用する。
 エスパーダの行動は動作時間が不規則で、『死神のツメ』は2、『ブレード乱舞』は4となる。
 
エスパーダは死の宣告を無効化してしまうため、死の宣告による戦法が通用しない。
 なのでダメージを与えるほか倒す手段がないのだが、常にリジェネ状態にもなっている。
 エスパーダはHPが28万もあるので、回復量が2万まで達することもあり、至高の魔石どころか、ダークマターを使用したとしても完全に相殺されてしまう。
よってダメージ蓄積による戦法も初期能力値では無理。

 ただ、エスパーダにはスロウと各種ブレイクが有効。
 
また『死神のツメ』は回避カウンターで回避することが可能。なので、それを持っているキャラクターが『かばう』や『鉄壁』を使用していれば、無理に即死と毒に対する防御を備えておく必要はない。



・ジャンボプリン

 常にリフレク+物理攻撃無効化状態となっている。
 自分のHPが半分以上(65万以上)であるならば、各種属性魔法と『フレア』、『アルテマ』をランダムに使用してくる。
 『アルテマ』を使用されれば全滅確定だが、そのほかの行動であれば、蘇生は可能。
 また、ジャンボプリンにはスロウが有効なので、それを使えば蘇生は充分に間に合う。
 とはいえ、200回連続で5/6が通るというのは理論上は可能でも、やはり現実的には無理。
 一応、『アルテマ』は召喚獣に盾になってもらうということでしのぐことは可能だが、タイミングよく使ってくれるわけではない。
 
難しい。



・アイアンクラッド

 「『剛剣法・烈破撃』→『剛剣法・武神斬』→『剛剣法・神龍断』→…」を繰り返す。
 何かしらの行動を受けるたびにカウンターで『剛剣法・烈破撃』を使用。
 『剛剣法・武神斬』は全体攻撃なので耐え切ることが難しい。
 これを使われる前に倒すことは不可能であるし、召喚獣に盾になってもらうこともできない(召喚獣に対しては『剛剣法・烈破撃』しか使用してこない)。
 
よってこの敵は無理である。

 『剛剣法・烈破撃』は回避することが可能だが、実際に戦ってみる(別のデータで検証)と、「回避カウンター」を持っていても当たることがある。
 回避の値が130程度、運の値が20程度のティーダが回避カウンターを持ってうけた場合、半半ぐらいで回避したりしなかったり。
 これは「回避カウンター」ではなく、単純に攻撃の命中率とこちらの回避の値で回避の有無を判定している?
 ちょっとよくわからないです。



・ヒュージスフィア

 基本行動は通常攻撃と、最大HPの15/16のダメージを与える全体割合攻撃『アクアプレス』のどちらかを使用。
 またこちらの行動によってさまざまなカウンターを仕掛けてくる。
 ヒュージスフィアは理論上は勝つことが可能。こちら側をプロテスや防御状態などにしてできる限り最大HPを高く保っていれば、『アクアプレス』では死なない。相手の攻撃は激しいのだが、防御をしつつメガフェニックスなどで蘇生を繰り返し、相手を死の宣告状態にして255ターン耐える…不可能ではない。
 
実際戦ってみたところ、180程度までカウントを減らすことはできた。
 敵が『アクアプレス』を多用してきたので、こちら側は防御に徹してたのもあってあまり死ななかった。回復はアルベド回復薬などで行なう。
 最終的には敵が通常攻撃を連続で使用してきたので回復が追いつかず敗戦してしまったが、不可能ではないよ。
 このプレイでは禁止しているが、「オートプロテス」、「オートヘイスト」、「オートフェニックス」などを利用すれば上記の戦法はスムーズにいける可能性が高い。

 
ヒュージスフィアは「オートフェニックス」をセットされた防具を落とすことがある(改造なしでは唯一の入手手段)ため、仮に倒して手に入れたとしたら、これまで紹介してきた上記のオリジナルモンスターに対して何かしらの解決策を見出す可能性がある。

 なお、ヒュージスフィアはこちらの行動に対してカウンター(『ウィークチェンジ』も含む)を行なってくるが、カウンターを行なう条件は「(たとえヒュージスフィア自体は無効化する行動であったとしても)本来、HPを増減させる行動を受けた」という場合。
 アルティマニアには「HPが増減したとき」とあるが、実際にはダメージが0だったり、無効化やミスの場合でもカウンターは行なってくる。
 具体的に検証したので参考にどうぞ。

 
〜〜カウンターを行なってくるこちらの行動〜〜
 ・ポーション、アルベド回復薬などの固定値回復アイテム
 ・エリクサー、エクスポーションなどの割合回復アイテム(ヒュージスフィアは無効化する)
 ・『銭投げ』で9ギル以下に金額を設定(ダメージは0だがカウンターは行なってくる)
 ・『グラビデ』(ヒュージスフィアは無効化する)
 ・『ライブラ』(ヒュージスフィアは無効化する)
 ・回復魔法、『レイズ』、『アレイズ』

 〜〜カウンターを行なってこないこちらの行動〜〜
 ・もともとHPになんの作用もしない魔法やアイテム(『ライブラ』は除く)
 ・『アスピル』、魔力の泉、エーテル、エーテルターボ(MPにのみ作用する行動)
 ・ヒュージスフィアがバリア状態になっている状況で、その属性の攻撃を受けたとき(ただし、複数の属性攻撃アビリティがセットされた武器で攻撃した場合は、対応するバリアの状況によって、カウンターを行なうことがある。これは、複数の属性があるときは、もっともこちら側に都合のよい属性のみが効果を及ぼすために起こる)
 ・ヒュージスフィアがリフレク状態になっている状況で、ヒュージスフィアに対して魔法を使ったとき



・カタストロフィ

 こいつに対しては召喚獣を利用する、という前提によって一応勝つことは可能である。
 最初は殻に閉じこもっているが、その場合に限り「何もしない→『邪毒雲』→…」を繰り返す。偶数のターンにだけ行動してくるわけ。
 『邪毒雲』は毒+混乱+カーズの効果とダメージがあるが、召喚獣ならば『まもる』などを併用して耐えることは可能。
 
敵を死の宣告状態にした後、あとはひたすら召喚獣に耐えてもらおう、という戦略。
 ただし、自分に属性攻撃魔法を使うことでHPを回復できるイフリート、シヴァ、イクシオンを含めても、初期能力値による召喚獣の能力では耐え切れない。
ので、「おぼえる」によって習得した『竜剣』でHPを回復しつつ255のカウントを耐えれば勝つことができる。
 
 
もはやこのプレイでは反則ですね。
 しかし一応初期能力値でも『竜剣』さえ習得(実際には『シェル』と『集中』も習得させた方が無難)できれば勝つことは可能。
低い能力値でも、どうしてもカタストロフィを倒したい、という場合には一応通用する戦法ではある。



 
・アースイーター:『メガトn(略)
 ・アルテマバスター:『アルt(略)
 ・ネスラグ:『ねんえk(略)
 ・ブラキオレイドス:『いまわしk(略)
 ・神龍:『シャイn(略)
 ・すb(略)



 …と、ひととおり訓練場のオリジナルモンスターに対しては、前回の話も含めてすべて(←?)考察を行なった。
 この戦略に関しては利用できるならばどうぞ利用していただいて結構です。
 ヨルムンガンドとフェンリルの二体に対する戦略は、今までの常識を覆すような戦略になってますね。
 前者なんて『不動の視線』と『時空震』なんぞガン無視ですから。
 
完全石化防御? そんなもんいらねぇし。むしろ邪魔。

 
さて、最後に、デスフロートが「完全混乱防御」をセットされた防具を落としてくれるかどうか、というのを検証。
 一部のモンスターに対して混乱に対する耐性を持つ必要があるのだが、「完全混乱防御」はデスフロートからのドロップが唯一の入手手段。
 というわけで、モンスター訓練場でデスフロートを相手に戦闘を開始。


 結果。

 
たった三回目で落としました。コンフュウォール(ワッカ防具:完全混乱防御・空き・空き)

 なんじゃこりゃ。落とす確率だけでも1/32だというのに…。この結果では何の参考にもならんやないかい。
 まぁこのあと約50回ほど戦いましたが、一つも装備品を落としませんでした。
 よくわからんわ。参考にしないでください?

 

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