低レベルクリアーINTプレイ日誌

【第十一話 奔走!セロビマラソン2007!】

 MAX ヤズマッたんとちゅっちゅしたいよぉ〜ということで魔神竜戦へ。
 ・・・と、その前に今後を見通しておく。

 今後は魔神竜や三大裏ボスなど、今までとは別次元の強さを持つ強敵と戦うことになる。加えて、今回プレイでは本編より難しいと言われるトライアルモードでの100連戦にも挑戦する。ならば、そのために準備しなければならないのは至極当然。消費アイテムなどは当然店で99個買い集めることとして、特別入手しておきたい有用な装備品は・・・
 「ぐりぐりばんばん」「フォーマルハウト」「石化弾」
 「デュエルマスク」「サークレット」
 「ブレイブスーツ」「ローブオブロード」
 「リボン」

 どれも最強の武器・防具である。「ぐりぐりばんばん」以外は一個か二個ならば普通にトレジャーなどから手に入るが、全員分集めるとなると相当な試練が必要となる。それほどまで最強セットにこだわらなくても、別に二番手の「アルクトゥルス」「ミラージュベスト」などでごまかせばいいと思うかもしれないが・・・たとえ低レベルでトライアル攻略が不可能という結果が出るとしても、その理由を準備が足りなかったせいにしたくない。ならば、出来る限りのアイテム収集をするのみ。よし、いっちょ行こう。
 ちなみに「ぐりぐりばんばん」は新登場の武器で、攻撃力は低いものの誰でも装備でき、追加効果で相手を100%の確率でウイルス状態にすることができる。トライアルの最終戦は相手がHPを回復するので、それを防ぐためウイルス状態が必須だとか。「ニホパラオア」は今回も使わない予定なので、相手をウイルス状態に出来るのは「ぐりぐりばんばん」のみ。ここで入手しておこう。一応オメガmk.XIIの「超低」ドロップでも手に入るが・・・。

 まずは入手方法が特殊な「リボン」から。全ステータス異常を無効化するアクセサリで、「カーズ」などの凶悪なステータス攻撃が登場する今作では是非とも全員分手に入れたい。一つは大灯台地下のトレジャーからすでに入手してあるので、あと二つ手に入れれば良いことになる。
 一つはヘネ魔石鉱・特殊採掘坑の奥に15%の確率で出現するトレジャーから手に入る。あそこか・・・気が進まないな・・・。あのエテム大発生エリア・・・実は「エテム」という敵はそのフロアにしか登場しないのに、誰もがその名を色濃く覚えている・・・それくらい酷い場所なのだ。
 まあバッシュが「リボン」を装備すれば死の宣告状態を無効化できるので、血塗られた盾絶対防御と組み合わせればエテムの攻撃で死ぬことは無くなる。よって、いちいち死の宣告状態を解除するために外野を呼び出していた前回よりは楽なはずだ。エテムに殴られて防御ばっかりしててなかなか進めないけど、15%ってのも1/6と1/7の間だから、それほど苦労せずにリボンは取れるだろう。
 というわけで行く・・・・・・無い・・・行く・・・無い・・・行く・・・無い・・・行く・・・無い・・・・・・・・・。

 ・・・・・・出ないんですけどトレジャー。10回くらい行ったが、一回もリボンのトレジャーが登場しない。登場さえすれば100%入手できるんだがなあ。バッシュが回復に使っている「エクスポーション」が切れたので一旦脱出。体勢を立て直し、やり方も考え直すことにする。
 ふむ・・・エテムは技が多彩で攻撃力も非常に高い強敵であるが、「オイル」や「ドンアク」が効くため低レベルメンバーでも何とか倒すことができる。インタ版では1エリアチェンジでトレジャーが復活するが、敵の復活は無印と変わらず2エリアのまま。エテムを一度全滅させてしまえば、以降敵を復活させずにトレジャーだけを何度も登場させることができる。ということは・・・敵のいない快適なマラソンが楽しめるじゃん!ということで、さっそくエテムを倒すことに挑戦してみる。オイル+ドンアク状態にしてナパームショットで集中攻撃を加え撃破。よし、こうやって一体ずつ・・・と思ったところで死骸からネクロマンサー登場。戦ってはみたが、データ通り「銃・計算尺耐性」「リフレク貫通」を持ち「カーズ」を使ってくる上「ドンアク」も無効化という凶悪っぷり。しかも手間取っていると周りのエテムが参戦してきてどうしようもなくなる。
 ・・・やっぱ駄目だ。ここの敵は低レベルクリアーでは倒せない。逃げるしかない。おとなしくバッシュが攻撃を受け流しながら進む。だがエテム7体の攻撃の防御に手間取り全然進めない。時間がかかる。体力も消耗する。毎回毎回、次こそは出るのではないかと期待して出現場所まで走るが・・・出ない。何度行っても出ない。
 ・・・これでは駄目だ!方法を変え、アーシェが「リバース」を使いながら突撃する作戦に変えてみる。リバース状態になってR2ボタンで逃亡すれば敵の打撃もなんのそので進める。しかも今回逆転ステータスの継続時間が約2倍に激増しているので、この方法はかなりやりやすくなっているはずだ。・・・でやってみたが、エテムに囲まれていた場合、リバースの切れ目でほぼ確実に殺されてしまう。所詮「最強の盾」ではこの程度・・・。さらに言うなら、「死の宣告」や「デス」に対する対策も全くできていない。「ドンアク」を使ってみたりもしたが、ワープ移動するエテム全員にかかることは稀で、バッシュの血盾作戦と比べても結局効率は上がらなかった。

 ・・・そうだ。この二つの作戦組み合わせればいいじゃん!
 つまりこういうことだ。メンバーはバッシュ・アーシェの二人。アーシェは自身をリバース状態にしながら「インディコ藍」を装備してエテムにドンアクをかけ、ついでに「デコイ」でバッシュに攻撃を集中させる。そしてバッシュは血塗られた盾で攻撃を受け流す。アーシェが死の宣告・「デス」などで殺されることもあるが、その時はバッシュが普通に回復させればよい。これでアーシェが攻撃を受ける回数は激減し、結果として攻撃を跳ね返すモーションも起こる回数が少なくなるので、かなり快適なマラソンができるようになるはず。
 でやってみたが、今回は狙い通りうまく行った。ドンアクを無効化するヘクトアイズやネクロマンサーがうざいが・・・エテム7体に囲まれるより遙かにマシ。仮に何らかの理由でバッシュとアーシェが同時に戦闘不能になっても、控えを使ってバッシュから順番に蘇生させれば問題ない。よっしゃ、行けるぜ!
 ・・・そんなこんなで走りまくり・・・・・・ついにトレジャーを登場させる。「リボン」入手!やttttttttttttttttttttttttttttったぜ!
 総マラソン回数は、前回(第十話)のヘネ魔石鉱訪問時も合わせれば35回ほど。15%なのにここまで連続で外れるとは・・・。恐ろしや、確率のマジック。

 しょっぱなから凄まじいことになったが、要するに「リボン」を一個入手したに過ぎない。これで合計二つ・・・目標の三つまでのあと一つは、大灯台のレアモンスター・「ヴィシュヌ」の「超低」ドロップの「リボン」を狙う。「ヴィシュヌ」は大灯台下層の階段エリアで赤い炎のモンスター「デイダラ」を10体以上倒すと登場するレアモンで、チェインを最高まで上げていた場合、7%(INT)の確率で「リボン」を落としてくれる。オリジナル版では通路がやたらと長くて時間的効率が悪かったので皆セロビ台地に走ったが、INT版ではセロビ台地でリボンが入手できないようになっているし、この至高の旋回廊の通路の長さの問題も高速モードを使えばまあ解決されたと言えるだろう。赤チョコボLv99は登場させるのが難しい上インタ版では滅茶苦茶強くなったらしいし・・・やっぱ、ここでリボンを手に入れるしかない。
 というわけで、さっそく始める。最初は「コジャ」「デイダラ」を倒しながらチェインを大コインまで持っていき、その後は48階→31階とループしながら「デイダラ」を倒し、「ヴィシュヌ」を登場させ撃破していく。通路を進みながらデイダラを順番に倒していくと9体しか登場せず、ヴィシュヌの出現条件(デイダラ10体撃破)を満たせないのが嫌らしい・・・。仕方なく、適当に走り回って「始原の旋回廊3」と「4」の間の角に登場するデイダラを復活させて倒すことにする。前からここのやつは復活しやすいって思ってたんだよね。
 まあそんなこんなで「アンタレス」「オリハルク」「アクエリアス」「大アルカナ」などの貴重品を大量に入手したが・・・違う。俺っがっ欲っしっいっのっはっリっボっンっだっよっ!200チェインほどつなげたところでエクスポーションが尽きてしまったのでいったん脱出。再びチェインを大コインに持っていくところから始める。コジャ・デイダラをシカリのナガサFで瞬殺し、キマイラブレインにドンアク状態にされてヴァンが殺されたりしながらも頑張る。ヴィシュヌ戦では周りの雑魚が嫌らしいので本体をオイル状態にしてナパームショットで瞬殺。頑張り頑張り再び200チェインまで続けたところで体力がなくなり脱落。さすがに夜中2時半にこの単純作業は辛い・・・。
 次の日、朝起きてさっそくチェインをつなげるところから。前日と同じ手順をたどり・・・150チェインほどつなげる。そしてヴィシュヌをいつも通りアイロネートにぼこられながらも撃破、ドロップアイテムを手に入れる。

 リボンを手に入れた!


 ・・・・・・・・・やっとやめれるや・・・。


 ということで三つ目の「リボン」入手。結局4時間以上もかかった。チェイン数から考えると、ヴィシュヌを大体40体は倒したことになるな。7%・・・確かにリボンを落とさない確率は93%だけれども、いくらなんでも40回連続は酷いぜ・・・。ヘネでの悲劇といい、ついてないな俺・・・。

 ということで「リボン」編終了。残りの回収へ向かう。
 最初に挙げた装備品の中で、「リボン」以外の入手方法は全て同じ。セロビ台地のダイヤの腕輪レアトレジャーである。前述の通り1エリアチェンジでアイテムが復活するため、敵を全滅させて4倍速モードで無印と比べてとても快適なマラソンが・・・!と思っていたが、そうは問屋が卸さない。ダイヤの腕輪装備でレアアイテムを引き当てる確率が10%→5%に下げられているうえ、セロビ台地のほぼすべてのトレジャーの出現確率が下げられているのだ。結果として、セロビマラソンの手間は減ったどころか、ますます増えたような気がする。
 具体的に言うと、俺が狙っている装備品の入手確率は次のようになっている。

 ぐりぐりばんばん:1/1000(あと1個)
 フォーマルハウト:1/500  (1個)
 石化弾      :1/200  (2個)
 デュエルマスク :1/500  (1個)
 サークレット   :1/500  (1個)
 ブレイブスーツ :1/500  (2個)
 ローブオブロード:1/500  (1個)

 これはひどい・・・予想よりはるかにひどい・・・。仮に一個のトレジャーを30秒で開けられるとして期待値通りにレアアイテムが取れるとすれば、必要時間は4400(回)*30(秒)=133320(秒)。よく分からないのでこの数値を3600で割ってみると37・・・いや、こういう話はやめにしようか。
 まあいいことを上げるとすれば、複数の狙いトレジャーが同じエリアに登場することがあるのでその分は時間を短縮できること、あとは隣接するエリアで往復しながらトレジャーをあさればエリアチェンジも無駄なく使えることか。まあ、無限ではないから、そのうち終わるだろう。
 ということで、頑張って走る。雑魚を狩った上でメンバーをヴァン一人にして武器も盾も外し、出来るだけ動作を軽くして走りまくる。こんなことしてると、トライアルの低レベルクリアー1番乗りを誰かにとられてしまうぞ・・・などと考えながらも走る。考えるより先に走れ。それがFF12愛好家ってやつだ。

 さて、この日記を書きあげた時点でのプレイ時間は82時間26分43秒。
 このマラソン、完走に果たして一体何時間かかるのか・・・?

 

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