オプティマ変更なしクリアープレイ日誌

【第5話 偉大なる神の地】

 いよいよ11章:「グラン=パルス」。1〜10章までで冒険してきた「コクーン」とは違い、その下に存在する"下界(パルス)"が舞台となる章である。与えられているのは"11章"というたった一つであるが、サブイベントなどを全て含めれば、実に全プレイ時間の約半分を下界で過ごすことになる。それはまさに、FF13の「もう一つの世界」なのだ。
 ・・・バトル的に言えば、戦闘の難易度は更に上昇し、特に中盤のマハーバラ坑道あたりからは、敵の攻撃力・耐久力ともに桁外れの数値を誇るようになる。しかしながら、ほとんどの敵には致命的とも言える弱点が存在するため、それを突けば効率的に戦っていくことができる。つまり、ここでもキャラの使い分けが重要となるのだ。
 ――そんな感じで、様々なやり込みプレイでもこの辺りからが本番となってくるのだが、今回の「オプティマ変更なしクリアー」では果たして・・・!?

 ということで、まずはメディア峡谷からスタートする。序盤の敵は、10章と同じく「スノウ・ライトニング・ヴァニラ」で軽くなぎ倒していく。
 ――そしてイベントを挟み、召喚獣「アレキサンダー」戦。メンバーは「ホープ・ライトニング・ファング」である。まあこれはBLA+HLR+DEFとかを使えば簡単に突破できるだろう・・・と思っていたら、ホントに1回でクリアできてしまったのである。これにはさすがにビックリだ。もう召喚獣は強敵ではないのか・・・(;^o^)


第十一章 全ての始まりの地――コマバ郷。

ついにホープがセカイ系に

下界へと降りたルシたち一行であったが、探せど探せどルシの呪いを解く手掛かりは見つからない。
そして、ついにホープが疲労で倒れてしまう。その責任について争う一行に、ホープは告げた。
自分たちに烙印を刻んだファルシが眠っていた「ヲルバ郷」に行けば、何かが分かるかもしれない。
そこは、ヴァニラとファングの故郷でもある場所。決意を固めた一行は、最後の旅を開始した。


 さあ、いよいよ11章メインのアルカキルティ大平原だぜッ!
 ・・・が、ここで真っ先に行うべきなのは全てを無視してマハーバラ坑道まで進めることである。というのも、マハーバラ坑道の入り口でイベントを見るとショップに新しい商品が入荷され、「超伝導体」などの有用なアイテムを買うことができるようになる。特に、今回プレイでは戦闘中の操作が行えないため、力+100の「ファイターリスト」と魔力+100の「シャーマンサイン」を購入することは、直接的に戦力の強化へと繋がるのだ。
 ――ということで、サクッと先に進めていく。道中では何体かの敵を倒さなければならないが、使うのはATK担当のスノウ・BLA担当のライトニング・そしてENH担当のサッズである。なぜこのタイミングでアフロ?と思われるかもしれないが、11章の雑魚敵は大抵が弱点を持っているため、サッズが「エン○○○」を使って属性攻撃を行えるようにしてくれれば、極めて簡単に相手を倒せるのである。例えば、マハーバラ坑道の主力モンスターとして登場する「ホプリタイ」は、ブレイク値が270.0%と高い反面、HPが低く雷属性を弱点としているため、サッズが「エンサンダ」で支援しつつATKで2倍のダメージを与えていく手段が非常に効果的なのだ。
 そしてもちろん「エン○○○」以外にも、「ヘイスト」「ブレイブ」などによる通常の支援も強力である。「ヘイスト」による効率の上昇を仮に1.25倍として、「ブレイブ」で1.4倍、最後に「エン○○○」で2倍・・・締めて3.5倍のダメージをサッズが居るだけで与えられるようになるのである。いやあアフロ、いつ見てもイケメンだわ\(^o^)/
 ――そんなこんなでマハーバラ坑道の入り口でイベントを済ませ、力or魔力+100の強化系アクセサリを購入できるようにする。ついでに今回はもう少し奥まで進め、召喚獣の「へカントケイル」を取得してヴァニラのATBバーを伸ばしておいた。その戦闘自体は、JAM+DEFで○ボタンを連打するだけ。ヴァニラはHP的に相当ギリギリだったが、何とか1回の挑戦で取得することができた。うーむ召喚獣、やはり厄介なのはオーディンとブリュンヒルデだけか・・・。

 ということでマハーバラ坑道を脱出し、アルカキルティ大平原に戻る。ここからはCP&アイテム稼ぎのため、ミッションモードを進めていく。
 ――ところで、この11章ではキャラクターの成長方針が重要となる。というのも11章では、1回の戦闘で貰えるCPが2000前後と今までの5時間で50000CPを稼ぎましたとか言ってたのは何だったのというレベルになっているのだが、クリスタルを全取得するまでの必要CPも桁外れに増加しているため、戦闘を手早く進めるのはもちろん、最初から方針を定めて効率の良い育成を行っていくことが必要となるのだ。
 そして今回プレイで真っ先に習得させるのは、「アクセサリ」「ATBレベル+1」のクリスタルである。まず「アクセサリ」は、純粋なパラメーターアップに使っても「力+100」「魔力+100」「HP+400」に相当するし、ステータス防御や補助効果の発動などにも使えて戦術の幅を大きく広げられる。また「ATBレベル+1」は、ほぼ同じ待機時間で行動できる回数だけが4回→5回と増えてくれるため、特に「ATBバーを溜める→攻撃する」をひたすら繰り返す今回プレイでは、大変重要な役割を果たすのだ。
 ・・・他にも、ファングが物理攻撃力を極めて大きく伸ばすことができたり、いよいよホープが「ブレイブ」「フェイス」を覚えられたりと、とにかく11章の成長には見所が多い。しっかりとキャラクターを育成し、今後の強敵との戦いに備えていくのだ。

 とまあ、成長はそんな感じで良いだろう。いざミッション攻略である! まずはアルカキルティ大平原でM1を受注し、以降はM2,M3・・・と順番に進めていく。
 ここで少し躓いてしまったのは、まずはM7の「ビトゥイトス」。コイツは「しょうき」(何故か変換できない)で多数のステータス異常を発生させて「いかづち」で大ダメージを与えてくるため、「ATK+BLA+HLR」では回復が追いつかない。だがそこで安直に「DEF+HLR+ATK」などを使わないところが今回プレイのミソ。そもそもDEFは防御で万能と見せかけてステータス異常を一切防げないという致命的な弱点が存在し、今回プレイではアイテムも使えないため、このビトゥイトス戦では都合が悪い。
 そこで今回用いたのは、ライトニング・ホープ・ヴァニラでのATK+ENH+HLRである。攻撃キャラクターがライトニング1人になってしまうのは残念であるが、ステータス異常の発生を「ベール」で防げるうえに、「プロテス」「シェル」「バサンダ」で徹底的に防御を固められるため、その防御能力はDEFを遙かに凌駕するのだ。しっかしまあ、最初は攻撃して回復するだけのやり込みプレイになると思っていたが・・・普通にENHの出番もあるじゃないかッ!良かった良かった。
 ――その後のミッションとしては、M10「カイザーベヒーモス」戦は相手の攻撃力が高かったので「DEF+HLR+ATK」で撃破。そしてM12「ガイセリック」戦では、相手が全属性を弱点としているため、「JAM+BLA+HLR」というオプティマを組んでいく。リーダーがJAMとなって○ボタンを連打することで、チェーン時間の維持&弱体化の上書きを行い、そこにBLAが弱点を突く魔法攻撃を加えていくという作戦である。更に、ある程度までHPが減ったガイセリックは使い魔の「巨拳」を召喚して高威力の「征服の鉄拳」を使用するようになるが、前述のオプティマだと○ボタンを連打しているだけで自動的にターゲットが巨拳に合い、そしてBLAが魔法で使い魔を潰してくれたのである。おお、単なる偶然なのだが我ながら完璧な戦術だぜ・・・! そして、そのまま本体の撃破にも成功した。
 その後、M13→M14とクリアし、チョコボに乗れるようになったところで小休止。疲れてきたのでストーリーを進めることにする。


第十一章 優しい思い出

あああああカメラもっと近く寄れえええええ!!!!!

下界の大地でセラの形見と共にコクーンを見上げていたスノウへと、ヴァニラは静かに語り出した。
実は彼女は、ルシとなってクリスタルと化す前のセラに会っていたのだ。
そしてその時、既にセラは使命に反してでも自分の意志を貫く決意を固めていた。ヴァニラは確信する。
やはりセラは、「コクーンを守る」という自らの思いを全うしたからこそ、クリスタルになることができたのだと。


 ということでアルカキルティ大平原から先に進み、マハーバラ坑道の本格的な攻略に入る。
 まずは脇道に入り、中ボス的存在の「ジャガーノート」と戦ってみることにする。コイツは全体に1000以上のダメージを与える攻撃を連発してくるため、HPが2500強しかない現段階ではDEFの力を借りなければならない。そしてもちろんHLRも必要。となると・・・いよいよ噂の「DEF+HLR+ATK」が来るかッ!?
 ――と思いきや、ジャガーノートはバイオを無効化できないため、毒によるダメージだけで勝利することができる。ということで、戦闘メンバーはヴァニラ・スノウ・ホープ、オプティマは「JAM+DEF+HLR」。リーダーのヴァニラがJAMとなり、片っ端から弱体化魔法を連打していく作戦である。敵は「蒸気洗浄」を使って自身のステータス魔法を解除してしまうが、その都度「バイオ」を掛け直せば良いだけの話である。ちなみにそのうち相手をブレイクできるが、残念ながらメリットにはできない。
 というわけで7分ほど戦い、見事にジャガーノートの撃破に成功。普通に勝てるんだなあ、この時点でもッ!

 その後のマハーバラ坑道での雑魚戦は、上でも書いた通り「ATK+BLA+ENH」でサッズの「エンサンダ」を用いて瞬殺していく。
 ・・・が、そこで立ち塞がるのが「ファランクス」。というのも、ファランクスは使い魔のホプリタイを無限に呼び寄せるという特性を持っているうえに、ボタン連打ではファランクス本体に攻撃を仕掛けることができない。そのため普通に戦うと、ホプリタイを狙った「エリアブラスト」にファランクスを巻き込んでダメージを与えるか、または何らかの方法でファランクス本体にターゲットを合わせられるようにしなければ、永遠に相手を倒すことはできなくないのである。
 ところが、この「ファランクス」。道を塞ぐような形で登場するため強制戦闘と思われがちであるが、実は左右から少しずつ近づいて行くと何故か道を空けてくれるため、そうやって戦闘を回避することができるのである。その回転ドアのような動きは一見の価値有りだ。
 だがミッションには、似たような特性を持つM18「スパルタン」が出現する。さすがにそれは逃げるわけにもいかないため、「JAM+ATK+HLR」でリーダーが「ペイン」を使って攻撃を封じ、その後にATKが各個撃破を行っていった。スパルタン本体にターゲットが合ったところでボタン連打をやめるのがポイント。

 マハーバラ坑道を抜けた先は、景色の美しさと短さで有名なスーリヤ湖である。
 ここでの強敵は、何と言っても「ケラトサウルス」。大勢で現われて500ダメージの通常攻撃を連発してくるため、DEFを使っても戦闘不能者が出てしまう場合さえ存在する。「ケラトラプトル」に呼び出された場合や「オロボン」と共に登場した時など、あらゆる場面で厄介となりうる強敵である。
 ・・・しかしながら、奴には全てのステータス異常を無効化できないという致命的な弱点が存在するため、スノウ・ファング・ヴァニラの「ATK+JAM+HLR」でスタートし、開始と同時に「ペインガ」で一気に行動を封じてしまう。この戦術で「ファルシ=ビスマルクの試練」で登場するパーティにさえも太刀打ちできるのだ。
 ――気になっていたのは、全ての弱体化が決まった後にJAMが沈黙してしまうことであったが、スーリヤ湖で登場するケラトサウルス・オボロンなどのモンスターには「ダル」が有効であるため、「『ダル』が入る→ATKが攻撃してダルを解除→再び『ダル』を唱える」という非常に理想的なパターンで相手に攻撃を加え続け、チェーンボーナスを増やしてくれた。そして、ある程度まで敵モンスターの数が少なくなったら、「デプロテ」「デシェル」などを優先的に使用し、各個撃破の態勢を取ってくれる。これだけ積極的に行動してくれるのならば、最初からチェーンが繋がることを前提としてライトニングのBLAを使っても良かったくらいだ。
 しっかしまあ、ファングのJAMなど「スロウ」以外はおまけのようなものだと思っていたが・・・スーリヤ湖の戦いでは、こんなに活躍してくれるんだなッ!

 そんなこんなでスーリヤ湖も無事にクリアー。
 さあて、11章も残すはテージンタワーとヲルバ郷のみ。そこでは非常に印象深い2体の大ボスが登場するが、果たして今回はどんな戦いになるのだろうか・・・?


第十一章 普通なら恋愛フラグに思えるけど実際にそうなったら修羅場すぎて笑えないでござるよの巻

いい話です(;∀;)

下界の大地を歩んできた一行は、地底湖を越えた先で休憩することに決めた。
ライトニングはスノウに問う。無事にコクーンへと帰ることができたら、お前は妹をどうするつもりなのだと。
スノウは答えた。自分はセラと結婚する、そしてもう二度と泣かせるようなことはしない。
それを確かめたライトニングは、顔を伏せて静かに告げた。二人は絶対に再び巡り逢えると。

 

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