ジャンクションなしクリアー.プレイ日誌


♪The Extreme 提供:NO LIMIT Is.

【第八話 後継者】

 どうでもいいことだが、上の題名がおとなしすぎる気がしてならない。そりゃ、一つ前のプレイ日誌では「最期の戦い!師よ安らかに眠れ!」などと全力で書いてあったからねえ。
 ラストバトル、アルティミシア戦。FF8最後の戦い!であるこのバトルでは、シリーズでも屈指の長さの四連戦が行なわれる。順に説明していこう。

 ・アルティミシア第一形態戦
 人間の姿をしたアルティミシアとの戦闘。
 戦闘メンバーは6人全員のうち勝手に3人が選ばれる。この時点でリセットが確定することもかなり多い。
 全体5/8割合ダメージ+カーズで特殊技を封じてくる「メイルシュトローム」や全体攻撃の「クエイク」「トルネド」を使用してくるため、速攻で撃破したい。
 割合ダメージが有効なのでゼルのデュエルで倒す。HPはLv10程度で10000程度。

 ・グリーヴァ戦
 アルティミシアが召喚した「最も強い者」グリーヴァとの戦闘。
 通常の攻撃を3回繰り返した後、全員に8000ダメージの脅威の攻撃「ショックウェーブパルサー」を使用してくる。速攻で倒しても死に際に同攻撃を使用するので、何とかしてそれをしのがなければならない。他に「魔法消滅」や「死の宣告」なども厄介。
 HPは低レベルなら30000弱。次の戦闘につなげるため低レベルキャラ二人の死体がある状況でLv100キスティスがトドメを刺したい。

 ・アルティミシア第二形態戦
 グリーヴァがアルティミシアをジャンクションした形態。つまりグリーヴァからアルティミシアがドロー出来る形態。無理だけど。
 魔力が大幅に上がっており、頻繁に使用する「ホーリー」はLv40程度で3000、Lv65だと4000ダメージの一撃必殺の魔法となってしまう。他にも使い魔のヘリックスも反撃が嫌らしく、かなりの強敵である。HPが残り30%程度になると下半身が崩れ、素早さが激増する。打撃と「アルテマ」「クエイク」「トルネド」などの魔法を連打してくるので速攻でたたみかけたい。
 HPはLv40で100000ちょっと。この戦闘がかなりの壁として立ちはだかってくる。ここを抜ければ少しは楽。

 ・アルティミシア第三形態戦
 戦いの場を何故か宇宙に移し、光がほとばしり美しい顔を拝見することが出来ず残念なアルティミシア最終形態。
 全員のHPを1にする「ヘル・ジャッジメント」を使用しながら多彩な魔法で攻撃してくる。HPが減ると究極魔法「アポカリプス」で全員に8000ダメージを与えてくる事もある強敵。
 またHPが300025と非常に高い上「魔法消滅」を使用するため、ヴァリー魔法切れにより最後の最後で息切れとなってしまう可能性も少なくない。

 ラストボス戦を乗り越えるには、二戦目のグリーヴァが使用する「ショックウェーブ・パルサー」に必ず一回は耐える必要がある。Lv100キャラでも正面から受けると9000以上のダメージを受けてしまい、シェルで半減してもまず耐えられない。耐えるためには、グリーヴァのレベルを下げて「ショックウェーブ・パルサー」自体の威力を下げるしかない。アンジェロリバースを期待して正面から受ける手も、一応無くは無いが・・・。
 さて、このバトルでは最初のメンバーがランダムで選ばれる。そして戦闘不能状態のキャラはランダムで消滅させられ、控えにキャラがいる場合、そのキャラが登場する。その順番は、基本的にレベルが低い順である。
 そしてグリーヴァを低レベルで登場させ「ショックウェーブパルサー」の威力を押さえるため、グリーヴァの登場時のメンバーは必ず低レベルの三人でないといけない。当然であるが、一度戦闘から取り除かれたキャラはいかなる手段をもってしても戦闘に復帰させることは出来ないので、最初に選ばれた高レベルキャラクターを交代させ、低レベルメンバーを出現させてアルティミシアを倒し、グリーヴァ戦に挑むことは意味がない。
 要するに、最初にランダムで選ばれる3人が全員低レベルで、そのままアルティミシア一形態を倒しグリーヴァを出現させ、グリーヴァ戦中にキャラクターを入れ替え、キスティスを登場させてマイティガードでシェル状態にして「ショックウェーブ・パルサー」に耐える。必ずこの手順をふむ必要があるのである。

 今回Lv100にした戦闘キャラはキスティス・リノアの二人であるが、前回プレイまではLv100キャラクターを3人用意して戦っていた。当然こっちのほうが戦闘自体は楽になるのだが、最初に低レベルキャラが3人選ばれる確率は激減してしまう。6人のうち低レベルキャラが4人のとき、3人選んで全員が低レベルキャラとなる確率は1/5。だが低レベルキャラが3人の時は、その確率は1/20となる。なんと4倍も違ってきてしまうのだ。ちなみにこの考え方は高校一年の数学で教えてもらえる。このサイトの主な客層は中学生〜高校生くらいかな?
 さて、この1/20というのは非常に厳しい。20回やれば必ず出るというわけでもないので、精神面でも厳しくなる。個人的にはやりたくなかったので、今回は戦闘キャラを二人にして、確率を1/5にする方法をとった。戦闘難易度が仮に4倍になったとしても、多分こっちのほうが精神的には楽のはず。
 何度か挑戦して失敗を重ね、戦術は最終的に次のように決まった。

 スコール(Lv7) : 石化
 ゼル(Lv8) : HP
1 + 沈黙・暗闇
 セルフィ(Lv8) / アーヴァイン(Lv13) : 戦闘不能
 リノア(Lv100) : HP1743 / 4181 + 沈黙
 キスティス(Lv100) : HP
820 / 3883 + 沈黙・暗闇

 セルフィとアーヴァインを戦闘不能にしているのは、戦闘不能キャラが最初のメンバーに選ばれればHP1で復活するが、控えにいる場合、そのキャラはスキップされる、という性質を利用するため。最初の登場が「スコール・ゼル・セルフィ」又は「スコール・ゼル・アーヴァイン」ならば、次に出現するキャラがキスティスとなり、運頼みのキャラクター入れ替えのリスクをかなり減らすことが出来る。
 ちなみに最初はゼル以外の3人に戦闘不能になってもらう予定であったが、戦闘不能キャラ3人の状況が上手く作り出せなかった(アルティミシア城のセーブポイントに触れるとパーティの戦闘不能者はHP1で復活する。アルティミシア城の入れ替えでは三人戦闘不能のパーティは作れない)ので、仕方なくスコールに石になってもらうことに。このためだけに飛空挺ラグナロクを取りに外に出た。
 メンバーの出現状況による戦い方は以下の通り。

 「スコール・ゼル・セルフィ」→(キスティス)   ・・・ゼルのデュエルで倒す。
 「スコール・ゼル・アーヴァイン」→(キスティス) ・・・ゼルのデュエルで倒す。
 「スコール・セルフィ・アーヴァイン」→(ゼル)  ・・・誰かが自爆しゼルを登場させ、デュエルで倒す。
 「ゼル・セルフィ・アーヴァイン」→(スコール)  ・・・適度に入れ替えも狙いながら、デュエルで倒す。

 低レベルキャラの三人でグリーヴァを登場させることに成功したら、入れ替えでキスティスを登場させ、マイティガード→ホワイトウインドで「ショックウェーブ・パルサー」に耐えれば良い。その後はグリーヴァは今回プレイでは回復不能の「死の宣告」や「魔法消滅」などの厄介な行動を行なってくるうえ、もしリノアが登場しパーティの平均レベルが上がってしまうと、次に登場するアルティミシア第二形態のレベルも上がってしまい、魔法の威力が激増し勝つことが非常に難しくなってしまうので、出来るだけ手早くグリーヴァにトドメを刺したい。最良パターンはキスティスのバーが満タンの状態で他の低レベルキャラの特殊技でグリーヴァのHPを0にし、死に際ショックウェーブ・パルサーを使用させ、そのままアルティミシア第二形態戦にもつれ込むことだ。そうすれば、第二形態戦に入った直後にキスティスが行動できることになる。

 その場合、キスティスのHPが特殊技発動可能な状態でアルティミシア第二形態の出現演出を見ることになるが、この時に役に立つテクニックがある。fftekiさんのサイト
pianississimo」に載っているテクニックである。彼がサイトを更新停止してしまったのが非常に惜しい。このまま埋もれさせてしまうには惜しすぎるテクニックである。敬意を払って、ここに転載させて頂く。彼はこのテクニックを「勘違いだと思う」と言っていたが、俺はそうではないと考える。この技は確かに使える。この技に気づいた彼は、優れた洞察力を持っていると思う。
 さてその技であるが、△ボタンを連打して特殊技を出すとき、ピンチ度が高いと何度も連続で特殊技発動可能になる(チャリーン、という音が鳴る)ことがあるだろう。それが連続して出るとき、強い特殊技が出やすい、ということである。俺が数回やってみた結果でしかないが、6回連続特殊技発動可能状態の時に「溶解液」を使うと、ほぼ確実に相手を体力0状態にすることが出来た。非常に便利なテクニックであり、使用可能な箇所ではどんどん使うべきだ。彼はこの技に名前を付けていなかった。僭越(せんえつ)ながらも俺が付けるなら・・・「△ボタンチャージ」といった感じかな?
 ちなみにオーラ状態だとHPが高くても特殊技が出せることは誰でも知っているが、オーラ状態の本当の効果はピンチ度を激増させる、ということにある。つまり、HPが低い状況でオーラ状態にすると、ほぼ確実に最強の特殊技を発動させることが出来る。こちらは
ティティさんの研究により明らかである。さまざまな人々の研究や考察によりやり込みは成り立っている。彼らを超えることは出来ないし、直接礼を言うことももはやかなわないだろう。ならば、俺が彼らに出来る最高のお礼は、彼らの技術を讃え、それを後世に伝えていくことだと思う。
 長くなったが、このような便利テクニックはラスボス戦のような厳しい戦いで非常に役に立つので、どんどん使っていこう。みなさん、ありがとう。

 さて、以上のような手順でグリーヴァを倒すところまで行ったら、アルティミシア第二形態戦でリノアが登場するまで待ち、登場したらヴァリーを発動させ、後はマイティガードとホワイトウインドで守りながらリノアが魔法で敵を倒してくれることを待っているだけで良い。アルティミシア第二形態の魔法はそれほど強くないので、警戒するべきはヘリックスのカウンター攻撃である。
 アルティミシア第三形態は最初に「ヘル・ジャッジメント」(全員HP1)→「ヘル・ジャッジメント」→「攻撃」→「攻撃」→「攻撃」を二回繰り返した後、「ヘル・ジャッジメント」→「攻撃」→「攻撃」を繰り返す。HPが30%程度になると「ヘル・ジャッジメント」を使用してドローポイントを出現させ、「ドロー アポカリプス」→「アポカリプス」→「ヘル・ジャッジメント」を繰り返す。アルティミシアのドローポイント(Lv65でHP21500)を破壊すると、以下は「メテオ」「アルテマ」「ヘル・ジャッジメント」「ホーリー」「フレア」などさまざまな魔法でランダムに攻撃してくる。HPが0になると、例の喋るパターンに移行する。その時はHP100の状態となっているので、攻撃して5回喋らせれば良い。
 通常攻撃はそれほど激しくないが、高いHPとこちらの攻撃を阻害する魔法消滅、そして一撃全滅の可能性が高い究極魔法「アポカリプス」があり、戦闘難易度は非常に高い。時間で言ってもここに来るまで30分以上かかり、意地でも勝ちたい相手である。基本的にヴァリーで削っていくが、ヘル・ジャッジメントの後に一発だけホーミングレーザーをたたき込み、すぐさまホワイトウインドで回復する方法もある。

 なお、実戦では何度も魔法消滅がリノアに連続で直撃し攻撃手段が切れて最終形態で全滅したため、魔法消滅の対象をそらすため石化盾のスコールに、さらにその石化盾のスコールへの早期魔法消滅直撃(グリーヴァ戦で)を防ぐため、後に全員に魔法を持たせるようにした。グリーヴァの「ドロー」でのアルテマ・メテオで一撃全滅する可能性が激増するが・・・最終形態まで行ったのにヴァリーの弾切れで全滅したことが4回もあったし、実際に全員に魔法を持たせる方法でうまく行ったのだから、倒せない場合の手段の一つとして、覚えておいてほしい。
 俺の知識はすべて書いておく、ということで、ヴァリーの魔法はメニューの「まほう」欄で上の方に置いてあるものが優先される。「禁断魔法生成」ではメテオとアルテマしか生成できないが、メテオのほうを上に置いた場合、「メテオ:アルテマ=9:1」くらいの発動比となった。基本的にメテオのほうが有用なので、リノアにはメテオを上にして持たせるべきだろう。
 ちなみに失敗時は、全てリノアがメンバー3人のうち一番上に表示されていた。魔法消滅二連続直撃は1/2 * 1/3 で1/6。さらにそれが4回連続・・・。偶然とは考えづらい。成功時はリノアがメンバーの一番下だった。ちなみに直前に一度アルティミシア城を出て、気分的にパーティを変更して、スコールではなくゼルを戦闘にして数回挑んでいた。なんだろう・・・「乱数表」?みたいのがFF8にもあるのかもな・・・。

 戦術は全て決まり、俺が書けることも全て書いた。恐らく俺がFF8のやり込みをするのはこれが最後。その意味でも最後の戦いである。
 さあ、行くぜ!


 低レベルメンバーが出るまでひたすらリセットを繰り返し・・・最初のメンバーはスコール(石)、アーヴァイン、セルフィ。ゼルがいない・・・。しかし、負けと決まったわけではないので戦う。上手くゼルを登場させてデュエルで倒す手もあるし、アーヴァインの連続銃撃で倒す手もあるしね。
 まずはアーヴァインの波動銃撃。五発全部を打ちつくし、一気に
4050ダメージを与える。その間にセルフィはスロットを回し、オーラ*3を使う。HP1+オーラ状態だと、ほぼ確実にピンチ度4、最強の特殊技が出せるんだよな。上手くアーヴァイン、セルフィの両者にかかる。いいぞ!
 アルティミシアのバイオ!対象は・・・石化状態のスコール!無効化。アーヴァインは
徹甲弾5発を使った徹甲銃撃(アーマーショット)で3470ダメージを与える。DISC2で手に入れといた分、ここまで温存しといたんだな。
 セルフィはスロットを回し・・・グラビデ*2!相手のHPを3/4にする割合ダメージ攻撃!ラスト連戦のうち、このアルティミシア第一形態のみに割合ダメージが有効である。能力の低いジャンクションなしクリアーでは有効な攻撃となるほか、与えたダメージにより相手の現在のHPをだいたい知ることができる。さて、ダメージは・・・170127!おし、あとちょっと!次の連続銃撃で倒せるぜ!
 しかしここでアルティミシアのメイルシュトローム。ダメージは受けないものの、カーズ状態になり特殊技発動不能に。Oh My Darling...しかし、さっきのグラビデのダメージでわかったように、あとちょっとなので打撃連打で戦う。
 アーヴァインの攻撃!101ダメージ!セルフィの攻撃!76ダメージ!まだ倒れない・・・。
 アルティミシアの攻撃が来るか・・・と思ったが、行動スキップ。アーヴァインの攻撃、95ダメージ!あと一発・・・!セルフィの攻撃、80ダメージ!やったか?
 ・・・まだ倒れない。まだ戦う。アーヴァインの攻撃、101ダメージ、アルティミシア第一形態撃破!

 アルティミシアが「最も強い者」グリーヴァを召喚し、グリーヴァ戦。3回の攻撃のあと飛んでくる大技「ショックウェーブ・パルサー」には、低レベルのグリーヴァを登場させて、高レベルキャラで半減して耐えることにしているが、それがなかなかうまくいかないんだよな。特に今回の場合、登場キャラが「ゼル(Lv8)→キスティス(Lv100)」となるので、出来るかぎり手早く回さなくては・・・。ショックウェーブ・パルサー準備で背景が赤くなる前に、キスティスを登場させないと敗北が確定するからね。
 戦闘開始。速攻でセルフィがグリーヴァの打撃を受け退場。いい感じだ。まわれ〜まわれ〜なんとか〜まわれ〜。
 アーヴァインは攻撃したいが、カーズ状態なので待機。グリーヴァの死の宣告!今回実はセルフィの「フルケア」を使わないので主力のキスティスなどに死の宣告が直撃するとかなり困るが、今は誰に当たっても問題なし。アーヴァインに当たる。うんうん。
 このタイミングでセルフィが消滅し、予想通りゼル登場。さっそくアーヴァインは自殺。次のターンゼルに攻撃が来ると全滅するが、しかしキスティスを登場させなければいけない手前、ちんたら待っている暇はない。
 ゼルはデュエルで攻撃を加えてもいいが・・・全滅してしまうと時間的ロスが大きくなってしまうので待機。大体デュエル3回で倒せるので、キスティスが出てきてからでも多くの場合デュエルで撲殺できる。
 少し待機した後・・・キスティス登場!さっそくゼルはデュエルで攻撃。12秒デュエルだ。かかと落としとヘッドショックをひたすら繰り返す。伝統の技、デュエルの光!
 ・・・12051ダメージ!いいぞ!グリーヴァはトリプル!次はショックウェーブ・パルサー準備なので何の問題もなし。キスティスのマイティガード。ここでどの補助効果がかかるかは、今後にかなり影響するが・・・かかった効果は「プロテス+シェル+ヘイスト+リジェネ+レビテト」。ふーむ、及第点、といったところか。
 再びゼルがデュエルを行う。9秒・・・あまり本気を出し過ぎるとグリーヴァのHPを0にしてしまい直後のショックウェーブパルサーで全滅するので、適度に手を抜きながらコマンドを入力・・・9049ダメージ!あと一回で倒せるぞ!
 ここで背景が赤く変わる。キスティスはゼルのバーがたまるまで待ってから、ホワイトウインドを発動させHPを回復させる。その間にゼルを特殊技発動可能状態にさせ、ゼルはキスティスのバーがたまるのを待ってデュエル。こうすることで、アルティミシア第二形態戦の最初にキスティスが先駆けて行動することができる。この差は結構大きい。
 ゼルのデュエルは・・・6秒!とどめには十分だな!・・・6756ダメージ!どうだ?
 グリーヴァのショックウェーブ・パルサー!よし!ゼルが死ぬものの、キスティスが2740ダメージで耐える!そのままコントローラーがぶるぶる震え・・・グリーヴァ撃破!

 ここまでは完璧なパターン。次のアルティミシア第二形態戦はかなりの難関となる。高威力の魔法攻撃やヘリックスの反撃が痛く、戦闘不能者が出てしまうとクリアは絶望的となる。上手く戦闘不能状態にならないようHPを高く保ちながら、ヴァリーで手早く倒すことができるか・・・?

 アルティミシア第二形態・・・登場前に前述の△ボタンチャージで7回連続特殊技発動可能状態にする・・・そして溶解液。体力0を追加できるか・・・?
 ・・・・・・861ダメージ、体力0追加成功!おっしゃ、最高のスタートだぜ!
 あとはひたすらリノアが登場するまで待つ・・・アルティミシアのトルネド。1266ダメージを受けるが、リジェネでHPが回復していたので大事には至らず。HPが265で暗闇+沈黙状態、しかも次はヘリックス召喚で攻撃してこない、良い特殊技が出しやすい状況。△ボタンチャージをしてリノアを待つ・・・アルティミシアのヘリックス召喚・・・そしてリノア登場。
 あらかじめリノアのHPはギリギリ特殊技発動可能にしてあるので、バーがたまるのを待ってマイティガードを唱え、△ボタンを連打しヴァリー発動。さて、マイティガードの効果は・・・「プロテス+シェル+ヘイスト+リジェネ+レビテト+オーラ」!いいぞ!完璧だ!あとはリノアが勝手に攻撃してくれるので、キスティスは守りに徹すればいい。
 さてキスティスにターンが回ってくるが、特にすることはないので「ホワイトウインド」をいつでも発動できるよう待機。ヘリックスの反撃がプロテスで半減しても一発1000と痛くリジェネ状態だけでは不安なので、いつでもHPを回復できるようにしておかないと危ない。リノアのメテオ、14595ダメージ!いいぞ!しかしヘリックスの反撃で486ダメージを受ける。ん?486?ダメージが約半分・・・?そうか、このヘリックス、低レベルキャラ二人+キスティスの時登場したから、レベルが40くらいなんだな・・・。そうとは知らない俺はホワイトウインドを発動させてしまう。ミスったな・・・。
 アルティミシアのホーリー!キスティスに直撃し1823ダメージ。耐える。リノアのメテオ、15330ダメージ!さらにキスティスのバーがたまり、あわてて俺はキスティスをホワイトウインド待機状態にさせる。そろそろオーラが切れそうだからな・・・。
 アルティミシアは行動せず、ヘイスト状態のリノアが再びメテオを使う。15095ダメージ!なんか、今日は当たり所がいいみたいだな。さらにリノアのメテオ、12925ダメージ!ヘリックスの反撃を受けるが、1000と500では大違い。リジェネですぐに回復できる。
 次の行動はヘリックス召喚のはず。敵が3体になるとメテオがバラけて倒しづらくなるので、手早く倒したいな・・・と思っているとアルティミシアのヘリックス召喚。はあ・・・リノアのメテオ。アルティミシアに8535ダメージ!幸い反撃は受けない。そろそろ下半身が分離してほしいんだけどな・・・。
 膠着(こうちゃく)状態のままバーがたまり・・・再びリノアのメテオ、6550ダメージ!ここでアルティミシアがえびぞる。下半身分離モードだ!下半身分離と言えば、バイオ2でショットガンを水平打ちしてゾンビが上半身だけで追ってきたのは死ぬほど怖かったぜ!最近では規制が厳しくなったみたいで身体分離はなかなかでできないみたいだけどな!
 最後のヘリックスの反撃は・・・後から登場したヘリックスLv65が反撃をし1082ダメージ。やはり痛い・・・。アルティミシアの引っ掻き攻撃。石スコールに当たり0ダメージ。同時にヘリックスが消滅する。さらにアルティミシアの打撃が来るが、やはりスコールに直撃し無傷。
 リノアのメテオ!対象が一体になったのでメテオはアルテマを超える超絶ダメージ攻撃となる。・・・21725ダメージ!いいぞ!
 アルティミシアの引っ掻き攻撃でキスティス、リノアがそれぞれ520、518ダメージを受ける。しかしこの程度なら問題なし。リノアのメテオ、21810ダメージ!あと一発くらいか・・・?・・・いや、アルティミシア第二形態撃破!バー表示も消えるし、これでとどめならいいんだがな!

 FF伝統、ということで戦いの場を宇宙に移し、最後のアルティミシア第三形態戦。Lv65でHP300025を持つ、超強敵・・・と言いたいところだが、今回はキスティス(Lv100)、リノア(Lv100)、スコール(石、Lv7)で挑むので、敵のレベルがこちらのパーティの平均レベルの1.2倍か0.8倍から選ばれるシステムにより、Lv55程度のラスボスが登場する可能性があるのだ。もちろん運なのでどうしようもないが、レベルが下がれば攻撃の威力やHPが低くなり、当然楽になる。ちなみにラスボスはLv65が上限ね。そもそも、ストーリー上のボスは大体の場合、上限レベルが決まってたりする。ちゃんと考えて作ってあるんだな。
 このアルティミシア最終形態の登場シーン、まず音楽がたまらない。そして音楽のピークと演出のピークがずれているのだが、それも演出になってしまうところがまた素晴らしい。これほどの鬼才、どうしてスクウェアやFFの開発を離れようなどと思ったのだろうか・・・。
 アルティミシアは開始とほぼ同時に「ヘル・ジャッジメント」を使い全体のHPを1にするが、序盤のアルティミシアは完全に行動パターンが決まっているので、この攻撃は恐るるに足らない。むしろ一斉攻撃のチャンスである。そしてマイティガードも、そろそろかけなおす必要があるしな・・・。

 戦闘開始!アルティミシアのヘル・ジャッジメント!全員がHP1となるが、待ってましたとばかりにホワイトウインド待機だったキスティスが△ボタンを連打し溶解液発動。1083ダメージ・・・体力0追加成功!よし!ヘル・ジャッジメントを二回連続で使ってくれる最初のうちに、一斉攻撃でたたみかけてやるぜ!
 リノアのメテオ、20975ダメージ!次の行動もHPを1にする「ヘル・ジャッジメント」なので、キスティスも攻撃を仕掛ける。ホーミングレーザー、9999ダメージ!アルティミシアは行動しない。ずっと俺のターン、リノアのメテオ!21065ダメージ!キスティスのホーミングレーザー!9999ダメージ!さらにリノアがメテオを浴びせる。21610ダメージ!
 ここでアルティミシアのヘル・ジャッジメント。次から普通の攻撃が飛んでくるので、安全策を取ってキスティスはホワイトウインドでHP回復。リノアのメテオ、21285ダメージ!やがては魔法消滅でこちらの攻撃手段が枯渇してしまうので、こんな風に序盤で一気にHPを削りたい。
 アルティミシアの魔法消滅が来る・・・キスティスのアルテマ!セーフ。同時にキスティスのプロテス・シェル・ヘイストが切れる。だが、アルティミシア第三形態の攻撃の威力はそれほどでもないので、今すぐには危険が訪れるわけではない。次に貼れるときに貼りなおそう。
 リノアのアルテマ!やった!コマ送り再生にしなくていい攻撃だぜ!9999ダメージ!アルティミシアは行動せず・・・この「行動せず」っていうターンがあるのが、FF8の特徴だな。普通は毎ターン攻撃しかけてくるもんな。FF9とか終盤はターン性バトルに等しかったし・・・リノアのメテオ。21835ダメージ!
 アルティミシアの打撃!プロテスで半減するが、クリティカルヒットし1458ダメージ。地味な攻撃の癖に・・・。リノアのメテオ、21150ダメージ!ヘイスト状態のヴァリーメテオはFF8最強の攻撃と言ってもいいんじゃね?めんどくさいコマンド入力もいらないし・・・。
 再びアルティミシアの打撃。今度は石スコールに当たり0ダメージ。リノアのメテオ!21305ダメージ!そろそろドローポイント出現か・・・?リノアのメテオ、20785ダメージ!
 アルティミシアのホーリー!どうやら、まだドローポイント出現までは進行していないようで・・・。シェルの切れたキスティスに当たり、3140ダメージ。特殊技が発動可能になるが・・・次はヘル・ジャッジメントのターン。マイティガードをかけなおす手もあるが、リノアのプロテス・シェル・ヘイストもそろそろ切れそうなので、出来れば同時にかけなおしたい。というわけでキスティスは攻撃する。ホーミングレーザー、7190ダメージ!さらにリノアのメテオ、21610ダメージ!続けてメテオ、21650ダメージ!メテオのダメージがすべて5の倍数になっているのは、やはりヴァリーでは魔法ダメージを直接5倍とするからか?

 アルティミシアのヘル・ジャッジメントが来た。これはドローポイント出現のものか、否か・・・。通常ローテーションでもこの場合はヘル・ジャッジメントを使う。一方、ドローポイント出現の場合は、ヘル・ジャッジメントを"使って"ドローポイントを出現させる。見分ける方法は・・・ヘル・ジャッジメントが放たれたあと、実際に対象メニューを表示させて確かめるしかない。キスティスが確かめてみたところ・・・どうやらドローポイント出現のものであることが明らかになった。ドローポイントを倒さなければ、二ターン後には一撃全滅の可能性もある究極魔法「アポカリプス」が飛んでくる。しかし同時にリノアのプロテス・シェル・ヘイストが切れる。無防備で突っ立っているのは危なすぎる・・・ドローポイントをホーミングレーザーで攻撃する手もあったが、ここはマイティガードで守っておく。・・・効果は・・・「プロテス+シェル+ヘイスト+リジェネ+レビテト+オーラ」!やった、完璧だ!
 リノアのメテオ!ドローポイントも出たのでダメージ計算が煩雑になるぜ!アルティミシアに11190、ドローポイントに9155ダメージ!さらにキスティスはホーミングレーザー!今度は間違わずに入力し、ドローポイントに9999ダメージ!あと一発で倒せるぜ!
 アルティミシアのドローアポカリプス!これを使ったあと、1ターン後に全体に8000ダメージの究極魔法「アポカリプス」を放ってくる。それを食らうと全滅してしまう可能性が高いので・・・このターンのリノアの攻撃にかけよう。ここまで魔法消滅を受けてなくて良かった。魔法消滅を受けていてもドローポイント出現までは一応進めるんだけど、その場合アポカリプスをくらって負けてしまうんだよなあ。
 リノアのメテオ!アルティミシアに8295、ドローポイントに11055ダメージ!やったか!?とかいう漫画は100%やれてないけどな!
 ・・・キスティスのターンが回ってきたので確かめる。ドローポイントが破壊できていない場合、すぐにでもアポカリプスが飛んでくるので、ホーミングレーザーを打ち込んで攻撃しなければならないが、ドローポイントが破壊できていた場合は、通常の魔法攻撃が飛んでくるので、即刻HPを回復しなければならない。果たして・・・?

   _______
 ニア アルティミシア |
  |          |
  |_______|


 ・・・ドローポイント破壊成功!さっそくホワイトウインドでHPを回復する。行ける、勝てるぞ!リノアのメテオ!21295ダメージ!直後にアルティミシアのアルテマ!回復が一瞬遅れていたら全滅するところだった・・・。全員が1600ダメージを受けるが、耐える。
 リノアのアルテマ、9999ダメージ!さらにキスティスは安全策を取ってホワイトウインドを放つ。


      「思い出したことがあるかい
       子供の頃を」
                     (まだ子供のつもりです)


 ・・・来た。貰ったこの勝負!後はHP100のアルティミシアを5回倒せば勝利となる。ヴァリー状態のリノアは勝手に攻撃するし、仮に魔法消滅を受けたとしても、あらかじめ暗闇状態は解除してあるので、打撃でとどめをさすこともできる。行ける・・・行けるぞ!アル、僕の勝ちだ!
 アルティミシアのホーリー。スコールに当たりダメージMiss。ふっふっふ。リノアのアルテマ、9999ダメージ!


      「その感触
       そのときの言葉
       そのときの気持ち」 
                (日記に付けてるとまざまざと思い出します)


 キスティスは特殊技の威力を上げるため暗闇状態にしてあり、打撃をしても意味がない。・・・ということで待機。魔法消滅がキスティスに来るが、もはやどうでもいい。
 リノアのメテオ!2100くらいのダメージが10発!正直数えるの疲れた!


      「大人になっていくにつれ
       何かを残して 何かを捨てていくのだろう」
   (それはありますねえ)


 アルティミシアのホーリー!リノアに直撃し、1375ダメージ。攻撃が過酷になってきたな・・・。だがそれはもういい。
 リノアのメテオ、2****ダメージ!


      「時間は待ってはくれない
       にぎりしめても
       ひらいたと同時に離れていく」
           (だからなんですか)


 リノアのメテオ!大ダメージ!


      「そして・・・」                       (1:私も消えよう、永 遠 に !
                                      2:ウボァー
                                      3:そんなものは、この私が破壊する!
                                      4:悲しむふりはやめろ。怒りに震える演技も必要ない。
                                        なぜなら、スコール。お前は・・・
                                      5:思い出したことはあるかい 子供のころを
                                      6:それが生きるってことだ!
                                      7:最後かもしれないだろ だから全部話しておきたいんだ
                                      8:ウェミダ-!)



 最後のアルティミシアのアルテマ!キスティスが1611、リノアが1668ダメージを受けるが・・・もはや問題はない。このターンでとどめだぜ!
 しかしなぜかバーが進まない。この期に及んで魔法消滅か?しかし違う。何かが走ってくる。ああ・・・リノアへの攻撃に対するカウンター攻撃の「アンジェロラッシュ」か。
 ん・・・このタイミングで発動、ということは・・・。

 ボフッ!

 1316ダメージ!




 アルティミシア撃破!!






 ちょwwwwwwwwwおまwwwwwwwwwww










 ・・・というわけでアルティミシア撃破。挑戦回数は・・・うーん、300回ってところかな。まあ、結構疲れたけど、それでも楽しみながらできたな。
 「ジャンクションなしクリアー」と言いながら、結局は「ジャンクションなし+インビジブルムーンなしクリアー」になったわけだが・・・実は、最初からそのつもりだった。俺が知っているジャンクションなしクリアーの知識と言えば、やはりジャンクションなし+インビジブルムーンなしクリアーの知識。それを伝えることが、このプレイ日誌の一番の目的。皆さんがこれを見て、ジャンクションなしクリアーをやろうと思ってくれたら、このプレイ日誌を書いた価値はあった、と確実に言い切れる。

 初めてやり込みをやった初代「ジャンクションなしクリアー」からもう7年。今まで、たくさんの文章を書いてきた。FF8は俺の原点でもある。他のやり込みサイトを見て、そこのやり込みプレイ日誌を読み、こんな遊び方があるのか、と思ってやり込みを始めた日・・・。もう、大昔のことだ。それから色んな失敗、色んな成功を重ね・・・俺もだいぶ年をとった。もう、次の世代に任せたい。俺はもう限界が見えてるけど、まだ若い人たちは、これからどれだけでも成長できる。俺はそんな人たちに未来を託して、この世界を去ろう。

 今振り返ってみても、FF8プレイ日誌の歴史は、俺の成長の歴史。そんな日誌を最後まで読んでくれて、本当にありがとうございます。
 FF8のやり込み界、新しい世代の皆さんに託したいと思います。



 2006/5/7〜2007/5/12
 やり込み in ファイナルファンタジー 管理人:つる


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