低レベルクリアー.プレイ日誌


♪あの丘を越えて 提供:J.M.'s Home.net

【第四話 いつでも夜】

 DISC2に入り、まずはダガー編から始まる。
 適当にアイテムを補充してさっさと鉄馬車(馬・・・?)に乗り、ボス「黒のワルツ三号」戦。ダガーには攻撃を仕掛けてこないうえ、メンバーがダガーだけになると勝手にダメージを受けて自爆してくれる。ということで最初は「ぬすむ」を行いながら戦い、スタイナーとマーカスが死んだらそのまま放置して勝利。こいつは弱いぜ。
 ・・・魔法攻撃は物理攻撃に比べて軽減しづらい場合が多いから、まともに戦うと厄介な敵だろうなあ・・・。

 次はトレノ・・・!に行く前に、いったんダリに寄って畑の宝箱(エリクサー)を回収。さらに「さんごの指輪」合成用に「ロッド」を二つ買っておこう。俺は後から気付いたけど。
 実は用はそれしかない。わざわざ立ち寄ったのだからいろいろなアイテムが手に入りそうで・・・純粋に手に入るのはエリクサー1個だ。何というか、地味だな。

 ところでこのパーティにはジタンがいないため、100%成功の逃亡技「とんずら」が使えない。ということで道中雑魚敵に会ったらLR逃亡をするか、セーブ&リセットを繰り返してエンカウント自体を避けてしまうことになる。FF9は雑魚敵とのレベル差で逃亡成功率が決まるため、時間的効率を考えるとLR逃亡がまだ成立するこの時点でも後者のほうがお勧めだ。
 マーカス以外を戦闘不能状態にして敵を倒せば一応最終メンバーの低レベルは保たれるが、美しさという点から考えるとやはりマーカスもLv1に抑えたい。そしてもっと重要なのは、マーカスのレベルを上げるとエーコの能力値が上がってしまう、ということである。レベルこそ引き継がれないものの、マーカスの得た内部的成長値(ややこしいので省略)がエーコにそのまま受け渡され、やり方によってはそのHPはLv1でも200を超える。
 ・・・「低レベルクリアー」として、これを善しとするかしないかはその人次第。まあ特殊な制限プレイでもない限り、無理してマーカスのレベルを上げる必要はないだろう。
 そういうわけで、このプレイではマーカスもLv1で進めることにする。ちなみにレベルを上げる場合は後の女兵湧き地帯でブラッドソード装備○ボタン放置マジお勧め。

 ということで、眠らない街トレノへ行く前にクワン洞へ寄って「星宮スコーピオ」を入手。気を取り直してトレノ。ここではサブイベントが豊富で、終盤まで役立つ多くの装備品を手に入れることができる。逃さずに回収して、苦しくて長いDISC2を乗り越える足がかりとしよう。
 まずはATE「名物」を見て(「!」マークが出た瞬間に○ボタンを押すと失うギルを抑えられる)合成屋前の通路で四本腕の男に話しかけ「パワーベルト」を入手。MPを減らして打撃のダメージを1.5倍にする「MP消費攻撃」が引き出せる優秀なアクセサリだ。
 また、入口の噴水に10ギルを13回投げ込んで「星宮ジェミニ」を、そして道具屋の裏で「星宮タウロス」を入手し、ステラクイーンに今まで手に入れた5つのステラツィオをすべて渡して「ブラッドソード」を入手。攻撃力もなかなかで、さらに与えたダメージの分だけ自分のHPを回復することができる。剣技「暗黒剣」はHPを消費するものの、通常攻撃の1.4倍の威力で相手に攻撃することができる。装備品で闇属性を強化すれば威力は後述の「○○キラー+MP消費攻撃」とほとんど変わらないし、こちらにはサポートアビリティ欄を占有しない・ミニマム状態でも威力が下がらない・「たたかう」に対するカウンターを受けない、などの利点がある。状況にあわせて使い分けていこう。

 お次はオークション。狙いは「魔術師のローブ」「マダインの指輪」「リフレクトリング」、及び3つの転売アイテム。「妖精のピアス」「パールルージュ」は現段階では特に役立たないため、買う必要はない。
 オークションは毎回毎回価格が変動するため、どれくらいの価格で買うかが問題になる。しかし、限定アイテムでさえも自分が買わない限りは何度でも出品されるため、安く買えるまでオークション会場への出入りを繰り返せば良いのだ。アルティマニアの数字データーを参考に、他の四人の買い手の上限価格の最低値の1.5倍くらいを基準値として定めた。だいたいこれぐらいの値段で買えれば、安く買えたと言えるだろう。

 グリフォンハート  4500ギル・・・(3900ギル)
 魔術師のローブ  5000ギル・・・(4100ギル)
 ドーガの魔導器  6000ギル・・・(5400ギル)
 ウネの夢幻鏡    9000ギル・・・(8600ギル)
 マダインの指輪   5000ギル・・・(5000、4300、5800ギル)
 リフレクトリング   9000ギル・・・(8700ギル)

 黄色字は「転売アイテム」であり、トレノの街にいる人に一度だけ高額で売りつけることができる。一度買い取りを持ちかけられてから「いいえ」を選ぶと価格を吊り上げることができる場合があるので、必ず「いいえ」を選ぶことにしよう。お金儲けにもなるし、DISC4で「エクスカリバー」を手に入れる足掛かりにもなるしで一石二鳥だ。
 「魔術師のローブ」は防御力が21と高く、「オートポーション」も魅力的。魔力や魔法防御力も上がるため、まさに魔法使いに持ってこいの装備である。この後のジタン編でビビ・クイナの両方に装備させるため前回プレイでは二個買ったが、今回はチョコボで既に一個手に入れているため、追加購入は一個だけとした。
 「マダインの指輪」は氷属性を吸収できるアクセサリ。この後のクレイラでの女兵戦で役に立つ。属性吸収装備はあればあるほど作戦の幅が広がるため、ここで一気に三つを。
 「リフレクトリング」はその名の通りアビリティ「いつでもリフレク」を引き出せるアクセサリ。さらに相手の打撃の命中率を50%下げる凶悪アビリティ「まどろみの術」も習得することができる。雑魚戦・ボス戦を問わずにほとんどの場面で役に立つ超有用アビリティだ。回避率の高い腕輪・「まどろみの術」・打撃の命中率を半減させる防御状態を組み合わせれば、攻撃に当たることはめったになくなるしね。
 ・・・ちなみにカッコ内は俺の購入価格。ちょっと意地張ったけど、マダインの指輪の最後は疲れ果てて足が止まった。届かない場所で背中を押されなかった。

 ついでに合成屋で二つの「さんごの指輪」を合成したりしながら、ストーリーを進行させガルガン・ルーへ。雑魚が鬱陶しいのでセーブ&リセットを繰り返しながら進め、主要な装備品を引っぺがしてボス「ラルヴァラーヴァ」戦。一応「夜」を使って眠らせてくる個体が出ることもあるようだが・・・何度も何度もFF9をやってたった一回しかその場面に遭遇しなかったため、特にそれへの対策は考えなくてもいいだろう。
 ということで、「ブライン」で暗闇状態にして「暗黒剣」を主力に攻撃していく。単体攻撃しかないため、フェニックスの尾を切らさないようにしていれば負けることはない。

 ストーリーが進み、ジタン編へ。物語上ではクレイラへ直行するところであるが、この後しばらく厳しい戦闘イベントが目白押しのため、ここらで稼ぎを行っておきたい。いったんギザマルークの洞窟を引き返し、チョコボの森近くの南ゲート・ボーデンアーチまで行く。ここではHP・MPが無限に回復できるため、ここの近くの稼ぎを行うのが楽でいい。が平地はヴァイスが出てきてアイテムを盗んでいくので失格、浜辺で敵を止めたり石化させたりしてAPを稼ごう。「盗み無効」のスキルって、わざわざ装備品を工面してまで付けないよな常考。
 ここで覚えておきたいのは、何といっても「刀魂放気」。これでバタフライソードの力を引き出せば、テントを使うよりも確実に相手を100%沈黙状態にすることができる。これのあるなしで、今後の連戦の難易度は大きく左右されると言ってもいい。
 他にも各種「○○キラー」「まどろみの術」「オートポーション」など汎用性が高そうなものはここで覚えておこう。準備を整え、盤石のプレイを。

 さあ、次はクレイラ。ここから低レベルクリアーの難関となる連戦が続くぞ・・・!

 

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