低レベルクリアー.プレイ日誌


♪バトル2 提供:NO LIMIT Is.

【第十話 それぞれの戦い】

 ウイユヴェールの最奥でボス「アーク」戦。
 装備が満足に整わない「低レベル+入店禁止クリアー」ではかなり苦しい戦いとなったが、特に装備品の入手・装備に制限を加えない低レベルプレイではそれほどの難関とはならない。というわけで、このプレイでもそれほどの苦戦はせずに倒すことができる。

 アークの攻撃は全体物理攻撃「ブーメラン」、風属性全体物理攻撃「たつまき」、全体を混乱させる特殊攻撃「プロペラウインド」、単体のHPを1にする特殊攻撃「フォトン」の四つだ。このうち、「フォトン」は問題あるまい。1になったHPを一人が回復させたとしても、三人分の行動のアドバンテージができる。
 問題はアークの象徴とも言える二つの全体物理攻撃、「ブーメラン」「たつまき」だ。前回プレイなどでは下手すると一撃全滅も有り得たのだが・・・これら攻撃は威力が共に40のため、物理防御力が39以上あるキャラならダメージを10程度にまで抑えることができる(参考までにFF9のダメージ計算式は「(威力-守備力)*(「力」又は「魔力」を基準とするダメージ倍率)*(効果による補正)」)。防御力が軒並み40を超えるローブを装備した魔法使いキャラならば、確実に攻撃に耐えることができるのだ。よって、そのキャラを主軸として戦っていけばよい。
 ただし注意したいのは「プロペラウインド」。命中率がやや低い(気がする)ものの、全員を混乱させる能力を持っている。この攻撃が来るたびにボロボロになっていてはどうしようもないので、全員が「混乱回避の術」で確実に防ぎたい。防げないのなら死んでたほうがまだマシ。習得に必要なAPは、あちこちで出現する雑魚敵「エピタフ」を金の針で倒して入手しよう。

 そんな感じで実戦では安定性を持ってしっかり戦い、「目利きの手触り」の力を借りて「ホーリーランス」まで盗んで撃破。元伝説系装備だったのに最近ではひどい降格にさらされている同武器、FF9でも中くらいの強さの槍に留まっている。が、属性を持つため弱点を上手く突けば使える武器でもある。
 ・・・アークの全体攻撃はどちらも物理攻撃だから、後列にいれば常に半減できるんだ。だから、実際はローブ無しで耐えられることも多いんだよ。防御でさらに1/2に出来るしね。


 ということで装備をはがしてデザートエンプレス側へ。まずは恒例のカエルイベント。振り返ってくるヘッジホッグパイよりも突然驚くカエルの方が俺にとってはよっぽどびっくりする・・・時間切れ1分前ほどで突破。今回初めて攻略本を見て気づいたけど、このイベント、一応時間が切れても再挑戦できるとかね。
 デザートエンプレス・・・ここは、低レベルクリアーの難関の一つである。と言ってもボスが強いわけではなく、「めんどくさい」系の難所だ。その理由は簡単。ジタンがいないため、雑魚敵から逃げることができない!それだけなのだが、全てはそれに尽きる。
 もはやLR逃亡はレベル差が大きすぎて絶対に成功しない。またビビの「ストップ」も同様の理由でほとんど当たらなくなってしまっている。よってここでは、リセットを繰り返してエンカウント自体を起こさないようにしてしまったほうが良い。多少厳しいが、タイムアタックでは常識のやり方なので、頑張ればなんとかなるはず。
 まあ一気にやろうとすると結構厳しいため、中間地点的な部分を作ろう。その場合、灯篭を付けるエリアの謎解きが終わったあとにいったん戻るのがセーブするのがお勧め。ノーエンカウントを考えるのなら、むしろその先のほうが厳しいくらいだから。

 ちなみに出現する雑魚敵は「クアール」「スクイドクラーケン」「グリムロック」の三種類。「クアール」は大変嫌らしい「ブラスター」や「バイオ」を使ってくるのでリセット推奨、しかし二体で出現したときは「ブラスター」を使わないため沈黙状態にして止める手もある。「スクイドクラーケン」はST異常攻撃と「マインドブラスト」によるプレイヤーへの精神攻撃が辛いのでリセット。「グリムロック」は魔法モード時に使ってくる「ストップ」をリフレクで跳ね返せばほぼ確実に止まってくれるため三体の中でもっとも戦闘を切り抜けるのが楽だが、そのためにかなりの時間を要することも少なくない。これらの事実を考慮し、戦うかリセットするかを決めていこう。
 ちなみにグリムロックは三色の団子のような敵キャラなのだが、真ん中の黄色は全く活躍することがない。なんとかわいそうな次男・・・。
 ・・・クイナがいればニードルフォークで石化させられたろうから、もうちょっと楽になったかもね。追加効果の発動確率はレベル差などに影響されないし。

 そんなこんなでアイテムを回収しながら進めていき、図書室のひとつ前のフロアの灯篭を忘れずに付け(俺は忘れた初回プレイで)、謎を解きながら進んでいく。実戦では最初の石像のフロアで一回、図書室の上の階段で一回エンカウントしてしまったが、どちらもグリムロック*2だったためストップを反射して突破した。ちなみにその過程でビビはストップを11回唱え、1回だけ成功させた。まだマシなほうか。
 そして脱獄前にボス「ヴァリア・ピラ」戦。こいつ、FF9低レベルクリアー史に燦然と輝く究極のザコである。六つのなんとか玉(正式名称忘れた)をすべて取っていた場合、攻撃は「ファイガ」「サンダガ」「ブリザガ」「リフレク」。こう書くとそこそこのボスに見えるが、なんとこっちがリフレク状態でも自分に魔法を跳ね返して攻撃してこない。よって「いつでもリフレク」装備のキャラが一人以上いれば完封できる。
 妖紅球を一つも取っていなかった場合、魔力・防御力・回避率が二倍に上がり属性攻撃を無効化しながら「フレア」「ホーリー」「マスタードボム」「ブレイズ」などの攻撃も使ってくる厄介な感じな敵になるが、やっぱり「いつでもリフレク」装備で突っ立っていれば勝ててしまう。こいつはマジで作られた時点から人生が終わってる感じだ。 \|^o^|/

 戦闘後、魔法陣を調べるとイベントを経て、エーコがしばらく離脱することとなる。エーコはその後のボス「メルティジェミニ」("MELTI GEMINI"?)戦で復帰するため、あらかじめそのための装備を整えておこう。相手の全体バイオを防ぐための「カーバンクル」、そのカーバンクルを二回呼べるようになる「MP20%アップ」、弱点を突ける「ホーリー」などが有用であり、それらを覚えられる「白のローブ」「天使のイヤリング」などの装備がお勧め。また「魔法のラケット」で魔力を強化しておくのも忘れずに。
 ここで言及した「カーバンクル」、味方全員に一気に有効ステータス効果を発動させることのできる非常に便利な召喚魔法であり、是非習得しておきたい。俺はDISC2の時点で精霊を使って覚えておいた。結局DISC2では一回もカーバンクルを呼び出さなかったため、このプレイ日誌には書かなかったが・・・。


 クジャの部屋で画面左手前を調べ、一応「ネミングウェイのカード」を入手し、先に進む。次はグルグ火山か。あそこ、確かに割と現実的な「火山」ではあるが、FF的なイメージとはちょっと違うんだよね・・・。一応公式設定ではテラの設備らしい。モグラが住んでいることなども考えると・・・ひょっとしてテラはネオスペースですか?
 そしてごめんなさい次回予告守れませんでした。ここまでで大体10KB・・・。

 

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