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管理人の日記 - 2022年10月の記事 / やり込みinFF

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2022年10月1日(土)
最近買い替えた、4Kテレビ&4Kキャプチャの感想


 
ヒゲのおっさんのほうが画質の違いがよく分かると思った。さすがジャックね


 
この9月末をもって、私は無事に「半年間」を働き抜いた。それがどうした…と思う人が大半であろう。だが、私は一度は社会から逃げ出してきた身である。そのため、この程度のことであっても、一大事なのだ。むしろ、世間の「普通」の人たちが、こんな大変なことを10年・20年・30年と積み重ねているということに、私は驚きを隠せない。社会で、最低限「普通」に生きていくというのは、これほどまでに苦しくて大変なものなのか…。
 ――それはそうと、お金に関しては、予定通り、
月10万円のペースで貯金を積み重ねており、ある程度は金銭的な余裕が出来ている。そのため、以前の日記で述べていた通り【日記:2022/5/5】、身の回りの機械製品を、順番に買い替えている状態である。そして、この夏のターゲットとなったのが、私のサイト作成の根幹に関わる、テレビ&動画キャプチャ機器であった。それらについて、1ヶ月ほど使用したので、その感想をまとめてみることにしよう。


2017年に10万円だったテレビが、5年で半額に落ちてきた感じ
 

1
4Kテレビ:「43E65G」(ハイセンス)



 まずは、
4Kテレビである。私は、かつて2017年に、40型の4Kテレビを購入していた【日記:2017/3/19】。しかし、この4月に引っ越しをする際に、新居のサイズを考慮して、更に前の2015年に買った32型のFullHDテレビ【日記:2015/5/25】を持ち込んだのだ。
 …しかし、実際に住んでみると、
思ったよりも部屋が広く、対するテレビが、こじんまりとした印象になってしまった。更に言うと、PS5世代のゲーム機の性能を活かすためには、もはやFullHD(1920×1080)ですら足りず、4K環境(3840×2160)を作らなければならないことは明白であった。そのため、私は、32型を超える大きさと画素数を持つ、4Kのテレビを新しく買いたいと思っていたのだ。
 ――ただし、最近の私の買い物全般に言えることだが、いわゆる”コスパ”、つまりは
コストパフォーマンスを重視している。これは、現在の貯金が2ケタ万円であり、万札を燃やして明かりとするような生き方ができないというのもあるが、一番の理由は、無職時代を通し、お金を使うことに対する恐怖感が身に染みてしまっているからだ。そういうわけで、今回の買い物は、「安くて、そこそこ性能が良い」というところに焦点を絞っていったのだ。

 そして、今回の私が購入した
「43E65G」は、いわゆる「ゲオテレビ」の1つとして、この8〜9月ごろに、盛んに宣伝が為されていた。生産会社の「ハイセンス」は、中国メーカーであるが、私と中国製品の相性は悪くないようで、例えば愛用している洗濯機もハイセンス製であり、今日も靴と鞄を含むヤボったい洗濯物を、見事に洗いあげてくれた。
 …そういうわけで。この、4Kテレビ:「43E65G」にも、
5万円という安すぎる価格設定への若干の不安も覚えながらも、購入を決めたのだ。ちなみに、「43E65G」自体は、一般販売しているテレビ機器であり、他のショップでも購入可能だ。しかしながら私は、中古ゲーム購入などでお世話になっているゲオに対して、少しくらいは貢献したいと思い、ゲオオンラインストアでの購入を行ったのである。

 さて。メーカーである「ハイセンス」のテレビ部門は、少し前に東芝テレビ部門を取り込んだとか、そういう話だそうだ
(調べてみたけどよく分からなかった…)。そう言われてみると、確かに、この「43E65G」は、私が2017年に買った、東芝・レグザの「40M500X」にそっくりである。ただし、価格は10万円→5万円と、半額に落ちている。同等以上の性能を持ったテレビ機器を、昔の半額で買えるというのは、確かに技術革新の為せる業である。
 ――というわけで。このテレビを使用し、私は、PS5版の「地球防衛軍6」を170時間ほどプレイした。その過程で、特に大きな遅延などは感じずに、43型という迫力の大画面にて、4Kの高精細画質を楽しむことができた。
この幸せが、5万円で味わえるのだ。買って良かった…。これから、”4Kの次の時代”が訪れるまで、末永く愛用していくことにしよう。地味に、VitaTV使用時の画質が良い(旧レグザの流れをくんでいる?)というのも、当サイト的には嬉しい。


「テレビに4Kで出力しつつ、パソではFullHDで録画」を実現できた!
 

2
4Kキャプチャ:「CRC-GVCAP01」(センチュリー)



 だが、我がゲーム環境の改善は、テレビだけを買い替えて終わるものではない。このようなサイトを運営しているように、私も世間大勢の人と同じく、
”ゲーム体験を共有する”というところに重きを置いている。そのため、録画環境も、PS5世代に合わせて、パワーアップしたいと思っていたのだ。
 …さて、これまでの私が使っていたゲームキャプチャ機器は、「MonsterX U3.0R」という、
知る人ぞ知る逸品である。これは、非常に優れた性質を持ち、2014年に東京・秋葉原で購入してから長らく、私の愛用アイテムとなってきた。
 ――しかしながら、残念ながら今となっては旧世代であり、対応はFullHDまでのため、4Kの“4分の1”のデーター量しか出力できない。そして、最大の問題として、
MonsterX U3.0Rを噛ませると、テレビへの出力までFullHDに劣化してしまうということである。これでは、ごく初期のFF13プレイにおける、「通常時はHDMI端子でプレイしているが、録画が必要な時のみ『3色端子&ビデオテープ』に変えるため、画質が激烈に落ちる」という悲劇の令和版である。そのため、私は、「テレビには4Kで出力できるが、録画はFullHDで行える」という新しい機器を購入しようと決めていたのだ。

 さて。上記のような目的に加えて、テレビ機器と同じく、”コスパ”重視で考えていったところ、私は「センチュリー」というメーカーの
「CRC-GVCAP01」という製品に辿り着いた。これまで聞いたことが無い会社であり、ネット界隈でもあまり感想を見つけることができなかった。ただ、マニアックな機器内容に反して、税込み1万4000円という低価格に惹かれ、失敗したらそれはそれで仕方ない…と、購入を決めたのである。
 …なお、既に、新型の『02』も登場しているが、今回の買い物はコスパ重視のため、ほぼ性能が変わらずに安価な『01』のほうを選んでいった。ちなみに、『03』は、性能と価格を抑えた“廉価版”という感じのモデルのようなので、今回の検討対象には入らなかった。

 そして、その「CRC-GVCAP01」の結果としては、
私が当初求めた性能を全て満足することができたのである。
 …まあ、付属ソフトの性能がイマイチで、難解な「OBS Studio」を使わなければならないというのは、欠点である。また、HDCP保護映像には非対応であるため、
MonsterX U3.0Rと異なり、PS3とVitaTVからの映像を録画できない。これは、レトロゲーを多くプレイする当サイト的には、極めて大きなマイナスと言える。そのため、今後とも、旧機器である「MonsterX U3.0R」とは、同時並行的に利用していかざるを得ない。
 ――しかし。逆に、利点としては、
「テレビに4Kで出力しつつ、パソでの録画をFullHDで行う」という目的を、完全に満たせたという点である。しかも、私がテレビで楽しむ画質だけでなく、録画のほうの品質に関しても、本日冒頭の画像のように、微妙なところであるが、同等どころか、勝っているくらいのところまで実現ができた。
 ちなみに、一応はパソでの4Kキャプチャも可能であるが、正直言って、
「4K動画」は私の制作環境だとオーバーパワーであるため、今後もしばらくは、FullHDでのゲーム録画を行っていこうと思う。これまた、“4Kの次”が来るまで、愛用する機器にしていきたい。

 ところで。今回の「CRC-GVCAP01」は、録画環境がかなり複雑になったので、
自分用として、現在の設定をメモしておくことにしよう。
 …まず、映像入力ソフトを「OBS Studio」にし、画面解像度をディスプレイ設定から「1920×1080」に変更したうえで、OBS Studioでの出力をフルスクリーンにする。そして、私がお気に入りの「Windowsゲームバー」を、「GameDVR_Config」にてカスタマイズしたうえで、録画を行っていく。これで、テレビのほうでは4K画質にてゲームをプレイしながら、パソでは「FullHD画素数、かつ1時間あたり15GB」という、MonsterX U3.0Rと同等以上の環境で録画を行っていけるはずだ。いやあ、我ながら、
ニッチ過ぎて需要皆無の情報だと思うよ…。

(2022年10月14日)

登録タグ/ 機械一般
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2022年10月12日(水)
FF10「素敵だね」に英語版があるって知ってる?


 
FF10歌舞伎、来年春に見に行けるよう、頑張ります…


 
「素敵だね」とは、FF10の主題歌のことである。ゲーム中の楽曲としては、オリジナル版が、“中盤から終盤に移り変わるくらい”の某シーンにて流れたのち、エンディングにて、“サビ”を2回繰り返すオーケストラ版が登場する。また、「素敵だね」のフレーズを採用したアレンジ曲についても、「ユウナのテーマ」「萌動」「いつか終わる夢」など、数多くが登場する。OPテーマの「ザナルカンドにて」と並び、FF10における2大テーマという感じだ。
 …そして。FF10は、シリーズとしては異質の、
東洋・アジアといった世界観を持つ作品のためか、この「素敵だね」については、海外版でも日本語の歌として流れている。先の、FF9で採用された「Melodies of Life」は、日本版では日本語歌詞であったが、海外版では英語となっていた(同じ歌手が、日本語版と英語版の両方を歌っている)。同歌手による、日本語/英語の、両歌唱ということである。
 ――それが一転して、
『10』では、日本語に統一となったのだ。もっとも、これは妥当な判断であろう。FF10のオリエンタルな世界観上、外国のどの人にとっても、そして日本人自身であっても異質と思えるような、“日本語歌唱のFF主題歌”は、ある意味で必須であったと思う。かつては、「西洋ファンタジー」が、我々に新たな世界観を与えてくれる逸品だった。それが一般化した時代には、“東洋風のファンタジー”という、新しい価値が必要であったのだ。

 そんな中での、英語歌唱でのFF10主題歌:「素敵だね」は、果たしてどうだったのか。どうも、もともとは海外のリアル演奏会で演奏されたのが初であり、CDとしては「Distant World II」というものに収録されているようだ。まずは皆さま、今ごろ流行りの動画コンテンツのほうを視聴して、おのおので評価していただきたい
【YouTube】
 …では、私の評価を述べてみると、まず、歌詞については、日本語で冒頭に語られる「風が寄せた言葉に 泳いだ心」を、「Wind and my heart swimming in collected words, moved by the wind, in through the world」と訳すなど、
極限までに日本語歌詞をリスペクトした感じにて英語化が行われていると感じる。「ファイナルファンタジー」は、無国籍なゲームを装いつつも、実際には、日本人が作ったアニメ作品の境地に他ならないため、この手の扱いは、決して悪い気持ちはしないというものだ。
 ――しかしながら。その、『素敵だね』英語版のサビにおいては、「ステキだね」という重要な言葉が、英語においても、そのまま発音されている。しかも、あえて「Suteki Da Ney」という、
アメリカ語的な発音にて行われているのだ。最近では、日本のJ-POP…、今では、世間で流行りだというK-POPなどでも、英単語をあえて歌詞の中に取り込むという作風が為されているそうだ。だが、それはまさしく、英語圏の人にとっては、この英語版の「素敵だね」のように、歌の中で異質な感じに聞こえるのではないだろうか。しかも、あえて「すてき だーねぇーぃと、なまった感じで発音しているのである。

 ところで。PS2のゲームである「エースコンバット5」では、悪役の“ベルカ人”が、“ドイツなまりの英語”を発音してくれていた。
 …やれ、同作のストーリーは、要すると、アメリカモチーフの「オーシア」と、ロシアに基づいた「ユークトバニア」が、ドイツモチーフの「ベルカ」によって、全面戦争に導かれるという物語であった。
このストーリーが、日本人の作ったゲームによって描かれるというのは、いろいろと思うところがある。
 ――だが、この「英語版の素敵だね」は、上記の作品に引き続き、
あえて日本語なまりの英語を選択している。“なまり”も、文化の一つである。ある意味では、日本語が、先進国であったヨーロッパ諸国の言語と比べて、今更になって肩を並べられたという象徴ではないだろうか…。

エースコンバット3は「英語字幕/日本語音声」でプレイしてみたい


 ちなみに。その後のFFシリーズでも、実は主題歌においては、日本・海外の両方で、様々な試行錯誤が為されている。
 …例えば、FF12のエンディング曲の1つである
「Kiss Me Good-Bye」【YouTube】は、実は原曲のCDには日本語版のほうが先に収録されている【YouTube】のだが、ゲームでは徹頭徹尾で英語版が採用されており、恐らくは世界観を考慮したものであると思われる。
 ――だが、これがもし、ヴァンが
「ムセテンナヨ…なんで帝国に機械があんだよ!」とか言うような世界観だったとしたら、「接吻してサヨナラ」みたいな題名で、日本語版が世界共通で流れていたかもしれない。

 そして、13シリーズにおける主題歌の状況について述べてみよう。まずは、初代13における
「君がいるから」【YouTube】は、日本語歌唱であった。「信じ続けることが奇跡を呼んで、未来へ繋がっていくよ」という、ストーリー内容を反映したとしか思えない歌詞が、実はゲームの物語とは全く別に作詞されたというのは、あまり知られていない話である。
 …それはそうと、海外版のFF13では、
「My Hand」という、英語歌詞のテーマ曲が用意されている【YouTube】。これはこれで、日本版とは異なるとはいえ、エンディングの雰囲気と合った楽曲なのだが、日本語版との長さの違いを補うために、スタッフロールの前半部分を、ゲーム中楽曲の「ラグナロク」で補っている。これは、バルトアンデルス(2回目)戦のイベントシーンや、ラスボス戦のシ骸化シーンで流れる絶望的な雰囲気の曲であり、13本編のエンディングのハッピーエンドとは強烈にミスマッチである。恐らく、海外のFFファンの間では、ネタ扱いをされていることであろう…。
 ――また、FF13-2においては、日本語の主題歌として
「約束の場所」、海外版のものとして「New World」という、2つの主題歌が用意されている。両曲は、曲のフレーズが同じであり、主題歌でも日本語版/英語版という雰囲気になっている。なお、どちらにせよ、13-2のエンディングは例のアレであるため、全くシナリオに合わない楽曲であることは同じである。なお、日本では、PS3版のトレイラムービーとして「約束の場所」が、Xbox360版として「New World」が使われており、そういった使い方でも有名である【ニコニコ動画】。両映像とも、楽曲の“サビ”とバトルシーンを合わせた盛り上がりは見事の一言である。まあ、ゲーム内容としても、ライトニングリターンズへの繋がりとしては盛り上がったから…(震え声)

 ちなみに。最近では、ブルーレイディスクの採用などによってゲーム作品が大容量化し、日本語音声と英語音声を同時収録できるような場合が増えた。しかし、そんな時、
私は必ず、日本語音声から選ぶようにしている。やはり、外国語だと、字幕を読むことに必死になってしまう。だが日本語だと、細かいニュアンスまで分かってきて、よりゲーム内容へと没頭ができるからである。
 …だが、しかし。
更に楽しみたい作品は、他言語でも味わうようにしている。例えば、FF10の恋愛シナリオにて、ユウナがティーダへと告げる最後の言葉は、日本語だと「ありがとう」だが、英語では「I love you」であることは、有名である。言語ごとに、細かい感情表現のニュアンスというものは異なっていて、そういうところが、作品をより深く楽しむうえで、大いに参考になる。「難易度設定」だけでなく、「言語設定」も、ゲームを楽しむうえでの、大いなるポイントとなってきているのである。
 ――やれ、皆さま、「ゲームの面白さ」という点については、グラフィック、アクション性、キャラクター要素、本体の操作性、世間での話題要素など、様々に論争を繰り広げていだたいている次第である。だがそこに、
「言語」という論点を加えてみても、私は面白いのではないかな…と思うのだ。日本語音声、外国語音声、それを“優劣”という観点でなく、“それぞれの文化の違い”というところから捉えてみると、また世界が広がるんじゃないかな。

(2022年10月14日)

登録タグ/ ゲーム一般 FFシリーズ
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2022年10月14日(金)
「遊戯王」作者:高橋和希氏は、人命救助の末の事故死だった


 
決して忘れない、君を…!


 今年7月に、漫画
「遊☆戯☆王」の作者である高橋和希氏が、海難事故で亡くなった【日記:2022/7/7】。今なお、カードやアニメ作品などで現行コンテンツである「遊戯王」を支えて続けてくれた人物であり、60歳という早すぎる死には、残念という他に無いものであった。
 …しかしながら、それから3ヶ月が経った本日になって、実は高橋和希氏は、
人命救助の末の事故によって亡くなったということが、海上保安庁の発表によって明らかになった【ニュースサイト】。実は、数日前から、米軍兵士のスピーチによって、そのようなことが示唆されていたのだが、これまで公表されていなかった理由は、事故に遭遇して生還した1人である少女の心情を考慮して…ということだそうだ。
 ――まあ、気持ちは分からないでもない。もし、私がその助かった一人であったら、
「なぜ、自分なんかのために、そんな有名人が死ななければならなかったのか」と、自責の念に駆られるであろう。また、本人が特定されれば、まず間違いなく、一生のバッシングを受けるはずだ。その他、漫画以上に英雄的すぎる行動に対して、不謹慎にも、懐疑論などが挙げられていたかもしれない。

 さて。前の日記でも述べた通り、「遊戯王」は、
私にとって、人生レベルでの付き合いとなっているコンテンツだ。
 …やれ、オンラインゲームの「マスターデュエル」こそ、諸事情により、プレイをやめてしまった。しかしながら、今なお「dアニメストア」をわざわざ有料契約し、アニメ第1弾と言える
「遊戯王デュエルモンスターズ」を、順番に視聴している。今は、乃亜編に辿り着いたところだ。また、カード作品についても、PSPの「タッグフォース」を、わざわざPSP実機を用意してまで『1』から順番に遊んでいる状態である。もし、オフラインの最新作が出るならば、真っ先に発売日購入をしたいと思っているくらいだ。

初代だけでなく、シリーズ全体を支え続けてくれていた


 さて。「遊戯王」作者の、あまりにも出来すぎた最期については、正直言って、感情の整理ができないものだ。
 …やれ、人を助けようとした英雄的な死とも言えるし、結果だけを見れば、氏が飛び込まなくとも全員が救助されていたであろうため、無意味な死に他ならないとも考えられる。そして、事故に巻き込まれた10代少女に対し、「お前さえ居なければ」という気持ちもあるし、代わりに私が死ねていればなんて思うところもある。私が死を遂げるなら、そういう意味のある最期を迎えたいなと考えつつも、そんなことは絶対に無理だろうなとも感じる。数々の作品を出し続けてくれたことへの感謝も存在する。
どれも真実であって嘘であり、そもそも“人の死”というものは、簡単に割り切れることではないのだ。
 ――ただ。
私は、彼のことを、一生忘れないだろうなと思う。「遊戯王」は、これからも、10年・20年と、私にとって相棒で有り続けるコンテンツとなるだろう。その作者である高橋和希氏は、私にとって、恩人の一人である。忘れられるわけがない…。

 「遊戯」! ファラオだろうがアテムだろうが、お前は遊戯だ!
 千年経とうが、俺たちはずっと仲間だ!

(2022年10月14日)

登録タグ/ 遊戯王カード 遊戯王アニメ
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