管理人の日記 / やり込み in FF

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2019年5月31日(金)
【!?】PSplus、「1.65倍」に値上げ!!


 
そりゃつ令で昭…


 本日18時ごろ、私の携帯電話に衝撃のメールが飛び込んできた。なんと、あのPSplusが、8月から
514円850円に値上げするというのだ(1ヶ月利用券)。なんとその値上げ率は、驚愕の1.65倍である。何でも物の値段が上がる時代であるが、ここまで急速に上昇したものは他に記憶が無い。
 …まず、プレイステーションは、PS4世代からオンラインが有料となり、その有料サービスが
「PSplus」と呼ばれている。これに関しては、導入当初は非難されていたものの、あくまでも大型のオンラインコンテンツのみが有料でありDL版購入やアップデートは追加料金なしで行えること、「オンラインストレージ」「フリープレイ」といった付随サービスが良質なこと、PS3・Vita・PS4と多くのハードで利用できること、そして月額500円(消費税5%時)かつセール時に年間利用券が3600円で買えることなどから、PSファンの中では加入をしない手は無いというほどに好評なサービスとなっていた。実際のところ、「フリープレイ」で年1本でも当たりのソフトが来れば、それだけで十分に元が取れるのである。私自身も、以前までのように自由にゲームを買える環境ではなくなったものの、PSplusだけは変わらずにずっと加入をしていた。
 ――ところがどっこい。まず、ご存じの通り、この3月で、PS3とVitaの「フリープレイ」ソフトの新規配信が終わってしまった。私としては、既にPS4へのバトンタッチが完了したPS3はともかくとして、Vitaはもう1年くらいは続けてほしかったと思う。よって、この4月からPSplusの対象ハードが、
PS3/Vita/PS4PS4のみとなってしまい、それだけで中々の割高感を出していた。そしてそこに、今回の利用料金が1.65倍の値上げという追い打ちが来たのである。さすがにちょっと、これは酷いのではないだろうか…。

 さて。今回、値上げが為されるのは、1ヶ月利用権が514円850円と、3ヶ月利用権が1337円2150円
(1.61倍)という2つである。つまり、現在5143円で販売されている1年利用権は値上げがされない。ということで、相対的には、年間利用権の割安さが大幅にアップすることになる。また、この6月7日から17日までの間は、1年利用権が3600円で買えるという恒例のセールが行われるようである。PSplusの利用権は、何年でも積み重ねることができるため、これを今のうちに買いためておく手もあるだろう。それら両方を勘案し、これからは長期契約を強く推していきたいということなのかもしれない。
 …しかしながら。
ここで私は冷静になってしまったのである。そもそも、3月のVita/PS3の切り捨てで既に割高感が出ていたのに、ここまで前代未聞の大幅値上げを為されて、果たして引き続き信頼下での加入を続ける意味があるのだろうか。例えば、オンラインでは未だに「モンスターハンターワールド」を楽しく遊ばせてもらっているが、別にそれだけの目的なら、必要な時に必要な分だけ買ったほうが安く済むかもしれない。また、「フリープレイ」も、チェックだけ付けてダウンロードすらしないものも多く、こちらもプレイしたいソフトが出てきた時だけ加入するという手もあるだろう。
 ――そんなわけで。前までの私なら、ここで例えば「5年分の利用権をまとめて買おう!」などとなっていたところだろう。しかし今回は、
もう新しく利用権は購入せず、いま有るものが切れたら延長しないことに決めたのだ。一応、これまでに買い貯めておいたぶんがあるため、9月発売の「モンスターハンターワールド:アイスボーン」などは問題なくオンラインで遊ぶことができる。しかし、その後どうするかということは、現段階では全く分からない。正直、自分は「信者」と呼ばれてもおかしくないくらいのソニーファンだと思っていたが、その信仰心にもだいぶ傷が付いてしまったようである。そして、ゲームは生活必需品ではなく娯楽なのだから、「前向きな気持ちで押せるか」ということは、割と重要であるように思うのだ。

 やれ。かつて、PSplusの最大の魅力は
「割安さ」であり、たった500円でPS3・Vita・PS4で遊べるソフトが毎月配信される…というのが、加入の大きな動機付けになっていた。ところが、その「多彩な対応ハード」という部分は既に去り、次は「値段」のほうの魅力が消え失せてしまったのである。正直言って、もう以前までのように、前向きな気持ちで加入できるサービスではなくなった。それでも年間利用権は値上げをしていないからと言いたいところであるが、これにこじつけて、やがて1年利用権のほうも値上げをするという匂いがプンプンしている。ちなみに余談であるが、PSplusは初期状態では自動延長がONになっており、期限が切れると割高な1ヶ月利用権を永久に購入し続けるという詐欺的な手法になっているため、今後は更に気を付けていきたい。
 …まあ、確かに、今は何でも物の値段が上がる時代であり、無形のオンラインサービスであっても値上げをしていくことは避けられないだろう。また、今後PS5などの次世代機でオンライン機能を充実させていくとなると、やはり値段上昇は必須となってくるのかもしれない。しかしながら、それならそれで、
ユーザーに割高感を覚えさせないようにしてほしかったのである。例えば、値上げと同時にサービスの強化も発表するとか、または514円→600円などというふうに、納得できる範囲での値上げに抑えるといった感じで、である。そういった手順を無視して、これまで514円で提供できていたサービスを850円と1.65倍にも値上げをしたら、批判されないほうがおかしいというものだ。それとも、「ユーザー数を減らしてでも客単価を上げる」という先細り的な商売をするつもりなのか。確かに、日本のゲーム専用機市場は先細りではあるのだが…。
 ――まったく。以前にも似たようなことを書いた気がするが、世界企業としてのSIE
(ソニーゲーム部門)は実に素晴らしい。ハード・ソフト・サービスの全てのバランスが良く、この先のゲーム業界を導いていくに相応しい存在である。しかしながら、その日本支部はとんでもない無能のようだ。正直に言って、ガッカリである。ゲームは娯楽なのだから、たとえ「信者」と笑われようとも、これからも前向きな気持ちで押し続けていきたかった…。

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2019年4月1日(月)
【わりぃ】新元号は「令和(れいわ)」【やっぱ…】


 
そりゃあ…


 本日、西暦2019年5月から始まる新元号が
「令和(れいわ/Reiwa)」であることが発表されてしまった…。
 ――やれ。私としては、これを聞いた瞬間、
「は?」としか思わなかった。まずもって、最低でも「明治」「大正」「昭和」「平成」の8文字くらいは外してくると思っていたので、「和」を被らせるというのが信じられない。しかも、「令」という漢字は、下の部分の書き方が人によって別れやすく(四角く書く人も居るし、カタカナの「マ」のように略する人も居る)、左右対称でもなければ、明瞭で分かりやすい文字でも無い。そして、それらの組み合わせの「令和」という造語も、発音・見た目の両面で、優れているとは思えない。もしこれがネットで見た予想の名前だったら、引っ掛かりすらせず秒で忘れることだろう。

 さて。この「令和」という年号について、総理大臣の「安倍晋三」は、
「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ、という意味が込められている」と語っているそうだが、そういう気持ちは字面から全く伝わってこない。それどころか、“和を命令する”…つまるところ、「俺の指示に従え。それなら、その範囲内での平和を与えてやる」という上から目線の雰囲気すら感じてしまう。ゲームに登場する悪役の神様かよ。
 …やれ。確かに、「文化の創造」というテーマは、国民の精神的豊かさを支えるものとして、これからの日本が目指していくべき道であろう。しかし、それならば、
「文」「化」「創」「造」のどれか一つか、せめてそれを思い起こさせるくらいの漢字を入れたらどうなのか。明治〜平成は、わざわざ調べなくても、造語としても何となく意味が伝わってくるが、「令和」がそうだとは思えないのだ。
 ――そして、今回はどうやら、これまで日本の歴史上に存在した200以上の元号のうち、初めて中国古典ではなく日本古典からの選出であったようだが、
どうも従来の中国古典から選ぶ方針のほうが正解だったようだ。確かに、日本で使うものだから、日本の書籍にちなんだほうが良いという考えは分からなくもないが、それで肝心の制作物が駄目になってしまっては意味が無いだろう。まあ、今の日本で急速に広がりつつある、自分大好きなだけの差別主義的な「自称愛国」なら、そういう中身の無い日本上げであっても喜ぶのかもしれないが…。

 そういうわけで。私は、新年号の発表を、まあ一種のお祭りとして捉えていたのだが、このような駄作が出てきたことは
非常にガッカリである。
 …やれ、今日は4月1日である。だから、「令和」というのは実は嘘で、本当はもっと美しい字面と発音の新元号が出てきて、それが5月1日から適用されるというオチなのではないだろうか。この駄作が、何ヶ月も前から各界の専門家を招き、莫大な期間と税金を掛けて何度も議論を繰り返して作り上げた、現代日本の文化と政治の最高傑作というよりも、まだこれが
国家レベルのギャグでしたというほうがマシである。
 ――そんなわけで。今回は、この気持ちを
画像で表してみたのである。俺…覚悟してたよ。けど、なんかこうして「令和」って年号を見たらさ…。



























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2019年3月18日(月)
PS3の思い出


 
私にとってはFF13のためのハードでした


 先日、長い長いFF13企画も無事に終了し、私のPS3もその役目を終えた。そういうわけで、本日は
「PS3の思い出」を振り返ってみることにしたい。
 …まず、PS3こと
「プレイステーション3」は、日本ゲームが全盛期であったPS2の後継機として登場し、「Cell」と呼ばれた専用CPUを始めとし、「ブルーレイディスク」「HDMI出力」など、2006年当時としては桁外れの超絶高性能を持って発売された。しかしながら、その船出は出鼻からくじかれる形となり、5〜6万円という高い価格設定が足を引っ張ったうえに、当時はその性能を活かしたソフトも少なく、ライバルハードの攻勢にもハッキリ遅れを取っていた。前にも書いたが、当時は「PS3は何故失敗したのか」という題名の本がコンビニに並ぶくらいに、不出来なハードであると思われていたのだ。
 ――その後、長い期間が経ち、2009年12月の「ファイナルファンタジー13」など、PS3の性能を活かせるようなソフトが出ると、少しずつ普及が進んでいった。しかしながら、既に日本市場ではDS/PSPなどの携帯機に人気がシフトしていたうえに、海外ではXbox360と市場を分け合う形となり、さらにそれから少し後には携帯電話
(スマートフォン)が爆発的に普及していったことにより、結局のところPS2時代のような一極集中は取り戻すことができなかった。捉えようによっては、PS3が日本ゲーム市場を衰退させたと言えなくもないくらい、多くの問題を抱えたハードであったのだ。

 ただ。それをもって、「PS3は失敗」と判断するのは、私は違うと思うのである。PS3は、市場を分散させ、製作者にもユーザーにも混乱を強いたという点はあったものの、
その後のPS4に繋がる多くの反省点を残したからだ。
 …例えば、メインプロセッサの「Cell」に関して言えば、当時はPS3以外の様々な機器にも積んで一大コンピューティングを作り上げるという壮大な構想があり、PS3がその中核を担うという感じであったようだが、PS3世代ではPCやXboxとのマルチプラットフォームが基本となったため、専用構成による開発のしづらさが大きく足を引っ張る形となった。それを反省して、
PS4では汎用PCに近い構成とし、ソフトウェアの作りやすさを重視することになった。もし、PS3の失敗がなければ、PS4もピーキーな本体設計で、性能を引き出すのが大変なハードとなっていたかもしれない。そうなれば当然、制作側にもユーザー側にも、大きな不利益が生まれていただろう。
 ――また、PS3時代に先駆けて搭載していた、「ブルーレイ」「HDMI」といった技術は、2006年のゲーム機としては完全にオーバースペックであった。しかしながら、それから13年が経った今となっては、
もはやそれらの無いゲームなど考えられない。また、同じくPS3世代に多くの投資を行った「ネットワーク機能」「プレイステーションのワールドワイドスタジオ」などは、PS4世代になって花開き、製作者と消費者に莫大な利益をもたらしつづけている。それらを考えると、PS3の“失敗”は、「必要な失敗だった」とも言える。あのPS3が有ったからこそ、今のPS4時代が存在するのだ。もっとも、日本メーカーに限ってみれば、もう二度と全盛期は戻ってきそうにないが…。

 そんなわけで。業界的には、PS3は失敗と成功の二面性を持つと評価するのが妥当なところであろうが、私個人としてはどうだろうか。それはもう、
「ファイナルファンタジー13」のためのハードだったと言うしかないものだ。
 …というのも。
「ファイナルファンタジー13」は、忘れもしない2009年12月17日に発売されたタイトルだが、その初報は2006年5月と、FF12が発売されてすぐの頃に発表が為された【E3 2006の動画】。この頃は、ソニーも今とは比べ物にならないくらい日本市場に力を入れており、FF13もPS3の専用タイトルとして猛プッシュをしていた。しかしながら、当時はマイクロソフトもゲーム市場を奪い取ろうと尽力をしており、「Xbox360へのマルチ化が決定」「日本ではPS3独占」「日本でもXbox360版が発売」と、少しずつトーンが弱まっていったのには、きっとマイクロソフト陣営からの横槍もあったのだろう。そして、そうやって開発が右往左往したこともあってか、それとも純粋にスクウェアエニックスの開発力が既に落ち始めていたのか、FF13自体が賛否両論の作品となってしまった。その後、PS3ソフトを中心とした「ファブラ・ノヴァ・クリスタリス」構想も中途半端な形で立ち消えとなり、そしてスクエニは二度とまともなFFの正統続編を出せなくなってしまった。
 ――と。
そんな業界事情とは関係なく、私個人はFF13を楽しんでいった。初回プレイの印象はそれなりという感じであったが【2010/1/5】、その後に「クリスタリウムなしクリアー」というやり込みプレイを始め、それを連載していく中で、評価は一変し、FFの中でも最高峰のものとなった。そして、その後の2011年には、シリーズ内続編の「FF13-2」が、同じく2013年には「ライトニングリターンズ」が発売され、それぞれ初期の評価は散々なものであったが、最終的にはシリーズ全てを楽しめるようになった。あの、2014年12月から始めたFF13企画【2014/12/17】は、4つの壮大なプレイ日誌を1年で完結させるという当初からファブラノヴァ級に無理な構想であり、実際に様々な事情によって大幅に遅れてしまったものの、4年3ヶ月を掛けて全てを完結させることができた。文章としても、プレイ内容としても、当サイトにおける史上最高の戦いであり、これを超えるようなゲーム体験は、今後も永久に無いであろう。それくらい、私にとって「ファイナルファンタジー13」とそのシリーズ作品は、特別なゲームであったのだ。

 そんなわけで。私にとって、PS3は
FF13のためのハードであった。他にもプレイしたゲームは僅かながら存在する(「地球防衛軍4」「バイオハザード5」など)ものの、FF13シリーズの圧倒的な印象には遠く及ばないというものだ。
 …さて。世間のゲームの主戦場は完全にPS4へと移り、そこで遊びきれないほどの大作が数多く発売され、海外タイトルも含めれば、PS2時代すら凌駕するような新たな全盛期となっている。もちろん私も、現在のPS4の状況には概ね満足をしているし、PS3時代から支え続けてきた人間として、嬉しく思う気持ちもある。だが、PS4には、PS3でのFF13のように、
私にとって圧倒的な存在感を持つソフトが出ていないのだ。平たく言うと、私はPS4にも「FF」を求めていたのである。題名が付いただけの粗悪品ではない。魅力的な演出と斬新なシステムを兼ね備え、やり込みプレイの対象としても遊べる、最先端ゲームとしての「ファイナルファンタジー」を…。だから、どれだけPS4で多くの新作が出ようとも、私の心にはポッカリと穴が空いたような感じとなってしまっている。そういう観点で捉えると、世間の印象とは裏腹に、私にとってはPS3は成功で、PS4は失敗とも言えるのだ。
 ――というわけで。私にとってのPS3は、あの「ファイナルファンタジー13」に出会えたという意味で、とても素晴らしいハードであった。またPS4でも、他のハードであっても、あのように深く楽しめるゲームを見付け出したいものだ。長い間お疲れ様でした、PS3さんm(_ _)m

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2019年2月27日(水)
【!?】Xboxで躍動するFFたち…60fpsFF12に4KFF13


 
性能的にはPS4proでも60fpsにできたんじゃない?
 


 先日、“PS4版FF12”こと
「ファイナルファンタジー12:ザ・ゾディアック・エイジ」のスイッチ版とXboxOne版に、システム面での追加要素があることが発表され、界隈に衝撃を与えた。本日は、地味にXboxへと注力しているファイナルファンタジーの数々について紹介してみたい。
 …やれ、「FF12:ザ・ゾディアック・エイジ」がスイッチ&Xboxの2機種に移植されるということ自体は、既に公開されていたものの、恐らく大半の人は、PS4のベタ移植かむしろ劣化版というくらいにしか捉えていなかったであろう。そのため、この情報は様々な人に驚きを与えることになった。そして、その追加内容も、
「ジョブがリセット可能」「ガンビットを3種類保存」「強くてニューゲームで所持品引き継ぎ」などと、PS4版をやったことのある人なら“かゆいところに手が届く”という感じのものであり、しかもXboxOneX(PS4proのような、XboxOneの上位機種)ならば、60fpsでなめらかなゲームプレイが可能となる。PS4版の頃は、PS2のリマスターなのに30fps(proでも)だったため、もうちょっと頑張れるのではないかと当時から思ったものだった。
 ――ちなみに、これらの機能をPS4版にもアップデートで追加するかということだが、
個人的には望み薄だと思っている。まず、発売2ヶ月前になって、この情報を発表してきた理由は、明らかに宣伝目的であり、既に販売したPS4版に無料アップデートを行ってしまうと、その効果が薄れてしまう。また、ドラクエ11の例で分かるように、スクウェア・エニックス自体が、旧世代の“完全版商法”を今なお行っている会社である。そして、60fps化に関しては、PS4proとXboxOneXでは、後者のほうが1年後の発売であり、性能も上とされているため、ひょっとしたら本当にPS4proでは30fpsが限界だったのかもしれない。まあ、あれくらいの見た目なら、proどころかノーマルPS4でも60fpsにしてほしかったくらいなのだが…。
 というわけで。後発移植版の中でも、特にXboxOneX版は、PS4版の明らかな上位と言える存在である。しかしながら、どうせコアなファンがハードを変えてまで買ってくれることを期待するのであれば、
無印パッチ(ライセンスボード/装備品の性能/敵能力などがPS2オリジナル版に準拠)くらいは用意してほしかった。まあ、PS4の時は、発売から4ヶ月が経って「空賊の隠れ家」などとしょうもないものを追加してきたスタッフたちだから、何かの間違いで突然PS4版にもアップデートが来るかもしれない。もし、無印パッチが出るなら、その時はもう1回くらい縛りプレイをやってみても良いかな。

 そして。Xbox版ファイナルファンタジーの躍動は、上記のFF12の例に留まらず、
FF13にも及んでいる。やれ、FF13とXboxというと、いろいろと曰く付きの話が多いのであるが、それはともかくとして、実はFF13シリーズは、XboxOneXにて4K画質でプレイすることができるのだ。
 …というのも、「FF13シリーズ」こと、FF13/FF13-2/ライトニングリターンズの3作は、PS3の他にもXbox360
(XboxOneの前世代機)で発売されている。そして、XboxOneは一部タイトルでの下位互換性を持っており、DISC&ダウンロード版のFF13シリーズをプレイすることができる。ここまでなら、ただ互換があるというだけであるが、ポイントはここからだ。上位機種のXboxOneXには「XboxOneX Enhanced」というENH機能があり、互換ソフトを最大4K画質で遊ぶことができる。FF13シリーズも、その対象に入っているということだ。更に、Xbox360版のFF13というと、記録メディアがDVDディスクで容量が足りず、CGムービーの画質がPS3版に比べて大きく劣化していたのだが、この4K版のFF13は、スクエニからムービー素材を再入手し、Xbox360当時よりも高画質なムービーを楽しめるという(PS3版より綺麗?)。なお、フレームレートについては、残念ながら30fpsであり、PC版の最大設定には及ばないものの、場面によっては処理落ち軽減などのメリットが得られるようだ。そして、更に大きな点として、このようにXboxOneXでのFF13は、リマスター版並みの手間が掛かっているにもかかわらず、信じられないことに、前のFF13シリーズのDISC版かダウンロード版を持っていれば、追加料金なしでプレイできるという(元のゲームソフトを持っていると、それを鍵として、新たに制作されたリマスター版をネットワークから無料ダウンロードできる、という扱い)
 ――やれ。FF13は、世間では賛否が別れているものの、PS3世代を代表するタイトルの一つであり、私にとっても一番深くやり込んだFF作品のため、そのPS4移植版というものは心待ちにしていた。ところが、そのリマスター版は、
まさかのXbox側で先に登場していたのである。一方のプレイステーション陣営はというと、PS4での高画質版が影も形も無いことはもちろんとして、PS3の初代FF13に至っては、未だにダウンロード版すら存在しないという始末である。また、仮に発売されたとしても、互換性という扱いではないため、新規にソフトを購入する必要があるだろう。もちろん、それが普通なのだが。

 ということで。日本での認知度は極めて低いものの、Xboxの最上位機種であるXboxOneXでは、
FF12とFF13シリーズを最高画質で遊べるということが分かった。まあ、FF12に関しては、PS4版のほうが先にプレイできたため、相互互換という捉え方もできるかもしれないが、FF13シリーズについてはXbox側が完勝である。もし、FF13シリーズのファンで、資金に余裕がある人のならば、これだけのためにXboxOneXを買っても良いのではないだろうか。
 …やれ、プレイステーション陣営は、確かにPS4で圧倒的品質のソフトとサービスを提供し続け、海外ゲームも含めれば、PS2の再来とも言えるような状況を作り上げた。しかしながら、過去作のサポートについては、
PS4の下位互換性なし&Vitaの出荷終了で、事実上の打ち切りである。そのため、今回のFF13リマスターに関するXbox側のような亀対応については望むべくもなく、その入り口にすら立っていないのだ。
 ――まったく。私はこれまで、初代Xboxでの「プロジェクト:ミッドウェー」という嫌悪感をもたらす名称
(関連:【2016/6/5】、360の時に多発した「プレイステーションで人気絶頂だったタイトルの新作が唐突にXbox独占となる」といった怪奇現象、そしてFF13でもPS3独占撤回からのイザコザ(まあ、当時はソニーもFF13関連でいろいろ工作していたのだが…)によって、Xbox陣営全体に強い不快感をいだいていた。しかしながら、それから長い時間が経った今となっては、もう過去の印象を†悔い改める†べきなのかもしれない。少なくとも、FF13シリーズにこれだけの対応をしてくれた点では、PS陣営よりもXboxのほうが圧倒的に優れている。そして、Xboxだけではなく、スイッチにも長所があり、当然プレイステーションにも独自の魅力が存在するのだから、もはや無理に1番を決める必要は無いのである。
 ということで。今の私のXboxに対する印象を、FF13の渋い名シーンで例えてみると、だいたいこんな感じになるのである…。



















登録タグ/ ゲーム一般 マイクロソフト スクエニ

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2019年2月21日(木)
Vita2000番台・分解修理…やっぱりネジが足りなかった


 
まさかネジすらコストカットの対象にしたのか?


 私の使っているVita2000番台が、あまりにもスティックの不具合が多かったため、ネットで調べて分解を行ってみたところ、やはり
左右スティックのネジ止めが1つしかないということが判明しました。正直、ソニーがこんな手抜きをするなんて、ガッカリです。
 …やれ。PSvitaに関しては、先日「近日出荷完了予定」とアナウンスされ、7年強の歴史に終止符を打つことになったが、私としては、寝っ転がりながらプレイする「遊戯王アークファイブ:タッグフォースSP」を中心に、
今なお触り続けているハードである。とりわけ、PS4が初代PSアーカイブスに対応していないこと、そしてPS1/PSP/Vitaなどの古いソフトであっても携帯機なら遊びやすいということもあって、今後も過去のソフトをプレイするハードとして、Vitaは一定の役割を果たし続けるだろう。本体の出荷が終わったとしても、それですぐにVitaのサービスまで終わってしまうわけではないのだ。
 ――しかしながら、このVitaの中でも、初期型の発売から2年後に登場した「PCH-2000シリーズ」、通称
2000番台には、私は辛口にならざるを得ない。まず、薄く軽くなり、携帯機としての利便性が増したのは、大きく評価できる。しかしながら、初期型の特徴であった「有機EL画面」「ただの液晶」にランクダウンしてしまい、発色の美しさが見る影もなく落ちてしまった。また、今回の話題でもある「スティックが1方向に入力しっぱなしになる」という新たな不具合が発生している。さらに、ここまでコストカットを行っているにも関わらず、販売価格は1000番台と同じという体たらくである。正直、現在の末路は、推して知るべきであった。このようなVita全体に対しては、「【2019年生産終了】PSvitaの思い出」と題して、【2018/9/20】にも厳しめの評価を下しているので、そちらも併せてご覧いただきたい。やれ、愛用していた1000番台を知人に安く譲り、2000番台に買い替えたのは、本当に失敗であった。PSPは後ほど出来が良かったのになあ…。

 そんなVita2000番台なのだが、私は前々から、上記の
「スティックが1方向に入力しっぱなしになる」という不具合に苦しめられていた。これは、左右のスティックが、触っていないのに勝手に一方向に倒したのと同じ状態になるというものであり、発生頻度が数秒に1回程度と極めて高く、ゲーム性に著しい悪影響を与える。その対策として、「いったん電源を切ってスティックを大きく回す」、または「スティック下部に入り込んだホコリを清掃する」といった対策が述べられているが、どちらも私の場合はこれといった効果が無く、すぐにスティック問題が再発してしまっていた。
 …ところが、私には一つだけ、試していない対策があった。それは、
分解である。というのも、どうもVita2000番台には、左右のスティックを止めるネジ穴が2つのうち1つか埋まっておらず、それを修正することにより、上記のスティック問題を解決できるという話があったのだ。
 ――やれ、私としては、少し前に中古屋でそこそこ状態の良い初期型Vitaが7000円で売られているところを見て、それを買い直すのも良いかなあと思い、2000番台に対するこだわりが薄れていたところであった。そのため、この分解修理でスティック問題を直せたら良し、直せなかったり分解に失敗して壊してしまったりしたら、それもそれで良し…ということで、Vita2000番台の分解を試してみることにしたのである。


■注意■
PSvitaは、ご自身で分解行為を実施すると、
有料/無料/保証の有無を問わず、
あらゆる公式の修理/交換サービスを受けられなくなります。
そのため、分解は
あくまで自己責任で行うよう、よろしくお願い申し上げます。



 そんなわけで。私は、ピンセットと小型のプラスドライバーを用意し、早速Vitaの裏面からネジを外していった。なお、分解に関しては、以前に初期型PS3を分解したことがあり
【2014/6/30】、汚いので注意)、今回は2例目ということになる。まあ、購入から7年以上が経っており大往生だったあちらと、生まれつき不良品だったこちらとは、事情が若干異なってくるのだが。
 …さて、前のPS3の分解には、「トルクスドライバー」という専用の器具が必要となったが、今回は一般的なドライバーのみで取り外しを進めることができた。例によって、ネットの検索で出てきた記事を参考にしつつ、後ろの蓋を取り外し、背面タッチパッドに繋がるフレキシブルケーブルが
ズルリと抜け落ちてしまった時には戦慄したが、壊れなかったようで一安心である。そのまま、バッテリーが装着されている中央部は無視し、ケーブル類はしっかり「固定用のツメ」を立ててから抜きさり、左右のアナログパット方向を掘り進めていく。
 ――そうして基盤を裏返すと、やはりというか、私のVitaのアナログパットも、片側2つの穴に対し、
ネジが1つしか付いていなかったのである。しかも、一応は左右で上・下と対角になっていることから、これは故意犯、つまり明らかに分かってやっている行為だろう。この事例は、ごく僅かな組み立て不良ではなく、意図的な“仕様”である。そんなわけで、まずは同じサイズのネジを調達しなければならないのだが、ちょうど倉庫に壊れたPSP-1000(バッテリーを取り替えれば動く?)があり、その裏面のネジがピッタリ入るようだったので、そちらから拝借をさせていただいた。VitaとPSPが合わさり最強に見える…。

 そんなわけで、めでたくスティック部のネジは、恐らく本来の姿通り、左右2本・合計4本が埋まってくれた。あとは、元の形に戻すだけである。
 …やれ、組み立てに関しては、基本的に分解の逆順であり、無理な力を加えないように注意をしていけば、簡単に壊れるようなことは無い。そして、作業自体もそこまで難しくはなっていない…はずなのだが、最後の背面タッチパッドへのフレキシブルケーブルだけが
激烈な難易度になっており、それを装着するだけのために多大な労力を要してしまった。背面タッチパッドは、本体の裏面に接着されており、ケーブルを直接付けようとすると、カメラとカバーが接触してしまう。しかも、フレキシブルケーブルの装着部は、針の先くらいの太さしか無い。というわけで、頑張ってもなかなか接続ができず、背面タッチパッド機能をまるごと捨ててやろうかと考えたこともあったが、思い返し、本体と裏面カバーを縦にして、上(組み上げ後の本体からすると下)から覗き込むような形にしてピンセットで挿入し、なんとか無事にツメを閉じることができた。ふう、良かった…。
 ――さて、その後の動作確認でも、背面タッチパッドを含む全ての機能は良好であり、それどころか
組み立てている最中に勝手に電源が付いてしまうくらい元気なVitaであった。また、問題であったスティックの不具合も、現在までのところ一度も発生していない。やはり、根本的な原因は、内部のネジ不足であったのだろう。もし、今後は再発することがあったらここに追記しようと思うが、恐らくはそれも無いと思われる。
 
■追記(2019/2/27):その後の経過ですが、結局のところスティックバグは再発しました。最初は頻度・程度ともに改善されたと思ったものの、数日後には元と変わらないほどに悪化しました。ということで、このネジの取り付けも、スティックバグの根本的な解決にはならないようです。実施される場合にも、あまり期待をしすぎないほうが良いと思われます。そして完全な余談ですが、このバグが直らなかったことにより、上で触れた「中古屋の初期型Vita」を購入いたしました。こちらに関しては、その内容に満足しています。

 そんなわけで。私のVita2000の分解修理は大成功であったが、
これをもってやっと正常な状態になっただけであり、なんともやりきれない思いが強い。
 …やれ、私の本体は、2016年秋に新品で購入をした物である。そして、ネット上では同様の報告例が多数存在することから、恐らくはこの「ネジの足りないVita2000番台の本体」は、かなりの数が流通しているはずだ。そういった人で、もしスティックバグに困っている人が居たら、この分解修理を試してみる価値は有ると考える。もちろん、ホコリ除去など他の手段も試してみるべきであり、分解をすると
公式の修理が受けられなくなるので自己責任であるのだが、こんなことでわざわざ高い修理代を払うのも馬鹿らしい。というか、明らかな組み立て不良なのだから、本来ならソニーが全額負担して交換対応をすべきである。安全安心に関わらない娯楽分野だから流されているだけであって、根本的な部分は、いま社会を騒がせている違法建築と何ら変わらない。
 ――まったく。これまで、世間からそれなりに愛されてきたVitaちゃんは、どうやら
生まれつき障害を持っていたようだ。しかも、この例えだとすると、その障害は親であるソニーによって与えられ、治療を受けさせられることもなく放置されてきた。そのVitaちゃんを救うためには、先輩であるPSPおじさんの身を削り、外科的な手術によって治療するしかない。利用者自身が内部構造を直さないといけない機械は初めてだ。まったく、これまで私はゲーム屋としてのソニーを信頼してきたが、こんな駄作を出すなんて、まったくガッカリとしか言いようが無いのである。

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