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管理人の日記 / やり込み in FF

管理人の日記

とぉたる  今日:とぉでぃ 昨日:いぇすたぁでぃ
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2021年10月16日(土)
【配給制】スイッチオンラインN64追加プラン:年間+2500円


 
そりゃルイージもこんな顔になるわ


 昨日夜、おぞましい発表が為された。先んじて公開されていた、「ニンテンドースイッチオンラインの、ニンテンドー64ソフト追加パック」(以下、「N64追加パック」)の料金が、年額でプラス2500円と示されたのだ。元々のスイッチオンラインの代金(オンラインプレイ+セーブデーター預かり+FC&SFCソフトのプレイ権)が、年間契約前提で2400円であったため、N64追加パックを加えると4900円となり、価格が丸々2倍となる。しかも、1ヶ月や3ヶ月と言った短期プランが無いため、1年契約しか行うことができないのだ。
 …しかし。これだけだと
レトロゲームに年間2500円を要求するガイジであるが、さすがにプラットフォーマーということか、一応はお得感のあるルートが用意されている。同じく、先日夜に公開された「あつまれ どうぶつの森:ハッピーホームパラダイス」という新規DLCが、単品購入でも2500円となっているのだが、スイッチオンラインの追加パックには、このDLCが丸々含まれている。よって、この「どうぶつの森」のDLCを最初から購入するつもりなら、N64追加パックに契約をすると、おまけでN64ソフト+メガドライブソフトも付いてくるため、お得になるということである。
 ――そして、ここから予想するに、恐らくであるが、N64ソフトだけで料金2倍という高額負担を強いるわけではなく、
今後とも新作相当のゲームソフトを付けることで、相対的に年間契約を安く感じさせるという作戦であると思われる。というわけで、1年目は「どうぶつの森」の追加DLCであるが、2年目は別のソフトかそのDLCを付けて、これまた「単品購入」より「追加パックの年間契約」のほうが割安になるようにする…という感じに設定するであろう。それならば確かに、N64ソフトの部分は、実質無料のように見えてくるものだ。

 ところで。私は、先日の、N64追加パックの情報公開時に、その値段について、「月額換算30円とかの、相当に攻めた価格となるのではないだろうか(キリッ)」などと書いており
【日記:2021/9/24】、まさか代金2倍というキチガイムーブに打って出るとは予想できなかった。
 …もちろん、上にも書いたように、その代わりとして、大人気ソフトである「どうぶつの森」のDLC利用権が付いてきている。しかし、
私はこの手のゲームをやらないので、私個人にとっては、前述の通り、レトロゲームに年間2500円を要求するガイジでしかない。
 ――さて、私自身はN64本体を所有したことは無いが、小学生時代の友人宅で何度かプレイをさせてもらったことがあり、ソフトには面白いものが多数あると感じている。そのため、先の初報時には、多少は心が揺れ動いたものであったが、
この料金体系を聞いて、全く契約する気が無くなってしまったのである。私は、「どうぶつの森」を遊ばないため、年間+2500円という値段には安さを微塵も感じない。しかも、1ヶ月や3ヶ月といった短期契約が無いため、強制的に元プランを含めた年間加入を要求され、4900円を払わなければならない。正直、N64には良いソフトがあるとは思うが、値段を聞いて冷静になり、そこまでして遊びたいものではないと結論づけてしまったのだ。
 やれ。サブスク…つまり定額サービスの中でも、特にオンライン系のサブスクは、原価
(材料費)がほぼタダであるため、できる限りのお得感を持たせ、より多くの契約者を得るのがカギである。そういう意味では、このN64追加パックは、初手から大失敗をしていると思わざるを得ない。これは、後に値引きすることが前提…いやいや! ここに来て、黒歴史のアンバサダープログラムを繰り返すことは無いでしょ!

 ということで。個人的な感想としては、この”N64追加パック”は、「人気ソフトの最新DLC」「レトロゲームのプレイ権」という
噛み合わせの悪いものをセットにした、高額な”抱き合わせ販売”であると感じる。そして、確かに「どうぶつの森」は大ヒットソフトであるが、全ての人がそれを遊びたいわけではない。それを、年間契約で買わせようというのだから、ソフトの配給制であるとも思う。
 …やれ、任天堂界隈を外から見ていると、実に景気の良い数字が並んでいる。しかしながら、配給制と言うと、戦災または自然災害といった非常時に行われるものである。そんなわけで、あの界隈の内情も、実は悲惨なことになっているのかもしれない。
 ――そして、ひょっとすると、今回の「『人気ソフトのDLC+レトロゲームのプレイ権』の年間契約」という販売方式は、
これから本格的な配給制を始めるためのテスト配信なのかもしれない。今回のプランに真っ先に飛びつくような層は、「今月はマリオです! 来月はゼルダです! 再来月はスプラトゥーンです! ……」といった類のサブスクサービスがあれば、泣いて喜ぶものであろう。任天堂タイトルの販売実績を見ると、むしろそれのほうが合っているようにも感じてしまう。だが、これに付き合っていくかどうかは、よく考える必要がある…。

WiiUって神じゃね? 理想のレトロゲーハードって感じ…(※コントローラーの形を除く)


 ちなみに。ライバルハードとして、よく比較されるプレイステーションの「PSplus」であるが、こちらの料金は1ヶ月850円・3ヶ月2150円・1年5143円と高めであるものの、フリープレイ枠にて、PS4/5と言った現世代機のソフトが毎月配信される。また、PS5を持っていれば、「PSplusコレクション」という常時配信枠にて、PS4世代の名作ソフトが遊べるようになっており、「アンチャーテッド:海賊王と最後の秘宝」「デトロイト:ビカムヒューマン」といったハイクオリティのソニー作品に、「ペルソナ5(オリジナル版)」「モンスターハンター:ワールド(アイスボーンは無し)」「クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!(現在ではソニー作品という扱いではないらしい…)などといったサードメーカータイトルなど、合計19作品がプレイ可能である。
 …また、料金面の契約として、通常の年間プランは5143円であるものの、定期的に年間プランの25%または30%セールが行われており、それを用いれば
3600円または3850円での1年契約が可能である。この場合、月額換算で300円〜321円程度となる。また、前述のN64プランと異なり、月額850円と割高になるものの、短期契約も可能であるため、「狙ったソフトが出てきた時だけ契約し、短期集中で遊ぶ」という利用方法も可能である。
 ――やれ。前の日記
【2021/9/24】にも書いた通り、私は正直PSplusにも値段分の価値を感じておらず、次に期間が切れたら、もう延長はしないと決めていた。しかし、N64追加パックの驚異的な高価格を見て、逆にPSplusが凄くお得に感じてしまったのだ。値段と内容がまあまあ釣り合っているのはもちろんとし、1ヶ月ないし3ヶ月といった短期契約枠があるのも、利用の幅を広げてくれ、嬉しいものだ。

 そして。PSplusだけでなく、もう一つ、相対的な評価が高まったものがある。それは、
神ハードWiiUだ。
 …ご存じの通り、WiiUは、バーチャルコンソール機能にて、ファミコン・スーファミ・N64・GBA・DSに加え、PCエンジン・MSXのDL版作品を楽しむことができる。値段は、GBAソフトが715円、スーファミソフトが838円、N64ソフトが1047円などとなっており、高めと感じる価格設定なものの、買い切りであるため、定額制で搾り取られることは無い。また、
コントローラーの持ち心地は最悪であるものの、スイッチのように据え置き機としても携帯機としても利用ができるうえ、スイッチでは不可能な「携帯モードで遊びながら、映像をHDMIでパソコンに出力する」という使い方も可能なため、私にとって都合が良いものだ。そして、FF関連で言ってみても、FF5・FF6の旧スマホ版は、のせいで配信停止になってしまったため、追加要素のあるFF5&6を新規に遊べるのは、WiiUバーチャルコンソールで購入できるGBA版だけ…というメリットが存在する。
 ――更に言うと、WiiU本体のディスクでは、WiiU専用ソフトに加えて、前世代機であるWiiのソフトを遊べる
(リモコンコントローラーの用意が必要)が、それらの中古パッケージまで安く入手できる。具体的に、ゲオのオンライン中古ストアで検索をしてみると、スイッチ版の「スーパーマリオ 3Dワールド+フューリーワールド」は5110円だが、WiiU版の「スーパーマリオ 3Dワールド」は938円で買える。また、新旧ハードで同時発売となった「ゼルダの伝説:ブレス・オブ・ザ・ワイルド」でも、スイッチ版5980円に対し、WiiU版は3317円となっている。これ神だよ、神。ありがとう任天堂…。

 そんなわけで。今回は、スイッチオンラインの「N64追加パック」
おぞましい発表により、それとは無関係なPSplusとWiiUの評価が上がるという、変な事態となってしまった。
 …まあ、私のゲームプレイ方針だと、PSplusですら値段分の元を取れない。そして、当分の間はお金を貯めていきたいため、
余程のことがない限り、今回のN64追加プランに加入することは無いだろう。その「余程のこと」として、どうしてもスイッチのN64配信でしかプレイできないゲームが登場するという場合が考えられるが、主要タイトルはWiiUバーチャルコンソールでも販売しているため、基本的にはそちらで満足できると思われる。
 ――やれ。
任天堂ファン勢の中でも、今回のN64追加プランに喜んで加入する人は、どれくらい居るのだろうか。もちろん、元々「どうぶつの森」のDLC購入が確定していた人は、それにN64ソフトのおまけが付いてきて、お得だと捉えられるはずだ。しかし、そうでない人にとっては、抱き合わせ販売ということで、割高感ばかりが目立ってしまうのではないだろうか。そしてこれは、任天堂が本格的なソフト配給制に入るための、ステージ1-1かもしれない。私にとってのPSplusもそうだが、サブスクに無闇やたらと長期加入するのは、ちょっと考えたほうが良いと思う…。

登録タグ/ ゲーム一般 これはひどい

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2021年10月15日(金)
「ダンガンロンパ」と「ゴッドイーター」


 
『3』は…まあフリプに来たら、一応はやってみようと思っているが…


 ふと、今では”懐かしのシリーズ”となった「ゴッドイーター」「ダンガンロンパ」には、共通点があるのではないかと考えた。それは、「PSP〜Vitaの移行期に」「既存ゲームのフォロワーとして登場し」「Vita時代で燃え尽きた」という点である。

 まず、
「ゴッドイーター」は、言わずと知れた「モンスターハンター」の”フォロワー”(基本部分を真似しつつも、独自の要素も取り入れ、単なる模倣品に囚われないゲーム作品)だ。PSvitaには、諸般の事情によりモンハンシリーズが出なかったため、その代用品として登場した…というのは誤りである。初代の「ゴッドイーター(1)」の発売は2010年2月と、PSPの全盛期であり、その後も追加パックである「ゴッドイーター バースト」などが人気を誇っており、モンハンシリーズと両立していた時代があったのだ。
 …さて、「ゴッドイーター」の基本部分は、モンスターハンターの大ヒットによって生まれた”狩りゲー”と呼ばれるジャンルを踏襲している。しかし、単純なモンハンの劣化コピーには終わらず、AIキャラによる4人でのバトルや、”厨二病”的なキャラクターデザインとシナリオなど、独自の要素が多く追加されていた。私は、PSPの『バースト』からプレイを始め、その後にVitaで『2』『2 レイジバースト』とプレイをしていった。『2 レイジバースト』は、
モンハンでいう2ndG的な決定版であり、今なおVitaを代表する大作であると思っている(感想記事は【日記:2015/12/26】
 ――のだが。その後、PS4向け作品として、完全新作である「ゴッドイーター3」が発表された
(現在ではPC版やスイッチ版も存在する)。しかしながら、当時、既に”本家”と言えるモンハンシリーズがPS4に戻ってきており、代用品としての存在意義が怪しくなっていた。それでも、ゴッドイーターのファンであった私としては、モンハンと別方向の進化を遂げてくれれば良いかな…と思っていた。しかしながら、体験版をやってみると、グラフィックもアクション部分も全て駄目であった【日記:2018/10/14】。さすがに、こんなものに、9000円近い新作価格は出せない。そういうわけで、私と「ゴッドイーター」の付き合いは、『3体験版』で終わってしまった。私にとって、ゴッドイーターは、Vitaで燃え尽きたタイトルとなったのである。

 また、
「ダンガンロンパ」は、「逆転裁判」のフォロワーと言えるゲームだ。なぜか2つ連続でカプコン作品の亜流である…。基本的な部分は、「証拠品」を突きつけて「証言」の矛盾を明らかにする…という、まさしく逆転裁判なのであるが、「『超高校級』と呼ばれる特殊能力持ちの高校生たちが、仲間内で殺し合う」という緊張感のある設定に加えて、殺人がテーマであるにも関わらずポップ&ギャグな演出が為され、世界観は異彩を放ちまくっている。
 …さて、この作品についても、『1』の発売は2010年11月と、PSP全盛期である。その後、『2』が2011年にPSPで発売した後に、Vitaでのバンドル版である『1・2 リロード』を挟んで、完全新作である『V3』が2017年にPS4/Vitaで発売された
(当時の感想記事は【日記:2017/2/26】
 ――そして。このダンガンロンパシリーズについては、
あまり出来の良くない関連作品を大量に登場させていたことが印象に残っている。例えば、2014年にVitaで発売された「絶対絶望少女」は、私が初めて発売日にダウンロード購入したゲーム作品であったが(ちなみに、パッケージ初の発売日購入は、2003年の「ファイナルファンタジー10-2」)、シューティングとしてもダンガンロンパ作品としても、微妙と言わざるを得なかった。また、上でゲーム作品の新作を『V3』と書いたが、これは「ダンガンロンパ3」のほうはアニメ作品として登場したからである。まあ、私の感想としては、第1話を見たが、続きを見ようとは思わない程度の出来であった。どうも、世間的な評価も、あまり良くは無いようだ。
 そして、そこまで関連作品を乱発していたにも関わらず、
2017年の『V3』のあとは、新作の発売が完全にストップしてしまった。この11月に出るスイッチ版も、『1』『2』『V3』のカップリングに、恐らくだが出来の良くないミニゲームを追加したという、”移植”の域を出ないものである。うーん、『V3』の後であっても、「高校生同士の仲間内での殺し合い」という部分さえ維持すれば、まだまだ続編が出せると思うのだけど…。

おい、「個性が無い」は言いすぎだろ!


 というわけで。「ゴッドイーター」「ダンガンロンパ」の2シリーズは、私にとって、Vita時代に全盛期を誇り、そしてVita終了と共に消えていったタイトルとなった。特に終わる理由が無かったのに終わったという面でも、奇妙な共通点を持つタイトルである。その他、私にとっては、それぞれ別の友人から教えてもらって深くハマり込むに至ったということもある。
 …さて、これらの作品のうち、「ゴッドイーター」については、『3』がPS4/PC/スイッチで発売されている。上記の通り、私は体験版に酷くガッカリして購入しなかったのであるが、まあ一応は私の中で一時代を築いたタイトルであるので、フリプに配信された時はやってみようかなあ…と思っている。なお、あまり詳しくないが、現在ではバンナム発売のアニメ風アクションが多く登場しており
(「コードヴェイン」や「スカーレットネクサス」など)、”フォロー元”であるモンスターハンターについてもPS4とスイッチで別々の作品が登場しているため、「ゴッドイーター」は役目を終えたと言えるだろう。
 ――いっぽうの、「ダンガンロンパ」については、キャラや演出などに独自の魅力が多いうえ、本家の「逆転裁判」にも新作が発売されていないため、こちらは『4』が出るのならば、是非とも買いたいと思っている。しかし、2017年の『V3』の後、元スタッフが退社をしてしまったらしく、新作を出すのは難しい状況となっているようだ。続編の可能性は…まあ、
『ロックマンX9』よりは有ると思うのだが…。

 しかし。こうして振り返ってみると、Vitaは実に、
アングラな雰囲気のあるハードであった。結局のところ、PSPほどの一大ムーブメントは起こせなかったものの、”だからこそ魅力的に映った”という部分もあったように思うのだ。
 …ちなみに、今年春に、PS3やVitaのオンラインストアを閉鎖するという発表が為された
【日記:2021/3/30】【2021/3/31】が、その後に撤回され、現在でもそれらの機種のDL版ストアは利用できる。しかしながら、セール対象としては、PS3/Vita/PSPソフトは一切登場しない。これらのハードのタイトルについては、2020年秋のセールを最後に、予告なく登場しなくなった。他ハードに目を向けてみると、例えば3DSソフトのセールは今も行われており、カプコン作品では「モンスターハンター」「逆転裁判」のシリーズ作品が500円という超低価格で発売されることがある。3DSは、ちょっと現代としては性能的にかなりキツいのだが、これだけの低価格であれば、手を出してみようかなあと言う気持ちにもなってくる。
 ――というわけで。いま私が
Vita界隈について望んでいることは、各種セールへの復活である。値段3桁といった極端な低価格であれば、「ゴッドイーター」「ダンガンロンパ」にも、今なお勧められる理由がある。やれ、これらの懐かし作品について、新作が出せないというのは分かった。だが、今はPS5への移行も足踏みしている状況なのだから、少しは旧作にもスポットライトを当ててほしいものだ。そうしたら、ファンの側で勝手に布教するからさ。

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2021年10月4日(月)
※ただしイケメンに限る in FF


 
ヤン(35)「許された…」


 「※ただしイケメンに限る」とは、要するに、「カッコいい者は何をやっても許される」「同じ言葉であっても、美形とブサイクでは全く受け取られ方が違う」という意味のネットスラングである。用途は、「優しい人が好きです(※ただしイケメンに限る)などと、主に美形の男に対する”やっかみ”として使われることが多い。全盛期では、「※」とまで略しても通じることがあった。
 …さて。この言葉の真偽については、もちろん、口で「見た目は気にしない」と言ったり、実際にさして気にしていないという人もいるだろう。しかしながら、例えば就職試験の面接では、
何を喋っているかはほとんど関係が無く、顔の美しさや身振り手振りと言った”見た目”でほとんどが評価されていると聞く。また、顔以外の話で言えば、誰だってブクブクのデブよりもスラッと整った体型の男女に好印象を持つし、薄汚れた服装よりも清潔感のある者に好感を覚える。残念ながら、見た目は非常に重要と認めざるを得ない。特に、「第一印象」を左右するものとしては、最重要と言えるだろう。

 そして、今回の主題である、FFシリーズに話を移すと、FFシリーズは、
イケメンの多いRPGとされている。
 …やれ、こう書くと、”野村FF”と呼ばれるFF7以降の特徴と捉えられることが多いのだが、ではその前の”天野FF”
(?)がイモっぽいキャラが多かったかというと、そんなことは決して無い。FF4もFF6も、足が異様に長く、中性的な立ち振舞いの極端な美形男女ばかりであり、昔からFFシリーズにはイケメンが多かった。FF5も、イメージイラストについては、同様である。
 ――まあ、私の意見を言ってみると、世の中の創作物には、「何の才能もない私が成功しちゃった!」みたいなのもあるが、私としては、
ゲームなのだから、わざわざブサイクに作る必要もないと思う。ゲームの中の人物が、「僕は暗黒騎士で、薄汚れた悪の遣いなんだ…」と悩んでみたところで、「でもお前イケメンじゃん」などとやっかみを浴びせることも無い。ゲームなのだから、格好良い、またはかわいければ、それで良いのである。

 というわけで。FFシリーズは、美形が非常に多い。しかしながら、それはあくまで、わざわざブサイクを書く必要が無いという理由からであり、「※ただしイケメンに限る」のように、ブサイクが差別されているわけではない…
と思っていた。しかし私は、FFシリーズ内でも、「※ただしイケメンに限る」が行われている状況を見つけてしまったのである。
 …では、ここで、冒頭の画像を見ていただきたい。これは、2007年に発売された
「DS版FF4」の、オープニングムービーから取った画像である【YouTube】。ただしPC版)。内容は、主人公たち一行が、美しい緑の谷を見つめている…という感じのシーンであるが、パーティがこの組み合わせで旅をする状況は無いため、”イメージ映像”的なものと言える。
 ――しかしながら、ちょっと待っていただきたい。FF4の仲間キャラクターは、
12人のはずである(同一人物の別バージョンを複数人に数えない)。だが、画像には、どうみても9人しか居ない。映っているのは、最終メンバーの5名に加え、ヤン・ギルバート・パロム&ポロムの4名である。逆に、除かれた3名は、シド・テラ・フースーヤとなっている。まあ、フースーヤは、加入時期や物語との関わり方から、この手の画像に登場できないというのは分かる。しかし、シドやテラについては、出さない理由が分からない。やっぱりジジイだからだろうか。そして、ヤン(35)はイケメンという扱いのようだ。
 ちなみに、2007年のDS版オープニングムービー全体を見てみても、シド・テラ・フースーヤの3名は全く登場せず、
そもそも3Dモデルが作られなかったようだ。かくして、FF4は、「※ただしイケメンに限る」ということで、物理的に登場自体を制限してしまったのである。

 ちなみに。その後、シリーズ内続編である
「FF4 ジ・アフター」でも、2011年のPSP版の際に、美麗なオープニングムービーが追加された【YouTube】。こちらもPC版)。そこでも、最後のほうで、主要人物11名がラスダン? を見つめるシーンが存在する。
 …のだが、登場する面々は、FF4からは
セシル・ローザ・リディア・エッジ、ギルバートにヤンである。これらのメンツは、原作時点で大人のため、既に年齢的に40前後のはずであり、FFシリーズの主要年齢層からすれば、ジジイまたはババアと言われてもおかしくない。特に、リディアなどは、時間の進行が速い場所に住んでいるであろうため、「見た目は20代後半ですが実際は1700歳です」とかでもおかしくない。しかし、それらのご隠居たちは、加齢によって衰えるどころか、原作以上の美形に描かれており、イケメン無罪として許されている。また、完全新キャラor実質的な新キャラからの登場では、大人パロム&大人ポロムに、セオドア・レオノーラ・アーシュラが選択されている。初代では”おませな女の子”だったポロムが衝撃的な大学デビューを遂げたということを除いて、明らかに美形のキャラクターたちが優先されていると言える。
 ――逆に、選出されなかった方々としては、まあオープニングムービーということで、ネタバレに関わる人たち
(某2名)は集合シーンに出られないとしよう。それにしても、またしてもシドが出演できていない。そして、エッジ編の忍者4人集や、FFシリーズでは唯一かもしれないオバちゃんキャラのハル、ラブコメ要員のルカと人形2名が出演見送りとなった。また、一時的な味方キャラクターとしては、またしてもフースーヤが見送りとなっている。まあ、正直、この辺りは出しても仕方ないという感じがするのだが、またしても、ムービーに登壇できるのは「※ただしイケメンに限る」となってしまったのだ。

なぜ『13』の6人と『13-2』組という分け方にしなかったのかは永遠の謎


 では、もう一つだけ、FFシリーズから、
イケメンに限ってしまった例を挙げてみよう。それは、あのライトニングリターンズのエンディングである。
 …まず、初代FF13には、戦闘メンバーとして、6人のキャラクターが登場する。これらの物語上での扱いは、物語の前半部が「仲間同士のぶつかり合い」をテーマとしていたためか、どの人物にも深く掘り下げが為されており、上々である。また、バトル面での性能としても、
6人全員に出番があるという調整であり、極端な不遇キャラが居ることは無いうえ、最後まで育てても個性が残されており、戦闘バランスは非常に良好であった。

 しかしながら。シリーズ最終作の『ライトニングリターンズ』では、そのうちの1人であるおっさんキャラのサッズに、
まるで頭の上のアフロのように、暗雲が立ち込める。まず、作中シナリオでの扱いが、カイアス編のおまけという程度であり、不遇である。他の、”主要人物”と言えるようなキャラクターには、敵味方としての戦闘シーンや、物語上の大きな見せ場があっただけに、サッズについては残念な感じと言わざるを得ない。
 …そして、
今では伝説となったエンディングにおいては、苦戦するライトニングの元に、かつての仲間たちがそれぞれの召喚獣とともに駆けつける…という、今では少年漫画でもやらないようなド王道のシーンが流れるのであるが、何故かブリュンヒルデを従えているのは『13-2』からの新顔であるノエルとなっている。ノエルとブリュンヒルデには、あらゆる面で何の関わりも無く、どういう意図でこの組み合わせになったのかはサッパリだ。
 ――では、サッズはどうなったのかと言うと、その1分ほど後に、行方不明
(のような状況)になっていたセラを連れて登場する。忘れられていないだけマシであり、逆に言うと、特殊な立ち位置で活躍しており、優遇という見方もできなくはない。ただ、「召喚獣と共に戦うのが『13』の6人」「セラを連れてくるのがノエル」とすれば、13組&13-2組ということで、それぞれの作品を綺麗にまとめられていた。FF13シリーズの物語は、最終作で何とか解決できたが、このサッズの扱いについては、現在も残る最大の謎となっている。やっぱ、戦闘シーンをイケメンに任せたかったのか…?

タイクーン王は四戦士では無かったりするのだ…


 さて。ここからは逆に、
イケメンに限らなかった例を挙げてみることにしよう。それは、FF5の「暁の四戦士」である。
 …まず、FF5は、前後の作品と異なり、
比較的イケメンオーラの薄い作品であるとされている。メニュー画面に表示されているのは、キャラクターのイラストではなくドット絵であり、ストーリー要素もFF4やFF6と比べて薄めである。最終的なバトルメンバーは、いわゆる”無個性系主人公”のバッツに対して女3人という、FFシリーズでは稀に見るハーレムパーティとなるが、恋愛イベントは影も形も無い。
 ――しかしながら、後年の移植版、とりわけスマートフォンアプリ版では、
作中のキャラクターイラストとして”天野絵”を表示するという暴挙をやらかした。天野絵は、あくまでもイメージイラストであり、実際にゲーム中で表示されているグラフィックとは、当時としても印象が大幅に異なっていた。特に、FF5においては、原作が常にドット絵での表現を行っていたため、違和感が大きい。GBAでも、この顔グラフィックに関しての批判はあったが、スマホ版については、高解像度で天野絵風の顔を表示してくれるため、作品の雰囲気と比べ、壮絶にミスマッチな感じとなってしまっている。

 
しかし、ここに笑いの神が舞い降りた! FF5では、「暁の四戦士」という、一言で説明すると、”主人公たちの以前に世界を救っていた4人組”が力を化してくれる。どうも、彼らの戦いからFF5の物語が始まるまでには、30年という時間が経っているため、四戦士は全員60歳前後の立派なジジイである。それが、とてつもなく暑苦しいグラフィックで大暴れするため、原作よりも一気に存在感が増したのだ。
 …やれ、FF5の旧スマホ版は、天野絵風の顔グラフィックに加えて、ドット絵の出来も悪く、あまり好意的に受け止められていなかった。せいぜい、細かい変更点が大量にあるため、それがやり込み派プレイヤーに受けていたというくらいだろうか
(なお、現在では某”ピ版”のために配信停止となった…)。ただ、ジジイたちの猛烈な熱量については、原作を遥かに凌駕していると言えるだろう。ドルガンとガラフとか、同じキャラの1カメと2カメだろ…。
 ――ちなみに。上の画像に登場するキャラのうち、タイクーン王については、
「暁の四戦士」ではないのだが、しれっとラスト付近のシーンでは同列として登場している。また、オープニングで彼が発する「風の様子が変なのだ…」は、何と言うことの無いセリフだったのだが、スマホ版の変な顔グラフィックにより、今ではカルト的な人気を誇るようになった。この画像が貼られると、「お前の顔が変なのだ…」などと返されるのが恒例となっている。

 ということで、FF4のオープニングムービーと、ライトニングリターンズのラストシーンでは、
「※ただしイケメンに限る」であったが、FF5のスマホアプリ版では、「※イケメンに限らない」という結果となった。見た目は重要であるが、必ずしも正統派の美形のみが求められているというわけではないのだ。皆さまも、バイザーと羽と触角を付けて、「俺の様子が変なのだ…」などと喋ってみたりすると、大人気になれる…かもしれない。

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2021年9月29日(水)
【FF9】Vitaリモプで背面タッチが暴発する


 
なんでFF9だけ…


 現在、FF9の【回復禁止 低レベルクリアー】において、極端な低確率の挑戦が続いている。元々、FF9は、FF13のボス戦タイムアタック企画がキツかったため、その間を埋めるように、”簡単なプレイ”として始めたものである。しかし、FF9のほうで、オズマ戦という★史上最悪レベルの運ゲー★にぶち当たってしまい、FF13のほうもラスト1戦があまりにもキツいため、2つとも進行がストップしてしまった。だが、ここで3つ目のタイトルを増やすのは非常に危険と判断し、「管理人の日記」を更新しながら、もう1ヶ月近くFFのほうを頑張っているという状況である。
 …そんな中、プレイを楽にする手段として、私は久々に
PSvitaリモートプレイの存在を思い出した。PS4には、PS4ソフトを「リモートプレイ」で他機器に配信する機能があり、Vitaであればボタンが付いているため、携帯機のような感覚でPS4ソフトを操作できる。そして、リモートプレイを使っていても、PS4本体からの映像出力は引き続き行われるため、外部機器を用いることで、「パソコンを使って最高画質で録画をしながら、Vitaで寝っ転がってプレイする」ということも可能である(ただし、PS4本体の録画&配信機能は、止まってしまう場合がある)
 ――ということで、各種のやり込みプレイでは、稼ぎ作業や試行錯誤などを楽にするものとして、非常に有用と思われるのだが…残念ながら、この「リモートプレイ」は、
FF9のPS4リマスター版を動かすには全く駄目であったのだ。

 では何故、リモートプレイでのFF9は駄目なのか。それは、Vitaの操作性や性能が悪いのではなく、
ボタンとの相性が最悪なのである。
 …というのも、PS4リマスター版のFF9には、
「オート戦闘」という機能が搭載されており、その内容は「自動的に『たたかう』のみを繰り返す」という、使いづらいものになっている。そもそも、初代PS版のようにボタン押しっぱなしでコマンドを繰り返してくれるのなら、こんな機能は不要であった。そして、そのモードのON/OFFを切り替えるのがR2ボタンというのが更に厄介である。PS4コントローラーのR2ボタンは、”トリガー”のようになっており、シューティングやカーレースなどのゲームで“押し込んだ感”を演出してくれるのだが、逆に少し握っただけでオンになったり、地面に置いたときに勝手に入ってしまったりすることもある。とりわけ、稼ぎプレイや、回数を必要とする試行錯誤では、集中力が切れて、この手のミスを犯しやすい。そして、いざオート戦闘モードが入ってしまうと、強制的に全員が「たたかう」を繰り返すだけとなり、もしこれがバトル中であれば、致命的な事態となってしまう。
 ――そもそも、FF9のPS4リマスター版には、「オート戦闘」の他にも、「高速モード」「エンカウントなし」「HP/MP/トランスゲージ常に満タン」「ダメージ9999」という4つのブースト機能が搭載されており、これらはゲームをポーズした状態でON/OFFを切り替える。なら、
「オート戦闘」こそ、ポーズ画面から設定できるようにすれば良かったのだ。それか、せめて「直前に入力した行動を繰り返す」という内容なら、今よりも暴発度は下がり、利用法も増えていただろう。どうして、こういう誰も得をしないような機能を用意してしまったのか…。

 そういうわけで。「PS4リマスター版FF9のオート戦闘機能」は、そもそも暴発しやすく使いづらいのだが、これがVitaのリモートプレイと組み合わさると、
もはやプレイに支障をきたすレベルとなる。
 …というのも、
Vitaには、R2・L2というボタンが無く、右上・左上に相当するボタンはR・Lの1つずつである。これについては、後年に登場したニンテンドースイッチを携帯モードで使った場合、据え置きゲーム機のコントローラーのように”握り”の部分が無いため、RとZR(PSでいうR1とR2)を同時に使うような操作…例えば、ガルク(モンハンライズで移動役として登場する犬)で加速[R]をしながらジャンプする[ZR]といった操作が極端に行いづらかった。そのため、Vitaでは携帯専用機としての操作性を考え、RとLを1つずつとしたのだろう。これ自体は、決して理解できないことではない。だが、PS4ゲームを強引に操作したいとなった時に、ボタンが足りない問題を解決するため、背面タッチパネルにR2・R3・L2・L3を割り振ってしまった。これが良くなかった…。
 ――というのも、前述の通り、FF9のPS4リマスター版では、
バトル中に「R2」に触れると、オート戦闘が発動し、味方全員が「たたかう」を繰り返すだけになってしまう。そして、Vitaの背面タッチパッドは、極めて暴発をしやすい。一応、「R2」に相当する部分は、背面タッチパッドの“中央寄りの右上”(正面から見て)と奥まってはいるのだが、少し握り込むだけで、簡単に人差し指か中指が当たってしまう。また、酷い時は、地面に置いただけで反応することもあった。そして、いろいろとPS4本体やVitaの設定をいじってみたが、リモートプレイにおいて、背面タッチパネルをオフにしたり、割り当てられるボタンを変えたり…ということはできないようだ。アーカイブスやPSPソフトでは、「背面タッチを使用しない」や「タッチスクリーンが担当するボタンを変更する」という設定があるのに。これらの場合、タッチパネルの左下にボタンを割り振り、片手でプレイする…という方法に利用できたりもした。

リモプ専用の携帯機を”PS5の周辺機器”枠で出してくれないかなあ


 ということで。結論として、PSvitaリモートプレイでPS4リマスター版のFF9をプレイしようとすると、背面タッチの「R2」によるオート戦闘が頻繁に暴発する。その頻度たるや、
まともにゲームが成り立たないほどである。少なくとも、操作ミス=即死となるような高難易度バトルでは使用できない。
 …しかしながら、ソフト側でも、Vitaリモートプレイをした場合の専用のボタン配置も設定できるようである。そのため、
FF9のPS4リマスターが、開発時にVitaリモートプレイを想定して、背面タッチでオート戦闘が暴発しないように専用設定を作る手もあっただろう。しかしまあ、リフレクで魔法を跳ね返す時の効果音すら実装できないスタッフが、そんな手間を掛けるわけがない。また、Vita側においても、リモートプレイのアプリケーションで、「背面タッチを使用しない」「ボタン割り振りを変更する」といった機能があれば、暴発しないような設定を私の側で行えた。初代PSアーカイブスやPSPソフトでは、そういうプレイヤーごとの創意工夫が行えたのに、リモートプレイでそれを実装しないというのはよく分からない。そして残念ながら、VitaはPS5のリモートプレイに対応しておらず、今後のアップデートは絶望的なので、そちらの面の改善も望めない…。
 ――そういうわけで。残念ながら、Vitaリモートプレイは、いま頑張っているFF9のプレイには使えなかった。もし、背面タッチの暴発を避けつつ使うとなると、
ちょっとしたプラスチックや紙を貼り付けた程度では貫通してしまうため、専用のアタッチメントを買うか、または分解して背面タッチのパーツを丸ごと抜き取ってしまうという強引な方法も考えられるだろう。やれ、「携帯機としての持ち回りを維持しつつ、据え置き機のような操作性を実現する」というテーマは、なかなか頭の痛い問題になっているようだ…。

 ということだと思っていたのだが、暇潰しにPS4でのFF作品
(FF7,8,9の各リマスター、FF10&10-2、FF12ゾディアックエイジ版、7リメイク第1弾、あと「ワールド・オブ・ファイナルファンタジー」)をPSvitaリモートプレイで起動し、その操作法を「ボタンガイド」で調べてみたところ、FF9以外の作品は全て、R2・L2・R3・L3の操作が、前面タッチパッドに割り振られていた。この場合には、暴発の危険性は低く、アクション性を要さないような作品や場面であれば、特に問題なくプレイをしていくことが可能となる。また、これまでは「画質の劣化」「映像&音声がぶつ切りになる現象」に悩まされていたが、それについても、PS4本体のインターネット接続をオフにする」という方法で、強制的にローカル通信にでき、安定性を確保できることが分かった。
 ――ということで。今後、当サイトにおいて、PS4で動作する
FF9以外のFFやり込みをする際には、稼ぎや単純操作の繰り返しなどを行う場合に、このPSvitaリモートプレイが役立ってくれることだろう。やはり、携帯機を使って、自由な姿勢でゲームができることは素晴らしいのだ。なんでFF9だけ…。

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2021年9月24日(金)
【N64追加】サブスク注意…“タダ”より高いものは無い


 
逆に、ファミコンとスーファミを減らすというプランは出ますか…?


 本日午前7時のニンテンドーダイレクトでは、FF関連タイトルについて、
「チョコボGP」というレースゲームが発表されたが、本編のRPG作品に関する発表は無かった。毎度、スイッチにFF13シリーズの移植があれば、ライトニングさんのファンが更に増えるのでは…と思っているので、残念である。
 ――しかし、その発表会では、定額サービスである「スイッチオンライン」について、新たに
ニンテンドー64(N64)のタイトルを遊べるようになるという情報が公開された。ただし、追加料金有りでである。これについて、最近の私が“サブスク”に対して思うところと重なる部分が合ったため、今日の日記では、その辺りについて語ってみよることにしよう。

 まず、
「サブスク」とは、“サブスクリプション”の略であり、一言で表すと、定額制のオンラインサービスのうち、特に“レンタル”の性質を持った物のことである。ゲーム界隈においては、PSplusの「フリープレイ」、スイッチオンラインのFC&SFCソフト配信、Xboxなら「ゲームパス」などが存在する。
 …また、ゲーム以外の業界においては、映画やアニメなどをオンライン配信する「アマゾンプライム プライムビデオ」などが、これまた定額制の「アマゾンプライム」の一部として提供されている。この手の映像配信サービスは、500〜1000円程度と割安であるうえ、ゲームと異なり、
ビデオ配信は多少の遅延が発生しても大きな問題とならない。しかも、テレビ生放送と違って、見られなかったり録画しなかったら終わりではなく、アーカイブスから好きな作品をいつでも選択できる。そういうわけで、映像配信業界においての“サブスク”は、他とは比べ物にならないほどの大ブームを巻き起こしている。そう遠くない未来に、テレビ放送のほぼ全ての分野は、“サブスク”に飲み込まれることであろう。
 ――その他、最近では、非物理系のオンラインサービスだけでなく、「実在する商品の、定額料金での提供」も、“サブスク”と呼ばれることがあり、服や車といったものから、食べ物系まで、様々なものがあるようだ。これらも、「サブスク」の原義からすると、別に間違ってはいないが、個人的には少しズレていると感じる。そういうわけで、本日は「定額レンタルを提供するオンラインサービス」という部分に、要点を絞っていきたい。

 さて。この手の定額制サービスは、
見た目は安価で提供されることが魅力である。
 …例えば、今年3月には、PSplusフリープレイにて、あの
「FF7リメイク(第1弾)」が配信された。フリープレイは体験版ではないため、フルゲームとして、本編の内容を全てプレイ可能である(ただし、このバージョンは、PS5版へのアップグレードができない)。また、PSplusも、割高な1ヶ月加入でも850円「年間加入かつセール時に購入」という最安値ならば月あたり300円程度にまで抑えることも可能である。FF7リメイク第1弾は、中古ディスク版が未だに3000円程度の価格を保っており、DL版のセールも最安値で4939円(50%OFF)である。未だに在庫ニングさんのような感じにはなっておらず、商品価値が存在するのだ。ということで、それが300円〜850円でプレイできるというのは、獄安と言って良いであろう。
 ――そして、PSplusの加入者は、世界で約4500万人という大所帯になっている
(参考:PS4の売上が1億2000万台程度)。そのため、「FFシリーズに興味はあったが、自分からは手に取らなかった人」に遊んで貰える機会にもなり、仮に100人に1人が楽しんでくれるだけでも、45万人のファンを増やせることになる。そういうわけで、企業にとっては、次回作や関連商品に興味を持ってもらえるきっかけとなるし、ユーザー層においても、界隈を活発化させる起爆剤になりうる。だからこそ、私についても、FF7リメイク第1弾のフリープレイが公開された時には、「定価で購入したゲームの価格が、たった1年で暴落してしまった!」という気持ちはあったものの、そこはあえて我慢し、フリープレイ追加への紹介記事を書いて、多くの人にプレイしてもらおうと思った【日記:2021/2/27】。フリープレイは、単純な叩き売りや損切りではなく、様々なメリットが存在するからだ。

ハワーッ!


 というわけで、この手の定額制配信サービスこと“サブスク”は、
見た目は割安であるため、今の世間で大ブームとなっている。しかし、資本主義企業が、ただ単純にユーザーに得をさせるためだけに、この手のサービスを提供しているわけがない。サブスクは、上手に使わなければ、大損となってしまうのだ。

 例えば、私の場合、アカウント情報から調べたところ、どうも
2015年7月からPSplusに継続加入をしており、期限は来年3月までとなっているようだ。それについての料金を計算してみることにしよう。継続期間は、ちょっと計算を合せられなかったのだが、まあ2441日で81ヶ月ということにした。また、基本的には、割高な1ヶ月自動延長ではなく、「1年利用権を」「セール時に」購入しているため、最安値である30%OFF、つまり月額換算で300円とする。それらを合計し、この7年弱の加入料は、合計で24300円となる。
 …では、私が24300円ぶんのフリープレイタイトルを遊んでいるかというと、
そんなことは全く無いのである。「これまでに配信されたフリープレイソフトの一覧」【こちらのページ】に載っていたので、それで該当期間を振り返ってみた。すると、まともに遊んだと言えるタイトルが、「バイオハザード(1リメイク) HDリマスター(2016/10)」「バウンド 王国の欠片(2017/9)」「フォールガイズ(2020/8)3作しか無かったのである。これらを、仮に通常購入するのに2000円が掛かるとしたところで、合計6000円にしかならず、合計加入料の24300円から考えると大損である。それなのに、プレイしている時は「これらのゲームが300円で遊べるなんてお得!」と思っていた、いや思わされていたのだ。
 ――もっとも、PSplusのサービスは、フリープレイだけでない。PS4世代からは、「オンラインでの同時プレイ」を行う際にも、Plusへの加入が必要となった。よって、それの利用料を兼ねているという考え方もできるだろう。しかしながら、私が最も長くプレイしていた「モンスターハンターワールド&アイスボーン」であっても、合計のプレイ期間は2年程度である。この2年間だけ、セールなしの年間5143円でPlus利用権を購入したとして、価格は+10000円程度であり、やはり81ヶ月ぶんの加入料には及ばない。
私は、PSplusに長期加入をすることで、損をしていたのだ。

 しかし。この手のサブスクサービスの巧妙なところは、
損をしているのに、損をしていないように感じさせることである。
 …例えば、私の場合、フリープレイで多数のソフトが配信されていたとしても、実際に遊ぶものは少ない。しかしながら、1本ぶんのフルゲームが手に入ったとなると、実際に遊ばなくとも、どこか得をした気持ちになってしまう。
この「得した気持ちになる」というのがミソであり、これがあるからこそ、世界中でサブスクが大流行しているのだ。しかも、オンライン配信系のサブスクは、原価がとても安い(ほぼ0?)ため、超ヘビー級の利用者が現れたところで、痛くもかゆくも無い。加入者が増えれば増えるほど儲かる仕組みとなっているのである。
 ――やれ、世間では、フリープレイに大作タイトルが配信されると、「タダで貰えて嬉しい〜!」などと、わざわざ反感を煽るような書き込みが為されることがある。しかしながら、
フリープレイは“タダ”ではなく、月額を払って受けているサービスである。そもそも、「Free」も、“無料”ではなく、“自由に遊べる(体験版のような制限が無い)”という意味であろう。しかしながら、これはわざと混同を狙っているように感じる。まるで“無料”で遊べるような感覚で、月額を取るのが、サブスクのやり方なのだ。そして、「タダで貰える」と言っている人が居るということは、もはやお金を払っている感覚すら消失しているということである。ここまで上手く集金ができてしまえば、もはやソニーとしては笑いが止まらないはずだ。もちろん、ソニーだけが悪魔的なことをやっているというわけではなく、任天堂やマイクロソフトの同系統のサービスも、もっと言うと他業界のサブスクサービスも同様であろう。営利企業が、都合よく私たちを得させてくれるわけがない。FF7リメイク第1弾を遊ばせてやる。しかも、無料でだ! …とは行かないのである。

※こんなシーン無いです


 そういうわけで。サブスクは、
得をしているように見せかけて、損をしている場合があるので、よく考えて利用しなければならない。
 …具体的に、損をしない利用法としては、
「配信されたタイトルを、そのつど遊んでいく」という方法であろう。PSplusフリープレイでは、発売1年ほどが経てば、フルプライスのゲームであっても配信されることがあり、仮に定価の半額としても、3000〜4000円程度の価格が付く。それを、月額最安の300円で遊べるのならば、十分に得をしたと言えるだろう。ただし、通常の価格で買わなかったということは、大なり小なり自分が値段分の価値を見いだせなかったということなので、この利用法で満足をするのは、意外と難しいかもしれない。
 ――次に、
「目当てのソフトが出た時だけ、短く加入する」という手がある。例えば、この9月に、XboxゲームパスでFF13が配信される(海外のみ)ということが話題になったが、FF13のXbox版は1980円であるため、月額850円の1ヶ月間でクリアすれば、その差額だけ得をしたことになる。また、PSnowで既に始まっている、FFシリーズ旧作(7,8,9、10&10-2、12)の配信も、それぞれを1回遊んで終わりということにするのならば、通常のDL版をセール価格で買うよりもお買い得である【日記:2021/9/3】。これらのサービスは、どれも基本的に短期加入はかなり割高であり、価格面でも長期加入を勧めてくるのだが、そうなると無駄遣いをしやすくなってしまうため、どのプランが一番良いのか見極める必要がある。
 その他、お金に余裕があるのなら、従来の私のように、
「ずっと加入をしっぱなし」という手もある。そうすると、いちいち細かな料金を気にしなくて良くなる。また、金銭的な損をしていたとしても、DL版のソフトがどんどん増えていくため、所有欲を満たせる。これはなかなか重要なポイントである。というのも、根本的なことを言えば、ゲームは娯楽なのだから、お金を払ったぶんの満足感を得られれば、それはそれで良いということになるからだ。

 さて。本日の冒頭の話題に話を戻すと、新たに「ニンテンドースイッチオンライン」にN64のソフトが追加されるが、これまでの基本料金とは異なり、専用の追加料金が必要となる…ということであった。
 …さて、この手のサブスクは、
「得をした気持ちにさせて、大勢の人に入ってもらう」というのが最重要である。そのため、恐らくは月額換算30円とかの、相当に攻めた価格となるのではないだろうか。それでソフトが初期8本から次々と追加されていけば、相当なお得感を得られるはずだ。
 ――しかしながら、実際のところ、多くの人は、配信されているN64ソフトのうち大半に手を付けず、付けたとしても30分くらいでやめてしまうことがほとんどであろう。しかし、レトロゲームなど、それくらいで十分な満足感が得られてしまうことも珍しくない。よって、仮に単品売りより割高になったとしても、関係ない。
客が満足してお金を払い、そして販売側も利益が出ていれば、それで良いのである。

 いっぽう、私自身の話に移ると、上記のように、
PSplusでは損をしているということが分かった。また、ここ数年の生活で、貯金の大切さが嫌というほど分かったので、以降も当分は我慢して、お金を貯めていく期間としたい。
 …そういうわけで、来年3月にPSplusの期間が終わったら、延長せず、そのまま解約してみることにする。その後に、PSplusやPSnow、もちろんスイッチオンライン
(+N64追加パック)やXboxゲームパスなどについても、無闇矢鱈と長期加入をせず、必要に応じて短期プランのほうも上手く使っていきたい。私の場合は、様々なソフトを入手するよりも、ピンポイントで購入したほうが、安く済ませられるようだ。日本政府サブスクを解約するのはとても大変だが、ゲーム会社との契約くらいなら簡単に変えられるため、いろいろと試してみるのである。
 ――やれ、最近の世間では、何でもかんでもサブスクにするせいか、
サブスク貧乏なる言葉が存在するという。「フリープレイ」は、決してタダではない。タダのように見えるのは、そう思わせられているだけだ。結局、“タダ”より高いものは無い、ということである。

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