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管理人の日記

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2019年3月18日(月)
PS3の思い出


 
私にとってはFF13のためのハードでした


 先日、長い長いFF13企画も無事に終了し、私のPS3もその役目を終えた。そういうわけで、本日は
「PS3の思い出」を振り返ってみることにしたい。
 …まず、PS3こと
「プレイステーション3」は、日本ゲームが全盛期であったPS2の後継機として登場し、「Cell」と呼ばれた専用CPUを始めとし、「ブルーレイディスク」「HDMI出力」など、2006年当時としては桁外れの超絶高性能を持って発売された。しかしながら、その船出は出鼻からくじかれる形となり、5〜6万円という高い価格設定が足を引っ張ったうえに、当時はその性能を活かしたソフトも少なく、ライバルハードの攻勢にもハッキリ遅れを取っていた。前にも書いたが、当時は「PS3は何故失敗したのか」という題名の本がコンビニに並ぶくらいに、不出来なハードであると思われていたのだ。
 ――その後、長い期間が経ち、2009年12月の「ファイナルファンタジー13」など、PS3の性能を活かせるようなソフトが出ると、少しずつ普及が進んでいった。しかしながら、既に日本市場ではDS/PSPなどの携帯機に人気がシフトしていたうえに、海外ではXbox360と市場を分け合う形となり、さらにそれから少し後には携帯電話
(スマートフォン)が爆発的に普及していったことにより、結局のところPS2時代のような一極集中は取り戻すことができなかった。捉えようによっては、PS3が日本ゲーム市場を衰退させたと言えなくもないくらい、多くの問題を抱えたハードであったのだ。

 ただ。それをもって、「PS3は失敗」と判断するのは、私は違うと思うのである。PS3は、市場を分散させ、製作者にもユーザーにも混乱を強いたという点はあったものの、
その後のPS4に繋がる多くの反省点を残したからだ。
 …例えば、メインプロセッサの「Cell」に関して言えば、当時はPS3以外の様々な機器にも積んで一大コンピューティングを作り上げるという壮大な構想があり、PS3がその中核を担うという感じであったようだが、PS3世代ではPCやXboxとのマルチプラットフォームが基本となったため、専用構成による開発のしづらさが大きく足を引っ張る形となった。それを反省して、
PS4では汎用PCに近い構成とし、ソフトウェアの作りやすさを重視することになった。もし、PS3の失敗がなければ、PS4もピーキーな本体設計で、性能を引き出すのが大変なハードとなっていたかもしれない。そうなれば当然、制作側にもユーザー側にも、大きな不利益が生まれていただろう。
 ――また、PS3時代に先駆けて搭載していた、「ブルーレイ」「HDMI」といった技術は、2006年のゲーム機としては完全にオーバースペックであった。しかしながら、それから13年が経った今となっては、
もはやそれらの無いゲームなど考えられない。また、同じくPS3世代に多くの投資を行った「ネットワーク機能」「プレイステーションのワールドワイドスタジオ」などは、PS4世代になって花開き、製作者と消費者に莫大な利益をもたらしつづけている。それらを考えると、PS3の“失敗”は、「必要な失敗だった」とも言える。あのPS3が有ったからこそ、今のPS4時代が存在するのだ。もっとも、日本メーカーに限ってみれば、もう二度と全盛期は戻ってきそうにないが…。

 そんなわけで。業界的には、PS3は失敗と成功の二面性を持つと評価するのが妥当なところであろうが、私個人としてはどうだろうか。それはもう、
「ファイナルファンタジー13」のためのハードだったと言うしかないものだ。
 …というのも。
「ファイナルファンタジー13」は、忘れもしない2009年12月17日に発売されたタイトルだが、その初報は2006年5月と、FF12が発売されてすぐの頃に発表が為された【E3 2006の動画】。この頃は、ソニーも今とは比べ物にならないくらい日本市場に力を入れており、FF13もPS3の専用タイトルとして猛プッシュをしていた。しかしながら、当時はマイクロソフトもゲーム市場を奪い取ろうと尽力をしており、「Xbox360へのマルチ化が決定」「日本ではPS3独占」「日本でもXbox360版が発売」と、少しずつトーンが弱まっていったのには、きっとマイクロソフト陣営からの横槍もあったのだろう。そして、そうやって開発が右往左往したこともあってか、それとも純粋にスクウェアエニックスの開発力が既に落ち始めていたのか、FF13自体が賛否両論の作品となってしまった。その後、PS3ソフトを中心とした「ファブラ・ノヴァ・クリスタリス」構想も中途半端な形で立ち消えとなり、そしてスクエニは二度とまともなFFの正統続編を出せなくなってしまった。
 ――と。
そんな業界事情とは関係なく、私個人はFF13を楽しんでいった。初回プレイの印象はそれなりという感じであったが【2010/1/5】、その後に「クリスタリウムなしクリアー」というやり込みプレイを始め、それを連載していく中で、評価は一変し、FFの中でも最高峰のものとなった。そして、その後の2011年には、シリーズ内続編の「FF13-2」が、同じく2013年には「ライトニングリターンズ」が発売され、それぞれ初期の評価は散々なものであったが、最終的にはシリーズ全てを楽しめるようになった。あの、2014年12月から始めたFF13企画【2014/12/17】は、4つの壮大なプレイ日誌を1年で完結させるという当初からファブラノヴァ級に無理な構想であり、実際に様々な事情によって大幅に遅れてしまったものの、4年3ヶ月を掛けて全てを完結させることができた。文章としても、プレイ内容としても、当サイトにおける史上最高の戦いであり、これを超えるようなゲーム体験は、今後も永久に無いであろう。それくらい、私にとって「ファイナルファンタジー13」とそのシリーズ作品は、特別なゲームであったのだ。

 そんなわけで。私にとって、PS3は
FF13のためのハードであった。他にもプレイしたゲームは僅かながら存在する(「地球防衛軍4」「バイオハザード5」など)ものの、FF13シリーズの圧倒的な印象には遠く及ばないというものだ。
 …さて。世間のゲームの主戦場は完全にPS4へと移り、そこで遊びきれないほどの大作が数多く発売され、海外タイトルも含めれば、PS2時代すら凌駕するような新たな全盛期となっている。もちろん私も、現在のPS4の状況には概ね満足をしているし、PS3時代から支え続けてきた人間として、嬉しく思う気持ちもある。だが、PS4には、PS3でのFF13のように、
私にとって圧倒的な存在感を持つソフトが出ていないのだ。平たく言うと、私はPS4にも「FF」を求めていたのである。題名が付いただけの粗悪品ではない。魅力的な演出と斬新なシステムを兼ね備え、やり込みプレイの対象としても遊べる、最先端ゲームとしての「ファイナルファンタジー」を…。だから、どれだけPS4で多くの新作が出ようとも、私の心にはポッカリと穴が空いたような感じとなってしまっている。そういう観点で捉えると、世間の印象とは裏腹に、私にとってはPS3は成功で、PS4は失敗とも言えるのだ。
 ――というわけで。私にとってのPS3は、あの「ファイナルファンタジー13」に出会えたという意味で、とても素晴らしいハードであった。またPS4でも、他のハードであっても、あのように深く楽しめるゲームを見付け出したいものだ。長い間お疲れ様でした、PS3さんm(_ _)m

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2019年2月27日(水)
【!?】Xboxで躍動するFFたち…60fpsFF12に4KFF13


 
性能的にはPS4proでも60fpsにできたんじゃない?
 


 先日、“PS4版FF12”こと
「ファイナルファンタジー12:ザ・ゾディアック・エイジ」のスイッチ版とXboxOne版に、システム面での追加要素があることが発表され、界隈に衝撃を与えた。本日は、地味にXboxへと注力しているファイナルファンタジーの数々について紹介してみたい。
 …やれ、「FF12:ザ・ゾディアック・エイジ」がスイッチ&Xboxの2機種に移植されるということ自体は、既に公開されていたものの、恐らく大半の人は、PS4のベタ移植かむしろ劣化版というくらいにしか捉えていなかったであろう。そのため、この情報は様々な人に驚きを与えることになった。そして、その追加内容も、
「ジョブがリセット可能」「ガンビットを3種類保存」「強くてニューゲームで所持品引き継ぎ」などと、PS4版をやったことのある人なら“かゆいところに手が届く”という感じのものであり、しかもXboxOneX(PS4proのような、XboxOneの上位機種)ならば、60fpsでなめらかなゲームプレイが可能となる。PS4版の頃は、PS2のリマスターなのに30fps(proでも)だったため、もうちょっと頑張れるのではないかと当時から思ったものだった。
 ――ちなみに、これらの機能をPS4版にもアップデートで追加するかということだが、
個人的には望み薄だと思っている。まず、発売2ヶ月前になって、この情報を発表してきた理由は、明らかに宣伝目的であり、既に販売したPS4版に無料アップデートを行ってしまうと、その効果が薄れてしまう。また、ドラクエ11の例で分かるように、スクウェア・エニックス自体が、旧世代の“完全版商法”を今なお行っている会社である。そして、60fps化に関しては、PS4proとXboxOneXでは、後者のほうが1年後の発売であり、性能も上とされているため、ひょっとしたら本当にPS4proでは30fpsが限界だったのかもしれない。まあ、あれくらいの見た目なら、proどころかノーマルPS4でも60fpsにしてほしかったくらいなのだが…。
 というわけで。後発移植版の中でも、特にXboxOneX版は、PS4版の明らかな上位と言える存在である。しかしながら、どうせコアなファンがハードを変えてまで買ってくれることを期待するのであれば、
無印パッチ(ライセンスボード/装備品の性能/敵能力などがPS2オリジナル版に準拠)くらいは用意してほしかった。まあ、PS4の時は、発売から4ヶ月が経って「空賊の隠れ家」などとしょうもないものを追加してきたスタッフたちだから、何かの間違いで突然PS4版にもアップデートが来るかもしれない。もし、無印パッチが出るなら、その時はもう1回くらい縛りプレイをやってみても良いかな。

 そして。Xbox版ファイナルファンタジーの躍動は、上記のFF12の例に留まらず、
FF13にも及んでいる。やれ、FF13とXboxというと、いろいろと曰く付きの話が多いのであるが、それはともかくとして、実はFF13シリーズは、XboxOneXにて4K画質でプレイすることができるのだ。
 …というのも、「FF13シリーズ」こと、FF13/FF13-2/ライトニングリターンズの3作は、PS3の他にもXbox360
(XboxOneの前世代機)で発売されている。そして、XboxOneは一部タイトルでの下位互換性を持っており、DISC&ダウンロード版のFF13シリーズをプレイすることができる。ここまでなら、ただ互換があるというだけであるが、ポイントはここからだ。上位機種のXboxOneXには「XboxOneX Enhanced」というENH機能があり、互換ソフトを最大4K画質で遊ぶことができる。FF13シリーズも、その対象に入っているということだ。更に、Xbox360版のFF13というと、記録メディアがDVDディスクで容量が足りず、CGムービーの画質がPS3版に比べて大きく劣化していたのだが、この4K版のFF13は、スクエニからムービー素材を再入手し、Xbox360当時よりも高画質なムービーを楽しめるという(PS3版より綺麗?)。なお、フレームレートについては、残念ながら30fpsであり、PC版の最大設定には及ばないものの、場面によっては処理落ち軽減などのメリットが得られるようだ。そして、更に大きな点として、このようにXboxOneXでのFF13は、リマスター版並みの手間が掛かっているにもかかわらず、信じられないことに、前のFF13シリーズのDISC版かダウンロード版を持っていれば、追加料金なしでプレイできるという(元のゲームソフトを持っていると、それを鍵として、新たに制作されたリマスター版をネットワークから無料ダウンロードできる、という扱い)
 ――やれ。FF13は、世間では賛否が別れているものの、PS3世代を代表するタイトルの一つであり、私にとっても一番深くやり込んだFF作品のため、そのPS4移植版というものは心待ちにしていた。ところが、そのリマスター版は、
まさかのXbox側で先に登場していたのである。一方のプレイステーション陣営はというと、PS4での高画質版が影も形も無いことはもちろんとして、PS3の初代FF13に至っては、未だにダウンロード版すら存在しないという始末である。また、仮に発売されたとしても、互換性という扱いではないため、新規にソフトを購入する必要があるだろう。もちろん、それが普通なのだが。

 ということで。日本での認知度は極めて低いものの、Xboxの最上位機種であるXboxOneXでは、
FF12とFF13シリーズを最高画質で遊べるということが分かった。まあ、FF12に関しては、PS4版のほうが先にプレイできたため、相互互換という捉え方もできるかもしれないが、FF13シリーズについてはXbox側が完勝である。もし、FF13シリーズのファンで、資金に余裕がある人のならば、これだけのためにXboxOneXを買っても良いのではないだろうか。
 …やれ、プレイステーション陣営は、確かにPS4で圧倒的品質のソフトとサービスを提供し続け、海外ゲームも含めれば、PS2の再来とも言えるような状況を作り上げた。しかしながら、過去作のサポートについては、
PS4の下位互換性なし&Vitaの出荷終了で、事実上の打ち切りである。そのため、今回のFF13リマスターに関するXbox側のような亀対応については望むべくもなく、その入り口にすら立っていないのだ。
 ――まったく。私はこれまで、初代Xboxでの「プロジェクト:ミッドウェー」という嫌悪感をもたらす名称
(関連:【2016/6/5】、360の時に多発した「プレイステーションで人気絶頂だったタイトルの新作が唐突にXbox独占となる」といった怪奇現象、そしてFF13でもPS3独占撤回からのイザコザ(まあ、当時はソニーもFF13関連でいろいろ工作していたのだが…)によって、Xbox陣営全体に強い不快感をいだいていた。しかしながら、それから長い時間が経った今となっては、もう過去の印象を†悔い改める†べきなのかもしれない。少なくとも、FF13シリーズにこれだけの対応をしてくれた点では、PS陣営よりもXboxのほうが圧倒的に優れている。そして、Xboxだけではなく、スイッチにも長所があり、当然プレイステーションにも独自の魅力が存在するのだから、もはや無理に1番を決める必要は無いのである。
 ということで。今の私のXboxに対する印象を、FF13の渋い名シーンで例えてみると、だいたいこんな感じになるのである…。



















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2019年2月21日(木)
Vita2000番台・分解修理…やっぱりネジが足りなかった


 
まさかネジすらコストカットの対象にしたのか?


 私の使っているVita2000番台が、あまりにもスティックの不具合が多かったため、ネットで調べて分解を行ってみたところ、やはり
左右スティックのネジ止めが1つしかないということが判明しました。正直、ソニーがこんな手抜きをするなんて、ガッカリです。
 …やれ。PSvitaに関しては、先日「近日出荷完了予定」とアナウンスされ、7年強の歴史に終止符を打つことになったが、私としては、寝っ転がりながらプレイする「遊戯王アークファイブ:タッグフォースSP」を中心に、
今なお触り続けているハードである。とりわけ、PS4が初代PSアーカイブスに対応していないこと、そしてPS1/PSP/Vitaなどの古いソフトであっても携帯機なら遊びやすいということもあって、今後も過去のソフトをプレイするハードとして、Vitaは一定の役割を果たし続けるだろう。本体の出荷が終わったとしても、それですぐにVitaのサービスまで終わってしまうわけではないのだ。
 ――しかしながら、このVitaの中でも、初期型の発売から2年後に登場した「PCH-2000シリーズ」、通称
2000番台には、私は辛口にならざるを得ない。まず、薄く軽くなり、携帯機としての利便性が増したのは、大きく評価できる。しかしながら、初期型の特徴であった「有機EL画面」「ただの液晶」にランクダウンしてしまい、発色の美しさが見る影もなく落ちてしまった。また、今回の話題でもある「スティックが1方向に入力しっぱなしになる」という新たな不具合が発生している。さらに、ここまでコストカットを行っているにも関わらず、販売価格は1000番台と同じという体たらくである。正直、現在の末路は、推して知るべきであった。このようなVita全体に対しては、「【2019年生産終了】PSvitaの思い出」と題して、【2018/9/20】にも厳しめの評価を下しているので、そちらも併せてご覧いただきたい。やれ、愛用していた1000番台を知人に安く譲り、2000番台に買い替えたのは、本当に失敗であった。PSPは後ほど出来が良かったのになあ…。

 そんなVita2000番台なのだが、私は前々から、上記の
「スティックが1方向に入力しっぱなしになる」という不具合に苦しめられていた。これは、左右のスティックが、触っていないのに勝手に一方向に倒したのと同じ状態になるというものであり、発生頻度が数秒に1回程度と極めて高く、ゲーム性に著しい悪影響を与える。その対策として、「いったん電源を切ってスティックを大きく回す」、または「スティック下部に入り込んだホコリを清掃する」といった対策が述べられているが、どちらも私の場合はこれといった効果が無く、すぐにスティック問題が再発してしまっていた。
 …ところが、私には一つだけ、試していない対策があった。それは、
分解である。というのも、どうもVita2000番台には、左右のスティックを止めるネジ穴が2つのうち1つか埋まっておらず、それを修正することにより、上記のスティック問題を解決できるという話があったのだ。
 ――やれ、私としては、少し前に中古屋でそこそこ状態の良い初期型Vitaが7000円で売られているところを見て、それを買い直すのも良いかなあと思い、2000番台に対するこだわりが薄れていたところであった。そのため、この分解修理でスティック問題を直せたら良し、直せなかったり分解に失敗して壊してしまったりしたら、それもそれで良し…ということで、Vita2000番台の分解を試してみることにしたのである。


■注意■
PSvitaは、ご自身で分解行為を実施すると、
有料/無料/保証の有無を問わず、
あらゆる公式の修理/交換サービスを受けられなくなります。
そのため、分解は
あくまで自己責任で行うよう、よろしくお願い申し上げます。



 そんなわけで。私は、ピンセットと小型のプラスドライバーを用意し、早速Vitaの裏面からネジを外していった。なお、分解に関しては、以前に初期型PS3を分解したことがあり
【2014/6/30】、汚いので注意)、今回は2例目ということになる。まあ、購入から7年以上が経っており大往生だったあちらと、生まれつき不良品だったこちらとは、事情が若干異なってくるのだが。
 …さて、前のPS3の分解には、「トルクスドライバー」という専用の器具が必要となったが、今回は一般的なドライバーのみで取り外しを進めることができた。例によって、ネットの検索で出てきた記事を参考にしつつ、後ろの蓋を取り外し、背面タッチパッドに繋がるフレキシブルケーブルが
ズルリと抜け落ちてしまった時には戦慄したが、壊れなかったようで一安心である。そのまま、バッテリーが装着されている中央部は無視し、ケーブル類はしっかり「固定用のツメ」を立ててから抜きさり、左右のアナログパット方向を掘り進めていく。
 ――そうして基盤を裏返すと、やはりというか、私のVitaのアナログパットも、片側2つの穴に対し、
ネジが1つしか付いていなかったのである。しかも、一応は左右で上・下と対角になっていることから、これは故意犯、つまり明らかに分かってやっている行為だろう。この事例は、ごく僅かな組み立て不良ではなく、意図的な“仕様”である。そんなわけで、まずは同じサイズのネジを調達しなければならないのだが、ちょうど倉庫に壊れたPSP-1000(バッテリーを取り替えれば動く?)があり、その裏面のネジがピッタリ入るようだったので、そちらから拝借をさせていただいた。VitaとPSPが合わさり最強に見える…。

 そんなわけで、めでたくスティック部のネジは、恐らく本来の姿通り、左右2本・合計4本が埋まってくれた。あとは、元の形に戻すだけである。
 …やれ、組み立てに関しては、基本的に分解の逆順であり、無理な力を加えないように注意をしていけば、簡単に壊れるようなことは無い。そして、作業自体もそこまで難しくはなっていない…はずなのだが、最後の背面タッチパッドへのフレキシブルケーブルだけが
激烈な難易度になっており、それを装着するだけのために多大な労力を要してしまった。背面タッチパッドは、本体の裏面に接着されており、ケーブルを直接付けようとすると、カメラとカバーが接触してしまう。しかも、フレキシブルケーブルの装着部は、針の先くらいの太さしか無い。というわけで、頑張ってもなかなか接続ができず、背面タッチパッド機能をまるごと捨ててやろうかと考えたこともあったが、思い返し、本体と裏面カバーを縦にして、上(組み上げ後の本体からすると下)から覗き込むような形にしてピンセットで挿入し、なんとか無事にツメを閉じることができた。ふう、良かった…。
 ――さて、その後の動作確認でも、背面タッチパッドを含む全ての機能は良好であり、それどころか
組み立てている最中に勝手に電源が付いてしまうくらい元気なVitaであった。また、問題であったスティックの不具合も、現在までのところ一度も発生していない。やはり、根本的な原因は、内部のネジ不足であったのだろう。もし、今後は再発することがあったらここに追記しようと思うが、恐らくはそれも無いと思われる。
 
■追記(2019/2/27):その後の経過ですが、結局のところスティックバグは再発しました。最初は頻度・程度ともに改善されたと思ったものの、数日後には元と変わらないほどに悪化しました。ということで、このネジの取り付けも、スティックバグの根本的な解決にはならないようです。実施される場合にも、あまり期待をしすぎないほうが良いと思われます。そして完全な余談ですが、このバグが直らなかったことにより、上で触れた「中古屋の初期型Vita」を購入いたしました。こちらに関しては、その内容に満足しています。

 そんなわけで。私のVita2000の分解修理は大成功であったが、
これをもってやっと正常な状態になっただけであり、なんともやりきれない思いが強い。
 …やれ、私の本体は、2016年秋に新品で購入をした物である。そして、ネット上では同様の報告例が多数存在することから、恐らくはこの「ネジの足りないVita2000番台の本体」は、かなりの数が流通しているはずだ。そういった人で、もしスティックバグに困っている人が居たら、この分解修理を試してみる価値は有ると考える。もちろん、ホコリ除去など他の手段も試してみるべきであり、分解をすると
公式の修理が受けられなくなるので自己責任であるのだが、こんなことでわざわざ高い修理代を払うのも馬鹿らしい。というか、明らかな組み立て不良なのだから、本来ならソニーが全額負担して交換対応をすべきである。安全安心に関わらない娯楽分野だから流されているだけであって、根本的な部分は、いま社会を騒がせている違法建築と何ら変わらない。
 ――まったく。これまで、世間からそれなりに愛されてきたVitaちゃんは、どうやら
生まれつき障害を持っていたようだ。しかも、この例えだとすると、その障害は親であるソニーによって与えられ、治療を受けさせられることもなく放置されてきた。そのVitaちゃんを救うためには、先輩であるPSPおじさんの身を削り、外科的な手術によって治療するしかない。利用者自身が内部構造を直さないといけない機械は初めてだ。まったく、これまで私はゲーム屋としてのソニーを信頼してきたが、こんな駄作を出すなんて、まったくガッカリとしか言いようが無いのである。

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2019年2月14日(木)
ゲームボーイアドバンスの思い出


 
新作/続編/移植ともに、あの時代に合致した、バランス感のある携帯機でした


 本日2019年2月14日は、
「ゲームボーイアドバンスSP(GBASP)の16歳の誕生日だという。懐かしいもので、地味に私はGBASPを発売日に購入していたのだが、あれも既に16年前ということになる。年を取るわけだ…。そういうわけで、本日は「ゲームボーイアドバンスの思い出」と題し、私の中学〜高校時代を駆け抜けていったゲームボーイアドバンスと、その時代に楽しんだゲームたちについて振り返ってみたいと思う。
 …まず、「ゲームボーイアドバンス
(GBA)は、2001年に発売された任天堂の「ゲームボーイ」の後継機であり、「ゲームボーイカラー」をゲームボーイのマイナーチェンジ版とすると、実に1989年に発売されたゲームボーイから12年ぶりのフルモデルチェンジとなる。性能としては、SFCと同等以上というところであり、本体性能の制限が極めて大きかった初代ゲームボーイから一転して、様々な映像・音声での表現ができるようになった。また、本体機能として下位互換を持っており、初代ゲームボーイのソフトをそのまま差し込んで使用することができるのも特徴である。その他、本体価格は初期モデルで9800円(税抜き)と、今の感覚からするとかなり安く、任天堂およびソニー携帯機で1万円を切った最後のハードとなった。
 ――なお、冒頭に挙げた「GBASP」は、折りたたみができる本体構造に加えて、バックライトや充電機能などを搭載した上位モデルである。ただし、値段も12500円
(税抜き)と上がっているほか、イヤホンを付けるには別売りの変換端子が必要というガッカリな構成になっており、バックライトも下から照らす方式で画面表示がブレてしまったりなどと、現在の基準で言えば必ずしも出来が良いとは言い難い。それでも当時は衝撃的であり、特に折りたたんで画面の傷を気にせず持ち歩ける構造は、大のお気に入りであった。紛失してしまったのは、実に勿体無い…。

 ところで、そもそも私がGBAを購入した動機は、
言わずと知れた「ポケットモンスター」シリーズをプレイするためであった。
 …やれ。ポケモンシリーズは、初代ゲームボーイにて後に“第1世代”と呼ばれる「赤・緑」が発売され、その後にモノクロ・カラー両対応で“第2世代”の「金・銀」が発売された。当時の私は、これらの作品にどっぷりとハマりこんでおり、取り立てて理由も無く、寝落ちするギリギリまでモンスターの育成を行っていた。初代ゲームボーイでプレイしたソフトと言うと、本当に「ポケットモンスターピカチュウバージョン
(第1世代のマイナーチェンジ版の一つで、テレビアニメ版の演出を取り入れた他、難易度が少し上がっている)「ポケットモンスター銀」「クリスタル」、あとは知人から譲り受けたワリオランドくらいしか思い出せないものだ。だから、私がGBAを買う最大の目当ては、GBAで発売した“第3世代”の「ポケットモンスター:ルビー・サファイア」だったのだ。
 ――しかしながら。当時の私は、既に発売済みだったルビー・サファイアには手を出さず、他のソフトからプレイを始めていた。理由は、確か
高校受験を控えていて、本格的なプレイが必要となるポケモンシリーズを買うのはまずいという判断だった記憶がある。ならGBAを買うな。そんなわけで、あえて一番手であるポケモンシリーズを外し、私は他のタイトルから漁っていくことにしたのだ。結果的には、この選択は大成功であったように思う。

 それでは、GBAで印象深かったタイトルを紹介してみよう。まずは、GBAオリジナルの新作タイトルである。絶対に外せないのが、カプコンの
「ロックマンゼロ」「逆転裁判」シリーズだ。まず、前者の「ロックマンゼロ」は、2Dアクションのロックマンシリーズの流れを継ぐ作品であり、GBAで『1』〜『4』が発売された。シリーズ初期作こそ荒削りだったものの、ナンバリングが進むにつれて大幅に遊びやすくなっていき、当時据え置き機のXシリーズが停滞していたこともあって、新たなロックマンシリーズの金字塔として君臨した。特に『3』と『4』は、ハードモードで全ミッション100点取得など、しっかりやり込んでいったタイトルである。また、「逆転裁判」は、ご存じ裁判をテーマとした推理ゲームであり、GBAでは『1』〜『3』が発売された。この初期の3作品は、“GBA三部作”と呼ばれるほど、シリーズの中でも高い人気を誇っている。当時、文字を読むゲームは私にとって完全に新しいジャンルであったが、その物語と映像・音による演出の組み合わせに、私は完全に魅了されてしまった。その他、任天堂の2Dアクションである「メトロイドフュージョン」「ゼロミッション」などなど、良作タイトルを挙げ始めると、まさに切りが無くなってしまう。
 …また、GBAは本体性能の向上により、
SFCの名作タイトルをそのまま移植できるようになったという点も見逃せない。まず、ここで外せないのは、「スーパーマリオ:ヨッシーアイランド」を移植した「スーパーマリオアドバンス3」である。「マリオアドバンス」は、過去の2DマリオのGBA移植シリーズなのであるが、その中でも『3』の出来は抜きん出ている。まず、初代ヨッシーアイランド自体、2Dマリオの最高傑作と言って良いほど、アクション・グラフィックともにハイクオリティな作品である。また、マリオアドバンス3では完全新規の追加ステージが6つ用意されており、そちらも内容・難易度ともに凄まじい遊びがいを誇る。私は、小学校低学年だったころのSFC版ヨッシーアイランドでは完全クリアーを達成できなかったのだが、このGBA版で追加ステージを含めたフルコンプを達成し、強く満足をすることができた。そして、「マザー:1+2」は、FC&SFCソフトのカップリング移植であり、SFCのRPGの中でも屈指の傑作である「マザー2」を携帯機でプレイできるというだけで、当時は極めて強い意味を持っていった。地味に、ラストダンジョンから穴抜けネズミで脱走したり、ラスボスを毒ヘビで殺したりなどと、遊べるバグ(?)が追加されていたのも評価点である。その他、「ファイナルファンタジー:1・2アドバンス」など、遊びやすさと品質を兼ね備えたGBAでの移植作は非常に多いものである。
 ――その他、前の段落で述べた
「ポケットモンスター:ルビー・サファイア」に関しては、かなり後になってから『サファイア』をプレイしたのだが、結論から言うと、金・銀までのようにハマることは無かった。作品自体は、GBAの性能を活かしてグラフィックとサウンドが大幅にパワーアップしたほか、戦闘を抜本的に進化させた2vs2のダブルバトルや完全新規の島と思いきや90度回すと九州になっているマップなど新要素が多数であったが、上記の通り、私は既にGBAで魅力的なタイトルを数多く経験しており、「作業感の強い育成と、運要素が大きなターン制バトル」というゲーム内容に、以前までのようには魅力を感じられなくなっていたのだ。そして結果的に、このルビー・サファイアが、私にとってのポケモン卒業作となってしまった。ただし、それは他ゲーを含めた環境の変化というものであり、ルビー・サファイア自体に大きな問題があったわけではない。本作の評価点として今でも覚えているのが、BGMが超を付けても良いくらいにハイクオリティということであり、わざわざMDに録音をし、自分用のサウンドトラックを作って楽しんでいた記憶がある。

 そんなわけで。ゲームボーイアドバンスは、前世代から大幅に進化した本体機能により、新作から続編・移植作まで、多彩なタイトルをプレイすることができた。当時は無敵の存在感を誇っていた据え置き機のPS2ともしっかり差別化できており、携帯機ならではの魅力的な作品が数多く発売されていた。総合して、バランス感覚に非常に優れており、
日本ゲームの全盛期の一つと言って良い時代であろう。
 …ちなみに、その後の経過としては、2004年末に発売したニンテンドーDSが、いわゆる“知育ブーム”に乗って大ヒットをしたが、その過剰な喧伝やソフトウェアの販売戦略などに違和感を覚えつつも、私はあくまで“GBAの後継機”を求めてDSを購入した。ところがどっこい、
「Newスーパーマリオブラザーズ」「ヨッシーアイランドDS」「ロックマンゼクス」「逆転裁判4」など、GBA時代に熱中したタイトルの続編がことごとく滑ってしまい、その後も更に加熱するブームと自分の中での印象との乖離に嫌気が差し、私の心は任天堂携帯機から離れていった。一方、その少し後に入手したPSPでは、「エースコンバットX」を皮切りに、当時はまだジワ売れタイトルの一つでしかなかった「モンスターハンターポータブル」、その他にも「遊戯王GX:タッグフォース2」などをプレイすることができ、私の携帯機のゲーム体験はそちらのほうに主軸を移すことになった。
 ――というわけで。少なくとも私の中では、その後の流れには繋がらなかったことは残念であるが、上記の通り、GBA時代には、
前世代からハード面でもソフト面でも大幅に進化した、非常に魅力的なゲームプレイを楽しむことができた。いま思い返しても心躍る、楽しかった時代である。

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2019年2月11日(月)
復活なるか!?「ロックマンXシリーズ」


 
はやく早起きしてお弁当作って?


 先日、カプコンの第3四半期決算が発表され、「モンスターハンター:ワールド」が1100万本突破
(現在では1200万本到達)「バイオハザードRE:2」の初回出荷が300万本などと、景気の良い数字が話題となった。が、その裏でひっそりと、昨年発売された「ロックマンX アニバーサリーコレクション」「ロックマン11」の販売本数が、ともに90万本程度ということも明かされた(特に説明は無いが、恐らく全機種合計のパッケージ出荷+DL版実売で、コレクションのほうは1と2の合計だろうか。情報源は【こちら】。そして、私の希望としては、これを機に、思い出深い「ロックマンXシリーズ」を復活させてほしいのである。
 …さて、「ロックマン」というと、ファミコンで発売された2Dアクションの初代「ロックマン」シリーズを皮切りとし、様々なハード・ジャンルで展開をしてきた作品である。しかしながら、2000ゼロゼロ年代になってからは、これといった販売面での結果を残せず、
シリーズ関連作品はことごとく打ち切りとなってしまった。最近の話題としては、「ロックマン9」がまさかのファミコン風で配信され、その後の「ロックマン10」も再びファミコン風、そしてアクションRPGの「DASH」シリーズの最新作「DASH3」が開発中止になる…といったことを覚えている人も多いと思うが、これらが大体2010年くらいの話である。その時代の現役ハードであるPS3/Vita/3DSで遊べたのは、過去作の移植と、あとは上記の『9』『10』くらいという悲惨な状況だったのだ。
 ――が。そこから更に時が進み、2017年の末に、本家シリーズ最新作である「ロックマン11」の発表が為された。しかも、今度はファミコン風ではなく、
グラフィックとシステムを現行機並みにパワーアップさせた正統続編である。それと同時に、同じく2Dアクションとして主にSFC時代に人気を博した「X」シリーズの、『X1』〜『X8』のコレクション版である「アニバーサリーコレクション」の発表も為され、ファンは歓喜することになった。そして、今回の話題は、それら2作品が上記のように約90万本の売上を記録したということである。この数値をどう評価するかということであるが、ロックマンシリーズの中でも100万本を超えたのは、意外なことに『ロックマン2』『3』『X1』『エグゼ4』などごく僅かであり、決算資料でも2018年の2作品は「手堅い」「順調」などと示されていることから、期待通りの売り上げとなっているようである。やれ、(;・∀・)「なんでここまで売上にこだわるの?」と思われる方もいらっしゃるだろうが、実際にロックマンシリーズは売上不振で打ち切られてきた過去があるから仕方が無いものだ。

 さて、ここまで来て、私が最も気になっていることは、
Xシリーズの最新作である「ロックマンX9」が発売されるかどうかということだ。
 …まず、「ロックマンX
(X1)は、ファミコンで発売されていた初代「ロックマン」シリーズから100年後の未来を舞台とし、SFCにハードを移して発売された作品である。8体のボスを倒して特殊武器を手に入れるという基本システムは踏襲しながらも、ダッシュや壁蹴りといった新しいアクションに、アーマーやライフアップといった強化システム、そしてシリーズが進むとゼロ・アクセルといった新キャラクターも使えるようになることなど、大幅なパワーアップを遂げた。古典的な形を保っている初代「ロックマン」シリーズとは異なり、「X」シリーズは新要素を積極的に取り入れるとも言えるのだ。
 ――さて。私は、この「ロックマンX」シリーズを、驚くべきことに
幼稚園時代からプレイしており、当時の同級生が弱点武器で固まるスパークマンドリラーの物真似をして遊んでいたことを今でも覚えている。その後、同じくSFCで発売された『X2』『X3』も順調にプレイし、ハードを初代PSに変えた『X4』『X5』『X6』とPS2の『X7』『X8』も、やや時期は遅れながらも遊んでいった。しかしながら、シリーズファンの皆さまは既にご存じの通り、Xシリーズは『X5』あたりから必ずしも両手を挙げて評価できるような出来では無くなり、特にPS2での『X7』が決定的なクソゲーで、その後の『X8』でなんとか評価は回復はできたものの、売上的には散々なものであり、シリーズは『X8』の2005年3月を最後に事実上の打ち切りとなってしまった。ちなみに、『X1』のPSPリメイクである「イレギュラーハンターX」という作品も発売されたが、まだPSPの普及率が低かった2005年末の作品であり、販売本数的に振るわなかったのか、こちらも1作限りで終了となってしまった。
 ちなみに、その後の展開としては、PSアーカイブスで初代PSの『X4』『X5』『X6』が配信された
(『X6』のみ少し遅れて配信)ときには、すぐさま購入をし、私の中では少し時間が空いたらVitaで遊ぶという定番タイトルになった(関連:【2014/12/10】。一方で、『X9』といった正統続編は、「まあ出れば嬉しいなあ」くらいのもので、とてもじゃないが現実的な期待を持てる状況ではなかった。そこから、上記の通り本家シリーズの『11』と、Xシリーズでも「アニバーサリーコレクション」が発売され、俄に私の中ではシリーズ復活の希望が盛り上がってきたということである。

 それでは。ここまでの情報を総合したところで、果たして「ロックマンX9」は現実に発売されるのだろうか。私の予想としては、
「出るだろう、いや出てくれ!」というものである。
 …やれ。これまでの「ロックマン」シリーズが、関連作品を含めて打ち切られてきたのは、恐らく直接の原因は売上不振、さらにその理由を突き詰めると、
「2Dアクションというもの自体がゲームの進化により受け入れられなくなった」ということであろう。しかしながら、本家の「ロックマン11」が一定の売上を記録したことで、古典的2Dアクションにも一定のファンが存在するということが明らかになった。そして現在の市場は、ハードと地域の両方で拡大しており、DL版などの存在もあって、かつてのロックマンシリーズが発売されていた頃よりも大幅に世界規模での販売を行いやすくなった。そして、ここまで「売上」という他人行儀な基準で評価をしてきたものの、内容面でも素晴らしいものであり、実際に「ロックマン11」は、例によって私はお金を自由に使えない環境であるため、大変心苦しいながらも本編の購入を見送ってしまったのだが、その体験版は操作感に優れた今なお通用する2Dアクションであった。また、「X アニバーサリーコレクション」のほうも、基本的には過去作の移植ながらも、イラストや新曲などの新要素のクオリティには目を見張るものがあった。だから、この引き続きとして『X9』が出るのであれば、今度は間違いなく購入する。Xシリーズは、私にとって特別なゲームだからだ。
 ――そんなわけで。私は、この機会に、今度こそ
「ロックマンX9」が発表されてほしいのである。今ならば、全ての内容で前作を上回る、本当のシリーズ正統続編が出せるはずだ。さあ、いつまでダメージを回復するために身を隠しているつもりだ? 君はゆくえふめいになっていたエックスじゃないか!!

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