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【食】親子丼 / やり込みinFF

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管理人の日記
鶏・豚・牛の三大勢力の中では、鶏肉が最も安い…はず!

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2023年10月8日(日)
【食】親子丼


 
こんな美味しそうには作らない(作れない)


 私は、毎日の食事を用意するにあたって、若干の調理をするという
料理派閥であるが、その中で主力として定着しているのが、親子丼である。
 …まず、私は、普段の生活の中で
が不足気味である(※下線部の内容は誤記ではありません)。減量だとか信仰として肉を避けているわけではなく、純粋に値段が高いということで、ほとんど肉を買わず、米・豆を中心とした食生活をしている。少し油断をすると、1日のうちで、肉製品がかつおぶしだけなんてこともザラだ。まるで修行僧のようであるが、まあ、この社会でまともに何十年も働いている本物の修行僧兄貴たちに比べれば、まだまだである。
 ――ただ、あまりにも肉を食べないというのも味気ないし、健康にも良くない。そして、一時期に比べて、卵の価格もずいぶん落ち着いてきた。そういうわけで、私は、親子丼の調理にチャレンジしてみた。そして、そこから2ヶ月ほどが経ち、日々のレギュラー料理として定着するに至ったのである。

 さて、私の思う親子丼のメリットは、
「冷凍庫で保存できる材料で」「まな板すら使わずに作れること」である。
 …まず、親子丼の材料は、鶏肉・卵・玉ねぎである。
最低限、この3つさえ入っていれば、親子丼を名乗ることができるだろう。このうち、鶏肉と玉ねぎについては、冷凍保存が可能である。そして、卵については、だいたい2週間くらいの賞味期限が記されているものの、比較的よく知られているように、あれは生で食べる場合の期限であり、熱する場合は、もう少し長もちするということが知られている。よって、材料は、どれも保存がしやすいと言える。
 ――次に、調理についてであるが、私の場合は、既にカット済みの冷凍玉ねぎを購入しており
(自分で切って冷凍しても良いが、臭いがキツい…)、鶏肉も200gに分けた物を、ひとくちサイズにカットして、袋へ小分け冷凍をしてある。よって、それらの玉ねぎ・鶏肉を鍋に展開して、後述する煮汁を加えて熱すれば、それでほぼ終わりである。皮を剥いたり、まな板を使ったり、材料の仮置き場を作ったりといった手順が無く、調理器具は鍋だけで済むのだ。

 やれ。“現在、料理派閥ではない”という皆さまも、全く料理をした経験が無いという人は少ないであろう。
 …だが、料理をするとなると、必ず
「買い物の手間」「洗い物の手間」の、2つの問題が立ち塞がる。私も、かつてはこれらが億劫で、出来合いの弁当・冷凍食品・レトルト食品など、温めるだけで食べられる物ばかりで生活をしていた。しかし、結局のところ、2〜3日程度の間隔で買い物が必要となり、外食やコンビニに立ち寄ってしまう頻度も高いということで、財布にはあまり優しくなかった。
 ――が、今回の親子丼は、材料のまとめ買いが可能である。さらに、あらかじめ素材の準備をしておけば、調理器具もほとんど使用しなくて良い。そして何より、
自分で作った場合の満足感というのは、自炊でしか味わえない。そういうわけで、まずは「親子丼」が、私の料理レパートリーに加わったのだ。

野菜と比べた場合の、動物性たんぱく質の濃厚さは、やっぱり凄いと思う


 では、私の親子丼のレシピを、
やり込みプレイ日誌風に紹介してみることにしよう。


親子丼(3食分)

材料
[食材]
・鶏肉 200g(一口サイズにカット、冷凍でOK)
・玉ねぎ 知らん(200gくらい? 冷凍でOK)
・卵 4〜5個(気分で)
・青ねぎ 少量(冷凍でOK)
その他…ウインナー、人参、じゃがいもなど、葉物以外で余っている食材を適当に

[煮汁]
・だし汁 220ml
・醤油 大さじ2.5
・みりん 大さじ2.5
・料理酒 大さじ0.5
・砂糖 小さじ1

調理手順
1.煮汁を作ります
2.冷凍庫から鶏肉と玉ねぎを取り出し、鍋に突っ込みます
3.煮汁を沸かして、5分ほど熱します
4.待っている間に、卵を割って、溶きます
5.食材に火が通ったら、最後に卵と青ネギを入れます
6.卵が固まったら完成なので、温かいご飯に掛けて食べます

その他
・最後の卵は、半熟のほうが、味も見た目も良くなります。しかし、古めの卵を使う場合があることや、そもそも3食分を作って3夜で食べることを前提としているため、私はしっかり火を通すことにしています。
・味付けの好みは、人によると思いますが、恐らく薄めであると感じる人が多いと思われます。濃くするのは簡単なので、後から足しましょう。
・鶏肉が無い時には、ウインナー等で
ニセ親子にするのもアリです。



 とまあ、こんな感じである。
 …さて、この親子丼が、美味かというと、
そこまででもない。ただ、私が目的とするところの、「調理の手間の削減」、そして「肉類の補給」は十分以上に達成できるため、それで良しとしている。あくまで、趣味や娯楽としてではなく、実用品としての料理であるからだ。

 ちなみに、私の親子丼があまり美味ではない最大の理由は、
である。私は現在、業◯スーパーで購入した10kgで税込2500円程度の米を使っているのだが、率直に言って、美味しくない。それも、「マズい」寄りの「美味しくない」である。白く濁った米粒が多く含まれており、外見からして、明らかに艶が無い。食べてみても、ボソボソとした食感で、みずみずしさに欠ける。こんなものを、向こう3日間くらいの予定を考えてまとめ炊きしているため、美味しい訳がないのだ。やれ、会社の食堂や、私の実家で炊いた米を見てみると、そのツヤツヤ具合に、歓喜の息が漏れる。彼らも、決して高級米を買っているというわけではないだろう。安物は使っていないという、ただそれだけである。
 …というわけで。私は確かに、「節約」を第一義にかかげているものの、酷い食生活を我慢してまでやるという感じではない。そして、米については、
1000円と言わず、500円を足すだけでも、だいぶまともな状況に改善できるはずだ。そう思って、もう既に新しい米は買っているのだが、購入済みのものを無駄にしたくないというわけで、最後まで消費をしている次第である。ちなみに、最近では、その業◯スーパーの米が、税抜2500円に値上がりしていることを発見したため、ますます追加購入をする理由が無くなった。
 ――ちなみに。ここでは、◯務スーパーが悪いみたいな書き方をしているが、そんなことを言いたいわけではない。調味料や冷凍食品などは、
イ◯ンよりも圧倒的に安いし、楽天カードを使えば1%OFFのポイントカードを所有しているのと同義なうえ、楽天ポイントのうち、厄介な「期間限定ポイント」を無駄なく消費できる店舗でもある。米については、もう買わないものの、今後も、私が定期的に通うスーパーの1つとして、活躍しつづけてくれるはずだ。

 ちなみに、「米が美味しくない」ということの、もう一つの理由として、
過度の買いだめをしていたということがある。
 …やれ、私は、米を、「年単位での保存が効く食品である」と認識していたが、これは半分正解・半分間違いという感じであり、
「精米をする前の米を、適切な環境に置いておけば、年単位で保存ができる」というのが正しいところである。よって、精米済みの白米を、適当にシンク下に突っ込んでおくだけだと、ガンガン劣化し、味が落ちていくのだ。
 ――というわけで。
精米済みの米は、1〜2ヶ月程度で消費するのが、美味しく食べるコツ、ということのようだ。米は、定期的にセールが為される。よって、無理に備蓄を増やさず、「開封したときに次が無かったら買い足す」くらいのペースで、購入をしていくように心がけたい。まあ、年明けには、ふるさと納税での米40kgが届く【日記:2023/10/1】ため、いきなり計画が破綻してしまうのであるが…。

食べたいだけでなく、毎日作りたい料理になるかが重要


 そんなわけで。私の生活におけるレギュラー料理として定着した「親子丼」であるが、メイン料理が1つというのは
レパートリーが少なすぎであり、しかも基本的に3日連続で食べるということで、さすがに飽きてきたというものである。
 …そのため。私は、次なる作品として、秋から冬に掛けて食べたくなる
「お鍋」や、鶏肉と玉ねぎを活用する「鶏肉のマヨネーズ炒め」なんかを考慮中である。これらも、味が美味しくて食事のバリエーションが増えること自体は喜ばしいのだが、最終的に、私の生活に定着できるかは、値段と手間のバランスが取れているかが重要である。侮られがちであるが、家庭料理というのは、365日安定して提供可能という点が大切なのだ。
 ――ところで。私が、調理器具としての鍋を買ったのは、麺類を美味しく調理したいと思ったのが発端であり、別に料理派閥として本格的に歩みたいと考えていたからでは無かった。だが、安くて保存の効く食材を使い、値段や手間の面でバランスが良く、かつ美味しい食品を作る。
そんな料理の魅力に、すっかり私は取り憑かれてしまった。やれ、「人の心を掴むには、まず胃袋から」とよく言われるが、まさか自分の胃袋をがっちりホールドしてしまうとは…。

(2023年10月8日) 152 PV

登録タグ/ 食べ物
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