DQVIII 主人公ロキとゼシカの二人旅 - やり込みinFF

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DQVIII 主人公ロキとゼシカの二人旅

 



【第十話 竜頤打打】







ヤンガスとククールは初期レベル


さて、ラプソーンを倒してDQVIIIは終わった…とおもいきや、この後にまだ裏ダンジョンが隠されているのである。
ラストボスを倒した後にも、まだ冒険は終わらない、さらなる裏ダンジョンが用意されている…っていうのはVからの恒例行事だし。
ラプソーンを倒した後のセーブデータを起動させると、サザンビーク城から再開。
宿屋に泊まると、ロキ一行は全員そろって不思議な夢を見る。人の足では行くことのできない、高い高い場所にある寂れた石碑…その場所に、不思議な紋様が浮かぶ様を…。
その場所はサザンビーク国領西の、ベルガラックに近い所にある。浮かび上がった紋様を調べると、竜神の道と呼ばれる裏ダンジョンへと行くことができるのだ。さらにその先には天の祭壇と呼ばれるダンジョンも存在する。

裏ダンジョンは出現するモンスターがいずれも強敵ばかり。通常攻撃のダメージは100前後をたたき出すモンスターも少なくなく、使用する呪文や特技も各系統の最強のものばかり。なので、こちらも最高の武器と防具で応戦する必要がある。
通常プレイでも気を抜くと全滅の可能性すらあるこの裏ダンジョンを、はたしてロキとゼシカの二人だけで乗り切れるのか…。

なお、クリア後からは、「ゼシカは敵に攻撃してもよい」「不思議なタンバリンを使ってもよい」…ということにはしているのだが、これはどうしても無理だと悟ったら解除することにする。引き続きこの二つは禁止していくことにしよう。本当に解除しないとどうしても無理だと感じたら解除。


ロキ ゼシカ
Lv:63
HP:526
MP:296
攻:347/389
守:340
早:164

剣:52
槍:77
ブ:66
勇:100
炎のブーメラン/英雄の槍
はぐれメタル鎧
メタルキングの盾
メタルキングヘルム
豪傑の腕輪
Lv:60
HP:443
MP:538
攻:179
守:322
早:226

鞭:60
杖:100
色:100
ルーンスタッフ
神秘のビスチェ
聖女の盾
黄金のティアラ
星降る腕輪


さて、裏ダンジョンのモンスターだが、せっかくなので、後にいくことになる天の祭壇のモンスターも含めて、全てのモンスターを一匹一匹解説してみようと思う。

 ・ケムンクルス
複数で現れ、イオナズンを連発してくる。HPは低いが、こちらの攻撃を非常によくかわす。
また、マホカンタも唱えて呪文にも対抗してくるので倒しづらい。できればかわされずに倒したい。

 ・ダークデーブル
通常攻撃の威力が高いうえ、おたけびでこちらの動きをとめてくる。
同種のほか、ヘルガーディアン(後述)を呼び寄せてくる。テンションを2段階上げての超パワフルスローで倒せる。

 ・デスストーカー
通常攻撃、痛恨の一撃ともに威力が高く、テンションで強化もしてくる。
痛恨の一撃は頻繁に繰り出すため、非常に危険な存在である。HPもやや高く、こいつが複数現れると一筋縄ではいかない。
4体以上現れた時は素直にチーム呼びを使ったほうが賢明かも。

 ・ホロゴースト
凍える吹雪や死の踊りを使う亡霊のモンスター。亡霊のためダメージを与えにくいが、テンションを一段階上げれば超パワフルスローで倒せる。
死の踊りに備えて、この敵が現れたときのみ、できれば魔除けの聖印を装備する。

 ・ホラーウォーカー
まぶしい光でこちらをかく乱してきたり、稲妻で全体攻撃をしてくる。
やや攻撃力が高い程度で、そこまで危険な存在ではないが、ほかのモンスターと一緒に出現することが多く、まぶしい光で目が眩まされると、ほかのモンスターも含めて倒しづらくなってしまう。
スーパーリングで幻惑を回避できるようにしておきたい。

 ・ワイトキング
バギクロスやマホトーンを唱えたり、死霊の騎士とグールを一度に呼び出したりしてくる。
亡霊モンスターなのでダメージを与えづらい。そこまで強敵ではないが、呼び出された死霊の騎士とグールはパラメータ調整がされており、意外と強い。

 ・パンドラボックス
甘い息やザラキを連発するほか、痛恨の一撃も頻繁に繰り出してくる。
魔除けの聖印でザラキに対抗し、回復を優先して倒していきたい。

 ・ベリアル
IIでボスとして登場した魔界将軍。イオナズンや激しい炎の全体攻撃のほか、威力の高い通常攻撃で攻めてくる。
2回連続で行動したり、テンションも上げるため、思いもよらぬほど致命的なダメージを与えてくる技の名手。
3体以上で出現した場合はチーム呼びを使ったほうがいいかも。

 ・トロルキング
けた外れの攻撃力を持ち、その怪力から繰り出される痛恨の一撃は極めて強力である。
何もしてこなかったり、攻撃を外すこともあるが、できればHPは多く保っておきたい。

 ・ヘルガーディアン
テンションをあげて攻撃してきたり、痛恨の一撃を放ったりする。トロルキングとやや性質が似ているが、守備力がかなり高いため、長期戦になる。
なお、ターンの最初は必ずテンションを上げる行動をしてくる(先制攻撃をした場合は除く)。

 ・グレートジンガー
バベルボブル兄弟と同じ性質をもった、オーラー、フーラー、ソーラー、ドーラーの4人兄弟の合体した姿。
ギガデイン、イオナズン、地響きなどの極めて強力な全体攻撃を多用する。HPも格段に多い。2回連続行動と1回行動を交互に繰り返す。
性質上、必ず単体で出現するので、一点集中の攻撃でダメージを与えていく。

 ・ダークナイト
通常攻撃と神神の怒りを繰り出す亡霊のモンスター。
神神の怒りはイオ系を軽減できないと、集中してダメージを受けた時に極めて甚大な被害を受ける。
集団で現れやすいので、このプレイだとチーム呼びを使う状況に陥りやすい候補の一体。

 ・ヘルプラネット
通常攻撃と、強打系の全体攻撃、流星を使う。
裏ダンジョンに出現するモンスターの中では弱め。

 ・フェイスボール
名前はしょぼいが、テンションを上げないとまともにダメージを与えられないほど防御力を持つエレメントモンスター。
激しい炎、凍える吹雪などのダメージ系ブレスのほか、焼けつく息、毒の息、甘い息など、多彩な息で攻め立てる。
テンションさえあげれば楽に倒すことができる。

 ・暗黒の使い
暗黒魔城都市で、ラプソーン第一形態を倒した後に起こる強制戦闘で出たやつと同じものである。
マヒャドや激しい炎などのほか、通常攻撃などで攻めてくる。2回連続で行動をしてくることもある。

 ・ブラックルーン
マヌーサ、ルカナン、バイキルト、メダパニ、ザラキーマ、ザオリク、ベホマ…などなど、多彩な呪文を使いこなす。
ザラキーマが何と言っても怖いので、魔除けの聖印やマホカンタなどで対抗する。
単体では怖くないが、ほかのモンスターと一緒に出現したときはかく乱される恐れが大きい。

 ・ビッグファング
必ず1体のみで現れる。攻撃力、HPともに高く、ボディプレスで全体攻撃もしてくる。
単体なので一点集中の攻撃手段を用いれば苦労はしない。


……上記のモンスターたちとの戦いは非常に激戦であった。やはりデスストーカーが一番苦労した。痛恨の一撃が炸裂し、ロキが瀕死になった時はもうだめかと思ったが、チーム呼びに助けてもらい、なんとか生き残っている。
ほかにもダークデーブルのおたけびで止められているところに他の奴らが猛攻してきたり、ホロゴーストが凍える吹雪を連発してきたり、ダークナイトがなかなか倒せないままゼシカが神神の怒りで死んでしまったり、ベリアルの鬼畜っぷりに涙が出そうになったり…。
ふう、ちょっとヤバいかなと感じたら、素直にチーム呼びに頼ったほうが利口かもな。
ゼシカが、神秘のビスチェの効果によるものか、結構攻撃をかわしてくれたので、この辺はよかった。

途中で死神の盾を入手する。そのままでは単なる呪われた装備品だが、聖者の灰で呪いを解くことにより、女神の盾へと姿を変える。
これを錬金するためだけにわざわざ外に出て完成させてから再び奥に進んだ。
デイン系を除くすべての呪文とブレス攻撃の威力を半分にまで軽減してくれるという、ドラクエ史上でも類をみないほどの最高の防御力を誇る盾である。ゼシカに装備させておく。
なお、はぐれメタル鎧も入手した。これ自体はもう持っているからいらないが、スライムの冠オリハルコンと一緒に錬金することでメタルキング鎧へと強化できる。呪文に対する耐性がなくなるが、その代わりにブレスに対する耐性がつく。はぐれメタル鎧とうまく使い分けていきたい。なお、本作のメタルキング鎧は、120という、ドラクエシリーズ史上2番目(「鎧・服」のカテゴリ内で)の守備力の高さを誇る。

ところどころに水が流れて、じめじめとした第一フロアを抜けると、一体ここはどこなのかと思わせるほど爽快な雲海が広がる第二フロアへとたどり着く。さらにその先の魔方陣を通れば、竜神の道の長い道を抜けた先の目的地となる竜神の里へとつく。
ふう、無事に到着できてよかった。
ちなみに途中でメタルキングの槍も入手。これ、最強の槍としてDQVIIIでは君臨する、たった一つしか入手できないレアアイテムである。
今使っている英雄の槍よりも攻撃力が20も上がる。しかし、確かに攻撃力+20というのは魅力的であるが、メタルキングの槍は攻撃力が高いというだけで、特殊効果は特にない。攻撃するたびに回復できるという効果のある英雄の槍と使い勝手を比べると、敵にもよるが、英雄の槍のほうが魅力的に感じてしまうのである。
もともと、このプレイでは槍は基本的にボスか、クロコダイモスやバベルボブルなどの、HPが他の周辺モンスターと比べてかなり大きく、かつ単体で出現することが多い敵、あとはメタル系モンスターに対してしか使っていない。普段はブーメランを使用することが圧倒的に多いのである。

ここからが大事な話だが、この一点モノのメタルキングの槍は、最強のブーメラン、メタルウィングの材料となっているのである。メタルウィングを作ってしまえば、メタルキングの槍はなくなってしまう。メタルキングの槍を残しておきたいのであれば、メタルウィングは諦めなくてはならない。つまり、この二つの武器は、同じセーブデータ内では共存できない宿命なのである。
ちなみに、ほかにこのような性質を持っているのは、覇王の斧とメガトンハンマー、死神の盾と女神の盾、竜神のつるぎと竜神王のつるぎなど、全て含めて6種類が挙げられる。特殊な例では、ドクロの兜、太陽の冠、不思議なタンバリンの3つは、同じセーブデータ内ではどれか2つまでしか存在することができない。
メタルウィングは、今使っている炎のブーメランよりも7威力が上がるだけだが、ブーメランのように複数の敵を攻撃できる武器の攻撃力の上昇は、その数字以上の成果があると見てもいい。
何度もいっているが、このプレイは、全体攻撃ができるブーメランの威力が強ければ強いほど、それだけ戦闘も楽になっていくので、ブーメランの強化は優先的に行なうべきなのである。よって、このプレイではすっぱりと気持ちいいぐらいにメタルキングの槍を潰した。

メタルウィングは地雷だと巷間では散散いわれているのだが、おいらは別にそうは思わない。基本的にブーメランを主力にしているからこういう意見になってしまうけど、一つ下位の武器からの攻撃力の差だけでそういっているだけじゃないのか? メタルキングにもやすやすとダメージを与えられるという半嘘情報はいただけないけど…。
第一、メタルキングの槍を手に入れる頃はすでに目下のボス敵は竜神王ぐらいしかない。竜に変身した竜神王に対してはメタルキングの槍よりもドラゴンスレイヤーで攻撃する方が圧倒的に有利だと思う。もちろん、スキルを槍に一辺倒に注いでたらまた変わる。う〜ん、この辺の価値観はどのぐらい分かれるんだろ?
結局は、スキルをどれにつぎ込んでいるか、どれを主力にしているかで、この辺の価値観は変わる。やはり、DQVIIIの、武器に合わせて使用できる特技も制限されるシステムは非常に当たりだと思う。VIIまでは、単純に強い武器を装備すればいいだけだったから…。
そんなわけで、これから鋼の翼が敵を切り刻み駆け巡るのさ〜。
熱くなった銀のメタリックハートゥッ!! Flash! I'm in the coolest Driver's High!! 来世でまた会おうゼェイッッ!!

さて、竜神の里へ着いたはいいが、その門扉は押しても引いてもびくともしない。門前で立ち尽くす一行。
ところが、ロキのポケットから愛鼠であるトーポが飛び出し、扉の前に立った。するとどうだろう。まるで封印を解除したかのような光が走り、重い門扉が開いたではないか。
その先に待っていたのは、急に現れたグルーノというお爺さんであった。竜神の里は本来人間が赴く場所ではないため、思わぬ異邦人の来訪に里の民――竜神族は驚くかもしれない。人間を敵対視している者もいるため、いさかいが起こらぬようにと案内を申し出てくれた彼。
ところが、里につくと、里の民は皆生気がなく、荒んでしまっていた。グルーノもこの事態を把握できず、一行は里の奥にある長老達の建物に赴き、事態の把握を急ぐことに。案内をかって出たのにもかかわらず、里の状況に慌てふためくとは一体何事なのか…と思うだろうが、その事情もあとで判明する。

竜神の里が荒れ果てているいきさつについてだが、竜神の里の長である竜神王が、竜神族が持つ、人間の姿と竜の姿のうち、人間の姿を捨て去る儀式を行なったことから始まる。竜神族が竜の姿を保つには激しく体力を消耗するため、普段は人間の姿をして力をセーブしているのだそうだ。
その人間の姿を捨て去り、かつ、竜の姿をしていても体力を維持できる儀式…そんな都合のよい儀式があるわけもない。その儀式は、周りにいる同じ竜神族から力を吸収して、竜の姿を維持するという危険極まりないものだったのだ。
そのため、竜神族は見る間もなく体力を奪われ、里は荒れ果てていった。もちろんそれを看過するわけでもなく、里の民は竜神王のいる場所へと赴いたが、そこにいたのは自我を忘れ、ただの獣と化した、変わり果てた竜神王の姿だった。
体力を奪われた竜神族の民にはどうすることもできず、衰退の一途を辿ろうとしている――。それが、竜神の里で起こっている事態の全貌である。

まぁ早い話が、竜神王をぶっ殺せばいいという話である(ちーん)。
ふう、なにをこうも冗長に語ってしまったのだろうか。

というわけで、竜神の里の長老たちの家から先に抜けたところにある裏ダンジョン、天の祭壇へ。この最上階に竜神王はいる。
だが、今のステータスだと勝てる見込みがちょっと低いので、ズバッと経験値をためてレベルを上げてしまおう。
竜神王が頻繁に放ってくる痛恨の一撃は450前後、今のHPだとかなり辛い。なので、HPを500以上、という目標でレベルを上げることにする。加えて、ベリアル4匹が出現してもまぁ大丈夫だと言えるぐらいには強くなっておきたい。
天の祭壇でお宝を回収しておく。危ないビスチェは入手しておかないとね。メダル王女からもらったやつはすぐに神秘のビスチェに練金してしまったからじっくり見ている暇がなかった。
着替えさせてじっくりと眺める。

………。

………………。

………………………。

………………………………。


…………………………………………………………………………………………うん。いい。(は?)





とまぁ、危ないビスチェの過激な姿にしばし思いにふけりながらも、スライムの丘でメタルキングをタコ殴りにし、レベルは75に。
これぐらいまでレベルを上げればたぶん倒せるかな。というわけで天の祭壇を登っていく。
レベルを10以上も上げたのにやっぱりベリアルどもが強い。こいつらマジでうぜぇ…。さすが魔界将軍なだけあるわ〜。IIでも相当強かったしなぁ…。
ベリアルに悩まされながらも天の祭壇の最上部まで登りつめ、竜神王(竜型)戦(標準撃破レベル:45〜50)。


ロキ ゼシカ
Lv:75
HP:707
MP:359
攻:414/396
守:402
早:181

剣:68
槍:100
ブ:100
格闘:11
ドラゴンスレイヤー/メタルウィング
メタルキング鎧
メタルキングの盾
メタルキングヘルム
命のブレスレット

新たに習得した技:
・大防御
Lv:71
HP:528
MP:563
攻:214
守:358
早:211

鞭:68
杖:100
格闘:21
色:100
ルーンスタッフ
神秘のビスチェ
女神の盾
太陽の冠
命のブレスレット

新たに習得した技:
(特になし)


装備の考察について。
まず、竜神王は基本的に通常攻撃を中心に繰り出し、たまに痛恨の一撃と灼熱の炎、おたけびを使用する。なお、通常攻撃はたまにミスになることもある。力みすぎなんですよ。
きわめて攻撃力が高く、痛恨の一撃は非常に脅威。通常攻撃も含め、できるだけ回避してくれるなりしてくれればうれしい。ゼシカには神秘のビスチェを装備してもらう。
灼熱の炎に関しては、ロキはメタルキング鎧メタルキングの盾で、ゼシカは女神の盾で大幅に軽減できる。

攻撃面に関しては、竜神王という名前なだけあって、相手はドラゴンなのでドラゴンスレイヤーによる攻撃が非常に有効となる。英雄の槍のほうが数字の上では431という攻撃力を示すが、ドラゴンスレイヤーは、相手がドラゴン系であればダメージ量が1.5倍ほどに増える。ちなみに、ドラゴンスレイヤーの強化前となるドラゴンキラーは、今作では1.25倍になっている。
さらに、剣を装備していれば、ドラゴン斬りも使用できるため、ドラゴンスレイヤー+ドラゴン斬りで効果が重複し、本来のダメージの2.25倍の大ダメージを与えることが可能になる。バイキルトも併用すれば、4.5倍にまで高まる。

苛烈な通常攻撃に耐えつつも、隙を見てバイキルト+ドラゴン斬り+ドラゴンスレイヤーでダメージを与える。
回復は基本的に賢者の石を毎ターン使用するが、それで間に合わなければ、ロキがベホマズンを使ったり、世界樹の滴万能ぐすりを使用する。
これでいこう。


では、その竜神王との戦いを、ノーカットでお送りしていく。


最初のターン。ゼシカはロキにバイキルトをかけ、ロキは計画通りドラゴン斬り!! なんと705ダメージ!!
竜神王のHPは8300程度なので、このダメージをコンスタントに与えていけるとなれば、13回程度で倒せる計算か。
このターンの竜神王はゼシカに攻撃。しかも力みすぎてミス!! 幸先のいいスタート。

2ターン目。ゼシカは特にすることもないので、ルーンスタッフで守備力強化。敵はいてつく波動を使ってこないので、できる強化はしておけばいい。
2回目のドラゴン斬り。682ダメージ。さすがに強い。
竜神王は灼熱の炎を吐き90程度のダメージ。さらに通常攻撃でロキに124ダメージ。

次ターンではゼシカは賢者の石を使用して回復。ロキは仮借なくドラゴン斬りを叩き込む! 693ダメージ!!
竜神王は再び灼熱の炎。ロキ&ゼシカに90程度ダメージ。

だが4ターン目で恐怖が襲う。ゼシカは回復で賢者の石。ロキはドラゴン斬りで676ダメージ。
竜神王の痛恨の一撃!! 449という強烈なダメージをこうむる。ぐっはぁ…強い…残りHP12だよ…。
灼熱の炎吐かれたりしたら終わりだと思っていたけど、ゼシカに攻撃が逸れて140のダメージを受ける。

次ターンはベホマを発動させた方がいいな。一応ゼシカは賢者の石も…。
と、考えていたのが原因か否か、5ターン目に、おいらの20年間のドラクエ史に残るほどのアルテマバカなミスをしてしまう。




→ベホマ


1ページ目左側、上から3番目にあるベホマを選択しようとしてたのだが、手が滑ってしまった。
2ページ目右側、上から三番目の、ある呪文を間違えて選択してしまったのである。
そこにあった呪文とは…………









ぴっ→メガンテ









!!???








\(^o^)/自爆\(^o^)/







なぁ〜んでベホマの隣にメガンテがあるの〜…!!!!!

ゼシカを常に先頭に、ヤンガスとククールを戦闘不能にしているので、ロキのメガンテの選択は取り消せなかったのである。ちょっとさ、メガンテとかを選択するときは「本当に使いますか?」とかの確認とかつけてくれんかね…。

ちなみにだが、このアホの真骨頂みたいなミスは昔もやったことがある。
IIIだったが、神竜と戦っているときにパーティーの生き残りが賢者だけになり、ザオリクを使おうとしたら、手が滑って隣にあるメガンテを選択してしまい、全滅してしまったことがある。
以前に投稿させてもらった「FFX アビリティのみクリアー」でもスフィアマナージュ戦でやってしまっている(しかもそれで全滅)。
昔と全然変わっていないということか。

5ターン目はロキがメガンテで自爆し、ゼシカだけに。幸い竜神王はおたけびを使ってくれただけで終わり、そのおたけびは回避してくれたので助かった。
6ターン目にザオリクでロキを復活させるが、再びおたけび。なんとゼシカとロキ揃ってすくみあがってしまった…。
7ターン目は両者何もできず。通常攻撃が1回ずつ飛んできて、ロキに144ダメージ、ゼシカに127ダメージ。
8ターン目。二人で賢者の石を使用。ゼシカに2回連続で通常攻撃が飛び、計262ダメージ。
9ターン目。ロキが自爆してバイキルトの効果が消えたので、ゼシカはロキにバイキルトをかけなおす。
ロキはゼシカのHPをベホマで回復。今度は間違えないぞ!! もう間違えてたまるか!! くそったれ!! 竜神王の通常攻撃でロキに149ダメージ。

10ターン目。ゼシカは賢者の石。ロキはドラゴン斬り……のはずが間違えて通常攻撃。どあほ!! 467ダメージ。

だ〜か〜ら〜落ち着いてコマンド入力をしろっていってるだろっッ!!!

ゼシカに攻撃が飛んでくるが、神秘のビスチェの効果で回避!! よし!!
11ターン目。もうゼシカの賢者の石の記述は省略。ドラゴン斬りが炸裂し726ダメージ!!
ロキに攻撃…ミス!! よっしゃ、また好転してきたぞ。
12ターン目。ゼシカはやることがないのでルーンスタッフ。
ちょっと気分を変えてドラゴン斬りではなくはやぶさ斬りを使用してみたが517ダメージ…やっぱりドラゴン斬りのほうがいいにきまってる。はやぶさ斬りは、最初の一撃にしかバイキルトの効果が出ないしな…。
おたけびでロキが行動不能に。そのあと通常攻撃がゼシカに来るが、またミス。ふう…。
13ターン目。ロキは動けない。ゼシカはすることがないからルーンスタッフで防御力強化。2回連続で竜神王の通常攻撃がゼシカにヒットし、計208ダメージ。
14ターン目。ドラゴン斬りで723ダメージ。竜神王のおたけび…ウワァーまたふたりとも止められた!! ついで灼熱の炎で90ダメージ。
15ターン目。行動できず…またしてもおたけび、ゼシカが再び行動不能に。ロキに向けられた通常攻撃はミス。
16ターン目。755ダメージ!! 動けないゼシカに攻撃が飛ぶがまたまたミス。どうした? 笑えよ、竜神王。
17ターン目。バイキルトの効果が切れていることを忘れていて、348ダメージ。笑えとか言ってる場合じゃねー!! ゼシカに2連続で通常攻撃がヒットし210ダメージ。
18ターン目。ロキはゼシカにベホマを、ゼシカはロキにバイキルトをかける。通常攻撃が1回ずつ飛んできて、ロキに96ダメージ、ゼシカに106ダメージ。
19ターン目。703ダメージ。灼熱の炎と来て、ゼシカに通常攻撃、101ダメージ。

きりのいい20ターン目。そろそろ倒せるか? 742ダメージまだ倒せないがもう少しのはずだ!!
両者1回ずつ攻撃が来るが、ゼシカへの攻撃はミス、ロキに97ダメージ。
21ターン目……ぴったり700ダメージ………竜神王が崩れる!!!



よっしゃ!! 竜神王(竜型)撃破ッ!!!


ふう、どうしようもないミスがあったのは予想外だが、以外と苦戦することがなかった。
よくみると、痛恨の一撃がたった1発しかないではないか。竜神王の攻撃では一度も死んでいないのである。メガンティェィェィェィェ…。
とにかく勝ったのでよし。戦利品としてスキルの種を入手。


竜神王を倒すと、人間に似た姿と正気を取り戻した竜神王との会話が始まる。
竜神王はロキの姿を見て、ロキ自身の正体を明かすこととなった。ロキの正体、それは、この竜神族の里で産まれた、まぎれもなく竜神族の血を引いた人物であった。
さらに、竜神王はトーポに姿を現すよう促す。すると、ロキのポケットから出てきたトーポは…なんとグルーノの姿に変わってしまった。
今まで狭いところに入り込んでロキたちの冒険の手助けをしてくれたり、炎や吹雪を吐いて敵を蹴散らしてくれたトーポは、なんと竜神族のグルーノが変身した姿だったのである。なるほど、それならばネズミの癖に炎や吹雪を吐いたりするのも納得といえるものである。

そしてグルーノは里に戻り、全てを語りだした―――。
グルーノの娘であるウィニアは、持ち前の好奇心から下界へと降り立ち、そこで一人の青年と出逢った。その青年とは、現在、サザンビークで王政についているクラビウス王の兄のエルトリオであり、二人は瞬く間に恋に落ちた。
しかし、竜神族と人間が結ばれることは絶対的に禁じられており、二人は生木を裂くように引き離されてしまった。それでもエルトリオは諦めず、サザンビーク王家に生まれた地位も名誉も捨て、単身ウィニアのいる竜神族の里へと向かったが、凶悪な魔物に阻まれ、あと少しのところで非業の死を遂げてしまう。
そのことを知ったウィニアは、愛する者の死に酷く悲しみ、日に日に体を弱らせていった。そしてその時すでに、彼女は愛するエルトリオの子どもをそのお腹に宿していたのである。
周囲の反対を押し切って、ウィニアはその子どもを産んだが、衰弱しきった彼女の身体は耐え切れるわけもなく、産んだあとに自らも逝ってしまったのである。
そんな禁断の恋の末産まれた赤ん坊は、何年にも渡る議論の末、記憶を全て抹消する呪術をかけた上で人間界に追放する、という厳しい処分を下されてしまった。その赤ん坊こそが、ロキなのである。
そして、その人間界に追放されたロキを陰ながら見守るために、決して話をしてはならないという制限を背負った上でネズミに姿を変えていたのが、ロキの祖父に当たるグルーノだったのである。

竜神族とサザンビーク王家の両方の血を引いている、という衝撃の事実がココで明かされることとなった。
必然的に、ロキとチャゴス(笑)がいとこ同士だということも判明してしまったのである。これにはゼシカも苦言を呈していた。クソッ、なんでこんなところであの豚野郎の名前を出さなくちゃいけないんだ…!

そして、もう一つ、重要なことを竜神族の長老から聞かされる。
ロキにかけられた記憶封じの呪術は、強力な呪いの一種であり、その呪術をかけられた者は、その呪いゆえに、他の呪いを一切受け付けなくなるとのこと。呪いの武器防具を装備しても呪われず、敵の呪いの霧なども全て無効化し、ドルマゲスが一夜にしてトロデーン城を荊に包んだ呪いでも、ロキが何事もなく唯一生存した理由がここにある。
このクリア後のシナリオで、『VIIIの主人公』の全貌が明らかになった。クリアしただけでは終わらないのである。

人間界に追放されたロキが、再びこの里に舞い戻り、竜神族を救ってしまうという、なんとも宿命的なシナリオに惚れながらさらに進めることにする。
竜神王を正気に戻すと、彼から「竜神王の試練」に挑戦する権利を与えられる。
竜神王と再びあいまみえ、その戦いぶりに応じて褒美を授けてくれるという、この竜神王の試練。
この戦いも非常に苛烈になることが予想されるが、ここまできたのだからできるところまで挑戦していきたい。

引き続き、
・ゼシカは攻撃しない
・不思議なタンバリンを使わない


の二つの制限を守って、竜神王の試練に挑戦することにしよう。
もう少しだけ、このプレイ日誌は続きます。お付き合いください。



 

(2012年4月18日) 38 PV

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