DQVIII 主人公ロキとゼシカの二人旅 - やり込みinFF

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DQVIII 主人公ロキとゼシカの二人旅

 



【第十一話 契情翩翩】







正直、このプレイを始めて、ここまで――竜神王の試練に挑戦できるまで進められるとは思っていなかった。
もちろん、通常プレイよりもレベルが相当高いという点はあるが、それがあっても、ヤンガスとククールがいないという圧倒的な不利な制限を常に引きずって、どこまでいけるのかと不安に苛まれたこともあった。
が、ここまできちんと制限を守り通したままプレイできている。いままでこの「やりこみin FF」で投稿してきた「FFX アビリティのみクリアー」「FFXIII スコール単独−α」の二つの作品は、どちらもラストボスを、副制限に頼る(どうしても勝てない場合にのみ使用する)ことで倒してしまった。どうも、自分の中では消化しきれないやりこみだった。
ラストボス戦よりもそこにたどり着くまでのプレイの方がよいとも思えたし、プレイしている時も楽しかった。それはそれでいいのかもしれないが、やっぱり、一切妥協することなく最後まで戦い抜いたやりこみ日誌をお送りしたい。
そのやりこみ日誌が、FINAL FANTASYメインのサイトであるにもかかわらず、DRAGON QUESTという、多少場違いな気がしないでもないが、このサイトではDQが大好きだという人もたくさんいるはずだ! 管理人のつるさん自身がDQVIIIのプレイ日誌をつづり、たくさんの人が閲覧していたのだから。
引き続き「不思議なタンバリンは使わない」「ゼシカは攻撃しない」という制限は通していく。
俺はやってみせる!! そんな大志を抱き、DQVIIIの最後の戦いに挑むっっぅふふ!!!


さて、竜神王を正気に戻した後は、彼からその勇気をたたえられ、竜神王の試練というものを受けることができる。
次次と姿を変えて力量を測らんとする竜神王に、その力を示したものには、その栄誉を称え、すばらしい褒美が待っている。
その試練は全部で6回あり、すべて、まず人型の竜神王(以下、特に記載のない限り、「竜神王」という言葉は人型を指す)と戦うことになる。
その竜神王を倒すと、続いて巨竜へと姿を変えた竜神王と戦うことになる。それに勝利すれば褒美をもらえ、そのあと再び竜神王のもとへ訪れると、今度はまた別の巨竜へと姿を変えた竜神王と戦う…ということが繰り返される。
巨竜は順に、「深紅の」「深緑の」「白銀の」「黄金の」「黒鉄の」「聖なる」…を頭につけた個体と戦うことになり、どの巨竜も極めて高い攻撃力を誇る。強烈なブレス攻撃をはなってくる形態や、非常に強固な守備力を持ち、生半可な攻撃ではかすり傷すらつけられない形態もおり、ラプソーン以上の激甚な戦闘は避けて通れない。
なお、この6回の戦いを全て切り抜けると、最後の最後で、竜神王→上記の6体と順に戦闘→最後に永遠の巨竜…という8連戦を受けることもできる。

よって、竜神王(竜型)を倒したときよりも更なる力をつけるために、レベルを上げることにする。
メタルキングをしばき倒し、とりあえず77まで。2つしか上がっていないが、ここらで一度挑戦してみることにする。
天の祭壇を登り、ベリアルやトロルキング、グレートジンガーをガンガンなぎ倒しながら最上階へ。何だかんだいって、メタルウィングを装備して、バイキルト+テンション一段階上げ+超パワフルスローで、ほとんど苦戦することなく倒せるようになっていた。もう俺を止められるやつはいない〜。


ロキ ゼシカ
Lv:77
HP:725
MP:374
攻:445/428
守:403
早:185

剣:74
槍:77
ブ:66
格:13
勇:100
英雄の槍/ドラゴンスレイヤー
メタルキング鎧
メタルキングの盾
メタルキングヘルム
命のブレスレット


新たに習得した技:
(特になし)
Lv:74
HP:548
MP:581
攻:228
守:364
早:218

鞭:68
杖:100
格:27
色:100

神秘のビスチェ
女神の盾
太陽の冠
命のブレスレット


新たに習得した技:
(特になし)


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  竜神王の試練に挑戦する直前までの戦績


  プレイ時間 ― 106:28
  走行距離 ― 432.2km
  戦闘回数 ― 3186
  勝利回数 ― 3123
  撃破敵数 ―11145
  獲得G ― 349148G

  全滅回数、逃走回数、おどかす撃破数、ともに0
  メタルスライム撃破数 75匹
  はぐれメタル撃破数 123匹
  メタルキング撃破数 62匹


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そうそう、1話で、「格闘なんていらね〜な〜、ゲヒゲヒ!!」なんていっていたのだが、よ〜くみてみたら、格闘には使えるところがあったのである。
ロキの格闘には、即死必至の攻撃を水を叩くが如くにまで軽減する「大防御(スキルポイント11で習得)が、ゼシカの格闘には、「素手時に物理攻撃(真空波やステータス異常を引き起こす息攻撃も含まれる)をかわしやすくなる(スキルポイント52で習得)というそれぞれ魅力的な部分があったのだ。
もう少しこれに早く気づいていれば、鞭にスキルポイントなんてつぎ込んでなかったのに…。チキショー!!!

さぁ、竜神王の試練を受けるぞ!! まずは人型の竜神王との戦いだ。
竜神王は、必ず一番最初に「竜の封印」という特殊行動を行なう。これは竜神族を強制的に捕縛してしまうものらしく、竜神族であるロキにのみ効果がある。3ターンもの間、ロキは一切行動できなくなる(まれに効かない事もあるという話を聞いたが確認がとれていない)。
必ず2回連続で行動を行ない、1ターン目は竜の封印→真空波、2ターン目は正拳突き→ためる、3ターン目は通常攻撃→ためる…とパターンが固定されている。いてつく波動やジゴスパークなどを使ってくることもあり、力をためたあとの真空波やジゴスパークの威力は強烈。
また、こいつはドラゴン系ではないのでドラゴンスレイヤーによるダメージ増幅は期待できない。英雄の槍をつかってガンガン攻めていくのがよいだろうな。回復もするし。

いざバトル。
最初は必ずチーム呼びを使っておく。ロキは動けなくなってしまうからね。
ハルク(ヘルクラッシャー)、ゲレゲレ(キラーパンサー)、ギガンツ(ギガンテス)の3匹がガンガン攻めてくれる。ギガンツが痛恨の一撃も出してくれて、1500ぐらい(適当)のHPを一気に削る。まぁ回避されたりもしたが…。そういやこいつ意外と回避率があるんだよな…。
あとはバイキルトを使っての英雄の槍でガンガン突く。
いてつく波動をつかわれたらバイキルトはかけ直し、回復は賢者の石、間に合わなければ適宜ベホマなどを使用。英雄の槍でも回復するので賢者の石で充分かな。ジゴスパークにはマジックバリア(ジゴスパークのダメージを半減できる)を使うことで対抗できるが、これは必ずやる必要はない。余裕があればでいい。
350前後のダメージをたたき出し、竜神王撃破!!

そして、人型の竜神王の戦いを終えると、すぐに巨竜へと姿を変えた、力を開放せし竜神王との戦いに突入する。最初は深紅の巨竜。
通常攻撃の合間に、ダメージが500に達することもある痛恨の一撃や、灼熱の炎、防御不能の幻惑効果を持つジゴフラッシュ、おたけびなどを使いこなす。
この竜の姿になればドラゴンスレイヤー+ドラゴン斬りで大ダメージを与えることが可能になるので、武器を持ち替え。
ゼシカは初手にバイキルトをロキにかけ、すぐさまドラゴン斬り!! 787ダメージ!! よし!
そのあと通常攻撃→痛恨の一撃と、どちらもゼシカに飛んできたが、なんとどちらも回避!! ゼシカたんや〜るぅ!!! 神秘のビスチェに足を向けて寝られないな。ゼシカがどれだけ攻撃を回避してくれるか…というのもこの竜神王の試練では大きく関わってくるかもしれないな。
手を休めずにドラゴン斬りで攻め立てる!! 754ダメージ!! このダメージ量なら10回ぐらい攻撃すれば倒せるかな?
通常攻撃と灼熱が飛んでくるが、そこまで被害はない。
さらにドラゴン斬りを叩き込み、801ダメージ!! 強すぎるぜ…。ドラゴンスレイヤーはこの試練のために作ったんだな…。序盤では不遇(主人公の場合)な剣だけど、中盤からじわじわと使えるようになってきて、最後ではここまで膨大なダメージをたたき出してくれる。やっぱりVIIIでは剣は大器晩成型だな。

そして、ドラゴンスレイヤー、及びドラゴンキラーは、そのデザインもすごくかっこいい。個人的にはドラクエの武器のデザインでもトップクラスのかっこいいデザインだと思った。まぁ、ドラゴンが好きだから、ドラゴンをモチーフにしたものは得てして好きになってしまうっていう感覚があるんだけどね。
ただ、ドラゴンキラーはVIIまではジャマダハル形状(刃に対して柄の部分が垂直になっているタイプの刀剣。FFでいうならば、FFVIIIのキロスが使う「カタール」がこれに当たる)のデザインであり、このデザインこそがドラゴンキラーである、という価値観を持っている方もいるようで、VIIIからただの剣になってしまった…と喪失感を感じている方もいるとか。

と、ドラゴンスレイヤーに惚れていると、なんとジゴフラッシュを洟垂れてしまった。間違えた、放たれてしまった。
ダメージ自体は微微たるものだが、この攻撃には防御不能のマヌーサの効果があるため、しばらくの間幻惑状態になってしまった。
くそっ、これだとドラゴン斬りが当たらない…。ギガデインなどで攻撃する手もあるが、マヌーサはダメージを与える確率が1/3になるものなので、期待値の上では、まだマヌーサ状態でもドラゴン斬りを使ったほうがよいのである。

…うれしいことにマヌーサ状態でも3回攻撃して2回当たってくれ、749、722と、よいダメージをたたき出してくれた。
もちろん、途中回復は怠ることはなく、また、バイキルトの効果が切れたらすぐさまかけ直す。
そして、ジゴフラッシュは呪文(敵専用)であるため、マホカンタで反射することができる。マホカンタ状態のメンバーがいると、ジゴフラッシュは使わなくなる…などということはなく、ゼシカは見事反射して、深紅の巨竜をマヌーサ状態にすることができた。1ターンに2回連続で攻撃するため、3ターンぐらいしか効き目はないとはいえ、敵がマヌーサ状態になっているだけでも大分違うと思う。
おたけびが飛んでくることもあったが、これは見事に回避してくれ、ドラゴン斬りを重ねることで見事撃破することができた。
ふぅ、さすがに痛恨の一撃はかなり強烈だったが、そこまで一気に全滅に追い込まれるようなことはなかった。やっぱり、ゼシカが攻撃を回避してくれたのが大きい。メモを取り忘れていたのでちょっと曖昧だが、たしか3回ほど飛んできた痛恨の一撃を3回とも回避してくれたと思う。

深紅の巨竜を倒したことにより、一つ目の褒美をもらえることに。
錬金釜のパワーアップをしてもらう…つもりでいたが、龍神の鎧をもらうことにした。まぁ特にこだわっていなかったが、今装備しているメタルキング鎧と性能を比べると、守備力が10低い代わりに、ブレス攻撃に対してもうさらに10ポイント軽減するという性能がある。
どちらがよいとは一概には言えないが、とりあえずロキを竜神コスチュームにしたかったので、鎧をもらうことにした。ここに兜も加わると、ロキもグラフィックが変わる。


さて、深紅の次は深緑の巨竜との戦いだ。まだまだ!!
グルーノの家で休んで、ちゃちゃっと天の祭壇を登り、再び戦いを挑む。竜神王との戦いは上記とほぼ同じなので、もう省略。
以下の、続く巨竜との戦いも、竜神王との戦闘模様は省略する。

第二の試練は、深緑の巨竜戦。
深紅の巨竜と同じく、通常攻撃と痛恨の一撃を頻繁に繰り出してくるが、甘い息、焼けつく息、猛毒の霧などをたまに使ってきて、ステータス異常によるかく乱も狙ってくる相手である。
だが、そのステータス異常はスーパーリングを装備していれば確実に無効化できるため、ロキは命のブレスレットからスーパーリングへと装備を変える。HPが30も下がってしまうのは痛いかも知れないが、さすがに焼けつく息は怖いからしょうがない。ついでだが、守備力が10上昇。
ゼシカは太陽の冠を装備しているので、甘い息は無効化できる。焼けつく息、猛毒の霧共に、物理攻撃と同じく回避することができるので、なんとか回避してもらいたいと思う。

いざバトル。ゼシカはロキにバイキルトをかけ、ドラゴン斬り!! なんと914ダメージ!! これは強い。敵のHPは8000程度だから10回攻撃する前に倒せるかな。
深緑の巨竜は甘い息を吐いてくるが無効化! 通常攻撃は…なんとロキが回避!! めずらしいな。
さらにドラゴン斬りを叩き込み941ダメージ!! 強い強い。こいつ、巨竜の中では守備力が低めとみた。
が、ここで痛恨の一撃!! ロキに499ダメージ…うぐっふぅ…。回復を第一に考え、ベホマズンなどで大雑把に回復する。200ぐらい減っている程度でもベホマ、あるいはベホマズン、万能ぐすりなどを使っておいたほうがいい。深緑の巨竜のほうが先に攻撃してくることだってあるし、保険をかけておくに越したことはない。
合間を見てドラゴン斬りを叩き込む。ジャスト1000ダメージ!! ついに4桁いったっ!!

その後、951ダメージ、926ダメージと、極めて高い数値をたたき出す。途中バイキルトの効果が切れるのですぐさまかけ直す。
焼けつく息や甘い息は全て回避。ゼシカは「息をかわした」ではなく「ひらりと身をかわした」という表示が出ていた。さすが、息に対しても神秘のビスチェの効果はばっちりというわけか。
ところが、身も凍りつくようなおたけび(130程度のダメージを与える全体攻撃。通常のおたけびとは違って、1ターン休みになる効果はない)で少しHPを削られているところを、通常攻撃+痛恨の一撃という強烈なコンボが飛んできて、ロキが一度死んでしまった…。
すぐさまザオリクで蘇生。その後バイキルトをかけ直し、なおも回復を最優先にしつつも、隙を見てドラゴン斬りでせめて行く。
919、908、947と順調にダメージを与えていく。深緑の巨竜も非常に強烈な物理攻撃を仕掛けてくるが、ここでもゼシカが劇的に回避をしてくれたおかげで、被害はかなり抑えられている。
そして9回目のドラゴン斬り!! 914ダメージをたたき出し、深緑の巨竜を体躯を崩すことに成功した!!

よしっ!! この調子で次の試練も乗り越えてしまおう。
ご褒美は…やっぱり錬金釜をパワーアップしてもらうことにした。これでもう錬金に時間をとられることはない。すぐに完成するようになる。
薬草を大量に放り込み、万能ぐすりを数個作っておく。ついでに世界樹の滴も作っておいたが、うっかりしていて、世界樹の葉が一枚しかもてないようになってしまった(錬金釜を最終形態にすると、世界樹の葉を2枚持つ小技が実行できなくなるため)。
しまったな…これ…後の試練に響かなければいいが。


続いての試練は白銀の巨竜との対戦。
通常攻撃と痛恨の一撃を頻繁に繰り出す点は同じだが、輝く息という、最強のブレス攻撃を仕掛けてくることもある。深紅、深緑と違って、いてつく波動を使用することがあるため、バイキルトなどの効果がどこまで持つか…。怪しい瞳による強制睡眠(防御不能)も怖い。
また、地味ではあるがマホトーンを唱えることがあり、呪文を封じられると厳しい戦いとなる。とはいえ、マホトーンはいてつく波動で解除される(いてつく波動の唯一の利点でもある)。黄金のティアラメタルキングヘルムにはそれぞれマホトーンに対して、ある程度耐性があるのでこれらを装備する。

毎度バイキルトをかけてドラゴン斬り。545ダメージ!! 何ッ!!??? こいつ硬い!! 深緑の巨竜の半分ぐらいじゃねぇか…。
とはいえ、守備力が高い代わりにHPが低い(5000程度)ので、ドラゴン斬りの実質的使用回数はあまり変わらないはず。やっぱりドラクエはこの辺のバランスはちゃんと考えて作ってくれている。
そして痛恨の一撃が炸裂ッッッピョー!!(←??) 498のダメージを受ける。しかもゼシカが。チクショー!! さらに輝く息を吐かれ、ゼシカが死亡…。
世界中の葉で蘇生させる。これ使っちゃったらあとはザオラルしか…。ザオラルってのは移動呪m(以下略) 

その後、やっぱり回復を最優先にしつつも、ドラゴン斬りで586、577、594、577とダメージをたたき出す。
途中マホトーンでロキの呪文が封じられてしまうという事態が発生したため、ヤベーザオラルスラツカエネージャネーカー状態(意味不明)になっていたのだが、次のターンにいてつく波動が来たため、マホトーンが解除されて不安は解消された。この辺はちょっと竜神王のおバカな面が垣間見える。
まぁ、そのあとに痛恨の一撃でロキ死んじゃったから、マホトーン解除ヒャッホーイとか全然関係なかったのだが。

バイキルトをかけ直し、さっきから何度も言ってるけど回復を最優先にしつつ、隙を見てドラゴン斬りで攻め立てる。
539、577、578と順調にダメージを与え続けるが、そのあと、怪しい瞳によりロキが眠ってしまう。まぁすぐに通常攻撃で起こしてくれるだろう。痛恨の一撃で起きた後すぐに永遠の眠りにつかされるって言うことも充分ありうるのだが、運よく次の通常攻撃で起きることができた。
そして9発目のドラゴン斬りで527ダメージ!! よし!! 撃破ッ!!!

3回目のご褒美は竜神の兜をもらうことにした。
メタルキングヘルムと同じく、一部のステータス変化に対して耐性を持つことができるが、メタルキングヘルムよりも若干守備力が低い。だが、竜神の鎧と一緒に身に着けることで、ロキをグラフィックを変えることができる。
なんか、どこの奇抜な戦国武将だよと突っ込みたくなるような格好だが、ドラゴンスレイヤーを背負うととたんにかっこよく見えてしまうのが不思議。

さて、次なる試練だが、この白銀の巨竜の戦いがかなり厳しかったし、これからの試練もどんどん強くなっていくために、ここでもう少しレベルを上げよう。
というわけで、さらにメタルキングどもをしばき倒し、ロキのレベルを82へ。
ただ、これよりもゼシカの格闘のスキルを52以上にすることが最大の目的であった。スキルの種を全てゼシカにつぎ込み、ゼシカの回避率がさらに上昇。


ロキ ゼシカ
Lv:82
HP:712
MP:398
攻:484/467
守:386
早:210

剣:85
槍:77
ブ:66
格:13
勇:100
英雄の槍/ドラゴンスレイヤー
竜神の鎧
メタルキングの盾
竜神の兜
アルゴンリング


新たに習得した技:
・ミラクルソード
Lv:77
HP:600
MP:590
攻:255
守:372
早:227

鞭:68
杖:100
格:53
色:100

神秘のビスチェ
女神の盾
太陽の冠
命のブレスレット


次なる試練は、黄金の巨竜。
極めて威力の高い通常攻撃は健在だが、痛恨の一撃を使ってこないというとてもうれしい情報がある。
変わりに、テンションをためることがあり、テンションを50、あるいはスーパーハイテンション(一気にスーパーハイテンションになることもあり)になった状態から放たれる通常攻撃は、以前に戦った巨竜が放つ痛恨の一撃の威力を余裕で超える。
そのほか、イオナズン、ベギラゴン、不気味な閃光、ジゴフラッシュなども放ってくる。

いざバトル。毎度の如くゼシカがバイキルト…の前にロキが先に攻撃しちゃったー!! 298ダメージ。
こいつも白銀の巨竜と同じぐらいの守備力を持っているらしい。
黄金の巨竜はいきなりテンションをためる。このターンは何もないが、次に来る攻撃は非常に強烈な攻撃が来ることが予想される。なので次のターンはおとなしく防御をすることにする。ゼシカは普通に防御をし、ロキはドラゴンスレイヤーを一時はずした上で、大防御を使用する(大防御は素手でないと使えない)。
幸い、次のターンで放たれた通常攻撃はゼシカが華麗にかわしてくれたおかげで、無傷ですんだ。そのあと不気味な閃光が飛んできたが、これはどうでもいい。

ついでドラゴン斬りで仮借なく攻め立て、572、626とダメージを与える。
イオナズンやベギラゴンが飛んできたのだが、ほとんどダメージを受けなかった。不気味な閃光で多少ダメージが増えているようだが、通常攻撃の悲惨な数字に比べれば蚊が刺したようなダメージだ。
最強魔法もここまで落魄してしまったか…。そんなわけで次回作のXIからはさらに強い魔法が追加されていたりする。イオナズンの上がイオグランデだとか、マヒャドの上がマヒャデドス(マヒャドデスと思っていた人は多いはず)とか…。

さらにドラゴン斬りで577、583と追加ダメージ。
黄金の巨竜が一気にテンションをためてスーパーハイテンションに。次は危険なのでおとなしく防御をすることにする。ゼシカのHPがちょっと少なかったが、防御の代わりに回復をしても攻撃が来たらほぼ即死。角を矯〔た〕めて牛を殺すこともあるまい。ゼシカに攻撃が来ないことを祈る。
幸い、次の通常攻撃はロキにヒット。大防御でダメージを大幅に軽減し、わずか82のダメージ。大防御はダメージを1/10にするものだから、素で食らったら800以上のダメージか…こりゃあかんわ、即死だわ。

まぁ防御を適度にすれば勝てるかな〜、と思っていた矢先、ジゴフラッシュが直撃! くそ〜、マヌーサ状態に。
期待値の関係でここはギガスラッシュを使用することにする。この攻撃にはバイキルトなどの効果が反映されないが、マヌーサ状態でも敵に確実に当たるので、こういう場合に使っておくとよい。ただし、デイン系の属性を持つことにだけは注意しておこう。VIやVIIと比べて非常に威力が落ちてしまったため、ギガデインとほとんど区別がつかなくなってしまった。マホトーン状態で使えるか使えないかぐらいの違いか…。
ギガスラッシュで217、211ダメージを追加。
途中、回復や防御などをしていたため、ギガスラッシュを2本放ったところでマヌーサ状態が解除される。よし、再びドラゴン斬りで攻めるぞ!!
579、558と順調にダメージをたたき出すがまた斃れない。
イオナズンが来るがどうでもいい。8回目(トータル攻撃回数では10回目)のドラゴン斬り!! 621ダメージ!! よし、倒し…まだ生きてる!!?
通常攻撃はゼシカが回避!! この娘最高。カウントしてないから分からんけど2回に1回は回避しているような気がするぞ? それ以上か?
もう多分次で倒せるだろう。ええい! これが最後のドラゴン斬りだ!! 食らえッ!! 586ダメージ!!

よっしゃーッ! 撃破ッ!!!
ご褒美は竜神の盾をもらっておく。メタルキングの盾の方が圧倒的に性能がいいのでこれはいらないけど。


続いての試練は黒鉄の巨竜。
こいつははっきり言って強い。竜神王の試練の中で一番強い――ぶっちゃけ永遠の巨竜よりも強いとも言われている。
巨竜の中でも断トツで守備力が高く、極めて威力が高い攻撃でないとほとんどダメージを与えることができない。呪文・特技もほとんどを無に返し、ルカニ系も効果なし。メタル系モンスターの特長を備えた巨竜、といっても差し支えない。
また、常に3回攻撃をするため、威力の高い通常攻撃を3回連続で叩き込まれると非常に危ない。幸いなことに痛恨の一撃を放ってこないので、なんとか通常攻撃を分散することができれば勝機はある。ゼシカの回避にも期待したいが、怪しい瞳で強制睡眠というこざかしい行動も行なってくる。
なお、流星やまぶしい光も放ってくる。まぶしい光はともかく、流星は、激しい通常攻撃に比べれはそこまで被害は大きくない。これをできるだけ使ってくれればとも思ってしまう。
こいつの唯一ともいえる弱点は、HPが他の巨竜と比べて格段に低い。この辺もメタル系モンスターの特徴といえる。

ちなみにだが、このプレイでは関係ないものの、ディバインスペルが効くことがあり(ディバインスペルは全てのモンスターに効く)、それで呪文への耐性を弱めた状態だとマダンテなどで一撃で倒せる…という撃破結果も報告されているそうな。

いざバトル。バイキルトをゼシカにかけてもらい、ドラゴン斬り。440ダメージ!! ワオ、カタ〜イ!!
黒鉄の巨竜のHPは2000なかったはずなので、このダメージなら4回ぐらい攻撃すれば倒せるか。
しかし、攻撃力467+ドラゴンスレイヤー+ドラゴン斬り+バイキルトでも400強ダメージとは…恐るべき守備力だな。

黒鉄の巨竜の攻撃。3回攻撃がきつい。ロキに3回連続で飛んでくるとかマジでやめて欲しい。
次のターンベホマで回復をし、ゼシカはルーンスタッフで少しでも守備力を高めておく。200のダメージが170ぐらい。たとえ30でもかなり精神的に楽になる…ような気がする。
ドラゴン斬りを仕掛けたいところだが、非常に苛烈な攻撃の前になかなか次なる一手が出せない。
とはいえ、流星のあとにゼシカに向けられた2回の攻撃を、2回とも回避してくれたので、隙ができた。2回目のドラゴン斬り!! 404ダメージ!!
そしてすごいことに、次のターンは3回連続で通常攻撃が、3発ともゼシカに飛んできたが、なんと3回連続で回避してしまった!! これはすごい!!
もう回避するゼシカが神過ぎてかわいすぎてたまらん。おいらの中でゼシカの株が大きく上がった。もともと好きなキャラクターではあるけど。
3発目のドラゴン斬りを叩き込む。439ダメージ!! よし、後1発で倒せるか倒せないかぐらいか。

とここで、怪しい瞳がゼシカに向けられる。眠ってしまった。ロキとゼシカに1発ずつ顎が容赦なく飛ぶ。
当たり前だが、さすがに眠っている状態では回避はできんわな…これはしょうがない。
次のターン回復に手が埋まる。助かったことにベギラゴンを使用してくる黒鉄の巨竜。30ぐらいしかダメージを受けない。これは助かった。さらにゼシカに向けられた攻撃も彼女が劇的に回避し、このターンはほとんどダメージを受けず。チャンスだ。
これが最後のドラゴン斬りになることを期待したい! さっきから精神的に痛いんだよね。3回連続で攻撃してくるから…。
ドラゴン斬りが炸裂!! 428ダメージ!!!  ……よっしゃー!! 倒したぞ!!!!

見事に黒鉄の巨竜を倒せた。先にも言ったが、永遠の巨竜よりも強いと巷間言われているため、こいつに勝てたのは非常にうれしい。
というか、ゼシカのすばらしい回避率が勝利に大きく貢献したといえよう。
カウントしたら、14回中、9回も回避したのである。もはや半分を超えていた。当たった5回のうち、1回は眠っている時のものだったため、さすがに眠っている時まで回避を期待するというのは無理な話だが、ここまで回避してくれたのは非常に助かった。
素早さをできるだけ上げて(VIIIは、素早さが高ければ高いほど回避もしやすくなる)、神秘のビスチェ+素手で格闘スキル52以上…というのは場合によっては非常に有効ということを証明できそうな戦いでもあった。命のブレスレットじゃなくて、星降る腕輪を装備して、さらに素早さをあげたらもっと回避してくれるのだろうか?
褒美は竜神のつるぎをもらった。いらないけど。


次なる試練は聖なる巨竜。竜神王の試練の最後に待ち構える巨竜だ。
やっぱりすさまじい威力の通常攻撃が仮借なく攻め立て、痛恨の一撃も放つ。
輝く息、とがった爪(通常攻撃よりも威力の高い単体攻撃)、いてつく波動、テンションためなどを使いこなしてくる。
だが、黒鉄の巨竜を倒せるぐらいの実力があれば、実はこいつは簡単という話もある。
2回行動のこいつは、3回連続行動を行なう黒鉄の巨竜に比べれば、そこまで苛烈ではなく、痛恨の一撃を使うにしても、それほど頻度は高くない。怪しい瞳などの、こちらの行動を邪魔する行動もないため、回復さえきっちりしておけば黒鉄の巨竜よりも楽、という結論に至っているらしい。

実際のところ、バイキルト+ドラゴンスレイヤー+ドラゴン斬りで847ダメージ。
やはり黒鉄の巨竜が異常なまでに硬すぎるのか…。その後、824、865、792、835…と順調にダメージを与えていく。
ここまでは輝く息を吐かれたり、とがった爪がゼシカに直撃したりしたものの、そこまで逼迫することはなかった。ゼシカの攻撃の回避率がちょっと低いような気もしたが…。
追加で825、833、872とダメージを積み重ねていく。もちろん途中で回復をはさんでいるし、いてつく波動でバイキルトの効果が消されてしまったので、かけ直したりなどもした。
やっぱり黒鉄の巨竜と比べるとずいぶんこちらの攻撃のペースが早い。黒鉄の巨竜が一番強いっていうのは首肯せざるを得ないな。

さらにドラゴン斬りで814ダメージ。HPは8000程度なのでそろそろ倒せるか。
ただ、ゼシカが攻撃をあまり回避していないのが不安なところ。ああ、とがった爪は回避不能なんだな、きっと。
ここまで12回の攻撃を受けて、4回回避している。4回の回避は全て通常攻撃であり、とがった爪は回避していない。すでに5回ほどとがった爪を受けたが、これは回避してくれない…とすると、とがった爪は回避不能な行動を見て間違いないだろう。たまたま回避しなかったとも考えられないこともないが…。

そして10回目のドラゴン斬り。797ダメージ!!! 聖なる巨竜の身体が崩れる!! やったぞ!!


ついに竜神王の試練をクリアしたんだーーー!!

最後の褒美をもらう。といってももはや叶えられる願いは一つしかないが…。
チームモンスター、メタルキングのスマイルが出現。





  いらん。





さて、これで竜神王からもらえるものは全てもらった…。
だがしかし、まだまだ終わりではない。このあと最後の試練が待っている。

冒頭でも言ったが、人型の竜神王と戦ったあとに、6体の巨竜と順に戦ったあと、最後に永遠の巨竜と戦えるという怒涛の8連戦があるのだ。
6体の巨竜は行動パターンこそ一緒だが、HPが約半分に調整されているため、永遠の巨竜とはある程度体力を温存した状態で挑むことができる。
これに成功して、初めてこのやりこみプレイは大団円を迎えて終了、となることであろう。本当はこの十一話に竜神王との戦いはすべて収めるつもりだったんだけど、あまりにも長く書きすぎたから、永遠の巨竜との戦いの模様は十二話で。当初の予定より一話増えてしまったよ…。
ま、とにかく最初から最後まで一切妥協しないやりこみをやり遂げてみせようと思います。

さぁ、最後の試練、気合入れていくぞ!!!
行くぜゼシカッ!! 理由にもならないよ! わたし君の前では インモラリストだよ!!!




 

(2012年4月28日) 95 PV

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