クリスタリウムなしクリアー2.1 プレイ日誌 - やり込みinFF

トップページ > FFプレイ日誌 > クリスタリウムなしクリアー2.1 > No.16

クリスタリウムなしクリアー2.1 プレイ日誌

 

【第16話 亀の愛を誉れとせよ】

 

気合でアルテマに耐える戦法を採用しました(嘘)


 「グランドクロス編」も4話目だ。今回は、残った敵の1体である「ロングイ」と戦っていくことにしよう。
 …やれ、“亀”と言えば。前作『13』では、ギル・アイテム稼ぎとして、アダマンタイマイやロングイを大量に倒すことが流行した。亀狩りと呼ばれる時代の始まりである。特に、いわゆる「トロフィー」の一つに、「改造後を含む全ての武器・アクセサリを一度以上入手する(※全て同時に所有する必要は無い。また、ランク3武器は同名であるため各キャラにつき1個作ればOK)というものがあるのは大きく、そのためには大量のギルが必要となる。かくして、最も効率が良い亀々がターゲットとして、延々と狩られることになってしまったのである。
 ――やれ。ここを読まれているような皆さまは、もちろんFF13が「キャラクターを限界まで育てて最強のボスを倒したら終わり」などというゲームでは無いことは理解されているだろう。しかし、世間では未だにそういったプレイを「やり込み」とする風潮が根強く、多くの人々が「やり込み要素」を埋めるため、ひたすら単純作業を繰り返していった。そして、そんなプレイが楽しいはずは無いということで、「プレイ時間の水増し」「亀狩りファンタジー13」などと、ゲーム全体が冷ややかな目で見つめられることになってしまったのである。ただ、そんな中で、ヴァニラの「デス」999999ダメージ叩き出す驚愕の戦法が生み出されるなど、決して悪いことばかりが有ったわけでもない。「亀狩り」は、良くも悪くもFF13を象徴する要素の一つなのだ。

 さて。そんな“亀”は、前作で5種類が登場したのだが、その中の1体である「ロングイ」が、FF13-2にも引き続き登場した。しかも、今度は道を塞ぐ正真正銘のボスとしてである。初プレイの際は、前作ファンにお馴染みの要素が昇華されて収録されていたことに、とても嬉しさを覚えたものであった。
 …しかしながら。今作の「ロングイ」は、端的に言うと前作よりも大幅に劣化しているのである。まず、行動パターンは『13』の時とほぼ変わらず、新しい技は何一つとして存在しない。また攻撃力は、足踏み一発で10000以上を削った前作から約2000ダメージにまで下がり、最大HPのスケール変化を考慮しても大幅に弱体化している。防御面についても、「物理・魔法:耐久※転倒させてもという圧倒的な耐性が無くなり、デフォルトで弱点属性が存在するなどの虚弱体質になってしまった。キャラクターを限界まで育てていれば特に何も考えなくとも勝つことができ、まったくもって「裏ボス」という感が無い。これについては、「前作の劣化使い回し」「強敵DLCを買わせるための露骨な手段」などと、当時は強く非難されたものだった(今も?)
 ――とはいえ、クリスタリウム封印プレイでは、足踏みで一発全滅、「アルテマ」もよほど運が良く無い限り全滅、「クエイク」「咆哮」はもちろん一発全滅などと、規格外レベルの相手であることに違いは無い。しかしながら、倒すとフラグメントを入手でき、レア枠で「アダマンタイト」というアイテムも手に入るため、無成長プレイの大きな目標として相応しいというものだろう。やれ、DLC使用での撃破は既に報告されているが、ではDLC無しでは果たして…? なんか毎回同じことを書いてるような気がするぞ…??


 
そのE:とれとれピチピチ亀料理〜♪
〜VS ロングイ〜
 
「『殻を背負いし者ども』ね」
 
「ロングイ」戦:装備&パラダイム
戦闘メンバー   パラダイム
ノエル  HP404 / 物理114 / 魔法94
ロムルス&レムス / ヒュプノクラウン
「ATB速度50%アップ」「シンクロ加速+」
1 BLA+BLA+ATK (X)
2 ATK+BLA+ATK (X)
セラ  HP385 / 物理92 / 魔法110
インドラジット / ヒュプノクラウン
「ATB速度50%アップ」「シンクロ加速+」
3 ATK+BLA+JAM (X)
4 BLA+BLA+JAM (X)
ATK/ランツクネヒト型 HP2864 / 物理225 / 魔法47
JAM/ネクローシス HP506 / 物理47 / 魔法99
HLR/サボテニョリータ HP904 / 物理122 / 魔法89
5 BLA+BLA+JAM (X)
6 DEF+DEF+HLR (X)


 というわけで。さっそくアルカキルティ大平原に行って天気を晴れに変え、今回のターゲットである「ロングイ」と戦ってみることにしよう。
 …さて。こいつに関しては、「空中に居れば足踏み攻撃のダメージを受けない」(※「クエイク」は喰らう)という特性を活かし、足踏みが来るタイミングに合わせてロングイ本体に「たたかう」×1を入力することで、敵の攻撃を回避しつつ攻撃する…という戦法が既に確立されている。では、「アルテマ」「クエイク」などの回避できない行動はどうするのかと言うと、もちろんサボテニョリータの「リレイズ」を使って乗り切るのだ。ご存じの通り、そのゲージ回復には非常に時間が掛かるため、場合によっては「エリクサー」での強引な回復も含め、複数回のリレイズを入力していく。そして転倒させることに成功すれば、本体には「バイオ」が効くため、後はこっちのものなのである。
 ――そんなわけで。コイツに関しては、DLC使用(BLAライトニング・アモダ曹長・鎧ライトニングなど)での撃破報告が既に為されているのであるが、ではDLC抜きだと果たしてどうなるのか。結論から言うと、非常に苦しいが、何とかギリギリで勝つことができる。では、いったい何がそんなに苦しかったと言うのだろうか? 決まってるだろ、カジノだよ…。

 では。定番のいつも通りの、ロングイのスペックから紹介していこう。コイツは前作と同じく、「本体」と「右足」「左足」の合計3つのターゲットを持ち、足を崩すまで本体にはほとんどダメージを通すことができない。2つの足の能力は完全に同じであり、HPは416000チェーン耐性20&ブレイク値450.0%、耐性は『13』とは大幅に異なり「物理・魔法:標準」「火半減&雷弱点」。ステータスはデプロテ・デシェル・バイオ・ウィーク・カーズが有効である。またロングイ本体はHP4160000、転倒した後はチェーン耐性10&ブレイク値700.0%、耐性はこちらも「物理・魔法:標準」「火半減&雷弱点」デプロテ・デシェル・スロウ・バイオ・ウィーク・カーズが有効だ。
 …続いて、敵の大まかな行動パターンである。まず、戦闘開始直後は「アルテマ」を使い、その後は「足踏み×5」「『クエイク』or『咆哮』」「足踏み×5」「咆哮」「アルテマ」を繰り返す。また、HPが50%を切った後は行動パターンが変化し、「足踏み×2」「アルテマ」「足踏み×2」「咆哮」「アルテマ」と、足踏みの回数を減らしてより強力な攻撃を行うようになる(※この情報は【Yashimahot氏】から提供していただきました。この場を借りて御礼申し上げますm(_ _)m)。その他、これは今さら言う必要が無いかもしれないが、両足のHPを0にすると本体は転倒し、各種耐性を失ったうえで90秒間完全に無防備な状況になる。そしてそれが終わると、両足のHPを全回復して再び立ち上がる、という仕組みだ。
 ――なお、アルティマニアには「3回に1回は『咆哮→アルテマ』を使う」と行動にランダム性があるように書いてあるが、ランダムなのは「クエイクor咆哮」の中身を決める時だけであり、それ以外では必ずルーチン通りに攻撃を行ってくる。やったね! 攻略本がまた間違ってて書くネタが増えたよ!!

 それでは、仲間モンスターの選定に入っていこう。まず今回のバトルでは、全滅必至の攻撃が多数飛んでくるということで、「リレイズ」を使えるHLR/「サボテニョリータ」は必須である。また、ロングイ本体のHPは416万と莫大であるため、「バイオ」が使えるJAMも必須であろう。
 …そして残りの1枠であるが、今回は前作と異なり両足の耐性が「物理・魔法:標準」であり、雷属性に弱点まで持ってしまっているため、お馴染みのATK/「ランツクネヒト型」を使っていくことにした。DLCのBLAライトニング(ATBレベル6 ←?!?)を使う場合に比べ、ブレイクに貢献することはできないが、雷属性攻撃により1発のダメージはそこまで大きく変わらないことが魅力である。いや、実際にはダメージ効率も全然低いんだけどさ…。
 ――最後に。JAM枠の具体的なモンスターであるが、今回は2ダウンでロングイを倒す都合、1回の転倒時間=90秒でHPの半分以上を削れるJAMを選定しなければならない。調べてみたところ、どうもそのためにはシンクロ技の「有害物質注入」で素早くバイオを掛けなければ間に合わないようだ。そのため、採用するのは「有害物質注入」を持つJAMのうち、バイオのみに専念できる「デンドロビウム」か、他のステータスも効率的に掛けられる「ネクローシス」のどちらかである。今回は、炎属性が半減される都合、「ウィーク」でセラのBLAを活かすために「ネクローシス」を採用していった。まあこれは、いわゆる“相互互換”というヤツだろう。試してないが、2回目の転倒を狙うパートのことなども考えると、ひょっとしてデンドロビウムのほうが楽だったりするのかな…?

とにかく急ぐ。最初の足は2回目の足踏み前後で潰せる


 それでは、実際の戦法を書いていこう。
 …なお、今回はビックリするくらいの完全パターンゲーなので、もしこれを参考にプレイされる方がいたら、それこそ勝手に指が動くくらいまで練習をしていただきたい。一応運要素もあるにはあるが、とにもかくにもまずはパターンを安定させなければ話にならないからだ。

 バトル開始である。まず、開幕はDEF+DEF+HLRでスタートし、即座にサボテニョリータのリレイズを掛ける。その後は、BLA+BLA+JAMで、人間キャラクターがATB50%加速で3セット攻撃したのちに、もう一つのBLA+BLA+JAMに変え、ネクローシスが2発目の「バイオ」を宣言した瞬間「有害物質注入」を使用する。こうすることで、チェーンボーナスを一気に320.0%程度まで伸ばし、最初の「アルテマ」が来る前に一本目の足を毒状態にすることができるのだ。この時点で嫌な予感がした方、あなたは正しい。
 …続いてロングイの「アルテマ」が飛んでくる。これ、どうもダメージ的には220?〜11000程度となるようで、最大18000ダメージというアルティマニアの記述はまあ間違いなのだが、いつものことなのでサラッと流し、この「アルテマ」によってパーティは壊滅するが、リレイズでバトル続行である。
 ――さあ、ここからが勝負だ。まず、この段階では寸刻すら惜しいので、リーダーのノエルは即座に「エリクサー」で全員のHPを完全回復し、BLAで魔法を打ち込んでもう一つのBLA+BLA+JAMにパラダイムシフト、そうこうしているうちにネクローシスが「ウィーク」「デプロテ」と決めて敵をブレイクしてくれるため、「ライブラスコープ」を使ったのちにランツクネヒト型のATK+BLA+ATKに変え、ノエルは「たたかう」×1をセットして足踏み攻撃を避ける準備をする。ここまでで目まいがしてきた皆さま。今回はずっとこんな文章が続くよ。

 さて。このタイミングでロングイは1発目の足踏み攻撃を使ってくるのであるが、これについてはリーダーのノエルが「たたかう」×1をロングイ本体に打ち込んで回避するのはもちろんとして、モンスター枠ではランツクネヒト型に受けさせるようにすると更に良い。理由については、ランツクネヒト型はHPが2864もあり、1発までなら足踏み攻撃に耐えて「ピンチにブレイブ」を発動できるからだ。さらに、同時にセラが戦闘不能状態になって「仲間戦闘不能で強化」も引き出せるため、自動的に最大火力を引き出す状況が整ったことになり、打撃で与えられるダメージは1発で30000、シンクロドライブで削れるHPは100000を余裕で超えてくれる。ランツクネさん、あなたやっぱりDLCでしょ…。
 …ただし。気を付けなければならないのは、ロングイは左右交互に足踏み攻撃を使うが、接近していて足に踏みつけられてしまうとダメージが2倍になり、いくらランツクネヒト型でも耐えることはできない。そして、最初にどちらの足から攻撃を始めるかは完全ランダムであるため(まあ圧倒的に画面右の足からが多いが…)、こればっかりはどうしようも無いのだ。ただし、どちらにせよ今回バトルでは仲間モンスターは頻繁に戦闘不能状態になってしまううえに、「仲間戦闘不能で強化」だけでも十分な火力を発揮できるため、「ピンチにブレイブ」に関してはおまけのようなものと考えていってOKである。1回目の転倒については、早すぎてもパターンが崩れやすくなってしまうし…。
 ――そんなわけで、1発目の足踏みをノエルが回避したら、次は攻撃のターンである。この際、仲間モンスターが戦闘不能状態になってしまった場合は、ランツクネヒト型だけ「フェニックスの血」で蘇生させる。なお、以降も本バトルでは行動効率を最優先として、全ての蘇生を「フェニックスの血」で行い、ヘイスト状態を付与していくことにする。そうして、ATK+BLA+ATKで1セット→BLA+BLA+ATKで1セット→ATK+BLA+ATKで次の回避の準備をしつつシンクロ技で攻撃、の順に行動を行う。莫大な火力を誇るランツクネヒト型を使えば、「ピンチにブレイブ」を発動させていた場合はこの時点で1本目の足を、1発目が右(プレイヤー側から見て。以下同様)でランツクネが潰されていた場合にも、2発目は左となるので、足踏みが使われた直後にブレイブを発動させて撃破することができる。まだ開始から1分半しか経ってないぞ! 大丈夫か!!!?!?

恐れるべきは雷よりも毒だろう…常識的に考えて…


 そんなこんなで、足踏み2発でロングイの右側の足を潰すことができた。次は、左の足を潰していく番である。
 …さて。ここからは、本戦闘における「基本回し」というものを紹介していきたい。というのも、ロングイは約20秒ごとに足踏み攻撃を行ってくるのであるが、その時間を物理的に数えるのは非現実的であり、相手の攻撃を恐れるがゆえの安全策が行き過ぎるのも効率が悪い。よって、あらかじめ最適なパターンを決めて、その一連の行動をもって時間を計っていくのが良いのである。FF13シリーズの高度な戦闘においては常套手段と言える手だ。
 ――というわけで。俺が用いた「基本回し」のパターンはこうである。まず、足踏みでノエル以外の全員が戦闘不能にされた場面をスタート地点とする。開幕のパラダイムはATK+BLA+JAMだ。@「ノエルが『フェニックスの血』でネクローシスを蘇生」→A「『フェニックスの血』でセラを蘇生」→B「ノエルが手動行動で足に『ルイン』×3を打ち込む」→C「セラがファイアを3発放ったら『BLA+BLA+ATK』に変更」→D「1セット攻撃して『ATK+BLA+ATK』に戻す」→E「『たたかう』×1を準備して次の足踏みに備える」、以降繰り返しである。大丈夫? やり込みinFFの攻略法だよ??

 というわけで。クリアを狙う方々には自動的に手が滑るくらいまでこのパターンを練習してほしいのだが、一応覚えやすいように“キモ”となる部分を説明しておこう。まず@であるが、ロングイ本体を攻撃して足踏みを回避した都合、この時点でターゲットされているのはロングイ本体である。ところが、既にライブラスコープによって「ロングイ本体には『スロウ』以外は全て無効」という情報がオープンされているため、ネクローシスから蘇生すれば、自動的に足へとステータス魔法を仕掛けてくれるのである!
 …またAでセラを蘇生させ、すぐさまBの「ルイン」×3を割り込ませれば、セラのターゲットもそちらに変わって「ファイア」で足を狙ってくれる。この場合、セラはATB50%加速武器&ヘイスト状態を合算してATB+83%という爆速の異名を持ち魔力を自在を操る妹なる女騎士となってくれるうえに、ネクローシスのウィークによって足の火耐性は消え、ノエルの「ルイン」×3でチェーンボーナスの持続時間も稼げる。しかも、しばらくパラダイムシフトを行っていないため、Dでは必ず12秒ルールを引き出すことができる。そこまで来たら、あとは「たたかう」×1を入れて次に備えるだけである。こうすることで、1回の足踏みにつき約150%という莫大な量のチェーンボーナスを稼げるようになるのだ。絶対DLCなんかに負けたりしない!!
 ――ちなみに。「ウィーク」「デプロテ」「バイオ」の3つのステータス効果が全て入った後には、このパターンのJAMの欄をATKに変え、セラを蘇生させずにランツクネヒト型で攻撃を仕掛けていけば良い。この場合、多少パターンが変化し、場合によってはランツクネヒト型がロングイ本体に「ルイン」を放ってしまうような場合もあるが、それが即座に失敗へと繋がるわけではないため、適時パターンを調整しつつ戦っていこう。
 そして、この「基本回し」を用いる場合、時間的にはかなり余裕があり、足踏みを回避するためのコマンド入力が非常に簡単であることも記載しておきたい。そういうところまで考えてこそのパターン化というものだな。うん、キモを説明するつもりがキモしか無かった。キモい(要点が凝縮されている、の意)

実は本作にも地属性があるからバオルガードで軽減できるんだとか


 そんな感じで戦っていく。足に関しては、既にライブラ情報がオープンされており、「『ウィーク』による各属性耐性の劣化が効果的です」などの情報に引っ張られ、ネクローシス「@ウィーク」「Aデプロテ」「Bバイオ」の順にステータス異常を決めてくれる。いいからバイオを先に掛けてくれ…と言いたいところであるが、足のバイオ耐性はかなり高く、毒が掛かるのは遙か先となるため、まずは「ウィーク」を掛けてセラのチェーン上昇効率をアップさせた方が効率が良い。初めてじゃね? 今回プレイでライブラ情報が的確だったのって…。
 ――そういうわけで、例の「基本回し」を用いて戦っていくと、だいたい2本目の足がブレイクするあたりで「バイオ」を入れることができ、5回目の足踏みをやり過ごして攻撃を仕掛けることができる。また、この辺りでサボテニョリータのシンクロゲージも回復するため、適当なタイミングで「チアダンス」を再使用して「リレイズ」を掛け、次の「クエイク」or「咆哮」に備えるようにしたい。

 さて。このパートで最も良い場合は、「クエイクをリレイズでやり過ごし、直後に足のHPをゼロにしてロングイを転倒させること」なのであるが、それ以外のパターンも幾つか存在する。まず、「クエイク」ではなく「咆哮」が飛んできた場合である。「咆哮」は、人間キャラが即死するところは同じなのであるが、敵味方のステータス効果を全て解除し、しかもランツクネヒト型は一撃死できずダル状態まで付加されてしまうため、その後の戦闘効率が激烈に悪化してしまう。これで即失敗というわけではないのだが、次の足踏みが来るまでに敵を倒せなければリセットしたほうが良いだろう。
 …また、バトルが非常に上手く進み、「クエイク」or「咆哮」が飛んでくる前に敵を転倒させてしまった場合である。これ自体は失敗どころか大変良いことなのであるが、直前にリレイズを掛けていた場合、再び立ち上がるまでにリレイズを持ち越せないため、せっかくのシンクロゲージが完全に無駄になってしまう。一応、「エリクサー」を乱射すれば持ち直しも不可能ではないが、まああの苦痛でしかないカジノを知っている人ならリセットするのが無難だろう。ちなみに、よほど早回しできなければこの大技前転倒は成功しないため、そこまで失敗を意識する必要も無いだろう。
 ――その他。お役立ちテクニックの一つとして、シンクロ技のモーション中にキャラが戦闘不能になっても行動は継続されるため、「クエイク」のダメージが入る瞬間にシンクロ技を使用すると、2人ぶん(3人ぶん?)の「仲間戦闘不能で強化」が発動し、凄まじい量のHPを削ることができる。これで安定してクエイク後転倒のパターンを実行できるね! …と思いきや、この技で足を潰すと、なんとリレイズ後にHPを回復する間もなくロングイが倒れてきてしまうのだ。もちろん、蘇生直後はHPは極小であるため、潰されてしまえば一発全滅は必至である。まさか、こんな罠があったとは…何はともあれ、「クエイク」のモーション中に足のHPをゼロにしてはならず、必ず行動の間を縫ってロングイを転倒させなければならないと言えるのだ。

 そんなこんなで両足のHPを0にしたら、いよいよロングイが倒れ込み、90秒間攻撃し放題となる。ちなみに、例によってこの倒れ込みには攻撃判定があり、クリスタリウム封印のHPではDEFで耐えなければ即死であるため、何が何でも「エリクサー」で準備を整えて耐えるようにしたい。なお、懐深く入り込んでいると攻撃が2ヒットする場合もあるので、その際は更に「エリクサー」で蘇生し、素早く態勢を整えていく。
 …というわけで攻撃が可能になったら、ひたすらBLA+BLA+JAMでチェーンを伸ばしていく。メインとなる攻撃手段は、もちろん1秒で30000ものHPを減らすことができる「バイオ」である。敵のHPが416万と莫大な今回は、攻撃手段はこれしか無いと言えるのだ。
 ――そんなわけで攻撃していき、チェーンボーナスが400%を超えそうになるくらい(「くじけそうになりかける」的表現)に達したら「有害物質注入」を使って毒を掛ける。その後もどんどん同じ陣形で攻撃していくと、ブレイクが決まった辺りで「バイオ」の上書きをすることができるので、後は適当にBLA+BLA+ATKあたりで攻撃を仕掛けていけば良いだろう。なお、サボテニョリータのシンクロゲージが少ない場合は、この時間を使ってエリクサーを必要数使い、次に備えておこう。

 こんな感じで。1回の転倒で半分以上のHPを削ることができるため、2回ロングイを転ばせれば撃破できるということになるのだ。
 ――が、ここで気を付けておきたいのが、ロングイはHPが50%以下になると足踏みを2回に減らして大技を増やしてしまうということである(実は前作でもそうだったり…)。そして倒し方の都合上、調子に乗って攻撃しているとどうしてもHP50%を切ってしまうため、1回目の転倒では適当なところで「ユニコーンの角」を使って毒状態を解除しなければならない。目安として、だいたいライブラ情報でHPが235万くらいになったら「ユニコーンの角」を使用すると良いだろう。まあ、実戦ではノエルが潰されて行動が遅れたこともあり、謀らずとも自動的に絶妙なHPになってくれたりもしたのだが…。

やっちまったゼ☆


 そんなわけで、起き上がったロングイは、(使っていなければ「クエイク」or「咆哮」→)「足踏み×5」「咆哮」「アルテマ」のパターンで攻撃を再開する。ご存じの通り、「咆哮」「アルテマ」の部分は一発全滅ならぬ二発全滅であるため、もうここからは仁義なきエリクサー連打となるのである。
 …まず、起き上がった直後のロングイはすぐさま攻撃を実行してくるので、ここは基本通り「たたかう」×1で回避を行う。その後、2回目の行動くらいまでは早めのペースで攻撃を行ってくるため、ここは焦らず安全性を重視し、心身ともに準備を整えていくべきだろう。

 そんなこんなで。ここからは再び、両足のHPをゼロにして転倒させることを狙っていく。ここからしばらくの行動は、「足×5→咆哮・アルテマ→足×5→クエイクor咆哮→足×5→咆哮・アルテマ」というパターンである。この場合、1回目の咆哮・アルテマまでに転倒を間に合わせることはまず不可能であるため、2回目のそれが来る前に足を崩すことを目標としよう。さすがに、15回も地団駄する暇があれば両足を崩せるというものだ。
 …というわけで、例によって上記の「基本回し」を使って戦闘を進めていけば良いのであるが、ここで困ったことが一つ存在する。というのも、俺は最初の足を潰す際に「ライブラスコープ」を使ってライブラ情報を完全オープンにしてしまったため、ネクローシスが使うのは「ウィーク」「デプロテ」「バイオ」になってしまうのである。これ自体は、掛けやすさなども考慮すると非常に合理的な順番なのであるが、決定的にマズいのは、AI行動だと「足Aにウィーク」「足Bにウィーク(!?)「足Aにデプロテ」「足Bにデプロテ」とターゲットがばらけてしまうことである。事実上、足が2本存在する状態では「ウィーク」しか掛けられないことになり、削りの効率が大幅に下がってしまう。ということで、ここからはブレイクさせてのランツクネヒト型の攻撃&「有害物質注入」で削っていくしか無いのである。ここだけを見越して、バイオのみに専念できるデンドロビウムを連れてくるべきだったか…?
 ――ちなみに。次のロングイの大技は「咆哮」「アルテマ」で固定であるが、このうち「咆哮」には敵味方全体のステータスを解除する効果があるため、ネクローシスの「有害物質注入」を使う際は、必ず「咆哮」を乗り越えてからにしたい。ところで俺の実戦の例を挙げてみると、焦って「有害物質注入」を掛けた直後に「咆哮」を使われてしまうという最悪のパターンになってしまった。この程度の操作精度でも勝てます!! ロングイ戦なんて簡単です!!!!!(^o^)/\(^o^)

 そんなこんなで「咆哮」は乗り切れるわけだが、次のロングイの行動は無情にも「アルテマ」で固定である。当然リレイズ状態は既に使い切っているため、エリクサーを乱射し、強引に「咆哮」「アルテマ」の間でシンクロゲージを回復しなければならないのである。
 …ということで、その大まかな方法である。まず、「足踏み×5」の中の2回目の足踏みが終わったら、サボテニョリータのシンクロ技を使う。これより早いと「咆哮」が飛んでくるまでにリレイズが切れてしまう。そうしてしばらく戦い、「咆哮」が飛んできたらリレイズで蘇生するが、この時点でのサボテニョリータのシンクロゲージは半分程度であり、どうやっても次の「アルテマ」には間に合わないため、非常に不服ではあるがエリクサーを3個ほど使い、強引にゲージを回復してしまう。これでリレイズを唱えれば、とりあえずアルテマに関しては大丈夫である。
 ――ちなみに。草案の段階では、( ^o^)「やっぱDLC無しだから、エリクサーの大量消費は控えたいな…」という思いがあった。ではどうするのかと言うと、もちろんこのアルテマを気合で止めるのである。が、その確率はDEFを使っても1/10も無く、このように集中力を要するバトルの後半部で期待するのはあまりに苦しい。というわけで、それならまだ何週間も掛けて苦行スロットを回したほうがまだマシという結論に至ったのだ。
 ついでに。他に書くところが無かったのでここに書くのだが、サボテニョリータのシンクロ技である「チアダンス」は、どう考えても味方全体への効果と見せかけて有効射程があるらしく、例えば「ランツクネヒト型で足に接近→すぐサボテニョリータに変えてシンクロ技を使用」などとすると、人間キャラクターにリレイズが掛からないことがある。それでは即シ骸送りであるため、一応は心に留めておき、リレイズを掛ける直前は足に物理攻撃を仕掛けないようにしていきたい。こんなことと思うかもしれないだろうが、意外と「こんなこと」で失敗になってしまうのが、このロングイ戦なのである。

 そんなわけで。「咆哮」「アルテマ」さえ抜けることができれば、次の大技のターンは単発系(「クエイク」or「咆哮」)であるため、こちらの攻撃時間を大きく確保することができる。あとは、これまでやってきたことの繰り返しだ。いくらライブラ情報によって行動効率が落ちているとはいえ、さすがに15回もの足踏みの時間があれば倒すのはたやすいというものだ。
 ――ちなみに。実戦時には、起き上がり後1発目のブレイクでの「有害物質注入」「咆哮」によって無効化されてしまい(上の図)、さらに2回目の「有害物質注入」は念を入れてブレイク直前で使用したのに何故か毒が入らなかったため、結局右の足を自力で削り切らざるを得ない状況になってしまった。そのうえ、大技のターンまでにまだ時間が合ったのに焦って「エリクサー」を乱射してしまうなどグダグダさ極まる状況となってしまったが、それでも何とか2回目の転倒を成功させ、相手のHPを削りきることができたのである。ふう…やっと勝てた…。

カ「カイアスポイント?」


 そんなわけで。こんな感じで今回の敵である「ロングイ」も撃破することができ、獲得フラグメントも155個とかなりのところまで進められた。
 …そして、気になる消費アイテムは、「エリクサー」×11個に、「フェニックスの血」×29個。カジノコインに換算して、驚異の282300枚である。もちろん、今回は後半かなりパターンが崩れてしまったため、突き詰めれば消費量は全然減らせるのだが、それでもクリアを狙うならばこれに準ずるくらいのコインを稼ぐガッツが必要となるだろう。これこそが、ロングイ戦における最大の難関である。亀の領域に挑むには、それ相応の覚悟が必要なのだ。
 ――さて。FF13-2のロングイは、レア枠(5%)「アダマンタイト」という素材を落とし、それを2つ集めることで、セラ・ノエル用の新たな武器を作ることができる。そして、今回の撃破時は★4だったため、何度もロングイと戦い続けることにより、理論上はそれらの武器を製作可能ということになるが…さすがに、このバトルを何十回と繰り返してレア枠を狙っていくのは無謀というものであろう。しかも、既にライブラ情報がオープンの状態になっているため、バトル開始時からネクローシスは交互にウィーク→デプロテと掛けてしまう。そうなると更に時間が…アイテム消費量が…。というわけで、すっごく嬉しい大変残念だが、今回プレイでは「アダマンタイト」の入手は諦めることにしたのである。やった!もうスロットしなくてもいいぞ!!!

 というわけで。今回も、RPGが泣いて逃げ出すガチのアクション決闘となってしまったので、例によって動画を掲載してみることにしよう。
 …なお、勝利時の戦闘では開幕のアルテマをセラが耐えてしまうという驚愕のパターン崩壊があり、まあそれでも一応何とかなった(した)のであるが、それではパターン紹介の動画にならないということで、より上手に行った際の動画と繋ぎ合わせて制作をしてある。厳密には良くないことなのかも知れないが、それを理解したうえでご視聴いただけるのであれば特に問題は無いだろう。見栄えの悪い「最初の足踏みが右から始まり、ランツクネヒト型が潰されてしまうパターン」を収録しているのも、実戦ではそちらの場合になることのほうが遙かに多いため、参考動画としては適切であると判断したからだ。

動画






まだ試していない手が幾つかあります。それに懸ける


 そんなこんなで、数少ない敵のうちの1体である「ロングイ」も撃破することができた。これで、残ったターゲットは「デミ・ファルシ=アダム(グランドクロス)」「カイアス(死にゆく世界/グランドクロス)」「ヨミ」「強化アトラス」「アッティラ」の5体である。
 …やれ。ここまで来ると、さすがに全く戦ったことが無い敵というものはおらず、それで勝てなかったからこそ、ここに残っているということになる。これらの敵は、その全てが圧倒的な強さを誇り、もう正直この時点でも「倒せなかった方々」にまとめてしまってもおかしくないレベルである。
 ――しかし。いまFF13-2のプレイは、新たな領域へと進化しつつある。俺を含む様々なプレイヤーの研究により、次々と新しい発見が為され、凄まじい速度で攻略レベルが上がっていっているのだ。だから、少し前に倒せなかった相手でも、今なら勝てるということが十分有り得る。さあ、ここからは本当に不可能との戦いだ。でも、大丈夫。これまで何度も厳しい戦いを乗り越えてきた俺たちなら、きっと次だって勝つことができる。…と、思うよ。

 

(2015年4月13日) 93 PV

←前の回を読む 次の回を読む→
.                                                                                                                                                                                                                .

ひとつ前のページへ
トップへ


System: Mahatmya Ver.1.26