クリスタリウムなしクリアープレイ日誌

【第4話 伝説の飛空戦車】

 第七章。ここでは商業都市パルムポルムを舞台とした戦いが繰り広げられる。
 最初は「ライトニング&ホープ」で始まるが、中盤は「スノウ&ホープ」「ファング&ライトニング」の2チームに分かれて物語を進めていく。そして最後には2つのチームが合流し、久しぶりの3人バトルを行うことになるのだ。ストーリー的にもバトル的にも大きく盛り上がり、名シーン&迷シーンがてんこ盛りの章である。
 ――さァ、今回も楽しみながら逝ってみようッ!


 そんな七章。最初はライトニング&ホープの2人で、排水溝を使って警備兵の警戒網を潜るエリアである。ホープが親切に「こっちです!」なんて誘導してくれるが、別段敵が強いわけでもなく、更に全力で突っ走れば大体逃げることができてしまうため、ホープをガン無視してトレジャーを回収していく。「自分の警戒範囲の外には絶対に追いかけて行かない」という初代メタルギアソリッド以下の追跡力の敵兵を軽くかわし、最初のエリアを無事に突破。
 その次は食料培養プラント。「プリン衛生兵」というシュールだが非常にウザい敵が登場するエリアである。奴らは2体以上で登場し、ダメージを受けると「レスキュー」で互いにHPを回復させてしまう。そのため、攻撃力が低くて押し切れなかったらどうしよう・・・などと心配していたが、実戦では「改造」の攻撃力UPによって、普通に倒すことができた。むしろ「エリアブラスト」を連打するだけで相手の行動を回復に限定させられ、そのうちにブレイクされて沈んでいく普段通りの雑魚。
 ――と。ここで七章最初の迷シーンが始まる。ライトニングが食料管理のファルシを見て「私は・・・飼われていた・・・!」と、何か重要な事実に気付いたようだが、その意味がサッパリ分からず、ホープ&プレイヤーは激しく混乱することになる。ライトニングは「もう戦いはやめよう!」などと発言するが、そうやって考え方を180度改めた理由が、もう意味不明としか言いようが無いのだ。21歳だからまだまだ若さもある・・・と言いたいところだが、21歳だってもう少し論理的だぜ(´・ω・`)
 しかし。このシーンで最も評価すべきは、「私は飼われていた」という名言を残したことである。某サークルが好きそうなセリフだなァ・・・と思っていたら、早速漫画化されてしまったようだ。うん、同人の力って凄いね(;´ー`)

「ライトさんの重力は操られるためにあるんですからね」「くやし

「私は飼われていた」

旗艦パラメキアに乗り込んだライトニングは聖府に捕獲されてしまう。
バルトアンデルスはライトニングの憎しみを増幅させるため徹底的に屈辱を与えていく。
◆2010年1月30日発売 48ページ 840円


(※当サイトは販売サークル様とは一切関係ありません)


 そんなこんなで食料培養プラントを突破。派手なムービーを挟んでスノウたちと合流し、ここからは「スノウ&ホープ」でバトルを進めていくことになる。
 2人の中には武器を改造したATKが居ないため、圧倒的に火力が不足してしまう。というわけで、まずはスノウの武器「ワイルドベア」をLv.★まで強化することにする。実は「エナジーサークル」を強化していったほうが最終的な攻撃力は高くなるのだが、そのためには圧倒されるほど多くの経験値を要求されてしまう。武器ランクまで考慮すれば、実に6倍ものギルが必要になってしまうからなァ。20000ギルと格安で強化できる「ワイルドベア」を見習ってほしいものだ。
 とにかく、これでスノウの「たたかう」によって500程度のダメージが与えられるようになった。あとはいつも通り、バングル装備でHPを強化していけばOKである。
 また、ここからDEFが使えるようになり、戦略性が大幅にアップする・・・と言いたいところなのだが、雑魚戦ではそこまで強力な敵が出てこないため、有効に活かす場面が少ない。強いて言うなら、快速機ファルケの「ガトリングガン」を受け止めるくらいか。あれ、まともに食らうと確実死だからなァ。快速機ならぬ不快速機だよ('A`)

 そんな感じで、途中一回だけライトニング&ファングに入れ替わったりしながら進め、ボス「侵攻制圧騎ウシュムガル」戦。HP126000。
 こいつは、時折「オーバードライブ」で自身を60秒間「ブレイブ」「デプロテ」「デシェル」状態にしながら、物理攻撃の「フレイムナパーム」「テイルクラッシュ」を連発してくる。特に後者はダメージが大きいうえに打ち上げられてしまうため、「フレイムナパーム」による追撃も受けてしまうのだ。
 「オーバードライブ」中のブレイブ状態で上記のコンボ攻撃を受けると、合計ダメージは500を越すため、HPの低いホープだと一撃死も有り得る。そのためプロテス状態の維持はもちろんのこと、DEF+HLRで耐えたり、手動で「ポーション」による回復を行ったりもする。今回のポーションは・・・いい加減みんな分かったよね(´・ω・`)
 というわけで、ホープが一回だけ倒されてしまったが、それ以外は特に問題も無く撃破。やっぱボス戦ではDEFの有る無しで、大きく戦術が違ってくるね。

しっかりガードすれば、ここまで軽減できます
BOSS◆侵攻制圧騎ウシュムガル HP126000

容易にブレイクさせることができ、特に「オーバードライブ」によるデメリットでデプロテ状態になっていると、
ブレイク時に1発2500という大ダメージを与えることができる。
・・・しかし、相手の攻撃が割と激しいので、ダメージ狙いはほどほどに。
基本的には
DEFを使って耐えながら、少しずつダメージを蓄積させる戦法で問題無いだろう。


 これでスノウ&ホープのシナリオは終わり。次は「ファング&ライトニング」を使い、機械の街の中をねり歩く。敵は槍で倒す。(このネタが分かる人は居るんだろうか・・・)
 この時点からバトルで使えるようになるファングは、後から仲間になるキャラクターというだけはあって、初期ステータスが高い。しかも「ATTACKER」「DEFENDER」「JAMMER」という非常に有用なロールを持つため、最後まで主力メンバーとして活躍できるのだ。特にJAM「スロウ」は、多くのボス敵に有効な弱体化手段であり、それだけのためにスノウを抜いて投入する価値があると言える。スノウ→ムノウ・・・誰が上手いことを言えと。
 まァ、ファングが得意とするのは物理攻撃であり、魔法攻撃力が大きく上がる装備が手に入るのは終盤っていうかラストダンジョン。「フェイス」「デシェル」による魔法ダメージ強化で攻めていくクリスタリウムなしクリアーとは、若干だが相性が悪い。そのため、ラスボス戦以外では補助的なATKを務めることになるだろう。
 また、ファングの武器の改造だが、この時点ではとりあえず初期装備の「ブレードランス」をLv.★まで強化しておく。攻撃力だけで武器を選ぶの、始めませんか。


 そんな高貴なる女騎士&高貴なる竜騎士の二人で敵をズバズバ切り刻みながら進んでいき、再びボス「侵攻制圧騎ウシュムガル」戦。最初はホープだけで戦闘することになるが、これはイベントバトル的な位置付けであるため、負けても物語は進む。一応頑張ってはみたが、「ロックオン」「ピンポイントレイ」で撃沈。残念無念。
 その後はファング・ライトニングが合流し、3人で戦うことになる。敵のHPは378000と非常に高いが、アタッカーが2人居るため、そこまで長期戦にもならない。
 敵は、全体に130ほどのダメージを与える「ビームレイン」を連発しながら、時折「ロックオン」「ピンポイントレイ」による集中攻撃を加えてくる。攻撃ペースが早いうえに、「ピンポイントレイ」はプロテス状態でも1発250のダメージを喰らう。更に大技の「フォトンブラスター」では、全員が300以上の大ダメージを受けてしまうのだ。
 ・・・というわけで、まともに耐えようとすると回復が間に合わなくなってしまうが、DEFを使えば非常に楽となる。ファングをDEFにするだけで、受けるダメージはファング自身が0.63倍、他のメンバーも0.92倍となる。更に「リジェネガード」を入力していた場合、ダメージは0.43倍。プロテス状態も兼用すれば、実に最初の29%にまでダメージを軽減できることになるのだ。なんかもう「クリスタリウムなしクリアー」の日誌と言うより、いかにDEFが強いかを宣伝する文書になってきた気がするぜ(;´ー`)

 ここではメンバーが3人居るため、「ファング・ライトニング・ホープ」DEF+ATK+HLRという盤石のオプティマを作ることができる。ということで戦術は、まずは最初に味方をプロテス状態&敵をスロウ状態にして、その後はBLAによるブレイクを狙いながら戦う。敵の攻撃が激しくなってきたら、空気を読んで「DEF+ATK+HLR」に変えて耐える。また、全体攻撃が多く回復の手がHLR1人だと足りないこともあるので、時折リーダーのファングも「ポーション」を使う。今回のポーションは(ry
 ――そんな感じで普通に戦い、ブレイク状態で2500以上の大ダメージを連打して撃破。終盤には攻撃が激化したようだが、ファングのDEFが非常に強力だったため、特に問題には感じられなかった。あ、そう言やあ、6つのロールを全て活用して戦ったのって、これが初めてだね。

A・○・Jカタストル
BOSS◆侵攻制圧騎ウシュムガル(2回目) HP378000

攻撃ペースが早く、そのダメージも大きいため、
ENHDEFを使わなければかなり苦しい戦いとなるだろう。
参考までに、ピンポイントレイの基本ダメージは、62〜68*6。
だが各種補助を使うことにより、1発当たりのダメージを17〜19にまで軽減できる。
これに「物理ダメージ5軽減」を加えることにより、画像の値にまでダメージを減らせるのである。
(にしては「11ダメージ」が出ているが・・・今回は計算ごとに小数点以下を切り捨てるんかな?)


 その後、メンバーは目的地のホープ邸へと向かう。一時の休息を挟み、再びの戦闘イベント。メンバーは「ライトニング&ファング&ホープ」
 シナリオを進めるだけなら、敵兵を倒して奥の部屋に向かえば良いのだが・・・ここは有名な稼ぎ場所。PSICOM兵を倒してギルを稼ぐことにする。というのも、FF13では普通の雑魚から得られるギルが皆無であるため、下手に十一章などまで進めてしまうと、そこで詰んでしまう危険性さえ存在するのだ。
 ここで出現するPSICOM兵は、レアのお宝として「プレミアムチップ」を落とす。ウザい時報をシャットアウトできる道具ではなく、2500ギルで売ることのできるアイテムである。素で落とす確率はたったの2%だが、バトル評価を★5にすることで5倍の10%、更に敵兵は3体同時に出現するため、合計確率はざっと30%である。
 具体的には、窓際のほうはHPが高く倒しづらいため、奥の「PSICOM駆逐猟兵*2+PSICOM特火駆逐兵」を狙う。改造で攻撃力を上げATK+ATK+BLAで攻めれば30秒以内に終わるうえ、玄関側の廊下をちょっと曲がればすぐに復活するため、結果として1分に1回程度のペースで、上記の敵を倒すことができるのである。
 ――効率は、3回に1回「プレミアムチップ」が手に入るとして、1時間で50000ギル程度か。同じく合計30%で落とす「フェニックスの尾」も売るとすれば、大体1時間60000ギルと考えて良いだろう。このプレイ日誌の1話で行ったスモーク稼ぎが、ギルに換算すると20000ギル/1時間くらいだったから、それよりはかなり効率が良いな。

 ということで稼ぎ始める。目標は100万ギル。破格の金額に思えるが、最終的に全員の最強武器とアクセサリを揃えるためには1000万ギル以上が必要になることを考えれば、これさえも通過点に過ぎない。十一章チョコボ稼ぎってそんなに効率良いの?やったこと無いから心配なんだけど(´・ω・`)
 ――戦う。ひたすら戦う。フィールドが狭くて暗いうえに戦闘音楽も変わらず、何度もめげそうになるが・・・それでも戦い続ける。無事に100万ギルを達成したのは、もちろん単純な割り算で分かっていただけると思うが20時間後。FF12でマゾいのに慣れてる俺とは言え、さすがにちょっとキツかったぜ・・・。
 ちなみに倒した敵兵は、時間から計算すると3600人ほどだろうか。酷い・・・。これじゃあ家を爆破されても文句は言えない。


 というわけで稼ぎ終了。やっと進められる〜!ということで七章最後のボス「飛空戦車グライフ」戦。ネーミングセンス的には聖府軍唯一の良心だろう
 コイツは戦闘開始と同時に「主砲」で大ダメージを与え、その後は4つ存在する砲台と共に、熾烈な物理攻撃を加えてくる。他にも、全てのステータス異常を無効化するうえに、遠距離で空を飛んでいるため「たたかう」が命中しない。そのため、このメンバーがあまり得意ではない「ルイン」で攻めることになる。
 まァ、全て単純な物理攻撃だから、「ATK+ATK+HLR」とかで回復しながら砲台を破壊していけば楽勝だろう・・・と思っていたが(この書き方はフラグだわ)、それを実行したら主砲→集中砲火で即座にリスタートさせられたため、二回目はATK+DEF+HLRで地道に一個ずつ砲塔を潰していった。
 砲台を全て破壊された飛空戦車グライフは、「主砲」を連発するモードへと移行する。だがこの「主砲」は最初に比べてダメージが2/3になっているうえ、使用ペースもそこまで早くはない。ということで「ポーション」による回復も行いながら、ブレイクをして大ダメージを与えていく。・・・飛空戦車グライフ撃破ッ!第七章完!

ちょっと仮○ライダーっぽい
BOSS◆飛空戦車グライフ HP441000

非常に攻撃が激しいため、序盤で
DEFが居ない編成をするとすぐに死んでしまう。
そのため、実戦で用いたのは
ATK+DEF+HLRHLR+DEF+ENHの二つ。
後半は主砲を連発してくるが、ダメージが最初より少ないうえに、非常にブレイク耐性が低く、楽勝である。
またHPが高いが、パーツを破壊されるごとに勝手に大ダメージを受けてくれる。初見はビビるが、それだけ。


 ということでストーリー的な山場の七章も突破!バトルの難易度は普通だったが・・・稼ぎがとんでもなくキツかった。そもそも、ここまでのプレイ時間43時間のうち、二章のスモーク稼ぎも入れると、実に3/4がギル稼ぎということになる。何という稼ぎゲー・・・このやり込みは間違いなく一般向けでは無い|^o^|
 次は八章。再びサッズ&ヴァニラのパートである。サクッと終わらせ、メンバー6人が集合する第九章まで進めたいところだが・・・?

 

第5話へ

 

ひとつ前のページへ トップへ