クリスタリウムなしクリアープレイ日誌

【第10話 スノウ×おっさん】

 チョコボ稼ぎを終わらせ、主要キャラクターの最強武器「ウルツァイトバングルLv.★」を作り終えた俺。
 召喚獣「ヘカトンケイル」を取得してマハーバラ坑道を抜け、十一章「グラン=パルス」の攻略を更に進めていく。


 「マハーバラ坑道」の次のマップは、「スーリヤ湖」。幻想的なBGMと美しい空・水面の表現が印象的であるが、ダンジョン的に考えればやや広い1マップという始末。なるほど、PS3になると確かにグラフィックは綺麗になるが、作業量的な問題でマップは狭くならざるを得ないのか・・・。うーむ(´・ω・`)
 バトル的には、強制戦闘が無いため、極端な話、全ての敵を無視して突っ走ることもできる。だが、入手できるアイテムには有用な物が多く、特に「ファルシ=ビスマルクの試練」をクリアーすれば、10万ギル相当の鉱石を手に入れることができるのだ。せっかくだから、腕試し的な意味も含めて挑戦しておくことにしよう。

 試練の受け方は簡単で、中央の足場の左の水面(我ながら分かりづらい表現だ・・・)に存在する泡を調べると、イベントが起こって、新たに2つの足場が出現する。そしてその足場には、それぞれ強力なモンスターと2つずつのトレジャーボックスが存在する・・・ということである。実は、ヲルバ郷でバクティが言っている「スーリヤ湖で云々」という情報は、このイベントのことなのだ。(;^o^)「え・・・これだけかよ」などと考えてはいけない。誰もが思っていることだから(´・ω・`)
 試練で出現する敵は、「オロボン」*2〜3+「ケラトラプトル」*2。そしてケラトラプトルはバトル開始と同時に「まねきのダンス」でケラトサウルスを一気に4体召喚する。このケラトサウルスが最大の関門であり、非常に早いペースで500ダメージの打撃を繰り返す、全編を通しても最強レベルの雑魚敵なのである。DEFを使っても、敵の数が多いため「挑発」で攻撃を引き寄せるために時間が掛かり、その間だけでパーティが壊滅的な被害を受けてしまうのだ。

 というわけで、このクリスタリウムなしプレイでは相当な苦戦を強いられてしまうことが予想されたため、速攻パターンを用いることにする。まず「パワースモーク」「スニークスモーク」を使い、先制攻撃を決めて2体のケラトラプトルをブレイク。そしてバハムートの召喚によるメガフレアで一気に敵の数を減らす。後はDEF+ATK+HLRを使い、地道に敵を倒せばOK。最後の数体はATK+BLA+JAM辺りに変えれば瞬殺可能。
 と、1個目の試練は召喚が使えるので楽勝だったのだが、2個目ではTPが切れていたので、まともに戦って大苦戦。HPが残り僅かの敵が存在するのに、空気を読まずにサッズが別の対象に攻撃したり(恐らくリーダーと同じ敵を攻撃するのだろうが・・・リーダーがDEFやJAMだとなァ)、ケラトラプトルが「魔法:耐久」「物理:半減」という非常に嫌らしい耐性を持っていて倒すのに苦労したり・・・。結果的には召喚を使わずに倒すことができたのだが、かなりの時間が掛かってしまった。
 ちなみに、手に入れたのは「閃ウラン鉱」「ムナール石」にアクセサリが少々。「もう使わない」とか「チョコボで稼いで買え」とかは、絶対に言わないでくれよな。


 ということで、次は「テージンタワー」の探索である。最初は外見の小ささに驚いたが、内部は全8層が存在する広めのダンジョンとなっている。途中でマップの形が変化したり、階段とエレベーターの両方を使って上下を繰り返したりと非常に複雑であるが・・・画面右上に表示されているガイドマップが指し示す方向へと進んでいけば、迷うことなくシナリオを進めることができるのだ。こういうところは親切に出来てるんだよな、FF13って。
 またテージンタワーでは、最上層へと進むまでに、合計6つのミッションをクリアーしなければならない。しかしながら、対象の敵はそこまで強いということもないため、2つのスモークを使って速攻勝負を仕掛けていき、次々と撃破していく。M25「ヴェーダーラ」のみ、物理無効のバリアを張り魔法も効きづらいとあって少々苦戦したが、それでも回復しながらブレイクをし、ファングの打撃で大ダメージを与えて撃破。この手の「ブレイクしなきゃ倒せない」って敵は、ストレスになりやすいよね正直(´・ω・`)
 ――そんなこんなで、アイテムを回収しながら上へ上へと進んでいく。雑魚敵との戦闘を全てスルーしても、結構長く感じられるんだなァ。

 そしていよいよ、テージンタワーの最上層に到着!十一章を象徴する大ボスの一体「ファルシ=ダハーカ」戦だッ!
 ファルシ=ダハーカは多数の強力な魔法攻撃を使用するが、最も厄介なのは3つの大型魔法「焦熱の劫雷」「極寒の怒涛」「疫病の氾濫」。前者の2つは全員に2500程度の大ダメージ、また「疫病の氾濫」は、ダメージこそ少ないが非常に多くのステータス異常が発生してしまうため、1発で戦線が崩壊してしまう危険性もある。
 他にも、「フェイス」「ヘイスト」を自身へと使用し、厄介な攻撃能力を更に上げてしまう。特に「フェイス」は、このプレイでは解除不能なので、極めて危険である。
 ――そして、そんなファルシ=ダハーカのHPは2314800。耐性で物理攻撃のダメージを全て1/2にカットしてしまうため、耐久力はこれまでのボスの軽く数倍を誇る。初回プレイでは何度も全滅させられてしまい、(;^o^)「こんな強いボスをストーリー上に出して良いのか?」などと思ったものだった。

 このクリスタリウムなしクリアーでは、ENH「シェル」が使用できないため、長期戦だと「疫病の氾濫」でデシェルを掛けられてしまい、相手の強力な魔法攻撃で撃沈してしまうことが目に見えている。しかも20分経つと「死の宣告」を使ってしまうため、二重の意味で長期戦は有り得ない。
 ・・・ということで、作戦が決まった。それはズバリ短期決戦である。ファルシ=ダハーカはブレイク状態になると倒れ込んで30秒間行動不能に陥るため、通常時はダメージ無視でブレイクを目指し、いざブレイクしたらATKを使って強力な攻撃を叩き込む。シンプルな作戦だが、これが一番効果的であろう。
 具体的には、パーティはファング・サッズ・ヴァニラ(=いつものメンバー)で、オプティマはJAM+BLA+BLAATK+ATK+BLA。ヘカトンケイル戦で説明した通り、JAMはチェーン値の上昇量も持続量も高いため、「JAM+BLA+BLA」だけで相手をブレイクにまで持って行けるのである。その上、相手のスロウ状態を上書きし続けることができるというオマケ付きだ。まったく、このパーティの欠点の1つはBLA*3による速攻ブレイクができないことだと思っていたが・・・何とかなるもんだね(´ー`)
 そして相手が倒れ込んだら、「ATK+ATK+BLA」を使って集中攻撃を加える。ブレイク終了後には、また「JAM+BLA+BLA」に入れ替え。以降繰り返しだ。

 さあ、「パワースモーク」「バリアスモーク」を使用し・・・行くぜッ、ファルシ=ダハーカ!
 上に書いた通り、最初はJAM+BLA+BLAを使って速攻でブレイクを狙っていく。相手の攻撃は「ファイア」など弱いものばかり。敵をスロウ状態にした後もコマンドで「スロウ」を5回入力し、チェーン値が320%まで溜まったところでブレイク!ファルシ=ダハーカが倒れ込み、30秒間完全に無防備となる。そこですかさずオプティマをATK+ATK+BLAに切り替え、ファング・サッズの2人で「ルイン」を連射。約半分のHPを一気に奪う。デシェルが無効なのが残念だが・・・めっちゃ効いてるぞッ!
 そしてファルシ=ダハーカが立ち上がった後は、一瞬だけDEF+ATK+HLRに変えてHPを回復し、再び「JAM+BLA+BLA」でブレイクを狙っていく。途中、厄介な「疫病の氾濫」が飛んできたが、運良くほとんどのステータス異常を回避することができた。ベール状態も意外と役に立つんだな。そのままブレイク値を蓄積させていき・・・再びブレイク!集中攻撃を加え、残ったHPを更に削る。ブレイクが終了した時点で、ファルシ=ダハーカのHPは残り僅かに。
 ――よし、このまま押し切るぞッ!と思ったところで2回目の「疫病の氾濫」を使われてしまい、多数の悪性ステータス異常を受けてしまう。そして直後に飛んできた「エアロガ」一気にパーティが壊滅。仕方無いか・・・ということで、バハムートの召喚を使ってトドメ。おや、1回で勝ててしまった(´・ω・`)

普段ブサイクなのに戦闘中だけイケメンになるの何故?
BOSS◆ファルシ=ダハーカ HP2314800

HP50%以下になると使ってくる「疫病の氾濫」によって、多数のステータス異常を発生させてくる。
この条件下ではデシェル状態を解除できないため、「エアロガ」は最大で7000ものダメージに達する。
そのため、作戦は速攻あるのみ。
JAM+BLA+BLAでブレイクし、ATK+ATK+BLAで集中攻撃。
実戦では、改造によって十分に味方を成長させていたため、何の事は無い相手であった。


 強敵になると思っていたが、意外にも苦戦することなく倒せてしまったファルシ=ダハーカ。
 その後、最上層からエレベーターでちょっとだけ下り、第7層で「グッドチョイス」を入手しておく。1つだけLvを上げ「ムナール石」に反応させてから売れば125000ギルになるし、「アイテム入手率UP」の効果も、ひょっとしたらどこかで使えるかもしれない。


 そう言うわけで、「テージンタワー」クリア!次は、長かった十一章もついにラスト、最果ての「ヲルバ郷」である。
 まずここでは、サブイベント「バクティの修理」を行っておく。パーツを集めるためには何体か敵を倒す必要が存在するが、いつも通り「パワースモーク」「スニークスモーク」を使って瞬殺。見事に70万ギルにも相当するアイテムを手に入れる。これで、最強武器をもう一つ作りたいといったことが無い限り、ギルに関しては安心だ。
 ――そういうわけで、もの悲しい雰囲気の中、黙々と進めていく俺。敵は可能な限り避け、回避が無理そうな場合はスモークを使って瞬殺。正直言ってセコい気もするが・・・あれだけ大量に稼いでおいたんだから、使わなきゃ損だろう。減る物だしな。

 そして、崩れた鉄道橋の先まで進み・・・ついに十一章最後の大ボス「バルトアンデルス」戦である。
 前回九章で登場したときは、パーツからの魔法攻撃と一撃必殺の「デストルドー」が印象的な敵だった。今回はそのような強烈な攻撃を仕掛けてこないが、代わりに「バイオガ」「ダルガ」「カーズガ」という厄介なステータス魔法でこちらの攻撃を執拗に妨害してくる。加えて定期的に「アポトーシス」を放ち、「味方の強化系魔法」「敵の弱化系魔法」を全て解除してしまうため、とにかく攻撃のペースを作りづらい。そしてダラダラ戦っていると、20分後の「死の宣告」で終了である\(^o^)/
 そんなわけで、こちらの戦法はまたしても速攻あるのみだ。というのも今回のバルトアンデルスは、最初は機械のような仮面を被った単体で出現し、時間経過とダメージによって最大4つのパーツと本体の顔が現れてくる性質を持っている。そのため、敵の攻撃が緩やかな序盤に一気にHPを削ってしまうのである。具体的に言うと、1回目の「アポトーシス」でスモークによるステータス効果が解除されるまでが勝負となる。
 敵のHPは3307500。もしこの敵に負ける要素があるとすれば、それは攻撃によってリーダーが戦闘不能状態になってしまうことではなく、HPを削りきれずに「死の宣告」で終わってしまうことであろう。この「バルトアンデルス」は、俺は初回プレイで苦戦することは無かったが、それでも「強敵」とされることの多い大ボスなのである。

 さァ、戦闘開始だ!
 前述の通り、開幕は敵の攻撃が非常に緩いため、ここで一気に大打撃を与えておく。まずはファング・サッズ・ヴァニラでJAM+BLA+JAMを使い、敵をスロウ&デシェル状態に。その後は、お馴染みのJAM+BLA+BLAを使い、一瞬で敵をブレイクまで持っていく。今回のバルトアンデルスのブレイク値は200.0%で、チェーン耐性もそれほど高くないため、かなりブレイクさせやすい部類の敵となっているのだ。
 その後は、陣形をATK+ATK+HLRに変更。2人で「ルイン」を連射して大ダメージを与えていく。途中、パーツが2つ登場するが、無視して本体に集中攻撃を加える(まァ、今回のパーツは攻撃対象にならないのだが・・・)。途中「バイオガ」を使ってきたが、これもダメージはそこまで気にする必要が無いため無視。そんなこんなで、初回のブレイクで全体の1/4ほどのHPを削ることに成功。良い感じだぜッ!
 ブレイク終了後は、再び「JAM+BLA+BLA」でゲージを蓄積させていく。すぐに敵はブレイク状態になり、再び「ルイン」による集中攻撃を浴びせる。ファルシ=ダハーカの時と違い、今回はブレイク中にも敵が攻撃してくるが、まだパーツも2つ、本体もステータス魔法を使ってくるだけの状態なので、敵の攻撃は緩いものだ。そうして攻撃を加えていくうちにパーツが4つになり、ついに本体の顔が露出するが・・・ブレイク終了までに、全体の6割ほどのダメージを与える事に成功。おっしゃあッ!

 バルトアンデルスは、本体の顔が登場したと同時に「アポトーシス」を使用する。これは前述の通り、味方の強化&敵の弱化を全て解除してしまう、つまりは某波動である。パワースモークで掛けた「ヘイスト」「フェイス」、バリアスモークで掛けた「ベール」「プロテス」「シェル」などが全て解除されてしまい、大きくこちらのパーティは弱体化。また敵の「デシェル」「スロウ」状態まで回復してしまうため、再びJAMを使って掛け直さなければならない。
 それと同時に相手の攻撃も本格化するため、バルトアンデルス戦はここからが本番だと言える。引き続き、ブレイクさせて大ダメージを与えていく方針には変わり無いのだが、4つのパーツが激しいレーザー攻撃をしてくる上に、本体からの妨害魔法の頻度も高い。また、時たま使ってくる「タナトスの哄笑(笑)は、DEFで受け止めたとしても1000以上のダメージを全員が受けてしまう。その後もパーツからの攻撃は続くため、ダメージの回復には大きく手間が掛かってしまうのだ。
 というわけで、とにかく思い通りに攻撃を加えることができない。ブレイク状態にしてもロクにダメージが与えられず、上手く行きそうだと思ったところで飛んでくる「アポトーシス」「バイオガ」「ダルガ」「カーズガ」による妨害もかなり鬱陶しい。まるで、俺が嫌がる攻撃を狙いかましてやってきているみたいだ(´・ω・`)
 ――それでも、DEF+ENH+HLRを使って「フェイス」を掛け直し、DEF+BLA+BLADEF+BLA+HLRも使用してブレイク。隙を見て「ルイン」を連射していく。それが1発で10000以上のダメージとなるため、確実に相手のライフを削っていけるのである。

 ・・・というわけで、何度も危ない状況に追い込まれてしまったが、「ポーション」「フェニックスの尾」も使用してギリギリ耐え切り、見事撃破に成功!
 制限時間の都合上、気になる戦闘タイムは・・・ピッタリ8分。あれ、「死の宣告」まで12分も残ってた・・・(;´ー`)

※この数秒後におっさん爆殺
BOSS◆バルトアンデルス(2回目) HP3307500

多数のステータス異常を交えた攻撃を行ってくる。
敵のパーツが全て登場すると、思うような攻撃が全く行えなくなるため、序盤にいくら削れるかがカギ。
ブレイク中も安全重視の姿勢で戦いたいが、あまりモタモタしていると「死の宣告」が飛んできてしまう。
そのため、後半はいかに状況に合わせたオプティマを使えるかが重要となるだろう。


 ・・・ということで。ホントに長かった十一章も終了!ボス戦は少々簡単すぎたが、ラスボスまで同じ装備で行くわけだから、現段階でこれくらいの余裕が無いと困る。
 そして良かった、プレイ日誌で十一章を3つに分けておいて。これを1話にしていたら、マジで読む気がしないほどの長さになっていただろうぜ・・・(´・ω・`)

 

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