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管理人の日記

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一応は隠し面ではあるが、特に高難易度ではない |
「青空アスレチック」は、「スーパーマリオギャラクシー1」の楽曲であり、ファミコンで初登場した「マリオブラザーズ3」のアスレチック面のアレンジ曲である(【YouTube/青空アスレチック】)。マリオシリーズで、本格的に「様々な過去作のアレンジ楽曲」が採用されるようになった契機だと思う。
…まず、「スーパーマリオブラザーズ3」は、1988年にファミコンで初登場した、2Dマリオとして3作目の作品である(※日本での「スーパーマリオUSA」は1992年)。ワールドマップ制や、アイテムをストックして使用する、空を飛べる変身に、斜めや縦のスクロールなど、革新的な要素を数多く持った名作だ。なお、ファミコンとしては極めて高度なプログラムが組まれているらしく、そのせいで、一時期に流行った「改造マリオ」で全く見ることの無い作品だったりする。なお、現在は、ニンテンドースイッチのオンラインサービスで、『原作』『スーファミリメイク』の両方が配信されている。また、上位プラン限定であるが、ゲームボーイアドバンス移植版の『マリオアドバンス4』も配信対象になっており、そちらはGBA当時の極悪DLC(【日記:2022/2/18】)が全て最初から収録されているため、原作プレイ済みの人でも手に取ってみる価値があるだろう。
――そして、ブラザーズ3の「アスレチックBGM」は、強制スクロールや空中面、人食い魚やイケナイ太陽など、特殊な構成のステージに多く使われている。それらは高難易度なことが多いものの、全体的に明るい雰囲気であり、楽曲も軽快なため、楽しげなゲームプレイを演出してくれる。やれ、ブラザーズ3では、前2作と比べて、“8個ワールドごとにテーマ曲が用意される”などと、純粋な楽曲数も大幅に増加している。だがその中でも、アスレチック曲は、作品の顔と言える曲と言って良いだろう(【YouTube/マリオ3アスレチック・FC】、【SFC】)。
さて。そんなアレンジ楽曲の「青空アスレチック」だが、『ギャラクシー1』での使い方というと、隠しステージの「スイーツファクトリーギャラクシー」で流れるほかは、バランスボールの冒頭でのみ使われるなど、サブ的な扱いとなっており、取り立てて目立つ楽曲というわけではない。しかし、初回プレイの私にとっては、マリオシリーズ本編で、初代ではない過去作アレンジBGMが流れたというのが、非常に衝撃的であった。
…というのも、マリオのアレンジ楽曲というと、初代「ブラザーズ」の地上面・地下面・スターBGMが圧倒的であり、マリオを冠する作品だと、もはや使われていないものを探すほうが難しい。あの曲たちは、もはやマリオの顔みたいなものであり、非ゲーム層ですら知っている。逆に、そんな偉大すぎる楽曲があったため、「それ以外の過去作BGM」については、ほとんど取り上げられることが無かったのだ。
――よって。非初代の過去曲が、「青空アスレチック」としてフルアレンジされてステージBGMに流れたのは、私にとってはインパクトがあった。なお、『ギャラクシー』では、その他にも、“冷めたタコ焼き〜!”で有名な『64』のクッパステージBGM(【ギャラクシー1:クッパ砦の死闘】、【64:クッパへの道】)が編曲されているほか、こちらはステージではなくイベントBGMだが、『ブラザーズ3』の飛行船ステージが、クッパ艦隊のテーマ曲として使われている(【YouTube/ギャラクシー:襲来!クッパ船団】、【3:飛行船ステージ・FC】、【飛行船ステージ・SFC】)。
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ギャラクシー2で見た |
そして、「青空アスレチック」などにより、「初代ブラザーズ以外のアレンジ楽曲」が受け入れられたと判断されたためか、その後のマリオ作品では、初代でない過去作のアレンジBGMが、積極的に採用されるようになった。
…例えば、シリーズ内続編の『ギャラクシー2』では、「駅のホームで
すっぽんぽん!」(【YouTube/ダッシュヨッシー】)や、『64』のボム兵の戦場&スライダー(【YouTube/なつかしの砦】、【スライダー】)が、ステージ楽曲として採用された。また、『オデッセイ』でも、「ニートがいっぱい
ニコニコ動画〜♪」の天空ボーナス面(【YouTube/雲の上】)や、カートのミニゲームでSFCの『マリオカート』のレーステーマ(【YouTube/ミニカー】)が流れるなど、アレンジ元も多彩となった。
ちなみに、「青空アスレチック」に話を戻すと、その後に3DSで、「スーパーマリオ
3Dランド」という作品が発売された(『3Dワールド』とは別)。このゲームは、携帯機としての操作性や対象となるプレイヤー層を考慮し、“固定カメラ型の3Dアクション”となったほかに、たぬきマリオが復活するなど、『マリオブラザーズ3』の要素を多く取り入れた作品でもあった。割とマジで作品名に「3」が付いているからかもしれない。
…というわけで、この作品で“3のアスレチックBGM”が大復活をすれば、非常に自然な流れだったのだが、先に『ギャラクシー』で使われてしまったためか、再アレンジではなく、なんと「青空アスレチック」がそのまま流用されてしまった。その他、お化け屋敷BGMや、アクション系のギミック等、何かとWii作品からの流用が目立つ。せっかくの新ハードでのマリオがこれというのは、なんというか、ある意味、3DSという時代を象徴していると言える。私のプレイ時も、「まあ良いんじゃない」くらいの、あまり興味が無い感想になってしまった(【日記:2021/4/25】)。
――そんな感じで。『マリオギャラクシー1』では、「初代以外の過去作BGMの本格採用」という新要素が投入され、その後の作品に大きな影響を与えた。やはり、ギャラクシーは、様々な面で挑戦した作品だったのだなあと感じるものだ。3D作品の中でも、『64』と同じくらい、時代を創った作品なのである。『サンシャイン』は…ほら、ド畜生な難易度で唯一無二だから…。
(2026年4月5日)

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