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「ときメモ4」が神ゲーだった / やり込みinFF

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管理人の日記
コンデ液漏れマザボがタダ!? よっしゃ!

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 先月購入したPSPの「ときめきメモリアル4」【2012/12/22】にて、本日ついに最後のキャラクターをクリアし、無事に12人全員のエンディングを迎えることができた。総プレイ時間は50時間ほどで、この1ヶ月間かなりガッツリと楽しませてもらった。その意味で、俺にとって「ときメモ4」は間違い無く名作と言える作品である。この内容で1800円なのだから、大満足にも程があるというものだ。
 ・・・ちなみに、俺がこの手の「ギャルゲー」をプレイするのは、実は今回の「ときメモ4」が初めてではない。というのも、俺は数年前に話題となった「ラブプラス(初代)という恋愛ゲームをプレイしたことがある。まあ、俺は最初からネタのつもりだったのだが、実際にやってみるとネタにすらならないような最高につまらない作品であり、当時の俺は酷くガッカリしてしまったものだった。俺はその時に、「ギャルゲーというジャンルが自分に合わなかったんだな・・・」と納得していたが、今回の「ときメモ4」の件を考えてみると、「俺にギャルゲーが合わない」ということは全く無かったように思う。まあ、「ときメモ」はギャルゲーじゃなくて純愛だけどな。

 では、「ときメモ4」の何がそんなに良かったのかと言うと、それはまずはコナミらしい「遊びやすさ」と「奥深さ」を兼ね備えた作りにあるように思える。さすがに「ゲーム制作に手慣れたコナミが作る」「人気シリーズの正統ナンバリング作品」ということで、システム・グラフィック・サウンドなど全ての面で完成度が高く、特に大きな欠点が見あたらない。そして、基本ルールこそ「各種コマンドでパラメーターを上げ、意中の女の子とデートを繰り返しながら、卒業の日に告白されることを目指す」というシンプルなものながら、様々な要素によって奥深く楽しめるゲーム内容になっている。そのような「安定した楽しさ」こそが、俺が「ときメモ4」を好きになった最大の理由なのある。やれ、皆さまの中には「ゲームだから楽しいのは当たり前じゃないか」と思う人も多いだろうが、それすら満たせないゲームがどれほど多いことか・・・。
 ・・・さて、そのようにゲーム全体のクオリティがOKとなると、次に気になるのは「キャラクターデザイン」である。【公式サイト】を見ていただければ分かるように、『4』のキャラデザは今までと比べてかなり控えめとなっており、俺もプレイ前は「全員同じ顔に見える」などと辛辣な評価をしていたものだった。が、実際に全キャラクターをクリアした後に考えてみると、むしろこのキャラデザだから「ときメモ4」は良かったように思うのである。確かに、一目で興味を引くような派手さこそ無いが、逆に考えれば素朴で可愛い感じのグラフィックであるとも言える。それに、俺が実際に攻略をしてみたところ、どのキャラクターも特徴的で魅力たっぷりであり、クリア後には全員を好きになることができた。むしろ、そのような“ギャップ”こそが、今回の制作者が最も狙っていたものだったように思えるのだ。
 ――ちなみに「問題点」としては、特に致命的な物は存在しないのだが、強いて言うならば「難易度が低すぎる」ことである。というのも、大半のキャラクターは目標を定めてデートしていれば1年前後でクリア可能な状況にまで持ち込むことができ、そうなると残り2年が完全な消化試合となってしまう。本作には皐月優(さつき・ゆう)という藤崎詩織みたいな奴も出てくるのだが、その最高難易度のキャラクターでさえ、俺にしてみれば“やっと普通”と言えるくらいの難しさであった。もっとも、ギャルゲーが狙っている本来のユーザー層からすれば、これくらいの難易度がちょうど良いのかもしれないが・・・。

 そんなこんなの「ときめきメモリアル4」は、まずはコナミらしく安定した作りであり、上手くハマり込めば可愛い女の子たちとの素敵な高校生活が送れるという、実にお得なゲームになっている。現在では、ダウンロード版が1800円という超特価で購入できるため、もうこれは「買い」と言うしかない。やれ、この「ときメモ4」は、売り上げ的にはあまり奮わなかったらしいが、だからこそ俺たちが愛してやらなければという感じである。
 ・・・ちなみに、俺の今後のプレイ予定であるが、全キャラクターをクリアしたとはいえ「ギャラリー」「勲章」などのやり込み要素はまだ残っているため、これからもまだまだ遊んでいけるように思っている。特に、個人的には女の子にフラれるシーンがかなり笑えるので、これは是非とも全キャラクター集めたい。また攻略面でも、「ノーセーブ特技なし皐月撃破」とか「デートなし皐月撃破」とか、その手の“縛りプレイ”もやりがいがあるだろう。加えて、初代PSで発売された『1』『2』も、現在ではゲームアーカイブスにてそれぞれ600円という安価で配信されているため、そちらにも触れてみたいものである。
 ――と、いうわけで。今回はかなり宣伝臭い記事になってしまったが、別に俺がコナミからお金を貰っているということは無く、純粋に「こんな良いゲームが埋もれてしまっているのは惜しい」と思ったからである。「ときメモ4」は、一時代を作るほどにヒットした『1』『2』にも匹敵しうる、シリーズ屈指の傑作だ。そんな大作が、今や僅か1800円でダウンロードできるのである。もしこの日記を見て少しでも興味を持った人がいれば、買っても決して損をすることは無いだろう。となると、最後の問題は「ギャルゲーをプレイする」という自分の中の思いにケリをつけられるかどうかであるが、まあ別にそんなの余裕だよな・・・?

(2013年1月18日) 129 PV

登録タグ/ ゲーム一般
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