.                                                                                                                                                                                                                .
「FF13シリーズ」の思い出 / やり込みinFF

トップページ > 管理人の日記 > 2014年12月17日の記事

管理人の日記
双対する彼女の眼差しに触れた時、未来を紡ぐ神話の終わり、人の物語と対峙する。

←前の日の記事へ 次の日の記事へ→

 
リターンズさん!こんな時から居たんすか!!


 本日、2014年12月17日は、PS3「ファイナルファンタジー13」の5周年の記念日である。ただし、「FF13」を単体で振り返るのは2年前にほぼ同じ記事を書いている【2012/12/17】ため、今回は「FF13シリーズ」というもの全体を振り返ってみることにしたい。
 …やれ、「FF13シリーズ」と言うと、元々は「ファブラ・ノヴァ・クリスタリス(“新しきクリスタルの神話”)という同じ神話をモチーフにした、「FF13」「FFヴェルサス13」「FFアギト13」の3作品のことを指していたが、ご存じの通り、現在では後者2つはそれぞれ「FF15」「FF零式」という別タイトルとして独立してしまった。そのため、“FF13シリーズ”という言葉は、現在ではもっぱら原作の「ファイナルファンタジー13」、2011年に発売された「ファイナルファンタジー13-2」、そしてシリーズ完結作である「ライトニングリターンズ・ファイナルファンタジー13」のことを指している。
 ――さて、これらの作品は、その発売したハードや時代背景もあり、とても厳しく批判されることが多かった。だが、シリーズの完結から1年以上が経った今となって、まだ「光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士wwww」などと非難することができるだろうか。いやむしろ、いま振り返ってみれば、「FF13シリーズ」は、我々が最もゲームに熱中できた時代に発売された、まさに「閃光」のような作品だったではないか。そしてその煌めきは今なお衰えず、むしろ今だからこそ輝きを増しているようにさえ思えてしまうのである。

 では、ここからは具体的にシリーズの3作を振り返っていくことにしよう。まず、原作「FF13」は、基本的には2年前書いた時と同じであるため、上のリンクからその記事を見ていただければ幸いである。説明不要、PS3の歴史に残るRPGであり、俺にとっては“出世作”でもある、思い出深い作品である。
 …続いて、「FF13-2」は、2011年に発売された『13』の正当続編である。その評価としては、俺も当時の日記【2012/5/15】など)やプレイ日誌【クリスタリウム封印プレイ・第13話】など)で厳しく批判したように、決して手放しで称賛できるようなものではなかった。しかしながら、それから3年が経った今となって考えてみれば、美しいグラフィックや別格なBGM、その他にも制限プレイ時の高度な戦略性などは、決して『13』と比べても劣っていないと思うのだ。あの、クリスタリウム封印プレイのラスボス戦などは、当時非常に苦労させられたものであったが、俺が世界最速クリアーを達成したということもあり、今となってはとても懐かしいものなのだ。
 ――また、2013年に発売された「ライトニングリターンズ」については、ゲームシステムが前2作と大きく異なっていたこともあり、大きく話題にすることは無かった作品である。しかし、「2013年」と言ったら、俺が就職をしてしまい、何を為すべきか分からず自分を見失っていた時期である。そんな時にゲームをプレイをして、正常な判断が下せるはずも無いというものだ。少なくとも“エンディング”に関しては、当時から「13シリーズを締めくくるに相応しい“みんなが笑っている未来”」などと極めて高評価であり【2014/1/11】、今なおいつか遊び直さなければならない作品であると思っている。

 というわけで。「FF13シリーズ」は、ゲーム全体の中でも極めて高いクオリティを誇る、FFシリーズ屈指の傑作集であると言うことができる。俺も、今まで何度も何度もお世話になった。やれ、「FFシリーズで最も優遇されている作品」となると、よく『7』『10』の名が挙がるが、直接の続編が同ハードで2作品も出た『13』が最も優遇されていることは言うまでも無いのである。我々は、そんな作品たちを「最新作」として遊ぶことができたのだ。それはとっても嬉しいな、ということなのである。
 …そんなこんなで。最初の「FF13」が世に出てから5年が経ち、そして完結作の「ライトニングリターンズ」が出てから1年が経過した今となっても、「13シリーズ」は不朽の魅力を誇っている。いやむしろ俺は、5周年という結節の時期に、今だからこそこれらの作品をプレイしなければならないと思うのだ。相変わらず、「ゲーム」というものが問われ続け、今や「家庭用ゲーム機で有名作品の続編が出るだけで嬉しい」というまでにハードルは下がってしまっている。だからこそ、我々はこのような良作品群をプレイし、“ゲームというものの面白さ”を世に訴えていく必要がある。それも、ただプレイするだけではいけない。「やり込み」と呼べるまで、遊び尽くさなければならないのだ。




というわけで……。






「ファイナルファンタジー13」 5周年
「やり込み in FF」 15周年
記念企画

「新しき神話 〜FF13シリーズ・集中やり込み〜
を、来年1年間を使って開催します!

第1弾は、
「FF13-2:クリスタリウムなしクリアー2.1」

達成から3年が経った、あの「クリスタリウムなしクリアー2」を、
今の知識と技術を用いてリメイクするという、通しプレイの完全新作日誌です。
また今回は、当時扱わなかった「DLCモンスター」についても挑戦をしていきます。

あの“運ゲー”と呼ばれたラスボス戦は、現在ではどう攻略できるのか?
また、DLCはどこまで初期パラメーターで進めていけるのか?
…どうぞ、ご期待ください!!





今回の発表にカイアス・バラッドさん(1134)も大変満足されたご様子です








(2014年12月17日) 161 PV

登録タグ/ FFシリーズ
この記事のURL 日記ログへ移動する / 編集

←前の日の記事へ 次の日の記事へ→

2014年12月17日の記事を表示しています。

日記のメインページへ
トップへ


System: Trishula Ver.1.26