.                                                                                                                                                                                                                .
「クラッシュ・バンディクー」が復活する!? / やり込みinFF

トップページ > 管理人の日記 > 2016年5月22日の記事

管理人の日記
FF7やシェンムーも復活したことだし、あるいは…??

←前の日の記事へ 次の日の記事へ→

 
FFで「ちんたらゲージを溜めずにザクザク攻撃しろ」的なアレ


 先日10日に発売したSIE(旧:SCE)のPS4/「アンチャーテッド:海賊王と最後の秘宝」に、何故かPS1の初代「クラッシュ・バンディクー」をプレイする場面があるということが話題になった。そして、古くからのソニーゲーファンの間では、(*・∀・)「いよいよ『クラッシュ・バンディクー』が復活するのではないかっ!?」と、にわかに話題となっているのである。
 …というのも。ご存知の通り、『クラッシュ・バンディクー』はPS1時代にヒットしたアクションゲームのシリーズであるが、その後は権利関係のゴタゴタなどもあって、見る影も無く消えていってしまった。一応、シリーズの正統続編としてはPS2での『5』までが発売されているのだが、ほとんどの人の記憶に残っているのは『3』か『レーシング』までというものであろう。『4』以降も、一応はPS2などで発売されてはいるのだが、製作側のゴタゴタは確実にユーザーの側にも影響を与えおり、正直言ってプレイしたいとは思えない物なのである…。
 ――ちなみに、日本では『4』以降の発売元はあのコナミであるため、「コナミがクラッシュを駄目にした」などと酷い事を言われる場合もあるが、この件の権利問題に関する主戦場はアメリカ国内であるため、少なくともコナミは悪者ではないどころか、むしろ難民になりかけていたクラッシュを救った恩人である。あれだ、津市と言うと現地民からは久居市を合併して名前を奪った悪者と取られることが多いが、むしろ久居はともかくとしてやばそうな周辺市を仲間に入れて助けてくれた恩人であるということと同じである。あれだ、日韓併文字数

 なにはともあれ。この『クラッシュ・バンディクー』の復活説というのは、これまで何度も言われてきたが、このPS4時代になって、その噂は大きく現実味を増してきたのである。その理由として、まずはPS4が次世代ゲームハード戦争の勝者となることが確定し、業界全体が安定してきたということが挙げられるだろう。あの、誰とは言わないが時代遅れハードに国内人気タイトルを強奪してゴリ押ししようとした悪党、そして「プロジェクト:ミッドウェー」などと豪語してしまった結果主力艦隊が完膚なきまでに轟沈させられ本土での消耗戦を強いられている歴史的フラグ回収陣営、そのどちらもが今や滅んだ。消耗戦になるだけのゲームハード戦争など、もはや誰も望んでいない。ゲーム業界は、戦力を集中させて、他の娯楽へと立ち向かっていくべきなのである。
 …また、この2016年になって、にわかに『クラッシュ』シリーズに関する発言が増えてきたということも挙げられる。まずは、今年初頭に、中東のSIEの担当者が、まったく新しいクラッシュ(主人公キャラ)のイメージアートを公開したことが挙げられる。この際は、公式から「復活を示唆したわけではない」と発表されたが、その新作を望む声が沈静化することは無かった。そしてここに来ての、唐突な「アンチャーテッド」最新作における「クラッシュ」の収録である。アンチャーテッドと言うと、日本での知名度はそこそこであるが、海外では今やプレイステーションを代表するゲームの一つとして認識をされている。そこで、特に意味も無く過去のゲームが収録されることなど有るわけもない。シリーズファンがその再起の声を強めるのも、已む無しというものであろう。
 ――ちなみに。ここまで『クラッシュ・バンディクー』を求める声を多く聞く理由としては、日本では特に「クラッシュ・バンディクー」は人気があったということが挙げられる。その売り上げは100万本を超え、初期のPS1の代表するゲームと言える存在であったし、携帯機でのアーカイブス版でプレイするのなら、今なお当時に全く劣らぬ魅力を醸し出し続けてくれる。やれ、PS1初期のソニーは「パラッパラッパー」「サルゲッチュ」など、少しヒネたタイトルを出し続けてくれていたのであるが、今やそういう動きはすっかり鎮静化してしまい、もはや残っているのは「グランツーリスモ」くらいである。だからこそ、その時代を懐かしんで「クラッシュ・バンディクーに復活してほしい」と願うのは、当時を親しんだゲーマーとしては当然とも言える感情なのである。なにせ、もう20年近く昔のことなのだから…。

 では、ここからは、『クラッシュ』シリーズのうち、全盛期と言える『1』『3』について、一つずつ復習をしていくことにしよう。まず、『1』に関しては、初作ながら難易度が非常に高く、シナリオクリア・100%攻略ともにシリーズ最難と言っても良い存在となっている。そのアクション自体は、×でジャンプしてでスピンアタックのみという極めてシンプルなものであるが、各種システムの不親切さも相まって、攻略は極めて難しい。更に、シリーズ恒例のやり込み要素である箱壊しも、本作ではミスをしてチェックポイントから復活すると箱の習得状況が全てリセットされるという特性があるため、高難易度ステージでのコンプリート達成は極端に難易度が高い。というわけで、初めてプレイされる場合には、無理してこの作品を選択される必要は無いであろう。ただし、“その後”という場合には、シリーズの原点として是非とも触れていただきたいものである。
 …また、『2』に関しては、当時小学生だった俺が初代PSで初めてプレイした作品であり、友人宅に押しかけて交代しながら攻略したということもあって、思い出深い作品である。そのシステムは、遊びやすさを大幅に増しながら「スライディング」「ボディプレス」などの新要素を追加した、分かりやすい正統続編となっている。この『2』は、特にややこしい要素も無い正統派中の正統派アクションゲームであり、シリーズどころかゲーム自体の初心者にも特にお勧めと言えるタイトルである。シナリオ中は遊びやすくなっている反面、100%を目指す際には『1』に負けず劣らずの難しさを誇ることなど、ゲームのエッセンスと言える要素が詰まっていることも、オススメできるポイントである。
 ――そして、最後の『3』に関しては。世界全体を旅するという世界観や更なる新アクションの導入など意欲的な要素を数多く盛り込んだものの、多数の要素を詰め込んだアクションゲームの定番として逆に普通のアクションが楽しめるステージが少なくなってしまったことがあり、『2』ほどの驚きを得るには至らない作品となってしまった。しかしながら、この作品には「タイムアタック」という強力なやり込み要素が存在する。今でなら、PS4の本体機能を活かして、タイムだけでなくその攻略動画までが共有され、日夜極限と言えるほどまでにタイムが突き詰められていることであろう。そういうものを、またこの『クラッシュ』シリーズで見てみたいという気持ちが存在するのだ。

 そんなわけで。現行ハードでの『クラッシュ・バンディクー』シリーズの復活は、製作スタッフ・ファンともに、今か今かと待ち望んでいるところなのであるが、その復活が本当に実現するかは微妙なところなのである。
 …まず、最も気になることを挙げておこう。この『クラッシュ・バンディクー』は、面クリア型アクションゲームの定番と言えるものであり、今なおPSアーカイブスを用いて携帯機で楽しむには最良の作品の一つとなっているのだが、なんとこの『クラッシュ・バンディグー』シリーズのPSvitaでのアーカイブス配信は2015年をもって中止されてしまったのである。これは、ソニー本社と他社による権利問題が今なお残っていること指し示していると言うしかない。やれ、この記事を書く前には、(*^o^)「クラッシュシリーズは今なおアクションゲームの定番と言える出来だから、みんなアーカイブスで是非遊んで!!」などと書こうと思っていたのだが…。なお、何故かPS3/PSPでの配信は今なお行われているという謎現象が起こっており、権利問題の深い闇を感じさせる。
 ――何はともあれ。このように、『クラッシュ・バンディクー』を取り巻く環境というのは極めて複雑なものなのであるが、やはり1ファンとしては今なおその復活を願うものなのである。その対応ハードは、世界を狙うならPS4というところであろうが、個人的にはPSvitaでの発売を熱望するところである。やれ、PSvitaの普及に関しては、発売当初はあれこれあって絶望視されたものであったが、現在では「マインクラフト」のヒットなどにより、若年層を中心に順調な人気を誇っている。まさかの一手だな…妙手ってやつだ。だからこそ、特に日本で親しまれている『クラッシュ』シリーズに関しては、Vitaで発売をしてほしいものなのだ。やれ、そのクラッシュシリーズの全盛期である『1』〜『3』が発売をしたのは、1996〜1998年である。今や、それらを子供時代に楽しんだ世代が親となっていてもおかしくはない。それだけに俺は、今だからこそ『クラッシュ』シリーズの正統続編を、この日本で、PSvitaで発売をしてほしいのである。この、『プレイステーション』という文化は、最新技術を用いたゲーム専用機での遊びという文化は、世代を超えて引き継がれるべきなのだ。

(2016年5月22日) 192 PV

登録タグ/ ゲーム一般
この記事のURL 日記ログへ移動する / 編集

←前の日の記事へ 次の日の記事へ→

2016年5月22日の記事を表示しています。

日記のメインページへ
トップへ


System: Trishula Ver.1.26