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2023年まとめB:投資編 / やり込みinFF

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管理人の日記
今日(29日)は、掃除をしていました。11月はカメムシ地獄でスキップしたので、2ヶ月ぶり!

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2023年12月29日(金)
2023年まとめB:投資編


 
はいはい、そんな都合良い儲け話があるわけが…アレ?


 今年、新しく始めたこととして、
「株式投資」がある。と言っても、売って買ってを頻繁に繰り返す専門的な取引や、暗号資産・為替F取引Xと行った博打ではなく、「つみたてNISA」「投資信託」を組み合わせ、全世界株を買い続けるというド定番コースである。
 …やれ、このような投資を始めた理由としては、
【「投資」タグ】の最初の記事【日記:2023/9/3】に書いてあるのだが、昨今の社会を覆う値上げ&賃下げの最凶コンボと、ゆうちょ銀行の利子「2円」に絶望し、何とかしてお金を増やしたいと思ったからである。もともと私は、物欲が薄いタイプであり、現在は家賃の安い地域に住んでいることもあって、1年で100〜200万円という莫大な額を貯金できる。それを、ただ郵便局でゆっくり腐敗させていくようなことはせず、株式投資へと回して、少しでもお金を増やしたいと思ったのだ。
 ――ちなみに。ニュースなどでも時折話題になるように、
2024年1月1日からNISAが新しくなるが、2023年のうちに始めてもデメリットは無い。むしろ、「40万円の旧積立枠を利用できる」「煩雑な手続きで開始時期が遅れてしまうことを防げる」などと、利点だらけであった。

 さて。本日12月29日は、恐らく今年最後の取引日ということで、
2023年の最終的な価格が確定する。
 …そんなわけで。まずは、今年の私の成果を、まとめておこうと思う。


2023年 つみたてNISA(旧)の最終実績

@楽天 全世界株式 インデックス・ファンド [2023/10/10頃〜]
元資133333円 → 評価額
140205円 +6872円 +5.15%

AeMAXISイーマクシス Slimスリム 全世界株式 [2023/11/10頃〜]
元資133333円 → 評価額
137409円 +4076円 +3.06%

B楽天 オールカントリー株式 インデックス・ファンド [2023/12/10頃〜]
元資133334円 → 評価額
135391円 +2057円 +1.54%

・合計
元資400000円 → 評価額
413005円 +13005円 +3.25%



 とまあこんな感じである。旧NISAの年間積み立て枠40万円を3ヶ月で埋め、合計損益は、
+13005円 / +3.25%となった。
 …さて、「13000円の利益」と言うと、さすがに、大人の感覚でもそれなりの額であろう。
だが、これだけだと全く割に合わない。何故なら、私は、そもそも「NISA」「株式投資」といったものを全く知らず、ただ郵便局にお金を預けていただけの、経済リテラシーの低い人間だった。そこから、私は、まずはお金について勉強して知識を深めていった。そしてその後も、手続きや実際の商品購入をするために、莫大な労力を費やした。それが、たかが1日分の労働と同程度なら、何もしなかったほうがマシである。

日本株も、実は最近、割と調子が良いのだけれど…私は他3つで勝負します


 しかしながら。
もちろん、投資信託が割に合わないというのは大間違いであり、2つの方法で、この利益は、巨万の富へと変わっていく。
 …まずは、
「@元資を増やすこと」である。40万円から1.3万円の利益が出たのだから、もし元資が400万円なら、当然13万円の利益を出せていたということになる。新NISAでは、1800万円までの枠を運用できる。よって、これを全て上記と同じ条件で埋めていた場合、約58.5万円の儲けが出せることになる。これならば、余裕で3ヶ月暮らすことができ、もう毎日の労働は必要なくなるだろう。
 ――ちなみに、1800万円を超えると、NISA枠の対象外となり、
日本聖府によって、利益から税金が2割も天引きされてしまう。だが、そこから更に高みを目指していくというのもアリである。1億円台まで積み立てれば、家庭を持っているような人であっても、全員が仕事を辞めるのも夢物語ではないだろう。自分や愛する人たちを、永久に労働の苦しみから解放できる。それこそが、現代人が目指すべき究極の生き方…かもしれない。

 そして、もう一つの手段は、もちろん
「A投資期間を長くすること」だ。
 …さて。3ヶ月で+3.25%ならば、単純計算で、1年続けると約13.6%になる。よって、400000円の元資は、454612円となっているはずだ。やれ、実際には、「複利」という考え方により、若干の前後をする
(「利益で株を再購入する」という行為が月間なら微増し、年間なら微減する)が、あまり細かいことを気にする必要はない。“期間を長くする”というのは、短期的ではない投資を考えるうえで、超が付くほど重要なのだ。
 ――そしてもちろん、「@元資を増やすこと」「A投資期間を長くすること」の2つは、
コンボによって更に威力を増す。上記の私の設定で、「新NISAの上限である1800万円を既に証券口座に投じており」、かつ、「3ヶ月でなく1年間、それをキープしていた」という、ちょっと無茶な想定をしてみることにしよう。すると、18000000円は20457557円になる。1年の利益が、245.8万円!? これが、嘘のような、現実の話である。
 やれ。私は、全世界株への投資による利益を、「年間で4%程度」と聞いていた。しかしながら、ここしばらくは、株の調子が良く、
1年で+10%以上の成長を遂げているという。まあ、さすがに、そこまで都合の良い話が永遠に続くとは思っていないが、どちらにせよ、私個人や、日本社会の行く末とは異なり、世界はこれからも成長し続ける。だから、そこに長く投資をしていくというのは、絶対に勝てるギャンブルなのだ。

 というわけで。来年の私の戦略としては、新NISAがスタートするので、まずは、
できるだけ早く、貯金を投資信託へと変換していきたいと思う。現在、銀行に入っている貯金の額は、200万円弱である。これも、一応は年利0.1%の口座に預けてはいるものの、全世界株と比べれば、遊んでいるも同然だ。ということで、預金の額を50万円まで減らすことを目的とし、1月から、月32.3万円という莫大な額の投資を行っていく。この界隈の一般的な知識として、一気に大量買いをしてはいけないという原則があるため、ペース配分が重要だ。そして、年間MAXの360万円には到達できず(ギリギリできるかも?)、途中で力尽きてしまうであろうから、その後は額を調整して、無理のない積み立てへと軟着陸をしていく予定である。とにかく、無駄な預金額を、素早く株へと変えてしまいたいのだ。
 …ちなみに。購入するのは、NISA枠に、30万円を3分割し、
「楽天 オールカントリー株式 インデックス・ファンド」「楽天 S&P500 インデックス・ファンド」「楽天 先進国株式(除く日本) インデックス・ファンド」を、それぞれ月10万円ずつ購入する。やれ、このような買い方をしても、分散投資としてはあまり意味が無いことが知られている(楽天オルカンを買うだけで十分)。それについては、私も了承済みである。それでも、わざわざ3つを注文する理由は、別々の物を買って、値上がりする様子を見るほうが楽しいからである。いや、もちろん下がると悲しいけど、世界の株は下がらないし…。
 ――その他、NISAと比べると地味だが、iDeCoのほうも始めており、イオン銀行にて
「たわらノーロード 先進国株式(Oneたわら先進国株式)を、月23000円ずつ購入している。こちらは、60歳になるまで引き出せないものの、節税効果としてはNISAよりも高いスグレモノである。私も、一応は、60歳くらいまでは生きてみようかな、と決意したのだ。

 ところで。私は、投資を始めようと思った9月の時点では、全世界株への積立投資だけではなく、「個別株の長期保有による、配当と株主優待の獲得」によっても、利益を出していこうと考えていた。しかし、現在では、
「投資信託の購入」に一本化をし、個別株の購入予定は取り下げた。
 …その理由は、もちろん、
個別株はめんどくさいからである。やれ、色とりどりの株主優待は、物理的に生活を豊かにしてくれるし、配当金によって、細かく株を追加していくことも可能だろう。ただまあ、どうしても、買って見ているだけの全世界株に比べると、手間の多さが目立ってしまう。
 ――具体的には、私は
イオンの個別株を、新NISAの成長投資枠で買おう思っていた。しかしながら、100株で30万円と、購入価格は決して安くない。そして、配当金3600円(予定)と、株主優待のオーナーズカードで、基準とされる「4%」の利益を得るためには、年間28万円の買い物をイオン店頭で行わなければならない。もちろんそれくらいなら、今後の生活次第で達成できるかもしれないし、それに「個別株の勉強」という意味でも、決して悪くない選択となるだろう。でもまあ、今は全世界株の調子が良いので、わざわざ面倒な国内個別株を選ぶ理由が無いのだ。

 ちなみに、その他の分散投資についても、ほぼ全て、「全世界株の調子が良いので選ぶ必要が無い」という結論に達する。例えば、金やプラチナといった貴金属は、全世界株の調子が良いので、選ぶ理由は無い。新興国の通貨や株式も、当たればデカいが、外れた場合のリスクが激高なので、非推奨だ。債券? あんなの下手したら
手数料にも負けるわい!

僕のほうこそありがとう


 そして。株式投資以外でも、今年は
マネーリテラシーが高まった1年であった。
 …やれ、私がこれまでやっていた節約というと、「携帯電話に格安SIMを使う
(みおふぉん)くらいのものであり、あとは全て、「無駄な物は買わない」「必要な物でも安い品を買う」くらいの、後ろ向きな作戦であった。そこから、今年は、様々な面が変化したのだ。思い付いたものを挙げてみよう。


「旧/新NISA」による投資を行う
「iDeCo」による投資を行う
「ふるさと納税」を行う
【日記:2023/10/1】

・メインとする銀行を、ゆうちょ銀行
(金利0.001%)から、楽天銀行(0.1%)とイオン銀行(0.05%〜0.1%)に切り替える

・様々な料金の支払い手段で、楽天カードを積極利用するようにし、ポイントとして1%程度を獲得する
・Suicaを、カード型からモバイルへと変更し、楽天カードでチャージすることで、ポイント1%を獲得する
・無理のない範囲で、様々な楽天ポイントを取得できるキャンペーンに参加していく
(「ポイ活」)
・得た楽天ポイントのうち、通常ポイントについては、「楽天ポイント運用」に投じて、全世界株の成長に準ずる利益を得る
【日記:2023/9/17】
・期間限定ポイントは、近所の業◯スーパーにて、普段の買い物で消費していくようにする

・イオンカードから、イオンカードセレクトに変更し、より多くのWAONポイントを獲得する
・イオン店頭に買い物に行く際には、「お客様感謝デー
(全商品5%OFF)など、割引が為される日を利用する
「楽天ラクマ」
(いわゆる“フリマアプリ”)で、イオングループの株主優待券(1000円につき1枚利用可能で、100円引き)を、概ね8割強の価格で購入し、購入時に使用していくことで、更に1.5%程度の割引効果を得る【日記:2023/10/14】
・無理のない範囲で、WAONポイント等を取得できるキャンペーンに参加していく



 とまあ、大きなものだけでもこんな感じである。
 …とりわけ、証券会社としても利用させていただいている楽天グループは、
瞬く間に私の生活を覆い尽くした。支払いを楽天カードで行うことにより、基本的に、1%のポイント還元を得られる。たかが1%というところだが、全てのお金の支払いが1%お得になるという効果は大きい。
 ――実際、具体例として挙げたSuicaは、現金ならば還元0%だが、モバイルSuicaへの楽天カードチャージであれば、1%の還元を得られる。
こういうものを、大量に積み重ねることで、無視できないお金の節約となるのだ。

 そして! それらによって得た楽天ポイントとしても、有効活用していく。やれ、世間では、「ポイントがあるのだから、普段は買わないものを買っちゃおう!」という悪の一派が居るようだが、
私の考えは真逆であり、入手したポイントを普段の買い物で使うか、むしろそれ以上の有益な方法で使用することで、より大きな利益を得られると思うのだ。
 …まず、通常ポイントについては、依然に単独記事でも書いた通り、
「楽天ポイント運用」に投入していく【日記:2023/9/17】。これも、原則として全世界株に連動しており、一時期は、酷くマイナスとなったこともあったが、現在では、元資11300ポイントに対し評価額11572ポイントと、2.41%の利益が出ている。まあ、“ポイント運用アクティブコース”には、ゴミ資産である債券が30%も含まれているため、これを取り崩して、本家の投資信託に使ったほうが良い気もするが…まあ、楽天ポイント運用については、新NISAの1800万円枠に引っかからないということもあるし、何より様々な資産が値動きしてくれるほうが、見ていて楽しい。というわけで、ポイント運用は、来年もそのまま続け、大きな額を積み立てていきたいと思う。
 ――また、期間限定ポイントについては、様々なキャンペーンで大量に配布されるものの、短いと1ヶ月程度で消失してしまううえ、ポイント運用に投じられず、利用手段も限られるという、厄介な代物である。だが、私は、普段通いの業◯スーパーにて、このポイントが使用可能であることを発見してしまった。それにより、
この期間限定ポイントを、完全に「1ポイント=1円」と変換可能になった。よって私は、もうここ3ヶ月間、まったく◯務スーパーでお金を使っていない。楽天グループが、勝手に肩代わりをしてくれているのだ。いい奴か?

20万円くらいなら、健康な体で追加で1ヶ月間働こう!


 というわけで。今年は、積立NISAへの参戦を皮切りに、
お金についての知識を大幅に高めることができた。これらの処置により、私が生涯で使えるお金の量は、まず間違いなく、大幅に増加したと断言できる。
 …そして、副次的な利益として、
経済や社会に対しての関心も深められたように思う。私は、この30年以上の人生の中で、円高と円安という概念ですら、正しく理解をしていなかった。だが、今は、朝起きたらNYダウの価格を確認し、それと為替変動を見て、今日は自分の持っている株式がどれくらい値動きするかな、なんてことを考えている。投資をすることで、自分が社会に関わっているという感覚を得られたのだ。ナントカの利上げだとか、そういう要素が投資家心理(=株価)に与える影響というのも、これから学んでいきたい。
 ――さらに加えて。この夏から秋に掛けての時期は、私の実生活に大きな変化が起こって、ひとことで言うと、
生きがいを失っていた。だが、そんな中で、生物のように値動きし、そして最終的には力強く成長していく株価は、私に大きな希望を与えてくれた。まあ、初っ端である10月は、株価が低迷して、マジでやめてやろうと思ったが…。何の取り柄も無い私でも、「お金を貸す」という行為により、世界の頑張っている人々に貢献できる。私にとって、投資は、ただのお金稼ぎの手段ではなく、立派な趣味となったのだ。

 かくして。私は、
限界投資オタクとなったわけであるが、もちろん、新NISAでも、「月10万×12ヶ月」や、「年間360万円」といった上限にこだわりすぎる必要は無い。月1万円、何なら1000円でも良い。証券口座を開いておき、少額を投資するだけでも、十分に金融リテラシーは高められるし、額を増やしたいと思った際にも、スムーズに進められる。もう、銀行に預けておくだけでは駄目だ。全世界株への投資は、絶対にやるべきである。
 …ちなみに。
私は、これらの投資を、20代前半のような、若い人にこそやってほしいと思っている。私自身と違って、彼らには明るい未来が絶対に待っているのだから、たくさんのお金を得て幸せに暮らし、そして寿命までしっかり生きるべきだ。しかしまあ、どうやらお金の話というのは、すこぶるウケが悪いらしく、「まとまった貯金額が無いので無理」だとか「今は自分の仕事に集中していたい」みたいな発言ばかりが返ってくる。
 ――やれ、前者の保有資金については、完全に貯金ゼロの自転車操業でもいない限り、月1000円くらいの貯金箱感覚で入れていてくれれば大丈夫だし、後者の手間についても、人気の「eMAXIS Slim 全世界株式」だけを購入するように設定して、あとは何もかも忘れてくれればOKだ。株式投資は、間違いなく、彼らの利益になる。だが、それが通じないのは、
“親の心 子知らず”という感じである。

 ところで。私自身に話を移すと、株式投資自体は趣味の一つとなったのだが、
それで何をしようかということは、全く決まっていない。
 …やれ、かつて夢としていだいていた、「お金を増やして仕事を辞め、1人で最後まで趣味に生きる」という案は、もはや無くなった。だからといって、「美味しい物を食べる」「ゲーミングPCを買う」と、自分のためにお金を使っても、私は幸せになれない。お金を、自分よりも大事な、誰か・何かのために使ってやろうという思いは漠然として存在するが、それが具体的に何かと言われると、まるで思い付かないものなのだ。
 ――まあでも、
そういう何も思い付かないときだからこそ、後から何にでも変換できるお金を持っておくべきなのかな、と思う。それに、金利が小数点以下の日本の銀行に預けているだけよりも、アクティブな世界の人々にお金を貸すほうが、遥かに社会へと貢献できるはずだ。全世界株に投資をすることで、私自身は金銭的なメリットを得られるし、お金を貸して貰った世界の人々のほうも喜んでいる。誰も損はしていない。よし、もっと頑張ろう。

(2023年12月29日) 172 PV

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