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管理人の日記















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教〜えな〜〜あい〜〜〜 |
本日、海外でTGAというゲーム系イベントがあり、そこで、新作の「エースコンバット8」が発表されたのだ(【初報トレイラー】)。また挟まっちまえるぜ!
…さて、「エースコンバット」シリーズは、戦闘機を使って敵を倒していく、“フライトシューティング”と呼ばれるタイプの作品だ。やれ、飛行機の操縦というと、非常に難しい点が多く感じるだろうが、このゲームはシミュレーターではないため、そういった複雑さを完全に廃し、簡単操作で、爽快な空のシューティングを楽しめる。演出にも力が入っており、ストーリーについては、『4』のような「主人公が英雄となっていく、シンプルだが渋い物語」と、そして『5』系の「大作RPGに匹敵しうる重厚な作品」の、2つに分けられる。あと、唐突に平成の深夜アニメと化した「エースコンバット3:エレクトロスフィア」…。
――さて。エースコンバットの作風を、最近プレイしているゲームで表すと、「軍隊モチーフのシューティング」「無線音声を軸とした演出」など、何かと地球防衛軍と重なるところが多い。「巨大な蟻やUFOが無数に攻めてくる」「100発を超えるミサイルを積み、プレイヤーだけで1コ空軍クラスの戦果を出す」など、世界観のぶっ飛び具合も同じくらいだ。そのうえ、一時期、例のアレでXbox360に独占供給されていたこともあり、ファン層も重なっているだろう。その縁もあってか、去年の夏には、「『自分が英雄になるゲーム』はお好き?」と題して、共演記事を書いていたりもする(【日記:2025/8/8】)。
さて。そんな「エースコンバット」シリーズだが、前作『7』の発売が2019年1月であり、『8』は2026年とされていることから、実に7年以上の期間が空くことになる。まあ、最近のゲームはこれくらい掛かるよね…というところだが、実際は、そこまで積極的に新作を出さなくても良いと判断されているのではないだろうか。というのも、『7』が累積販売700万本という、トップ級タイトルに迫るメガヒット作品になっているからだ。
…具体的に、時系列で振り返ってみると、2019年1月発売の発売から2年後の2021年1月には、まず250万本突破が伝えられた(【該当ツイート】)。その後も、ほぼコンスタントに年間100万本を積み重ね、本日の『8』発表インタビューでは、“間もなく700万本”と表現されている(【該当インタビュー】)。なお、最初の250万本突破の時点で、シリーズ最高売上と言われており、現在の値はその3倍近い。確かに、旧作がこれだけ売れているのなら、無理してリスクの高い新作を作る必要はないのかもしれない。今の時代の、様々な作品に言えることである。
――ちなみに。これだけ多くの本数が売れた作品は、純粋に『7』の出来もあるだろうが、それに加えて、ゲームが「日本における子供の遊び」から、「世界的・全年齢的な娯楽」へと成長し、大幅に市場が広がったということ、そして、まずはPS4で出し、その後にスイッチ(1)を含む多弾頭マルチプラットフォーム戦略を行ったことが、功を奏したのだと思われる。日本だと、“ゲーム全盛期”と言ったら、だいたいSFC〜PS2とか、DSやPSPなどといった、ああいう時代を挙げる人が多そうだが、世界的には、質も人気も、明らかに今が全盛期である。そして、今が全盛期ということは、つまりこれから更に進化する可能性もあるということだ。ゲームの未来は明るい!
ところで。新作の「エースコンバット8」については、空母をテーマとしており、これまでよりも遥かに、等身大の人間描写が増えるようだ。まだまだ初報であり、分からないことが多いのだが、今回も、トンネルくぐりとか、ラスボスが近づくとBGMが歌い出すとか、シリーズ恒例の要素は踏襲してくれるであろうから、大丈夫なはずだ。
…ちなみに、私は、前作『7』について、プレイはしたのだが、実は1周クリアしかしていない。エースコンバットシリーズは、「隠し機体の収集」や、「最高難易度:ACEの攻略」、その他にも「機銃クリアー」など、様々なやり込み要素が存在する作品だ。そのため、「1周で終了」というのは、むしろ最も美味しいところを捨ててしまっているという感じだ。
――だが、私が同作をプレイした2020年というのは、ゲームへの意欲が冷めていた時代であり、「ロックマン11」「地球防衛軍5」「バイオハザードRE:2」「RE:3」など、錚々たるメンツを、エンディングまで軽く触っただけで終えてしまっている(【2020年の記事一覧】)。いや、「地球防衛軍5」は、一応、最高難易度のINFERNOもプレイしたが、それでも、HARD→INFERNOの2周であり、間のHARDESTをスキップしてしまっている。勿体なさすぎる…。やはり、今のように、1作をじっくり遊ぶほうが、ゲームを楽しむ姿勢として、好ましいであろう。しっかしまあ、2020年というと、事実上のニート期間であり、今より遥かに自由に使える時間が長かったはずだが、当時の私は何をやっていたのだろうか。日記も毎日更新ではなかったし…。
というわけで。当時のゲームの姿勢を振り返りつつ、これから登場する『エースコンバット8』を楽しみにしていきたい。その時に抱えているゲーム次第だが、思い入れのあるシリーズだし、できれば発売日から遊んでいきたい作品だ。あとは、『3』の舞台である2040年も近付いてきたということで、そろそろ挟まっちまえる敵をですね…。
(2025年12月12日)















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