クリスタリウムなしクリアー2.1 プレイ日誌

 

【第14話 1発喰らえば即全滅! オワタ式FF13-2】

 

ノ「出番くれ!」


 DLC無しのクリア後プレイはまだまだ続いていく。今回の相手は、強敵である「カイアス(時空の狭間/グランドクロス)」だ。
 …やれ。コイツは時空の狭間で戦うカイアスのグランドクロス版であり、ストーリーの進行上、セラとモンスターの2人のみで戦わなければならない。今となっては信じられないことであるが、こいつFF13-2の発売当時は「倒せません><」という意見が殺到していたモンスターであった。FF13-2の最難関とされることも多く、キャラクターを限界まで成長させていても苦戦する場合がある。ゴリ押し推奨の本作において、異彩を放つレベルの敵だと言えるのだ。もっとも、多くの前作プレイヤーにとっては、これくらいの強さが普通というものだろうが…。
 ――さて。クリスタリウム封印プレイの話に戻ると、コイツに関してもDLC使用での撃破は為されているが、そうでないプレイは前代未聞であろう。さあ、今回も勝利を掴むことはできるのだろうか。正直、最初はブラッドダメージさえ解禁すれば勝てると思っていたのだが、果たして…??


 
そのB:カイアスー! 後ろー後ろー!!
〜VS カイアス(時空の狭間/グランドクロス)〜
 
セ「私の新しい脇を見せてやる!」
 
「カイアス(時空の狭間/グランドクロス)」戦:装備&パラダイム
戦闘メンバー   パラダイム
セラ  HP385 / 物理92 / 魔法110
インドラジット / グリモアハット / ヒュプノクラウン軽式
「ATB速度50%アップ」「倒すとみやぶる」「ポーション回復量2倍」「シンクロ加速」
1 ATK+DEF (X)
2 BLA+DEF (X)
3 BLA+JAM (X)
ATK/金チョコボ HP3463 / 物理309 / 魔法213
DEF/ランドガレオン HP3338 / 物理120 / 魔法62
JAM/ヘッジフロッグ HP1462 / 物理85 / 魔法180
4 BLA+ATK (X)
5 BLA+ATK (X)
6 DEF+DEF (X)


 では。バトルの概要は理解していただいたということで、今回のお相手である「カイアス(時空の狭間/グランドクロス)」のスペックから紹介していこう。HPは90032で、チェーン耐性50&ブレイク値200.0%デプロテ・デシェル・スロウ・バイオ・ウィーク・カーズが有効で、タイプ耐性は物理・魔法が半減である。ブレイク値だけはヲルバ郷の際よりも少々スケールダウンしているが、その他の点はいつものカイアスと同じである。そして今回も、例によって「リレイズ」の効果が発動するため、2回HPをゼロにしなければ倒したことにならない。
 …続いて、技についての説明である。今回のカイアスは、前回苦しめられた「心身活性化」に加え、新たに「聖なる混沌」という技を使用してくる。まず前者の「心身活性化」ついては、現在の最大HPの5%を回復すると同時に、自身に「ヘイスト+ブレイブ+フェイス+リジェネ」状態を掛ける。ヲルバ郷で戦った際と異なる点として、追加ステータスに「ヘイスト」が加わり、回復量は「現在の最大HPの5%」となっている。また新技:「聖なる混沌」は、自身に掛かっている全ての悪性ステータス異常を解除し、さらに「ベール+ガッツ+プロテス+シェル」の効果を得る。ちなみに、この「聖なる混沌」には、直接HPを回復する能力は存在しないことは覚えておいて良いだろう。
 ――そして、敵の攻撃パターンである。今回のカイアスは、最初は「連続攻撃」×3→「インフェルノ」を使用し、その後にしばらく待機してから「心身活性化」「『チェーンカット』→『聖なる混沌』」のどちらかを使う(「心身活性化」の場合は「チェーンカット」を使用しない)。その後、HPを60%以下に減らすと、敵はその瞬間に「『チェーンカット』→『心身活性化』」を使用し(この際は確実に「心身活性化」を使う)、以降は「『インフェルノ』→『連続攻撃』×4→『インフェルノ』→待機してから『チェーンカット』→『心身活性化』か『聖なる混沌』のどちらか」を繰り返す(この際は必ず「チェーンカット」を使ってから、2つの行動のどちらかを選ぶ)「心身活性化」「聖なる混沌」の使用パターンについては、恐らくは掛かっている強化・弱体化魔法の数によって確率が左右されるのであろうが、敵に悪性ステータス異常が発生していなければ100%「心身活性化」、また敵に弱体のみが掛かっている場合は体感3/4程度の確率で「聖なる混沌」を使用するようだ。

 さて。この「カイアス(時空の狭間/グランドクロス)」戦はご存じの通り、「FF13-2本編で最難関」とされることも多いバトルである。DLCが配信されている現在では信じられないことであるが、本当に発売当時は「こいつが倒せない」という意見がネットを飛び交っていたのである。
 …では、その理由を説明してみたいと思う。まず、今回のカイアスはセラを狙ってくる傾向が強く、さらに敵の攻撃は全てカット値が高いため、魔法中心のセラの行動はことごとくキャンセルさせられてしまう。また、グランドクロス版の大技である「インフェルノ」のダメージは、各種ステータスの効果によって5000以上にも達し、限界までキャラクターを成長させている場合にさえ半分以上を削られてしまう。また今回は、一度HPを60%以下にまで削ってしまうと、以降はルーチン行動で必ず「チェーンカット」を使ってくるため、雑な攻撃では一切相手のHPを削ることができない。それらは全て、「ATK+ATK+ATK」のゴリ押しでクリアが可能な他のバトルとは一線を画するものであり、本作のバランスに飼い慣らされてしまった人にとっては、恐ろしいほどの難関となってしまうことだろう。
 ――ただし。そこはもちろん、13-2の唯一の良心とも言われるカイアス戦だけあって、対処法は存在する。まず、敵の連続攻撃に関しては、DEFで受けてしまえば一切妨害されることは無いため、セラでもモンスターでも良いのでDEFを容易すれば、ダメージを軽減しつつ行動効率を確保することができる。また、敵のHPは90032と少なめであるため、各種ステータスで強化したうえでの攻撃系シンクロドライブを用いれば、「チェーンカット」を使われずにトドメを刺すことも難しくない。さらに、どうしても倒せない場合には、新システムである「ブラッドダメージ」を使って相手の最大HPを削っていけば、リジェネ状態による回復量も比例して減っていくため、それまでの苦戦が嘘のように簡単に倒すことができる。このように、前作からの要素を受け付けつつ、新システムを活かすことが重要となるカイアス戦が、どうして駄作だと言えるのだろうか。他のバトルは犠牲になったのだ…カイアスの犠牲にな…。

ブラッドダメージでここまで最大HPを削れるのです


 では、そんな「カイアス(時空の狭間/グランドクロス)」戦の、クリスタリウム封印プレイにおける位置付けについて考えていこう。
 …まず、今回のカイアス戦で最も気を付けねばならないこと、それはセラが狙われることによる一発全滅である。今回バトルでは、シナリオ進行の都合上ノエルがおらず、セラとモンスターのみで戦わなければならないため、セラが戦闘不能状態になると即ゲームオーバーとなってしまう。そして、今回プレイでは、言うまでも無くセラは初期状態と同じHP385、片やカイアスはエンディング後を前提としたモンスターである。つまるところ、一発喰らえば即ティウンに他ならず、これまでとは比べものにならないほどの集中力が必要とされるのだ。

 とはいえ、そんなカイアスの攻撃であっても、所詮は「後ろに下がる作戦」を用いてDEFに受けさせていけば余裕…と思いきや。今回も、カイアスの技の中には「衝撃波」が存在するのである。しかも、グランドクロス版では貫徹完備3wayであり、直線的に後ろに下がることはもちろん、斜め方向に避けていたとしても喰らう可能性が存在する。一応、今回は状況を整えることで耐久も不可能ではないのだが、どちらにせよ安定させることはできないし、ノエルが居ないこともそれに拍車を掛けている。そのため、今回バトルは、前回ヲルバ郷でのカイアス戦以上に、綱渡りのような戦いとなってしまうのだ。
 ――さらにさらに。前回のヲルバ郷でのバトルでは、「バイオの上書きを積極的に行うことでリジェネの回復量を相殺し、ウィークで雷属性を弱点にしてランツクネで削る」という戦法を取っていった。しかしながら、今回のカイアスは「聖なる混沌」によって全てのステータス異常を解除し、そこに「チェーンカット」によるチェーンボーナス初期化まで存在するため、前回のように異常漬けにする戦法は通用しない。しかも、である。「聖なる混沌」でステータス異常は解除されるがリジェネ状態はそのままであるため、いくら「バイオ」で回復量を相殺していっても、「聖なる混沌」を1回使われるだけで全てがオジャンになってしまう。そして、いくら最大HPが低めとはいえ、無成長レベルの火力では敵の回復量を上回ることは困難であり、漫然と戦っていては永遠に勝つことはできないのだ。

 では、そんな状況下で、どうやってこのカイアスと戦っていけば良いのか。鍵を握るのは、今回プレイ初登場となる「ブラッドダメージ」である。
 …この「ブラッドダメージ」は、ご存じの通り『13-2』での新要素であり、一部の技を当てることで敵の最大HPを削っていくことができるというものである。そのため、今作のライバルキャラクターであるカイアス戦を初め、「回復能力を持つ敵」「HPの減少率によって行動パターンを変化させる敵」に対して、極めて有効な一手と成り得るのだ。ちなみに、敵・味方共に、削れるHPは「元々の最大HP」の30%までと決まっている。
 ――なお、味方は「ブラッドポーション」によって減ったHPを一気に取り戻すことができるが、敵側についてはこのダメージを回復する手段は一切存在しない(ダメージ自体を軽減or無効化する場合は存在する)。まあ、そんなものがあったら、この攻撃の存在意義が無いに等しくなってしまうからな…。

 しかしながら、そんな「ブラッドダメージ」にも、もちろん欠点というものも存在する。まず、このブラッドダメージを与える攻撃の代表格は、JAMのコマンドアビリティ:「ブラッド」なのであるが、これを覚えさせた場合、ライブラ情報で回復能力があると判明した敵に対して、JAM「ブラッド×1」→「その他の行動」というコマンド入力を行ってしまうのだ。これでは肝心の弱体化を入れるペースが遅くなってしまい、本末転倒である。とりわけ、ATBレベルが3しかないクリスタリウム封印プレイでは弱体化のスピードが2/3にまで落ちてしまうため、下手に覚えさせてしまった場合の被害は甚大である。
 …また、JAMが自身が持っているステータス魔法を全て敵に掛け終わった場合、「ブラッド」無しだと最も効果時間が短い魔法を掛け直そうとするが、「ブラッド」を覚えているとひたすら「ブラッド」を連打することになってしまう。前作での「ステータス異常を掛け終わったJAMが何もしません><」という意見への“答え”なのだと思われるが、そもそもその答えは「JAM以外のロールに変えろ」でFAであり、さらに今作では「ステータス異常の上書き」という行動も加わっている。そもそも、ステータス異常を掛ける以外の行動をJAMが行うことが、無駄以外の何物でも無いのだ。
 ――それらの点を考えると、この「ブラッドダメージ」は、プレイスタイルによっては有効ところか邪魔になってしまうことも少なくない。しかも、FF13シリーズの性質上、一度覚えさせたアビリティはいかなる手段を用いても忘れさせることはできず、クリスタリウム封印プレイにおいてはJAMはモンスター枠のみというのもその欠点に拍車を掛けている(人間キャラクターなら、手動コマンドである程度行動を制御できるのだが…)。細かい点では、「バイオ」によるダメージは「現在の最大HP依存」であるため、回復能力を持たない敵のHPを下手に削ってしまうとかえって不利になる場合まで存在する。まあここまで来ると、さすがに誤差の範疇に丸め込める範囲なのであるが…。

 とはいえ。今回プレイの条件下では、こちらの火力に対して敵の回復能力が圧倒的であり、そのまま戦っていても勝つことはできない。仮にブラッドダメージを使わないとする場合、バトルに掛かる時間を度外視すれば、モンスター枠1つで火力を3.3倍以上に高めなければ有利にはならないのだ。
 …さすがにそれは不可能だということで、今回は「ブラッドダメージ」を用いていくことになる。もちろん、上に挙げた多数のデメリットは存在するし、そして一発死の危険性と隣り合わせのバトルで、さらに長期戦まで必要になってきてしまうという点も存在する。もちろん、それも覚悟のうえでである。今回のカイアスは、何の危険も冒さずに勝てるような相手ではないということなのだ。

開幕DEFシンクロドライブで無いと100%即死(^q)^


 では、具体的に今回バトルの戦略を考えていこう。重要となるのは、3体の仲間モンスターの選定である。
 …まず、真っ先に必須となるのは、DEFである。というのも、今回のカイアスはセラを優先して狙う傾向があるため、開幕シンクロドライブで行動を妨害したうえでの「挑発」を掛けなければ、開始1秒でセラが殺されてしまうのだ。まさにミスター初見殺し優勝候補である。
 ――では、そのDEFの中で、採用すべきモンスターは何か。俺が候補として挙げたのは、@「ランドガレオン」、A「ゴブリンチーフ」、B「銀チョコボ」である。@はご存じの通り圧倒的な防御能力が魅力、Aは今となっては貧弱貧弱であるが味方全体に強化ステータスを掛けられる、Bはシンクロドライブの攻撃力がありがたい。では、この3体の中で何を採用していくか…ということであるが、その結論はひとまず置いておいて、皆さまもどのモンスターを採用するべきか、一緒に考えてみようではないか。いや例によって表にも図にも答えが書いてあるけどさ。

 続いて必要となるのは、「ブラッドダメージ」で削っていくためのJAMである。まず、JAM「ブラッド」は継承可能アビリティであり、全てのJAMモンスターに簡単に覚えさせることができる。ちなみに、「ブラッド」のみを覚えているJAMモンスターというのも存在するが、魔力が極小であり、実用性は皆無である。そのため、実質的には「他の何かのステータス魔法」+「ブラッド」という組み合わせで、JAMの選定を考えていくことになるのである。
 …では、今回プレイで必要となるステータス魔法は何か。真っ先に上がるのが、俺が最も好きな「ウィーク」である。これを掛けられれば、いつものランツクネヒト型によって最大クラスのダメージを与えることができるのだ。…が、カイアスのウィーク耐性は他のステータス魔法と比べて少し高く、また【ふろく】にも書いてある通り、魔法:「ウィーク」の発生値自体が他よりも小さくなっている。それら2つを合わせ、「デプロテ」「デシェル」と比べた場合、なんと「ウィーク」約2.6倍も決めづらくなっているのだ。今回のように時間制限が苦しいバトルでは、その差は非常に大きい。また、「バイオ」も、「聖なる混沌」で解除されるor「心身活性化」で相殺されるまでの時間を考えると、手間に見合った価値が得られるとは言い難いのだ。
 ――ということで、それらの点を考え、今回俺が採用候補として挙げたJAMは、@「ヘッジフロッグ」、A「バマパマ」、B「サモヴィーラ」、C「ドレイナー」である。まず「ヘッジフロッグ」は、今回初登場であるが、モーションが速いうえに魔力が高く、「弱体系成功率UP」を持ち「デプロテ改」が初期取得とあって、無駄なくデプロテ→ブラッドという流れを実行できる。また「バマパマ」は物理防御力が極めて高く、カイアスの連続攻撃をいなしながら弱体化&ブラッドダメージを蓄積させることができる。B「サモヴィーラ」はご存じ汎用ジャマー、モーションが爆速な面はもちろんとして、シンクロ技で「ウィーク」を掛けられることが大きい。C「ドレイナー」は、シンクロドライブでバイオ状態を掛けることができ、初期アビリティも「バイオ改」であるため、スムーズに毒状態にして「ブラッド」による攻撃に繋げることができる。これらの中から、JAMモンスターは選ぶことになるだろう。

 最後に。残った1枠は自由に選ぶことができるのであるが、ブラッドダメージでは「元々の最大HP」の3割までしか削ることができないため、残った約27000を削るモンスターが必要となる。それは、実質的にはATKBLAかのどちらかであろう。俺が今回悩んだのは、@「ランツクネヒト型」、A「金チョコボ」、B「ブッカブーエース」、C「ダウンプア」、D「シルトパット陽炎」の5体である。
 …まず、@のランツクネヒト型については、説明不要、クリスタリウム封印プレイの最強アタッカーである。シンクロドライブの火力とモーション速度についても問題は無いが、その能力を引き出すためには「ウィーク」が必須になる(+できれば「デプロテ」も)という点はよく考えなければならない。一方のA金チョコボについては、純粋火力についてはランツクネヒト型の2/3程度に落ち込んでしまうが、「ウィーク」無しの場合に発揮する攻撃力はNo.1だ。続いて、BCのブッカブーエース・ダウンプアについては、シンクロドライブで「フェイス」を掛けることができ、セラの火力も引き上げることができるというのが大きい。今回は「仲間戦闘不能で強化」を用いることができないため、セラの火力も無視できない数値となるのだ。ただし、こちらも最大火力を引き出すためには「ウィーク」必須というのがネックであり、シンクロドライブが攻撃系では無いため一発の能力にも欠けてしまう。
 ――最後に、Dシルトパット陽光については、(;・∀・)「あんた…誰?」と思う人が大半であろうが、コイツはアガスティアタワーで仲間にできる甲羅持ちモンスターであり、物理・魔法の両方が「耐久」という他に類を見ない能力を持っている。さらに、シンクロドライブによって単体で敵をデプロテ+デシェル+ウィーク状態にでき、そのポテンシャルには凄まじいものがある。行動モーションが遅く、「強力だがATB大幅低下」まで持っているのが痛すぎるのだが、それをもってなお一考に値する能力を持っていると言えよう。

後ろに攻撃してくるとか…神装備魔理沙B並みだろ…


 では、それらの候補モンスターの中から、実際に採用するモンスターを考えていこう。そのために、まずはカイアスの詳細な行動パターンと、それに対するこちら側の基本的な対処法を決めなければならない。
 …まず、今回のカイアスのバトル開始当初の攻撃パターンは、上にも書いた通り「連続攻撃×3」→「インフェルノ」→待機して「心身活性化」or「『チェーンカット』→『聖なる混沌』」というものであるが、この「連続攻撃〜インフェルノ」の流れの中では、カイアスは攻撃ターゲットを変更することは無い。そのため、JAM/「バマパマ」ATK/「シルトパット陽炎」など圧倒的防御力を持つモンスターに攻撃を引きつければ、敵の行動をほぼ無視して攻撃を加えていくことができる。やるべきことは、相手の連続攻撃が始まる直前にDEFで一瞬だけ「挑発」を掛けるだけ。この時点で、前述の2体の採用は決まったようなものと思うかもしれない。
 ――が。まず、JAM/「バマパマ」に関しては、行動モーションがあまり速くなく、またキープ値も低いため、「ガッツ」を使わねば攻撃できないも同然というほど相手の妨害を受けてしまう。これだけならば、DEF/「ゴブリンチーフ」と組めば解決する話なのであるが、致命的な点としてバマパマがカイアスの「衝撃波」を受けると光線が意味不明な方向に曲がって飛んできてしまうというものがある。それがセラに当たると一発死の危険性もあるため、さすがにこれはアウトである。恐らくは体の小ささが影響しているのであろうが、詳細は不明だ。結局、バマパマは今回も採用に至ることは無かった…。
 またATK/「シルトパット陽炎」については、シンクロドライブでデプロテ・デシェル・ウィークを掛けられると言っても、ウィーク以外の発生値はそこまで高くないこと(ウィーク:55 / デプロテ:24 / デシェル:12)、またウィークにしたところで単体ではコンボ攻撃を行うこともできない。さらに、カイアスは連続攻撃を行った後に後ろに下がるのであるが、これによりシルトパット陽炎の攻撃が空振りしてしまうため、元々のモーション速度や「強力だがATB大幅低下」などの影響もあり、もう有って無いような攻撃効率になってしまうのである。残念ながら、これならDEFで黙々と守っていたほうがマシだろう…。

 というわけで、まずは高防御力が魅力のモンスター2体が脱落していった。
 …そういうわけで、決めるべき枠は「守りのDEF」「ブラッドダメージのJAM」「攻撃要員のATKかBLA」の3つである。その中で最重要なのはJAMであるが、単独の性能よりも、ダメージ要員との組み合わせという点で考えていきたい。それぞれ、火力を最大限に引き出すために必要なステータスが存在し、それによって採用すべきJAMモンスターというのが決まってくるのだ。それぞれ、表にして整理してみたのである。

4体のダメージ要員と、必要なステータス効果・JAMモンスター
ダメージ要員 必要なステータス 採用ジャマー
ランツクネヒト型 ウィーク
デプロテ
サモヴィーラ
金チョコボ デプロテ ヘッジフロッグ
ブッカブーエース ウィーク
デシェル
サモヴィーラ
ダウンプア ウィーク
デシェル
サモヴィーラ
(どのモンスターでも) (バイオ) (ドレイナー)


 というわけで。実戦ではこの4パターン+1の中から、組み合わせを選ぶことになるである。
 …まず、純粋な火力面で考えてみると、この中で最強なのは、やはり「ランツクネヒト型」だ。自身の「たたかう」が雷属性を持ち、ウィークで弱点属性を作った場合に最大級のダメージを与えることができる。そのためのコンビは、汎用ジャマーの「サモヴィーラ」だ。4つの弱体化のうち「デプロテ」が最後となるため弱体化には大きな時間を取られてしまうが、シンクロ技一発で全てを取り戻すことができるくらいの高火力を持っている。また、BLAの2体はどちらもセラの火力を活かすパターンであり、これまた大きなダメージを与えることができる。最後に表の一番上の「金チョコボ」、今となっては火力はそこまでというわけではないのだが、「デプロテ」のみで即座に攻撃に移れる点が魅力である。また、最後の「ドレイナー」は、シンクロ技の「有毒物質注入」でバイオを掛けることができる。それを持つ4体のモンスターのうち、このドレイナーが今回バトルに一番合った能力を持っているのだ。
 ――では、この4つ+1の中で、俺が選んだのは何か。それは「金チョコボ」+「ヘッジフロッグ」の組み合わせである。というのも、最初は俺のお気に入りJAMであるサモヴィーラを用いていく予定だったのであるが、やはり今回バトルは「チェーンカット&聖なる混沌」でブレイク・ステータスを帳消しにされるまでの時間が非常に厳しく、サモヴィーラが得意とする多数のステータス効果を攻撃に活かす時間があまりにも少ない。また「バイオ」も、上手く維持できれば大幅に相手のHPを削れるのであるが、そのダメージ量もブラッドダメージによって減っていってしまうため、今回の戦略と噛み合っているとは言い難い。一方の「金チョコボ」は、火力もそれなりである上に「デプロテ」を掛けるだけでOKという点が大きく、攻撃チャンスを増やして最終的な与ダメージを大きくすることができる。そして、「ブラッド」で削っていく際の効率も考慮し、「ヘッジフロッグ」とのコンビで採用を決めたのだ。
 …ちなみに、このJAM/「ヘッジフロッグ」は、「弱体系成功率UP」を持ち、初期取得アビリティも「デプロテ改」のみと無駄が無く、行動モーションもそれなりの速さということで、前々から目を付けていたモンスターであった。残念ながら本編中で登場することは無かったが、ここに来て初めて日の目を見ることになったのである。うむ。早速、「デプロテ」「ブラッド」「魔法攻撃+10%」など、今回バトルで必要となるアビリティを継承させ、実戦仕様に育てておく。これで準備はOKである。

 そうして、モンスター枠×3のうち、2つが無事に埋まった。残る1枠はDEF「ランドガレオン」「ゴブリンチーフ」「銀チョコボ」のどれかである。
 …その中で今回俺が採用を決めたのは、お馴染み安定の「ランドガレオン」である。とにかく防御能力の高さが魅力的であり、今回バトルでもむしろ下手にHPを回復しすぎるとピンチ系アビリティを発動させづらくなってしまうレベルの堅さである。また、シンクロドライブはダメージ系と平凡であるが、非常事態に即「挑発」を掛けられるということもあり、実用性は決して低くない。
 ――いっぽう、没になった2体のモンスターは、それぞれ大きな欠点が存在する。まず「ゴブリンチーフ」は、「キアイをいれろ!」で多数の強化ステータスを掛けられるのが魅力であるが、最重要のブレイブは「ピンチにブレイブ」の効果で引き出せるため、今となってはそこまで強力な能力というわけでもない。また、HPが1000ちょっとしか無いため、カイアスの攻撃で簡単に叩き割られてしまう。もちろん「ポーション」を使えば耐久可能であるが、それだけセラの攻撃が潰されてしまうのは無視できない。
 ま、「銀チョコボ」は、10000近いHPを削れるシンクロドライブが魅力であるが、防御面ではランドガレオンに遙かに劣り、こちらも「ポーション」による支援が必須である。また、シンクロ技の挑発状態の発生値が地味に「40*1」(ランドガレオンは「*2」)という点があり、バトル開始直後のカイアスに挑発を掛けられず即大破という事態が頻発してしまう。一応、これは開幕に極めて素早くシンクロドライブを入れることで避けられるが、かなりの速度で連打をしてギリギリというレベルであり、プレイを進めていくうえでの大きなストレス要因となってしまう。その他、「挑発」のモーションもテスカトリポカ並みに遅く、連続攻撃の開始に間に合わずにセラが狙われて失敗してしまうことも少なくない。そのため、今回は火力要員は金チョコボだけで十分と判断し、銀チョコボは没採用になったのだ。あれ、今回プレイで銀チョコボが参戦したのって、ショロトル+ミキストリ戦だけ…??

\(^o^)/


 と、まあ。こんな感じで。使用モンスターは、ATK/「金チョコボ」DEF/「ランドガレオン」JAM/「ヘッジフロッグ」の3体に決まった。
 …さて。カイアスの基本的な行動パターンは、「連続攻撃×3」→「インフェルノ」→しばらく待機して「心身活性化」or「『チェーンカット』→『聖なる混沌』」というものである。これを踏まえ、敵の攻撃をDEFで受け止めつつATKBLAでチェーンを積んでいき、「インフェルノ」が終わったら一斉攻撃…というパターンで行動すれば、安定して敵と戦っていくことができる。「しばらく待機」の間にこちらが攻撃できる回数は、敵がヘイスト状態ならば2セット、そうでなければ3セットで固定だ。また、問題の「衝撃波」であるが、敵のブレイブ状態を解除したうえで、「エリアバリア」を適用するかセラがDEFになれば耐えることができるし、うまく敵と距離を取る方法も無いわけではない(詳しくは後述)ため、そこまで大きな問題が存在するわけでもない。
 ――そんな感じで。もちろん、最初は「心身活性化」による回復量を上回れないのであるが、だからこその「ブラッドダメージ」である。ヘッジフロッグが「ブラッド」で削っていき、下限値である元々の最大HPの3割にまで削ることができれば、金チョコボの与ダメージのほうが遙かに大きくなり、カイアスのHPを減らしていくことができるのである。よし決まった! これで勝てる!! さすがに今回はこれで終わりでしょう(^o^)」

 …が。
 こんな感じで。確かに、ブラッドダメージで最大HPを減らすところまでは持って行くことができる。ところが、カイアスはHPが60%でモードチェンジを行い、そこからは挑発状態を無視してセラを狙ってくることがあるのである!!
 ――もっと具体的に説明してみよう。HP60%を切った後のカイアスは、「インフェルノ」→「連続攻撃×4」→「インフェルノ」→しばらく待機して「チェーンカット」→「心身活性化」or「聖なる混沌」というパターンを繰り返す。そして、この「連続攻撃×4」のうち、2,3回目の行動では「バハムートアイズ」を使用する場合があるのだが、この「バハムートアイズ」が挑発状態を無視してセラに向けられることがあるのだ。そしてターゲットが変わったら、次の行動は「スマッシュアッパー」「ギガグラビトン」で固定であり、「ギガグラビトン」を喰らえば終了がほぼ確定となってしまう。
 ――そして重要なのが、この挑発無視の「バハムートアイズ」は、それなりの頻度で放ってくるということである。後半の強化モードは10回程度しかプレイしていないが、だいたい一連のルーチンを2回か3回繰り返せば、1回は必ずセラに「バハムートアイズ」が飛んできてしまう。いくらHPが残り3割とはいえ、このカイアスを倒すにはある程度の時間が必要であり、その間に一度でもセラが狙われたら即終了というのは苦しすぎる。しかもこれは数十分単位で時間を掛けたブラッド削りの後で起こることであるため、やられたときの脱力感も凄まじい。駄目押しに、今回は「リレイズ」の効果まで発動するのだ。

バハムートアイズブラックカイアス


 では、この挑発無視の「バハムートアイズ」に、どのように対抗していけば良いのだろうか。
 …まず俺は、カイアスが「バハムートアイズ」を使用してターゲットが変わった直後に、ランドガレオンでシンクロ技を使って挑発状態を上書きしてみた。しかしこれは残念ながら効果が無く、普通にセラに攻撃が飛んできてゲームオーバーになってしまった。
 ――続いて、カイアスは「インフェルノ」→「連続攻撃×4」→「インフェルノ」の流れの中で一度もターゲットを変えない特性を利用して、一度DEFを外し、セラに向けて「バハムートアイズ」が放たれたことを確認してからDEFで挑発を掛けてみた。するとどうだろう、セラに攻撃が飛んでくることは無く、カイアスは再びDEF狙いで攻撃を開始してきてくれた。…これだ。今回バトルで勝つには、この特性を利用するしか無いのである!

 というわけで。HP<60%後の挑発無視攻撃を回避するには、一度DEFを外し、セラ狙いの「バハムートアイズ」が放たれた瞬間に再び挑発を掛け直せば良いことが分かった。この条件を満たすためには、あらかじめDEFの挑発状態を解除しておかなければならない。それをするためには…つまり、敵の攻撃と攻撃の間にDEFを外しておく必要があるのだ!
 …やれ。これ、一見すると凄く難しそうに思えるのだが、カイアスの攻撃パターンは完全に決まっており、そしてご存じの通りカイアスは連続攻撃の中でターゲットを変更することは無いため、少し練習をすれば簡単に安定させることができる。しかも、DEFを外して他のロールにする都合、その瞬間に攻撃が加えられるということになり、ブレイク・ステータス・ダメージなどの効率も大幅に挙げることができる。まさに攻防一体、一石二鳥と言わざるを得ない、コレしか無いという戦略なのだ。
 ――例えば、である。俺は、「ブラッド」を使ってカイアスのHPを下限値まで削るのに、以前は概ね40分という時間を費やしていた。ところが、敵の攻撃の合間にDEFを外してヘッジフロッグで「デプロテ」「ブラッド」を打ち込んでみたところ、それまでと比べて大幅に行動効率が上がり、1回のループにつきの3倍ものブラッドダメージを与えることができるようになったのだ。パラメーターやアビリティを強化したのではなく、少しコマンド入力を変えただけでこれである。まさに、驚きとしか言いようが無い。これだから、FF13シリーズのバトルはやめられないのだ。

これをループの頭として…


 そんなわけで。ここまでで、「ブラッドダメージを使って最大HPを削り、金チョコボで締める」という骨子が完成し、問題となる後半の挑発無視攻撃に対しても、「攻撃と攻撃の間でDEFを外し、新たに挑発を掛け直すことで回避する」という攻防一体の対策を生み出すことができた。ここからは、いよいよ具体的な戦い方について説明していきたい。

 まずは、本バトルの前半部である、「ブラッドダメージでHPを3割まで削っていく」というパートについて、解説してみることにしよう。
 …例によって、開幕はカイアスがいきなりセラに連続攻撃を仕掛けてくるので、まずはATK+DEFでスタートし、ランドガレオンのシンクロドライブで敵の攻撃を阻みつつ相手に挑発状態を掛ける。続いてカイアスは、「連続攻撃×3」を使ってくる。ひとまず、最初から全力で行く必要は無いため、ここは適当にBLA+DEFなどを使いながら、少しずつ相手のチェーンボーナスを増やしていきたい。
 ――そうして「インフェルノ」をしのぎ、1ラッシュ目が終わったら、次は「衝撃波」対策として、カイアスと大きく距離を取ることにする。やり方は、ATK+DEFを用いて、待機モード中のカイアスに「たたかう×1」を打ち込んでは離れることを繰り返すというものである。というのも、待機モード中のカイアスはてくてくと歩き回りながらターゲットとの距離を調整していくのであるが、この際に「たたかう」で接近してから離れることを繰り返すと、主に左方向に大きく距離を取ることができるのだ。場合によっては真後ろに回るようなことも不可能ではなく、バトルの安定性を大きく高めることができるのだ。この位置調整は、バトル中いつでも行うことができるので、敵の移動により位置関係が崩れてきたと感じたら、随時行うようにしていきたい。まあもちろん、時間が掛かりすぎて「ギガグラビトン」に巻き込まれてしまったりすることもあるのだが…。

 そんな感じで位置関係を調整できたら、次はいよいよ「デプロテ」「ブラッド」を当て、相手の最大HPを削っていくパートとなる。
 …ところで。今回は敵のカイアスが「心身活性化」「聖なる混沌」によって各種強化ステータスの効果を得てしまう。そのうち、「心身活性化」のヘイスト・ブレイブ・フェイス状態では、攻撃できる時間の短縮&被ダメージの増加の効果がある。また、「聖なる混沌」のベール・ガッツ・プロテス・シェル状態では、「@ベールによってステータス異常の発生率が半減し」「Aガッツによってブラッドダメージが2/3になり」「Bプロテスによってデプロテの効果が相殺され」「Cシェルによって『ブラッド』の威力が3/4になる」と、これでもかというほどブラッド削りの妨害をされてしまう。そのため皆さまは、それらのステータスを毎回「ユニコーンの角」で解除しながら戦っていくべきだと考えるかもしれない。次の段落に続きます。

「聖なる混沌」のセットの後に「心身活性化」を使われたら「ユニコーンの角」を使用&即ブレイク


 が、である。もちろんその戦法も悪くはないのだが、カイアスは「自身に強化ステータスが無く、弱体化のみが発生している」という場合だと、3/4程度の確率で「チェーンカット&聖なる混沌」を使用して、ブレイクゲージとステータス効果を全てリセットしてしまう。それまでの時間にできることは、せいぜいブレイクさせて1セット攻撃する程度が限界であり、「ブレイク時間をフル活用して相手に大ダメージを与えていく」とはいかないのだ。
 …そのため俺は、一連の連続攻撃×2セットを合わせて1ループとすることにしたのである。「聖なる混沌」で全てリセットされた状況を“1セット目”とし、その1セット目はステータス効果にこだわらず、また「ユニコーンの角」も使わずに、チェーンボーナスをブレイク寸前まで伸ばすことに専念する。その場合、相手に弱体系ステータス効果は一切発生しないため、次の“2セット目”の頭で使われるのは必ず「心身活性化」だ。そうしたら、一連のステータス魔法を「ユニコーンの角」で全て解除したうえでブレイクし、そのセットを攻撃に費やしていくのである。こうすることで、簡単に「デプロテ」を入れることができ、「ブラッド」のダメージも大幅に増やすことができるのだ。
 ――ちなみに。この戦法だと味方モンスターの強化まで解除されてしまうのであるが、それは今さら言うまでも無く、「ピンチにブレイブ」「ピンチにフェイス」の効果で再発生させれば良いのである。といってもランドガレオンは堅すぎるため、下手にHPを回復させすぎると瀕死状態にできず削りの効率が落ちてしまう。俺が目安にしていったのは、ヘッジフロッグ換算でHP750前後、概ね最大HPの半分と言ったところだ。上手く「聖なる混沌」セットの終了時にHPを調整し、次のセットで確実に瀕死状態を引き出せるようにしたい。

 そして。もう何度も書いてきた通り、この初期モードのカイアスは「連続攻撃×3」→「インフェルノ」という行動パターンを使用し、その最中は一切ターゲットを変更しないため、上で書いた「攻撃と攻撃の間にDEFを外す」という作戦も使用していきたい。これは、挑発無視行動への対策として考えたものであったが、単純に攻撃効率を上げる手段としても非常に有用であるため、練習も兼ねて序盤からガンガン用いていくのだ。
 …さて。カイアスの「連続攻撃×3」であるが、その内訳は、1発目が「打撃×5〜7」or「グラビトン×3→ギガグラビトン」、2発目と3発目が「衝撃波」or「グラビトン×3→打撃×2」のどちらかが選ばれるように決まっている。よって、その流れをあらかじめ覚えておけば、攻撃が終わったらDEFを外し、次の攻撃が来る前に再びDEFを戻す…というパターンを容易に作り上げることが可能なのだ。何なんだ…? このアクションゲームのごときパターン化は…。
 ――そんなこんなで「インフェルノ」を乗り越えたら、BLA+JAMを用いて一斉攻撃を仕掛けていく。こちらが行動できる回数は、前述の通り敵がヘイスト状態なら2セット、そうでなければ3セットで固定である。全ての状況が整っていれば、ヘッジフロッグの「ブラッド」で与えられるダメージは1発500、同じだけのブラッドダメージを相手に与えることができるため、一連の流れで削れる最大HPは6000にも及ぶのだ。そしてこの1ループは概ね2分弱で回すことができるため、だいたい20分程度で最大HPの70%、約63000を削ることができるのである! 最初は1時間近く掛かっていたブラッド削りも、こちらの行動を見直すことにより、ここまで短縮することができたのだ。

 ちなみに。ループ終了時は敵にデプロテ(+リジェネ)のみが掛かっている状況であるため、強化魔法のターンでは高確率で「チェーンカット→聖なる混沌」を使われることになる。が、ここで「心身活性化」を使われてしまった場合は、安全のために「ユニコーンの角」でヘイスト・ブレイブ・フェイス状態を解除してから攻撃を仕掛けていくようにしたい。
 …やれ。その場合、せっかくのデプロテ状態を再度掛け直すことになるが、まあ「衝撃波」に轢かれて死ぬよりは遙かにマシであろう。こういう、パターンが崩れてしまった際には非常に失敗率が高くなってしまうため、そういう場合はとにかく安全策で行くことが重要となるのだ。

 そんなこんなで。最大HPを下限値である27009まで削ることができたら、いよいよ攻撃をしていくパートに移る。と言っても、それまでと大きくやることが変わるわけではなく、敵をデプロテ&ブレイク状態にできたら、ヘッジフロッグの代わりに金チョコボで打撃を加えていくだけである。
 …そして、HP<60%を切る(=HP16205以下)と、敵はその瞬間に「チェーンカット→心身活性化」を使い、以降は行動パターンを変化させる。基本的にこちら側の対策はこれまでと同じなのであるが、敵に関しては「毎回必ず『チェーンカット』を使う」「『バハムートアイズ』が挑発状態を無視することがある」「『連続攻撃』の内容が変化する」など大きく強化されているため、細心の注意を要しつつ、大胆に攻めて一気に終わらせなければならない。

 そのために必要なのは、まず敵のステータス効果については「ユニコーンの角」で毎回必ず解除することである。今回は序盤戦と違い、毎回「チェーンカット」を使われるため、2セットを1ループとしてチェーンを溜めていく戦法は通用しない。一方、相手の連続攻撃が長くなったため、そのまま攻めても十分にチェーンボーナスを伸ばせるようになったという点も存在する。
 …また、勝利を確信した場合を除き、ダメージ効率が下がる場合でも必ず「デプロテ」だけは入れておきたい。これは、削りきれずに次のループに回られた際に、「聖なる混沌」を使われる可能性を上げるためである。いかに最大HPを3割まで削ったとしても、「心身活性化」による回復量は決して無視できない。一方、「聖なる混沌」の効果は、「ユニコーンの角」で即座に帳消しにすることができるからだ。
 ――というわけで、これらの点を把握し、切り札である金チョコボのシンクロドライブも適切に用いて、一気に相手を倒していけるようにしたい。ここまで来ればあと一押し、しかし失敗する確率が最も高いのもこのパートである。とにかく大胆かつ精密に、臨機応変に攻めていくしかないのである。

あなた勝ちますよ(預言)


 と。そんな感じで。実戦ではHP<60%モードをよく練習していなかったこともあり、連続攻撃のパターンを読み切れずにDEF受けを失敗したり、「バハムートアイズ」の直前にDEFを外していなかったり、「衝撃波」がセラすれすれを通過したり、なかなか攻撃の準備を整えられず無駄な回数を重ねてしまったりと大きなミスが目立ったが、無事に4回の発狂モードを乗り切り、カイアス(時空の狭間/グランドクロス)を倒すことができたのである。セラ狙いの「バハムートアイズ」は1回、またリレイズからの復活後は1ループで倒すことに成功している。
 ――そんなわけで。かつては「FF13-2の最難関」と呼ばれたこのバトルも、クリスタリウム封印の条件で勝つことができた。やれ、最初は(*^o^)「ブラッドダメージを使えば余裕っしょ!」などと思っていたが、「挑発無視」という巨大な壁にぶち当たり、それへの対策を考えていくことで、バトル全体を大幅にブラッシュアップすることができた。鬱ゲー・死にゲーとしか思えないような今回バトルも、ちゃんとやり込みらしく突き詰めていくことができたのである。これだから、FF13シリーズは面白いのだ。

動画


 さて。
 …やれ、さすがに今回はアクションゲーム並みの操作精度が必要ということで、テキスト&画像だけでは実感が沸かないという人も多いであろう。そのため、ラスボス戦以来のプレイ動画を掲載してみることにする。前半部はブラッド削り、そして後半部はHP<60%モードの3,4ループ目で、それぞれカイアスにトドメを刺す場面を収録している。前半部に比べて後半部がやたらとグダってますが、これが練習量の違いというヤツです。
 ――まったく。今回は結構頑張ったので、動画を見ていただくだけでもある程度までは苦労が伝わるとは思うが、その背景までお伝えするというのは難しい。これだけの量の文章を書いて、俺は初めて今回バトルでの試行錯誤全てを伝えられたと思えるのだ。やはり、やり込みプレイでは文章形式を主として、動画は補助程度に使用するのが一番だと思うのだが…。




セ「し…死んでる…」


 そんなこんなで。「カイアス(時空の狭間/グランドクロス)」戦の単品となった今回も、これにて無事に終了である。
 …さて。次は何と戦うべきであろうか。第13話の冒頭で挙げたモンスターのうち、まだ取り扱っていないのは「デミ・ファルシ=アダム(グランドクロス)」「カイアス(死にゆく世界/グランドクロス)」「ヨミ」「ロングイ」「強化アトラス」「アッティラ」「トンベリ」「ドン・トンベリ」の計8体。その頭数こそ非常に多いが、無成長&DLCなしの条件下で勝てそうなものと言えばかなり限られてくるため、実質的に戦えるのはあと少しかもしれない。
 ――ということで。さすがにこのグランドクロス編も次辺りで決着を付けて、そろそろ目玉であるDLC編に進めていきたいものである。だが、焦ってプレイが適当になってしまっては本末転倒だ。とりあえず、倒せなさそうな奴から挑んでみて、外堀から埋めていく感じにするのが良いだろうか。もっとも、最初から倒せると分かっていて挑戦した奴など、今まで1体たりとも居ないのだが…。

 

(2015年3月23日)

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