FF7R/低レベルクリアー(笑)プレイ日誌 - やり込みinFF

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低レベルクリアー(笑) プレイ日誌

 





よし、買おうよ、みんな


 本日8月5日に、7リメイク第1弾のゲーム内容について少しだけ動きがあったので、紹介をさせていただこう。
 …まずは
セール情報である。本日から、2週間後の8月18日まで、「FF7リメイク(第1弾)」のダウンロード版が34%引きで購入可能となる。まあ、34%引きでも6519円という迫力のある価格なのだが、本作は中古屋でも未だに高値が付いており、最近でも近所の店では5980円+税という値段であった。それと比べると、DL版の6519円もなかなかの値段であり、未プレイだが興味のあるという方は、これを機に是非とも購入を検討してみてほしい。ちなみに、召喚獣のカーバンクルは、早期購入特典ということであり、現在では既に付属していないので、ご注意いただきたい。
 ――やれ。FFシリーズと言うと、
この手のセールを積極的に行わないという印象があった。どれだけ時間が経っていても最大50%引きであり、元々の値段も高めなため、中古と比べてお得感が無いことが大半である。しかしながら、時代の変化ということか、今回の7リメイク第1弾では、割と前向きな値引きが行われており、中古屋と比較しても十分に購入を検討できる価格設定となっている。本作は良ゲーであったため、こういう価格面での施策もどんどん打ち出してファン層を拡大し、リメイク第2弾以降や、まだ見ぬFF16に繋げてほしいものである。

 また、もう一つの追加情報として、海外版の購入特典であった「3種類の防具」「2種類のアクセサリ」が、無料DLCとして配信された。そのどれもが、これまで日本版では一切入手方法の無かった、完全新規のアイテムである。
 …ただ、内容は少し悲しく、まず防具に関しては、
だいたい8章くらいの店売り品に相当する性能であるため、”序盤に手に入れば活躍する”という程度である。いっぽう、2種類のアクセサリは、これまでに無い効果を持っており、まず「スーパースターベルト」のほうは、「HPが2以上で戦闘不能になるダメージを受けたとき、一度だけHP1で踏みとどまる」という、いわゆる「ラストリーヴ」に相当する効果を持つ。これは低レベルプレイで使えそう! …と思ったが、少し考えてみると、バグ勢に大人気の「精霊のピアス」を本来の使い方で使用すれば、リレイズで戦闘不能から復活できるうえにHP回復まで付いてくる。”使い捨てか否か”、”ステータス効果が解除されるか否か”などという細かな違いも、プレイには大した影響を与えないだろう。また、「魔晄の水晶」のほうは、炎・氷・雷・風の4属性のダメージを軽減するという汎用性の高そうな効果を持っているが、軽減率がたった5%であるため、役立つとは言い難い。マテリア枠を使うとはいえ、「●ぞくせい」によって割と楽に半減・無効・吸収といった効果を得られる中で、僅か5%では厳しすぎるだろう。
 ――そんなわけで。この防具・アクセサリの配信は、
少しガッカリという感じであり、これのためだけにプレイをやり直すような価値は無いと言える。とはいえ、無料DLCであるし、前述のセールの影響でこれからプレイする人も居ると思うので、そういう方はダウンロードしておくと、少し違った環境でプレイすることが可能となるだろう。ちなみに、これらの装備品は全て売却不能であるため、金策には利用できない。

 というわけで。セールはともかくとして、
DLCのほうは、もう少し頑張ってほしいというのが実情であった。
 …やれ、本作は、分作リメイクという特殊な扱いであるため、追加シナリオや追加モンスターなどを配信するくらいなら、リメイク第2弾以降に力を入れてほしいと思う。ただ、「経験値が0になるアクセサリ」「ボス戦だけを取り出して遊べるようにするモード」「ボスの撃破タイムを記録するモード」などが追加されれば、本作の遊びごたえを大きく上げてくれるように思える。
 ――また、初回特典の配信であっても、カーバンクル・サボテンダー・コチョコボの3体の召喚獣は、本編中で手に入る召喚と比べて、
呼び出せる場所が極めて多いという特性がある【日記:2020/5/1】。そのため、これらが配信されれば、プレイ感覚になかなかの影響を与えられることだろう。もっとも、その場合、発売4ヶ月弱で配信というのは、少し早すぎるのかもしれないが…。


12章:七番街プレート支柱 / アバランチの死闘
クラウドLv17 ティファLv17 エアリスLv18 敵Lv22


 
圧倒的な火力源だったエアリス、この戦闘を最後に17章まで離脱することに…


 それでは、低レベルプレイのほうに話を戻していこう。前回は、バグを使ってスキップできる区間の再攻略という位置付けであったため、セーブデーターを「11章のグロウガイスト戦の前からバグで飛ばしてきたもの」とし、12章の攻略を開始する。
 …まず、ここでは、4章でも戦った
「未知なる魔物(雑魚)+虚無なる魔物(ボス)」との戦いが行われる。これらの敵は全て経験値ゼロであるため、普通に戦って良いし、何なら3分間だけ耐えればバトルが強制終了となる。
 ――というわけで、適当に「未知なる魔物」のほうを倒して「虚無なる魔物」をヒートし、バーストして「ジャッジメントレイ」などを加えたところ、虚無なる魔物を撃破して戦闘を終了させることができた。ふーむ、戦闘終了条件が2つあるのだから、もう少し手応えのあるバトルでも良かったのだが。

 そして。この戦闘を最後に、エアリスが長く離脱することになる。次に戦闘に加入するのは、なんと
17章である。
 …やれ、エアリスは、圧倒的な魔法攻撃力を使って、敵をヒートに持ち込んだり、単純に大ダメージを与えたりなどと、これまで大きく活躍してくれた。また「聖なる魔法陣」といったアビリティも、エアリスの火力を更に強化してくれていた。
ここまでのボス戦において、エアリスの魔法が決定打となってきたことは実に多かったが、それが無くなるということで、今後のパーティ全体の火力は大きく落ちてしまうことだろう。
 ――まあ、本作はマテリア制であるため、エアリスが居ないことで魔法自体が使用不可能になってしまうということは無い。しかし、クラウドはともかくとし、ティファ・バレットは物理キャラクターであり、あまり魔法攻撃には向いていないため、
純粋な魔法ダメージは大きく落ちてしまう。そのため、これからの魔法は、火力要員ではなく、サポート用という位置付けにすることが多くなるだろう。

敵は集めて「ファイラ♂(範囲化)」×2で焼く


 そうして、最初の「未知なる魔物&虚無なる魔物」たちとの戦いを終えると、物語が進み、最初はクラウド1人で支柱を登っていく。
 …さて、ここは味方側が1人になるうえに、敵の数は減少するどころか、むしろ多くなる。しかも、
忘れがちだが本プレイは低レベルクリアーなので、クラウドの能力値が低く、漫然と戦っていては、雑魚とはいえ負けてしまう可能性がある。
 ――というわけで。戦法としては、
敵を1ヶ所に集めて「●はんいか=ファイラ」で焼き払うことにした。やり方は簡単であり、まずは敵の出現位置を思いっ切り突っ走り、戦闘エリア端の通行止めオブジェクトまで移動する。すると、敵は追いかけてくるが、この際に必ず密集して迫ってくるため、そこを「ファイラ♂」(※「♂」は範囲化のマークのつもりであって、女性キャラが使うと「ファイラ♀」になったりはしない)で攻撃するのである。すると、ファイラ自体の範囲攻撃特性に、更に「●はんいか」での範囲攻撃が重なり、攻撃回数が非常に多くなるのだ。加えて、人間タイプの敵は炎を弱点としているので、この「ファイラ♂」を2発も放てば、簡単に壊滅的な被害を与えることができるのである。もし、生き残りが発生していても、敵をバーストすることによってリミットゲージが溜まっているため、「凶斬り」でも放っておけばトドメを刺せる。

 そんなわけで。「クラウド1人になってから、エアリスのイベントを挟んで、ティファが加入するまで」の支柱前半部では、合計5個の敵パーティ
(B,C,D,E,F)が出現するのだが、このうちB+CE+Fのパーティを、上記の範囲化ファイラでまとめて倒すことが可能である。Dは逃げられる。
 …なお、最下層に出現するBのパーティは、
少し特殊な性質を持っている。敵は、「上級警備兵×3+マシンガン」という組み合わせであり、Cのパーティと合わせて、倒さなければ鉄骨に阻まれて進めないのだが、マシンガンは移動できないため、上級警備兵×3だけを倒せば次に進めるようになる。そうすると、最下層のエリアにはマシンガンのみが残るが、逃走を成立させることが可能になる。Bのパーティのうち、マシンガンだけは倒さなくとも良いのだ。
 ――やれ、ここから察するに、恐らく本作のバトルでは、敵パーティ1つごとに「逃走の可否」や「ESCAPINGがどこで表示されるか」が細かく調整されているのではなく、
敵には追尾範囲が設定されており、そこから離れれば逃走できるというシステムなのだろう。となると、これまで強制戦闘と思ってきた敵の中にも、ひょっとすると”一部を倒せば残りからは逃げられる”という奴が存在したのかも…?

特に意味もなく無限逃走バグをやってみたりしました(収穫なし)


 続いて、エアリスでのイベントパートを挟み、今度はクラウド・ティファの2名で支柱を登っていく。
 …ここでは、メンバーが2人になったということで、これと言った目的は無いが、無限逃走バグで何かできないか試してみた。すると、キャラ入れ替えによって不自然なワープ移動をする現象は確認できたものの、
”11章のように空中に飛び出す”ことはできなかった。もし、空中に飛び出し、かつ何らかの方法で無限上昇ができれば、空中をグルグル回って支柱を登るという奇行で経験値を削減できただけに残念である。

 そんなわけで、普通に進めていくのだが、パーティが2名となった支柱後半戦では、意外にも逃げられる敵が多い。まず、ティファが合流した直後では、やや分かりづらいが道が二手に分かれている。が、
階段側の敵は逃げられるため、4つの戦闘全てを回避できることになる。その後、段差を超えるKの敵と、ラスト2戦であるM+NO+Pのそれぞれの連戦は倒さなければならないが、全体として5/10という良好な戦闘回避率を達成できた。
 ――そうして進み、いい感じの場所に置かれている自動販売機とベンチで、最上階の戦いでの準備を整える。次の戦闘では、更にバレットが加入するため、その装備とマテリアもあらかじめ整えておく。なお、倒した後から言うが、
ここまでで最強の敵であった。というか、この辺りから戦闘の難易度が上がり、多少はやり込みらしくなってくる。やはり、これまではエアリスの魔法が強すぎたのだ…。

ルードもやったんだって?(※やってない)


 それでは、12章ラストの、
「レノ+ルード」戦について記していこう。
 …まず、これらの敵については、どちらも攻略本において「レノ(2回目)」「ルード(2回目)」という表記になっている。しかし、本プレイでは
ルードをバグ技によって飛ばしてきたため、正確には「レノ(2回目)+ルード(1回目)」ということになる。しかし、そんなことをしても意味が分からなくなるだけなので、本プレイでは「『レノ+ルード』戦」という表記で統一をしていきたい。なお、戦闘の序盤では、レノから「お前、ルードもやったんだって?」となじられ、クラウドもそれを認めているが、そのような事実は無い。君たち、平行世界と記憶を混同しているよ…?
 ――ちなみに、余談を更に広げると、オリジナル版からの設定として、「ルードがティファに個人的な好意をいだいている」というものがあり、本作の12章でも、道中イベントシーンにてヘリの銃撃をわざと外すなどと言った部分に、その片鱗が見受けられる。しかし、オリジナル版では、ルードの”好意”が聞けるのはゴンガガ村
(ゴールドソーサーとコスモキャニオンの間)であり、ティファとは神羅ビルなどで多少なりとも絡みがあったため分からないでもないが、リメイク第1弾のプレート破壊作戦の時点では完全に初見のはずである。以前からタークスがアバランチを監視していたという設定が増えたのか、単純に女性に対して本気を出せないという性分なのか、それとも支柱を登ってきたティファを見て「超絶美女発見!」と気が散って銃撃を外してしまったのか…。

 さて。まずレノについて、以前の8章で戦った時と比べ、こちらはパーティが3人になっているが、
敵も相応に強化されている。まず、前のレノは、攻撃をガードするだけで簡単にヒートしていたが、今回は一部の攻撃をガードした際にしかヒート状態にならない。また、味方が3人ということで、1人がガードしていたところで他のキャラが狙われるということもあり、単純にカウンター待ちをする戦法自体が通用しづらくなっている(その代わり、こちらの攻撃もあまり回避されない)。また、非操作キャラクターの防御によってヒートしたことは、少なくとも私の記憶には存在しない。
 …そして、敵の攻撃も、打ち上げたあとにコンボで相手を叩き落とし約700のダメージを与える「エアリアルラッシュ」や、半径2mほどの電撃を発生させ約500ダメージを与える
重力を自在に操る「ライトニングボム」など強化が為されている。後者のライトニングボムは、回転回避1回では避けきれない場合があるうえ、ブレイブモードのクラウドだとガード不能という地味に嫌らしい特性があり、以前のように単純なカウンター待ちでは勝たせてくれない。
 ――いっぽうで、敵の耐性については、「バイオ」「スリプル」が有効というくらいであり、他はこれといった穴が無い。ヒートも以前と比べると難しく、全3段階が存在するため、漫然と戦っているとバーストゲージはすぐにリセットされてしまう。やれ、言うまでもなく、この戦闘で最も厳しいのは、最後にレノ+ルードの2人が大暴れする第3段階であるが、ナメていると第1段階や第2段階であっても容赦なくパーティが壊滅するのだ。

 ちなみに、ルードに関しては、当初はヘリコプターに乗っていて、こちらに低ダメージの銃撃をしたり、ナパーム弾のような兵器で爆撃をしたり、という消極的な行動のみを行う。銃撃は低ダメージなので無視して良く、爆撃は中央にしか落とさないため移動をすれば簡単に避けられる。なお、ルードのHPゲージは、
ヘリコプターと合体している。この人、何気にヘリコプターと関わりが深いね。
 …そして。ルード(ヘリコプター)は、当初はターゲットにならなかったりHPを削りきれなかったりするが、レノの第2段階が終了したのちに、ヘリコプターのHPを半分まで減らすことで、ヘリコプターを撃墜できる。そうすると、戦闘が第3段階へと移行し、
レノ+ルードの2名で攻撃を仕掛けてくる。なお、この際のルードのHPはヘリコプターから引き継がれており、戦闘の第3段階では最初から半分となっている。まあ、ゲームのバランス調整と、後は墜落時にサングラスが割れる程度の特大ダメージを受けたということだろう。
 ――ちなみに、第3段階のルードについては、レノと2人で激しい攻撃を加えてくるが、8章と比べるとガード不能の投げ技が減っており、多少なりとも戦いやすい相手となっているようだ。風属性を弱点としており、連発するとヒート状態にできるのも同じである。ただし、エアリスの「聖なる魔法陣」が無いため、”風属性魔法を連発する”というのは少しだけ難しいという状況になっている。

エアロで吹き飛ばしてヒート状態を作るのが基本的な戦い方になる


 それでは。バトルがごちゃっとしてきたので、第1段階から順番に考えていくことにしよう。
 …なお、少しややこしいが、「段階」の区切りはレノを基準とし、
「第1段階:レノHP100〜65%」「第2段階:レノHP64〜40%と、ヘリコプターを撃墜するまで」「第3段階:レノHP40%以下と、ルードHP51%以下」とする。バトルもこの段階で区切られてムービーが入る(第2段階は、ヘリコプター前で区切られない)ため、この区分けが体感的で分かりやすいはずだ。

 まず、本バトルで通底して使用する基本戦略は、
「エアロで相手を吹き飛ばしてヒートする」というものである。レノとルードを含む多くの小型モンスターには、「打ち上げたり吹き飛ばしたりするとヒート状態になる」という特徴がある。そして、エアロには、「この攻撃で相手をひるませると、吹き飛ばすことができる」という追加効果が存在する。以上の理由により、エアロを命中させることで、相手をヒート状態にできるのだ。
 …ただし。ご存じの通り、本作の「エアロ」は、
移動によって避けられてしまうことが多い。また、レノの場合は、攻撃モーション中はキープ値が上がり、エアロによっても打ち上がらない時間が存在する。これらの難点を解消する方法として、「スリプル」で眠らせてから「エアロ」を使うという方法があり、確実に相手をヒート状態にできる。ただし、睡眠は3回までしか効かないため、使い所をよく考える必要がある。
 ――ちなみに、攻略本を見てみると、他の炎・氷・雷魔法にも、打ち上げや叩き付けといった効果が書かれているが、レノをヒート状態にできるのは、「エアロ」のみのようである
(試した)。雑魚兵士だと「ファイア」でヒートにできたりもするので、弱点属性かどうか、またはキープ値との差が重要?

 さて。第1段階の敵はレノ1人なのだが、その火力は極めて高く、
好き勝手に暴れられると開幕から勝利が絶望的となってしまう。
 …そんなわけで。まずは、いつも通り「バイオ」で毒を掛け、その後は逃げ回りながら戦ってATBゲージを補充し、適当なところでティファが「エアロ」を撃ち込んで相手をヒート状態にする。そのタイミングは、慣れるしかないが、相手が攻撃後に止まっているタイミングなどがチャンスとなるであろう。睡眠を使えば確実であるが、後々の展開も考えて、この第1段階の時点では節約である。
 ――そうしてヒートしたら、「バーストスラッシュ」「フュエルバースト」でバーストゲージを溜めていく。だいたい2回ヒートすれば、相手をバーストできるだろう。そしてバーストできたら、攻撃しつつ「インフィニットエンド」あたりを打ち込めばOKである。

「ピラミッド」で仲間が拘束されるとキツい、必ずレノ本体を眠らせる


 そうして、バトルが第2段階に移行する。まず、ルードによる爆撃は、位置が決まっているので、そこから離れれば良い。ちょうどレノが柵の向こうに隠れているので、そこに近付いていくと良いだろう。とクラウドを移動させていると、
味方が棒立ちで爆撃を喰らって悲しい気持ちになったりもしたが。
 …さて、ここからのレノは、オリジナル版でも印象的だった「ピラミッド」を使い、味方1人を拘束してくる。既に十分に強いレノが、味方キャラクターを1人減らしてくるというのは非常に厳しい。しかも、ピラミッドはHPが923と低めに思えるものの、この値はレノ:第2段階のHPの1/4にも達する量であり、火力の低い低レベルキャラクターではそう簡単には破壊できない。また、拘束されたキャラクターが行動不能になって戦略が乱されるうえ、一定時間ごとに100程度のダメージまで受けてしまう。
こんなものを使われてしまったら一巻の終わりである。

 というわけで。ここからは、
禁断の「スリプル」→「エアロ」作戦を使用していく。
 …さて、「スリプル」を使うタイミングであるが、
相手に一瞬でも行動を許すと「ピラミッド」を放たれてしまうため、敵が行動可能になった瞬間に眠らせる。ちなみに、遅れてしまって味方が拘束された場合も、レノ本体を眠らせて行動を封じていれば、最も火力の高いクラウドの連続攻撃などで破壊可能な場合もある。ピラミッドは経験値を持たないため、レノが眠っている間に破壊できれば以降の展開に支障は無い。
 ――そして、相手を眠らせた後は、
相手が眠っている間に「エアロ」を放てば、確実に吹き飛ばしてヒートができる。ただし、例によって睡眠の持続時間がしばらく存在するため、解除直前まで待機して、毒ダメージを稼ぎつつ、味方のゲージを補充していく。そうして相手をヒートしたら、2ゲージ版の「フュエルバースト」を打ち込めば良い。なお、相手が激しく吹き飛ぶため、「バーストスラッシュ」を当てるのは難しく、バーストするには、この「スリプル→エアロ」の過程を2回繰り返す必要があるだろう。そしてバーストしたら、いつものように適当に攻撃をすれば良い。

 そうしてレノのHPを40%未満まで削ると、
レノには不思議な力で攻撃が当たらなくなり、ヘリコプターに乗っているルードと戦うことになる。敵は低ダメージの銃撃を繰り返すだけだが、こちらにもこれと言った決定打が無く(引き続き、バレットには「アンガーマックス」などのまともなATBダメージ技が存在しない)微妙な空気の戦いが展開される。まあ、休憩とATBゲージの補充時間と考えていった。そうして、ルードのHPを51%まで削ると、第2段階は終了である。

2人に大暴れされたら負け。ルードを眠らせて、40秒以内にガードからのヒートでレノを倒す


 というわけで、バトルは最後の第3段階に突入する。ここでは、単体でも十分に強かったレノとルードが、2人で襲いかかってくるという地獄絵図が展開される。こいつらに自由に攻撃をさせていると、2000のHPなど瞬間的に溶けてしまうため、最低でも片方を、
できれば両方を速攻しなければならない。

 そんなわけで。まずは、第3段階の開始直後に、ルードに「バイオ」を掛け、次に「スリプル」で眠らせる。このバトルでルードに睡眠を掛けるのは1回目であるため、持続時間は40秒である。
この40秒の間に、残りHP39%のレノを倒さなければならない。
 …さて。この第3段階のレノは、
攻撃をガードするとヒートしやすいという性質が復活しており、8章での戦いの時のように、ガード待ちからのカウンターで簡単に相手をヒートできる。ということで、これを繰り返して素早く相手をバーストする。ちなみに、私は忘れていたが、レノはあと1回だけ眠らせることができるため、それを使ってエアロでヒートさせるのも良いと思われる。
 ――そうしてバーストしたら、一斉攻撃を加える。私は、この際にクラウドがリミット技を使用可能になったので、「凶斬り」を使おうとして
「ヴィジョン」を誤爆してしまった。ぎゃああああああああああに! …と思ったが、なんとかレノをバースト中に倒すことができ、事なきを得た。また、ATBゲージが3本になったことも、その後のルード戦で活かせたため、結果的には良かったように思う。

 さて、次は、残ったルードである。まず、最初に掛けた睡眠が残っていたので、すぐ「エアロ」で吹き飛ばしてヒートし、ATB2本ぶんの「フュエルバースト」で一気に8割ほどのバーストゲージを稼ぐ。
 …そして、そのまま行けそうだったので、隙を見てティファが「エアロ」を使った。しかしながら、勝負を急ぎすぎたか、
相手がガード態勢に入っており吹き飛ばしに失敗してしまった。うーむ、ここはやはり、あと2回眠らせられる権利を活かすべきだったか…。
 ――しかしながら、ルードが瀕死のティファへの「つかむ」を使う直前に、なんとかバーストを成功させた。その後は、ありったけの強力技を叩き込む。なお、クラウドに関しては、「ヴィジョン」の誤爆でゲージが3本になっていたため、「インフィニットエンド」「ブレイバー」の順に使用をしていく。それにより、ルードをなんとか倒すことができた。あれは誤爆じゃなくてですね…意図的に使ったんですよ…
(嘘)

動画



早くリメイク第2弾を出してほしい!



 12章
 
クラウドLv17(2243) ティファLv17(2281) エアリスLv18(1773) / [バレットLv17(959)]
 
経験値 / 未知なる魔物:0 虚無なる魔物:0 上級警備兵:94 マシンガン:92 上級鎮圧兵:125 上級擲弾兵:70 空中兵:158 特殊戦闘兵:137 レノ:510 ルード:340

 
逃げられなかった方々
 
A 未知なる魔物+虚無なる魔物 経験値0 … 使い魔とボスであるが、どちらも経験値ゼロである。ボスの「虚無なる魔物」を倒すか、3分が経つとバトルが終了するが、どちらを使ってバトルを終了させても良い。
 
B+C 上級警備兵×3+上級擲弾兵+上級鎮圧兵×2 経験値602 … クラウド1人でのバトルであり、鉄骨の障害物に阻まれる。戦闘は、引き付けた後に、範囲化した「ファイラ」で片付ければ良い。なお、Bのパーティには「マシンガン」も存在するが、こいつは追尾してこないため、倒さなくとも先に進められる。
 
E+F 空中兵×3+上級警備兵×2 経験値662 … 倒さなければハシゴが登れない。同じく、引き付けて「ファイラ♂」で倒す。クラウドがLv18に上がる。
 
K 上級鎮圧兵×2 経験値250 … クラウド+ティファでのバトルである。片付けないと段差が超えられない。
 
M+N 上級鎮圧兵×2+上級擲弾兵+空中兵 経験値478 … レノたちのヘリコプターが参加してくる戦いで、敵は順番に出現する。直接の戦闘を回避できない理由は、低い道である。なお、この戦いでの空中兵を使って空中浮遊ができるという報告が多数存在する【動画@】【動画A】【動画B】が、今のところスキップ技としては確立していない?
 
O+P 特殊戦闘員+マシンガン×2+空中兵×2 経験値637 … 12章ラストの雑魚戦で、やたらと強い。戦闘を回避できない理由は細い道である。
 
Q レノ+ルード 経験値850 … ボスである。

 
逃げられた方々
 
D スタンレイ×2(第3層の柱側) … 近付かなければ良く、逃走も成立させられる。
 
G,I マシンガン[計5体](ティファ加入後の分岐のうち、階段側のルート) … 普通に逃げられる。
 
H,J スタンレイ[計5体](ティファ加入後の分岐のうち、柱側のルート) … 近付かない。
 
L スタンレイ×2(Kの敵の裏) … 近付かなければ良い。

 
合計戦闘回避率:6/17
 
クラウドLv17(2243)→Lv18(2871) 獲得経験値3479
 
バレットLv17(959)→Lv18(1153) 獲得経験値2959
 
ティファLv17(2281)→Lv18(2801) 獲得経験値3229
 
エアリスLv18(1773)→Lv19(1679) 獲得経験値2789



 というわけで、12章もクリアーである。
 …やれ、今回の経験値的には、
3000超えと大きな数値を記録してしまった。しかし、かなり前の7章でも3180というとんでもない経験値を獲得している【第5話】ので、今作はストーリー進行に従って敵の経験値が桁外れに増えていく…というゲームデザインではないようだ。
 ――そして、次は13章である。13章は、バグ勢にとっては既に伝説となっており、
章のほぼ全てをバグ技でスキップできるというとんでもない事態が発生している。”ほぼ全て”と表現したが、まあ戦闘としては全てだ。というわけで、バグ有り低レベルの攻略としては、「バグで飛ばしました。終」で片付けられる章なのであるが、例によってバグなしの場合の攻略も掲載しておきたい。次は、クラウドさんすら居なくなるが、どうなることやら…。

 

(2020年8月5日) 274 PV

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