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【祝】「ネットハイ」がPSplusのフリープレイに登場! / やり込みinFF

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管理人の日記
ナビ子かわいい(結婚しろ)

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今からこのゲームを新作としてプレイできる人が幸せすぎる


 佳き日である。本日11日のPSplusの更新で、ついにあの「ネットハイ」が2017年1月期のフリープレイに登場したのである。これにより、最低514円(月額)で、あの「ネットハイ」を楽しめるようになったのだ。というわけで本日は、その「ネットハイ」というゲームの説明と、加えて「PSplus」というシステム自体の説明を行い、皆さまに新たなゲーム人生の楽しみ方を紹介してみたいと思う。
 …まず、PSvita/「ネットハイ」に関しては、これまで2015年末のファーストインプレッション【2015/12/27】の他、3度に渡って紹介記事を書いている【2016/2/8】【2016/7/16】【2016/11/27】。このことからも分かるように、俺にとってはPSvitaで一番とも言えるタイトルであり、当サイト読者層の皆さまにも間違いなく合うであろうため、是非ともプレイしていただきたい作品なのである。その魅力は、「ネット世界での討論バトル」というメインテーマ、ヒロインの「シル」を始めとした魅力的なキャラクター、ギャグ路線で進むものの要所で締めるシナリオ展開、親しみやすいグラフィック演出にBGMなどなど、数限りないものが存在するのだ。
 ――というわけで。この「ネットハイ」は、単体の良作ゲームという枠を飛び越え、当時の俺の価値観にまで影響を及ぼした。例えば、俺がいわゆる「声優ファン」になったのは、本作の出演声優の皆さまによるあまりもの熱演に心が動かされたからであるし、その他にも今まで行わなかった様々なジャンルの創作活動に足を進めるきっかけにもなった。また、プレイ前まで俺にとって全くの無名であったタイトルがこれだけ輝いたことにより、「ゲームは自分で選んだほうが面白い」というふうに、作品選びの方針にまで変化を与えたものであった。やれ、凝り固まった価値観を変えるというのは腰が重いものであるし、新しいことに挑戦をするというのは大きなエネルギーが必要となる。それらを丸ごと無視できるほど、この「ネットハイ」は俺にとって凄まじい作品だったのだ。その体験を、是非とも当サイト読者の皆さまにもして欲しいのだ。

 というわけで。そんな「ネットハイ」は、この2017年1月分のフリープレイ枠として遊べるのであるが、当サイトの読者の皆さまの中には、そもそも「@PSplusの」「Aフリープレイ」という言葉の意味が完全に不明という方も多いかもしれない。実際、今回の事態を「『ネットハイ』が514円で買える」と表現して良いのかと言うと、そういうことでも無い。が、「フリープレイ」の特性を理解すれば、限りなくそれに近いことはできるのである。もしあなたが、ゲームを一番の趣味と断言できるほどのゲーム好きなのであれば、PSplusの性質は間違いなく知っておくべきであろう。この、「Plus民」「貴族」などと呼ばれることもあるPSplusを適切に用いて、より豊かなゲームライフを楽しもうではないか。
 …まず、@の「PSplus」とは、正式名称を「PlayStation Plus」と言い、PSハードを通して利用できるオンラインの定額サービスのことを示している。その概要は、「PS4でのオンラインプレイ(PS3やVitaとは異なり、PS4でのオンラインプレイはその大半が有料のPlus限定。一方、PS4でも落とし切りのDLCなどは非Plus会員でも使える)「オンラインでのセーブデーター保存&共有」などのシステム面と、後述する「フリープレイ」「ディスカウント(Plus会員の限定値引き)」「トライアル(時間指定型の体験版)などソフト入手面の2つに渡る。その月額は514円(税込み)であり、コンビニ等でPSNカードを買って番号を登録するか、またはクレジットカードからの課金によって、ネットワーク上でチケットを購入することができる。
 ――やれ。これらを総合し、月々514円という安価から得られるメリットは、他の定額制サービスと比べて法外に多いため、中間層以上のゲームファンの多くはこの「PSplus」に登録をしていることだろう。もちろん俺は自動延長による永年加入である。短期的にサービスを受けられないようなことがあったとしても、解約を行う予定は一切無いのだ。これくらいの値段、それこそ俺にとっては、“フリー”同然なのである。

 そして、Aの「フリープレイ」とは。これは、PSplusに加入し続けている限り無料で遊び続けられるゲームタイトル陣のことである。その中には、“インディーズ”と呼ばれるミニゲームクラスの作品から、今回の「ネットハイ」のようなフルプライスのパッケージ作品まで、幅広いジャンルのものが存在する。基本的に、この枠は一か月で入れ替わり、そのごとに新しいタイトルを楽しめるようになるのだが、これは配信タイトルが配信月の一か月間しか遊べないという意味ではない。この辺りは、少々ごちゃごちゃしているので、箇条書きを使って整理をしてみたいと思う。

PSplus「フリープレイ」:その主な性質
オンラインの定額サービスである「PlayStation Plus」に加入し続けている限り、
「フリープレイ」枠でダウンロードしたタイトルを、時間や回数の制限なくプレイできる。

「PSplus」の会員で有り続ける限り、
パッケージ版と同じく無制限に対象タイトルを遊び続けることができる。
(例:1月にダウンロードした「ネットハイ」は、Plus民で有り続ければ、2月や3月になってもプレイできる。
 時間も回数もパッケージ版と同じく無制限であり、その他の内容も全てフルプライス版と同じ。
 一方、サービスを解約すると月の終わりでプレイ不可能となるが、再度契約をすればプレイを再開できる)


・一度Plusでダウンロードしたタイトルは、削除をしてもPlus民である限り、
何度でも再ダウンロードが可能である。
(正確には、「ダウンロードしたタイトル」ではなく、「購入マークを付けたタイトル」である。
 そのため、月の更新ごとに、とりあえず全タイトルにチェックをつけ、後からダウンロードをする…という遊び方も可能)


配信月が過ぎると、そのタイトルを新規にダウンロードすることはできない。
(例:1月配信の「ネットハイ」は、2月の更新日を過ぎると新たに購入チェックを付けることはできない。
 すでに購入チェックを付けたタイトルであれば、再ダウンロードは可能)

・配信タイトルは、各種インディーズ作を始めとし、主に
発売から1年以上が経ったフルプライスのパッケージ作品、その他にもPSPタイトルなど幅広い。
(例えば、昨年12月配信の「ソフィーのアトリエ」[PS4/PS3/Vita]と「絶対絶望少女」[Vita]は、
 共に発売時の定価が5000円を超えるフルプライスのタイトルである。
 原則として、パッケージ版が存在する通常ソフトは、発売から1年以上が経過してからフリープレイ枠に選ばれる)

※その他、詳しいことは
【公式サイト】の解説をご覧ください。


 というわけで。少々ややこしくなっているが、要すると1月配信のタイトルだからと言って1月中しか遊べないということは無く、PSplusに加入し続けている限り、何か月でもそのタイトルを遊び続けられるのである。またもちろん、1か月契約だけをして、そのタイトルだけを遊んですぐに契約を切ってしまうという利用方法もできる。そんなわけで。確かに、この2017年1月の例で言えば、「『ネットハイ』が514円で買える」とはならないのであるが、特化すればそれとほぼ同じことは間違いなく可能であるし、サービスに加入し続ければそれだけソフト資産は増えていく。ぶっちゃけ、Vitaに限って言えば、Plusに加入しているだけでゲームライフを成り立たせることが可能だったりする。まずは、気になるタイトルが配信されたときに加入してみて、そこから各々の求めるゲームスタイルにあった購入方法を検討されてみてはいかがだろうか?
 ――ちなみに。このようにフルプライスレベルのタイトルを安価で配信されることについて。5000円以上するダウンロード版を買った俺のような人間が後悔するかというと…そんなことは全く無いのである。もちろん、金銭的な意味では損をしてしまっているのであるが、そもそも娯楽というものは金額の大小で単純比較できるものではなく、1年以上も早くプレイができたという利点も存在する。その他の面でも、「ネットハイ」のように出来は確かながらも売り上げに恵まれなかった作品のファンにとっては、それが多くの人に認めてもらえるようになるだけで嬉しいというものなのだ。

 そんなこんなで。この「フリープレイ」は、安くゲームがプレイしたいという皆さんはもちろんとして、ジャンルの幅を広げたいミドル〜ヘビー層にも打ってつけのサービスである。最悪、気に入ったタイトルが配信された時に1か月間だけ加入するようにすれば、514円でそのタイトルを買ったのと同じであるため、まず損をすることは無いだろう。また、加入し続ければそれだけソフト資産が増えていくため、物量的に豊かなゲーム生活を送ることができる。よって、「PSplus」は、使い方次第で、投入金額よりも遥かに大きなリターンを得ることができるのである。もし、PSハードのオンラインサービスであるPSN(PlayStation Network)にアカウントを登録していない、それどころかゲーム機をインターネットに接続していないのであれば、これを機に是非ともネットワークへと繋ぎ、各種のサービスを受けてほしいと思うものなのである。
 …ちなみに。ここで少し気になるのは、「フルプライスクラスのタイトルを極端な安価で配信して、新作開発や関係各所に悪影響は無いのか?」ということであるが、一応はこのサービスによってソニーから開発会社にお金は支払われているようであるし、続編タイトルや関連商品などの市場も活性化することから、業界全体にとってはプラスとされることが多いという話である。何はともあれ、完全に無意味であればソフト開発会社は自社タイトルを提供しないだろうし、ソニーもこんなサービスをとっくにやめてしまっていることであろう。そうでないということは、ソニーにも開発会社にも、そしてユーザーのほうに対しても、このサービスがメリットあるものだと認識されているということなのだろう。
 ――というわけで。今回は、俺の近年一番のお気に入りタイトルである「ネットハイ」を通して、PSplus/フリープレイというサービスの魅力を紹介させていただいた。だが、本質的に新しいゲームとの出会いはゲーマー人生を豊かにしてくれるものであり、PSplusなどそれを助けてくれる手段の一つに過ぎないのである。今回の俺は、別にソニーの回し者というわけではない。要は、「ネットハイ」という隠れた名作を、多くの方々にプレイしてほしいだけなのだ。なあに、漫画本1冊程度の金額であれば、決して損をさせることはしない。新しい作品との出会い、それがまた、あなたのゲーム人生を豊かにしてくれるのである。是非、PSplusに加入して、「ネットハイ」をプレイしてくれ。

(2017年1月11日) 142 PV

登録タグ/ ゲーム一般
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