デレステは「手抜き」なのか? / やり込み in FF

管理人の日記
Q:この画像の間違いはどこでしょう? A:右の方のこの服装を追加したこと

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私の好きなあのパッションアイドルもこんな感じになるんですかね


 ”デレステ”こと、iOS/Android
「アイドルマスター・シンデレラガールズ:スターライトステージ」が、「手抜き」ではないかと荒れている。私の意見を言うと、課金ゲーということで事情がやや特殊なものの、間違いなく手抜きであると思っている。
 …まず、「アイドル
(略)スターライトステージ」は、曲と共に落ちてくるノーツに合わせて、5つの判定エァリアを押すというタッチパーノゥ型の音楽ゲームであり、業界では恐らく初めて本格的な3Dライブを取り入れたことで話題となった。サービス開始3年弱が経過した現段階で、収録楽曲は150曲を超えており、アイドル(登場キャラクター)に関しては183人全員が実装されている。これらの楽曲と共通衣装のアイドルは、完全無課金であっても容易にフルコンプすることができる。一方、収益はアイテム課金のスタイルを取っており、そのほぼ100%が、特別な衣装を持つ「SSR」レアリティのアイドルを獲得するために費やされる。狙ったキャラクターを入手するためには、数万円クラスの出費が必要となることもあり(一応、現在では「天井」が用意されており、約9万円で狙ったアイドルが当たらなければ必ずスカウトすることができる)、この辺りは賛否が分かれるところだろう。
 ――というわけで。私に関して言うと、昨年5月からプレイを開始して、それから11月になった時点で感想記事を書いたことがあり
【2017/11/18】、その際には「最も熱中しているゲーム」と記すなど、極めて好意的な意見を寄せていた。だが、そこから状況は大きく変わった。今の本作の状況は、「手抜き」と言われても仕方が無いと思う。それでも、まだまだしっかり遊びたいゲームであるため、あえて批判意見を書いてみるのだ。

 それでは、今の「スターライトステージ」の何が「手抜き」だと感じられるのか。それは、
「@新曲が出ないこと」と、「Aシリーズ化・グループ化と銘打った素材の使い回しが横行していること」である。順に解説していこう。
 …まず、@の「新曲が出ないこと」である。アイドルマスターの中の「シンデレラガールズ」シリーズは、この「スターライトステージ」で新規に始まったゲームではなく、それまでにも作中のアイドルが歌ったという設定の音楽CDや、アニメ版に使われた楽曲などが存在していた。そしてこのゲームでは、そういった既存曲を収録することはもちろんとして、それとは別に、本ゲーム内で初めて発表される「完全新曲」も作られていた。この完全新曲が、
曲・譜面・MVともに桁外れのクオリティであり、本ゲームをプレイする大きな意欲となっていたと私は思う。ところが、この完全新曲が、最近ではまるで追加されなくなったのだ。具体的に、2017年の頭から7月末までに収録された完全新曲は、「命燃やして恋せよ乙女」も含めて10曲である。ところが、今年は同時期の完全新曲が3つしかない。いくらその質が凄まじいところで、最後に追加されたのが数ヶ月前では、それだけで評価し続けるのは難しいのである。
 ――さて。本ゲームでは、「1ヶ月に3曲を追加する」というのが目安として設けられているようであり、そのラインは今も守られている。では、完全新曲以外の何が追加されているかというと、最近では「季節曲」などと呼ばれる、発売済みの全4巻の音楽CDからの楽曲が中心となっている。しかし、それらは既に公開されている楽曲であり、登場時の驚きが無いことはもちろんとして、譜面・MVなども
「まあだいたいこんなもんだよね」という感じの出来に収まっている。やはり、完全新曲と比べて、インパクトが薄いという感は否めないのだ。

 そして、Aの
「シリーズ化・グループ化と銘打った素材の使い回し」である。これは、上の@とも重なる点がある。
 …例えば、いわゆる「季節CD」で表題曲として登場し、去年秋からゲームに収録された「秋風に手を振って」「ツインテールの風」「桜の風」「銀のイルカと熱い風」の4曲は、全て
真ん中が上がっていく舞台を使い回している。一応、これらの曲は、内容の繋がった連作として捉えられるため、その流れで同じステージを使用した…という解釈もできるのであるが、効果的な演出と言うより、シリーズ化にかこつけた手抜きとしか感じなかった。特に、この7月頭に登場した「銀のイルカと熱い風」など、イベント形式も出るタイミングも完璧に予想が付いており、僅かな望みとしてMVが一風変わることを期待したものの、Twitter予告でそれすら裏切られた時には、「またか…」とため息が出てしまった。その他、この春から始まったシンデレラガールズ劇場曲の収録でも、3回連続で緞帳が横に開くステージの使い回しとなっている。こちらは、楽曲や譜面が個性的なだけに、余計にMVの不出来が目に付いてしまうのだ。
 ――また、このような「手抜き」は、楽曲面だけでなく、ついにガチャ
(「ガシャ」とも。ゲーム内での電子くじ引き)で登場するSSRアイドルにも及んだ。SSRアイドルは、個性的な新衣装が魅力であり、本ゲームをプレイする意欲自体にも繋がっている。ところが、先日「恒常2周目」として追加された「[P.C.S]五十嵐響子」は、ほぼ完全に既存SSRと同じ衣装だったのである。一応、ネクタイ・手袋・靴下などに僅かな違いは見られないこともないのだが、間違い探しのレベルであり、コピペと言われても仕方がない。間違いはこの服装を追加したこと自体だよ!! 一応、2人は作中でユニットを組んでいるため、衣装が同じなのは当たり前…という擁護もできなくはないのだが、元となった「[P.C.S]小日向美穂」は2016年9月に登場したSSRであり、その衣装の出来は現段階では高いとは言いがたく、わざわざ掘り出す必要があったとも思えない。しかも、これにより、「恒常1週目すら来ていないアイドルのSSRが更に先送りになった」「『[P.C.S]島村卯月』の同衣装での登場が確定的になった」「人気ユニットのキャラクターが、このような使い回し衣装で消化されることが濃厚になった」などという嫌な予想も大量にできるようになってしまった。私の好きなあるパッションアイドルも、この枠に引っかかる可能性が特大であるため、これからは恒常ガチャ更新の際に追加されないことを祈らなければならない。まさしく、グループ化という名の手抜きである。

 そんなわけで。今の「スターライトステージ」は、
まさしく手抜きとしか言いようの無い状況であると思う。しかしながら、本作は一般的なゲームとは収益スタイルが大きく異なるため、そこまで考えをめぐらせれば、一応は理解できないことも無いとも思えるのだ。
 …例えば、ご存じの通り、本作はキャラクター狙いのガチャ課金が収益の多くを占めている。そのため運営側からしてれみれば、音ゲー要素など
無くても良いのである。また、収益の大半が、重課金ユーザーによるガチャということで、全ユーザーの満足度を上げることも必須ではない。しかも、ゲームの設定上、恐らく月末の期間限定ガチャが利益の大多数を挙げていると思われるため、それ以外の「恒常」の枠は、できる限り手間を掛けずに流してしまいたいものだろう。要は、もうユーザー層を拡大する時期は過ぎて、限られた労力で利益を回収する段階に入ったということである。確かに、去年の力の入れ具合は、現行のパッケージゲーム大作など軽く凌駕するほどであり、「どこからこんなお金が出てるんだ」と危惧させるものであったが、そういったサービス期間はもう終わったのかもしれない。莫大な予算が掛かるであろう完全新曲は、投資と収益の観点から、恐らく作る価値が無くなったのであろう。
 ――やれ。確かに、今の「スターライトステージ」は、以前と比べれば閉塞感が漂っているものの、依然として楽曲・譜面・MVのクオリティはそれなりに高めで推移しており、曲やキャラ追加のペース自体も落ちてはいないため、まだまだ遊びがいのあるゲームと言えるだろう。しかしながら、
昨年の爆発的な進化を知っている身としては、どうしても現行の運営には不満を覚えてしまうのである。もし、これからも予算を制限する方針(推定)が続くのであれば、もう絶大な魅力の新曲が次々と投入されるような状況には二度と戻れないのかもしれない。それは、ちょっと残念というものだな。

登録タグ/ ゲーム一般 シンデレラガールズ

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2018年7月20日の記事を表示しています。


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