人生は「録画」するべきか? / やり込み in FF

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これから毎日家を焼こうぜ!


 
パリが燃えている。どうも、フランス政府の二酸化炭素削減にかこつけた燃料税上昇に怒りを覚えた民衆が、各地で打ち壊しを始めたそうだ。暴動…“デモ”参加者のトレードマークは、工事現場のおっさんが付けているような黄色い上着であり、恐らくはいわゆる労働者階級が怒っているということを伝えたいのであろう。さすがフランス、かつては牢獄を襲撃して王族を処刑する革命を起こし、最近では【勝手にアメリカを舞台としたゲームを作って車を燃やし始める】だけのことはある。本家はこんなもんじゃないぞというアピールだ。
 …それはともかくとして。この暴動がニュース映像として流れる際、鎮圧に参加した警官隊
(軍?)体に取り付ける形式のカメラで撮影した動画が公開されたことが話題となった。とりあえず、YouTubeでは見当たらなかったので、【こちらのツイート】からご覧いただきたい。まるで、最近のFPSゲームのような、どこか現実離れした、しかし緊迫感のある映像が展開されている。恐らく、警察組織ということで、犯罪行為を録画して証拠にすると同時に、警察官のほうにも行き過ぎた行為が無いか監視する意味があるのだろう。このような「警察行為の録画」は、アメリカでは積極的に導入されており、そこでは実際に警察への苦情が少なくなったり、警察官の攻撃性が減少をするという調査結果があったりするようだ。
  ――また、ここ数日前の日本では、いわゆる「煽り運転」の裁判が開始された。その事件は、
死亡事故にまで繋がった殺人そのものであるが、そうでなくとも、危険行為で相手を這いつくばらせて愉悦に浸る「煽り運転」は後を絶たない。そして、近年急速に普及をしだした「ドライブレコーダー」は、その煽り運転の予防にも役立っているという。この「運転の録画」も、近年の日本で急速に需要が高まっているものだ。

 さて。上記の、「警察官の録画」「運転の録画」は、実際に
「録画」が現代社会に取り入れられ、そして概ね良い影響をもたらした例である。その他にも、最近だと「容疑者の取り調べ」「病院での手術」を録画することが検討されているようだ。前者は合法/違法や免罪かどうかなどが問題となりやすく、後者は医療事故の原因調査や医療従事者の学習資料、はたまた思い出として取っておく患者も居るらしい。この手の領域は、恐らく近い将来、録画が為されるようになるだろう。すると、そこから更に転じて、「人生の全ての行為は録画するべきか?」という議論が生まれてくるのである。
 …では、実際に日常の全てを録画するとすれば、どうなるのだろうか。まず挙げられるメリットは、
犯罪の抑止である。例えば、道を歩いていて唐突に事故や犯罪に巻き込まれた際に証拠が出来るし、そういった抑止力があれば、トラブルを未然に防止することにも繋がるだろう。また、学習用としても、人間の記憶力にはどうしても限界があるため、録画機能を勉強のために役立てていく手も考えられるだろう。その他、娯楽の面としても、毎日の生活で楽しかったことを、記憶から取り出すという甚大なひと手間を掛けず、見たまま聞いたまま共有するという遊び方もできるだろう。
 ――逆に、デメリットとしては、
盗撮やプライバシーと言った問題があるし、録画機器に掛かるお金面のコストも馬鹿にならないだろう。そもそも、善良な市民同士が監視をしあうというのは、そこに生きる者として、あまり気持ち良くは無いものだ。

 では。それらの事実を考えて、私の意見を言うと、
この「録画」傾向をもっと拡大し、やがて全てを記録すべきだと思うのだ。
 …やれ。確かに上に書いた通り、邪な心を持たない者同士が互いに見張り合うというのは、息苦しいものである。しかしながら、
それがもっと嫌な行為を防止することに繋がるのであれば、この録画は必要悪だと思うのだ。例えば、特に意味も無くひき逃げをされて死んでしまえば、その人にとっては世界の崩壊と同じである。また、日本の職場で横行しているパワハラ・セクハラや労働基準法の積極無視といった国民の幸福度を著しく下げている悪習は、白日の元に晒して裁かれるようになるべきだ。私は、これらの行為を抑止できるのであれば、このイヤ〜な録画も、行ったほうが良い結果になると思うのだ。
 ――まあ、そもそも論として、
録画の有る無しに関わらず、他人が見ている環境で、世間に顔向けできないようなことをするべきではない。そして、誰も居なかったとしても、日本には「お天道様が見ている」という言葉がある。今風に言えば、「お天道様が録画している」とでも表現すべきだろうか。「録画」が嫌なことであっても、それがもっと嫌なことを防ぐのに繋がるのであれば、甘んじて受け入れなければならないだろう。

登録タグ/ 社会一般

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2018年12月6日の記事を表示しています。


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