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管理人の日記ログ
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『4』の「震える魔窟」、『5』の「最後の挑戦1」みたいなミッションに、怖いけど期待します… |
ようやく決まってくれた。PS5/PS4「地球防衛軍6」の発売日が、8月25日と発表されたのだ。
…まず、「地球防衛軍」は、巨大な蟻やUFOを銃などの武器で倒していく、TPSスタイルのアクションシューティングだ。出身が、PS2時代のシンプルシリーズということもあって、大雑把なゲーム性が人気の秘訣である。本編の発売間隔は、だいたいハードごとに1作という感じであり、PS4の『5』が2017年12月であったため、それから4年半ぶりということになる。
――ちなみに、地球防衛軍は、各種セールでは、そこまで値引きされないのだが、フリープレイには中々の頻度で登場している。過去に、Vitaで『2』『3』の移植版が、PS3で『4』が、PS4で『4.1』が配信されているため、それらがライブラリにある人は、手を付けてみるのも良いだろう。また、今後、「地球防衛軍6」の予習として、『5』が配信される可能性も高いため、よく情報をチェックしておくと良いと思われる。
さて。私としては、PS2時代の『2』から地球防衛軍を始めており、その後に『3P』『4』『5』と本編作品をプレイしてきた。どの作品も、それぞれのハードの最先端のタイトルとは決して言えないのであるが、「銃で相手を狙って撃つ」「大量の敵をなぎ倒す」「装備を集めてキャラクターを育成し、高難易度モードに挑戦する」という、アクションシューティングの根本的な面白さが押さえられており、中毒性が高い。
…そして、サイトとしても、『4』の時は、【地球防衛軍4/INFERNOプレイ日誌】というプレイ日誌を連載し、超絶難易度のDLCまで攻略を行った。また、『5』の時も、積みゲー消化でサクッと終わらせるつもりが、気が付くとDLCまで購入し、INFERNOまで攻略を行ってしまった。その記事は、ただの感想というより、もはやミニ日誌というほうが近い感じとなってしまった(【日記:2020/9/24】【2020/10/25】)。
――そんなわけで、『6』についても、かなり前から楽しみにしているタイトルであり、既に購入は確定している。ただ、発売日については、2021年末→2022年と延期され、その後もなかなか正式発表が為されず、やきもきしていた。しかし、先日の生放送で、ついにそれが8月25日と発表されたのである。今から約4ヶ月後ということで、発表時期としては適切であろう。今から、発売が楽しみである。
「FFオリジン」も、PS5が手元に来たら、真っ先にプレイをしたい |
ちなみに、「地球防衛軍6」では、少し変わった予約特典が用意されている。それは、「DL版を予約すると、15%OFFで購入できる」というものだ。
…やれ、最近では、日本でもDL版への移行が進んできており、各社がDL版の販売を促進するため、様々な策を練っている。3月の「FFオリジン」の時は、本編を72時間も早く遊べるというメリットが得られた(【日記:2022/2/21】)が、この「地球防衛軍6」では、直接に購入価格が値引きされる。DL版は、パッケージ版より遥かに多くの利益をゲーム会社にもたらす(【日記:2022/2/5】)ため、15%OFFでも何ら問題は無いのであろう。
――ところで。パッケージ版についても、基本的には定価で販売されることは無く、実店舗にて1〜2割程度の値引きが行われている。それを考えると、15%OFFでも、あまり得をする感じは無いと思うかもしれない。しかしながら、私は、PSストアへの課金は、コンビニ等で定期的に開催される「1万円で11000円ぶんのポイントが貰えるキャンペーン」などでまとめて行っている。それを考えると、更に0.91倍(10%還元)〜0.83倍(20%還元)の価格で購入できるということと同じになり、“値引きされたパッケージ版”よりも安価で購入が可能であろう。更に、私は中古店舗に売却をする習慣が無いため、売れないという点もデメリットとならない。最後に、制作のサンドロットは小さな会社であるため、“応援のためにDL版を購入する”という意味も大きいな。
というわけで。今のところ、私は、「地球防衛軍6」のDL版を予約購入するつもりである。
…しかしながら、やや気になっているのが、前に「FFオリジン」のDL版を予約して失敗したということである(【日記:2022/3/11】)。その時は、一応はキャンセルできたため、金銭的な損害は無かったのだが、手間が掛かったうえに、自分としても決して気持ちが良いものではなかった。ただ、「FFオリジン」は、“PS4版の品質が著しく低い”という、かなり特殊な例である。そのため、その失敗例を、「地球防衛軍6」に同様に当てはめる必要は無いだろう。それに、私も再び給料を貰える立場となったため、そこまで金銭的な打撃(…による心理的な打撃)を気にする必要も無くなった。
――あとは、ハードの問題か。最新作:「地球防衛軍6」の対応ハードはPS5/PS4であるが、未だにPS5は容易には入手できない状況が続いている。ただ、私はnuro光と契約をしており、そこにPS5のレンタルサービスも付けている(【日記:2022/3/4】)。今のところ、インターネット工事もPS5本体も来ていないのだが、さすがに8月下旬にもなれば、両方とも済となっていることだろう。さあ、PS5で、処理落ちしない地球防衛軍を遊ぶぞ!!
(2022年4月30日)
実際は全く笑えない状況ですが |
めまいのする思いだ。本日、新職場における「親睦会」まがいの数十人が参加した集会で、私にとって嫌な思い出であり、自分からは口外してこなかった「新卒なのに30代であること」「独身であること」「過去の在籍大学」などの事実が、大勢の前で暴露されたのである。
――さて、最近では、個人の秘密に対する人権意識が高まっており、例えば性的指向を暴露することは、「アウティング」と呼ばれ、条例で禁止する自治体も出てきている。私の現職場においても、「職務上知り得た情報については、不必要な場面で口外しない」ということは、口癖のように言われており、実際に、よく守られていると感じる。しかし、それはあくまで職務上の話であって、その他の場面では例外であるようだ。
まず、前提として、世間の人間がどう捉えているかとは無関係に、私は自分の居た大学を不名誉な過去だと考えている。あの時代は、私にとって、紛れも無い失敗であって、嫌な思い出である。あれと私の現在の人間性には一切の関係が無く、“母校”などとは思っておらず、今後の人生で関わりを持つことも無い。古傷をえぐることになるため、方向性に関わらず、自分の口からは名前を出さないようにしている。
…しかし、その卒業後、どこの組織に行っても、必ずそれを面白おかしく口に出す人間が現れる。それがどこから始まるのかと言うと、履歴書であろう。私も、履歴書は虚偽の許されない書類であるため、頭をチカチカさせながら、やむをえず正式な大学名を記している。それを、職務で目にした人間が、雑談感覚で暴露をし、伝染病のように広まっていくのである。私にとっては不快な文字列だが、世間的には、私個人の人間性よりも、よほど面白いようだ。
――まあ、そういう人間は、間違いなく、「悪気は無かった」とか「世間体の良い大学名だから問題ないと思った」などというであろう。しかし、イジメに、やっている側の理由など関係ない!
私にとっては、紛れもなく「不名誉な過去を大勢の前で暴露された」ということに他ならないのだ。むしろ、“悪気が無い”ほうがよっぽど問題だろう。だって、「他人が秘密にしておきたいこと」を、大勢の前で暴露して、何とも感じていないのだから。
あんな大学などどうでも良い。「ゲームが上手い」「文章が面白い」と言って貰えたほうが嬉しい |
さて。今日、私にとって嫌な記憶である「有名大学を出たにも関わらず、これといった成果も残せず、新人なのに30代であること」がわざわざ大勢の前で暴露された。自分で思い出すだけでも不愉快なのに、あろうことか公衆の面前で、他人からバラされたのである。
…更に言うと、私が以前勤めていた会社の名前も、イジり感覚でポツポツと口に出されており、もはや1ヶ月も経たずに周知の事実となっている。まあ、あの会社については、クソ大学と比べれば、世話になった思い出が多く、自分の成長にも役立って、いま現在の自分にも関係がある。そして、そこで貰った給料による貯金が、この数年の生活における大きな支えになったという事実もある。しかし、取り返しの付かない過ちだった昇進試験と、それによるみじめな末路を思い返せば、やはり積極的に振り返りたい記憶とは言えない。よって、私自身の口から名前を出すことは無かった。そのため、その名称が確定情報として新職場で語られているのも、間違いなく発端は履歴書である。
以上のようなことから、私の思いは1つである。日本社会は、履歴書アウティングを禁止すべきだ。「自身の過去の経歴」に対する捉え方は様々であり、他人が気軽に踏み入って良いものではない。ましてや、大勢の前で暴露するなど論外だ。そういう認識を、しっかり広めなければならない。
…もちろん、やむを得ず経歴に触れなければならない場面として、就職試験などが挙げられ、そういうところはしっかりやらなければならないだろう。だが、その個人情報は、本当に必要な場面でのみ使われるべきである。その履歴書の情報を、雑談感覚で漏らすなどというのは、「職務上知り得た情報を、不必要な場面で口外する」と同じである。職員と客の間では守られている約束が、なぜ職員同士だと例外になってしまうのか。
さて。本日は、現職場における「親睦会」で、私の「20代前半の同僚と比べて、無意味に10歳以上年上」「有名大学を出たはずなのに、無駄に別の専門学校に通って、今さら新卒扱いで就職」という、可能な限り意識しないようにしてきた情報を、わざわざ大勢の前で暴露された。それにより、向こうは愉快な話で親睦が深まったつもりかもしれないが、こちらとしては、古傷をほじくられた気持ちで、涙が出てくる。
…そして、明日以降、これらの話題は、頻繁に雑談感覚で出され、その度に私は、忘れ去りたい過去を掘り返されることになるだろう。だって、日本社会には、「他人の過去に触れる」ということについて、何の禁忌も無いのだから。これらは全て、「履歴書に書かれた情報を、雑談感覚で暴露したこと」から始まっている。日本社会は、履歴書の情報を職員間で無闇に漏らすことを、厳重に禁止するべきである。
(2022年4月30日)
この漫画も説明が多かったけど、これは心理戦がテーマの作品なので… |
最近ヒットしたジャンプ漫画と言ったら、「鬼滅の刃」と「呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)」の2つである。両者は共に、独自の世界観を持ったバトル漫画であるが、作風として説明が多いという共通点も存在すると思う。
…まず、私は、これら2作品をそれほど好きになれなかった。「鬼滅の刃」については、無料公開されていた漫画1巻を読み、アニメも第1話を見てみたのだが、特にそれらの次を追ってみたいとは思わなかった。また、「呪術廻戦」についても、一大シリーズであった“渋谷事変”のクライマックス近くまでをコミックスで読む機会があったが、内容としては半分も理解できておらず、最後まで「HUNTER×HUNTERの代用品」という印象を拭いきれなかった。これら2作は、今も様々な形で展開が続いているが、世間の流行とは裏腹に、私としては、あまり好きになれなかった作品という印象である。
さて、これらの2作品は、両方ともアニメ化が為されている。その作画クオリティが異様に高いということも知られており、両作品ともアニメ化から流行が拡大した感がある。しかしながら、説明についても、特にアニメ版では顕著であると言える。
…具体的には、私がアニメ「鬼滅の刃」の1話を見た時は、主人公と敵が一太刀を交えたのちに、止まって「(今の攻撃はなんたらかんたら…!
だったら、あーだこーだになって…いや!
それだとなにがしそれがし…)」みたいな長いモノローグが入り、その後に激しいアクションシーンが入って、また主人公の独白が入り…みたいな演出が記憶に残っている。これは、頭脳系キャラとの心理戦が行われた場面ではなく、あくまで通常の戦闘シーンである。当時、既に、鬼滅が“社会現象”とも呼べるようなヒットを飛ばしていたが、これらのシーンを見て、私は「言うほど面白いか?」と感じてしまったのだ。
――また、「呪術廻戦」においては、HUNTER×HUNTERの影響を強く受けているためか、能力の発動条件などが細かく決まっており、しかも世界観的に難読漢字を使った名称が多い。そのため、こちらも読むためにはかなりの労力を要し、物語全体の理解度が下がる理由にもなった。
ちなみに、あまりにも説明が長いためか、「呪術廻戦」のほうでは、“相手に対して説明をすると、技の威力が上がる”という「術式開示」なるシステムまで用意されている。能力バトル漫画において、自分の能力を読者に説明しつつ、かつ敵味方の駆け引きを成り立たせるための設定と言えるだろう。
旧シリーズのガバガバ具合は本当に凄い |
ただ、作風として「1から10まで説明をする」というのは、今の時代に合っているのかなとも思う。
…というのも、ネットが一般層に広く普及した結果、作品の論評として、とにかく“揚げ足を取る”というものが増えた。少しでも難点があれば、そこに突っ込みを入れて、批判的な言説とする。肯定よりも否定のほうが、意見としては伝わりやすいからである。それに、何かを批判すると、極めて簡単に、その対象よりも偉くなったような充足感を得ることができる。これが、ネットが批判だらけになる理由である。
――よって、その手の批判を避けるために、作中で、何から何まで作中で説明をするのだ。そうやって説明を用意しておけば、「よく分からない」という批判が合ったとしても、「○○ページに書いてある」と反論ができる。自信を持って反論ができるというのもポイントであり、「批判意見に対する批判」で、相手を打ち負かした感覚が得られる。これもまた、“感想を共有する”という部分まで含めた、ネット時代の娯楽の楽しみ方かもしれない。
ただ、私は娯楽にまで整合性は必要ないと思っている。例えば、ここ数年で私が最も好きになった漫画の「キン肉マン」は、特に旧シリーズの頃は、滅茶苦茶な展開をすることで有名な漫画であった。それでも、昭和のジャンプを代表する漫画の1作となってきたのだ。
…また、私が最も好きなゲームであるFF13については、「造語が多い」「結末が意味不明」などと言われたが、そういった意見をよそに、私はストーリーを解読すること自体をやり込みプレイとして楽しんでいった。例えば、初代『13』の時点では、クライマックスの展開について、いろいろと想像の余地があったように思う。だが、シリーズ内続編の『13-2』は、前作の批判意見に安直に応えたようなゲームであり、エンディング周辺の不可解な展開についても、「女神エトロの干渉」とハッキリ断言され、想像の余地は無くなってしまった。
――また、それとは別の件として、更なるシリーズ内続編の『ライトニングリターンズ』では、超常の存在である「ファルシ」に、“機械神”という二つ名が付けられた。確かに、現実世界で例えるのなら、“機械で出来た神のようなもの”であろう。しかしながら、ファルシはファルシであり、機械神ではない。作中でのイメージが確定したのちに、あとから更に別のイメージを付け加える必要は、私は無いと思う。
というわけで。鬼滅や呪術廻戦のような、「何でもかんでも全て説明をする」というのは、ネット時代の娯楽に合っているのかもしれない。
…ただ、私は、娯楽にそこまでの説明は必要ないかな、と思う。娯楽は、現実世界ではなく、あくまで作り話なのだから、作中での整合性さえ取れていれば…いやむしろ、作中での整合性すら無くとも、何でもありだからだ。もちろん、“緻密な物語展開から来る面白さ”というものもあるだろう。だが、それで勢いを失ってしまったり、説明が多すぎて逆に分かりづらくなってしまっては、作品の評価としてはマイナスにならざるを得ないのである。
――まあ、FFのムービーが、少しアクションをして、その後にボソボソ喋り、再び動いたあと、キャラの心情から技の威力まで一つ一つ言葉で説明をして…というターン制バトルになってほしいかと言えば、明らかにノーである。娯楽を、仕事の説明書のようにしてしまう必要は、私は無いと思う。
(2022年4月30日)
お金はもちろん、「食事へのこだわり」は、時間や体力など、他の全てを圧迫する |
仕事による労力の消費が激しい中、「買い物を週1回にできないか」ということを検討している。
…まず、何故かと言うと、買い物、特に食料の調達が著しく毎日の余暇時間を圧迫していることに気が付いたからだ。まず、私の職場と住居の間には、コンビニが無い。田舎すぎるというわけではなく、職場と住居が近すぎるのである。
――また、ごく近所にスーパーは有るには有るが、もっと安い店が自転車を15分ほど走らせたところに存在する。私の生活では、お金の節約も重要なテーマであるので、つい遠出をしてしまう。それにより、買い物に行くと、1時間半ほどの時間を消費してしまうのだ。休日ならともかく、平日にこれを行うというのは、極めてリスクが大きい。やれ、皆が高いと分かっていながら、コンビニを使ってしまうわけだよ…。
さて。単に買い物の回数を減らすだけであれば、それこそ潜水艦の中のような生活をすれば、1ヶ月くらいは余裕で行けるであろう。ただ、私がやりたいのはそういうものではなく、生活のレベルを下げずに、買い物を週1回に減らすということである。
…そのためには、まとめ買いは、もちろん有効である。例えば、私は最近になって、諸般の事情により、牛乳を1日に1〜2杯は飲むように心がけている。だが、これで1週間をもたせようとする場合、2本では足りず、3本を買わなければならないということがわかった。他の食べ物についても、「1週間に1回」かつ「土曜日か日曜日に買い物」と決めれば、容易に必要量を算出できる。
また、そもそも、飲み食いする量を減らすことも重要である。私はレタス半玉を素手で引き裂いただけの物をサラダと呼んでおり(+冷凍ミックスベジタブル+ドレッシング+山盛り七味唐がらし)、「2玉を買って4日で食べる」というのを1つのリズムにしていた。しかしながら、1食の量を1/3ずつにすれば、当然のごとく6日もつということになる。そもそも、食べ過ぎると、それだけ消化・吸収に体力を使う。早い話が、眠くなるのだ。平日に暗くなってから寝てしまえば、もう起きるのは次の朝に決まっている。
――まあ、食べること自体が目的であり、人生の喜びの多くを占めるのならば、毎日帰ってきて食って寝ればそれで良く、むしろそれ以上の幸せなど存在しないであろう。しかしながら、私にとっては、食事はそこまで大切ではなく、その後の行動のほうが重要である。というわけで、食べる量を減らすことは、買い物の回数を減らす以外にも、様々な意味で有用であると考える。もし、量が足りなかったとしても、保存の効くお菓子など有りすぎて困るくらいである。食べる量を増やすことは、滅茶苦茶カンタンであり、足りない心配は全く必要無い。
平日でもサイト更新やゲームができるように、自分にガッツを掛けていかなければ |
そういうわけで。まだ4月ということで、色々と「時間の作り方」を試行錯誤している段階である。例えば、前に書いた「朝の菓子パンからの即出勤」は定着した(【日記:2022/4/15】)が、「夕ご飯も社員食堂で」は実現できなかった。今回述べた「買い物を週1回」も、どちらに転ぶかは分からない。
…しかし、現在は、仕事が終わったら疲れ果てて、日付が変わる前に就寝をしている始末であり、決して良い状態であるとは思っていない。そして、上手く買い物の回数を減らせれば、利用可能な時間と気力を増やせることは間違いない。何とか工夫をして、平日もできる限り、サイトの更新やゲームプレイを進めていかなければならぬ。
(2022年4月30日)
何故こんなソリティア推奨カードを刷ってしまったのか |
12日から、オンラインゲームの「遊戯王マスターデュエル」にて、シンクロモンスター以外を使用できない「シンクロフェスティバル」が開催されている。シンクロ召喚は、アニメ第3作「遊戯王5D's」で登場した召喚法であり、リアルカードを買っていた時期とも重なるため、思い入れがある。よって、私は、今回のシンクロフェスティバルに、大きな期待を寄せていた。
…しかしながら、何ということはない。これまでの「エクシーズフェスティバル」(【日記:2022/2/23】)、「N/R
フェスティバル」(【日記:2022/3/23】)と比べても、最悪としか言いようのない内容となっていた。そこでは、シンクロ召喚を活かした攻防やぶつかり合いではなく、サレンダーを巡る駆け引きがメインなっており、“サレンダーフェスティバル”とでも呼ぶべき光景が繰り広げられているのだ。
――ちなみに。これは毎回言っているのだが、遊戯王自体は非常に面白いカードゲームである。だが、残念ながら、オンラインゲームの「マスターデュエル」は、遊戯王の悪いところばかりが見えてくるような内容となっている。正直、「対人戦がメイン」「顔の見えないオンラインゲーム」という時点で、どうあがいても解決不可能だと思うのだ。もう、基本無料のオンラインゲーではなく、通常のオフライン主体のパッケージゲームとして売って欲しい…。
では、何故シンクロフェスティバルでサレンダーが横行しているかというと、異常なまでに相手ターンが長いということである。
…例えば、今回は「レンタルデッキ」の1つとして、5D'sの主人公である遊星をテーマとしたシンクロデッキが用意されている。だが、それからしてとんでもないソリティアデッキである。キーとなるのは、《ジャンク・スピーダー》という糞カードであり、これの効果発動を許したが最後、一気に5体ものチューナーが特殊召喚され(レンタルデッキでは最大4体)、凄まじいまでのソリティアが始まる。最終的に、“攻撃力3000超えで、効果を無効にする効果を持つ”といった大型モンスターが何体も展開され、こちらにターンが回ってきたとしても、何もできなくなる。
――具体的に、私が行った対戦から、数値で示してみよう。相手が先行を取り、こちらに妨害札は無かった。そして、相手は、特に操作が遅い人では無かったように思う。それでも、こちらにターンが回ってくるまで6分30秒も掛かった。そして、相手の場には、《スターダスト・ドラゴン》《ジャンク・ウォリアー》に加えて、《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》と《シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX》という超大型の制圧モンスターが存在し、こちらの発動した効果はもちろん、攻撃宣言まで無効化される。もはや、打つ手は全く無く、そのままライフを0にされて敗北した。
というわけで。対策としては、《ジャンク・スピーダー》の召喚を許した時点で勝てないため、《ジャンク・スピーダー》を見た瞬間にサレンダーをしてデュエルをやめるというのが現実的な対策となる。もっと言うと、その《ジャンク・スピーダー》をシンクロ召喚するための《ジャンク・シンクロン》…それどころか、《ジャンク・シンクロン》をデッキからサーチする《調律》《増援》《ジャンク・コンバーター》が見えた瞬間にサレンダーを入力していた。どう考えても、その後に《ジャンク・スピーダー》からのソリティアが始まり、勝てないことが分かるからである。
…やれ、このゲームのイベントでは、勝利は500ポイント、敗北は50ポイント、サレンダーは0ポイントのスコアが貰える。そのため、デュエルに敗北をしたとしても、全くの無駄になるというわけではない。しかしながら、ダラダラと相手のソリティアを見ながら10分を過ごし、たかだが50ポイントを貰うよりも、さっさと打ち切って次のデュエルに懸けるほうが、明らかに時間効率で上なのだ。このことが、サレンダーを加速させる大きな要因である。
――ちなみに、他にも、シンクロ召喚を多用するデッキとして、スピードロイド・アダマシア・電脳堺といったデッキが存在する。しかしながら、こいつらも尋常でなく自ターンが長いうえに、最終的には制圧されて何もできない。よって、それらのキーカード(《SRベイゴマックス》、《怒気土器》、「電脳堺門」カードなど)を見た瞬間にも、やはりサレンダーを決めていた。付き合っていても、どうせ勝てないし、展開ルートも1回見たら飽きるものである。
アポリア「諦めてもらうためだ」 |
しかし。その《ジャンク・スピーダー》からの大量展開を止める方法は、非常に簡単である。《ジャンク・シンクロン》による蘇生効果を、《無限泡影》《エフェクト・ヴェーラー》といった手札誘発や、《スキルドレイン》などの永続罠によって無効化してしまえば良い。それでもう、相手は何もできなくなり、ほとんどの場合、攻撃力1300のモンスターを棒立ちにして、ターン終了を宣言するしかなくなる。
…そして、ここからがミソなのだが、先行を取る理由は、「先行制圧」…つまり、“初手で効果を無効にするモンスターを大量展開する”というのが目的であった。だが、それを失敗すると、今度は後攻1ターン目で制圧をされる危険性が大幅に上がる。よって、《ジャンク・シンクロン》の効果を無効化された時点で、今度は逆に相手がサレンダーをしてくるのだ。サレンダーフェスと言われる理由である。
――さて、私は、今回もライトロードを使って挑んでおり、手札誘発系のカードは(《オネスト》を除いて)入れていないのだが、大量展開への対策として、1属性のモンスターしか召喚できなくなる《御前試合》を投入している。それを、《ジャンク・シンクロン》の効果にチェーンして発動すると、蘇生効果が不発となるか、または狙ったモンスターのシンクロ召喚が行えなくなる。というわけで、《御前試合》を発動しただけでサレンダーされることも多い。向こう側としても、ただ殴られるだけのデュエルに付き合っていても時間の無駄であり、さっさと諦めて次の試合に行ったほうが良いからだ。
そういうわけで。シンクロフェスティバルでは、完全に即サレンダーの悪習が横行している。
…更に、そこから転じて、わざとデュエルを遅延させ、相手にサレンダーを選択させるという、もはやデュエルでも何でも無い最悪の手法まで存在する。そもそも、制圧の問題は、「勝てないこと」というよりも「長いこと」であり、“相手の操作が遅い”というのも、サレンダーを決意する大きな要因になる。よって、相手のサレンダーを誘発させる作戦として、負けそうになった瞬間から1手ごとに数十秒を掛け始めたり、まともなデュエルを放棄し、開幕から著しい遅延行為を行う場合すらある。もちろん、こちらとしても負けたくないため、カードゲームとは無関係の、不快な我慢比べが始まってしまう。
――その他、このゲームには、「コイントス切断」と言われる手法も存在する。デュエルにおける先行・後攻は、コイントスによって決められ、自分側でコインが表になれば先行か後攻かを選べる(相手には裏が表示されている)のだが、コインが裏になった瞬間にネットワークを切断すると、「応答がありませんでした」と表示され、敗北扱いとならずにデュエルを終了させられるらしい。まあ、単にプレイヤーやサーバーの通信エラーなのかもしれないが、明らかに私が先手を取った時のほうが「応答がありませんでした」の頻度が高いため、意図的な切断と見て良いであろう。これは、どう考えても不正行為なのであるが、運営からの対策は行われていない。そのため、敗北数もカウントされるランク戦においては、先行を取るための常套手段と化しているらしい。
ルールを守るのはもちろんだけど、「楽しく」のほうも重要だった |
ということで。もはや「遊戯王マスターデュエル」のシンクロフェスは、サレンダーフェスと化しており、まともなデュエルを行うのは難しい。サービス開始3ヶ月でこのザマである。そして、「対人戦がメイン」かつ「顔の見えないオンライン対戦」という時点で、今後も改善は見込めないであろう。
…ただ、繰り返し念を押しておきたいのだが、遊戯王カード自体は本当に面白いのだ。もう、10年以上も昔になるが、リアル友人とデッキを組んでデュエルをしていたことは、今でも良い思い出である。その際は、もちろん環境クラスの強デッキも使っていたが、それだけでなく、様々なファンデッキ等も組んで、アニメのなりきりなどもして、ダラダラと無関係な会話をしたりもしながら、持ち寄ったデッキで対戦を楽しんでいた。
――だが、そういった「仲の良い相手」との対戦は、「マスターデュエル」では全く行えない。いや、それどころか、もしリアル世界に居たとしたら、関わり合いになりたくないような人とばかりマッチングをされる。それにより、遊戯王の悪いところばかりが際立ってしまっているのだ。
ただ、この「シンクロフェス」についても、全く楽しめないというわけではなく、ごく僅かに光る要素もある。まず、私のいるプラチナ帯だと、だいたい5〜10戦に1回くらいだと思うのだが、制圧でも即サレンダーでもなく、短くターンを回してくれる人が登場する。そういう場合は、こちらもライトロードでサクサクとターンを回し、私の思う“普通のデュエル”を行える。こういう相手が出てくるまでサレンダーを繰り返すのが基本である。
…また、このフェスを完走するまでの間に、1回だけ芝刈りライトロード同士のミラーマッチという奇跡の対戦を行うことができた。しかも、デュエルは、お互いに《妖精伝姫−シラユキ》が墓地に存在する状態で行われ、相手の場に《フルール・ド・バロネス》という最新の強力な制圧モンスターが存在する中、それをどう打ち破っていくかという、白熱したデュエルが展開された。これまで私がマスターデュエルで行った対戦の中で、最も面白かったと思う。こういう、“対等な戦い”の緊張感は、CPU相手では無理であり、対人戦でしか味わえないものである。
――また、このシンクロフェスでは、サレンダーフェスとなっている現状を打倒するためか、運営から「モンスターを戦闘破壊する」というミッションが出された。これも、対策としてはズレており、不評なのだが、その戦闘破壊ミッションを自分と相手の両方が達成するために、《ドラゴノイド・ジェネレーター》というカードを使って、“両者の場に、同攻撃力のトークンを毎ターン2体ずつ召喚する”というデッキとも遭遇した。これで相打ちを繰り返すことにより、お互いに戦闘破壊数を稼げるという仕組みだ。運営のズレた方向性に対し、プレイヤー側の対策として、奇妙な協力関係が生まれたのである。これも、このゲームの環境でしか見られない事態であろう。
ということで。最後に述べたような評価点もあるにはあるのだが、遊戯王マスターデュエルの「シンクロフェス」は、期待したような「スピード感のある対戦」や「アニメ5D'sの世界観」が味わえるようなものではなく、むしろ酷くウンザリするものであった。スピード感が出たのはサレンダーの決意だけである。やれ、今から1週間ほど前に、頑張ってプラチナ帯に行ったことを報告した(【日記:2022/4/10】)が、目に見えて酷いデッキとの遭遇率が上がり、1勝するだけでも大変になった。格好いい青枠も取ったので、来月からは二度とプラチナには行かないようにする。
…さて、私の意見としても、繰り返しとなるが、マスターデュエルは「対人戦がメインの」「オンラインゲーム」という時点で限界が見えており、しかも「先行制圧が絶対正義」という現代遊戯王の根本的な問題点からして、「長そう。はいサレンダー、次」が最適解となることは避けられない。よって、今後の全てのイベントは、サレンダー&切断フェスとなるであろう。これが解決できるのなら、とっくにコナミがやっている…。
――そんなこんなで。私は、遊戯王カードは好きだが、マスターデュエルのオンライン環境は全く好みではない。そのため、私としては、対人要素の無いオフライン版を出してほしい。もちろん、ソフト1本分のお金は払うし、その後の大型アップデートのようなものが配信されるのであれば、それも有料にして然るべきと思っている。あの、GXと5D'sにおける「タッグフォース」の頃は、1年ごとに5000円のソフトを買い直し、アニメ連動ストーリーや新規カードを楽しんでいた。もし、その全盛期が部分的にでも蘇るのであれば、遊戯王関連で、これより嬉しい話は無いというものである。
(2022年4月30日)
土日は普通の朝ごはんを食べます |
前言撤回である。私は、「納豆とみそ汁の朝ごはん」を諦めることにしたのだ。ただし、平日だけである。
…というのも。私も人並みに仕事を開始した結果、とにかく気力と体力がキツく、平日の朝は少しでも長く寝ていたいということになった。そこで、私が朝起きてから仕事に出発するまでの行動を見直してみると、アラームで目を覚ますor勝手に起きてから、納豆ご飯・みそ汁・コーヒーの朝食を用意して食べ終わるまでに、ダラダラと30分ほどの時間を使っているということに気がついた。
――そのため、ここを「菓子パン」+「飲みやすい温度で止めた牛乳」とすることで、一気に30分→5分程度と所要時間を圧縮できる。これにより、目覚まし時計の設定時間を送らせて、睡眠時間を確保しようと考えたのだ。ちなみに私の仕事は張り込み系の警察官ではありません。
まあ、納豆とみそ汁で朝ごはんをダラダラ過ごすというのは、実は悪くない選択肢であるようにも思う。何故なら、起床してから家を出るまでが早すぎると、十分に気持ちを切り替えられないままに、仕事を始めなければならないからだ。
…また、菓子パンは、100円前後という激安価格で購入可能で、ラインナップも豊かで飽きづらいうえ、物によっては500kcalを超えるような商品もあるため、少なくとも熱量としてのエネルギーは十分である。ただ、所詮は「菓子パン」であるため、栄養価は偏っている。そのうえ、賞味期限は、物によるが3日程度であり、大量のまとめ買いをするのは難しいというのも難点である。
――しかし、それらの問題点をもってしても、やはり目覚まし時計の時間を30分遅らせられるというメリットは大きいと考えた。単に睡眠時間を30分増やせるという他に、前日に寝る時間を30分遅らせるという使い方も可能である。その場合、自由時間を30分増やせているということで、得られる利益は多大である。1日30分であっても、1週間の平日5日で続ければ2時間30分、それなりの規模の日記を2回書けるレベルとなるのだ。
また。その他の理由として、朝食を除いたとしても、3食のうち2食は、悪くない質の食事を行えるという点がある。
…まず、平日昼は、社員食堂を利用可能である。この社員食堂は、有料であり、内容も決して豪華とは言えない。ただ、自分以外の誰かの意図が入った食事というのが重要であり、栄養バランスの偏りを阻止できる。そして、仕事が終わったあとの夕食は、フライパンで軽く炒める程度であるが、ちゃんと調理した物を食べており、野菜も用意しているため、こちらもカップ麺や菓子パンなどで簡素化しているわけではない。
――そういうわけで。昼と夜は体に良いことをしているのであれば、朝くらいは体に悪いことをしても良いのではないかと考えたのだ。
今はキツいけど、仕事が軌道に乗れば楽になる…と信じる |
そういうわけで。私は、以前に書いた「納豆とみそ汁の朝ごはん」(【日記:2022/3/26】)を、早くも撤回することになった。
…更に、引き続きとして、「冷凍ギョーザ」(【日記:2022/4/1】)を変更できないか考えている。というのも、前述の社員食堂では、夕食を食べることも可能なようだ。これまた、値段相応の質素な内容であるが、自分以外が作った食事であるため、バランスが偏りづらい。また、自分で食事を用意する場合、調理だけでなく、皿洗いや買い物といった手間による時間の圧迫が意外と馬鹿にならない。そういったものを減らすために、社員食堂の利用回数を増やす選択肢は、割と良いのではないかと考え始めたのだ。
――そんな感じで。どちらかと言うと、問題は時間や体力ではなく気力のほうだと思い始めたのだが、やはり時間というのも重要な尺度である。今回は食事の話に注目したが、他にも様々な方法で自由時間を増やし、何とかゲームやサイト運営のほうも維持していきたい。
(2022年4月30日)
今も元気に夜遊びを続けているとのこと |
非常に残念なことですが、“毎日更新”をしばらくお休みすることにしました。理由は、今の状況を考え、私の気力では、実生活と毎日更新を同時に維持することは不可能と判断したからです。
…まあ、「毎日更新」は休みますが、更新自体は一定ペースで行っていきたいと思います。一応、今のところは、カレンダー通りの休みが与えられているので、少なくとも週1回は、FF日誌なり日記なりを書き続けていくつもりです。また、今後、仕事が安定した状況になって、また毎日更新を再開するという可能性もあります。さすがに、この不安定な状況が何年も続くということは無いであろう…。
――ということで。昨年末(【日記:2021/12/22】)から3ヶ月半ほど、毎日更新を心がけてきましたが、サイト作成の楽しみを改めて思い起こさせる期間となりました。読んでくださり、ありがとうございました。では、次回の更新は週末になるかと思いますので、またその時にお会いしましょう…。
(2022年4月30日)
曲名はレノだが、実際にはこの2戦で使われる |
昨日の4月10日は、「ファイナルファンタジー7
リメイク(第1弾)」の発売2周年の記念日であった。単なるリメイクの枠を超えた、FF本編に相当する超大作であり、分作形式として、この規模の作品が何個も遊べるというのは、嬉しい限りである。…のだが、さすがにそろそろ第2弾の情報くらいは出してほしいところだ。このクラスの作品を作るのには、第1弾と同じく5年かかっても変じゃないというのは分かるが、早く遊びたいという気持ちは尽きない。
――そして。そんな7リメイク第1弾で優れている要素の一つが、BGMである。そのサウンドトラックは、衝撃の7枚組であり、初回生産分のおまけディスクも入れると、8枚組と、壮絶なボリュームに達する。これだけを取ってみても、本作が“たかがリメイク”に収まらない作品であると理解できる。原作であるFF7のアレンジBGMから、「あっ、これ浜渦だ」と分かるような新曲(「インフィニットエンド」)など、多彩な楽曲が存在するものだ。
さて、それらBGMの中で、私が1つだけピックアップするとしたら、「タークス:レノ」である。その名の通り、8章(エアリスが初加入する場面)における、レノ戦とルード戦で流れるバトル曲である。構成は、原作における「タークスのテーマ」と「神羅ビルのBGM」をミックスし、アップテンポなバトル曲にしたという感じである。前提として、曲自体が良いのは、もちろんの話だ。
…だが、それ以上に際立っていると言えるのが、演出との組み合わせである。7リメイク第1弾では、「戦闘中にHPが減少して敵の段階が変化すると、バトルが中断され、ムービー演出が挿入される」というシステムが存在する。まあ、その段階をスキップして敵を倒すことはできないうえ、演出も飛ばせないため、繰り返し見ていると、鬱陶しくなってくる。そのため、やり込み派プレイヤーからの評判は良くないようだが、ムービーの質自体は極上である。しかも、この際に、BGMの段階も切り替わることが多く、ムービーと音楽のセットで、カッチョいい演出を楽しめるのだ。
――そして、その“演出”は、BGMとムービーの組み合わせだけに留まらない。「タークス:レノ」が使われる戦闘のうち、前者のレノ戦は、一気に難易度が上がるポイントの1つであり、「ガードからのカウンター」という方式に気付かなければ、なかなか勝つことができない。だが、それだけに、倒せた時の感動は大きくなる。そんな感じで、レノ戦は、バトル面・ムービー・楽曲自体の全てが噛み合っており、個人的には、7リメイク第1弾を代表する名バトルとして印象に残っている。ゲームでは、バトルだけでも、映像だけでも、曲だけでも駄目で、それらが混ざり合ってこそ、最高の体験ができるのだ。
「ボス戦主体のゲームシステム」だと、縛りプレイもやりやすい |
というわけで。今や、「FFが最高品質のゲーム」という認識は、過去の遺物となってしまった。しかしながら、“FFを単純な品質面で凌駕する海外大作”のほぼ全てが、何故か「BGMがパッとしない」「ボス戦がショボい」「キャラクターがおっさんまたはおばさん」という共通の弱点をかかえている。
…いっぽうのFFは、7リメイク第1弾が『13』以来10年ぶりに思い出させてくれたように、「ボス戦が山場」「キャラが厨二病全開(褒め言葉)」「BGMが良い」という長所を誇り続けている。こういうところが、私が未だに、FFを始めとする日本ゲームから離れられない理由である。
――やれ、個人的な印象であるが、海外ゲーが目指しているのは「実写映画」であるが、日本ゲームの目標は「アニメ」だと感じる。だが、「実写映画は必ずアニメより優れている」と誰が決めた?
やっぱり、アニメって最高だ。我が日本のアニメ漫画ゲーム技術は世界一ィィィ!!!
(2022年4月30日)
制圧はしない(嘘) |
本日は、部屋から出ずに、まったりと過ごしてみることにした。やっていたのは、FF1日誌の執筆と、「遊戯王
マスターデュエル」である。
…まず、FF1日誌については、平日にどれだけ執筆が進むかにも依るのだが、まあ遅くとも、来週末までには次話を更新できるようにしたい。前回更新が3月13日であるため、そろそろ書かないとヤバいと思ったのだ。FF13だけでなく、FF1についても、溜めると危険なことには違いない。
そして、「遊戯王マスターデュエル」のほうは、初めてプラチナランクに到達した。使用デッキは、今までと同じく、「ライトロード」である。ただし、ひたすら芝を刈っていた。
…どういうことかと言うと、デッキを60枚にし、できる限り先行を取って、《隣の芝刈り》(マスターデュエルでは無制限)で、一気に20枚のカードを墓地に送ってしまうのである。そうすれば、《裁きの龍》の召喚条件が整うどころか、《ライトロード・ビースト
ウォルフ》の複数体の特殊召喚や、《輝光竜セイファート》を使った墓地からの回収、《ライトロード・スピリット
シャイア》が3000を超えるような攻撃力になるなど、大幅に戦力がパワーアップする。さすがに、“裁きの龍を囮として裁きの龍の効果を通す”というくらいまでに状況が整えば、強デッキが相手でも勝つことができるのだ。
――ちなみに、先行を取った場合、基本的には返しのターンを凌いだうえでの、第3ターン(自分2ターン目)での勝利を狙うことになる。では、どうやって相手ターンを凌ぐかというと、《超電磁タートル》でバトルフェイズをスキップしたり、《オネスト》で手札からカウンターしたり、《ペロペロケルペロス》でキーカードを破壊したり、《ライトロード・セイント
ミネルバ》で複数枚のカードを破壊したり、という感じである。そうして、次の自分のターンが訪れたら、「ではそろそろ裁きの技を喰らってもらおうか」と、裁きの龍で一気に勝負を掛けるのだ。
ところで、私は、制圧はしないと決めているつもりであったが、最近では《御前試合》で相手の展開を制限したり、《No.3
地獄蝉王ローカスト・キング》で効果を無効化したりと、だんだん相手を自由に行動させない方向性が増えてきた。まあ、制圧をするにせよしないにせよ、ほとんどの場合の勝ちパターンは、一気に墓地を肥やしたうえでの裁きの龍による圧殺なので、あまり大して変わらないか…。1ターンは短いほうだと思う。
――更に言うと、最初の画像では、自分の名前が「abc」と、変なものが入力されている。これは、一時期、ターンが長そうなデッキを見たら即座にサレンダーしていた時期があったため、それに「ブーニベルゼ」の名前を使いたくなかったからである。プラチナに昇格した今、そういうことは取り消しても良い…と思ったが、やっぱり忙しい時には長い相手は敬遠したいので、引き続き、「abc」とも違う、変な名前でプレイをしていこう…。
だいたい1時間でこれくらいになる(撮影時はTVモード)。2時間ちょっとが限度なのかな…
|
そんな感じで遊んでいたところ、1日のうちで、何度かニンテンドースイッチを充電したくなるような事態が訪れた。体感だが、スイッチは、かなり早く電池を消耗する。ちなみに、私の本体の使用開始時期は2021年1月であり、そこから1年強で極端に酷使をしたというわけでもないため、電池の劣化状況は特に大きくないと思われる。
さて。スイッチには、今のところ「初期型」「ライト」「有機EL型」の3種類が存在し、初期型と有機EL型には据え置きモードと携帯モードの2パターンが存在する。それらのうち、私が使っているのは「初期型を」「携帯モードで」の組み合わせである。
…もっとも、スイッチは電池を3つも積んでいる。本体(画面部分)と、2つのコントローラーの物である。携帯モードで使用していると、これら3つの電池を同時に動かすため、かなり速いペースで電力を消耗していくのであろうと思われる。
――と思ったのだが、コントローラーの電池は、ホーム画面の「コントローラー」から確認でき、本体部分の電池が減っている状況であっても全く削れていなかった。そのため、“電池を3つ積んでいること”は、スイッチの電池切れが速いという状況とは、特に関係が無いようだ。純粋に、電池の容量が少ないか、または電力をバカ喰いするかのどちらかで、持続時間が短いということである。
では、世間の人たちは、この「スイッチの電池もち」という問題について、どう思っているのかと言うと…私には全く想像が付かないのだが、どうも世の中では、スイッチを据え置きモードで使っている人が多いらしいのだ。
――やれ、据え置きモードで使うとなると、テレビ画面で遊ぶことになり、PS4やPS5が直接的な競合相手となる。その場合、私としては全く満足できる性能ではなくなる(画質・ゲーム容量・ネットワーク・操作性など)。でもまあ、それが多数派ということは、“そこまでゲームの品質にこだわらない”という人が多いのかもしれない。まあ、そういうことを言うなら、私も未だにPS3で遊んでいたりするし…。
(2022年4月30日)
ほんの少し前は「値段が高いうえに中途半端」というイメージだった
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本日は休みだったので、少し離れたところにある“ディスカウント系スーパー”へと行ってきた。確かに、非常に安いのだが、自転車で片道45分と、普段の買い物で利用するには苦しい距離である。そのため、目当ては、他の店に売っていない物品だ。具体的には、30パックで400円程度と安価なドリップコーヒーに、お菓子がわりの韓国風
味付けノリ、それにちゃんと辛いキムチなどが狙いである。
…その“ついで”ということで、様々な物を見ていたところ、なんと米が10kgで税込み2180円と、信じられない価格で販売されていた。私は、米は5kgで2000円という基準を持っていたため、その約半分の価格には衝撃を受けた。一応、「不揃い品のブレンド枚」「元々の物価が安い地域」「安さで有名な系列店の新装開店」という条件はあるものの、10kgで2180円というのは驚きである。しかも、これ、国産米なのだ。私は、手間を削減するために無洗米にしようかと思っていたが、さすがにこの安さには勝てなかった。
――やれ、時代を振り返ってみると、今から10年ほど前に、私が東京に住んでいた時には、食費を削るために中国産の米(※日本の中国地方ではなく、中華人民共和国の中国)を購入しており、だいたい5kgで1300円程度であった。これでも、5kgで2000円の日本米と比べると、2/3程度の値段であり、私には味の違いも気にならなかった…というか分からなかったため、主食として、大きく頼りになったことを覚えている。しかし、それから10年の時が経ち、条件が異なるとはいえ、最安は中国米ではなく日本米となってしまったのである。一つの時代が終わった感がある…。
続いて、別の例を出してみよう。私が、2017年に大阪で一人暮らしを始めた時(すぐに終わることになったが…)には、家電を急いで買い揃える必要があったため、テレビやパソコンといったこだわりの一品以外は、最安の物をパパッと選んでいった。結果、「ハイアール」や「ハイセンス」といった中国メーカーが多くを占めることになった。私は、それらの性能には不満を覚えてはおらず、自分の給料(当時)で買った物として、今でも愛用をしている。
――しかし、この春に冷蔵庫を買った時(【日記:2022/3/12】)には、本体価格を最重要ポイントとして選んだところ、「マクスゼン」(MAXZEN)という日本メーカーの商品を買うことになった。つまり、2017年の最安家電は中国産であったが、2022年には日本産となっていたのである。上記の米の例と同じく、ここ数年だけでも、状況は大きく変わってきているということであろう。
さて。私が子供から大人に育ってきた時代には、日本は「技術立国」などと言われており、日本製は「高品質・高性能・安心」という印象であった。一方、例えば中国製は、「低品質・粗悪・パクリ・不安」などと、散々な言われようであった。いや、今でもそう思っている人は、結構いるのではないだろうか。が、それから長い時間が経ち、もはや中国製が安物という時代は過去となり、日本製こそが真の安物となったのだ。
…これについて、「でも日本には技術があるから」と言いたいところであるが、もはやそれすら怪しい。例えば、テレビにおける映像技術などでも、韓国・中国のメーカーが先行し、それに挑む日本製…という図式になっていることはザラである。「でも日本には技術があるから」は、「でも日本には四季があるから」と同じく、平成初期で思考が停止している人の考えだと、私は思う。
給料も上がっていないが、物の値段も(比較的)上がっておらず、相対的に日本製が割安に
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たが、私は、「格安商品が、メイドインチャイナではなく、メイドインジャパンになった」というのは、必ずしも嘆かわしいことではないと思う。何故なら、価格という評価基準で、再び“日本製”が競争力を得られているからである。
…やれ、かつての日本製の強みは、「安くて性能が良い」というものであったと記憶している。それが、いつの間にか「技術」となっており、そこから転じて、「日本が世界で一番凄い!」という風潮にすら変わっていった。だが、他国が経済発展を遂げていく一方で、日本では停滞どころか衰退が始まり、相対的な立場は大きく弱体化した。私にとっての「日本製」は、少し前まで、ゲーム機を除いて、「高いうえに性能が中途半端で、選ぶ価値は無し」というものであったのだ(【日記:2018/1/18】)。
――だが、そこから、日本製が最安となったことで、再び「日本製は安くて性能が良い」という称号を取り戻せたのだ。もちろん、そこには「日本製が性能で最強」という観点は存在しない。だが、必要な機能を絞って、消費者の元に低価格で届けるというのも、また技術である。そういった総合力としての“技術”で、再び日本製が勝負を仕掛けられるようになったのだ。
というわけで。「食品から家電まで、最安商品が日本製になっている」という事態には、一見すると日本の経済レベルが衰退した象徴であり、悲しい事態に思える。しかし、見方を変えてみると、「日本の商品は、安くて性能が良い」という、30年前のような競争力を取り戻せているとも考えられる。違うのは、比較対象が、30年前は欧米で、現在は中国・韓国というだけだ。だが、どちらも海の外にある国、私には同じに見える。
――まあ、こういった「メイド・イン・ジャパン」のあれこれについては、様々な色眼鏡が掛かってしまうものである。しかし、私は、日本製が「安くて性能が良い」という魅力を取り戻せたことは、非常に良いと思うのだ。物の値段が上がっていく時代に、この「安さ」という基準は、最重要と言っても良い。実際、3月から使っている日本製の格安冷蔵庫には満足しているし、日本産の10kg2000円のブレンド米には、これから大いに助けられていくであろう。日本製が、「日本製」という錆び付いたブランド以外で、再び前向きに選べる時代が来たのである。
(2022年4月30日)
黒歴史黒歴史黒歴史黒歴史黒歴史黒歴史黒歴史黒歴史 |
以前に働いていた会社(の、とある時期)には、「金曜日に宴会をする」という習慣があった。これは、土日を潰さなくて良くなるというメリットがある。
…やれ、宴会=酒飲みパーティというと、よほど自信があるのだろうか、だいたい土曜日や日曜日の夜という最高の時間を要求する。世間的には、二日酔いをするまで飲んだ場合に備え、土曜日とすることが多いようだ。
だが、ほとんどの場合、私にとって宴会は苦痛そのものである。まず、私の一番の楽しみは、ゲームやサイト運営といった自分の時間を過ごすことであり、恐らく今後も変わらないであろう。よって、お金を払って時間を潰すというのは、やりたいことの真逆である。二次会・三次会などは、恐怖そのものであった。時間が過ぎ、ようやく宴会場という刑務所から出られた瞬間に、また捕まって逆戻りをさせられるような感じである。
…また、私は、酒の中でも、特にビールは苦手であり、おいしいと感じたことが人生で一度も無い。しかしながら、これ以外を実質的に選べないような会も多い。居酒屋の料理は割と好きなのだが、ビールを強制されるような風通しの悪い宴会で、料理を味わう楽しみなどあるわけが無い。
――最後に、そもそも私は人付き合いが苦手であり、宴会などという空間は、針のムシロに座らされている気分である。ただでさえ、世の中に恐怖を感じているのに、何故にアンデッドを墓場から掘り起こして虫眼鏡で燃やすようなことをするのか。世の中の話題と言えば、部活がどうだとか、恋愛がどうだとか、自分の仕事観や人生観がどうこうだとか、そういうものは、申し訳ないが私は興味が無い。自分のツイッターでやってほしい…。
というわけで、私にとっての宴会を遊戯王カードで例えると、だいたい「3000ライフポイントを払って発動する。自分フィールド上のモンスター1体を破壊し、このターンのエンドフェイズになる」という感じである。金を消し、不快な気分となって、時間も飛んでいくというのは、そんな感じである。
土日に宴会をする
<< 金曜にする <<
そもそも宴会をやらない |
しかしながら。かつて私が居た、「金曜日に宴会をやるグループ」では、まず、グループ仲が良好であった。上司/部下や先輩/後輩の立場ではなく、同格という関係性も良かったように思う。
…また、その宴会を金曜日にやることで、土日をそれぞれ自由に過ごすという暗黙の了解が存在した。そのため、お互いに目が届くような、“寮”と呼ぶのすら憚られる社員寮であったが、それなりにプライベートを維持することができていたように思う。
――そして、内容としても、宴会というより焼肉屋でのお食事会という感が強かったため、食べ物自体も楽しめた。もちろん、飲み物についても、ビール縛りルールなどは無く、注文は自由で、「上司のコップが空いたら酌をするのが“気遣い”」みたいなガイジルールなど、存在するわけもなかった。
そういうわけで。その時の習慣にあやかって、私は今も金曜日はお酒を飲むことにしている…ということは無い。何故かと言うと、私は「お酒は、飲まないなら飲まないでいい」「宴会は、やらないならやらないでいい」という真理に気付いてしまったからである。
…やれ、もし、宴会を「金・土・日のうちで絶対にやらなければならない」なら、金曜日の夜に開催すれば、土・日をフリーにできる。だが、そもそも宴会をやらないと決めれば、金の夜と土・日の全てが自由となるのだ。さらに言うと、酒は暴飲暴食の第一歩目であり、様々な健康への努力を一撃で台無しにしてしまう。もちろん、財布にも優しくは無い。酒は百薬の長と言うらしいが、その薬って麻薬のことでは?
――というわけで・かつての私たちのように、「仲良しグループが、共に過ごす時間を楽しみつつ、かつそれぞれの週末も尊重する」という場合には、金曜日の仕事終わりに、夕食感覚の宴会をすることで、時間を効率的に使えるだろう。だが、そういうことはほとんど無く、結局のところ、「そもそも宴会をやらない」が最適解となってしまうのだ。もう、私の夜のお供は、お酒でなくコーヒーとなった。だから、アルコール飲料は、もういいかな…。
(2022年4月30日)
何かしら弱点が有ったほうが愛されるキャラクターになるということ |
以前にUSJに行った際には、ニンテンドーワールド(【日記:2022/3/31】)以外にも、様々な展示を見て回った。その中には、3Dメガネを用いた映像アトラクションがあって、私が訪れた時間帯には、「美少女戦士
セーラームーン」の映像を放映していた。
…さて、私は、「セーラームーン」については、アニメも漫画も全く見たことが無く、作品の名前を知っているくらいであった。ただ、こういうアトラクションというのは良く出来ているもので、私のように原作をほぼ知らない人間であっても、楽しめるように作られている。10分ほどの放映時間の中で、メインキャラクターである“セーラー戦士”たち10人を紹介しながら、それぞれに見せ場を与えつつ、敵との戦いでは苦戦も演出し、最後は主人公のセーラームーンが敵を倒す…という、少年漫画のド王道ストーリーが展開されていた。失敬、少女漫画であったか。
――ということで。私としては、これは「キン肉マン」的な漫画であると理解した。主人公のセーラームーン(月野うさぎ)は、キン肉マンでいうキン肉マン(キン肉スグル)で、その味方のセーラー戦士は、セーラームーンに近しいキャラたちがテリーマンやロビンマスクといった正義超人、目つきがキリッとしたほうの戦士たちは、少し変わった立ち位置の“悪魔超人”的な感じであろう。そして、漫画「セーラームーン」は、そういったセーラー戦士たちが、敵と戦って勝利するバトルものである。もちろん、恋愛や変身といった女児向けアニメの要素もあるにはあるが、大きな流れとしては、少年漫画のそれを踏襲しているのであろう。やはり、少年漫画の熱さに、男も女も関係ないのだ。
ということなのだが、本日語りたいのはそういう内容ではなく、登場人物の1人であるタキシード仮面についてである。これは、主人公であるセーラームーンの恋人であり、なにやら前世からの因縁という深い関係があるようだ。中学生〜高校生であるセーラー戦士たちより一回り上の年齢であり、作中ではタキシード(燕尾服)にマントを付け、白い眼鏡で目元を隠して登場するようだ。その昔、FF6日誌における「ガウのおめかし」のシーンでちょっぴり触れた(【第15話】)ことから、興味をもち、調べるに至った。
…だが、このタキシード仮面様は、今で言う残念なイケメンである。もう、私が説明するよりも、資料として【こちらのニコニコ動画の動画】を見ていただければ十分であろう。セーラームーンのピンチに高い所から失礼し、バラの花を投げ、スラッとしたポーズでカッコいいポエムを披露して、戦士たちを鼓舞する。だが、それだけで帰っていく。何をしに来たんだ。どうも、まとめ動画を見るに、当初はカッコいい感じで描写をしていたが、だんだんと作品が継続するにつれ、作中でも残念な扱いを受けていたようだ。
――ちなみに。前述のUSJの映像コンテンツにおいても、タキシード仮面様は登場し、長すぎる足と激しい肩幅で、観客に衝撃を与えてくれた。ただ、残念ながらUSJの映像では、正統派イケメンとして描写されていたように思う。まあ、セーラー戦士だけで10人居て、それぞれに見せ場を作らないといけない中、タキシード仮面様まで個性を炸裂させると、要素が散らかりすぎてしまうのであろう。無念…。
ズバリこれという画像が【過去日記】にあったわよ |
しかし。タキシード仮面を、こういう“残念なイケメン”として描写したのは、作品の方向性として、非常に良かったと思うのである。何故なら、人は、弱点のある人間のほうが、親近感をいだきやすいからだ。
…それについては、具体的に考えてみればよく分かる。あれほど見た目がカッコいいタキシード仮面が、内面や戦闘でも完璧な人物だったら、もう敵は全てタキシード仮面が倒せば良く、セーラー戦士たちの出番は無い。また、「主人公であるセーラームーンの恋人」という設定は非常に危険であり、男性層からも女性層からも敵視される恐れがある。だが、あれだけ残念な内面を見せられると、「まあいいか」という気分になってくるというものだ。
――やれ、FFシリーズにおいても、ただイケメンなだけだとか、強くてカッコいいだけという主人公よりも、何か変なところでネタになるキャラクターのほうが人気が出やすい傾向がある。タキシード仮面も、それと同じである。だから、タキシード仮面様の検索ワードとしては、「タキシード仮面 カッコいい」→「タキシード仮面 キモい」→「タキシード仮面 キモかっこいい」と変遷していくのだ。
(2022年4月30日)
エクシ…リトル?? |
ここ最近で習慣を付けたことがある。それは、食後に「虫歯になりにくいガム」を噛むようにしたことである。
…まず、その理由として、私はこの2月から3月に掛けて、何度か歯医者に通うことになった。元々、就職前に歯石を取ってもらう予定はあったのだが、実際に行ってみると、2ヶ所に虫歯が見つかった。ただ見つかっただけでなく、最盛期は、日常生活に支障をきたすクラスの重い痛みを感じていた(【日記:2022/2/16】)。予約も思うようには取れなかったため、「虫歯になるのは恐ろしいことである」という思いを新たにした。
――そして。少し前に、原因は不明であるが、食後に奥歯のズキズキとした痛みが蘇った。既存の虫歯については、3月に歯医者で治療を済ませており、この痛みが虫歯である可能性は無い。が、その虫歯の恐怖がにわかに蘇り、私は日常生活を壊される恐怖に再び震えることになったのである。そのため、何か対策をできないかと考え、思いついたのが、「歯磨きガムを噛む」という方法だったのである。
さて。私としては、直接的な「虫歯の治療」は、もう小学生から20年ほどは行っていなかった。そのため、虫歯について、「歯磨きが雑な奴がなる病気」と高をくくっていた。実際、私の歯磨き方法については、受診した歯医者からも「よく磨けている」と評価され、そこに問題は無かったようだ。だが、虫歯になるときはなる。1日1回しっかり歯を磨く行為は、虫歯の100%の予防策とはならないのである。
――そう言えば、私が前職で水虫を患った時(【日記:2014/5/25】)も、「水虫は不衛生な職場で、さらに足を汚くする習慣の奴が罹る病気」と侮っており、自分のことだけど?
とは全く考えていなかったように思う。私はまた、そのあやまちを繰り返そうとしているのか…。
人間にとって美味しい物は、虫歯菌にも美味しいのだ… |
さて。歯磨きガムについて、元祖と言える「キシリトールガム」は、1997年に誕生した。見ないと思ったら、「XYLITOL」とかいうアメリカ語になっているらしい。その他、今では「リカルデント」「クロレッツ」などのブランドが知られている。それぞれ、キシリトールやアスパルテームといった合成甘味料を採用し、人類にとって低カロリーなだけでなく、虫歯菌に栄養を与えない。その他、様々な理由で、虫歯予防に効果があるとのことのようだ。
…しかし、“歯磨きガム”と書いたが、歯磨きの機能を代用するものではない。これらのガムを噛むとしても、通常の歯磨き行為は必要である。ただ、私が述べた通り、しっかり歯磨きをしていても、虫歯になるときは虫歯になる。やれ、私の最近の考え方として、「100%ではないものは組み合わせて使用する」という方式がある。虫歯対策として、これまで通りの歯磨きはそのまま続け、更に歯磨きガムを組み合わせていくのだ。
――ちなみに。その他の理由として、口が寂しい時にお口の恋人にしたかったという理由がある。私は、去年1年間を丸々使って減量を成功させており(【日記:2021/12/29】)、現在のところ、大きくリバウンドをしたということは無い。ただ、生活が変わる時は、食習慣も乱れやすいため、警戒しておくに越したことはない。歯磨きガムは、人間にとっても低カロリーであるうえ、噛むという行為によって空腹感をごまかせる。よって、虫歯対策だけではなく、減量・体重維持という意味でも、有益であると考えている。飲み込まないからカロリー0である(※違います)。
そういうわけで。私は、自室に居る時だけであるが、「食後の歯磨きガム」を習慣づけるようにした。朝・昼・夕の3食だけでなく、お菓子の時も、最後はガムで締めるよう心がけている。その目的は、「@虫歯の恐怖を遠ざけるため」と、「A現状の体重を維持するため」である。
…まあ、この歯磨きガムによって、100%虫歯が予防できるとは思っていない。ただ、上で述べた通り、ちゃんと歯磨きをしていても100%にはならない。そして、100%でないものは組み合わせて使用するというのが私のモットーである。歯磨きガムは、風味としても良いので、無理なく習慣として続けられるであろう。歯医者の腕は信頼しているが、そもそも歯医者のお世話にならないようにすることが重要である。さらば虫歯!!
(2022年4月30日)
「はい」を選んでしまうと4分30秒のポエム(飛ばせない)が入る… |
最近、悩んでいることがあって、それはコーヒーの種類として、インスタントコーヒーか、それともドリップコーヒーを選ぶかという話である。
…まず、私は酒を飲まない代わりに、コーヒーを痛飲している。そして、味としては、砂糖入りのカフェオレのほうが好きなのだが、飲む量が1日ずっと自由な日だと5〜10杯程度と非常に多くなるため、朝の1杯以外は、基本的にブラックコーヒーとしている。この国で許可されている唯一の薬物はカフェインである…(【日記:2021/9/13】)。
さて、粉末タイプのコーヒーの分類としては、大きく「レギュラーコーヒー」と「インスタントコーヒー」に分けられる。レギュラーコーヒーは、液体を通し、成分を濾し取るタイプのものであり、出し殻のほうは利用できない。一方のインスタントコーヒーは、お湯を注いでそのまま飲めるものであり、抽出時間が必要ないうえに、設備やゴミを最小限にできる。
…やれ、こう書くと、インスタントの圧勝に思えるが、しかし、元々のコーヒーの楽しみ方はレギュラーのほうであり、風味には雲泥の差がある。同程度の価格の製品、かつ私レベルの舌であっても、ハッキリと「インスタントは代用品」と言い切れるほど、両者には差が存在するのだ。
――そして、本日のお題である「ドリップコーヒー」は、レギュラーコーヒーの仲間である。だいたい、10cm×10cmくらいの薄いプラスチックの袋に、紙パックが入っている。これを破って広げ、コップに掛けて上からお湯を注ぐことで、抽出されたコーヒーを楽しめるというものである。あくまでレギュラーコーヒーだが、専用の抽出機などは必要なく、パック1個から楽しめるため、レギュラーとインスタントの間を取った製品と言えるであろう。
こちら、14万3000円となっております |
さて。私は、これまでインスタントコーヒーばかりを飲んでいた。やはり、小さな袋1個ぶんの粉末(または瓶の中の粉末を少量)にお湯を注ぐだけという極小の作業量に手軽さを感じていたからだ。だが、文字通り、それに味を占めており、他のタイプを試さなかったという理由もある。
…そして今回、機会があってドリップコーヒーを飲んでみたところ、圧倒的に味の違いを感じたのだ。コーヒー豆が焦げた感じとでも言おうか、インスタントとはハッキリ違う香りがある。これだけ違うと、もはや別の飲み物という感覚である。
――いっぽうで、手間に関して言うと、お湯を沸かす時間を抜きとして、インスタントは数秒であるが、ドリップについても、“蒸らし”などをこだわらなければ、30秒程度で完成する。また、インスタントは、個包装タイプを前提として、乾いた小さなプラスチックのゴミが出るだけであるが、ドリップは、しっとり熱く濡れた紙パックが廃棄物として残るので、出先で飲んでバッグに突っ込んだりすると、悲惨なことになりうる。
そういうわけで。私としては、インスタントとドリップの性能差を見極めて、使い分けていこうと思った。
…のだが、自分の部屋で飲むときには、ドリップを主力としていこうかなあとも考えた。確かに、ドリップは多少の時間が掛かるものの、コーヒーはそんなに一気飲みをするような飲み物ではないため、数秒が30秒になる程度なら許容範囲である。また、自分の部屋であれば、ゴミもそのまま燃えるゴミへと突っ込めば問題ない。多少の手間を掛けて、その手間よりも大きな満足感が得られるなら、そちらのほうが良いかな、と思ったのだ。まあ、豆どころか土から整え始めるタイプのコーオタ(“コーヒーオタク”の略)に比べればまだまだであるが、こだわりの第1歩目、という感じである。
――そんなわけで。次の買い出し時には、安いドリップコーヒーを100袋くらい買ってくるね…?
(2022年4月30日)
上手く全員を瀕死(HP11%未満)にできればそれで終わり!
…というわけではなかった |
明日からいよいよ月曜日ですね。私もこれまでとは異なる週明けですが、何とか頑張ります〜……...。
というだけだとアレなので、最近はFF13のボス戦タイムアタックをやっております。ご存じ、現在は最後の敵であるロングイを残すのみとなっていて、ここで半年も更新が止まっているのですが、そろそろ何とかしないといけないと思って、本腰を入れて挑むようにしました。
――まあ、いろいろと戦法も決まってきて、★超絶運ゲー★と思われた全員瀕死(HP11%未満)も、ここ数日で2回も見ることができました。よって、本気でやれば、1ヶ月くらいで何とかなりそうです。さすがにそろそろ片付けないとヤバい雰囲気があるので、こちらも気合を入れて頑張っていきます〜…。
(2022年4月30日)
この調子で、nuro本線(+PS5)も頼むぞ |
驚きである。あの、nuro光のレンタルWi-Fiが、1日で来たのだ。
…では、もっと具体的に示してみよう。私が申し込みを確定したのは、「4月1日(金)に日付が変わった直後」、つまり3月31日の深夜である。そこから、本日である「4月2日(土)の14時ごろ」に端末が届いた。これは“1日で到着した”と表現して良いであろう。しかも、今日は土曜日のため、余計にお得感が大きい。発送も、東京から私の現住所まで、決して近くないのに、である。
やれ、少し前の日記(【日記:2022/3/27】)に書いた通り、nuro光においてレンタルWi-Fiのサービスが存在する理由は、「nuro光の本線が、契約から開通までに数ヶ月掛かる」という状態になっているため、その期間の救済として、3ヶ月間無料でWi-Fi端末のレンタルができるというものである。
…ただ、内容として、「3月31日に使用開始をしても、3月分を使用したと見なされる」「発送が遅れる、または届かないこともある」などとおぞましいことが書かれており、私からの信頼度はかなり低かった。
――そんな中で、たった1日で届いたというのは、かなり評価が高いポイントである。さすがソニー、困っている人を助けるには速度が重要という仕事の基本をよく理解している。そのせいで、到着が遅れることを見越して追加していた「みおふぉん」(IIJmio格安SIMの旧サービス名)の2GB→20GBは、無駄となってしまった。しかしながら、たかだか1000円ちょっとの追加料金であり、これくらいは保険としては仕方なかったと思う。
契約から7年、いろいろな格安会社が出たけれど、みおふぉんのサービスには凄く満足している |
そして。通信の質としては、半日使ってみた時点では、大きな不満は無いという感じである。当初、通信が非常に不安定であり、これはヤバいものを掴まされてしまったと目まいがしたが、電源コードを繋ぎ直した後に、説明書を読んで、アップデートが終わるまで待ったところ、安定して接続できるようになった。通信速度としては、YouTube動画がそれなりの画質で視聴可能であり、「速くも無いが、遅くもない」という程度である。
…ただし、このWi-Fiには、「3日で10GBを超えると使用制限が掛かる」という大きな弱点がある。この1週間ほどで、私が節約しながら携帯電話テザリンクを使い、「みおぽん」(みおふぉんの通信量の確認、および高速モードと低速モードの切り替えが可能な専用アプリ)で確認してみたところ、だいたい1日に500MBくらいを使用していた。ということで、その6倍までなら大丈夫ということになる。
――そんなわけで、ここからもしばらくは、「常時通信を行うオンラインゲームのプレイ」「映像配信サービスによる長時間の動画視聴」「ゲームのDL版購入」「音楽プレイヤー感覚でのYouTubeの使用」「動画のアップロード」といった、大きな通信量を要求する行為は避けることになる。ただ、ここ1週間くらいは、携帯電話テザリングで細かく接続と切断を繰り返すという極端に閉塞感のある状況であったため、そういったものから解放されるというのは非常に嬉しい。パソコンと携帯電話でのインターネット使用が自由に行えるのはもちろん、iPad(「アイドルマスター・シンデレラガールズ:スターライトステージ」)とスイッチ(「遊戯王マスターデュエル」)もネットに繋ぎっぱなしとし、以前までのように、機器のスリープ解除から気軽に遊べるようになった。
そういうわけで。通信面での問題が解決され、新生活もかなり快適になってきた。
…しかし、最重要ポイントとして、まだ仕事が残っている。正直、このために1人暮らしをしているのであり、仕事が駄目だと、ここしばらくの準備は全て崩壊することになる。私は、かつて他の会社を辞めてきた身であるため、自分の中に“辞めグセ”みたいなものが付かないか、非常に恐れている。
――しかし、通常の新卒年齢から既に10年が経った今、定年まで雇ってくれる会社に入れたのは、かなり貴重であると思う。この巡り合わせを大切にしたい。サイトの更新と上手く両立しつつ、5年・10年・それ以上と、長く続けていかなければ…。
(2022年4月30日)
尾崎豊も、たぶん100円玉で缶コーヒーを買うより、ギョーザを作ったほうが満足感が得られた |
この新生活で、私は僅かに調理をするようになった。その主力料理が、「冷凍ギョーザ」である。
さて、こういった冷凍ギョーザのメリットとして、まずは調理がとても楽なことがある。なんと油すら不要で、凍った状態からフライパンに並べ、そのまま熱するだけだ。ここまで来ると、もはや電子レンジでの温めと感覚は大差無い。それでいて、味は雲泥の差であり、作りたてのカリカリ感が味わえる。
…また、値段が非常に手頃である。この手の冷凍ギョーザは、12個入で200円弱で販売されている。量としては、メインに据えるなら12個、サブなら6個という程度であり、この時点でも安価と言える。が、冷凍食品は、定期的に4割引きなどといったとんでもないセールが開催されている。最初からその値段で売れやと言いたいところであるが、そのセール時に買えば、100円程度でギョーザ12個が調達できるのだ。
――最後に、冷凍食品共通の特性として、保存が容易である。私が溜めている商品を見てみたところ、どうも賞味期限は1年半のようだ。仮に、1週間に1回食べるとすれば、78個ストックして良いということになる。もちろんそれは極端な例であるが、10個くらい買ったところで、まず腐らせることは無いだろう。あらかじめ溜めておけば、買い物に行くのが億劫になった場合でも、食事の質を維持することが可能である。
さて、私は以前までの一人暮らしでは、調理を全く行わず、店から買ってきた物をそのまま食べるか、または電子レンジで温めるだけであった。自分でやることは、米を炊くだけである。もちろん、これを踏襲しても良かったのだが、買い物に行く回数が増え、面倒なうえに、無駄遣いをしやすくなってしまう。一方で、完全な自炊をするとなると、私は手際が悪いため、1食の調理に30分〜1時間という莫大な時間が掛かるうえ、洗い物が大量に出てきて、その処理にも時間を取られてしまう。こちらも、私の生活スタイルに合っているとは言えない。
…そこで、それらの折衷を取ったのが、「僅かに」調理をするというパターンである。まな板や包丁は、レタスを半分に切る時だけに使い、それを手でちぎってサラダとする。その僅かな手間により、以前までのように「カット済みの物を買う」というよりも、遥かに量・値段面での満足度を高くできる。そして、上記の冷凍ギョーザについても、同じ量のギョーザを惣菜として買うと、どうしても300円くらいは掛かってしまうし、作り置き特有のシナシナな食感となってしまう。しかし、フライパンで温める(+フライパンを洗う)という僅かな手間さえ許容すれば、100円で出来立てのギョーザ×12個を味わえるのだ。
というわけで。今回の私の「僅かに調理をする」という方針の中でも、冷凍ギョーザは主力中の主力であり、味・値段・調理の手軽さ・保存の容易さなど、あらゆる面で完成度の高い食品である。やれ、ギョーザ(餃子)を発明したのは中国人であるらしく、最近の中国は5000年の歴史を名乗りだしたようだが、その餃子を凍らせ始めたのは日本人であり、今から50年ほど前の話である。
――つまるところ、冷凍ギョーザは5050年の歴史を持っていると言える。それだけ歴史のある食べ物なら、この驚異的なコストパフォーマンスも納得だ(?)。今は、もう冷凍庫に2パックしか残っていないから、次のセール時には10個くらいまとめ買いをしておこうっと。
(2022年4月30日)
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