クリスタリウムなしクリアー2.1 プレイ日誌

 

【第12話 不可視の深淵から「ルイン!」と叫ぶ女】

 

3人はどういう集まりなんだっけ?


 思えば遠くへ来たもんだ。第12話では、本編シナリオ最後の敵である「バハムート・ウォロー」戦をお送りすることにしよう。
 …こいつに関しては、皆さまご存じの通りである。3年前のクリスタリウム封印プレイでは、最後のこの戦闘を乗り越えるためだけに50時間以上という壮絶な時間が掛かり、戦闘自体の難易度はもちろんとして、フリーズなどのバグ&理不尽要素が深く俺を苦しめたものであった。その光景は、「史上最低の戦い」と題して、【当時のプレイ日誌】にも克明に記録されている。
 ――なお、1回のバトルを扱ったプレイ日誌で50000文字というのは当サイト史上最長であり、恐らくは今後も塗り替えられることは無いであろう。それくらいの、当サイトの15年の中でも、歴史的な難敵であったと言えるのだ。

 では、そんな「バハムート・ウォロー」と戦っていくのであるが…そもそも実は、今回プレイを始めたきっかけは、このラスボス戦における新たな戦略を思い付いたことであった。そのため、本編中の攻略は、全てここから逆算して考えたということになる。要するに、ここまでのプレイは全てこのラスボス最終戦のための準備だったのだ。俺が、いかにこのラスボス戦を重要と考えてきたか、よく分かるというものである。
 …そして。その戦略を用いて実際にプレイしてみると…戦略に多少の変更はあったものの、見事にバハムート・ウォローを倒すことができたのだ! しかも、前述の通り30分で、である。50時間 → 30分か。100倍だぞ100倍。
 ――そんなわけで、拍子抜けであった俺は、初回撃破時の反省点を元に、再度プレイをやり直してみた。すると、ダメージを高めているのに失敗するなど不可解な状況が頻発し、その原因を考えているうちに…ついに、あの「『裁きの太刀』キャンセル」の条件を完全判明させることができたのである! そして、その情報を元に新たな戦略を作り、これまでよりも遙かに安定してウォローを倒すことが可能となった。

 そんなわけで、本日は「@初回の撃破」「A戦略を改良しての撃破」という少々長い二部構成になるが、どうか最後までお付き合いいただきたい。
 ――さあ、FF13-2のクリスタリウム封印プレイの最難関であるラスボス戦。その戦略は、3年でここまで進化したのである!!


 
◇ 第1部 ◇
30分で勝てちゃったよ…編
 
最初からここで使おうと意識してました
 
ラスボス戦 そのC:「バハムート・ウォロー」戦/今回プレイにおける初回撃破編
戦闘メンバー   パラダイム
セラ  HP385 / 物理100 / 魔法150
ガーンデーヴァ / グリモアハット / 導師のアミュレット軽式
「チェーンボーナスLv.5」「倒すとみやぶる」「ポーション回復量2倍」「ピンチにフェイス弱」
1 ATK+BLA+JAM (X)
2 ATK+BLA+JAM (X)
ノエル HP404 / 物理154 / 魔法102
グラーシーザ / ヒュプノクラウン
「チェーンボーナスLv.5」「シンクロ加速+」
3 BLA+ATK+ATK (X)
4 BLA+ATK+ATK (X)
ATK/ランツクネヒト型 HP2864 / 物理225 / 魔法47
JAM/ネクローシス HP506 / 物理47 / 魔法99
HLR/サボテニョリータ HP904 / 物理122 / 魔法89
5 DEF+BLA+HLR (X)
6 DEF+DEF+JAM (X)


 では、さっそく「@初回撃破時の作戦」を紹介していこう。その具体的な内容は、上の表に書いた通りである。
 …まず、今回は【前回プレイ】と内容が重複する部分、特にバトル前半のペイシオ(赤)&レイシオ(黄)を倒すパートなどは、ばっさり省いていこうと思う。さっと書くと、セラが「後ろに下がる戦法」を使いつつ攻撃、敵はHPを0にしてもダメージが回復するまで身を隠しているだけであるため、HPを調整し2体を同時に倒せるようにしてウォロー本体への攻撃時間を確保、レイシオが攻撃モードで使用する「あやかしの光条」は一発全滅の可能性が高いが全く使ってこないこともあるので運…こんなところである。
 ――ちなみ今回の初期案では、「あやかしの光条」は氷&風属性を持っているため、氷ダメージを29%軽減する「氷の指輪 軽式」を使って耐える予定であった。が、結局はペイシオの「ソル」などが重なってしまうとアウトであるし、何故かそもそも使ってこないことが多かったため、アクセサリは「ヒュプノクラウン」として、バッサリと「あやかしの光条」は諦めることにしたのである。うーん…ただ単に運が良かったのか、それともアップデートで何らかの変更が為されたのか…。まあ、後者である可能性は低いだろう。だって一目で分かる「空の色バグ」ですら直されてねえもんな。

 そんなわけで、ペイシオ・レイシオを軽く倒し、本体である「バハムート・ウォロー」(紫)との戦いに挑んでいく。
 …まず、そのスペックを軽く述べておくと、HPは1059000で、デプロテ・デシェル・バイオ・ウィークが有効。特に強力な耐性などは有していないが、ペイシオ・レイシオが復活すると後ろに下がって攻撃不能になるため、戦える時間は約150秒である。また、ウォロー本体にダメージを与えると、復活したペイシオ・レイシオの戦闘能力が大きく強化されるため、基本的にはワンチャンスでウォローを倒す戦法が推奨される。
 ――まあ復活後には、「エクサフレア」なんて受けたら一撃で壊滅状態だし、ペイシオが使う「メギドフレイム」は“直線・長射程”という「後ろに下がる戦法」を根底から潰しに掛かるような特性を持っている。しかも、バハムート・ウォローは現在HPに応じて行動ルーチンを変化させるため、前座を倒してウォローが出てきた瞬間に「死にゆく太陽」とかいう悲劇も人は経験してきたからな…。

 では、そんなウォロー戦における、当プレイでの最初の改善要素は何か。それは、「ピンチ系アビリティの使用」である。
 …というのも、今回バトルでは、まず敵のHPの大半を削る「バイオ」要員としてのJAMは外せず、また「死にゆく太陽」対策の「リレイズ」が使えるHLR/「サボテニョリータ」の投入も確定である。となると、自由に選べるのは残り1枠なのであるが、過去のクリア事例としては「フェイス」で火力強化ができるBLA/「ブッカブーエース」「ダウンプア」、またはウォローを毒殺と割り切ってステータス魔法を捨て、前半戦で使いやすいATK/「金チョコボ」を投入していくというものであった。
 ――が。もし、ピンチ系アビリティを使えるのであれば、ステータス効果ではなく火力重視でモンスターを選んでいけるのではないだろうか? ありがたいことに、今作のピンチ系は瀕死状態になるたび効果が発動し、しかもウォローは「暗天の業火」で人間キャラクターを何度も瀕死状態にしてくれる。これはもう、使うしかないというものだ。やれ、俺は【第4話】でピンチ系アビリティの有用性について書いていたため、その流れでラスボス戦にて使うことを決めたと考える人が大半であろう。である。最初にラスボス戦での採用が決まり、そこから他の場所でも活かしていこうということになったのだ。

“二代目”ネクロ様


 では、そんな感じで「ピンチ系アビリティ」の使用が決まったわけであるが、すると当然の展開として、「@仲間モンスターで瀕死になる要員は誰にするか?」「Aピンチ系アビリティでステータスを発生させたが、その後は『どのモンスターを使って』『何をする』のか?」という疑問が生まれてくる。まあ、@・Aともにもう答えが書いてあるのだが、そ知らぬ顔で順番に@の疑問から解決していくことにしよう。
 …さて、今回は敵の「暗天の業火」で瀕死状態を狙っていくということで、まずはその内容を確認してみよう。アルティマニアによると、タイプは魔法で、3回攻撃の合計ダメージは518〜570である。そこに人間DEFのロールボーナスを入れて×0.8649、つまり実際に受けるダメージは448〜492だ。一方、瀕死となる条件は「HPが元々の最大値の30%未満となること」であるため、確実に瀕死状態となれるHPは493〜639ということになる。まあ、特性アビリティでも微調整は可能であるが、だいたいこれくらいのHPを持ったモンスターが候補になると言えるだろう。
 ――さて、既に採用が確定しているモンスターのうち、HLR/「サボテニョリータ」勝手にHPを回復してしまうためアウトである。また、詳しくは後述するが、今回は3枠目のモンスターとして高火力のATKを使うことが決まっており、そいつも最大HPが高いので駄目だった。となると、残ったのは「バイオ」要員として活躍するJAMである。JAMが敵にステータスを掛けつつ、瀕死状態でステータス効果を発生させ、後続のモンスターに繋ぐのである。うむ。JAMに、こんな使い方があったとはな…。

 では、具体的な使用モンスターについて、もうデカデカと図に乗っているが、考えてみることにしよう。HPが493〜639程度ということで、その時点で強すぎるJAMの大半が外れてくる。また、どうせならシンクロ技の効果も活かしていきたいため、ダメージ技しか持たないモンスターたちが虚空へと消えていった。そうして残った中から、有用・不要なアビリティについて考慮していくと…最終的に残るのが、JAM/「ネクローシス」なのである。
 …「ネクローシス」については、まずHPの基本値は442とやや低めであるが、これは「HP+10%」「魔法耐性+5%」で補えるため問題無い。また、シンクロドライブの「有害物質注入」は、ウォロー戦で最重要となる「バイオ」発生値55・持続30秒(参考:魔法「バイオ」は1回につき発生値7・持続60秒)で掛けられるという効果の高いものである。地味にチェーンボーナスの上昇値も+50.0%と大きい。また、赤鍵アビリティの「弱体系成功率UP」は、弱体化魔法の発生値を1.2倍にするというものであり、これまた効率がカギとなるJAMにとっては鬼に金棒である。そして、初期取得のコマンドアビリティは「デプロテ改」であるが、これは魔法:「デプロテ」を継承すれば容易に封印できる。今回は物理アタッカーを用いる都合、最初から「デプロテ」を使うことは決定していたため、この点についても何の問題も無い。
 ――ただ、そんなネクローシスも万能というわけではない。例えば、FF13のバトルシステムで特に重要となる「モーション速度」であるが、ネクローシスのそれは決して速いとは言えない部類である。また、「HPが低い」ということも、今回バトルでは「パターン攻撃でピンチ系アビリティを発動できる」というメリットに働くが、基本的には耐久力が低く死にやすいということに他ならず、汎用性が大きく失われてしまう。そして、高発生値の「有害物質注入」も、その持続時間は30秒しか無いため、漫然と使っては敵の体力を1/4程度しか減らせない。そのため、前回プレイのように、汎用JAMとして活躍する「サモヴィーラ」を投入するというのも、決して悪い作戦ではない、むしろかなりよく考えられている部類なのである。新しいモンスターを活かしつつ、古いモンスターの魅力も再発見する…これが温泉知識というやつか…。あとは、同じく「弱体系成功率UP」を持ち行動速度が速い「ヘッジフロッグ」も、結局今回プレイでは使用することは無かったが、今までと違う面白い動きができるかもしれない。
 ●2019/1/3追記「有害物質注入」には、「弱体系成功率UP」の効果が適用されず、実際に減らせる耐久値は55×『チェーンボーナスの値」となります。ただし、以下の文章では、全て「有害物質注入にも成功率UPが適用され、減らせる値は『66』である」という誤った認識のもと、攻略が進められております。あらかじめご了承ください。

 というわけで、瀕死になるためのモンスターはJAM/「ネクローシス」に決まったということで、早速その育成を始めていく。まず最初に、初期HPが高めの個体を捕獲し、その後に「HP+10%」「魔法耐性+5%」「ピンチにブレイブ」「ピンチにフェイス」「攻撃してATB回復」「シンクロ加速+」などの特性アビリティを継承していく。続いてコマンドアビリティであるが、今回使うつもりなのは「デプロテ」「バイオ」「ウィーク」の3つであるため、該当アビリティを覚えたモンスターを捕獲し、それぞれ継承を行っておいた。
 …というわけで、準備完了! と行きたいところであるが、残念ながら例によってシークレットアビリティが残っている。JAM用のそれである「バッドタイム」は、ステータス異常を掛けた際に既に掛かっている魔法の持続時間が5秒増えるというものであり、「バイオ」によってHPの大半を削る今回バトルでは欠かせないものである。というわけで、【第10話】で書いたように、カイアスを追って「時空の狭間(3回目)」に入り、ENH/「クリオネ」を乱獲して覚醒させておいた。(*・∀・)「クリオネだから“漁場”なんだへー」違います“雑魚”だからです。
 ――ちなみに。初期案では、バハムート・ウォローの「暗天の業火」DEFで受けるのではなく、3回攻撃な特性を活かして、「ポーション」の割り込みで乗り越えつつ瀕死になるという意識の高い作戦を用いる予定であった。そのため、わざわざHPが423と低いネクローシスを制作していたのだが、実際にやってみたところタイミングが難しすぎて実現不可能という結論に至ってしまった。そして、HP423からはどうやってもDEFを使う作戦へのスイッチは不可能ということも判明し、最初からネクローシスを育てなおすことになってしまったのである。もちろん、シークレットアビリティのためのENH乱獲もやり直しである。うおおおおおおおおおお!!!!! まあ、そんな失敗の甲斐もあって、今回のような完成度の高い作戦が生まれたということで…。

デプロテが無いと思うんだが…


 そんなこんなで、「ピンチにブレイブ」「ピンチにフェイス」を用いることにより、ステータス要員用のモンスター枠を1つ節約できることが分かった。次は、「Aそのモンスター枠を使って何を行うか」である。これもまあ上の図に答えが書いてあるのだが、これも頭から順番に考えていこう。
 …まず、バハムート・ウォローには「バイオ」のほか、「ウィーク」も有効であるため、それを使って全属性を弱点にし、エン系でコンボ攻撃を行う作戦が極大のダメージを与えることができる。前回プレイではBLA/「ダウンプア」のシンクロドライブでフェイス+エンブリザを掛け、デシェル+ウィーク状態の敵にATK+ATK+BLAで一斉攻撃を仕掛けていったものだった。
 ――もちろん、その戦法を踏襲するのも悪くないが、今回はピンチ系アビリティでブレイブ・フェイスを引き出すことができるため、その状況下で最大火力を発揮するモンスターを使用したい。そうして選ばれたのが、今回プレイの最終兵器であるATK/「ランツクネヒト型」なのである!

 さて。ATK/「ランツクネヒト型」は、ラストダンジョンに大群で出現する機械タイプのモンスターであり、一般的には「攻撃してATB回復」を継承させるための素材として知られている。その物理攻撃力は、「物理攻撃+16%」を付けて最大225。決して悪い数字では無いが、攻撃力300越えの金チョコボやベヒーモス零式と比べれば、かなり見劣りしてしまう。
 …しかし。ランツクネヒト型には、「『たたかう』が雷属性を持つ」という特性が存在し、それを用いれば、本編中の物理アタッカーで最大のダメージを与えることができるのである! 具体的に計算してみよう。上の図の状況(「ロールボーナス:×2.05」「チェーンボーナス:539.1%」「ブレイブ状態」「仲間戦闘不能で強化」)において、物理攻撃力309の金チョコボが「たたかう」で与えられるダメージは13245〜13797である。ところがランツクネヒト型ならば、攻撃力が若干低い代わりに弱点属性を突けるため、19279〜20082ものダメージを与えることができるのである。なんかいきなり上の画像と計算結果が異なっている(死亡キャラのロールボーナスは適用されない? それでもおかしいが…)のは気になるが、両者の差は1.45倍。これはもう、歴然と言って良いだろう。
 ――ちなみに、そこまでの能力を持つATK/「ランツクネヒト型」がなぜこれまで全く注目されてこなかったかと言うと、まずはアルティマニアを隅から隅まで見なければ「『たたかう』が雷属性を持っている」という特性に気付きづらいこと、またウォロー戦に関しては「バイオ」での毒殺が主流となっていたことなどがある。また、実際に使ってみれば分かるのだが、コイツ動き回る敵に極端に弱く、少しでも移動する敵に関しては1発ずつしか打撃を加えることができないのである。ついでに、魔力も約50とウリディシムと同レベルだ。というわけで、汎用性は無いに等しく「雷属性が弱点である(含「ウィーク」状態)」「敵が一切動かない」という条件を満たすバトルでのみ、最大火力を発揮することができる。それがこのバハムート・ウォロー戦なのだ。本編最後の4連戦のラスト、しかもその最終形態のみで活躍できるモンスターとか…やっぱやり込みプレイは最高すぎるぜ!!

シンクロドライブも雷属性で、概ね「たたかう」3.5回分のダメージです。嬉しい。


 では、そんなであるATK/「ランツクネヒト型」の火力を活かす方法を考えていこう。基本的には、ネクローシスが瀕死状態になって「ブレイブ」「フェイス」を発動させ、JAMの効果で「デプロテ」「バイオ」「ウィーク」を入れつつ、ブレイク前になったらDEF+BLA+HLRでノエルを戦闘不能状態にしつつ、サボテニョリータが「リレイズ」を掛ける。そしてブレイクしたら、ひたすらBLA+ATK+ATKで攻撃である。全ての状況が整えば、ランツクネヒト型の「たたかう」によるダメージは20000以上に達し、一気にウォローのHPを削っていくことができるのだ。
 …ただし。実際にそこまで上手く進めるためには、もう一工夫が必要である。まず、今回嬉しい誤算として、JAMの行動順序のことがあった。ご存じの通り、今作のJAMは@「デプロテorデシェルで効果が高いほう」A「バイオ」B「ウィーク」→C「デプロテorデシェルで最初に使わなかったほう」という順でステータス魔法を掛け、以降は残り時間が最も短い魔法を上書きしようと行動する。そして今回使用するJAM/「ネクローシス」には「デプロテ」「バイオ」「ウィーク」を覚えさせてあるため、俺は「デプロテ」から掛けることになると予想していた【ふろくのステータス異常の項】の最終パートなど)。が、どうやら上の行動順のうちで覚えていない魔法はスキップされるようであり、ネクローシスは@「バイオ」→A「ウィーク」→B「デプロテ」と行動してくれたのである! これは、俺が理想とする行動順そのものだ。
 ――が、行動順は良いとして、その頭の「バイオ」が決められないのである。漫然と戦っていると、「チェーンボーナスLv.5」で敵を早くブレイクしすぎてしまう&ネクローシスのモーションが遅すぎるという条件が組み合わさり、全く敵にステータス異常が掛からないままブレイクしてしまう。もちろんこれでは、ブレイク中に攻撃に専念することができず、大ダメージを与えることなどできはしないのだ。

 では、その問題を解決するためにどうするか。その答えは、シンクロドライブ:「有害物質注入」を使用するというものである。
 …さて、この「有害物質注入」、その発生値は「55」魔法バイオ×8回分にも相当する極めて強力なものであるが、持続時間が30秒しか無いという困りものである。だが皆さまご存じの通り、FF13-2のステータス異常は耐久値性である。すると、「効果の高い『有害物質注入』でギリギリまで耐久力を削り、魔法『バイオ』でステータス異常を発生させる」という答えが見えてくるであろう。これならば、ステータス効果が発生するまでの行動回数を減らしつつ、「バイオ」の持続時間を60秒以上にすることができるのだ。

 では。いつ「有害物質注入」を使用すれば良いのか。今回は、最後のブレイク終了間際にも「有害物質注入」を使用し、さらなる「バイオ」の延長を狙っていく。そのため、「開幕に使用してから、その後ブレイクしてそれが終了するまでの時間」でシンクロゲージを回復させなければならない。またもちろん、ギリギリを狙いすぎて「有害物質注入」で毒状態を発生させてしまってもアウトである。今回は、その絶妙なバランスを考えなければならないのだ。
 …さて。バハムート・ウォローの毒状態に対する“計算上の耐久値”は「233.3」、一方で「有害物質注入」の発生値は「弱体系成功率UP」を入れて「66」「55」。よって、一撃で毒状態にしてしまうのはチェーンボーナス約353%約424%ということになるが、ウォローのブレイク値は300.0%であるため、そのギリギリの値というものはそもそも存在しない。また、「ATK+BLA+JAM」などで道中も「バイオ」を掛けつつチェーンボーナスを伸ばしていくので、敵の現在の耐久値を測り知ることは極めて困難である。しかし、試行時にはチェーンボーナスが200.0%を超えてから「有害物質注入」を使ってもまだ掛からなかったため、これくらいまで粘っていっても大丈夫だろう。
 ――続いて、もう一つのポイントである、「シンクロゲージの回復」である。俺は、初回の勝利時には、(;^o^)「ゲージの回復が間に合わないんじゃ…」と思い、1回目の「暗天の業火」の直後に「有害物質注入」を使用したが、「ヒュプノクラウン」を装備していたため、結果から言えば2回目の攻撃の後で十分だったように思う。または、タイミングはそのままで「氷の指輪 軽式」装備で行くか。ここ、実はとてもめんどくさい計算をしているのですが、誰も興味を持たないと思うので省きましたm(^o^)m 

ホ(どうしてこんなにブサイクなんだ…?)


 とまあ、こんな感じで、試しに戦ってみたのである。
 …すると。戦闘では、「有害物質注入」のタイミングが煮詰まっていなかったため、弱体化時間が足りず、ブレイク中のウォローに「デプロテ」を決めることができなかった。そのうえ、「リレイズ」のシンクロドライブを使ったのがウォローの攻撃モーション中になってしまい、大きなタイムロスをするなどという大ポカをやらかしてしまったのだ。最高のタイミングでのシンクロ技は、敵の行動を遅延させつつ発動することであり、その逆は最悪なのである。
 ――が。そのような大ミスを2つもやらかしたにも関わらず、ランツクネヒト型がガシガシとHPを削っていき、しかもウォローが「裁きの太刀」をスキップして「死にゆく太陽」を使用。もちろん「リレイズ」で復活し、そのまま「バイオ」によるダメージでウォローを倒すことができてしまったのである。挑戦時間は、冒頭にも書いた通り僅か30分前回50時間も掛かった難関が、これで本当にクリアできてしまったのである。どう…して…?

 さて。上記の戦闘の経過に、俺はどうしても納得することはできなかった。特に、せっかく覚えさせた「デプロテ」を掛けられず、与ダメージを伸ばし切れなかったのという点が痛い。それについては、「有害物質注入」の使用タイミングを調整したり、はたまたブレイク前にATKで粘ることなどで、十分に改善が可能であろう。また、ランツクネヒト型が与えたダメージは合計で25万程度であるが、俺はこの1ブレイクだけで50万は可能だと見込んでいたため、それに比べると遙かに物足りない。せっかく最大火力のモンスターを用いるのだから、与ダメージにもこだわっていきたいではないか。
 ――そんなわけで。俺は、そんな感じの反省点を踏まえつつ、もう一度ラスボス戦をやり直してみたのである。すると、様々な戦法を試していくうちにウォローの性質に少しずつ気付いていき、ついには本バトルで最大のカギとなる「『裁きの太刀』 キャンセル」、通称:太刀キャンの条件を完全判明させたのである! その他にも、「あやかしの光条」への新対策なども盛り込むことができ、まさに「完全版」と呼ぶべき攻略法を作り上げることができた。ということで、さっそくプレイ日誌の第2部をご覧いただこう。これが、3年に渡るFF13-2攻略の集大成である。見よ! やり込み流は進化した!!


 
◇ 第2部 ◇
バハムート・ウォロー 完全攻略編
 
ダメージに耐えきれぬならシェルを張る(シェル:ヴァルハラ冬の季語)


 というわけで、いよいよその「完全版」の戦略を説明していくことにしよう。
 …ちなみに。このプレイの試行時は、諸事情によりネクローシスをまた育て直したため、HPが506→510となっており、また特性アビリティの「魔法耐性+5%」が無くなって「ピンチにシールド」というHP500のJAMには全く無用の代物が付いてしまっていたりする。これは、テストプレイのつもりでいろいろとアビリティの組み合わせを試しており、4連戦のラストということで綺麗に準備を整えられなかったからである。もっとも、バトルにおける影響は、せいぜい「暗天の業火」のダメージをポーション2回で回復しきれなくなる可能性が出てくる程度で、内容に大きな変化は無い。育て直しの主な目的は、「ウィーク」を消すことだったんだけど、結局はそれも必要になったしな…。
 ――さらに言うのならば、この一連の試行でネクローシスを育て直す際には、継承するENHモンスターをクリスタリウムでレベルアップさせてしまっており、さらにラスボス1〜3戦をクリスタリウムで強化したキチューで押し切ってしまっている。そのどちらも手間の削減が理由なのであるが、もうこれは完全アウトとしか言いようが無い。しかし…まあ、初回の撃破で「クリスタリウム完全封印でのクリア後のセーブデーター」というものは既に得ており、このプレイでのデーターはどこにも残らない。いわばパラドクスエンディングである。なんだ、パラドクスなら仕方無いな!! ははHAは!!!!
 ついでに。このパラドクス版の戦略は、ちょっと頑張って、“空の色バグ”で背景を黒に固定している。理由は、本来ウォローとは黒背景で戦うべきものと考えられているであろうことと、最初の戦略との区別を分かりやすくするためである。スクエニの奴、そこまで考えて…!!

 では、気になる「裁きの太刀」キャンセルの正確な条件…の前に、まずは「あやかしの光条」への新たなる対策から紹介していくことにしよう。この攻撃は、バハムート・レイシオ(黄)が使ってくる攻撃の一つで、DEFで受けても一発全滅の可能性が高い、極めて厄介な技である。例によって、アルティマニアには「敵単体」というファルシ情報が書いてあるが、恐らくはバルトアンデルスの「デストルドー」のような、順番系の全体攻撃であろう。
 …さて、この「あやかしの光条」は、ペイシオが攻撃モードになってから3回目の行動で使用するのであるが、概ね1/2〜1/3程度の確率でその使用をキャンセルして「れんぞくま」を使い、以降もそのバトル中は「あやかしの光条」を選択しなくなるという性質が存在する。運次第であるが確率はそこまで低くないため、これまでのクリスタリウム封印プレイではこの手を使うことが多かった。
 ――その他の手段として、「あやかしの光条」は氷&風属性を持っているため、「氷の指輪 軽式」などをノエルに装備させ、属性ダメージを29%軽減していくという手も使われた。これならば簡単かつ確実であるが、ノエルのアクセサリ枠を完全に埋めてしまうため、戦略の幅が狭まってしまうという難点も存在する。これを装備してレイシオが「あやかしの光条」をキャンセルした暁には、完全にノエルのアクセサリ欄が無駄になったことになってしまうのだ。

 では、そんな「あやかしの光条」への新たな対策とは、果たして何なのか。それは、「フェニックスの尾」によるシェル効果である。
 …やれ。今作では、「フェニックスの尾」でキャラクターを蘇生させた際に「プロテス+シェル」のおまけが付くようになったが、その持続時間が30秒しか無いこと、効果自体も前作でのダメージ33%軽減から25%軽減へと劣化してしまったこと、また「ヘイスト」を発動できる「フェニックスの血」の存在などから、実質的に無いに等しい効果として扱われることが多かった。そもそもこのラスボス戦の前半では、ペイシオ(赤)がせっせと「アンチフォース」でステータス効果を解除してしまうため、漫然と使っていては全く役立てることができないのだ。
 ――が、である。ずっと掛けていると解除されてしまうのであれば、直前になって掛ければ良いのではないだろうか。つまり、1人を戦闘不能状態で持ち込み、「あやかしの光条」を使われる直前に「フェニックスの尾」で蘇生させ、そのままシェル状態で攻撃を受けさせれば良いのである!
 さて。そのような戦法を用いる場合、必ず問題となるのが「@『あやかしの光条』を使ってくるタイミングを読み切れるか」「Aどうやってキャラクターを戦闘不能状態にするか」ということであるが、@に関しては「レイシオが攻撃モードとなったあとの3回目の行動」と決まっており、直前には「『デシェガ+ウィーガ』のれんぞくま」というとてつもなく分かりやすい前兆まで取ってくれる。またAに関しても、レイシオの1回目の行動である「『ブリザド+エアロ』のれんぞくま」か、またはペイシオの「ソル」+レイシオの「『デシェガ+ウィーガ』のれんぞくま」の合計ダメージで戦闘不能者を作ることできるため、何ら問題は無い。この都合の良さは何なんだ。最初からこうやって避けるように考えられていたのか…?

 さて。この戦法を使っても、「アンチフォース」でプロテス・シェル状態を解除されてしまったり、焦りすぎてレイシオの「デシェガ」の前に蘇生させてしまったり、上手く人間キャラの戦闘不能者を作り出すことができなかったり、はたまた「あやかしの光条」直後にペイシオの「ソル」が重なってしまったりと、失敗する要素は多い。特に、1回目の「あやかしの光条」を耐えると2回目以降も同じ判定で「あやかしの光条」を繰り返すため、2回目以降はパターン化が難しくなることも相まって、どんどん失敗する確率が高くなっていってしまう。
 …しかしそれでも、無策で受けるよりは遙かにマシであるし、何よりアクセサリ欄を潰さなくても実行できるので、戦略の一つとして覚えておいて損は無いだろう。なお、「氷の指輪 軽式」などのアクセサリを装備している際は、棒立ちでも耐えられるためこの戦法を使う必要は無い…と思いきや。そこにシェル状態を加えれば、なんと最大HP404のうち約半分もHPが残る鉄壁ノエル君が誕生してくれる。実用性皆無のネタと思うかもしれないが、「ソル」が重なっても耐えられることや、「氷の指輪 軽式」を外す練習にもなることなどから、積極的に狙っていって良いだろう。
 ――ちなみに、「あやかしの光条」は上記の通り順番系の全体攻撃なのであるが、どうもキャラクター同士の位置が離れていたり、モーション中に大きく移動したり、はたまた直前に蘇生を挟んだりすると、その全てが当たらないことがあるようだ。そちらは、例によって“位置が絡む話”なので100%とは行かないのであるが、ひょっとしたらやり方次第で安定させることができるかもしれない。まあ、そうやってガッチリ戦略を練っていこうとすると、案外「れんぞくま」になってしまったりして拍子抜けなのがこの攻撃なのであるが…。

太刀厨乙! 片手剣の取り回しのほうが最強だと言うのに!!


 ということで、いよいよ真打である「裁きの太刀」のキャンセルについて、足を進めてみることにしよう。ご存じの通り、本戦闘では「死にゆく太陽」「リレイズ」で受ける必要があるため、全滅確定である「裁きの太刀」をキャンセルさせることは、勝利を狙うための絶対条件なのである。
 …さて、それについて、そもそも俺が3年前にプレイした際にはウォローの行動パターンすら完全に不明であり、「『裁きの太刀』は低確率でキャンセルされるらしい」くらいのことしか分からなかった。その後、有志の研究により、「どうやら『死にゆく太陽』の使用条件であるHP40%以下まで一気にHPを減らせば使われない?」という仮説が提唱されたが、それでもウォローの行動を全て説明するには至らなかった。
 ――が。今回、俺は今まで情報を考慮し、様々なプレイをしてみた結果、ついに( ^o^)「これだ!」と言える説明を編み出すことができたのである。もちろん、確たる証拠は無く間違っている可能性もあるのだが、この説ならこれまでのウォローの行動を全て説明することができるため、ほぼ間違い無いと言って良いだろう。では、ここまで散々勿体ぶってしまった。さあ、3年越しの「太刀キャン」の完全解明、いよいよ行ってみようっ!!

「裁きの太刀 キャンセル」…その正確な条件
バハムート・ウォローの「裁きの太刀」には、以下の2つのものが存在する。
@:
「開幕の行動ルーチンで、7回目の行動(「呪禁」を含まない)として使用するもの」
A:
「HPが70%以下に減った後、最初の行動として使用するもの」
このうち、Aに関しては
(@も?)、低確率で使用をキャンセルし(1/5〜1/10程度?)、代わりに「暗天の業火」を使用する場合がある。
また、「死にゆく太陽」の条件であるHP40%以下を同時に満たした場合、
「死にゆく太陽」の使用が優先される。
…よって、「裁きの太刀」をキャンセルさせて勝利を狙う場合、以下の2つの戦い方が考えられる。

T
ウォローの7回目の行動までにHPを70%に削り、
次の行動での「裁きの太刀」の使用を、
低確率でキャンセルする可能性に賭ける。

U
ウォローの7回目の行動までにHPを70%に削り、
次の行動が実行されるまで
(目安として行動6回目の「影散華」を宣言した瞬間から20秒以内)一気にHPを40%以下にまで減らしてしまう。

Tは発生さえすれば簡単であり、以降のHPも減らしやすいが、極端に確率が低く、運任せの戦法になってしまう。
Uは確実であるが、積極的に攻撃を行わねばならず、エン系による強化かシンクロドライブによる遅延がほぼ必須となる。
また、
Uの戦法でも、準備段階でタイミングがズレたり、爆心核の出現位置の問題もあったりするので、完全に運要素をゼロにはできない。
なお、今回の「完全版」の戦略では、
Uを使用するパターンを作っていった。

ちなみに、画面上のゲージでの残りHPの目安は、概ね以下の通りである。
HP70%:3つ目のステータス異常アイコンの左端の線
HP40%:TARGETの“右のT”の文字1つぶん右


 …ということで。実は「裁きの太刀」には2種類が存在し、そのキャンセル方法も2種類存在したというのが、今回の結論である。こんな理由があったからこそ、これまで残りHPが関係していることは確定的となっておりながらも、完全解明に至ることは無かったのだ。
 ――しかしながら今回は、前座のペイシオ・レイシオ戦における勝率を大幅にアップさせ、何度もウォロー戦に挑んでいき、ランツクネヒト型を使って何度も攻撃したり攻撃しなかったりを繰り返していった。すると、俺の中に(;^o^)「まさか…こうなんじゃないか…?」という仮説が浮かんできたのだ。それを元に、様々なプレイを行いつつ、過去のプレイ動画にも検証を加え…ついには、正確な条件を割り出すことができたのである。うむ。さすがに今度は間違い無いだろう。前回プレイではヴァルハラの混沌だった要素を無事に解析でき、嬉しい限りである!

 では、上記の特性を踏まえたうえで、太刀キャンを成功させてウォローを倒す方法を考えていこう。まずは、「T:HP<70%時の『裁きの太刀』を低確率でキャンセルする可能性に賭ける」を利用する場合である。俺の3年前の撃破では、知らず知らずのうちにこのパターンを採用しており、他にも「バイオ」の上書きをテーマとした方々の戦術で使われていたのもこちらである。「バイオ」で削れるHPは20秒で15%、毒殺のために戦力の大半を注いでいるということで、残り15%を削って「U」の条件を満たすのは不可能であり、至極当然の結果であろう。
 …さて。上記の「T」戦法におけるメリットは、まずは【ファルコさんのブログ】に載っているような通称:「毒殺戦法」を用いることができるため、戦略さえ決まっていれば確実にウォローが倒せるということである。また、HPが70%〜40%の期間も普通に戦うことができるため、その後の展開が有利になることも見過ごせない。ただ、もちろんデメリットは確率が低いことである。当サイトに投稿されている【てつリンさんのプレイ日誌】によると、約100回プレイして「裁きの太刀」がスキップされたのは10回程度。僅か1/10である。積極的に狙っていくにはかなり苦しい確率であり、「1回クリアできればそれでOK!」という場合にギリギリ用いれるかどうか、といったところであろう。まあラスボスなんで普通そうだと思いますが。
 ――続いて、「U」を利用する場合である。この戦法を使う場合の最大のメリットは、やはり太刀キャンを運要素に左右されないことだ。そのため、戦闘を通しての勝率を大幅に上昇させることができる。欠点は、やはり20秒で30万という莫大な量のHPを削らないといけないことだろうか。「バイオ」のぶんを入れても15万。合計3セット攻撃できるとして、1セットで5万ものダメージを与えなければならない。もちろん、HPがぴったり70%に調整できるわけは無いので、必要なダメージ量は更に増える。そのため、攻撃系シンクロドライブによる遅延か、またはエン系による強化が必須になる【三流さんのプレイ動画】では、ダウンプアによる「エンブリザ」が使われている)。また、この戦法の場合はHPが40%になった直後に「死にゆく太陽」で崩されてしまうため、その後の展開が厳しくなるというデメリットも存在する。特に、最後の最後で「バイオ」が切れてしまった場合などは、目も当てられないのだ。

 というわけで、「T戦法:運頼み」にも「U戦法:HPを一気に削る」にも、それぞれメリットとデメリットが存在することが分かった。
 …だが、ここまで全てを見通せるようになった現在としては、やはりU戦法で確実に勝つ戦略を作りたいではないか。偶然にも、今回はラスボス戦限定で最大火力を発揮するATK/「ランツクネヒト型」を採用している。ならば、一気に30万のHPを削りきることも、不可能ではないはずだ。そもそもプレイ日誌の前半に書いた「初回撃破時の戦法」が、こちらの「U戦法」である。だからやるべきは、その戦闘を更に洗練することだけなのだ。
 ――そういうわけで、「太刀キャン」を完全解析した今回は、その特性を活かし、運任せではない完全勝利を狙っていくことにしたのである。なお、そのための試行錯誤の最中、T戦法でのスキップに成功してそのままウォローを倒せるところまで来たことがあったのだが、それでは意味が無いとリスタートを選んでいったこともあった。今回の目的はただ勝つことではない。完璧に勝つことなのだ。だろ? ゴン。

(※連続画像 合計6枚あります)

だいたいこれくらいのラインが70%。ここまでほぼバイオだけで削り…
 
行動6回目の「影散華」が来たらランツクネで攻める!攻める!!
 
2セット攻撃でここまで減らせるので、シンクロドライブを発動!
 
80000以上のHPを削れます。嬉しい。
 
ウォロー「ガッシ!ボカッ! アタシは死んだ。太陽(笑)」
 
うう゛〜ん、おしまい!
 
ラスボス戦 そのC:「バハムート・ウォロー」戦/完全版
戦闘メンバー   パラダイム
セラ  HP385 / 物理100 / 魔法150
ガーンデーヴァ / グリモアハット / 導師のアミュレット軽式
「チェーンボーナスLv.5」「倒すとみやぶる」「ポーション回復量2倍」「ピンチにフェイス弱」
1 BLA+BLA+JAM (X)
2 ATK+ATK+JAM (X)
ノエル HP404 / 物理154 / 魔法102
グラーシーザ / ヒュプノクラウン
「チェーンボーナスLv.5」「シンクロ加速+」
3 BLA+BLA+ATK (X)
4 BLA+ATK+ATK (X)
ATK/ランツクネヒト型 HP2864 / 物理225 / 魔法47
JAM/ネクローシス HP510 / 物理48 / 魔法99
HLR/サボテニョリータ HP904 / 物理122 / 魔法89
5 DEF+BLA+HLR (X)
6 DEF+DEF+JAM (X)


 では。いよいよ完全版の戦略について説明していこう。例によって、ペイシオ・レイシオとの戦闘は省略である。前述の「あやかしの光条」をシェルで受ける戦法なども用いて、適当に戦ってくだされば良いだろう。ちなみに、画像で「DEF+BLA+HLR」に変えているのはただの操作ミスです。すみません。
 …余談であるが、今回の編成では、「リーダー死亡時に勝手に対象が切り替わる現象」が起こることは非常に少なかった。うーん、テストで前回プレイの編成(ダウンプア・サモヴィーラ・サボテニョリータ)を用いていた時には結構な頻度で起こったから、モンスターの組み合わせが発生原因の一つなのだろうか…?

 ということで、前座の2匹が出現するまでは空前絶後のばっさりカット、本番のバハムート・ウォロー戦から書いていくことにしよう。
 …さて。その戦い方は、基本的には今回最初に戦った時と同じく、敵の「暗天の業火」DEF+DEF+JAMで受け、ピンチ系アビリティの効果を得ながらブレイクを目指す…というものなのであるが、大きく異なるのは、「ATK+BLA+JAM」×2ではなく、「BLA+BLA+JAM」と「ATK+ATK+JAM」の2つにバッサリ分けたということである。つまり、序盤はBLA+BLA+JAMで素早くチェーンボーナスを伸ばし、中盤以降からはATK+ATK+JAMで粘りつつ弱体化を行おうという計画である。なにせ、本バトルでは、「バイオ」「ウィーク」「デプロテ」の3つのステータス魔法を、素早いとは言えないネクローシスで入れていかなければならないのだ。効率良くやっていかなければ、いくら時間が有っても足りない。
 ――そして、前回は開幕で使っていた「有害物質注入」も、もう少し遅らせてもシンクロゲージ回復が間に合うことが分かったので、1回目の「暗天の業火」の後から変えて、2回目の「暗天の業火」の後に使用することにした。たった攻撃1回分の違いであるが、実行された際のチェーンボーナスを148.4%221.5%と伸ばすことができ、ウォローの毒耐久値:「233.3」に対して、前回より「48.24」「40.20」も減少値を増やせたのである。ちなみに、「有害物質注入」全体での減少値は「146.2」「121.8」。実に全耐性の2/3にも迫る値半分を、一発のシンクロ技で削ることができたのだ。こりゃ強いわ…。

 そんな感じで、無事にウォローに毒状態を掛けることに成功した。次はいよいよ、ブレイクして大ダメージを与えるパートである。
 …さて、今回の戦略における目的は、「HPを70%以上から一気に40%にまで削り、『裁きの太刀』をキャンセルさせて『死にゆく太陽』」を使わせること」である。ウォローは、HPが70%以下となると最初の行動として「裁きの太刀」を使用する(この太刀が低確率でキャンセルされることがあるのだ)ため、焦って削りすぎると失敗が確定してしまう。ところが前述の通り、ウォローは通常時の7回目の行動(「呪禁」を含まない)でも「裁きの太刀」を使ってきてしまうため、これを喰らってしまっても当然アウトなのだ。
 ――そうなると見えてくるのが、「ウォローの6回目の行動までに弱体化&HP70%という状況を作り上げ、そこから一気に70%→40%と減らす」という方法である。凄く難しそうな感じであるが、まあ初回の撃破時には知らず知らずこれをできていたというわけなので、必ず望みはあるはずなのだ。

 というわけで何度か試してみたところ、どうやら今回の戦法の場合、あまり積極的に攻撃せず「バイオ」を掛けて放っておけば、自動的に6回目の行動時にHP70%程度になってくれるようである。逆に攻撃を仕掛けてしまうと、HP<70%のトリガーを引いて「裁きの太刀」を使われてしまったりする。急がば回れ、そして触らぬ神に祟りなしである。
 …そんなこんなで、バハムート・ウォローの開幕の行動パターンである。今回は、@「暗天の業火」→A「暗天の業火」→B「影散華」→C「暗天の業火」→D「暗天の業火」→E「影散華」(→F「裁きの太刀」)のうち、CとDの間でブレイクし、Dの「暗天の業火」DEF+BLA+JAMに変えてノエルを殺害、直後にサボテニョリータのシンクロ技で生存キャラにリレイズを掛ける。あとは、BLA+BLA+JAMでチェーンを伸ばす&デプロテを入れ、E「影散華」が宣言された瞬間にBLA+BLA+ATKなどで攻撃を開始。猶予時間は、宣言された瞬間を基準として約20秒。尻をシンクロ技による遅延で伸ばすことも入れ、全力で削っていきたい。
 ――実戦では、BLA+BLA+ATKBLA+ATK+ATKと変更しつつ、ランツクネヒト型が「仲間戦闘不能で強化」を得た超火力で削っていく。入力したのはたった2セットの攻撃+シンクロ技だけであったが、削ったHPは231820。「バイオ」のダメージも含め、70%→40%の過程を一気にすっ飛ばすことができた。これで、上記の太刀キャン条件の「U」を満たしたことになり、100%の確率で「裁きの太刀」をキャンセルすることができたのである!

 そんなこんなで。バハムート・ウォローの次の攻撃は、思った通り「死にゆく太陽」であった。もちろん、既に掛けておいた「リレイズ」で耐える。実戦では、ここの技のモーション中に「有害物質注入」を入力しようと焦ってしまい、無意味に「DEF+BLA+HLR」に変えてしまったりもしたが、そもそもまだこの時点ではネクローシスのシンクロゲージが回復していなかったので意味は無かったようだ…。
 …そしてリレイズによって復活したら、もう敵のHPは残り3割ほど。ここでネクローシスのゲージが回復したため、まだブレイクが続いていた相手に「有害物質注入」を使用。チェーン648.1%で上書きに成功、これで持続時間は約47秒、削れるHPは約35%である。もう勝利は目の前だ。
 ――そんなわけで、敵の「暗天の業火」を普通にDEFで耐えながら攻撃し、そのままHPをゼロにすることに成功した。勝った…完璧に勝ったぞ…!!

 …以上、これが今回の戦略の全てである。結果として、このラスボス戦でネックとなる「太刀キャン」の条件を完全解明し、その性質を利用した勝率の高い戦法も新しく作り上げることができた。いやあ、正直自分でもここまで上手くいくとは思わなかったが…あれだな、最初に30分であっさり勝ててしまったのが良かったな。あそこで苦労していたら、もっと詳しく分析してやろうという気なんてまるで無くなっていただろうからな…。
 ――ということで。ここまでいろいろと書いてきたが、( ´・ω・`)「すいませんつまり何したの」と思っている方が大半であろうと思われるため、今回は実際に撃破時に取った行動を、表にして整理してみたのである。今度こそ、これを完璧に模倣すれば100%勝てるはずだ。

「バハムート・ウォロー」戦 “完全版の戦略”で撃破した際のパターン
番号 ウォローの攻撃 こちらが取った行動
- 「呪禁」 「ポーション」で回復して、「DEF+DEF+JAM」に変える。
@ 「暗天の業火」 DEFで耐える。
「ユニコーンの角」で即座にステータス異常を解除して攻撃開始。
「ポーション」で回復しつつ、「BLA+BLA+JAM」でチェーンボーナスを伸ばし始める。
A 「暗天の業火」 DEFで耐える。ピンチ系アビリティでステータス効果を発動。
「ポーション」で回復しつつネクローシスの「有害物質注入」を入力。チェーンボーナス221.5%。
ブレイクが早すぎると失敗なので「ATK+ATK+JAM」で粘り始める。
B 「影散華」 爆心核は無視。出現場所は多少前後するため、喰らうか喰らわないかは運。
死亡者が出た場合は「エリクサー」で素早く回復する。
「ATK+ATK+JAM」で、ステータス異常を狙って粘り続ける。
ちなみに今回は、このタイミングで「ライブラスコープ」を使ったが、爆心核に「デシェル」を使うことは無かった。
チェーンボーナス254.1%で「バイオ」を掛けることに成功した。
C 「暗天の業火」 DEFで受ける。直後にネクローシスが「ウィーク」の発動に成功。
この次でブレイクしたかったため、「ATK+ATK+JAM」「BLA+BLA+JAM」と変更する。
D 「暗天の業火」 「DEF+BLA+HLR」でノエルを戦闘不能にする…までもなく、爆心核の自爆に巻き込まれて逝ってくれた。
サボテニョリータのシンクロドライブでセラ・モンスターにリレイズを掛ける。
ここで攻めすぎるとHP70%を切って即座に「裁きの太刀」を使われてしまう恐れがあるため、
実戦の際には「BLA+BLA+JAM」「デプロテ」を掛けていった。
E 「影散華」 この攻撃を宣言した瞬間から20秒間が勝負。
ランツクネヒト型を出し、「ウィーク+デプロテ+ブレイブ」状態で「仲間戦闘不能で強化」を得た雷属性攻撃で一気に削る。
合計6回の打撃を加えたらシンクロドライブを発動、さらに8万のダメージを与えていく。
なおこれは焦りすぎであり、実際にはもう少し行動時間には余裕があった。
- (「裁きの太刀」) HP<40%となり「U条件(『死にゆく太陽』の使用)」を満たしたため、「裁きの太刀」はキャンセルされた。
F 「死にゆく太陽」 耐えられないのでリレイズで復活。
なお、実戦時には「DEF+BLA+HLR」に変えてしまったが、ただの操作ミスであり、意味は無い。
復活後、ネクローシスのシンクロゲージが回復したため、「有害物質注入」で毒状態を上書き。
チェーンボーナスは648.1%であり、バイオ持続時間は約47秒、削れるHPは約35%。
もう勝ったも同然である。
G 「暗天の業火」 「死にゆく太陽」のダメージを「エリクサー」で回復して攻撃再開。
DEFで耐えて適当に攻撃。実戦ではこの時点で撃破に成功した。


動画


※いつも通り、YouTube様をお借りしています。
題名クリックでYouTubeの該当ページへ、右下のメニューで再生画質の設定や全画面表示への変更等ができます。

 …。というわけで、(;^o^)「もうここまで書くなら動画でいいんじゃね?」という感が物凄くしたので、今回プレイ初の動画掲載を行ってみる。
 なお、重要なことなのでもう一度書くが、これは要するに“テストプレイ”であるため、「ネクローシスのHP・特性アビリティが一部異なる」ことと、「モンスター成長においてクリスタリウム成長を一部解禁している」ことがある。また、「死にゆく太陽」の際に「DEF+BLA+HLR」に一瞬だけ変えているのは、単なる操作ミスである。操作ミスなら仕方ないな!はっは!! まあ、どれも攻略内容に大きな影響は無い…はずだ。

 そんなこんなで。この戦法を用いれば、これまでよりも遥かに安定してバハムート・ウォローに勝つことができるのだ。これまで運頼り、または不明瞭であったウォロー戦のロードマップを明確にできたということで、今回のプレイは今後大きな意味を持ってほしいつことだろう。
 …その他、「裁きの太刀 キャンセル」の条件が完全解明されたことで、様々な攻略を試す余地も生まれてくるはずだ。まず、クリア後の俺が気になる点としては、Dの「暗天の業火」と同時に起こる爆心核の自爆に、ネクローシスが巻き込まれてしまうことがあることか。あとはATKとして金チョコボを用いれば、ウォロー戦でのHP調整とシンクロ技発動のタイミングが難しくなる代わりに、前半戦が(;^o^)「これDLCモンスターじゃね?」というくらいに楽になるので、挑戦してみる価値はあるかもしれない。あと、あまり意味は無いだろうが、「T条件」でのスキップを使い、エン系の効果を受けた金チョコボなどを用いれば、リレイズなしでこの戦闘を突破することもできるようになるかもしれない。まあ、それらについてはあれだな。「この点は今後の課題としたい」というやつだな。うん!!
 どうでもいい話なんですが、FF13-2のラスボス曲:「不可視の深淵」って、個人的には凄く好きなんですよねえ…。良い意味で13シリーズの曲っぽくないところがいい。特に好きなのが、中盤にコーラスが入ってジワジワ盛り上がっていく部分です。あそこが、FF13の「耐えつつブレイク → 一気に反撃」っていうシステムを体現しているかのようで、かなり気に入ってます。【前回】といい今回といい、動画のウォロー戦がちょうどそこから始まってくれるのは嬉しい限りですねえ…。



 
圧 倒 的 不 可 視 の 深 淵


 そんなわけで。本編最後にして最大の敵である「バハムート・ウォロー」も、無事に撃破することができた。(;^o^)「さすがに今回のラスボス戦は書くこと無いだろ…」と思いきや、「@最初に30分で倒してしまう」「Aその結果を元にウォローを分析」という二部構成となり、かなり文章が長くなってしまった。とはいえ、ラスボス戦としては妥当なボリュームであるし、それ相応の内容も書けたと思うので、俺としては大満足という感じである。
 …さて。今回は、長年のネックであった「太刀キャン」の条件の完全解明と、それを活かした勝率の高い戦法を作り上げることができたが、これはもちろん俺一人の力で成し遂げられたことではない。「残りHPがカギ」というヒントは多くの先人の方々から得たものであるし、その検証のための材料にも、皆さまの努力の結晶であるプレイ動画を多く活用させていただいた。重ね重ね、御礼を申し上げたい。今回のイミフな題名にもそれが現れています…。

 さて。いつもなら、これですご〜くなが〜いあとがきに続くところであるが、今回プレイはこれで終わりではない。そう、皆さまお待ちかねのDLC攻略である。やれ、この「本編よりも強い敵を有料コンテンツとして配信する」という手法には当時かなりの賛否両論が吹き荒れた(無論ほとんどが批判だったが…)ものだったが、とりあえず今回はそれについては置いておくとして、DLCその@:「オメガ」から順番に攻略していくことにしよう。
 ――さあ。計8つの戦闘と11体の仲間モンスター、そしてそれを用いた新たな戦いが俺を待っている。ここまでは、3年前のプレイでもできたこと。だが、ここからは本当の新境地だ。「クリスタリウムなしクリアー2.1」「.1」の部分が、いま幕を開けるのである!

 

(2015年2月21日)

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