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管理人の日記ログ
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【日記:2025/11/7】のイラストの原作(もっと躍動感を付けろと指示する前) |
いや、すまん! さすがにFF8日誌を更新しつつお客さま感謝デーに行きつつ日記も書くというのは、無理!!!
――というわけで、来月から呪いの12月ということで、また頑張っていきます〜…。では失敬!
(2025年11月30日)

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蜂か…食えるかなあ |
地球防衛軍4.1は、INFERNOの本編をクリアーしたということで、いよいよ究極難易度のDLCに取り掛かる。ご存じ、「地球防衛軍」シリーズは、本編の時点で高難易度ゲーとして有名だが、DLCはちょっと頭のおかしな難しさを誇る。本編で満足できないような変態隊員は、このDLCに挑むことが推奨される。有料だが、オンラインゲームとしての寿命を延ばしてくれることがあるのと、最新作の『6』で「ストーリー要素がない」という問題点もようやく解決された。だから私は、2パックだけでなく、むしろシーズン制にして、2年でも3年でもDLCを配信し続けてほしいと思っているくらいだ。
…ただし、今回は、「DLCも含めた番号順の通しプレイ」という条件で、HARD,
HARDESTを、既に攻略している。DLCは、発売しばらく経って配信される都合、INFERNOを前提として語られることが多い。よって、HARD,
HARDESTのDLCは、未開の地であり、思いがけないミッションで詰まったりもする。“相対難易度がINFERNOよりも高い”ということも、普通に起こり得るのだ。
――いっぽうで、“INFERNO限定で、Lv100を超えるDLC新武器が手に入る”というシステムが採用されたのは、『地球防衛軍5』からである。よって、『4.1』では、純粋に本編と同じ武器で戦わなければならない。HARD, HARDESTだと、DLC2の中盤以降で、上位難易度の武器が一足先に手に入ったりもした。それらの要素から、果たして、HARD・HARDEST・INFERNOのどれが一番難しく感じるかは、もうやってみないと分からないというものだ。
というわけで。「INFERNOのDLC」は、まさに本作を攻略するうえでのメインディッシュであり、そして腕の見せどころとなる。
――そのため、ここからは、これまでのようダイジェストではなく、全ミッションを紹介していくという、豪華な構成を使っていきたい。もはや単独プレイ日誌と変わらないが、まあ、今のゲーム日記は、やり込みプレイ日誌と同義である。なお、参考までに、『4』日誌の対応するミッションについて、リンクを張っていきたい。『4』と『4.1』の違い、そして10年の制作環境やプレイ内容の進化について、楽しんでいただければ幸いである。
■DLC1-1:「進軍」 AF100 / スティングレイMF 【『4』:DLC2-1】
空から大量の蜂が襲い掛かる。『4』の時はそんなでもないミッションだったが、『4.1』では敵味方の数が大幅に増えるという調整をされた。具体的な戦闘としては、第3波くらいまではAF100で適当に撃っているだけで勝てるが、第4波は女王蜂が登場、そして第4.5波としてそこに、イナゴの大群のような数で赤蜂と赤女王蜂が殺到する。味方が全滅すると無理ゲーと化すので、その前に、蜂を捌き切る必要がある。
そんな環境で、武器として起用したのは、AF100と、スティングレイMFである。ミサイルならともかく、無誘導のロケットランチャーを対空戦に持っていくのは、あまり推奨されないのだが、ただ、あまりにも敵の数が多いため、「当たりやすさ」と「爆風に巻き込める数」の両面で、『4』の頃よりも、起用する意義の大きな武器となっている。まあ、ぶっちゃけ、当たるかどうか、そして当たったときの効果は運に依るところも大きいのだが、それはそれで、負けたときは、“自分が悪いのではなく運が悪かっただけ”と割り切るという、高難易度ゲーにありがちな開き直りが可能だ。
さらに、戦い方としては、本ミッションの味方兵士は全て合流不可能なため、各部隊の隊長を峰打ちし、強引に配下へと加えてしまう。これは、『4.1』レンジャーの、味方回復機能を活かすためだ。このミッションでは、味方が全滅すると、全ての蜂がプレイヤーに狙いを付け、蜂の巣にされてしまう。最終波の赤蜂ラッシュでは、ほぼ確実にこのパターンで負ける。アーマーが12000あるとか、そんなことは関係ない。そのため、隊長1人ぶんの戦力を減らしてでも、その配下の兵士を味方に加えて、回復しながら共に戦ったほうが良いと判断したのである。
そういうわけで。「敵増加による爆発物の強化」、そして「アイテムによる味方兵士の回復」と、何気に『4.1』での新要素を活かした戦い方で、勝利に成功した。
ちなみに、プレイヤーの人そこまで考えてなかったのだが、配下に加えた味方兵士が、「震える魔窟」などで有名な用水路に落下した。こうなると、段差の上に登らせるのは難しく、戦力としては計上できなくなった…と思いきや、高低差を盾にして、かなり長い間、ラスト発狂の赤蜂たちを引き付けてくれた。なんだ、地球防衛軍は★運ゲー★だったのか…。
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さすがにここまで酷いのは、もう出ないでしょ |
■DLC1-2:「巨人の行進」 バーナー / フュージョンブラスターZD 【『4』:DLC1-2】
神ミッションである。構成は、ただヘクトルが6体並んで歩いているというだけであり、無料配信でも文句が出るような内容だが、驚くべきことに、『4』の時は、これで400円・5ミッションのうちの1つであった。その辺りについては、今から約1年前の、HARDの時の記事に書かれているので、そちらをご覧いただきたい(【日記:2024/12/6】)。「このミッション自体が内部に亀裂を生むためのフォーリナーの侵略兵器」なんて、何気に笑えることも書いてあったりする。
というわけで。せっかくなので、武器として「バーナー」を持ち込んでみることにした。射程も威力も、無と表現して差し支えないほどの弱武器であり、有効活用法は、「片手に何も持っていません」と主張するため…つまり縛りプレイ向けである。両手に持った場合、勝てるのは、両手盾のヘクトルくらいであろう。
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火炎放射器は、現実と同じでゲームでも微妙なことが多いが、緑蟻対策には満点 |
■DLC1-3:「探索」 マグマ砲 /
フュージョンブラスターZD 【『4』:DLC1-1】
「山間部にある、敵のアクティブ巣穴を、順番に探し出して破壊する」という基本的な構成は、『4』のDLC1-1と同じである。ただし、今回は、『4.1』DLCでの新モンスターである緑蟻が途中から登場するため、事実上の新ミッションと捉えて良いだろう。緑蟻の特徴は、これも前の日記に書いたのだが(【日記:2024/11/18】)、「数が異様に多く、移動も速い」「紙耐久のため、火炎放射器で焼き払うのが効果的」という感じだ。
そして、このミッションについては、HARD,
HARDESTで攻略済みなことはもちろん、アーマー稼ぎ兼ミッション埋めのための挑戦も含めると、今回が5回目だ。さすがに、巣穴の位置は覚えてしまった。というわけで、今回は、巣から出現する緑蟻の出落ちを狙っていく。といっても、他のミッションで行われるような、「地下トンネルの出口が生えてきた瞬間に高火力兵器を当て、敵が出現する前に破壊する」ではなく、「巣の上を火炎放射器であぶることにより緑蟻を一掃し、次の増援が到着するよりも前に、巣を破壊する」という方式だ。緑蟻の耐久力の低さゆえに成り立つ戦法である。
ただし。第4波の緑蟻@と、第5波の緑蟻Aの巣は、それぞれ大きく離れており、残念ながら、最低でも1回は、緑蟻の猛攻を凌がなければならない。特に、「第5波の巣」が出現する条件は、「第4波の巣のHP減少」である。よって、普段のミッションのように、「出てくる敵は無視して、まずは巣を破壊」とやろうとすると、巣2個ぶんの緑蟻が縦横無尽に走り回り、あー 一面のクソミドリと化してしまう。逆に言えば、それを避けられた時点で、もうこのミッションは勝ったようなものなのだ。
(2025年11月30日)

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いきなり防衛失敗してる… |
以前に紹介した、世界の防衛株に投資できる「[466A] GX
防衛テックETF」(【日記:2025/11/5】)が、この11月26日(水)から購入可能になった。だが、2日目にして前日比+25%、しかし3日目には-20%で元に戻ってくるという、狂気の値動きをした。さすがにこういうのには、怖くて入れない。
…まず、この「GX 防衛テックETF」は、世界の防衛関連企業:約50社の株が詰め合わせになったセット商品であるが、重要なこととして、米国市場の「SHLD」という金融商品に依存をしている。「GX 防衛テックETF」は、SHLDの、ただの日本語版なのである。ただし、前の記事にも書いた通り、“日本市場で買える”というだけで、「楽天なら手数料タダ」や「他の日本株と同等に売買できる」などと、大量のメリットが存在するため、私はこの商品を心待ちにしていた。防衛株は、ここしばらくの伸びが良く、今後も期待ができること、そして、典型的な全世界株とは異なる値動きをし、市場の荒れに強いことから、独自の魅力を持っている。そのため私は、米国株・日本株・金(ゴールド)に続く第4勢力として、一定量の防衛株を持っておきたいと思っていたのだ。
さて。私は、その「[466A] GX 防衛テックETF」を、上場初日の26日(水)に、買わなかった。何故かと言うと、前日に米SHLDが下がっていなかったからである。私は既に、資産のほぼ全額を、株の形式で持っている。よって、466Aを買うのは、「466Aが下がり、かつ、他の株が上がった時に、上がった物を売って466Aを買う」という形式でなければならない。だが、“日本時間の25日深夜〜26日早朝に開かれた米国市場”では、特にSHLDだけが下がったことはなく、実際に開場した26日の日本市場でも、やはり私の決めた条件に当てはまらなかった。よって私は、初日の466Aを買わなかったのである。ちなみに、この手のETFは、1000円から始まるものが多いが、何らかの力が掛かったのか、それより少しだけ高くスタートし、そして1030円ほどで初日の取引を終えた。
…そして、27日(木)である。日本時間の、この日の前夜に当たる米国市場では、またしてもSHLDは微増という感じであり、他の株もまちまちだったので、特に売買は考えていなかった。だが、そんな実態とは無関係に、466Aは+25%と大暴騰し、2日目にして一気に1300円台に突入した。もちろん私は、「しまった、初日に買っておけば良かった!」と後悔をしたものである。一方で、元となるファンドが+0.6%しか上がっていないのに、その日本版が+25%も上昇するというのは、明らかに異常事態である。これは手を出すと大火傷するパターンだと思い、スケベ心を我慢して、買わずにグッと堪えたのであった。
――すると本日28日(金)に、466Aは-20%と大暴落をし、結局、1000円ちょっとという、当初の位置に戻ってきてしまった。ちなみに、前夜に当たる27日のアメリカは「
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株価がウォール街すると…すごいやばい |
さて。私は、金融商品の詳しい取引方法は知らないのだが、今回のような、「元商品から乖離した激しい値動きをした理由」は、なんとなく分かる。日本の大口投資家が、期待の防衛ファンドということで、一気に億単位の金を投入し、それに連動してアルゴと呼ばれるAI投資が殺到して、値段を吊り上げた。しかし、それは「実際の防衛企業の株価に依存しない空虚な値上がり」だったので、次々と売りが発生し、またしてもアルゴがそれに反応、一気に暴落して、元の価格に戻ってしまったのだ。
…さて、「[466A] GX 防衛テックETF」は、ETFという商品ジャンルであり、日本の個別株と同じ方式で、日本円によって取引ができる。しかし、その99%以上は海外株だ。よって恐らくは、「日本市場では、日本だけで閉じた取引を行い」、「そのお金を使って、日本時間の夜に、米国市場で利益を出す」という形式なのだろう。その「日本の閉じた取引」の中で、一気に買いが殺到した結果、元の防衛企業の株価と無関係に、+25%という大暴騰が起こったのだ。しかし、これは実態のない空虚な価格であったため、すぐに大量の売りによって、元に戻ってしまった。なにせ、元ファンドのSHLDが値上がりしていないのだから、ある意味、当然の流れである。
――ところで。今回の場合、初日は1000円ちょっとであったが、27日(木)は、昼頃から閉場まで、ずっと1200円以上という高い水準を維持していた。値段が1000円に戻ったのは、28日(金)になってからである。よって、「初日に買い、27日でバブル的な利益が出ていた時点で、売りを確定させる」という手法ならば、たった1日で+25%もの利益を出せていたことになる。しかし、当然ながら、「27日に買って、28日にまで保有をしてしまう」という逆パターンだと、投資額の2割ものお金が謎空間に吸い込まれて消えてしまうところであった。こういうところに勝負を仕掛けるのは、危険すぎるのである。
ちなみに、逆に、「売りが先行しすぎて、元ファンドが値下がりしていないのに、466Aが900円になる」なんて下乖離が起こっていたら、むしろ買いどきかなあと思っていたが、ここは期待に反して、しっかり1000円ちょっとで止まってしまった。まあ、そんな都合良くいくはずがない。株は、私を儲けさせるために存在するわけではないということだ…。もちろん、今後新たに上場するETFで、同じように2日目だけ暴騰することを期待して、初日から大口購入をする…なんてことも、やってはいけない。
というわけで。安定資産としての防御力に期待した「[466A]
GX 防衛テックETF」は、初っ端から、巨大怪獣が大暴れするような展開となってしまった。その下で、散らばったお札を拾い集められた人はラッキーだ。しかし、ほとんどの人は、あっさり潰されて終わりであり、しかも、潰した側は、そのことに気付きすらしないだろう。
…やれ、儲かってくると、浮足立って忘れがちとなるが、やはり、投資というのは、企業の成長に合わせた健全な資産形成が基本である。私も、なんど調子に乗って失敗したか分からないし、これからも失敗し続けるであろうが、それでも、「企業の成長と共に歩んでいく」のが投資である。今回のように、元の防衛産業の成長と無関係な、荒々しいマネーゲームのおこぼれで儲けようとしてはならないのだ。そういう悪銭は、身に付かないのがオチである。
――さて。ここまでの開幕3日で、466Aの値動きチャートは、命を刈り奪る形となった。だが幸い、私は得こそできなかったものの、損をすることも無かった。そして、原理原則に立ち戻ってみれば、「世界の防衛株」が有望であることは、何ら毀損されていない。元ファンドが特に大きな値動きをしない中、最初の値段に戻ってきたということで、また買い時が来たとも言える。やはりここは、当初の計画通り、他ファンドの動きと相談しながら、少しずつ買い集める形で、保有量を調整していくべきであろう。いやホント、投資って、日常生活とは別世界の、色々なことを教えてくれるわ…。
(2025年11月30日)

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あ、これやったことあります |
最近、我が情シス部門では、「職員の電話対応を楽にするために、頻出する質問をAI回答にしよう!」という計画が進み始めた。私は、「いや、それは昔ながらの『よくある質問』ページを作れば済みます」と主張したのだが、聞き入れて貰えなかったのだ。
…まず、我が部門に、“似たようなトラブルの電話”が何回も掛かってくるのは事実だ。例えば、今日もあったのだが、「プリンタで印刷ができなくなった」という相談について、私は即座に「パソコンから命令を出してもウンともスンとも言わない感じですか?」と質問した。それに肯定の返事が返ってきたので、私は「ジョブ詰まり=印刷ジョブがエラーを起こし、それ以降のプリントも行えなくなった状態」と目星を付けた。実際、現場で起こっていた問題はまさにそれであり、スタートメニューからプリンタのプロパティを開き、全ての印刷ジョブを削除することで、解決をした。
――その他、私物PCがインターネットに繋がらない場合は「プライベートWi-Fiアドレス」がONになっている、キーボードのHキーが入力できなくなった場合は「田」(Windowsキー)をクリックして検索欄に適当に文字を入れて戻る、スマートフォン型端末のタッチパネルが効かなくなった場合は側面の電源ボタンを7秒以上押して強制再起動、職員IDカードを忘れた場合は別部門へ連絡…などなど、パターン化された問題は、実に多い。
そして、それらの電話が、ただでさえ忙しいSE部の業務を圧迫しているというのも、また事実だ。まあ、私は、電話が来ると喜ぶ変態だから置いておくとして、1000人以上が在籍する我が職場で、SE部のレギュラー職員はたった3人であり、電話が無くても、PCやサーバーの交換やメンテナンス、物品の整理、そして複雑怪奇なトラブルの検証、マニュアルの作成などと、てんてこ舞いである。そこに、「インターネットで検索しろよ…」で済むような電話が繰り返し掛かってくると、うんざりする気持ちになる人も居るかもしれない。
ということで。「簡単な電話対応の手間を省く」というのは、確かに業務省力化において、重要なことであろう。しかし、そのアプローチとして、対話型AIを用いるというのは、優れた方式とは思えないのだ。
…というのも、弊社は、「何万・何十万と社員がいて、複数の拠点が存在する」という、“ちょっとした国家のような巨大企業”ではない。よって、SE部が提供できる典型のトラブルQAなど、せいぜい数十個というところだ。これくらいならば、単純な階層型の羅列であっても、そこまで探すのは難しくはならない。また、そのQ&Aを読むのも、職員限定である。よって、一定以上の知識層を期待してよく、まずは機械の種類・名称から絞り込んでいくことで、問題なく、回答へと辿り付けるであろう。そして、“それらで解決できなかったときに、最終的に人間オペレーターの電話対応が必要となる”のは、「AI」も「よくある質問」も同じだ。
――しかも。ひょっとすると、「AIならば自動で成長・進化して、最適な回答を用意してくれる」というイメージなのかもしれないが、それは誤りだ。グローバルなAIならば、検索エンジンなどで情報を自動収集できるため、自動的に進化するという捉え方もできるかもしれない。だが、社内のみの限定環境の場合、元となる学習データーは、人間がキーボードなりその他の手段で、入力する必要がある。それに、AIが誤った回答を導かないかも、結局、SE部の職員が監視しなければならない。さらに、“過去には問題が発生していたが、その後のアップデートで解決した”という場合、「よくある質問」ならその回答を消すだけで済むが、AIであれば、関連するデーターを全て消去したうえで最初から学習をやり直す必要があり、はっきり非効率だ。というような感じで、「事業所内のみで使用する、数十個程度のQ&A」では、AIの強みは全く活かせず、かえって手間を増やすだけとしか思えないのである。メリットは、「FAQを全く読まないが、対話型AIなら何か分かる気がする」という職員に対応できる、以上1点だ。
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新しい物を「全く受け入れない」のと同じくらい、「過大評価する」のも駄目 |
そういうわけで。「弊社で頻出する情報トラブルの問題を、生成AIに担当させよう!」というのは、典型的な、AI導入が手段ではなく目的化しているパターンだ。
…やれ、この案件は、「電話回答のための手間を減らす」が目的であり、そのためにAIという手段が検討されるべきだ。だが本案件では、「AIを導入する」ということが最初に決められた結果、その後がグダグダになってしまっている。恐らく、いつもの上層部が、中抜きだけが取り柄の大企業から、「周りの会社はみんなAIを使っていますよ」とか「いま導入しないと乗り遅れます」などと言われ、口車に乗せられてしまったのだろう。投資詐欺とかに簡単に引っかかりそう。
――だが、所詮は数十個のQ&Aに対してAIを導入するのは、莫大な手数料と処理用の機械が必要となるうえ、そのAIにデーターを入力して監視するという新たな仕事が発生し、楽になるどころかむしろ手間が増える。そういう、どこぞの政党みたいに、無駄な仕事を増やして“やっている感”を出すのは、私は反対だ。あ、既に十分に充実しているので、そういうの、いいです。
もっとも、こういうのは、世の中に有り触れたことである。
…例えば、今から10年くらい前には、ゲーム業界において、「カイガイ病」というのが蔓延した。要は、“これからは日本ゲームも海外で売っていく必要がある”という考えの元、海外のヒットゲームの要素を取り入れるというものだ。だが、それが非常に表面的であり、「FPS」や「オープンワールド」といったジャンルや、ゴリラみたいなオッサン&オバサン主人公などの要素を、安直に真似しただけというものが非常に多かった。しかも、「海外」と言っても、北米とアジアでは、求められるゲームの質が全く違う。海外って、それどこの海外だよ。世界は「カイガイ共和国」じゃねえんだよ。
――なお、その後の展開から分かっていただける通り、結局、海外の人が求めている「日本のゲーム」は、漫画やアニメのような少年少女のキャラクターに、ムービーやBGMのかっこよさ、ストーリー要素の強さ、ボス戦を山場としたゲームスタイルといった、日本的なゲーム要素だ。海外に媚びた作品を作るより、日本人らしいゲームのほうが、日本だけでなく世界にも受け入れられるのである。あの時代の「オープンワールド病」は、まさしく「オープンワールド」という新しい技術が、手段ではなく目的化してしまった結果なのである。わりぃ、やっぱつれぇわ。
他にも、それより更に少し前、まだスマートフォンの普及率がそこまで高くなかった頃には、ただPCの計算機能をスマートフォンに移しただけで、「スマホが担う未来の仕事!」などと報道で持て囃されていたことを覚えている。ドローンとかもそうだった。やれ、こういうものは、流行と同じであり、新しい商品が出ると、「問題解決の手段として相応しくない」や「資金や追加作業など、余計なコストを要求される」といった実務上の問題は無視されて、とにかく新しいものを導入しよう、いや、導入しなければというムーブが発生する。そういうものを仕掛ける逮捕されないだけの詐欺師と、その音頭に乗せられて高額な手数料を取られる阿呆が、いつの時代も居るのである。
さて。今回の、「SE部が担当する数十個程度のQ&Aに対し、対話型AIを利用する」も含めて、私は、弊社のAI導入は、ことごとく失敗すると思っている。
…その根拠は、7月に投入された、おっさんのAIイラストだ(【日記:2025/7/15】)。「AIイラスト」自体は、当サイトにも定着しているように、私も好きな技術だ。しかしながら、それが弊社では、“社長が自分の似顔絵を社内システムで見せびらかす”という、非常に愚かな方式で利用された。あれから半年近くが経ったが、変化は、その週の営業成果に合わせて、おっさんの表情が3種類に変わるだけである。AIイラストが持つ、「多彩な画像を、日替わりすら楽勝なレベルで、即座に作成できる」という利点は、全く活かされていない。弊社のAI活用など、この程度である。その失敗事例を、もっと世間に知らしめなければならない。
――やれ。確かに「AI」は、現時点ですら人間を凌駕しつつあるほどの、優れた技術であろう。だが、“限定環境における、オタク知識の掘り下げ”においては、まだまだ人間に圧倒的な分がある。AIとかいう新しいオモチャを買う前に、まず、いま最低賃金で働いている人間の職員のほうから大切にしてみたらどうだろうか。
(2025年11月30日)

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マジで「ミニゲームが一番むずかしい」ってのやめろよ |
SPステージも攻略し、第1の到達点と言える「120個のスター」を全て集められたのだが、その中で、ぶっちぎり最凶だったステージが、「チャレンジグライダーギャラクシー」である。急速なストレスで、頭痛と吐き気を催す内容であり、もはや全く楽しんで遊べるものではない。これに比べれば、レインボーロードなんてお遊びである(【日記:2025/11/18】)。
――このステージは、“チャレンジグライダーギャラクシー”という名の通り、鳥にぶら下がって、ジャイロ操作で空を飛んでいく。この系統の面は、W2の「ジャングルグライダーギャラクシー」で出てきており、あちらの時点で、操作が難しい、というか面白くないと、難関であったが、こちらのチャレンジグライダーは、“W6より難しい”と噂のW5に存在しており、難易度は桁外れである。
さて。ステージの見た目としては、W2のジャングルではなく、“宇宙の軍事要塞”といった雰囲気の人工物を飛んでいく。今回のステージは室内も多く、地面はもちろん、天井に鳥がぶつかってもマリオがダメージを受ける。また、グライダーステージでは、キツい角度で激突すると、ダメージで許されず即死をするのだが、今回は建造物であるため、あちこちに正面衝突して一撃死が頻発する。そしてグライダーという都合上、中間ポイントが無く、ステージの最初からしかやり直せない。ミニゲーム系の難関ステージ恒例として、ただクリアするだけでも難しいのだ。
…ところがどっこい、このステージで、収集要素である彗星メダルを集めるためには、5つのゲート全てをくぐらなければならない。初回では、四苦八苦しながら、何とか一度で全要素を網羅しようと、頑張ってゲートを通りながらクリアした。だが、その後に初めて、ゲートが1個足りなかったことに気付いたのである。ではどこにあるのかというと、1つ目のゲートをくぐって露天へ出たら、思い切りぐるりと左にねじって飛ぶと、2つ目のゲートが見えてくる。気持ち良さそうなことが書いてあるが、ここの操作感が、もう最悪であり、スイッチライトでジャイロ操作をする気持ち悪さ、先の見えないカメラワーク、重力ってなんだろうと問いたくなる悪い意味での浮遊感が組み合わさって、最悪な気分になる。
――と言っても、YouTube動画などで見てみると、なんとなく楽しそうに見えてしまう。だが、動画を見て遊んだ気になるのではなく、是非、実際にゲーム機でプレイして、体感してほしいものだ。吐くから。
ちなみに、1つ目のゲートも、地味に難関である。スタートしてすぐ、カバ型の魔物が溶岩から飛び出てくるので、それを左右に避けると、その下の方にゲートが存在する。だが、ちょうど上にはライフ増強キノコが存在するから、悩ましい。このステージでは、あちこちガツガツぶつけまくるので、よほど運転が上手という場合を除き、“3→6とライフ最大値を2倍にし、しかも取った瞬間に全回復する”というライフ増強キノコは、必須に近いのだ。
――では、“下のゲートをくぐりつつ、上の増強キノコも回収する”にはどうすれば良いのかというと、非常に簡単で、勢いよくゲート部の地面に激突し、ダメージを受けつつV字型に跳ね上がれば良いのである。作者の人もそこまで考えていたのか、ゲートが地面に作る影が目印になっており、そこをめがけて急降下することで、ダメージを受けて跳ね上がった直後にライフ増強キノコを獲得できる。激突により受けるダメージは、増強キノコで即座に帳消しにできるので、気にする必要はない。やれ、マリオシリーズでこんなド下等な攻略が推奨されるのは、それこそ『ワールド』のでっていう乗り捨て以来かもしれない…。
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わざと分かりにくい場所に置いてきている |
そんなわけで。畜生な1つ目・2つ目のゲートさえ乗り越えれば、この手のステージの恒例として、中盤以降はグッと難易度が下がる。まあそれでも、ドッスンの下をくぐったり、キラーを避けたりなどと、不慣れなジャイロ操作での難関が続くため、決して気は抜けない。それらを耐えて、残り3つのゲートをくぐれば、無事に彗星メダルを獲得してクリアーである。は〜い、おめでとうございました…。
…とは問屋が卸さないのだ。というのも、私は、W2の「ジャングルグライダー
ギャラクシー」が昔すぎて、“5つのゲートをくぐれば、自動的に彗星メダルが獲得できる”と
――そして。私は、もうこんなステージを後世に残してはいけないと、直後に再挑戦をしていったのだが、ジャイロ操作ということで、なかなか上手くならず、残機が他ステージの5倍くらいの速度でゴリゴリと削られていき、ついに、初のゲームオーバーを経験してしまった。やれ、マリオシリーズというと、残機が有名無実化し、「1UP」というシステムも単なるフレイバーと化している作品がほとんどだ。私が、マリオでゲームオーバーを経験したのは、『サンシャイン』以来である。あの鬼畜作と同等とは、『ギャラクシー2』もやりおる…。
ちなみに。通常版ステージ+彗星メダルでこれだけ激烈なのだから、いたずら彗星版はどれだけ凶悪なのかと恐れていた。実際には、手紙でレースを挑まれる形式であったが、強化版なことは変わらない。W2のジャングルグライダーの複数人レースと違い、今回は1vs1の真剣勝負となるが、どうせ2位以下は全て失敗なので同じである。
――だが、難しいと言えば難しいのだが、彗星メダルの左ひねりのような圧倒的な理不尽さはなく、地面にぶつかることでライフ増強キノコを回収するような離れ業も要求されず、普通に素早く飛んでいけば良い。競争としても、1回目は負けてしまったが、そこから改善して、2回目で勝利に成功した。ただゴールするだけの通常版(メダルなし)よりは難しいが、彗星メダルのミッションよりは圧倒的に楽であった。まあ、あのメダルより難しかったら、もう無理だしな。
そんなわけで。チャレンジグライダーを乗り越え、その他いろいろについても頑張った結果、第1目標と言えるスター120個の収集に成功した。プレイ時間としては、本体機能で確認したところ「15時間以上」となっていた(〜20時間未満)。まあ、1本のアクションゲームのプレイ時間としては、こんなものかなあという感じである。
…だが、これでコンプリートではなく、『ギャラクシー2』では、「グリーンスター」という要素があり、全ステージに、更に合計120個の緑星が追加される。そして、それも集めることで、真の最高難易度ステージが解禁されるのだ。やれ、『ギャラクシー1』のコンプ後の要素であった「ルイージモード」は、類似ということでスターの配置は全て同じであり、自キャラが異なるだけであった。そして、最後に追加ステージがあるとはいえ、エピローグ的なおまけ面であり、『1』をプレイした頃の私は、けっきょく挑戦しなかった。だが、『ギャラクシー2』のグリーンスターは、さすがに遊ばずに終えることはできなさそうだ。
――と、思って。さっそくグリーンスターに挑戦しようと、拠点に訪れた双子の緑チコに話しかけてみると、「全てのパワースターが集まろうとも、再び
(2025年11月30日)

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泣いて玉ねぎを斬る |
約1ヶ月半を掛けて、じゃがいも 20kgを使い切ったのも、つかの間。今度は、玉ねぎ 20kgが届いてしまった。
…さて、これらの大量野菜が到着した理由は、もちろん、この9月の「ふるさと納税」で、である(【日記:2025/9/15】)。決して潤沢ではない枠の中、今年は何を獲得しようかと悩んだ結果、野菜にすることには決めたのだが、その中で、「ある程度の常温保存ができ」かつ「寄付額に対する返礼品の量・質が合格点で」かつ「汎用性の高い物」として選んだのが、じゃがいもと玉ねぎだったのだ。
――しかしながら。10月の頭ほどに届いたじゃがいも
20kgは、なかなか消費に苦労した(【日記:2025/10/16】)。じゃがいもは、芽に毒があり、かつ、土が付いていたほうが保存に都合が良いということで、必ず皮を剥かねばならず、調理の手間が大きい。しかし、溜まってしまうとやばいことは分かっていたので、時間と気力に余裕があるときは、ポテトサラダを主食枠とし、1調理につき9〜12個(1食あたり3個)をガンガン使っていった。それでも、1ヶ月半が掛かったのだ。
ただし、良かった点として、最後までじゃがいもが腐ることは無かった。10月というと、上旬はまだ半袖1枚で過ごせたようなこともあったが、ごく一部、最初から虫喰いだったと思われる物を除き、真っ黒でグズグズになったり、または芽ですらなく草が生え始めたり…などということは無く、最後まで食べ物として利用ができた。「秋の時期でも、じゃがいもは1ヶ月半もつ」ということである。来年も考えてみよう。
いっぽうで、玉ねぎについても、こちらはこちらで、強敵である。玉ねぎも、酷暑時を除いて、吊るすなどして風通しを良くすれば、1ヶ月ほどは食べられるということが知られている。
…しかし、いかんせん20kgということで、数が多い。さすがに段ボールはやべぇだろということで、私はプラスチックのカゴのような容器に移した、しかも2コ容器に分けて重量を分散させたのだが、今日の料理で使った2個を入れて、合計90個もあった(+おまけの粉スープ2本)。そして、届いた本日に使った2個でさえ、1個は既に中の皮1枚が黒ずんでいた。まあ、それだけならば、半分に切ってからツルリと剥がし、接触していた部分を水洗いすれば食べられるのだが、時間が経つとそこから腐っていくのは明白だ。
――さらに、段ボール箱から残り88個を移す際にも、外皮が黒ずんでいるのは無関係として、既に握ったときにブヨブヨしている物があった。これは、素早く使わないと危険である! どうしても駄目なら冷凍という手もあるが、冷凍庫の容量にも限度がある。ある程度は、真っ向勝負をしていかなければならない。
というわけで。じゃがいも地獄を抜けたと思ったら、次は玉ねぎ地獄が待っていた。
…しかし、その主力となりそうな使い道として、カレー系の料理というものがある。ご存じ、“長方形の箱に入って、板チョコのような形をしたルウ”は、8皿分で、安い時は100円程度で調達可能だ。私も、かつて、ある程度の量を溜め込んでいた。しかしながら、ご存じ、急速に進んだ脱米によって持て余し、やむをえず、味噌汁がわりとして、大量の水でベシャベシャのスープを作っていたりした。
――だが、そこをレシピ通りの水分量とし、とろみが付くくらいにする。具材は、玉ねぎだけでも良く、肉など、少量のウインナー片で十分である。ルウの相棒も、別に、ぼったくりの代名詞である白米を使う必要は全く無く、麦飯でも十分であるし、純然たるスープ料理として楽しむ方向性もある。
そして、いま思いついたのだが、これ、パスタソース扱いとして使えないだろうか。やれ、私ですら、パスタソースは既成のレトルト品を遣うべきだと
――さて。私はここまで、4食分100円の超安パスタソースを使っており(【日記:2025/8/10】)、それが尽きたらパスタも一段落かなあと思っていた。だが、ルウをベースとした手作りパスタソースで、そのコスパを延長できそうな感じである。元々、付け合せの野菜はフライパンで炒めていたから、手間が増加する感じも無い。それどころか、火が全体に通りやすくなって、調理が楽になるまである。具材のメインは、もちろん玉ねぎだ。こうして、新しい料理が生まれていくのである。うん!! 玉ねぎ生活充実させるぞ。だって、僕らの冬は、これからだ!
(2025年11月30日)

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通常版のほうがムズい |
スイッチ版「マリオギャラクシー2」は、SPステージの後半戦である。例のアレである「チャンピオンシップ
ギャラクシー」は別枠ということらしく、これで一段落だ。
■マッドストーン
ギャラクシー
“円筒の中央側に重力が働く形式”で、狭い足場を、ドッスンとオニマスがひしめいている。オニマスとは、立方体の敵で、ゴロンゴロンと地面のマス目に合わせて転がっており、潰されると一撃死してしまうが、1面だけ穴が空いており、その中に入れば即死を回避できる。このステージでは、特定範囲をひたすら行き来しているため、安全地帯となるマスが存在し、その活用が重要となる。ちなみに、マリオシリーズにしては珍しく、オニマスの判定は厳しく、回っている側面に触れただけで労災扱いとなって1MISSだ。
ちなみに。私は気付いていなかったが、このステージについても、『ギャラクシー1』からの強化アレンジということのようだ。前作のグラスビーチギャラクシーというステージに、「うずまき洞窟のナゾ」と「クイックモード!天空回廊の番人達」というステージがあり、マッドストーンも、ごく細かい部分が異なるだけで、同じステージと言ってよい。『1』の頃に難関として用意されたであろう「クイックモード!」ですら、『2』の「マッドストーンギャラクシー」より遅い。YouTubeの他者様兄貴の動画での比較となるが、だいたい「クイックモード!」を1.75倍速再生すると、『2』のマッドストーンギャラクシーと同じくらいになるようだ。やりすぎである。
さて、まず通常版の「とまれオニマス!
おちつけドッスン!」については、シルバースターを5つ集めるというチョコボール系ミッションだ。その性質上、ショートカットで楽というのができず、ステージ全体を回らなければならないため、難易度が高い。マリオの周囲のみの時間経過を遅くするスイッチなどもあるが、それすら狭い足場に置かれており、かえって危なかったりする。特に難しいのが彗星コインで、開始直後に幅跳びで取りに行くのが楽なのだが、そうするとシルバースターを取り逃がすため、結局、順路通りに進み、回転する足場でフォールガイズをしながら獲得することになる。何度、足を踏み外して「ブラックホールからブラックホールへ移動する水柱」という意識高い系オブジェに吸い込まれていったことか…。
その後、“いたずら彗星”による強化版の「タイムアタック!
よけてオニマス かわしてドッスン」では、ただでさえ難しいステージに、時間制限まで加えられ、激烈な難易度になる…と思いきや、今度はチョコボールをする必要が無いため、ショートカットで序盤を丸々スキップできる。該当場所には1UPキノコが置かれており、“そこを目指して飛べ”というガイド線にしか見えない。そして後半部は、オニマスに潰されないマスで止まり、安全第一で進んでいけば良い。残り時間は1桁となるが、別に他に寄り道する場所も無いため、余裕である。明らかに、通常版のほうが難しかったよ。
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こいつで失敗を繰り返すと、あっという間に時間が溶けていく |
■キングオブキングス
ギャラクシー
マリオギャラクシー1に登場したボスとの、5連続のボスラッシュである。通常版「勝ち抜け!
ギャラクシーの強者達!」はそのまま倒せば良いが、高難易度版の「タイムアタック!
キングスリベンジ」では、5分の時間制限が設けられる。
@ディノパックン:普通に尻尾の種を叩くだけ。ただぐるぐると追い回すだけでも余裕である。
Aオタキング:かちこち溶岩ギャラクシーのアイツか…。緑のヤシノミをスピンで撃ち返すだけなので簡単。裏にライフ増強キノコがあるので、多少のタイムロスをしてでも取っておく。
Bモグキング:難関である。まず、時間制限の無い通常版の時でさえ、有効な攻撃法が分からずに死んでしまった。その方法は、「地上に体を出しながら移動しているときに、近くでヒップドロップをすると、ひるむので、それからスピンを当てる」というものである。前作での登場時は、“雑魚敵版でこの攻撃法を学んだあとにボスが出る”という形式だったが、『2』では、その雑魚をスキップしたため、理不尽な場面となってしまった。一応、W6の「バトルアステロイド
ギャラクシー」でも出るのだが、そっちも身代金ルートでスルーしてしまったし…。さらに、攻撃方法さえ分かれば楽というわけではなく、ラスト一撃のタイミングが厳しい。早すぎると逃げる敵に追いつけず、遅すぎると接触ダメージが発生し、どちらもやり直しだ。タイムアタックでは焦って失敗しやすいうえ、そこだけ2段階のヒップドロップが必要なため、失敗時のタイムロスも大きい。というわけで、何気に、ステージ攻略のキーとなるボスであった。
Cポルタ:かわいい小動物のような名前だが、岩をまとった巨大な幽霊である。こいつは印象的なボスであり、約5年ぶりの邂逅でも覚えていた。通常版では、「黒テレサをぐるりと回してぶつける」という攻撃方法で、じっくり戦えば良い。タイムアタックでは、距離を取ると時間が掛かるため、いっそ接近して、ガンガン黒テレサを当てていく。テンポよく攻撃すれば、残り時間を1分30秒ほどは残せる。
D黒ディノパックン:熱く燃える敵である。尻尾の種が明滅を繰り返し、燃えている時に触れるとダメージを受けてしまう。その他、敵の能動的な攻撃も追加されているうえ、直線的な追いかけっこをするだけでは追いつけないため、ぐるりとねじって接近する必要がある。ラストということで、さすがに強いが、何らかの補正が掛けられているか、はたまた気合と根性が違ってくるのか、それぞれのミッションにおいて、「ライフ1」や「残り数秒」という厳しい状況で、ギリギリの勝利を掴むことができた。
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簡単というわけではないが、中間ポイントがすぐ近くにあるので… |
■レッドブルーブロック
ギャラクシー
スピンをするたびに、赤と青のブロックが入れ替わるアスレチックを、壁蹴りによって進んでいく。これまでの同系統のステージの中で最上級なことは確かだが、しかし所詮はジャンピングアクションということで、同ジャンルの歴戦兵である私にとっては、「多少の引っ掛かりを覚える」という程度の難易度だ。
だが、明確な難所があって、それは、「凸凹パニック!
スピン! スピン!」のほうの彗星コインだ。余談だが、伝説の「シイゼエボオイ・エンドゼエガアル」は2013年1月なので、ギャラクシー2より後である(どうでもいい)。第3エリアに、“コップを逆さにしたような形の青ブロック”があり、その上に彗星コインが載せられている。私は、「壁蹴りをした直後にスピンでブロックの色を入れ替える」という方式で、上に登ることを目指していたが、スピンをすると勢いが殺されてしまい、どうしても上に辿り着けない。そして失敗すると、下のクラッシュ・バンディクー風の棘トラップにマリオの尻が刺さって、やめろ
それはマジでやばい! になってしまう。ではどうやって上に行けば良いのかというと、簡単な話で、いったん先に進み、そして上のほうから戻ってくれば良いだけであった。普通すぎて、逆に気付かないという攻略法だ。
そして、いたずら彗星版の「影から逃げろ!
凸凹パニック!」は、大量のマネックが後ろから追尾してくる。壁蹴りによって下がったり上がったりをするステージで、完全な一筆書きは難しいものの、中間ポイントが2ヶ所あり、失敗しても適切な距離から再開できるので、アドリブでも何とかなる。これもやはり、彗星コインを含めた通常版のほうが難しかったんじゃあ…。
(2025年11月30日)

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休日(休む日とは言っていない) |
今日はFF8日誌の更新で疲れすぎたので、日記のほうはお休みさせてください。
前々から思っていたけど、土日は、FF日誌のほうに専念する日にしようかなあ…。
(2025年11月30日)

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左右の雰囲気が違いすぎますが、どちらも神ゲーです |
去年から、プレイステーションは、DL版ソフトだけでなく、物理媒体(ハード・ソフト・周辺機器)のセールも定期的に行うようになった(去年:【2024/11/29】)。その中でも最大規模である、ブラックフライデーの2025年版が、昨日から始まっているのだ。
…まず、恐らくソニー側が目玉として考えているであろうものが、先んじて発表されていた、「デジタル・エディション」こと、“ディスクドライブなし版”の、5万5000円への値下げである(常設)。リージョンロックの掛かった日本限定商品であり、これでやっと、発売時のディスクドライブ付きのモデルに並べた(税込5万4978円)。このような商品を用意した理由は、率直に言って、ニンテンドースイッチ2の販売手法が受け入れられていると判断したゆえのことであろう。まあ、これでも初期のディスクドライブなし版と比べると1万1000円は高いこと(当時4万3978円)、“PS5世代もそろそろ終盤”という時期にようやく初期の値段に戻っただけということ、外付けディスクドライブを追加購入すると1万2000円と高いことなど、いろいろと不格好な点が目立つ。それでも、この「何でも値上げ」という時代に、頑張って値下げをしてくれたという感は伝わってくるものだ。
――というわけで。まだPS5を持っていない人は、これを機に、購入を検討してみるのもありかもしれない。今でもPS4が最新ゲーム以外では使えるように、PS5もここから10年くらいは利用していけると思われる。PS6(仮)が出たとしても、その瞬間にPS5が爆発して使えなくなるわけではないのだ。そして、DL限定ということで、DISC版のソフトウェアは遊べないものの、現在では、DL版のセールも充実しており、「ゲームを売却する」という習慣が無い人は、あまり大きな制約を感じることは無いであろう。意外なところとして、「基本無料」のゲームを目的としている場合、デメリットは無いに等しいものとなる。私はよく知らないが、「基本無料ゲームを遊ぶプラットフォームとして選ばれる」ということは、ビジネス的に極めて重要なことらしく、ひょっとしたら、今回の値下げも、そういう層を狙っているのかもしれない。
その他、ハード・周辺機器では、PS5proが1万5000円OFFで10万4980円、PSポータルが3000円OFFで3万1800円などとなっている。これらは、なかなか迫力のある価格だが、どちらも初セール(多分)であり、値段が下がっていること自体は事実である。また、私もそうだったのだが、PS5を長く遊んでいる人は、そろそろコントローラーがヘタってきているという人も多いだろう。DualSenseコントローラーも値引き対象となっており、2500円OFFの8980円で購入可能だ。こちらは消耗品であり、新品が好ましいということで、補充するならこの時期だ。
――ちなみに、これらの値段について、だいたい私が“ゲーム機の適正価格”として感じる値段の、2倍くらいの額が書いてある。対抗馬のニンテンドースイッチも、日本限定の(事実上の)値引きを経て4万9980円と、とんでもないことが書いてあり、ゲームが庶民の娯楽から遠ざかっていると感じるものだ。私は、次世代機のPS6(仮)について、早期の購入を予定しているのだが、衝撃的な値段になりそうで、心配である。もはや、10万円を切れば、いいほうかなあ…。
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このミニゲームはともかく、FFシリーズでも最高レベルの傑作なのは本当 |
そして。今回のブラックフライデーセールでは、ハード・周辺機器以外に、ソフトウェアのセールも存在する。
…さて、私がおすすめする作品は、いつも言っているのだが、まずは「アストロボット」と「ステラーブレイド」である。どちらも、当サイトのゲーム日誌として連載し、スタンダードなジャンピングアクションに、厨二病全開のヒロイン剣撃ゲーと、ジャンルが異なり、作風も正反対だが、どちらもPS5の性能を活かした高品質なゲームであり、未プレイの方にはお勧めできる(【タグ:アストロボット】【ステラーブレイド】)。なお、パッケージ・DLのセールは5000円弱と、発売1年以上が経っているにも関わらず、なかなか強気と感じるかも知れないが、中古市場での値段も同じくらいであり、今回のセールは悪くない選択肢となる。また、売却に抵抗感がないのなら、現在まで価格が安定している=今後も急に暴落はしないということで、“このパッケージ版のセールで購入して、クリア後はフリマアプリ等を使って売却する”という手段で、極めて少額で遊ぶことが可能なので、一考する価値があるだろう。
――ちなみに。具体的な購入店舗としては、【ノジマオンライン】か【楽天ブックス】がお勧めだ。純粋な販売価格だと、ノジマのほうがやや下回るようだが、ポイントや投資とかで普段から使っているサービスと合わせるために楽天を使うという手もありだ。どちらもアフィではないので、安心してクリックし、価格やラインナップを比較してみてほしい。
その他、こちらはパッケージではなくダウンロード版の話だが、「ファイナルファンタジー7
リバース」が、50%OFFの4939円で購入可能だ。やれ、FFシリーズというと、かつては早期に値崩れする作品の代表格とされていたが、事実上の最新作であるFF7リバースは、もうすぐ2周年なのにかなり値段を維持しており、中古でも4000円程度で取引されている。そういうわけで、このDLでの購入も、悪い選択肢とはならない。同作は、懐かしい“FFシリーズ全盛期”が今の時代に蘇ったかのような、桁外れの質と量を誇る超大作であり、私は、最終作となるリメイク第3弾ですら、もはや超えられないのではないかと思っている。何にせよ、FFファンの人にも、そうでない人にも、自信をもって勧められる快作だ(【タグ:FF7】)。
…なお、“7リメイク第1弾”こと、「ファイナルファンタジー7
リメイク」についても、お得にプレイする方法がある。7リメイク第1弾は、第2弾の「リバース」と比べると、せいぜい1/3か1/4程度のスケールだが、それはリバースの物量が異常というだけだ。物語がリバースへと続いているのはもちろん、システム的にも、この作品があったからこそ第2弾に続いたということで、意義深いものがある。現在、「インターグレイド」こと、PS5版のリメイク第1弾は、PSplusエクストラにてオンラインレンタルが可能となっており、通常1〜2年程度で配信終了となるソフトが多い中、ずっと存在し続けていることから、現行FFシリーズの新参者向けとして考えられているのであろう。なお、PSplusエクストラ版には、ユフィDLCも含まれているため、“PS4でリメイク第1弾を遊んで、そのままユフィDLCは未プレイ”という人は、リバースで主力として活躍した彼女の冒険を振り返ってみるのも悪くないだろう。
――ちなみに、その「PSplus加入権」についても、最上位プランのプレミアムが55%OFFという破格のセールが為されている。「下位プランからの日割りでのアップデート」も可能であるため、自動更新に気を付けつつ(忘れていると、最も割高な「プレミアムの1ヶ月プラン」を毎月自動購入させられる)、特定のタイトル狙いで加入するのもアリと思われる。前述の、値下げされたディスクドライブなし版との親和性も抜群だ。ちなみに神ゲー:地球防衛軍シリーズも、現在『5』『6』がサブスク配信中である。EDFへ とうこそ
というわけで。色々と書いてきたが、今回記事は、純粋に私が面白いと思うゲームを、安く楽しむ方法を、お勧めするものとなる。
――やれ、確かに、機械の値段は上がっている。だが、ソフトについては値上がりしていないどころか、むしろDL版セールやフリマアプリ等を使うことで、かつてよりも安く遊べるくらいになった。それでいて、「FF7リバース」や「アストロボット」「ステラーブレイド」が示してくれたように、品質は桁外れであり、そのうえ“ネットで共有する”などといった、楽しみ方の幅も広がっている。いや〜、本当、最近のゲームって最高だぜ!!
(2025年11月30日)

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EDFは仲間を見捨てない、本当だな。(定型文) |
地球防衛軍4.1は、本編最終ミッションである、M89「星喰らい」まで進んだ。さすが、INFERNOのラストということで、かなり手応えのある難易度だった。攻略方針は、第1波は慎重に、そして2波3波は強引に、である。
…まず、使用武器は、「ライサンダーZ」×2丁持ちだ。前回の日記では、「ハーキュリーとストリンガーJ9の板挟みとなって、ほとんど出番が無い」という趣旨のことを書いており(【日記:2025/11/15】)、実際、今回プレイでは、ここまで全く出番が無かった(前回プレイで載せた「堕ちた旗艦」でも、失敗し、ハーキュリーに持ち替えてクリアした)のだが、この最終ミッションでは、立場が逆転し、ハーキュリーで失敗して、ライサンダーZにてクリアができた。昔ほどのきらめきは無くなったものの、このような難関ミッションで活躍するというのは、やはり古参の強豪という感がある。
――ちなみに。本日の題名の「Star Eaters」は、海外版における本ミッションの名称だ。海外でも、アースイーターは“Earth
Eater”なのであるが、そこをちょっとひねって、Star
Eatersとするところに、オサレを感じるというものである。Star
Eaterといえば、遊戯王カードの「星態龍」(【Wiki様】)の海外名…。
そういうわけで。本ミッションは、全3波に分けて、空を覆い尽くす巨大船団と戦う構成となる。まず、第1波は、基本形態と言えるバージョンであり、敵は、ハッチから飛行ビークルを発進させながら、各種の砲台で攻撃を行ってくる。ハッチの他、コアと呼ばれる部位も存在し、それを落とすことで、周囲のパネルをまとめて落下させられる。
…さて、第1波だから楽…❤
なんてことはなく、普通にこのパートでも死ぬ。理由は、飛行ビークルである。ちょうどHARDESTの時と同じで(【日記:2025/5/20】)、本ミッションでは、飛行ビークルが悪魔的な強さを誇り、ロクに回復アイテムも拾えない中で、自由自在に飛び回ってこちらの体力を枯らしてくる。ハッチを破壊すれば数を減らせるが、相手を打ち止めにするより遥かに前に、こちらが朽ちてしまうのだ。本ミッションは、敵本体の「ブレイン」さえ撃破すれば、その他の砲台が残っていても、クリア扱いになる。だが、7リメイクシリーズのように、段階ごとに体力減少下限が存在し、その間にも雑魚敵からの猛攻に晒されるということで、そう簡単にゴリ押しはできないのである。
――というわけで。この第1波で重要なのは、慎重に進めることだ。DLCラストの「星の牢獄」とは異なり、本ミッションでは味方兵士が登場するのだが、MAPの各所に点在しており、しかもプレイヤーが近付くまで登場していない。そういうわけで、初期位置からあまり動かずにゴリ押しをしようとすると、全く仲間と合流できず、全ての砲台がプレイヤーを狙い、右往左往して燃えカスとなってしまう。逆に、味方兵士については、この最終ミッションまで生き残っているだけのことはあり、異様なまでに精強で、なんとおフェンフェンですら生き残るというの尋常ではない耐久力を誇る。凄まじく頼りになるので、何か特別な補正でも掛かっているのかと、実際に射撃して耐久力を計測してみると、HP7000程度であり、特に強化係数は掛かっていないようだ。純粋に彼ら自身の能力である。忘れがちであるが、このゲームのタイトルは「地球防衛軍」、仲間と共に戦うのが重要なのだ。
そんなわけで。第1波については、“仲間がおらず、砲台に囲まれ、かつ大量の飛行ビークルが存在する”という開幕が、DLC級のキツさを誇るが、逆にそこさえ乗り切れば、ガクっと難易度は落ちる。
…ちなみに。ライサンダーZの単発火力は6000であり、HP2000強の飛行ビークルに対しては、大量の火力余りが発生する。一方で、空に目を向けると、プラズマ砲台・緑ペン砲台を含む、全ての砲台を1撃で落とせるため、砲台の殲滅力は際立って高い。しかも、両手持ちをすれば、1.5秒に1発というハイペースで射撃ができ、ハーキュリーやストリンガーJ9の時間火力を、遥かに上回る。
――そのような理由により、このミッションでのレンジャーの武器選択としては、「ライサンダーZ
× 2」が最有力となる。だが、「ハーキュリー」も、『4』の頃は飛行ビークルが2発だったが、『4.1』では+500の火力で1発撃破が可能となっており、候補に残ってくる。その場合、もう片手は、回復が取れない苦しい場面を乗り切るための「リバースシューターX」が推奨されるようだ。
というわけで。第1波で仲間を集めたあとは、マップ角まで移動をする。この際、おフェンフェンが異様に遅くて時間が掛かるも、孤立しているとタダのカカシとなってしまうため、しっかりプレイヤーの近くまで集めておく。
…その後、準備が整って、ある程度ブレインにダメージを与えると、第2波がスタートする。敵は、第1波のパネルを全て消したうえで、今度は、“反時計回りにゆっくりと移動するパネル”を出現させる。このパートでは、とにかく砲台の密集具合が凄まじく、新たに登場する緑ペン砲台は、「射程が短いが、精度が極めて高く、かつ持続照射が可能なレーザー」で攻撃を行ってくる。つまり、近づかせてしまえば★死★であるため、ハーキュリーで挑んでいた際は、ここで敵火力に圧殺されてしまった。
――いっぽうで、ライサンダーZ×両手持ちの瞬間火力を活かせば、敵の砲台を押し返すことも可能だが、ここはあえて、瞬殺を狙っていく。1つでもコアを破壊して周囲のパネルを落とせば、空に大きなスペースが開いてくれるので、そこでブレインに火力を集中させ、一気に第3段階へと進めてしまうのだ。なお、ここでも飛行ビークルが出現し、放置すると第3波がキツそうだが、頑張って集めた仲間の存在と、そして第2波→3波の変形モーションがそれなりに長いということもあって、ほとんど気にならない。
ちなみに。ゴリ押しを狙わず、正面から戦う場合も、仲間がいれば、大幅に楽になる。ピンポイントな緑ペン砲台や、吹き飛ばし効果を持つプラズマ砲台など、厄介な敵が多そうだが、意外にも、味方はかなり生き残ってくれる。じわじわ削られるタイプの戦闘ということで、“回復アイテムで味方も回復できるレンジャー”の強みも活かせる場面だ(『5』からは全兵科で共通化)。
――やれ、実際に、このような桁違いの科学力を持つ敵と戦争をしたならば、ちょっとレーザーを撃たれただけで、たちまち映画「バイオハザード」の例の部屋みたいになりそうだ。しかしそこは地球防衛軍であり、気合で耐えているということだろう。心頭滅却すれば、火もまた涼しである。
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おフェンフェンが生き残った…だと…? |
最終波である。敵は、第2波のパネルを再び全て消したあとに、メトロイド(生物兵器)のような形の、見た目は凶悪なアースイーターを召喚する。ただし、この状態では、敵も必死のようで、防御を放棄している。一方で、味方の戦力は潤沢である。よって、砲台を全滅させて敵を丸裸のこけしにするのも乙なものだが、あくまでクリアを目指すということで、斜線を遮るアースイーターのみを破壊し、ひたすらブレインを射撃していく。
…ちなみに、このパートでは、雑魚敵としてドラゴンが現れる。しかしながら、凶悪無比な飛行ビークルと比べて、どうにも微妙であり、あっという間に味方に蹴散らされ、むしろ回復アイテムを運んできてくれる天使のような存在となっている。それだけでなく、しばらく耐えていると、次々と味方が登場し、最終的には、最強のオメガ部隊も到着するなどあって、圧勝という雰囲気になるようだ。まあ、実際の戦争では、勝ち馬に乗る=勝てそうになったら参戦するというのは、基本中の基本である。
というわけで。本編ラストミッションの「星喰らい」は、第1波を丁寧に攻略し、第2・3波はゴリ押しという作戦で、クリアに成功した。
…ところで。地球防衛軍シリーズに恒例の難点として、「人類を絶滅寸前まで追い込んだにもかかわらず、唐突にラスボスがプレイヤーの前に現れ、それを撃破すると人類勝利で終了」というものがある。敵側から見ると、非常に情けない負け方だが、『4』『4.1』は、まさにこれという感じだ。この問題については、『2』『3』から引き続き、『5』でもそのままであり、『6』でようやく解決された(ついでに連作である『5』も救済された)。この事実だけでも、“ストーリーはおまけ”とされてきたゲームが、『6』でいきなり真面目になったという事実が分かるというものだ。いや、『5』もまだだなのに、『6』もやりたくなってきた〜…。
――かくして、攻略は、本丸と言えるDLCへ続く!
3周目にして、いよいよ最高難易度!!
(2025年11月30日)

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なんかストーリー性がありそうなシリーズになってきた |
今日は、お客さま感謝デーに行ってきました。私の腕より太い大根が100円(- 各種値引き)など、本当に物価高なのかと感じさせるような、素晴らしいショッピングができました。株であんなに金を配ってくれてるのに、定期的に全商品5%OFFの割引をやってくれて、しかもそれを前提として高値にするようなこともない。なんだ、宗教指導者か何か?
…それはそうと、今日の買い物では、「カップの果物ゼリー」を大量に買ってきました。ゼリーは、ご存じ“透明でプルプルしたお菓子”であり、私はルーチンでは買わないのですが、今回は40円と安く、賞味期限も1ヶ月ほど残っていたので、食べる楽しみを加えつつ、果物の補給にも役立てる狙いです。やれ、この手のカップゼリーは、“子供向けのプリンより、一回り大きめのカップ”に入っており、普通に買うと100円前後ということで、40円ならお得と言える水準です。様々なフルーツをテーマとし、4種類があったので、それを10個ずつ買って、合計40個です。1日1個以上食べられる!!
――ちなみに。ゼリーと言うと、思い出深いのが、2022年の夏に某クソウイルスにやられたとき(【日記:2022/8/8】【2022/8/16】【2022/9/16】)に、自治体から支援物資として届いたことです。最初の数日こそ高熱にうなされましたが、そこから1週間くらいが経ち、微熱になった頃に届いたので、「今さらいらん…」と思い、実際に、カップ麺やレトルト食品などは、当時はその手の物を多く備蓄していたため、全く必要ありませんでした。ただ、「果物ゼリー」は、自宅隔離で生鮮食品がすっからかんだったので(当時はキャベツや大根など、長もちする野菜を常備する習慣も無かった)、久しぶりに新鮮な物が食べられて、しかも甘い物とあって、非常に嬉しかったことを覚えています。あの時の感動よ、もう一度!
というわけです。
そういうわけで、今日はいろいろと買い物をして疲れたので、更新をお休みします…。
明日を耐え抜けば、3連休ですね! 株価も底を打って反転し始めたようですし、お互い耐えていきましょう!!
(2025年11月30日)

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伝説のパーティ(FF4ではない) |
FF13には、裏ボスとして「ウェルキンゲトリクス」というモンスターが出現し、そのHPは1584万である。この値、大きさという点を除けば、特に何の意味もない数字の羅列かと思っていたが、本日、意外な意味があることに気付いてしまったのだ。
…まず、「ウェルキンゲトリクス」は、FF13のやり込み要素である「ミッションモード」の最後に登場する、裏ボスの1体だ(厳密には、最後以外にすることも可能だが、あえて他を残すというプレイになる)。そのHPは15840000と凄まじく、必殺技の「魔旋風」を筆頭に攻撃も苛烈だが、最も特徴的なのが、防御能力だ。敵は、しばらく攻撃をしたあと、「金城鉄壁」という技を宣言し、完全な無敵状態に入ったうえで、“減っているHPの1割ほど”を回復する。この特性上、細かくバトルが中断されることになり、「ブレイクしてボコボコ」というFF13のシステムと相容れないため、敵としての評判は良いとは言えない。一方で、攻撃・防御・補助のメリハリの効いたバトルが必要となるため、“これはこれで個性的なバトルだ”という評価もある。
――ちなみに、弱点として、毒が効くことが知られている。FF13の毒は、「300秒でHPを0にするペース」でダメージを与えることができ、ウェルキンゲトリクスほどの相手となると、1秒で52800ものHPを削ることが可能だ。ただし、毒さえ掛けて守っていれば勝てるというほど楽ではなく、敵の行動ペースも激しいうえに、「金城鉄壁」によって毒も解除されてしまう。そのため、少なくとも、味方HPが1万を超えるくらいまでは、しっかり育成をしていきたい。最速だと、11章ラストのバルトアンデルス(2回目)の撃破後から戦えるのだが、普通に勝利を狙うなら、やはり、エンディング後ということになるだろう。
そして、当サイトとの付き合いとしては、さすがに裏ボスということで、4大やり込みプレイの全てに登場している。まず「クリスタリウムなしクリアー」(【第16話】)では、いろいろあって、最終的にエリクサー(切り札である召喚獣を即座に再召喚できるようになる、完全個数限定アイテム)を4個全て持ち込めるようになったが、それでも全く歯が立たない。羽の枚数が増えたあとの「魔旋風」で…とかではなく、普通に最初の羽2枚のモードで瞬殺される。やれ、この日誌からも既に7年が経ったが、特に進捗は無いようだ。
…続いて、「オプティマ変更なしクリアー」(【おまけ】)では、「バイオさえ掛けていれば
ら・く・せ・う❤」という油断を期待通り★粉砕★してくれる超強敵となり、勝つためには、意外なロールの活用法が必要となった。オプティマチェンジができないからこそ、最初の編成が重要となる。ただの○ボタン連打プレイと思いきや、これまたFF13の魅力を引き出せる遊び方であった。
――そして、「最強キャラ決定戦」(【第6回】)は、“1人戦闘を計6人で行って、その結果を比較する”という内容であったが、ウェルキンゲトリクスに勝てたのは、6人中、僅か2名であった。バイオを覚えないスノウ&ファングがキツいというのは分かるが、残り4名の中でも勝てたのは半数である。この結果からも、ウェルキンが“毒さえあれば勝てる雑魚”ではないということが伺い知れるだろう。
最後に、「ボス戦タイムアタック」(【第35話】)では、無限挑発バグというテクニックを使用し、全てのモードチェンジを踏み倒しての一発撃破に繋げている。それにより、最速記録は、3分程度から58秒へと、一気に縮まった。あの時代は、このクラスの成果を、普通に2週間に1回とかのペースで叩き出していた。いくら実質的なニート期間だったとはいえ、頭がおかしすぎる。まあ、今の毎日更新も、別ベクトルで狂ってはいるが…。
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ちなみにFF13-2のヨミは120万です。非課税(意味不明) |
ということで、前置きが長くなりすぎてしまったが、そのウェルキンゲトリクスのHP:1584万という値を、私は本日、職場で見ることになったのだ。
…さて。私の現在の職務はSEであり、機械の保守に関する話も頻繁に目にする。専門的なサーバー機器などとなると、その年間のサポート代が百万円クラスに達することもあり、その高額さには唖然とする。しかも、信じられないことに、そこに「消費税:10%」が掛けられる。お聖府の自民党サマが弊社に一体なにを貢献してくださっているか、愚昧な小生には推し量ることすらできないが、何はともあれ、ただでさえ高い保守代に、消費税によって、十万円の桁で上乗せがされていくのだ。
――だが、本日そこで、1,584,000円という価格を目にすることになったのだ。該当の機器については、まず「1ヶ月の保守料金」が、どうやら12万円ということらしい。それが「1年=12ヶ月」で144万円だ。さらに、そこに「消費税の10%」、つまり1.1倍が為されて、158万4000円となった。ビジネスの世界では、3桁ごとにコンマを打つため、最終的に、1,584,000という、FF13ファンならばピンとくる文字列になってしまったのだ。細かいことを言うと、1584万ではなく158.4万ならば、ウェルキンゲトリクスではなく「ジャガーノート」という雑魚敵なのであるが、細かいので気にしてはいけない。
それはそうと。これらの計算を整理してみると、12×12×1.1ということになる。桁を整理すると、12×12×11 =
1584だ。これらの数字に、何か見覚えは無いだろうか。そう、本日の話題のゲームは、ファイナルファンタジー「13」である。“13に続く、11と12”が掛け合わせられているのだ。実際のゲームにおいては、ウェルキンゲトリクス&ジャガーノートのHPは、更に大きいので、「10」も補うと、10×11×12×12となり、明らかに「13」へと続く流れとなる。12が2つあるが、それは『FF10-2』という解釈にすれば、何ら問題は無い。
――かくして、1584万というウェルキンゲトリクスのHPには、FF13が、『FF10』『FF10-2』『FF11』『FF12』に連なる作品という思いが隠されていたのだ。まさかの、ゲーム最終盤で戦う裏ボスのHPに、このような意味が秘められているとは…。うん、スクエニの人、そこまで考えてないと思うよ。
(2025年11月30日)

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これはモップがけのように移動すれば絶対に当たらない |
スイッチ版ギャラクシー2は、本編クリア後に解禁されるスペシャルワールドである。構成は、完全に一本道であるが、1ステージ進むごとに、所持スターのチェックが入る。また、ミッションは1つだが、「いたずら彗星」による強化版が、必ず存在するようだ。SP面らしい、シンプルな構成で攻めてくるというわけだ。
■マリオオンマリオ
ギャラクシー
『ギャラクシー1』からのリメイクステージだ。まず、スーパーマリオギャラクシー1には、「パープルコイン
オン ルイージ」というステージが存在する。巨大な“ドット絵のルイージ”をマス目としたステージであるが、緑は「踏むと消える足場」や「即死の沼」、そして肌色は「踏むと縦回転を始める足場」と、まともな床が存在しない。そんな中で、3分以内に、100枚の紫コインを集めるという、かなり厳しい内容だ。『ギャラクシー1』の最難関とされることも多く、トラウマステージなんて表現も聞いていたものだった。
…なのだが、私は、スイッチ版での攻略時に、全くと言って良いほど苦戦しなかった。確か、初見ではクリアできなかったものの、せいぜい2〜3回程度の挑戦だったと記憶している。拍子抜けにも程がある。それとも、Wii時代は、へっぽこ操作のリモコンコントローラーだから難しく感じていた、ということなのだろうか。まあ、BGMの「パープルコメット」が爽やかな神曲だったから許したものの、「マリオギャラクシーは、難易度面については肩透かし」という評価を決定づけさせたステージであった。
さて。『ギャラクシー2』では、そのステージが、2種類のリメイクを施されている。まず、
いっぽうの、「いたずら彗星」による裏面は、「パープルコイン・オン・ルイージ」という名前であり、まさかの同名ステージだ(強いて言うなら、単語を区切るスペースが点に変わっているというだけ)。ただし、内容は相互互換と言える感じになっており、100枚全ての紫コインを集める必要があるうえ(『1』では、150枚中100枚で良かった)、後ろから大量のマネックが追尾してくる。その代わりに、黄色の足場は回転しなくなったほか、全回収が必要な都合コイン自体の配置も分かりやすくなった。
そして、具体的な攻略としては、さすが「スペシャルステージの」「裏面」ということで、それなりには手応えがある。ただし、分かりやすく、難関が序盤に敷き詰められており、中盤以降の難易度は低い。あれだ、「後のほうを難しくする」という素直な構成にすると、繰り返すうちに、序盤が茶番になってしまうため、それを避けるためのゲーム構成だろう。さすが、ジャンピングアクションの第一人者である。ウルトラチャンピオンシップ:バッジ・オン・パレード(【日記:2025/1/25】)
とりわけ、中盤の、“だだっ広い足場にポツポツと紫コインが置かれている地帯”は、ムカデ人間をしてくる大量のマネックを防ぎつつ、どう回収するかと考えるところだが、「列を端まで進んだら、ぐるりと次の列に進む」という至極単純な方法で、全く後ろを気にすることなく全回収が可能だ。最後1列が逆だと終わりそうだが、そこだけなら、アドリブでも何とかできる密度である。
というわけで。さすがに裏面も最初ということで、大した難易度ではなかった。ここから徐々に難しくなっていくのかと思ったが、まさかの次が地獄であった…。
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地獄に旅立つ準備はできたかね? |
■タマコロスライダー
ギャラクシー
ギャラクシー名には書かれていないが、表面は「コロコロ進んで
レインボーロード」、そして裏面は「レインボーロードの
パープルコイン」と、どちらも“レインボーロード”の名が入っている。
…さて、「レインボーロード」については、さすがの私も知っている。SFCの初代「マリオカート」で、エンディング前の最終面として登場したコースであろう。私は、『マリオカート』シリーズには、ほとんど親しんでいないが、あの異空間なグラフィックとBGMは、“兄弟のプレイを見る”という程度の僅かな体験ですら、いたく印象に残ったものだ。
というところなのだが、この『ギャラクシー2』のレインボーロードは、その懐かしい思い出と、きらびやかなイメージを過去にする、地獄そのものである。まず、今回のマリオが乗るのは、カートではなく、タマコロ=バランスボールだ。しかも操作はジャイロ操作、本体(コントローラー)を傾けて動かすタイプであり、細かい操作がしづらいのはもちろんだが、そもそも気持ち良くなく、嫌いである。そして、“レインボーロード”ブランドということで、柵がなく、僅かな操作ミスで落下して最初からやり直しとなる。極めつけに、なんとこのステージはスライダーであり、勝手に転がっていってしまうため、慎重に進むことすら難しい。
そんなわけで。まだ表面であるにも関わらず、幾度となくマリオが落下死して、苦しい思いをした。途中の分岐では、「右は難しい!」とメッセージを出しておいて左を選ばせ、実は右ルートに収集要素の彗星コインがあるという仰天の罠構造で、2回のクリアが必要となった。これでまだ前座というのだから、驚きだ…。
そして。いたずら彗星が作用した裏面の「レインボーロードの
パープルコイン」は、ゴールするだけで難しいこのスライダーで、なんと100枚の紫コインを集める必要がある。フィールドに存在するのは、110枚だ。よって、たった10枚までしか取り逃がしが許されない。よって、できるだけ慎重に進みたいところだが、そこに、2分という悪魔的な制限時間が掛かっている。「ただでさえ不自由なジャイロ操作」で、「落下死しやすいスライダー」にて、「厳しい時間制限のなか紫コインを集める」…1個でも難しいものが、3つも揃っている。楽しげなスライダーBGM、そして突き抜けるような景色とは裏腹の、超が付くほどの極悪ステージである。
というわけで。これは、いつものアレであり、もはや運ゲーと割り切って、心を無にして攻略していく。運ゲーなのだから、失敗しても、悪かったのは運であって、私ではない。そういうわけで、安らかな心の中、塩対応スライダーをひたすら転がっていき、意図的に終盤部分の練習をしたりもすることで、何とかクリアが行えた。さすがにもう、バランスボールはこれっきりにしてくれ…。
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サンシャインの頃のお前はもっと輝いていたぞ! |
■ひみつのアスレチック
ギャラクシー
今度は、怪作「スーパーマリオサンシャイン」から、「ひみつ」と題したアスレチック面が復活だ。なお、原作においては、リコハーバー★4の「リコタワーのヒミツ」に登場する。サンシャインは、難易度曲線がおかしいことで有名だが、さすがにこのレベルのステージを序盤に配置することは無かった。それでも中盤だが。
さて、『サンシャイン』については、初プレイがスイッチ版と最近ではあるが、個人的に、とても思い入れのあるゲームである(【日記:2021/2/11】)。というわけで、この「ひみつのアスレチック
ギャラクシー」にも、私は大いに期待していたのだが、残念ながら、ガッカリ面である。
まず、表面の「くるくるまわるよ
どこまでも」は、原作では“ポンプ(ホバー操作が可能で、飛距離を伸ばしたり、落下地点を調整できたりと、同作の基本アクションだった)を奪われ弱体化したマリオ”での挑戦となったが、今回は『ギャラクシー』シリーズの軽快な操作を使える…どころか、雲マリオという落下への救済まで用意されているので、極めて簡単である。雲による補助が必要なのは、どちらかというと、一つ前の面だろうが〜!! 細かい違いとしては、“斜めの壁への張り付き具合”が、ほんの僅かだけサンシャインよりも弱くなっているようだが、そんなものは全く気にならない。「高難易度で有名な作品からの復活要素」、そして「スペシャルステージ」なのに、こんなあっけなく終わって良いのだろうか。
ということで、裏面の「クイックモード!
くるくるまわるよ どこまでも」に望みを掛けたのだが、こちらも肩透かしだ。まず、速いことは速いのだが、特に困難を感じるようなスピードではない。しかも、原典にも、そして表面にも存在しなかった中間ポイントが、この裏面には用意されており、もはや難しくする気が無いと判断せざるを得ない。あれか、「サンシャインは簡単なゲーム!」と
(2025年11月30日)

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ゴメンネ |
今週の弊社は、世にも奇妙な事件から始まった。ある部門で、「特定のExcelファイル」だけが開けないというのだ。
…さて、それだけならば、まずはExcelファイルの破損を疑うところだ。ところが、“他のパソコン”だと、該当のExcelファイルを普通に開くことができる。また、“異常のあるPC”であっても、開けないファイルと開けるファイルが存在する。共有フォルダへのアクセスが駄目なのかと疑い、ローカルにコピーをしてみたが、効果は無かった。
――というわけで。意味が分からなかったので、私は、切り札の「端末交換」を使用した。倉庫の端末に初期設定だけを入れて現場に出すことであり、Excelのソフトウェアも初期状態に戻る。7月に端末交換をしたばかりであるため、倉庫の予備は、新品PCと同じである。これで、ソフトもハードも、全ての問題が解決するはずだ。かくして、多少の手間は掛かったが、本日も無事に、妖怪機械直しとしての責務を果たせたのであった。お わ り
| 制作・著作:やり込みinFF
…とは、問屋が卸さず、なんと、取り替えた先のPCでも、その端末だけ、該当のExcelファイルが開けないのである。嘘…だろ…??
さて。今回の質問者さんは、既にF通にも問い合わせているが、何ヶ月も解決していないという。まあ、連中に限らず、社会人はすぐ諦めることで有名なので、仕方あるまい。何はともあれ、これは、私が諦めると永遠に解決しないタイプの問題なので、ここはなんとか、妖怪としての意地を見せる必要がある。そのため、さらに、以下のような方法を試してみた。
●ウイルス対策ソフトの誤作動:可能性が最も高いと思ったが、“正常にExcelファイルを開けるPC”で、同等に“誤チェックによるファイル”を取り除いてみたが、状況変化なく、無関係。
●Excelの設定:豆粒のような文字を、頭痛に耐えながら読み、正常なPCと一字一句で比較したが、違いなし。
●ネットワークの電波が悪い:例えばWordやPowerPoint、私の作ったExcelファイルなどは問題なく開ける。そもそも電波がなければ、共有フォルダは開けない。リモート操作も可能なので、電波に問題なし。
●マクロファイルの異常:マクロが壊れている、または対策ソフトと干渉していると重い、拡張子を変えて保存してみたが、関係無し。
●質問者さんのアカウントがおかしい:「私のアカウント・該当PC」の組み合わせで開けず、「質問者さんのアカウント・その他のPC」では開ける。アカウント関係なし。
●やっぱりファイルが壊れている:私が先週金曜に用意した10台のノートPCでは2秒で開けた。ファイルに異常なし。
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テストしろ💢 |
というわけで。問題は、「どう考えてもパソコン本体が原因なのに、端末を取り替えても解決しない」という、異次元の領域に到達した。
…意味が分からず、最終的に私は、「端末管理台帳」という設定ファイルを眺めだした。これは、“端末ごとの設定が入っている巨大なExcelファイル”であり、弊社に所属する端末は、電源をつけ、社内ネットワークに繋ぐたびに、毎朝この設定ファイルを読み込みにいく(これを「資源配布」という)。ちなみにxlsmとマクロ形式で、これは普通に開ける。それはそうと、この台帳には、かなり早期から注目していたものの、「データーが壊れている」「誤字がある」「上下の端末と極端に設定が異なる」といった分かりやすい破綻は無く、どうにも手立てが無かった。しかしながら、プリンタの欄に、「dummy」という機種が、IPアドレス:「127.0.0.1」(※自分自身を表す宛先)で登録されており、もうここくらいしか無いだろうとは思いつつあった。
――そういうわけで、こちらから再度試させてほしいと思って、メモしていた電話番号に連絡すると、どうやら向こうでも調査をしてくれていたらしく、“エラーが起こるExcelファイル”には、「印刷プレビュー」的な画面(ページレイアウト?)でファイルを開くように設定されている共通点があったという。これは決まりであろう。かくして、台帳からその「dummy」を削除してみると、予想通り、Excelファイルの実行ができたという連絡があった。やれ、午後の始まり辺りに電話が掛かってきて、終業ギリギリに、ようやく解決をした。約半日の、頭痛に耐えながらのトラブルシューティングであった…。
ところで。この「dummy」については、私が入れたものではなく、お馴染みのF通が入力してくださったものである。その際には、何らかのバグ防止という意図があったのかもしれない。だが、それが今回、『無』のプリンタを読み込みにいき、そしてExcelがフリーズするという大惨事をもたらしたのである。大丈夫、F通の攻略本だよ。
――かくして。本日の事件は、F通がダミー召喚術を唱えたことが原因であった。知ってる、これでまず幻惑しておいて、その後にザラキで必殺してくるパターンであろう(F外失)。いや、本当に、弊社は伏魔殿だ。こんなバグを仕込む奴、見付ける奴、そして直す奴。とんでもない人材たちの呪い合いである。
(2025年11月30日)

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| また動作の遅いレストアPCを大量に作っていくか |
本日は、月末に向けたお金の整理と、ゲーム関連でその他もろもろをやっていたので、日記の更新はお休みさせていただきます。
平日に比べて、休日はやることが多くて大変ですね(?)。それでは、また明日からもよろしくお願いします…。
(2025年11月30日)

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かつては、陸戦兵の最強武器であったが… |
INFERNO攻略も終盤となり、いよいよ「ライサンダーZ」が手に入った。シリーズ皆勤に近い武器であり(厳密には、『1』のみ、ワンランク下の「F」が最強)、かつてはレンジャー(陸戦兵)の大きな強みとされてきた。作品によっては入手が極めて困難であり、武器稼ぎをする際の最大の目標ともされていた。しかしながら、最近の作品では、立場が悪化気味であり、実際に『4.1』では、既に空気化が始まっている。
…まず、「ライサンダー」シリーズは、“適正難易度の黒蟻体力の3倍強”という程度の高火力弾を、3秒に1発という遅いペースで発射する狙撃銃だ。伝統的なテクニックとして、この武器を両手に持ち、武器を切り替えながら片方ずつ発射することで、1.5秒に1発撃てるという方式が知られている。昔は、他にロクな狙撃銃が無く、アサルトライフルも爆発物も全然ダメという環境であり、「礼賛二丁持ち」と呼ばれるこの方式が大流行した。
――いっぽうで、シリーズが進んでいくと、さすがに武器選択の幅を狭めすぎと判断されたのか、他の武器にもアッパー調整が為されていった。特に、『4』に比べて、『4.1』での立場は悪く、大物狩りのストリンガー(【日記:2025/9/26】)、雑魚対策のハーキュリー(【日記:2025/11/4】)、それら2つの間に埋もれて、中途半端な存在となってしまっている。それに加えて、『5』からは、同じ武器を2丁持って行くことができなくなり、最大の強みを奪われる形となってしまった。
というわけで。往時と比べると、大幅に立場が悪化してはいるものの、それは昔が一辺倒過ぎただけである。
…まず、どの作品でも、4人オンラインマルチプレイだと、敵の体力が2倍強に上がる(4倍ではない)。そのため、ソロで取り回しの良かったハーキュリーが、一転して、雑魚すら一撃で倒せない豆鉄砲と化してしまう。そのため、雑魚を一撃で倒せるライサンダーの需要が急上昇する。また、『5』からは、武器レベルがLv90→82と低下し、入手難易度が下がったことで、使える場面が増えた。
――さらに、『6』では、弱点部位のシステムが正式に導入され、弾速と精度の高いライサンダーには追い風である。さらに、クルールやクラーケンなど、盾を持った敵に対しても、弾速があまりに早いため、盾の展開前に弾が届き、まさに特効と言っても良い能力を誇る。そういうわけで、昔ほど圧倒的ではないものの、さすがに古参武器として、意地を見せてくれていると言えよう。
さて。今回は、「地球防衛軍4.1」のソロプレイである。前述の通り、『4』からの環境変化として、レンジャー武器の多くがアッパー調整をされた。そして、狙撃銃カテゴリには、「ハーキュリー」と「ストリンガーJ9」が存在するということで、あまりライサンダーZの立場の良くない作品だ。いや一応、ライサンダーZも、火力が5500→6000と強化されてはいるのだ。しかし、その程度ではどうにもならない。Lvが90で据え置きというのもまずく、手に入るのは“INFERNOの本編攻略が終わるかどうか”という場面であり、私のように番号順での攻略を重視する場合、ラスト10個ミッションくらいしか使える場面が無い。
――とはいえ。『4』プレイ日誌の計測だと、「ライサンダー分類として、Fも数える」「両手持ちの場合は2回と計測する」とハンデを二丁持ちしているものの、ライサンダーの使用回数は53回と、トップの武器であった(【第16話】)。もうすぐ本編攻略は終了となるが、せっかく手に入ったことだし、DLCでは、しっかり活躍させてやりたい!
(2025年11月30日)

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さすがにもう、過去のゲームだ |
スイッチ版「スーパーマリオギャラクシー2」は、メインステージ最後となるワールド6の攻略だ。
■マグマモンスター
ギャラクシー
溶岩をテーマとした星である。各所で、カバのような住人が溶岩の中から飛び出て、マリオを丸呑みにしようとしてくる。まともな足場がほとんど無いような場所もあり、終盤らしい雰囲気だ。
…のだが、「溶岩にあふれたステージ」という意味では、既にワールド5にて「かちこち溶岩ギャラクシー」が登場している(【日記:2025/11/2】)。あちらは、氷と溶岩が合わさり最強に見えるという面であり、直前のワールドとの難易度格差も相まって、かなり印象に残るものであった。一方のマグマモンスターギャラクシーも、難しくないことは無いのだが、W5も十分に難しかったため、慣れてしまったのだ。
■こだいの遺跡
ギャラクシー
「クラッシュ・バンディクー」風の古代遺跡が、マリオへと襲いかかる。ゴロゴロと転がる謎の岩、異様に精巧に動作する回転足場など、見どころが多い。
さて、メインルートは、やや長めであること以外、終盤ステージとしては楽である。というわけで、印象に残ったのは、もちろん身代金要求型チコだ。第1エリアだけで、30枚のコインを集める必要があるのだが、くまなく探索をしようとすると、とにかく回る足場から落下死をしやすい。この手のギミックにありがちなのだが、斜めの足場に乗れるどうかが、非常に微妙なのだ。また、私も初めて知ったのだが、このゲームの敵は、「スピンで倒すとスターピースを」「ジャンプで倒すとコインを」、それぞれ落とすようだ。というわけで、コインを狙うとなると、時間の掛かるジャンプ攻撃が必要となり、ますます落下死しやすくなってしまう。最終ワールドの、更に寄り道ルートらしい、なかなか強烈な難易度であった。
ちなみに、身代金を払った先は、巨大なハンマーがドカンドカンと叩いてくるだけで、スケベ心を出して1UPキノコを狙おうとしなければ、楽勝であった。マンマミーア!
■なつかしの砦
ギャラクシー
「スーパーマリオ64」の「バッタンキングのとりで」が移植された。マリオ64は、1996年に、ニンテンドー64で初登場した作品であり、ご存じの通り、その後の3Dアクションに絶大な影響を与えた、極めてエポックメイキングな作品である。RPG界の革命児が「ファイナルファンタジー7」なら、アクションゲームのそれは間違いなく「マリオ64」なのだ。一方で、同作を現環境でプレイするとなると、操作性に極めて大きな難があり、残念ながら現在では、もはや楽しさよりもストレスが目立つような作品となっていると感じる(【日記:2021/3/13】)。
というわけで。この「なつかしの砦
ギャラクシー」では、その傑作のステージが、『ギャラクシー2』のシステムで楽しめる。そうなると、操作性の問題が解決され、今でも楽しく遊べるように…なっていない。当時のステージデザインとして、“山のようになっている地形をぐるぐる登っていく”というマップが多い。恐らく、メモリ・ストレージ・ロード時間・3D処理能力など、まだまだ性能面の制限が多かった時代に、それでもアクションゲームとしての楽しさを確保するための仕組みだったのであろう。だが、その都合上、落下するとかなりの距離を戻されてしまう場面が多い。このステージも、まさにそれであり、そういったところは、操作性だけでは変えられない。もはや『マリオ64』は、ゲームデザイン自体が古いのだと感じざるを得なかった。
というわけで、私にとって「なつかしの砦
ギャラクシー」は、悪い意味で懐かしい気持ちになるステージだった。昔の名作も、必ずしも良いことばかりではない…。だが、功罪あったからこそ、現在の素晴らしく進化したゲームが存在するのだ。
■バトルアステロイド
ギャラクシー
W6は分岐が多いが、メインルートを進む場合は、これがラスボス前の最後のステージとなる。内容は、“様々な雑魚敵と戦闘し、全滅させると次に進める”という、ラストらしい構成だ。背景は暗めの宇宙で、音楽も落ち着きつつ壮大と、緊張感を煽るような構成となっている。しかし、問題は、全く難しくないということだ。エリアごとに、ギミックが用意されているため、それを使えば相手を倒せることが容易に分かってしまうのである。
そして、途中から身代金ルートに進むと、W1のボスであった「ガブリュウ」の強化版が出現する。足元が溶岩になるなど、強化されてはいるが、やはりそこまでの敵でもない。やっぱ、W5のほうが難しかったのでは…。
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「♪あーなーたー
は 髪の毛ありますかーー」みたいな曲 |
■クッパの新銀河帝国
ラストである。最後ということで、これまでに登場した様々なギミックを組み合わせた、総合問題的なステージとなっている。しかし、敵の攻撃は苛烈な分、ライフ増強キノコも頻繁に手に入るので、そこまでの難易度ではない。
…のだが、最後のほうにある彗星メダルのところだけは、激しく苦戦をしてしまった。道中で普通に見えており、移動する紫ブロックの上から、でっていうの舌でとりもちフラワーに張り付いて回収するだけなのだが、タッチパネル操作による不自由に加えて、少しでも遅れると紫ブロックに戻れなくなり、溶岩に落ちて死亡確定、そしてやり直しはかなり前からになる。私は、本作をコンプリートまで遊ぼうと思っており、“どうせ後から回収するなら今やるべき”と思って頑張ったが、何度も失敗して戻され、なかなかしんどい感じであった。裏面で、これ以上タッチパネルクソゲーが増えたら、耐えられないかも…。
そして、最後に出てくるのは、もちろん、究極のラスボス:クッパである。まず最初は、これまでのワールドで登場したのと同じように、“火炎放射やパンチでの攻撃を避けながら、隕石をヒップドロップでぶつけてダメージを与える”という戦闘になる。さすがに、作品の顔となるラスボス戦が、これまでの使いまわしということは無いだろう…と思っていたら、予想通り、第2段階へとバトルが進行した。
…しかしながら、予想に反していたのは、何故か異様に簡単ということである。銀河の海を流れる中、奥から巨大化したクッパが攻撃を仕掛けてくる…という内容なのだが、適当にやっているだけでも全く命中しない。そして、これまで通り、ヒップドロップで隕石を飛ばして攻撃していくのだが、その隕石が向こうから吸い付いてきてくれるため、攻撃チャンスを図る必要すらない。初見で、何の抵抗も感じることなく、あっさりとノーダメージ勝利に成功してしまった。
やれ、マリオシリーズのラスボス戦というと、難易度はそこまで高くなくても、敵のしぶとさや演出などで、こだわりを感じるものが多かった。だが、『ギャラクシー2』では、純粋に弱いうえに、アクションとしても凡庸で、クッパが巨大化したり衣装が変わったり乗り物が登場したりということもないため、何を感じさせたかったのか分からない。マリオ史上、最低のラスボス戦な可能性もあるな。やれ、洋ゲーとかだと、「雑魚戦や道中は面白いのに、ボスがさっぱり面白くない」という作品も多いが、まさかマリオもその方向性へと進んでしまっている…?
というわけで。これにて、メインシナリオはクリアーである。なお、ラストステージに挑戦するためのスターは、全120個中70個であり、これは『マリオ64』と同じであるため、狙っていたのかもしれない。
――そして、ここから先は、残ったスターを集めていく旅となる。また、同時にスペシャルワールドも登場したということで、油断ができない。今作は、全体的に難易度が上がっているため、裏面はかなり難しくなっている…はず!
(2025年11月30日)

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うるせえ、日本ぶつけんぞ |
最近、「NISA国内専用枠」などという話が出てきたが、意外にも、私は賛成である。長期的にはともかく、数日〜数年という程度であれば、日本株は良いパフォーマンスを期待できると私は思っているし、何より、その日の値段で売って、早めに換金できるからだ。
…というのも。話題の発端は、今週の国会である。いわく、NISA等による投資は、国民の間に一定の普及をしたが、そこで多く買われているのは、「全世界株」や「S&P500」といった海外株中心の商品である。日本の経済成長に繋げるために、国内優遇枠を用意するべきではないのか、という理論だ。なるほど、運用する側からしてみれば、“自国の経済成長のために、国民の預金を使いたい”というのは、至極当然であろう。
――いっぽうで、この「国内枠」についての賛否は、基本的にほぼ100%「非」である。いわく、投資したくなる日本企業がない、成長性に期待できない、円という通貨自体が駄目、NISAは個人の資産形成であって国内企業の資金調達手段ではない、など、散々な評判だ。なるほど確かに、全世界株やS&P500は良い商品であり、短期はもちろん、10年以上といった中長期の投資にも向いている。もちろん私も、資産形成の主要部分の一つとして捉えているものだ。
しかしながら。あまり知られていないのだが、「国内株の投資信託」には、素晴らしく良い点がある。それは、「@その日の価格で売り買いでき」、「A素早く換金可能なこと」だ。
…というのも。例えば、皆さまの大好きな「eMAXIS
Slim 全世界株式」「米国株式」は、日本市場と米国市場の開場時間の違いから、注文を出した次の日の値段で約定(購入/売却)が為される。注文を出すのが日本時間の昼であれば、原則として、その日の夜の米国市場の結果が、購入・売却額に反映されるのだが、これはもう、博打のような感じである。先物市場なども一応は存在するが、あれは占いであり、結局のところ、叩いてみなければ鐘の音は分からないのだ。一方で、日本株であれば、“特にバッドニュースも無いのに2%とか下がっている日”に注文を出せば、下がったその日の値段で買え、ほとんどの場合、すぐに価格が戻ってくるのだ。
――そして、購入・売却額の面以外にも、現金化の速度がある。例えば、「楽天プラス:日経225
インデックス・ファンド」は、日中に売却注文を出した場合、3日後の朝には出金可能となる。例えば、「月曜日の昼休み中」に売却注文を出すと、「月曜日の15:30の終値で売却が確定」し、「木曜朝に出金可能」となる。これでも既に遅いのだが、これが「S&P500」などの米国株分類だと、1日遅れで金曜朝に、そして「全世界株」系統の商品は、マザーファンドに起因するのであろう、更に1日遅れて、なんと次の週の月曜日となってしまう。休日はこの手続きが全く進まないため、土日なんかに出すと、火曜夜という謎タイミングで売却額が決まり、2回目の月曜日にようやく出金可能となる。遅すぎる…。令和だよ?
ちなみに。「全世界株」は“5日後の朝”組だが、似たような値動きをする「先進国株式」は、S&P500と同じ“4日後の朝”組である。やれ、先進国株式は、S&P500と全世界株の間の中途半端な商品と思われがちであり、実際その通りなのだが、この「1日早く現金化できる」「米国株式との足並みを乱さない」という点をメリットと捉え、私は、購入商品の一つとして据えている。
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さて、どこまで行けるか、日本株 |
さて。話が少々それてしまったが、「楽天プラス:日経225
インデックス・ファンド」などの魅力は、換金が“3日後の朝”組であり、S&P500などよりも1日早い。そして、その日の値段で売却できるため、市場の流れを見て、売買を決定可能だ。外国株に依存する投資信託の、信じられないくらいの取り回しの悪さを緩和できるという意味で、国内株の投資信託にも、魅力があると言えるだろう。
…加えて。「日本株に成長性がない」というのは、嘘である。この夏から秋の時期は、本当に目覚ましい成長をしてくれたが、現政権が円安・物価高路線で庶民を苦しめてくれるおかげで、この先もまだまだ期待ができそうだ。何故か、“円安になると日本株の価値がなくなる”と主張している人がいるが、それは誤りであり、一般的に、円安は日本株の株価にも有利になりやすく、物価以上の上昇速度を確保できる。よって。この先の私は、もう少し、資産の日本株比率を増やしていきたいと思っている。
――そして。具体的に買う銘柄は、もちろん「日経平均」こと「日経225」だ。やれ、日本株の詰め合わせ商品といっても、半導体とか高配当とか、色々な種類が存在するが、日経平均をただ持っているだけのほうがマシというパターンが多く、うんざりするものだ。これが落ちる日は、もう日本は無理だ諦めろ。そして、国内株ならではの取り回しの良さを活かすため、基本は短期保有としつつも、様子を見て、数カ月・または年単位で維持をしていきたい。
かくして。私は、もし「NISA国内専用枠」が登場したら、まあまずは、“国内株”扱いのETFを詰め込めないか確かめる。なにせ、即時売買ができて、換金も「2日後の朝」と最速であり、楽天証券なら手数料ゼロ、そして全世界株・国内株・テーマ株式・金など、様々な商品へと分散投資が可能だからだ。なので、「投資信託」ではなく、まずは「ETF」カテゴリの商品が優先だ。
…さて、さすがにETFの利用には、何らかのリミットレギュレーションが設けられそうなのであるが、もし「日本株に依存する」「投資信託」しか買えない場合には、ひたすら日経225の詰め込み枠として利用する予定だ。繰り返し述べているが、私は日本株にはそこそこ期待をしており、保有量をもう少し増やそうと思っているからだ。そして、もし成長率がイマイチになってしまっても、日本株は手放す際も素早い。この手軽さは、日本人が日本円で日本株を買う、本質的な魅力である。
――というわけで。私は、「NISA国内枠」の新設に賛成である。恐らく、現行の1800万円の上限は壊さずに、新たに用意されるような形となるだろう。1800万円の上限を使いこなせる人は、そこまで多くは無いだろうし、“売って買っての取引”であっても、国内企業にとって、一時的でも資金が集まりやすくなる。誰も損をしないのである。国も、たまには役立つものを作ってくれても良いだろう。
(2025年11月30日)

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どのミッションも、だいたいこういう見た目になる |
『地球防衛軍4』および『4.1』には、そのものズバリ、「ドラゴン」という敵が登場する。シリーズでは、「蟻」や「蜘蛛」などといった名称を、徹底的に避けているのに、何故かドラゴンは「ドラゴン」なのだ。初登場は、『4.1』のオフライン基準で、全89ミッション中60番目と、ちょうど終盤が始まる辺りでとなるが、プレイヤーたちに、決して忘れられない印象を残した。
…というのも、このドラゴン、あまり評判の良くない敵として知られているのだ。とりわけ『4』の頃は、飛行戦力のくせに耐久力が黒蟻の2倍弱と固く、火炎や噛みつきの威力も凄まじい。特に、出会い頭には、急降下爆撃のように殺到しながら、バースト射撃型の火炎放射を行ってくるのだが、この攻撃で★瞬殺★されることすら有り得るくらいの、とんでもない強敵であった。
――ということで、色々な点を反省した『4.1』では、ドラゴンの体力は2/3程度に調整され、火炎放射の威力も下がった。代わりに数が1.5倍とか2倍とかに増えていたりもするのだが、味方側のアッパー調整も相まって、『4』ほどの強敵という感じではなくなった。
ただし、どちらにせよ、戦っていて面白い敵という感じはない。理由は、かっこよく倒れてくれないからだ。
…さて、ドラゴンは、ティガレックスとかナルガクルガとか、あのへんのイメージの低い姿勢で、地面を這い回り、HPがゼロになるとその場にグチャッと倒れる。よって、多数が密集すると、生きているのか死んでいるのか分からない。しかも敵は、蟻や蜘蛛のように部位欠損を起こしたりせず、そのままの形でお亡くなりになるので、ますます死体かそうでないかが分からないし、撃っている感も薄い。やれ、地球防衛軍の敵というと、さすが元SIMPLEシリーズらしく、撃破時に非常にバカバカしく吹き飛んでくれる。侮りがちだが、それが射撃感や爽快感、つまるところのゲームの面白さに繋がっているのだが、ドラゴンはそうではないのだ。
――しかも、敵は飛行戦力ということで、あっという間に距離を詰めてくる。そして、数が非常に多いことにより、だいたいどのミッションでも、揉みくちゃにされ、ワンパターンな戦闘となってしまう。残念ながら、敵として失敗しているとしか言いようが無い。『4.1』で、ゲーム難易度の理不尽さは緩和されたものの、戦闘の面白くなさはどうにもならなかったのが、その証拠だ。
ちなみに。ドラゴン自体は『4』『4.1』のみの登場となったものの、“同一テーマの相手”として、『5』『6』で「タッドポウル」という敵が出現する。まったく聞き慣れない用語だが、“tadpole”で、オタマジャクシのことを指しており、同作に登場するカエル星人の幼生体であるとされている。「空を飛び」「火を吹き」「噛みつく」と、要素要素は完全にドラゴンと同じである。ついでに、原種に加えて、小型種・大型種がときおり登場するところまで、ドラゴンと似通っている。
――しかしながら、全く異なるのが、射撃感だ。敵は、ムチムチな見た目をしていて、撃つとちゃんと肉片を撒き散らしながら吹き飛んでくれる。また、ドラゴンよりも遥かに重量が軽く設定されており、死体を撃つと転がっていって、後続の射撃を邪魔しない。体力も、『4.1』ドラゴンと比べても更に低く、大量ロックオン型のミサイルなどで、簡単に蹴散らせる。よって、好き勝手させた場合の強さこそ変わらないものの、ドラゴンほどの問題児とはされていない。『4』から『4.1』で上手く行かなかったドラゴンは、『5』でカエルへと異世界転生することで、ようやくリベンジに成功したのである。
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6秒リロードのデメリットも気にならないくらい、とにかく強くて使いやすい |
とまあ、そんな感じで。『地球防衛軍4.1』のINFERNO本編攻略も、終盤というところに差し掛かってきた。
…ちなみに、難易度については、意外にも、HARDやHARDESTよりも楽と感じることが多い。アーマーが12000と適正値の3倍くらい存在するということもあるが、それ以上に、とにかくINFERNO武器の取り回しの良さが異常であり、ミッションを見て、それに合ってそうな武器を選べば、簡単にクリアができてしまう。一応、高難易度ゲームとしての体は保たれているが、東方シリーズの私がクリアした作品で例えると、永夜抄とか妖々夢とか、あの辺のかなり楽な方々と同じくらいな雰囲気である。『4』は、紅魔郷的な、“荒削りだが難しい”という感じだったので、それとは一線を画している。
――もっとも、難易度面での本番は明らかにDLCだ。「HARDESTのほうが難しかった」なんて余裕の笑みを、あの変異種祭りでも浮かべていられるかどうか、今から楽しみである…。
(2025年11月30日)

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小さすぎると段々イライラしてくるのだ |
最近、弊社のPCにて、低解像度化が静かに浸透しつつある。かくいう私も、自分の業務用PCを、FullHD=1920×1080のディスプレイに対し、1600×900で出力しているものだ。
…さて、まず「高解像度化」ならば、話は分かる。高解像度にすることで、細かい画像がくっきりと表示されるようになり、美しい映像を楽しめる。特に、字を綺麗に見せる効果が大きく、今や携帯電話でも、よほど低価格帯モデルを除いて、FullHD(実際には、「FullHD+」と言って、やや縦長の物が多い)が一般的となっている。
――いっぽうで、「低解像度化」の影響は、高解像度の逆であり、映像がボヤっとした感じになり、とりわけ、文字の美麗さが失われる。しかしながら、「最初から低解像度のディスプレイを買う」ならば、「本体価格の節約」という明確なメリットが存在する。例えば、それを理由として、私は“家で使っている2画面ディスプレイのサブ側”を4KではなくFullHDとしているし(【日記:2025/9/3】)、携帯電話も、1万5000円程度の安価な物を使っているため、画面は1段階下の「HD」画素数である。だが、それなりの性能のディスプレイがあるのに、それに見合わない低解像度でわざわざ出力するというのは、ただ映像が汚くなるだけで、全くメリットが無いように思える。
しかも、FullHD=1920×1080のディスプレイには、その数字通り、1920×1080=207万3600個の光点が存在する。そこに例えば、1600×900=144万0000個で出力してしまうと、OS側が出力する1個のドットを、ディスプレイ画素1.44個で担当することになり、どうあがいてもボヤボヤとなってしまう。こんなことをするのは、普通、有り得ないのである。
では、なぜ、そのようなデメリットを負ってまで、弊社で低解像度化が流行っているのか。理由は、画面表示を大きくするため、特にスケーリング非対応の社内制作ソフトを拡大するためである。
…まず、現在のWindowsには、「画面表示を拡大する機能」が、必ず存在する。歴史を振り返ってみると、Windows95時代の標準解像度は640×480であった。640×480と、今の4Kでは、27倍もの差がある。だが、そのまま27倍のアイコンをデスクトップに並べてしまうと、当然ながら、実表示サイズが小さくなりすぎて、虫眼鏡を使いながらのパソコン操作となってしまう。
――そのような事態を避け、様々な画素数のディスプレイ、そして文字サイズの好みに対応するために、例えばWindows11なら、デスクトップを右クリックしての「ディスプレイ設定」から、「拡大/縮小」という設定機能を利用できる。私も、家のPCを調べてみたところ、4K側を200%・FullHD側を125%で使っていた。ちなみに、Windowsの推奨は、4K側が150%・FullHD側が100%ということらしいが、それよりもやや大きいくらいが、私にとっては使いやすいようだ。Appleでもないのに、調子こいて小さくしすぎである。ちなみに、せっかくだからということで、4K側を100%にしてみたが、デスクトップは小さすぎ、そしてブラウザなどの表示は過疎過疎で、逆に笑えるものである。
なにはともあれ、この「Windows標準の拡大機能」を使えば、対応ソフトウェアは、美しさを保ったまま拡大され、操作・利用をしやすくなる。また、非対応のソフトウェアに関しても、細部がぼやけてしまうデメリットはあるが、やはり表示が大きくなって、ボタンが押しやすくなったり、文字の判読が容易になったりし、ほとんどの場合は、使いやすくなってくれる。
さて。こういう書き方をするということは、もう分かるであろう。弊社の自社開発ソフトウェアは、Windowsの拡大縮小機能を使うと、正しく動作しなくなってしまうのである。
…やれ、我が部門には、かつて優秀なプログラマーが在籍していたらしく、様々なWindowsソフトウェアを作って、社内業務で使えるようにしていた。やれ、こういうものを、F通とかに委託すると、何ヶ月もの期間を掛けたあげく、普通に数百万円とかを請求されたりする。そういったものを、創意工夫的に作れるプログラマーは、今も昔も、企業にとっては欠かせない。だが、どうやら開発20年ほどが経っているらしく、最近のWindowsのスケーリング機能に対応しておらず、無理に拡大をすると、多数の不具合が発生してしまうのである。
――例えば、「ディスプレイ設定からの拡大」により、ウィンドウの枠の中だけが大きくなって、端のほうが見えなくなってしまうことがある。機器管理表の右のほうが隠れたり、出勤表で下のほうに書かれている残業時間が読めなくなってモチベーションが下がったり、何故かボタンが飛び出たりして、色々と実害が多い。さらに、どういう理屈か分からないが、データー処理にも影響を与えるらしく、拡大機能を使っていると、登録端末をIPアドレス順に並び替えようとしても、何故か正しく並ばなくなる。なんかもうよく分からないが、とにかくおかしい。
ところがどっこい、出力画素数を1600×900などとする方式ならば、それらの誤作動を1つも起こさずに、各種の表示を拡大できることが発覚した。もちろん、“IPアドレス順の整頓”をすれば、正しい動作をしてくれる。代償として、文字の精細さが失われてしまうが、デメリットはそれだけであり、些細な問題だ。目をしょぼしょぼさせて、豆粒のような文字を見つめて疲労するより、馬鹿にされているみたいなデカい文字で仕事をしたほうが、明らかに楽なのである。
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デカい文字で仕事したほうが絶対に楽 |
そういうわけで。我が社では、文字やボタンのサイズを拡大しつつ、かつ、社内ソフトの機能を維持するために、「Windowsの拡大機能を使う」ではなく、「OSの出力解像度を下げる」という方式が、流行りだしてしまった。そして私は、その仕掛人の一人である。
…やれ、現在、私が出荷しているWin8.1のレストアPCは、デスクトップ・ノートの両方で、1920×1080の出力が可能だ。だが、それを現場に配置していくと、「PCの文字が小さい」という悩み事を、雑談がてら、割と頻繁に聞く。そういうときに、私は必ず、「OSの出力解像度を下げる」のほうをオススメしてきた。何故なら、「Windowsの拡大機能」は、前述の通り、社内ソフトが動かないことが多く、自己責任のレベルである。もちろん、外貨を稼がず、もっぱら社内向けに仕事をさせていただいている私が、その専門業務に関して、「自己責任」=責任放棄など、有り得ない。よって、“デメリット付きだが、確実な動作をする”という「出力解像度の低下」を勧めてきたのである。
――そうしているうちに、何故か、色々な現場で、ちょくちょく、ぼやけた横長ディスプレイを見かけるようになってきたのだ。恐らく、「おばあちゃんの知恵袋」的な感じで、現場の人が他の人たちに伝えて回っているのだろう。なにせ、この「低解像度化により文字サイズの拡大」は、異様に喜ばれることが多く、私が、ぱぱっと設定すると、大抵、どうやってやったのか聞かれてしまう。現場が、いかに「小さな文字のPC」に悩まされているかということが、如実に分かるというものだ。なお、逆のパターンとして、「ボケボケで字が汚いので戻してほしい」という苦情も考えうるが、もちろん1件も来たことが無い。
加えて。低解像度にすると、映像出力のための負荷が減るため、動作が軽くなるという効果も得られる。最近のゲームだと、例えば「FF7リバース」や「モンスターハンターワイルズ」などのように、解像度優先かfps優先か、選べることが多い。出力画素数を落とすと、動作が軽くなるのだ。そして、弊社のPCは、ウイルスソフトに侵食されており(【日記:2025/9/9】【2025/9/25】)、旧世代のHDDパソを中心に、慢性的に動作の遅さに悩まされている。低解像度化は、その重さを軽減することにも繋がるのだ。「文字がボヤける」?
いやいや、職場のPCに美しさは求めてないし…。
ところで。今回の問題の、最もスマートな解決方法は、もちろん「社内ソフトを、しっかりと新しいWindowsの拡大機能に対応するよう、作りなおすこと」である。しかしながら、そのソフトを作った社員は既に退職しており、プログラムがロストテクノロジー化して、もはや根本部分は誰もいじれなくなってしまっている。ちなみに、私はその人に会ったことがないのだが、事故や神隠しで居なくなったとかではなく、普通に定年退職をしたらしい。それで、このザマである。すまん、弊社って、ひょっとしてアホ?
――ということで。今回の、“業務用PCの文字サイズが小さい”という問題に対し、高画素数なディスプレイに低解像度で出力するという、ノットエレガントな解決法が横行するようになってしまったのだ。だが、それもやむを得ないことだ。アホが相手なら、こちらもアホになって対抗するしか無いのである。なにせ、私自身も、仕事用PCは、低解像度で使っているくらいなのだ。“新しいPCを買ったうえで、社内ソフトウェアも、今の時代向けに作り直す”…できたらとっくにやってる!!
(2025年11月30日)

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ヘーイ、ボーイ!
空を見ろ! 空を見ないでさ〜 |
少し前から、特撮ヒーローもの長寿番組の「スーパー戦隊シリーズ」が終了する…という噂は流れていたのだが、その後釜として、なんと「宇宙刑事ギャバン」の復活という話が舞い込んできた。
…さて、「宇宙刑事ギャバン」について、私は見たことがない。まず、放送は1982年と、私の産まれる前である。加えて、私はアニメやゲームには親しんできたが、特撮(実写の人間が、着ぐるみや衣装を着て、アクションをするタイプの映像作品)の作品には一度も親しんだことがない。人生の半分を終えてこれなので、恐らく、この周回では縁が無かったということなのだろう。ただでさえ世代でなく、ジャンル自体にも親しみがないということで、私は「宇宙刑事ギャバン」という名前を、全く知らないのが普通なのだ。
しかし、私は「宇宙刑事ギャバン」を知っている。その理由は、2000ゼロゼロ年代の始まりに大ブームとなったFLASHの「宇宙刑事ギャバソ」である。
…さて、もはやFLASHですら死語であり(2020年末でサービス完全終了済)、まずはそこから解説しなければならない。主に、“WEBブラウザ上で、簡単なアニメーションを動作させるプログラム”であり、現代で言う「JavaScript」や「HTML5」に相当する。また、その技術を使って、紙芝居のような動画作品を作ることもでき、そういったものは「FLASH動画」と呼ばれた。当時、YouTubeもニコニコ動画も存在しなかった。そんな時代に、この「FLASH動画」は大ヒットをし、あの時代のインターネットの環境最前線に存在した。やれ、“2000年代初頭のインターネット”を、「個人サイト全盛期」と呼ぶことがあるが、それと同時に「FLASH黄金時代」という表現もあり、まさにそういう時代だったのだ。
――そして、その“黄金時代”の中核を成していたのが、「宇宙刑事ギャバソ」などのシリーズである。ドラサイト(オラサイト、ラサイト)と呼ばれるホームページで公開されていた作品群であり、各種の特撮物や、○ラえもんのパロディなど、様々な動画作品を発表し、伝説となった。当時、ようやく年齢2桁になったくらいだった私も、インターネットという誰も知らない先進分野で、めくるめくFLASHの魅力に飲み込まれていったのだ。
そして、「宇宙刑事ギャバソ」(【YouTube】 / 【ニコニコ】。どちらも修正前)については、原作である「宇宙刑事ギャバン」のOPテーマに対して、空耳風の歌詞を付けたり、1番と2番を混ぜて構成を面白おかしく再編集し、それに紙芝居風のパロディイラストを付けたものであり、今で言うMAD(これも死語か…)に相当する。
…やれ、今から振り返ると、ありふれたものであるが、当時は、定額制のインターネットすらほとんど普及しておらず、電話回線の変な音が接続時に鳴り響いたり、JPG画像が上からゆっくり表示されたり、最初にまとめて読み込んだ後にネット接続を切ったり、たった数十MBのインターネットエクスプローラ『4』をダウンロードするだけで一大イベント、などという時代であった。そんな中で、“今のように音楽が流れ、それに合わせておもしろおかしなイラストが表示される”のだから、まさに未来の娯楽であった。というか、実際に、極めて先進的なコンテンツだったであろう。まさに、光の速さで
ひと足おさきだったのである。
――そういうわけで、あまりに衝撃的だったためか、私は、「宇宙刑事ギャバン」も、歌唱:串田アキラ(他だと「キン肉マン
Go Fight!」が有名)の主題歌も、全く知らなかったが、「ギャバソ」は今でも深く心に刻まれている。「光の速さで ひと足おさき」は、伝わる人には伝わるセリフとして、今でも定期的に擦っている。また、最近では稀となったが、困ったときに爆発画像を貼り付けて誤魔化す、通称「爆発オチ」も、ギャバソを始めとした、ドラサイトから来た作風である。とまあ、こんな感じで、「宇宙刑事ギャバソ」は、あの時代のインターネットを味わった人間に、忘れられない印象を残したのだ。「ン」を「ソ」にパロディするのも、もはや懐かしい。インターネット老人会である。
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男 強さ 優しさ 男 勇気 輝き |
ちなみに。ギャバソ以外でも、「FLASH黄金時代」の作品が、現代に与えている影響は大きい。代表的なものだと、「片翼の田代」(【YouTube】 / 【ニコニコ】)も、あの時代だ。
…なお、私は、当時FF7をプレイしておらず、少し後なって遊んだ際には、「なぜFF7のラスボスで田代の曲が流れてんの?」と感じるという、レアな体験をした。何にせよ、ファイナルファンタジー7が出続ける限り、私は「塩酸
シメジ ヒラメ 出目金」「下痢下痢下痢出す 出ねぇよりマシだ(トーイーレーのーなーかーかーらー)」などと合いの手を入れ続けることであろう。
――そして。完全に余談だが、このサイト「やり込みinFF」の開設日は、2000年9月14日であり、何気にFLASH黄金時代と同期である。なるほど、そのFLASHがサ終する現代に、当時のコンテンツを今も作り続けている私は、生きる化石と言えるかもしれない。だが、まだまだ余裕なので、あと20年か30年くらいは行けるだろう。これからも、あの時代の生き証人として…ダッシュっすか〜?
イイ(・∀・)
イイ(・∀・)!!
(2025年11月30日)

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また少しずつ株を買い集めていく |
少し遅れたが、この秋冬期の証券会社のキャンペーンをまとめてみよう。いつもながら、情報量が多く乱雑な文章だが、自分用メモなので問題ない。
●楽天証券
○【家計の負担が増える今、投資の力でみなさまを応援!\投信積立応援キャンペーン/】(9月1日〜11月28日)
何でも良いので、投資信託を1万0000円以上、積立購入すれば良い。「投資信託」カテゴリの商品であればOKで、銘柄や売却に対する制限もない。
なお、クレカ積立も含まれるが、ただし、「6〜8月の合計金額」を「9〜11月の合計金額」で、1万0000円以上超える必要があるので、同額を積み立てているだけではアウトである。
私は、9月から3500円ずつ、3ヶ月で条件達成を狙ったが、もちろん、今から追加をしてもOKである。もうクレカ積立は間に合わないので、やるなら残高積立だ。
○【NISA成長投資枠を使おう!300万ポイント山分けキャンペーン】(10月1日〜12月30日)
何でも良いので、商品を買って、NISA成長投資枠(240万円のほう)に入れれば良いだけ。売却の制限はない。
…なんでこんな物をキャンペーンにしてまで推奨したいのか分からないのだが、恐らく、「月給から3万円ずつ全世界株に積み立てて放置」みたいな普通の投資をしている人は、240万円側の枠を全く使っていないこともあるだろうから、そういう人にもっと様々な商品を買ってほしい、ということなのであろう。
○【<ETF祭>1,000万ポイント山分けキャンペーン!】(10月16日〜12月30日)
「個別株のように売買ができ」「複数会社の詰め合わせや、金などといった株以外の銘柄に、簡単に投資ができる」という、便利な商品「ETF」に関するキャンペーンだ。以下の4社が参加しており、それぞれの銘柄を1株以上買うことで、1社につき上限200ポイント・最大800ポイントの山分け対象となる。売却の制限はない。
・グローバルX:「[2244] GX USテック・トップ20」か「[2644]
GX半導体関連-日本株式」で良い。どちらも、よく名前を聞くETFであり、私も普段の取引に使っている。
・グラナイトシェアーズ:全て「米国株」分類であり、内容としても、2倍レバレッジETFと、「イールドブースト」という、毎週配当金(分配金)を支給する特殊なタイプが挙がっている。面倒なのでスルーしようかと思っていたが、せっかくだし、7ドルの「[TSYY]
イールドブースト・テスラETF」でも買ってみるか…。
・ステートストリート:「[1326] SPDR
ゴールドシェア」を買えば良し。約5万5000円の高額商品なので、保持が無理なら買って直後に売ろう。
・野村アセット:「[1321] NF 日経225」か「[1545]
NF ナスダック ヘッジ無」が商品としては優秀だが、単価が万単位なので、少しひねって「[1489]
NF 日経高配当50」でも構わない。
○【「第9回楽天証券ファンドアワード」開催記念キャンペーン】(2025年11月4日〜2026年1月30日)
対象銘柄を1万0000円以上注文すれば良い。多くの銘柄が並んでいるが、楽天証券で積立できる「楽天・プラス:S&P500
インデックス・ファンド」と「楽天・プラス:オールカントリー株式
インデックス・ファンド」も入っている。
なお、売却に関する制約があるが、「『3ヶ月の購入金額
- 売却金額』が1万円以上」と緩い。例えば、10万+10万+10万で積み立てれば、29万円までは売っても問題ないのだ。“積み立て銘柄を丸ごと全て売り払う”以外ならば、逆に満たさないほうが難しいという感じなので、ありがたくエントリーして抽選に参加しておこう。
●auカブコム証券(現:三菱UFJ eスマート証券)
○【最大5万円がもらえるチャンス!人気のファンドで積み立てようキャンペーン!】(2025年10月27日〜2026年3月31日)
対象銘柄を3万0000円以上、積立購入することで、抽選への参加権が得られる。銘柄は、「eMAXIS
Slim 米国株式」や「三菱UFJ 純金ファンド」など、定番どころが揃っており、満たすのは容易であろう。クレカ積立でも良く、売却についての制限もない。
それはそうと、既に積み立てている場合は、3万0000円以上を「増額」すれば良いのだが、この対象期間がおかしい。上のリンクの説明を読んでみると、「@2025年10月1日〜2025年10月31日の積立額」に対し、「A2025年10月27日〜2026年3月31日」の積立額が3万0000円上回れば良いのだが、@は1ヶ月であり、Aは5ヶ月なので、同額を積み立てて待っているだけで条件が満たせる。しかも、@とAに重複がある。こういう設定は普通しないと思うのだが、まあ三菱UFJだし、金さえ配れれば細かいことはどうでも良いのだろう。
○【『PORTSTAR』デビューキャンペーン!
対象の投資信託購入で抽選で最大50,000円が当たる!】(2025年10月27日〜2026年3月31日)
平井堅の名曲、またはその替え歌の「VIP
STAR」(【ニコニコ】)…とは特に関係なく、簡単な質問でお勧め投資信託を紹介してくれる「PORT
STAR」なるサービスを使って、投資信託を1万0000円以上買えば良い。対象銘柄は、サッカー選手のポジション名が付いた、5つの「eMAXIS
最適化バランス」商品だ。前線に進むほど株式寄りで、逆に、後ろに下がれば債券寄りとなる。まあ、普通は「マイストライカー」、値動きが嫌ならば「マイゴールキーパー」でOKだ。あんま細かく調整しても、意味が無いんだよな〜。ちなみに、“これらの最適化バランス銘柄を買うことが条件”であり、PORT STARを使う必要は無いらしい。なん…だと…。
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抽選系も意外と当たったりするんだコレが |
●SBI証券
○【抽選で最大10万円、外れても1,000名様に現金が当たる!投信取引応援キャンペーン】(10月1日〜12月30日)
対象銘柄を5万0000円以上スポット購入することで、抽選に参加できる。
購入銘柄の中だと、「iFreeNEXT FANG+インデックス」、「Tracers
S&P500 ゴールドプラス」「NASDAQ100
ゴールドプラス」、「三菱UFJ純金ファンド」あたりが、比較的スタンダードと言える。また、購入額が5万0000円だと抽選は1口だが、10万円なら2口、50万円なら5口になる(それと、NISA成長投資枠を使えば+1口)。売却の制限はないため、“売って買って”で50万円を目指すことも可能だ。
○【最大10万円があたる!はずれても総額300万円の現金を山分け
投信積立応援キャンペーン】(10月1日〜12月30日)
10月・11月・12月の投資信託積立額の平均値が、9月の金額を5000円以上、上回ることで、抽選に参加できる。クレカ積立を同額で続けている場合、この期間に計1万5000円以上の増額積立を実行すれば良いということになる。ちなみに、3万0000円以上で抽選が3口に増えるが、「+30000円」とは書かれておらず、あくまで純粋な購入額が3万円を超えていれば良い。よって、既に限度まで積み立てている私のような人間は、1万5000円を増やせばOKである。NISA関連で更に+2口もできるので、適用可能な人はそれもやってみよう。
○【AI投資デビュー応援!今ならROBOPRO
for SBI証券で最大10万円が当たる】(9月16日〜12月10日)
「ROBOPRO for SBI証券」というものを買うことで、抽選に参加できる。AIを使って何かを判定しているらしいが、いつもながら「eMAXIS
Slim 全世界株式」に負けているので、積極的に買う価値は無い。しかし、買って損をするという商品でもないので、頑張ってみてもよいだろう。証券会社のキャンペーンというものは、参加人数が少なく、意外と高額当選が期待できる。私もこれまで、11万1500円を当てているものだ(10万+1万+1500円)。
ちなみに、売却に関する制限があり、かつ、50万円がスタートと、なかなか条件は厳しい。額が増えれば増えるほど、抽選口数がプラスされるが、まあ、100万円で2口までが関の山であろう。なお、キャンペーンの条件だけを満たして短期保有に留めたい場合、12月10日の17:59までに注文をして、そして、すぐ売るというのが最適になる。
●その他
○マネックス証券/【条件達成で必ずもらえる!アンケート回答でMAF買付代金プレゼント!】(10月10日〜11月30日)
まずアンケートに答え、その後、12月11日〜17日の間に、該当銘柄の注文画面で「投資信託説明書(交付目論見書)」を見れば良い。200円と少額だが、貰えるものは貰っておこう。
○マネックス証券/【d払い残高積立ポイント増額キャンペーン】(10月1日〜12月28日)
既に単独記事で紹介済み(【日記:2025/11/3】)。「eMAXIS Slim
先進国株式」を、10万円×3ヶ月積み立てる予定である。もちろん、キャンペーン終了後も、額を5万円(ポイント還元上限)に落とし、続行予定だ。
○大和コネクト証券/【株のタイムセール
2025.11.19】(11月19日 18:00〜)
「みんなの銀行」関連の条件を満たしていれば参加できる。そういえば最近、めっきり参加しなくなっていたな〜ということで、久々に頑張ってみようと思う。なお、対象の個別株が最大7%OFFで買えるが、国内株は売り買い合計で1.0%、米国株は2.0%の手数料が掛かるので、そこは要注意である。
(2025年11月30日)

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雛森ちゃんこんな男がタイプなの? |
今年の頭あたりから見ている、アニメ「BLEACH(平成シリーズ)」であるが、ようやく、ようやく、最大の長編であった「
…さて、「破面篇」については、これまでに2回、単独記事を書いている。まず、7月の時点では、“グリムジョー撃破までの第1パート”についての感想を記しており、例の「なん…だと…」のシーンが来たことなどもあって、概ね好意的な評価となっている(【日記:2025/7/4】)。だが、8月中旬の記事は、題名が「なんか『BLEACH』がつまらなくなってきた…」というものであり、原作エピソードの尋常ではないテンポの悪さと、「
――やれ、その間の感想を述べると、さすがに、BLEACHは“アニメ化されたジャンプ漫画”ということで、一定の面白さは存在した。まあ、あの時点でのつまらなさが、そのまま100話も続いていたら、明らかに視聴を続けるのは無理だったから、そこから持ち直したのは当然だ。だが、最後の締め方がもうダメダメであり、合計200話も使った超長編に対し、異様なまでの満足度の低さで終了してしまった。長いことで有名な遊戯王シリーズでも、1作品丸々に相当する話数を使ってコレである。おそらく、歴代の全ジャンプアニメの中で、最もテンポの遅かった長編ではないだろうか?
では、具体的なキャラ名を述べてみると、シリーズボスの「
…まず、以前の日記で触れた“十刃”「ザエルアポロ」については、意外にも高評価で終わった。実際、戦闘途中については、「はいバーリア!」で攻撃を無効にしてばかりで、いい加減にしろと言いたくなったのだが、ただ、あの日記を書いた直後に、援軍が登場し、ザエルアポロは、最悪の敵に相応しい、最悪の死に方をしてくれ、敵味方ともに株が上がる結果となった。さすが、マユリ「様」と呼ばれ、強烈なファンを持つだけのことはある。
――その後も、当時も空気キャラであった「仮面の軍勢」の過去が掘り下げられたり、
それでは、シリーズボスである藍染の何が駄目だったのかというと、もう全てがアウトである。戦闘の開幕直後から、後ろでニヤニヤ突っ立っているだけであり、味方が次々とやられていっても、何の反応も示さず、対策もおこなわない。大物感を出したかったのだろうが、内容が伴っているように感じないものだ。多分、原作者が好きな表現なのだと思うが、「キリッと決めた表情で黙っている」という尺稼ぎが非常に多く、またかよと言いたくなる。
…また、破面がほぼ全滅した状態になって、ようやく藍染は重い腰を上げたのだが、そこから先もまた酷い。その能力は、有名な「
――ところが。その後の藍染は、ラスボスらしく変形をしていくのだが、何故かそのたびに弱くなる。最初の形態では、前述の通り、鏡花水月によって現役死神たちを一蹴したにも関わらず、現役を退いた元死神たちと戦う際には、途端に相手を倒せなくなり、弱体化したように感じた。これまた、“物語展開のために五分五分の勝負をさせたい”という制作事情が見え見えである。この時期、“はんぺん”と呼ばれる情けない見た目になっていたこともあり、「何か違うな…」と違和感を覚え始めてきたのだ。
その後、いろいろあって、藍染は、最強状態に強化された一護と決戦をすることになるのだが、ここが、まさに破面篇の劣悪な読後感を象徴している。
…さて、ここまで、藍染については、裏切りを丁寧に描写し、そして異様なくらいの余裕感を演出していた。しかしながら、それが最終戦では、何故か一気に小物となる。単純に戦闘能力が落ちたように感じるのはもちろんだが、精神的にもおかしくなり、もはや後方指揮官ヅラをしていた頃の大物感など、微塵も存在しなくなった。やれ、戦闘前に、藍染は「本当に黒崎一護と同一人物?」と一護に訊いていたが、お前こそそれまでのヨン様と同一人物かよ。
――そして、強化一護の強さ描写も異常であり、“ちょうちょ”のような最終形態へ進化した藍染を、ほぼノーダメージで完封する。そりゃあ、どんな敵でも、最終的に倒されてくれないと物語が進まない。だが、極端な長編を使って描写してきた大ボスが、ここまで一気に小物となってしまう例は、私は他に聞いたことがない。かくして、作者にチート能力を奪われた藍染が、チート一護に撃破され、シリーズは終了してしまった…。
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もうホント最終戦が無理だった |
というわけで。計200話にも渡った「破面篇」は、ラスボスの唐突な小物化という、最悪の展開で終わってしまった。恐らく作者的には、藍染を、フリーザ様とかラオウ・悪魔将軍のような、作品の顔となるボスとして描写したかったのだろうが、悪い意味で作品の顔になってしまったと言える。
…まあ、これについては、アニメスタッフは、よく頑張ったほうだろう。どう考えても原作の問題だ。例えば、「仮面の軍勢」が無能集団なことなんて、アニメで変えられるわけがない。また、アニオリ中編の「斬魄刀異聞篇」が、綺麗に終わったように見せかけて、唐突に「刀獣篇」へと延長されたのは、原作漫画の進行が遅すぎて、十分なストックが溜まらなかったからだ。その後、最終決戦が近づき、緊迫した雰囲気の中で、“全く世界観の異なる1話完結のオリジナルエピソード”が何度も挿入されたのも、もう原作がギリギリで、どうしようも無かったのだろうと推測される。
――ちなみに。原作では、初の長編であった「
そういうわけで。これにて、タイムパフォーマンスの激しく低かった「破面篇」も終了し、いよいよ、令和アニメである「千年血戦篇」に…続かない。平成シリーズが、残り50話ほど存在するほか、アニメ映画も4つ残っており、それらも「dアニメストア」に存在するため、私は見ておくつもりだ。よって、千年血戦篇まで進めるのは、年が明けるくらいのことであろう。
――やれ、現在のジャンプアニメは、主に「鬼滅の刃」と「呪術廻戦」の影響で、人気と質を併せ持った、娯楽のトップメタへと君臨している。しかし、それより前の時代には、毎週レギュラー放送を実現するために、あらゆる手段で薄く引き伸ばすというのが常套手段になっており、ジャンプアニメは「知名度はあるが、質はイマイチ」という評価であった。それと、BLEACH原作漫画の薄さも組み合わさって、反対側が見えそうなくらいのペラペラとなってしまっている。まあ、ここまで来たら、最後まで付き合うつもりだが、こういう時代もあったのさ…。
(2025年11月30日)

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やっぱこの会社は植民地とか持ってるでしょ |
「三菱UFJ銀行のキャンペーン」と言えば、新規加入者だけでなく、既存ユーザーにも還元をしてくれることで知られているが、この秋には、なんと50%還元という驚きのキャンペーンを始めだした。
…まず、今回のキャンペーンも、主要部分は、「エアウォレット(コインプラス)」と「三菱UFJ銀行
銀行口座」である。これらについては、過去にも記事で扱っているので、そちらをご覧いただきたい(【日記:2025/8/8】【2025/7/5】【2025/6/24】)。長くて読む気が起こらないという人向けに、簡単に紹介すると、銀行口座のほうは、【こちらのポイントサイト様】などを経由して解説する。なお、紹介コードが存在し、特に格差やデメリットなどは無いため、「s299167453」を使っていただけると、私はとても喜ぶ。夏の記事は、実際に使って貰えて、非常に嬉しかった。ありがとうございます!! エアウォレットは、開設そのものについてのキャンペーンは無いようだが、こちらも紹介要素が存在しており、設定画面の「招待コード入力」で「cuvrhkr」を入力していただくと、私の持ち株が増えます。
――その他、三菱UFJのキャンペーンについては、【こちらの公式ページ】で紹介されており、私は定期的に巡回をおこなっている。さらに、秋の一連のキャンペーンについては、【こういう特集ページ】まで用意されている。後者については、完全な新規ユーザー向けであるため、私もサッとしか確認していないが、ポイントサイト様などとも合わせて、かなりの高額還元を得ることも不可能ではなさそうだ。頑張れる人は、頑張ってみよう。
では、本日の日記の中身に入っていこう。既存ユーザー向けの、三菱UFJの50%還元である。以下の2つが、それに相当する。
●【三菱UFJデビット モバイル決済ご利用で50%キャッシュバック!】(2025/11/4〜2026/1/31)
「デビットカード」とは、“クレジットカードのように使えるが、利用額が即座に銀行口座から支払われる”というタイプのカードである。今の私からすると、「後で引き落とせば良い額を、わざわざ今すぐ払うなんて、アホ?」と思ってしまうものだが、たぶん普通の人はそういう捉え方をせず、「金銭管理が楽になる」「使いすぎを防げる」「様々な理由でクレカを持てない人も利用できる」などのメリットのほうが目立つだろう。
そして、今回のキャンペーンは、「そのデビットカードを、携帯電話アプリに登録して、タッチ決済をした際に、50%の還元が為される」というルールのようだ。三菱UFJデビットには、物理カードも存在するが、あくまで適用対象は、スマホのタッチ決済のみということだそうだ。
さて、還元額の上限は1500円であり、つまり、3000円までの利用が50%OFFとなる。新規・既存ユーザー、どちらも同じだ。少額だが、決して無視できる量ではないので、ありがたく頂いておこう。最近は、セルフレジが多いので、こういう色々な支払い方のキャンペーンがやりやすくて、助かるものだ。有人レジで、店員さんにあたふたしながら説明し、後ろの人をイライラさせるよりも、絶対いい。
●【エアウォレットでのお支払いで、最大1,500円相当をプレゼント!】(2025/11/5〜12/8)
「エアウォレット」のバーコード決済で、50%還元が為される。本期間が初めての支払いならば上限1500円で、既存ユーザーでも500円までキャッシュバックが為される。
さて、エアウォレットについては、かつて単独記事で紹介したように、手数料無料の銀行振込が便利なサービスである(【日記:2025/6/24】)。「平日の10時で締めて、その日の13時ごろに振込み」という微妙なタイムラグや、「土日は振り込まれない」という証券会社のような制限、そして「扱える額は1日あたり30万円」や「対応していない銀行もある」などと、無視できない制限はあるものの、やはり手数料無料でお金のやり取りができるというのは大きく、私のような金融オタクにとって、もはや無くてはならないサービスだ。
いっぽうで、エアウォレットは、「コインプラス」というバーコード決済のサービスを内包しているが、こちらは単独利用の価値があるほどではなく、私は、もっぱらキャンペーン目当てとして使っている。支払い可能な店舗として、100円ショップの「キャンドゥ」が存在するというのが大きく、私の節約生活に、無理なく取り入れられている。
さて。6月に紹介した際は、30%還元のキャンペーンが行われている最中であった。だが、その後も、常時、15%OFFの還元を行っていた。キャンペーンが終わるとどうなる?
知らんのか。次のキャンペーンが始まる。
そして、今回の50%は、これまでで最高額である。還元率が高すぎて、もはや既存ユーザーは9個までしか商品が買えない。さらに、ここしばらくのキャンペーンのように、“各支払いの、200円ごとに15%還元”=大量の取りこぼしが発生するデメリットも、今回は存在しない。やったことない人も、やりつくした人も、カモン!
である。
(2025年11月30日)

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※繰り返し述べていますが、この赤いキャラはクール系イケメンです |
昨年4月から、私は「おべんとう」を続けてきた(【日記:2025/4/2】)が、今月に入って、ついに終了してしまった。と言っても、自炊の文化が消滅したのではなく、単に「弁当箱」を使わなくなっただけである。
…まず、私はこの10月から、現在の情報システム部に正式移籍し、服装も“オフィスカジュアル”といった感じの物に変化した。唐突に革靴を磨き出したのも、全体的なファッションが変化したからである(【日記:2025/10/31】)。この服装ならば、職場の外を歩いていたとしても、そこまで変ではない。
――さらに、私が住んでいる場所は、職場の目の前も目の前、もう玄関を開けた時点で見えているというくらいのド近所である。これで社員寮ではないというのだから、逆に驚きだ。そして、その職場の中でも、現勤務地は1階の玄関近くと、私の通勤に極めて有利だ。結果、家を出てから仕事場まで、徒歩3分という凄まじい状況になっている。もはや、職場の社員食堂に行くのと、家に帰るのとが、トントンというレベルなのだ。ならば、もはや弁当という形式にこだわる必要は無く、家の冷蔵庫に作り置きしておくのでも大差ないと判断したのである。
では、弁当箱を使わない最大のメリットは何かと言うと、それはもちろん、皿洗いの手間を減らせることだ。
…やれ、私は、主力料理の一つである「みそ汁」を運搬するため、「太った水筒のような入れ物の中に、複数の容器が入っている」というタイプの弁当箱を使用していた。このタイプの問題点として、洗い物が極めて多くなる。具体的に言うと、箸入れ&箸を1つと数えて、それで9つも洗い物が出るという、おぞましいものである。加えて、“昼食用の飲み物を入れる水筒”もあり、こちらもこちらで3つに分裂するため、合計の洗い物数は12個だ。ただでさえ、日記とかゲームとかで生活が圧迫されているのに、この洗い物の量は何とかならないかと、常に頭を悩ませていたものだ。
――いっぽうで。家で作り置きを食べるのならば、食器の量は、計3〜4個ほどに減らせる。私は、“食器を4つほどゴシゴシとスポンジでこすったあと、泡をまとめて流す”というパターンを繰り返して皿洗いを進めており、それを2セット削れれば、だいたい4分程度の短縮となる。単体だとそんなものかという感じだが、年間250日の労働日数を考えると、その差は小さいが無視できない。ましてや、その洗い物をするのは、“平日の仕事後”という、肉体的にも精神的にも疲労が溜まっているはずの時間帯だ。そこで掛ける手間を、着実に確実に節約できるというのは、計り知れないメリットなのだ。
なお、その他の長所として、「弁当箱の容器3つ」という形式に、必ずしもこだわらなくて良くなったことも大きい。このメリットを最も大きく受けたのが、節約の基本:パスタである。
…さて、パスタの麺については、あまり知られていないことだが、茹でてすぐ食べる必要はなく、その後も1日程度であれば、美味しく賞味ができる。そして、その上に、付け合せの炒めた野菜を載せておけば、ワンプレートで料理が完結する。野菜とパスタが混ざり合って、ベチョベチョになってしまうようなことも無い。
――というわけで。“夏に買った、大量の100円パスタソース”の存在もあり(【日記:2025/8/10】)、私の中でのパスタは、早い・安い・うまい・飽きないの最強料理として、不動の立場を築きつつある。洗い物も一つしか出ず、忙しい中で素早く食べられるため、マジで優秀なのだ。ここまで来ると、もはやコメなんかにこだわっていた理由って何?
と思ってしまうものである。
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このエンディングは素直に良かったと思う |
そういうわけで。おべんとうは終わったが、それは単に“弁当箱”を使わなくなっただけであり、自炊はこれからもずっと続いていく。なにせ、この物価高の時代で、私のような精神的デブが、1食100円で食事を済ますためには、自炊のフル活用が欠かせない。「いやアンタはお金もう余ってるだろ」と思う方も居るだろう。それはそうなのだが、まあ、私は、”値段分の価値が無い”と感じる物は、何円であろうと買わないタイプなので…。
――ちなみに。その他、昼休憩で家に帰るメリットとしては、“自宅の環境を使って、取引時間中の株売買を行える”という利点もありそうだ。が、これについては、最近そこまで頻繁にやらなくなった。せいぜい2〜3%程度の値動きで、似たような銘柄を細かく売ったり買ったりしたところで、全体への影響は微々たるものである。そのくせ、経験のある人は分かると思うが、「下がったところをスケベ買いした結果、次の日に更に下落してしまった」という場合の精神的ダメージは甚大であり、明らかに割に合っていない。まあ、そのような調整を全くやらないというわけではないが、短い昼休みに、必死になって毎日するほどではない…。そういうわけで、これからも安い手製料理を食べつつ、ゲーム・サイト更新・投資生活がんばります!!
(2025年11月30日)

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今日は地球防衛軍の要素は全く無いよ |
最近の投資における重要テーマの一つとして、「防衛産業」が存在する。かねてから私は、それを投資計画の一つとして取り入れたいと思っていたのだが、ちょうど良い投資信託やETFが存在せず、攻めあぐねていた。ところが、本日、投資ニュースを見てみると、「[2244]
GX USテックトップ20」など、個性的なETFで知られる「グローバルX」から、「[466A] GX
防衛テック ETF」というものが11月26日に登場すると知った。ようやく、防衛関連の企業に、手軽に分散投資できる手段が生まれたのだ。
…まず、皆さまご存じの通り、「防衛」というのは、いま非常にホットな話題である。人類にとっては、恐らく良くないことなのだろうが、世界は再び戦国時代のような雰囲気となってきた。そして、防衛という文明は、決して後退することはない。皆さまの日常からAIが無くならないのと同じく、戦争も、ドローンが無かった時代には二度と戻らないのだ。人類経済が成長し続ける限り、軍事産業も右肩あがりである。防衛という概念がなくなるのは、それはきっと、人類が宇宙人に攻め滅ぼされたときくらいであろう。
――というところなのだが。これまで、日本の株式市場には、ちょうど良い防衛系の“投資信託・ETF”=「株の詰め合わせ商品」が、存在しなかった。ならばと、「[7011]
三菱重工業」など、個別株を買う手もある。だが、忘れがちだが、個別株は、値段が下がって戻らなくなる危険性があるので、お勧めできない投資方式だ。いっぽうで、防衛関連ETFとして、「SHLD」という、SHIELD(盾)をイメージさせる覚えやすい銘柄が、約50社の株を詰め合わせて販売中なのだが、これは米国株という分類である。アメリカ株は、各証券会社で手数料が無料でない場合が多いうえに、換金手続きも煩雑だ。日本株だけでも死ぬほど面倒くさいのに、海外株を売って買ってなんて、有り得ないというものだ。
というわけで。この11月26日に上場する「[466A]
GX 防衛テック ETF」は、念願の「SHLD」の日本版である。説明から判断するに、恐らく「米国株」→「日本株」と分類が変わっただけであり、組み入れ銘柄は変化しないのだろう。それでも、メリットは大量に存在する。日本株扱いなので、楽天証券などならば、手数料は0円である。販売価格は、恐らく数千円から始まるため、細かな資金調整に使いやすい。投資信託と違って、即座に売買できるので、極端な高値掴みや安値売りを避けやすい。楽天証券ならば、日中に売れば、その2日後の朝には出金可能であり、「投資信託」と比べて、大幅に取り回しが良い。いい事だらけである。
…では、ここからは、皆さまが最も気になるであろう「成長率」について、他の主要銘柄と比べてみることにしよう。なお、SHLDについては、2023年9月から運用開始ということらしく、2年強しか運用データーが存在しない。というわけで、変な区切りでの比較ということになるので、ご了承いただきたい。また、ここは日本なので、評価基準は、全て日本円ということにしよう。
とまあこんな感じで。防衛産業は、ちょっと尋常ではない成長を遂げている。そして、これから先の空気感も、まあ皆さま感じている通りであり、軍縮なんて有り得ない。良いか悪いか、もう私なんかには判断できないが、「防衛産業」は、間違いなく、ここ数年のトップテーマであったし、そしてその傾向は、この先も持続すると考えられるのだ。
…ちなみに。注目してほしいのは、「結果」欄の3つ目のデーターだ。「2024年10月1日〜2025年4月1日」の成長率だが、この期間は、ご存じの通り、某タコ大統領が、関税しよっかな〜(チラッチラ)と種火を燻らせていた時期だ(例の「解放の日」は、4月に入ってから)。そういうわけで、株カテゴリに分類される「全世界株」「日経平均」「ハイテク」は、どれも方向性を定められない値動きとなったが、ここでも大きく伸びているのが、「ゴールド(金)」と「防衛産業」である。この事実からも、防衛産業の驚異的な防御力の高さが伺えるというものだろう。
――そして。投資オタクの皆さまはご存じの通り、ゴールド(金)は、この秋に投機オーラが加熱しすぎた結果、10月中頃をピークとして、たった1週間ほどで、20%程度の苦しい下落を経験した。金は、いくら安定資産といっても、所詮は1銘柄なのだ。一方で、SHLDは、約50銘柄の詰め合わせ商品であり、そこまで一気に暴落するとは思えない。または、もしそうなっても、比較的早くに回復するだろう。
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ノーロードは「道が無い」という意味ではない |
さらに。同じく、“防衛関連の金融商品”として、iDeCo時にお世話になった「たわらノーロード」ブランドから、「たわらノーロード・フォーカス:防衛・航空宇宙」という銘柄が登場し、11月28日から販売開始になるという。
…さて、こちらについては、「投資信託」枠の商品なので、通常、100円以上ならば1円単位で購入可能だ。なので、「月々の積立投資による、中長期的な資産形成」に向いている。なお、「GX防衛テックETF」もそうだが、この「たわら防衛」も、NISA成長投資枠(240万円のほう)に対応している。もうすぐ年末ということで、余っていたら、その枠を使うというのも面白いだろう。私も買うつもりだ。ボーナスが有ればな。
――ちなみに、「GX防衛テックETF」のほうは、米SHLDの日本版であると明らかになっている。その50銘柄のうち、日本企業は、たった1社しかなく、しかも割合で言うと0.04%と、もはや無いのと同じである。というわけで、「たわら防衛」には、もう少し日本企業に寄った運用を試してほしいと思っている。ご存じ、日本経済は、長期的にはアレだが、短期・中期では割と可能性があると思っており、とりわけ、現政権のうちは、大フィーバー間違いなしと捉えている。馬鹿にしつつも、実際に日本市場に少なくない資金を投じているというのは、それだけ日本経済を評価しているということなのだ。
ちなみに。今回紹介した「GX防衛テックETF」や「たわら防衛」を買うということは、つまるところ、「自身のお金を防衛産業に貸すのと同じ」であり、その成長を助けることになる。では、私が「投資」という形式で、日本や世界の軍事や、それに務める人たちを応援したいかというと…もちろん、そんな理由があるわけない。私にとって、「防衛」は、「夫婦別姓」とかと同ランクの、至極どうでもいいものである。今の政治にも、“この酷い状況で真っ先にやることが軍拡か”と、唖然としているものだ。それとも、私が知らないだけで、ひょっとして日本国民の大半は、毎日毎日、戦争の恐怖に怯えてんの?
…それに、日本の防衛費が、この先も毎年1兆円のペースで伸びていったとする。いやコレ、嘘だと思うだろう。だが、2023年・2024年・2025年の実績値で、本当にビックリするくらいに、毎年1兆円ずつ増やしている。しかしそれでも、どうせ中抜きチューチューで、現場の兵士や職員の給料は安いまま、装備と機材もボロいままだろう。そして、増税による負担増だけが、平等に国民全員へと行き渡る。いつの時代も繰り返されてきたことだ。だったら、私も勝ち組に入れさせろ。株くらい買って、ちょっとくらい儲けさせろよ。
――その他の理由として、定番の会社名を見るのに飽きてきたという気持ちもある。アメリカ株なら、アップル・グーグル・エヌビディア、日本ならファーストリテイリング東京エレクトロンアドバンテストソフトバンク…こいつらいい加減にしろと言いたくなってくる。そういうわけで、既存の銘柄とは違う、また別の軸を持ってみたくなったのだ。うん、これが最も大きな理由の気がする…。
(2025年11月30日)

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真顔で牛乳を飲むアニメとは関係…ある(元ネタが同じ) |
地球防衛軍4.1のINFERNO帯スナイパーライフルの1つとして、「ハーキュリー」が存在する。取り回しを重視した、ワンショットワンキルの狙撃銃だ。
…では、論より数字ということで、具体的に、INFERNOで活躍する3つの狙撃銃を、データーで比べてみることにしよう。
・ストリンガーJ9 [Lv75] 威力18000 0.17発/秒(6秒に1発)
・ライサンダーZ [Lv90] 威力6000 0.33発/秒(3秒に1発)
・ハーキュリー [Lv77] 威力2500 1発/秒(1秒に1発)
とまあ。分かりやすく、連射速度が上がるたびに、単発の威力は下がっている。
…では、この中で、秒あたりの火力が最大の「ストリンガーJ9」が最強なのかと言うと、そんなことはなく、敵を意識した使い分けが必要となる。ポイントは、「火力余りを起こさないこと」だ。どの狙撃銃も、概して連射速度が低いため、「敵を何発で倒せるか」ということが重要だ。極端な例だが、「狙った敵を、1発で倒せるか」「それとも2発になるか」では、2倍の効率差が存在するのである。
――また、対空戦を考える場合は、「狙いを付ける手間」という要素も考えなければならない。とりわけ、INFERNOだと、“外した場合のデメリットが小さい、高連射力モデル”が使いやすくなる。一方で、ごく僅かだが、「極端に狙いづらく、かつ、耐久力の高い相手」…要するに、レッドカラー飛行ドローンとレッドカラー飛行ビークルのことなのだが、それら相手だと、ハーキュリーではずっと狙い続けなければならないため、その回数を減らせるストリンガーのほうに軍配が上がる。また本日の後半部でも触れるが、連射速度の低い武器ほど、ローリングで逃げやすいというメリットにも繋がる。
その他、レンジャーには、“狙撃もできる連射武器”として、AF99STも存在する(【日記:2025/8/24】)。それとハーキュリーを比べた場合、「敵を一撃で倒せる」というメリットがとても大きくなり、特に飛行戦力相手に対して戦いやすい。逆に、“一撃で倒せず、かつ、狙撃というほどの距離や精度が必要にならない時”は、AF99STのほうが高火力で優勢だ。AF99STはLv69であり、更に早期に手に入りやすいという点も見逃せない。さすが、最高難易度のINFERNOということで、バランスは良く練られており、ミッションの内容や、そしてプレイヤーの好みで、様々な武器を使う余地が存在するのである。
というところなのだが。実は、この「ハーキュリー」、AF100と同じく(【日記:2025/10/21】)、『4』初期Ver→『4』アプデ後→『4.1』で、順番に強化されてきた武器である。その理由は、実際に使ってみれば分かる。ここぞというところで、敵を1発で倒せないからだ。
…まず、『4』初期Verでは、1発の威力が1600であり、なんと飛行ビークルを1発で撃墜できるミッションが一つも無かったらしい。前述の通り、1発と2発では、効率が2倍違う。しかもLv85に設定されており、入手できるのはINFERNO終盤だ。その頃になると、下手すると黒蟻すら一撃で倒せなくなる。何に使えというのだ…。あんまりだったためか、Ver.1.03にて、単発が2000に強化され、かつ、武器Lvが77に低下して、INFERNO攻略が終盤に入るくらいで手に入ることもあるようになった(地球防衛軍シリーズの武器レベルは、「手に入りやすさ」「オンラインでの使用制限」のみに影響し、火力や取り回しとは関係ない)。それでも、ラスト付近のミッションだと、やはり飛行ビークルが2発となって、残念ながら採用できる武器ではなくなっていった。例えば、『4』の頃だが、本編ラストの「星喰らい」では、この“飛行ビークルが2発”という理由で、ハーキュリーの採用を見送っている(【第9話】)。
――そんな状況だったため、『4.1』にて、火力が2500と、更なる強化を受けた。これでようやく、飛行ビークルは、全ミッションで確殺できるようになった。そして、通常ドラゴンが柔らかめに調整されたこともあって、「黒蟻」「蜘蛛」「蜂」、「飛行ドローン」「飛行ビークル」「ドラゴン」と、“1発で倒せないといけない敵”を、すべて一撃で撃破可能となった。3度目の正直で、やっと“取り回しの良い狙撃銃”としての立場を確立できたのだ。
そんなハーキュリーだが、やはり、戦っていて最も気持ち良いのは、飛行ビークルである。飛行ビークルは、“加減速をせず、一定速度で放物線を描く”といった感じで空を飛んでいる。よって、軌跡にある程度の予想が付けられるため、先読みをして狙いやすい。そして、重要なこととして、ハーキュリーの弾丸が命中すると、敵は非常に気持ち良く爆発してくれる。「バピュン!」という感じの、バネが跳ねるような射撃音も素敵であり、秒1発の連射リミットに近い速さで敵を墜とし続けると、俺UMEEEEEEEEEE!!! という気持ちを存分に味わえるというものだ。「クレー射撃」と言われるゆえんである。
――ちなみに。“ハーキュリー”とは、聞き慣れない言葉だが、ギリシャの英雄:「ヘラクレス(Hercules)」を英語読みすることで、「ハーキュリーズ」となるようだ。つまり、1人でもハーキュリーズなわけだが、どことなく戦隊ものっぽいので、最後の「s」を取り除くことで、「ハーキュリー」の出来上がりである。こういう、“実在する単語や名詞を、少し変えて固有名詞とする”のは、創作作品において、よくあることである。
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昔の私もなかなかやりおる |
そんな、INFERNOの中盤攻略であるが、もう一つ、印象に残ったことがある。それは、M55「凶蟲大侵攻」の攻略で、10年以上前の『4』日誌の攻略法(【第6話】)が、そのまま使えたことだ。
――さて、このミッションは、“廃墟マップで、蜘蛛がひたすら押し寄せる”という、それだけのミッションだ。『4』から『4.1』で、敵味方の量が若干増えているが、基本的には同内容と考えて良いだろう。だが、単純なだけに、小細工の効かない、ストロングスタイルな難関とも言える。実際、私は、『4.1』でレンジャーは強化されているうえ、私はアーマーが12000もあるので余裕だろう…と思い、AF100とスティングレイMFをかついで、正面から男と男の戦いを挑んだところ、あっさり糸に巻かれて死ぬんだよしてしまった。糸を何とかしろ!(定型文)
というところで。何かネットの攻略を参考にしてみようと思ったが、せっかくだから、せっかくだから、私は、過去の日誌を参考に、『4』の時の自分と同じ戦法を使ってみることにしたのだ。持って行く武器は、「スタンピードXM」と「リバースシューターX」である。前者の「スタンピードXM」は、30発もの榴弾を同時発射する超兵器であり、歩兵1人で迫撃砲のような攻撃ができるのだが、ただし威力が控えめであり、なんと蜘蛛ですら1発では倒せない。しかも、爆破半径が広いうえにリロードが長いとあって、いちど敵に接近されると、手も足も出なくなる。そして、後者の「リバースシューターX」は、自分を含む味方兵士を回復させるアイテムである。これでどうやって戦えばいいんだ…。
…が、このミッションには、『4』でも『4.1』でも、味方のウイングダイバー部隊が登場する。彼女らは、火力源としてもそこそこだが、ピョンピョンと飛び回ることで、被弾を大幅に少なくしてくれる。その彼女らを「リバースシューター」で回復しながら、「スタンピードXM」で敵を牽制し、ひたすらゴロゴロ転がって逃げ回るのだ。スタンピードは、完全に中&遠距離用として使い、接近してきた蜘蛛の処理は、ウイングダイバーに一任する。“スタンピードXMの、蜘蛛を一撃で倒せない微妙な火力”も、ウイングダイバーの支援と思えば、無駄にならないというものだ。
――というわけで。この戦法で、『4』の時はクリア可能だったのだが、『4.1』でも、まったく同じ作戦で突破することができた。とにかく、レンジャーの機動力の低さや、スタンピードXMの低火力といった弱点を、ウイングダイバーが補ってくれ、そしてそれを回復アイテムで長もちさせるという構成が素晴らしい。明確な役割分担が行われており、その噛み合わせが良すぎるために、「プレイヤーの武器が超広範囲の爆発物のみ」なんて極端な編成でも、クリア可能となったのだ。やれ、シューティングゲームというと、“エイム”=照準の上手さが取り沙汰されることが多いが、今回のように、RPG的な楽しみ方ができるのも、地球防衛軍の良いところだ。いやー、昔の戦法であっても、良いものは残っている!
あ、ちなみに、『4.1』で増えたレンジャー部隊とおフェンフェンは、何かよく分からないタイミングで乙っていました。
(2025年11月30日)

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★ さて、そろそろ反撃してもいいですか?
★ (2007年) |
最近、私の中でのドコモ(docomo)は、電話会社というより、金融会社なイメージである(関連記事?【日記:2024/10/7】)。その投資関連のサービスとして、ここ最近、「THEO+docomo(テオプラス
ドコモ)」と「d払い残高積立」を新たに始めたのだ。
…まず、「THEO+」は、「ウェルスナビ」のように、一定の金融商品のみを購入可能な、投資・資産形成のサービスである。そのデメリットもウェルスナビと同じであり、投資界隈の五条悟:「eMAXIS
Slim 全世界株式」に成長率で勝てていない。この辺りについては、以前にウェルスナビの際に詳しく書いたので、そちらの記事をご覧いただきたい(【日記:2024/6/5】【2024/6/26】)。手間暇を掛ける必要がなく、一定のコースから選ぶだけだから簡単…と言いたいところであるが、私にとっては、「グロース」などとよく分からない名前が付いているほうが、よっぽど難解だぜ!
――ちなみに、“具体的なTHEO+の成長率”であるが、ちょっとよく分からなかったのだが、DL可能な資料に「グロース(株式中心)」の比率が91%と最も高いものがあったので、その“2025年の1/1〜9/30”という期間で計算をしてみた。THEO+が+9.1%、同期間のeMAXIS Slim
全世界株式が+9.5%である。 お わ り 制作・著作|やり込み
in FF
というところなのだが。メリットにとっても、ウェルスナビと同じであり、THEO+には、ドコモのクレジットカード:「dカード」を使って、クレカ積立を行うことができる。そして、この際に、「@積立額に対するポイント還元」と、そして、“クレジットカードの請求額が口座から引き落とされるのは、必ず投資信託の購入より後になる”という性質を利用し、積み立てた投資信託を売却してカード支払いを行うことにより、利息タダで金融商品を買えるのと同じ…私の言うところの「A資金の先置き」という、2つのメリットを得られる。
…まず、@について、THEO+のポイント還元率は、0.1%である。上限の10万0000円を積み立てて、たった100ポイントしか受け取れないのだ。一応、dカードGOLDなど、上位のカードを使えば、還元率を1.0%まで引き上げられるが、年会費が1万1000円と高額であり、dポイントクラブの★5を維持し続けたとしても、出費のほうに負けてしまう(10万円ずつを毎月積み立てるとして、通常dカードは年1200ポイント、dカードGOLDは12000ポイント。年会費11000円のぶんを引くと、1200
vs 1000で、GOLDが負けてしまう。もちろん、他の部分でのメリットがあるなら、この限りではない)。よって、売却についての制約は特に無いが、「即売り」と言われる勿体ないことをしている方々が、THEO+に手を出す必要はないだろう。
――いっぽうで、「A資金の先置き」のメリットは大きい。THEO+では、「毎月15日までに設定をすると」「その月の26日に金融商品が購入され」「翌々月10日のdカード引き落とし日に請求される」というスケジュールになっている。例えば、10月26日に買った投資信託の代金は、12月10日に口座から引き落とされる。よって、都合1.5ヶ月ぶんの「先置き」効果を得られるということになる。世界の株は、上がったり下がったりを繰り返しながら、大きな流れでは右肩上がりで成長していく。よって、“そこに投じられる資金を増やすこと”は、直接的に利益へと繋がる。まあ、私はいろいろやりすぎて、もうどれが先でどれが後なのか分からなくなっているのだが、ともかく、THEO+のクレカ積立は、金銭的なメリットがあるサービスと言えよう。なお、「即売り」(=ポイントのタダ取り)について、「やめテオ」と言っている会社は多いが、短期間の運用をする「先置き」について、問題視している会社は聞いたことがない。もっとも、“中長期的に資産を集めたいから、クレカ積立というサービスを提供している”のであって、五十歩百歩という感はあるが…。
というわけで。私は、一連の「クレカ積立」として、新たにTHEO+を始めることにしたのだ。ちなみに、やっているクレカ積立は、「楽天証券(キャッシュ含む):15万」「SBI証券(オリコカード):10万」「auカブコム証券(現:三菱UFJ eスマート証券
/ UFJカード):10万」「PayPay証券:10万」「セゾン投信:10万」「セゾンポケット(サービス終了予定):5万」「tsumiki証券:10万」「ウェルスナビ(イオンカード):5万」「大和コネクト証券:10万」「マネックス証券(マネックスカード):10万」「松井証券:10万」であり、ここに「THEO+:10万」が加わることになる。計115万円/月、頭がおかしいのは知っている。たぶん全部だと思いますが、まだ残っているクレカ積立があったら、やるので教えてください。
…ところで。この時期に始めた理由だが、そもそも前からTHEO+の存在は知っており、証券口座を作りたいと思っていた。ただ、【ポイントサイト様】で、4月頭ごろに、一瞬だけ約21000円ぶんの還元があったことがあり、その再来を狙っていたのだ。しかしながら、半期ということで10月頭まで待ったものの、一向に10000円程度から増える感じがなく、諦めて口座開設を申し込んだところ、その週明けに12500円還元になっていた。こんなの、投資界隈ではよくあることだよ(血涙)。
――それはそうと。THEO+の購入商品は、「グロース(株式)」「インカム(債権)」「インフレヘッジ(金・不動産など)」の3つの分類があり、それらの割合で、金融商品のバランス調整が行える。「ウェルスナビ」では、5つのランクによって、これらの比率が配分されていたが、THEO+では、自由に決めることが可能だ。ということで、私が選んだのは、もちろんグロース100%である。言うまでもなかったな!!
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ドコモは金融会社だし、ソニーはゲーム会社で、ゲオは総合リユース店… |
続いて、「d払い残高積立」のほうである。これは、「d払い」アプリの「かんたん資産運用」内の支払い方であり、私は全く知らなかったのだが、この夏くらいに、新しく始まったサービスのようだ。
…さて、順番に説明していこう。「d払い」は、「PayPay」や「楽天ペイ」のような、キャッシュレス決済(携帯電話を使い、現金を使わずに、実店舗での料金支払いが可能)のサービスである。といっても、私にとっては、前述の2つが既にあるため、“単純に現金以外での支払いを行いたい”という意味で、新しいものを導入する必要は無い。むしろ、「d払い」アプリは、docomo系統の携帯電話(いわゆる「SIMフリースマホ」を含む)を買うと、いらないのにプリインストールされており、悪い意味で名前を覚えていたというものだ。だまってコンシェルと同じく、「お前を消す方法」案件である。
――ところが、その「d払い」アプリ内で、「かんたん資産運用」というサービスが、新たに始まった。既存の「dポイント投資」とはまた別であり、クレジットカードの「dカード」または「d払い残高」=現金からチャージした額を使って、投資信託の積立購入が可能だ。分類としては、マネックス証券の口座を使っているようだ。そして、購入可能なものとして、「まとめて簡単積立」と名の付いた3種類のセット商品(珍しく、中身の分類が明示されている)に加えて、「『NISAつみたて投資枠』の対象銘柄」(120万円のほう。マネックス証券がNISA/非NISA問わず)が選択可能だ。
さて。この「かんたん資産運用」を行うメリットについて考えてみよう。まず、「クレカ積立ができるかどうか」であるが、これは無理である。投信積立の支払い方式として「dカード」を選択できるものの、マネックス証券と完全に合算であり、既に同証券で10万円のクレカ積立をしている場合、そこへ更に追加することはできない。マネックスカード・dカード、どちらを積立に使っていても同じであった(なお、「マネックス証券単体で、dカードとマネックスカードの両方を使って20万円の積立にする」のも無理)。
…しかしながら、「かんたん資産運用」では、「d払い残高積立」という方式もある。こちらは、クレカとは別であり、5万円までは0.5%のポイント還元が為される(=上限250ポイント)。非常に残念ながら、「楽天キャッシュ」とは異なり、クレジットカードから「d払い残高」にはチャージできないため、資金の先置き効果は期待不可能だ。しかし、0.5%の安定還元を得ながら、投資商品を買えるというのは魅力であり、「10万円まで・0.3%還元」の三菱UFJ銀行つみたて(【日記:2024/10/26】)と同じく、やってみる価値があると感じた。売却に対する制限も、特に無いようだ。ちなみに、現在、d払い残高積立ではキャンペーンを行っており、10・11・12月は、ポイント還元の上限が500ポイントとなる(5万円ではなく、10万円までポイント還元の対象となる。還元率が2倍になるわけではない)。
――そして。「NISAつみたて投資枠の銘柄」といっても、ラインナップは十分だ。基本的には、お馴染みの「eMAXIS
Slim 全世界株式」か「米国株式」を買っておけば良い。その他、違いの分かる人向けにも、「eMAXIS
Slim 先進国株式」(全世界株に寄りつつも、現金化が1日遅くない)、「eMAXIS Slim
国内株式 [日経225]」(注文を出した日の価格で売れる、スリル満点)、その他にも「iFreeNEXT
NASDAQ100」や「FANG+」(どちらもハイテク寄り、スリル満点)も存在する。これで困るのは、よほどアレな人だけであろう。私はちょっと困った。
余談だが、「かんたん資産運用」を行うためには、“マネックス証券の口座にdアカウントを連携する必要”がある。そのための条件として、私は、「イオン銀行
仲介口座」を解除しなければならなかった。このご時世には珍しく、紙の書類でしか手続きができず、それにより、マネックス証券が青森県にあることを知ったのだが、それはそうと、イオン銀行との連携を解除したことで、同銀行からの自動積立ともお別れ…と思いきや、何事も無かったかのように、10月の1000円積立は実施された。「d払い残高積立」のオートチャージにも、(楽天銀行を選べなかったので、)イオン銀行を使うことができた。誰の何を仲介してたの分からん。マネックス証券の証券口座から作ろうと思っている人は、お馴染み、【ポイントサイト様】からね!
(2025年11月30日)

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死…だと…? |
マリオギャラクシー2は、終盤と言えるワールド5へ進んだ。ここまで、本ゲームの難しい点は、独特な操作性であることが多く、純粋なジャンピングアクションとしての難易度は低めであったが、それが一転し、W5からは一気に難易度が上昇してきたのである。
■イナズマの雲海ギャラクシー
“宇宙に浮かぶ軍事要塞”という感じのステージだ。
第1エリアは、鉛筆のような形のマップで、その外周を回るように重力が掛かっている。つまり、着地をしないと、延々にぐるぐると回り続ける。ここは、その浮遊感が独特というだけで、特に難しくない。第2エリアも、ガラス管の内側にいるボム兵を誘導してガラスを割るというだけで、難易度は低めである。
しかし、第3エリアについては、まず穴だらけのマップを、コマのように回る敵と戦いながら進んでいく。まずこの時点で、無謀にもスピンで戦いを挑んで落下する事故が頻発した。そして、ラストはそのまま、引力発生ポイントをタッチして宇宙遊泳をしていくタッチパネルクソゲーが始まる。ミニゲーム的な雰囲気であるが、無駄にゲーム性が高く、“タイミング良くポイント間を移動しなければ、電気弾に直撃してしまう”なんてのは序の口、止まっていると命中したり、1コ飛ばしで渡る必要があったり、素早くタッチを連打しなければ追いつかれてしまうポイントなど、とにかくギミックが多彩で高難易度なのだ。
とまあ、そんな感じのステージを乗り越えて、やっと1つ目のスターを手に入れた。アクション面の難易度が高いうえに、中間ポイントまで少なく、失敗すると大きく戻されてしまう。やれ、前作『ギャラクシー』は、コンプリートまで含めても、(リモコンコントローラーの操作性を除けば)簡単と言える作品であったため、今回はストレートに難しくしたのだろう。だが、この段階でこれだと、この先のステージが不安になってくる…。
■流れる星砂ギャラクシー
次は、宇宙の砂漠ステージである。序盤から、流砂による難解なアスレチックが続き、しかも、最初の中間ポイントまでが長く、失敗すると冒頭からやり直しだ。これまでのステージだと、結節ごとにコンティニューができ、むしろ親切すぎるくらいの印象だったが、W5からはいきなり突き放してきた。
が、このステージで最も印象的なのは、やはり砂のスライダーである。まず、急に坂道へと落とされるため、何とか駆け上がれないかと試してみたが、“磁石の同じ極が反発するかのような、不思議な力”が掛かって、上に登れないどころか、スライダーの外に放り出されてしまう。このスライダーには壁が無いので、落ちてしまって1ミスだ。やむをえず、そのまま滑っていく。このスライダーは、よくある前視点ではなく、カメラが後ろを向いている斬新な形式だが、それに感心しているだけでなく、やがてトイレットペーパーのような形の岩が、ゴロゴロと転がってくる。岩には笑顔が描かれており、ファンシーな雰囲気だが、踏み潰されると即死である。側面に当たった場合ですら、大きく弾き飛ばされる。ここでのマリオ操作は、よくある「スティックを倒すと左右に移動する」ではなく、「スティックを倒すと左右に加速する」という感じであり、細かい操作が行いづらく、落下しそうになってヒヤヒヤする。
というわけで。『マリオ64』以降、マリオシリーズのみならず、3Dゲーム全般で恒例となったスライダーステージだが、多くはミニゲーム・フレイバー的な難易度である。それがこんなにも難しいのは、今回のギャラクシー2が初めてだ。やはり、スライダーアクションの開祖という気概が強いのだろうか…。
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※凶悪な見た目ですが、最終ワールドですらありません |
■かちこち溶岩ギャラクシー
マップ画面で、赤と青の、どぎついアイスクリームのような星を選ぶと、「炎と氷のオタプリンス」という衝撃的なミッション名が、まずは目に入ってきた。オタ…オタサーの姫? いや、プリンスだから、王子?
それはそうと、ステージについては、溶岩と氷の組み合わさった独創的な仕掛けの中を進んでいくことになるが、まずは第1エリアの溶岩の海のインパクトが凄まじい。まともな足場がほとんど無い中で、リフトと雲マリオを使って進んでいくことになる。これで、最終ワールドですらないのだから、驚きだ。なお、一面を凍らせると、一転して楽勝になり、奥の土管に入ると、スケートのミニゲーム(やや難)が始まり、いつもながら、隠しスターのほうが先に手に入ってしまった。
その後、再挑戦してメインルートのほうへ進み、第2エリアの半球状の交互コンベアを抜けると、第3エリアでは、「氷の床に溶岩が穴を」、そして逆に「溶岩の中に氷が足場を」、それぞれ作るエリアが始まる。仕掛けの特異性と、そして雑魚敵からの砲撃の激しさにより、ライフ6への増強キノコを持ってしても、どんどん体力が削られていく。やれ、これまでの6個ワールド構成のマリオというと、W5なら「ようやく少し手応えを感じる程度」だった。だが、『ギャラクシー2』は違っていたようだ…。あ、ボスの「オタプリンス」は、大したこと無かったです。所詮はヲタである。
■おばけの迷宮ギャラクシー
お化け屋敷型ステージであり、第1エリアの球体迷路から始まる。そして第2エリアでは、『スーパー』などで登場した、乗ると伸びていくタイプのブロック足場を進んでいく。『スーパー』と同じく、「 \ /
」という感じの、顔のような絵が描かれており、何故か怒っているように見える。そのせいか、急に曲がったり、即死の沼地の中に沈んでみたり、重力変換点で池ポチャさせようと試みたりと、罠ポイントが多い。ただし、そんな高難易度を考慮してか、中盤で、簡単な仕掛けを解除することで、1UPキノコが3つ手に入るポイントがある。1ミスすると再び手に入れられるので、つまるところ、死ぬたびに残機が増えていく。私は、ちょっといろいろと遊びすぎて、残機が1桁にまで減少しており、『サンシャイン』ぶりにマリオでゲームオーバーになってしまうのではないかと危惧していたので、3UPは非常に助かるというものだ。
ちなみに。毒沼地帯が終わるところで、ちらっと画面端に紫ブロックが見えたので、そちらに飛び乗ってみると、隠しスターのルートのほうへ進むことができた。
■はちゃめちゃ引力ギャラクシー
2D視点となり、様々な方向に重力が変化するステージを進んでいく。部屋が区切りとなったり、一定時間で切り替わったりなんてのは序の口で、リフト1個ごとに異なる重力が掛かっていたりと、まさにハチャメチャだ。
さて、この面についても、スタート直後に1UPキノコの取得がてら、土管に入ると、隠しスターのミッションが始まってしまった。内容は、“木箱をファイアマリオで焼却処分する”というものであるが、制限時間が20秒と厳しく、貫通する炎を使って、複数の木箱を巻き込まなければ、とてもじゃないが間に合わない。“時間切れになると、毎回木箱が復活する謎仕様”、そして“大阪のおばちゃんみたいなロボット依頼人”の見た目も相まって、別ベクトルで難易度の高いステージであった…。
(2025年11月30日)

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D L C で
や れ |
地球防衛軍4.1のミッションに「M36 /
烈火」(オフラインでの番号)があるが、この名称は「地球防衛軍3」が初登場であり、同作の最難関と言えるステージであった。『4』では、それが劣化移植されていたものの、『4.1』では、一転して、往時の難易度とプレイ感覚を取り戻せたと言える。
…まず、『3』での「烈火」の位置付けは、シリーズ伝統の“ラスト1つ前”であり、陸から空から、えげつない物量が襲い掛かる。構成は、第1波が「プラズマ砲ヘクトル×3、黒蟻、赤蟻、飛行ドローン」、第2波が「女王蟻×2、輸送船×2、レッドカラー飛行ドローン×3」である。敵は全てアクティブなうえ、第2波の輸送船からは、2隻合計で60体という凄まじい量の黒蟻が、ほぼ瞬時に投下され続ける。当時は、今ほど行える対策も多くなく、どうしようもない難関として君臨していた。なお、Vita移植の『3
PORTABLE』(およびその再移植であるスイッチ版)では、ラスト1つ前に追加ミッションの「死地」が入ったが、そちらは大した難易度ではないため、「烈火」が最難というのは揺るがない。
――いや、「死地」も、ラインナップ自体は“滅びの突撃”級で、凄まじいのだ。だが、当時の金蟻・鎧蜘蛛は、通常種にメッキを張ったくらいの強さだったから、仕方があるまい。『4』DLCでの、金蟻の「フルヒット10000という一撃必殺級の火力」、そして鎧蜘蛛の「通常種の10倍を超える凄まじい耐久力」と、特徴を強烈すぎるくらいに伸ばしたのは、正解だったと言える…か? いや、さすがにやりすぎなので、今の半分くらいでも良かった気がする…。
さて。「烈火」に話を戻そう。地球防衛軍シリーズは、“ナンバリング2作で1セット”という性質を持っており、『4』も、『3』の続きの話となっている。そして、『3』ではラスボスだった“星船”マザーシップが、『4』でも(シナリオ中盤で)立ち塞がり、それを撃破して勝利!
と思ったところで、真の敵が登場する…という物語が展開される。なお、この構成自体も、『1』→『2』のセルフオマージュだ。ちなみに、『5』→『6』では、続きものであることは同じだが、シナリオの都合上か、作中での取り扱い方は大きく異なっていた。結果、『5』のラスボスは、シリーズで唯一、再登場できなかった人となってしまっている。
――そのような流れの中で、マザーシップとの対決ミッション:「星船」だけでなく、その一つ前の「烈火」も、『3』から『4』で再収録されている。しかしながら、『4』時点での烈火は、原作を再現したとは言い難い内容であり、“烈火”ではなく「劣化」になってしまっている。具体的に、敵構成を書いてみよう。
とまあ、こんな感じだ。
…まずは、『4』での劣化具合から述べてみよう。大きな点として、第1波から、プラズマ砲ヘクトルが消えている。これにより、“目の前に大群が居るのに、遠距離からの砲撃にも対処しなければならない”というゲーム性が消えてしまっている。また、第2波については、女王蟻やレッドカラー飛行ドローンというボス級の敵の数が減っているのもあるが、それ以上に、輸送船が影も形も無くなっている。結果、リスクを負って輸送船撃墜のために近付く必要がなくなり、「廃墟で後ろに下がりながら、押し寄せてくる敵を倒せば終わり」という、単調なミッションになってしまった。
――やれ、単純な難易度面で楽にするのは妥当だが、プレイ感覚を道連れにする必要は無いだろう。そのような理由から、かつて連載した『4』のINFERNO日誌(【第4話】)でも、『3P』のプレイ後だったこともあり、「烈火ではなく劣化」と断言している。
いっぽうで。『4.1』については、第1波のプラズマ砲ヘクトルが復活した。また、黒蟻と飛行ドローンについても、ある程度まで数を減らすと、“1.5波”として、追加が現れるようになった。状況として、“素早く周囲の敵を減らしてヘクトルを倒したい”というところに増援が来るのだから、難関が長引くことになる。
…そして、問題の第2波では、女王蟻が4体出現し、しかもHARDESTで内1体・INFERNOでは内2体が、金女王へと変異する。さらに、2隻の輸送船については、それぞれ「まず20体を投下し」「その後、増援ポイントとして15体を出現させ続ける」という2段階の調整になった。もちろん、最初さえ凌げば楽になるが、瞬間的に70体という強烈な量を相手取ることになるため、「できたらとっくにやってる!(定型文)」というやつだ。しかも輸送船は、例によって、上から降りてきて低空で停止するため、登場直後に瞬殺できない場合、接近しての撃墜が必要となる。地味に、レッドカラー飛行ドローンも、3→4体と増加している。
――とまあ、こんな感じで。『4.1』の「烈火」は、『3』の頃のプレイ感覚を保ちつつ、正当な強化が為されたと言えよう。まあ、中盤ミッションとしては難しすぎな気がしないでもないが、最高難易度だから良いのである。以上のような感じで、『3』『4』『4.1』にて、同名ミッションであるが、烈火 → 劣化 → 進化と、このミッションは変わっていったのである。
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こういう揉みくちゃの乱闘こそ、スラッグショットが輝く場 |
というわけで。進化した『4.1』の「M36 /
烈火 [INFERNO]」であるが、普通に難しい。HARD, HARDESTではさほど苦戦しておらず、ノーマークだったのだが、さすがにINFERNOだと敵の強化具合が凄まじく、舐めているとアーマー12000でも普通に溶かされる。特に、第2波の猛ラッシュはとんでもない。金女王は、純粋な2体討伐だと震える魔窟になってしまうので、さすがに弱体化補正が入っているようだが、それでも十分に強く、味方を示す青点が瞬く間に減っていってしまう。最も基本的な雑魚である黒蟻も、さすがに70体となると危険だ。女王蟻たちを倒そうとすると黒蟻にやられ、黒蟻を減らすことを目的にすると女王蟻に負ける。どうしろと?
…そんなわけで。武器として使っていくのは、まずは「フュージョンブラスターZD」は決まりだ。弾数制限武器であるものの、金女王すら真正面から焼き切れる桁外れの火力を発揮する。ボス級の敵に肉薄されてしまうと、もう雑魚戦どころではないため、まずは女王たちから倒すことにしたのである。ちなみに、1500発を使えば、4体全てを撃破可能だ。
――また、もう片手には、もちろん「AF100」…ではなく、「スラッグショットEA」を持っていくことにした。前に、地下ミッションで活躍してくれた武器だが(【日記:2025/10/26】)、今回は敵の数が異様に多いくせに、輸送船撃墜のため、それらに向かっていかなければならず、極端な近接戦闘が展開される。よって、貫通能力が大活躍してくれるのだ。なお、敵ラインナップの中には、耐久力の高い赤蟻も居るということで、火力のほうも無駄なく活用できる。
そういうわけで。第1波は、消耗が激しいものの、割と余力を残して勝利できる。やはり、問題は第2波だ。
…さて、前述の通り、第2波で最初に狙っていくのは、女王蟻たちだ。そのためのフュージョンブラスターである。というわけで、射程まで近付き、大物たちを狙っていくのであるが、射撃中は、適度に黒蟻たちのほうも焼き払え! しておく。フュージョンブラスターの火力であれば、雑魚など撫でるだけで終わる。そうすることで、雑魚の接近を拒否する作戦だ。弾数には余裕があるため、問題ない。
――そして。女王たちを仕留めたら、スラッグショットに持ち替えて、黒蟻たちを相手にしていく。なお、素早く前進したため、陣形として、“プレイヤーだけが突出点を作っている状態”である。よって、黒蟻たちの猛攻撃に晒されるのだが、そこをスラッグショットで撃ち抜いていく。70体という相手の包囲に風穴を開ける手段として、スラッグショットの貫通能力は、最適なのだ。
そうして、敵を牽制しながら、上を向き、輸送船を攻撃していく。輸送船は、遠距離からの攻撃を避けるために低空に滞在しているが、それが仇となって、スラッグショットの単射程でも撃墜が可能である。かくして、女王たちを追い払い、そして輸送船の片割れを落とせれば、事実上の脅威は消滅する。あとはもう、勝利確定・後片付けと言えるパートだ。
ちなみに。私も、「第2波の開幕」を乗り切ると楽になりすぎることから気付いたのだが、輸送船は、純粋に敵を補充し続けるタイプではなく、「最初に固定数を出現させ、次に一定数を補給し続ける」という形式になっている。そういうわけで、無理に短期決戦を挑む必要はなく、むしろ遠距離からじっくり削れば、自然に楽になっているところであった。やれ、「まず固定数を出現させる」というタイプは、他のミッションでも、そこそこ存在する。ただ、『3』の烈火が、「30体を補給し続ける」というストロングスタイルであったため、それと同じだと無意識に思っていたのだろう。
――そんなわけで! 思わぬ苦戦を強いられたが、無事に「烈火」のクリアーに成功した。やれ、本ミッションは、『4』で前作から劣化してしまったが、『4.1』では、前半部の難関として、存在感を取り戻せたように思う。やはり、スタッフの中でも、『4』…特にPS3版の地球防衛軍4は、思うところがあったのだろう。やはり、『4.1』は、世に問い直すべき作品だった!
(2025年11月30日)

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